JPS5820427B2 - 変倍光学装置 - Google Patents

変倍光学装置

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JPS5820427B2
JPS5820427B2 JP51073736A JP7373676A JPS5820427B2 JP S5820427 B2 JPS5820427 B2 JP S5820427B2 JP 51073736 A JP51073736 A JP 51073736A JP 7373676 A JP7373676 A JP 7373676A JP S5820427 B2 JPS5820427 B2 JP S5820427B2
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JP
Japan
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lens
magnification
aperture
image
power transmission
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JP51073736A
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笠村敏郎
佐藤雅
鳥飼昭嘉
田中秀俊
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS52156633A publication Critical patent/JPS52156633A/ja
Publication of JPS5820427B2 publication Critical patent/JPS5820427B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機の光学装置に関し、更に詳しくは原稿像
を縮小・拡大して感光部材に露光するための変倍光学装
置に関する。
原稿像の縮小・拡大複写を得るのに、原稿と感光部材と
の間のレンズや場合により更にミラー等を移動して像倍
率を変更することは一般に行なわれている。
しかし、この様にレンズを移動させて変倍複写を行なう
と、拡大率の値により完成した画像の濃度が異なること
になる。
そのため複写倍率を変更する都度画像の濃度を調整しな
ければならなかった。
本発明の目的は、上記の様な従来の複写装置における変
倍複写時の画像濃度変化を防止し、適正な画像濃度が設
定されておれば、倍率を変更して複写を行っても引続き
適正な濃度で複写画像を得られる装置を提供することで
ある。
なお本発明においては感光部材は従来の感光体や通過開
口を有するスクリーン状態光体等が適用可能で、該感光
部材への潜像形成工程及びその後の工程は側ら限定され
るものではない。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳述する。
第1図は本発明の変倍光学装置を有する複写機の説明図
である。
図の装置1は感光部材に上記スクリーン状感光体200
を用いた複写機で、上部に原稿台、原稿照明用ランプ・
ミラー・レンズ等を有する変倍光学装置Aが、また中心
部には該スクリーンを有する潜像形成部B、更に下部に
は顕画像形成部Cが配量されている。
上記装置1による複写工程を説明すると、潜像形成部B
のスクリーン200には、上記光学装置Aにより原稿像
が、等倍又は変倍率で露光される。
上記露光とスクリーン近傍に配置したコロナ放電器から
のコロナ放電等とを組合せ、矢印方向に回転する該スク
IJ−ン上に1次潜像が形成される。
なお図中201は1次潜像形成手段を示す。
1次潜像が形成されたスクリーン200はその後、変調
用コロナ放電器202からのイオン流を、顕画像形成部
Cの絶縁ドラム301上に変調する。
矢印方向に回転する絶縁ドラム301は、現像手段40
1によりトナー現像され、更に転写位置に至る。
転写位置では2点鎖線に沿って搬送される転写材とドラ
ム301上のトナー像とが相合せられ、転写用コロナ放
電器500により該転写材上にトナー像が転写される。
トナー像を保持した転与材は、分離位置において分離爪
601と、吸引ベルト602との協同により上記絶縁ド
ラム301より分離され定着手段(図示せず)方向へ搬
送される。
一方、絶縁ドラム301は転写材が分離された後、クリ
ーニング手段701により該ドラム301上の残留トナ
ーが除去され次の画像形成工程に備える。
ところで上記の様なイオン変調を行ならスクリーンを用
いた電子写真法としては、特公昭44−832号公報、
特公昭46−39318号公報、特公昭48−5063
号公報、更に特開昭51−341号公報等に記載がある
様に、例えば金属網やエツチングにより得た導電部材上
に光導電層を設けたスクリーンを用い、該スクリーンに
画像露光やコロナ放電を印加し直接イオン流を変調した
り、又は該スクリーンに1度潜像(1次潜像)を形成し
、この潜像によりイオン流を変調し別の潜像(2次潜像
)を形成し画像を形成する。
上記の如き実施例装置におけるスクリーン200に原稿
像を露光するのに用いた本発明の変倍光学装置A及びそ
の作動機構について以下詳細に述べる。
第1図と第2図に示す様に複写機1の上部には原稿を置
載する透明ガラスで構成した原稿計2がある。
本複写機1は上記原稿台1上の原稿(図示せず)を照明
しながら走査して上記スクリーン200に原稿反射像を
投影する。
この走査には第1移動ミラー4と第2移動ミラー5とを
用い、これら各ミラー4,5は各々速度が2:1の関係
で矢印方向へ移動し原稿を走査する。
上記ミラーのうち第1移動ミラー4は、第1移動支持体
6に固設されていて、更に該支持体6には原稿台2の原
稿を照射する照明用ランプ8が反射笠7を伴なって固設
されている。
上記支持体6は複写機上部に設けられた平行な2本の案
内用の前後部レール9゜10上を後述するワイヤに、駆
動され移動する。
この第1移動支持体6の各レール9,10への支持体は
、第3図の様に該支持体6の一方側に股間的に設けられ
た2ケの軸受11,12により後部レール9に支持され
ている。
また上記支持体6の他端側にはコロ軸受13が設けてあ
り、上記前部レール10上をコロを介して該レール10
上に支持されている。
一方、第2移動ミラー5は上記第1移動ミラー4と同様
な支持方法により、第2移動ミラー支持体14に固定さ
れている。
なお、上記支持体14を各レール9,10に支持する方
法は、先の支持体6と同様である。
即ち、支持体14は股間的に配設された軸受16,17
により後部レール9に支持され、他端側はコロにより前
部レール10上に支持されている。
なお上記支持体14の軸受16,17は上記第1移動支
持体6の軸受11.12と互に収る様に設置されている
第4図に示す走査変速機24の出力軸26には、光学走
査プーリ40が固設されており、該光学走査プーリ40
は大小2個のプーリ41.42が一体的に固設されて成
る。
第2図に示すように、これらプーリのうち犬プーリ41
に掛設されている駆動ワイヤ43のプーリ端と反対側の
一端は、固定プーリ45を介して、更に固定プーリ46
で折返され、第1移動ミラーの支持体6に固定具47に
より固定され、更に第2移動支持体14上に設けたブー
’J 14 aにより折返され複写機の機体14cに固
定されている。
一方、小プーリ42に掛設されている駆動ワイヤ44の
プーリ端と反対側の一端は、上記プーリ45を介して固
定プーリ50により折返され、第2移動ミラーの支持体
14に固定具51により固定され工いる。
上記の様に各駆動ワイヤ43.44を配設することによ
り、上記変速機24の出力軸28が回転すると、各ブー
IJ41,42が同時に回転し、第1移動ミラー4、第
2移動ミラー5を同時に2:1の速度比で移動すること
ができる。
次に、前記プーリ40を駆動して第1、第2ミラーを移
動させる前記変速機24について第4図を参照しつつ説
明すると、駆動モーター18の回転軸に軸支されたモー
ターギヤ19と、該ギヤ19に噛合するスクリーン回転
ギヤ20がある。
上記回転ギヤ20はスクリーンが張設されたドラム状の
枠体の回転軸22に軸支されており、スクリーン200
を回転するためのギヤである。
ところで上記回転軸22には該ギヤ20の他に、タイミ
ングベルト用プーリ23が固設されており、該プーリ2
3に掛設されているタイミングベルト27は、更に変倍
複写に用いる光学走査変速機24の入力軸25に軸支さ
れた、タイミングベルト用ブー’J 25 aに掛設さ
れている。
上記変速機24は変倍複写を行なったとき上記各ミラー
4゜5を変倍率に従って変速するための変速機である。
上記光学走査変速機24には入力軸25及び出力軸26
を有し、変倍率に応じた4組のギヤと移動ミラーを始動
位置へ復帰するためのギヤの計5組のギヤ29.30.
31.32.33が各々常時噛合している。
例えば日本工業規格(JIS)でB4からB4サイズの
複写を得る場合は1:1゜A3からB4サイズの複写を
得る場合は1:0.865゜B4からA4サイズの複写
を得る場合は1:0.816゜またA3からA4サイズ
の複写を得る場合は1:0.707の変倍率となり、各
々の場合者ギヤ2930.31.32の歯数は各々適当
な歯数を採用して、出力軸26に各変倍率に応じて出力
する。
また移動ミラーの戻りはギヤ33を用い26:50の比
率で逆回転する様にアイドラギヤ33aを設置する。
そして各ギヤ29.30.31.32 。33には電磁
クラッチ34.35.36.37 。
38が設けてあり、各ギヤは該電磁クラッチが作動した
ときのみ回転する様になっている。
例えば原稿に対する複写の変倍率を0.707倍に設定
した場合は、上記電磁クラッチ37が作動する。
これにより82:58のギヤのみが作動し、他の噛合ギ
ヤは作動せず、このためスクリーン200のドラム状枠
体の周速×(1/変倍率)という速度でミラー4が移動
し、かつミラー5はその1/2の速度で移動して原稿走
査を行ない、スクリーン200に1次潜像が形成される
そして上記ミラー4,5が原稿走査を終了すると、上記
電磁クラッチ37は解除され、次に反転用の電磁クラッ
チ38が作動し、上記第1・第2移動支持体6゜14は
始動位置に速やかに復帰され、該復帰動作を終了すると
該クラッチ38は解除される。
他の変倍複写においても、設定倍率に応じた電流クラッ
チを作動し、上記同様の工程で行なわれる。
ところで変倍複写を行なう場合、原稿走査速度は変化し
ても転写材の給送タイミングが一定であるため、実際に
原稿走査を開始する以外の第1第2移動ミラー4,5の
前走距離を変更しないと、転写位置においてトナー像と
転写材と同期がずれてしまう。
この前走距離を制御するための機構として、第5図の様
に上記光学走査プーリ40には駆動軸26に対し同心円
状のカム52.53 。
54.55.56が固設されている。
これらカムに対しては対応したマイクロスイッチ57.
58゜59.60.61が、マイクロスイッチ取付板6
3に取付けられている。
そして上記取付板63は複写機1の本体に固設されてい
る。
上記カム及びマイクロスイッチのうちカム56とスイッ
チ61は原稿走査終了を検出する。
以上マイクロスイッチの作動により第1、第2ミラー4
,5の前走距離を制御し、変倍複写時における転写材と
トナー像の同期を得る。
変倍複写を行なうためには更にレンズによる結像倍率を
変更する必要があり、そのためにはズームレンズをズー
ミングした、又はレンズやミラーを移動させて行なう方
法が公知である。
上記複写機1は後者の方式を有するものであり、以下、
変倍複写を実施する為の原稿像結像倍率の変更機構及び
その作動について第6図と第7図に従って説明する。
本複写機1の結像倍率変更ユニット65は、レンズ69
と光路を”Σ″字形導く3枚の固定ミラー66.67.
6Bを有する。
上記レンズ69はレンズ取付板70に支持され、該取付
板70は、その端部に設けた摺動ベアリング73が光軸
に沿って設けられたレール71と嵌合し、該レール71
に沿って移動可能な状態にある。
上記レンズ69の駆動は、上記レール71と平行に光軸
に沿って設けられた回転軸74の雄ねじ75と取付板7
0側の雌ねじ76の噛み合いにより、該取付板70を軸
74の回転により移動させることで行なわれる。
ところで上記取付板70がねじの噛合により移動するた
めに生じるバツクランシの防止方法としては、ばね77
の一端を上記取付板70に固定し、他の一端を複写機本
体側に固定して常時取付板70を一方向に引寄せる力を
作用することで解決している。
なお複写倍率変更時におけるレンズ69の移動に伴なう
原稿像の感光体への露光量の自動制御に関しては後に詳
説する。
結像倍率を変更する為には以上の様にレンズ69を移動
することに加えて、更に原稿と感光体間の光路長を変更
する必要を生じるが、本ユニット65においては上記固
定ミラー66.67.68は固定ミラーを同時に動かす
ことにより可能とした。
次にその作動について第7図に従って述べると、上記固
定ミラー66.67.68は固定ミラー支持体78に光
路が1字形となる様に取付部材により固設されている。
上記固定ミラー支持体78は上記レンズ取付板70と同
様な機構で駆動される。
即ち、上記支持体78の端部には、上記レール71をガ
イドとして移動できる様な摺動ベアリング79が取付け
られている。
またその近傍には上記回転軸74が伸びており、該部分
には上記雄ねじ75に代わり、ウオームギヤ80が軸支
されている。
このウオームギヤ80に対応しウオームホイール82が
噛合しており、これにより回転軸74が回転すると上記
ウオームギヤ80が回転し、上記ウオームホイール82
を回転させる。
上記ウオームホイール82には更にカム83が固設され
ているため、該ホイール82と同量だけカム83は回転
する。
またこのカム83に対しては図の様に固定ミラー支持体
78に設けたピン84が当接するように、該支持体78
はばね85により付勢されている。
このためカム83の変位量だけ上記支持体78は、ばね
85に引かれて移動する。
即ち上記回転軸74の回転により第6図のレンズ−69
及び固定ミラー66.67.68を同時に移動すること
が可能となる。
なお上記回転軸74の回転は、該回転軸74の一端に固
設したタイミングプーリ86を、変倍モーター87の回
転軸88の回転により回転させることで行われる。
尚、上記プーリ86と回転軸88に固設したプーリ89
間にはタイミングベルト90が掛設しである。
上記変倍モーター87は、変倍複写信号に応じて右又は
左回転し、上記レンズ69と固設ミラー66.67.6
8を選択された倍率に対応する位置に配置する。
次にこの変倍位置へレンズ及びミラーを配置する制御方
法について述べる。
この制御はレンズ取付板70の上部に取付けられている
カム板91、及び該取付板70の移動方向に沿って配順
設置されたマイクロスイッチ92.93.94.95に
より制御信号が形成され、上記変倍モーター87の回転
を制御する。
変倍率が、1:1,1:0.865゜1:0.816,
1:0.707である場合のマイクロスイッチは夫々9
2,93,94,95である。
例えば新たに変倍率を1:0.816に設定したときは
、変倍率1:1の位置からレンズ69を上記の新たに設
定した変倍率位置にもたらす場合と、変倍率1:0.7
07の位置から上記の新たに設定した位置にもたらす場
合とでは、変倍モーターの回転や移動手段のイナーシャ
などが原因し、上記レンズ69の静止する位置が若干具
なる場合がある。
この様なときは原稿の走査速度が設定倍率に対応したも
のであるのに対し、レンズ69が設定外の位置なので、
結果として得る画像が縦倍率と横倍率が異なり、見苦し
い画像となることがある。
そのため上記の新たに設定された変倍率で複写を行なう
に際しては、レンズが当初どの位置にあっても一度1:
1に対応するマイクロスイッチ92の位置までレンズ6
9を移動させ、そこから設定変倍率である1:0.81
6の位置に対応するマイクロスイッチ94の位置に移動
する。
他の変倍複写の場合にも同様に行なうことにより、レン
ズ69の場合にも同様に行なうことにより、レンズ69
を正確に設定位置に静止することが可能となる。
なお上記レンズの設定位置への静止方法に関しては本件
出願人による特願昭51−31860号で詳説している
ところで、上記の様に変倍複写時のレンズ69の静止に
おいて常に同一方向からの移動時のみ静止させると、レ
ンズ69の位置設定に時間が費ることも考えられる。
この様な場合には上記回転軸74の回転を敏速に停止す
るため、設定倍率のマイクロスイッチを作動すると同時
に働くブレーキ用クラッチを、上記回転軸74に設けて
も良い。
上述したような可変倍複写機に於いて、本発明では、倍
率変更の前後に於いても、一旦調節設定された適正画像
濃度を保つ為に、感光部材へ照射される原稿像の光量を
、複写倍率によらず一定に保つものである。
そこで最後に本発明の変倍光学系における感光部材への
露光量制御手段についてその実施例を説明する。
第8図は上記レンズ69及びその近傍の制御手段を示す
斜視図である。
図において96はレンズ69内の絞りを作動するリング
部材で、該リング部材96の一部には図の様なギヤ97
が設けである。
リング部材96が回転すると、レンズ69内の絞りが作
動し、該レンズ69の通過光量を制御し、スクリーン2
00への露光量を調整する。
上記リング部材96は該リング部材96のギヤ97と噛
合する案内ギア98により回転せしめられる。
そして口位置より変倍のためレンズ取付板70を移動す
ると、レンズ69の移動に伴ない上記ギヤ97が案内ギ
ヤ98の歯形に従って回転し、絞りを開閉する。
次に上記レンズ69の絞りにより通常複写時の画像濃度
調整を行なう場合を説明する。
図の様に案内ギヤ98は回転軸99に軸支されており、
該回転軸99はその一端をレンズ取付は部材70に摺動
可能な状態に取り付けられ、一方他端は図示しない支持
部材に摺動はしないが回転可能な状態に支持されている
また上記回転軸99にはプーリ100が軸支されており
、更に該プーリ100にはワイヤ101が掛設されてい
る。
このワイヤ101は複写ボタン等を配設した操作ボード
(図示せず)の、複写濃度調整ダイヤルに連動して作動
する。
この場合の作動例を述べると通常複写時に画像濃度調整
を行なうときは、上記調整ダイヤルを回転することでワ
イヤ101が作動し、プーリ100を回転する。
そしてこの回転により案内ギヤ98が回転し、該ギヤ9
8と噛合するギヤ97を有するリング部材96が回転す
る。
これによりレンズ69の絞り、が作動し、画像濃度が調
整される。
そして適正濃度を得た時点で変倍複写を行なうと仮定す
る。
操作ボードの変倍率指定ボタン(図示せず)を押すと、
上記取り付は部材70が移動され、レンズ69を移動す
んこのとき適正濃度を得ることのできる回転位置に設定
されている案内ギヤ98は作動しないため、リング部材
96側のみが該ギヤ98.の歯形に従って回転する。
そしてその結果、変倍複写時においても適正な画像濃度
を設定することができる。
なおレンズ69の移動時における案内ギヤ98の固定は
、案内ギヤ98の回転駆動に要する力よりも、リング部
材96の回転駆動に要する力を小さく設定しておけば良
い。
従ってレンズ69の移動時、リング部材96からギヤ9
8に機械的な作用が及ぶが、これによってはギヤ98は
回転せず、逆に固定位置で回転停止したギヤ98によっ
てリング部材96が回転せしめられることになる。
その他の設定方法としては、倍率の変更に際して、該変
倍率設定ボタンの作動と同時に、濃度調整用のダイヤル
や上記ワイヤ101をロックしても良い。
上記設定方法としてクラッチ部材を用いることも可能で
、この場合を第9図に従って説明する。
図において102は濃度調整用のダイヤル、103は該
ダイヤル102の回転軸、104は回転軸103の支持
部材で、該支持部材104の下部には軸105が取付け
てあり、更に該軸105は支持板106に摺動可能に軸
支されており、ばね107と係止部材108により常時
実線位置にある。
そして上記軸105の一端はクラッチ109に連続し、
実線位置では該クラッチ109により上記プーリ100
ヘダイヤル102の回転を伝えず、同時に上記回転軸9
9をロックする。
ここで画像濃度調整を行なう場合は上記ダイヤル102
を回転させる訳だが、このとき矢印入方向にダイヤル1
02を押した状態で濃度調整操作をする。
この様に軸105がばね107に抗して押し下げられる
と、該軸105がクラッチ109を作動し、ダイヤル1
02の回転をクラッチ109を介してプーリ100に伝
達し、これにより案内ギヤ98を回転し、レンズ69の
絞りを作動する。
画像濃度が適正なものになったときは、ダイヤル102
がら指を放せば、実線で示す始動位置にダイヤル102
及び軸105は復帰され、案内ギヤ98はロックされる
これにより変倍複写を行なうためにレンズ69を移動し
ても、案内ギヤ98は回転せず、絞り作動用のリング部
材96のみを所定量作動することができる。
なお図中、実線矢印は回転量の伝達を示す。
第10歯は光量制御手段の他の実施例を示す斜視図を示
す。
図はレンズ69の取付板を省いである。
図において110は上記レンズ69の絞りに連動するリ
ング部材で、該リング110にはピン111が固設され
ている。
また上記レンズ69の゛外側にはカム管112が摺動リ
ング113,114を介してししズ69に取付けである
そして上記カム管112にはピン111の係合するカム
溝115が設けてあり、該溝115とピン111との関
係により絞りを制御する。
なお上記カム管112の端部にはワイヤ116が掛設さ
れており、該ワイヤを濃度調整ダイヤル(図示せず)の
回転により作動し、上記カム管112を回動する0上記
構成を有する制御手段は、レンズ69が静止していると
き、上記カム管112を回動すると、カム溝115に係
合したピン111が作動し、レンズ69の絞りを開閉す
る。
これにより通常複写時に於ける画像濃度の調節が行われ
る。
一方、上記カム管112が固定状態においてレンズ69
を倍率変更のために移動すると、上記カム溝115に沿
ってピン111が作動する。
これにより変倍複写時における適正絞り(つまり適正画
像濃度が得られる絞り値)の自動設定が行われる。
以上の様に本発明によれば、適正な画像濃度が設定され
ているとき、変倍複写を行なっても引続き適正な濃度で
複写画像を得ることができる0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の変倍光学装置を有した複写機・の構成
説明図、第2図はミラーの駆動系を示す斜視図、第3図
は第1、第2ミラーの支持状態を示す側面図、第4図は
変倍複写用のミラー駆動機構を示す斜視図、第5図はカ
ム部を示す斜視図、第6図は焦点距離変更ユニットを示
す斜視図、第7図は固定ミラーの駆動機構を示す斜視図
、第8図は自動絞り機構を示す斜視図、第9図は画像濃
度絞り部を示す説明図、第10図は他の自動絞り機構を
示す斜視図である。 図において、1・・・・・・複写機、A・・・・・・変
倍光学装置、B・・・・・・潜像形成部、C・・・・・
・顕画像形成部、65・・・・・・倍率変更ユニット、
66.67.68・・・・・・固定ミラー、69・・・
・・・レンズ、70・・・・・・レンズ取付板、71・
・・・・・レール、74・・・・・・回転軸、78・・
・・・・固定ミラー支持体、96・・・・・・リング部
材、97・・・・・・ギヤ、98・・・・・・案内ギヤ
、99・・・・・・回転軸、100・・・・・・プーリ
、101・・・・・・ワイヤ、102・・・・・・濃度
調整用のダイヤル、103・・・・・・回転軸、105
・・・・・・軸、106・・・・・・支持板、107・
・・・・・ばね、108・・・・・・係止部材、109
・・・・・・クラッチ、110・・・・・・リング部材
、111・・・・・・ピン、112・・・・・・カム管
、113,114・・・・・・摺動リング、115・・
・・・・カム溝、116・・・・・・ワイヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿の像を感光部材に結像するレンズであって、絞
    りと、回転することによってこの絞りを作動する絞り作
    動部材とを有するレンズと、上記原稿像の倍率を変更す
    る為に、レンズを所定の経路に沿って選択された倍率に
    対応する位置に移動させるレンズ移動手段と、 感光部材への原稿像露光量を調節して画像濃度を調節す
    る為の濃度調節操作部材と、 この操作部材に加えられた操作力の伝達を受けて固定位
    置で回転する動力伝達部材であって、前記絞り作動部材
    に機械的に連結され、上記回転によってこの絞り作動部
    材を回転させる動力伝達部材と、 レンズ移動時、絞り作動部材からの作用により上記動力
    伝達部材が回転しないようにこの動力伝達部材の回転を
    阻止する手段と、 を備え、 レンズ移動時に、上記動力伝達部材を固定位置で回転阻
    止してこの動力伝達部材に機械的に連結された上記絞り
    作動部材を回転させ、前記操作部材によって設定された
    絞りを補正する変倍光学装置。
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