JP2006194965A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け時の作業性がよく、部品の変形,破損などがなく、容易かつ確実にミラーの脱落を防ぐことができるようにする。
【解決手段】第1スライドレール23,24の垂下部23b,24b内側の対向側面間の距離をLr、第1ミラー3の長さをLm、第1ミラー3の両端部を保持する左右一対のブラケット20a,20bにおける外側間の距離をLsとした場合、Lr/2+Ls/2−Lm<0の関係が成立するように各部材を設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿画像を光学的に読み取る画像読取装置、および、その画像読取装置を搭載した複写機,ファクシミリ装置,スキャナなどの画像形成装置に関するものである。
従来、原稿を露光するための光源と、原稿からの反射光を折り返すミラーなどを備え、ミラーからの反射光を結像レンズを介して撮像センサ(CCD)に入射させ、画像情報を読み取る構成の画像読取装置において、特許文献1,2に記載されているように、ミラーを、ミラー固定用の板ばねあるいは弾性を有するミラー押え部材などを介して、走行体などの所定の部位に設置させ、装置の振動,落下などによるミラーの脱落を防ぐようにした構成のものがある。
特許文献2では、ミラーの端面と当接するストッパ部を設けたミラー押え部材に、走行体に設けられた突起に係合する係合孔を設け、ミラー押え部材の端部を支点として、ミラー押え部材のV字またはU字型の屈曲部がミラー方向に近づく方向への回転を制御する回転止め部を形成している。
特許第3429952号公報 特許第3472139号公報
近年の高画質化,高速化により画像読取装置に使用されている前記ミラーでは、走行体の移動時に加わる振動を少しでも小さく抑えるためにミラーの板厚を厚くしたり、板金あるいはガラスなどによるミラーへの裏当て補強が行われている。
このため、ミラーの板厚の増加、あるいは補強部材の追加により、ミラー自体の重量あるいは補強後の重量が増え、従来のようなミラー固定部材、すなわち前記ミラー押え部材のような対策だけでは、輸送時の振動,落下の衝撃に耐え切れず、ミラーが保持固定部分から脱落してしまうという不具合が発生していた。
このような不具合防止のために前記ミラー押え部材のバネ圧を上げたり、板厚を厚くして強度を上げる対策が行われている。
この場合、ミラー押え部材のばね圧が大きくなり、組み付けしづらくなり、時として作業者が組み付けにより怪我をしてしまったり、組み付け時のばね強度に負けて他部材である支持部材が変形してしまったり、さらにはミラーに欠けなどの損傷が生じるなどの不具合が発生していた。
また、輸送時の振動,衝撃により保持固定部分からミラーが脱落した場合、ミラーの欠け,折れ,砕けなどは、作業者にとって危険であり、また、その後の対応が非常に煩わしいものである。
本発明は、前記従来の課題に鑑みてなされたものであり、組み付け時の作業性がよく、部品の変形,破損などがなく、容易かつ確実にミラーの脱落を防ぐことができ、最悪でもミラー支持部からのミラー脱落を防ぐことができる画像読取装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、原稿を露光するための光源と、原稿からの反射光を折り返す第1ミラーを保持する第1走行体と、前記第1ミラーからの反射光を結像レンズに入射させるための第2ミラーおよび第3ミラーを保持する第2走行体と、前記第1走行体が走行する第1スライドレールと、前記第2走行体が走行する第2スライドレールとを備えた画像読取装置において、前記第1スライドレールにおける走行体摺動面よりも前記第1ミラーを低い位置に配設し、一対の前記第1スライドレールに垂下部をそれぞれ設け、前記垂下部の内側間の幅をLr、前記第1ミラーの幅をLm、前記第1の走行体における前記第1ミラーを支持する支持部の幅をLsとした場合、
Lr/2+Ls/2−Lm<0
の関係にあるように構成したことを特徴するものである。
この構成により、輸送時に振動,落下の衝撃が加わった場合でも、第1ミラーの一端が垂下部に係止されて脱落が発生せず、第1ミラーの損傷を未然に防止することができる。
請求項2に記載の発明は、原稿を露光するための光源と、原稿からの反射光を折り返す第1ミラーを保持する第1走行体と、前記第1ミラーからの反射光を結像レンズに入射させるための第2ミラーおよび第3ミラーを保持する第2走行体と、前記第1走行体が走行する第1スライドレールと、前記第2走行体が走行する第2スライドレールとを備えた画像読取装置において、前記第2スライドレールにおける走行体摺動面よりも前記第3ミラーを低い位置に配設し、一対の前記第2スライドレールに垂下部をそれぞれ設け、前記垂下部の内側間の幅をLr、前記第3ミラーの幅をLm’、前記第2走行体における前記第3ミラーを支持する支持部の幅をLs’とした場合、
Lr’/2+Ls’/2−Lm’<0
の関係にあるように構成したことを特徴とするものである。
この構成により、輸送時に振動,落下の衝撃が加わった場合でも、第3ミラーの一端が垂下部に係止されて脱落が発生せず、第3ミラーの損傷を未然に防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の画像読取装置において、第2ミラーを第2走行体に保持しかつ固定するための固定部材と、第3ミラーを第2走行体に保持しかつ固定するための固定部材とが異なる部材であることを特徴とし、この構成によって、固定部材に関連,連結する諸部材に対応した構成にすることができ、関連部材の変形を極力少なくすることができる。また、各種設計,仕様に対応した固定部材周りの構成にすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2記載の画像読取装置において、第2ミラーを第2走行体に保持しかつ固定するための固定部材と、第3ミラーを第2走行体に保持しかつ固定するための固定部材とを、ミラー押圧方向に平行な方向にミラーストッパ部を設けた板ばねから構成し、かつ前記ミラーストッパ部にひも出し加工を施したことを特徴とし、この構成によって、ミラーストッパ部の曲げ強度が向上し、固定部材の板厚を厚くすることなく、また、ばね圧を上げることなく強度を大きくすることができ、ミラーの保持機能が高まる。
請求項5に記載の発明は、請求項2,3または4記載の画像読取装置において、第2ミラーと第3ミラーを保持するための保持部材を一体に形成し、かつ前記保持部材における第2ミラーを保持する部分の強度を、第3ミラーを保持する部分の強度よりも高くなるように設定したことを特徴とし、この構成によって、第2ミラーを保持する保持部材の変形を抑制することにより、第2ミラーの脱落をより確実に防ぐことができ、よって、第2ミラーと第3ミラーとの脱落を未然に防ぐことが可能になる。
請求項6に記載の発明は、光学的に画像を読み取る画像読取装置を具備した画像形成装置において、前記画像読取装置として請求項1〜5いずれか1項に記載の画像読取装置を搭載したことを特徴とし、この構成によって、輸送時に振動,落下の衝撃が加わった場合でも、光学系を構成するミラーの脱落,損傷、およびミラーに係る連結部材の変形などの発生を防ぐことができるため、画像読取の信頼性を向上させ、形成画像の画質を維持することができる。
本発明によれば、原稿からの反射光を折り返し、結像レンズを通してCCDに入射させるためのミラーに、輸送時に振動,落下の衝撃が加わった場合でも、光学系を構成するミラーの脱落,損傷、およびミラーに係る連結部材の変形などの発生を、組付性がよい構成によって、容易かつ確実に防ぐことができるため、画像読取の信頼性を向上させることができ、形成画像の画質を維持することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するための画像読取装置の概略構成図である。
図1において、透明なガラスで構成された原稿支持部であるコンタクトガラス1と、コンタクトガラス1に載置された原稿Dを照射する光源であるランプ2と、原稿Dの反射像を偏向する第1ミラー3,第2ミラー4,第3ミラー5と、各ミラー3,4,5によって反射された光を集光するレンズ8と、集光された光を光電変換するCCD9から構成され、ランプ2と第1ミラー3とを備えた第1キャリッジ(走行体)6が矢印A方向へ距離Lだけ進む間に、第2ミラー4と第3ミラー5とを備えた第2キャリッジ(走行体)7がL/2進むことにより、レンズ8の光路長を一定に保ち、原稿D全体をランプ2の照射にて走査する。
レンズ8はレンズブロックステー10により固定されており、さらにCCD9がレンズブロックステー10の突起部10aの先端部に接着剤11により接着されている。当然のことながら、コンタクトガラス1からのレンズ8の入射面の距離、レンズ8の射出面からCCD9の受光面までの距離などのレンズ諸特性を満たすように、レンズ8およびCCD9の位置が調整された後に、レンズ8およびCCD9が固定され接着される。
図2は本実施形態の画像読取装置におけるキャリッジ駆動を説明するための駆動系の概略を示す斜視図である。
図2において、第1キャリッジ6は駆動ワイヤ12が取り付けられ、第2キャリッジ7はプーリ13に駆動ワイヤ12が巻き付けられる。駆動軸に繋がれた一対のワイヤプーリ14に駆動ワイヤ12を巻き付け、タイミングプーリ15とタイミングベルト16によって、キャリッジ駆動モータ17からの駆動力を伝達する。第1キャリッジ6の一端がホームポジションセンサ18を横切ってから、ある一定距離をリターンさせた位置をホームポジションとしている。
図3は本実施形態の画像読取装置における第1キャリッジ近傍の読取系の断面図である。
図3において、原稿照射用のランプ2と第1ミラー3を保持するための左右一対のミラー保持部材であるブラケット20a,20bが第1キャリッジ6のベース21に取り付けられている。第1キャリッジ6のベース21における22a,22bの部分が、スラードシューと呼ばれている耐摩耗を考慮されたプラスチック製の摺動部材であって、左右一対の第1スライドレール23,24の上面に設置されて、キャリッジ移動時の摺動部となる。また、第1ミラー3は第1スライドレール23,24のキャリッジ摺動面23a,24aより下方に配置されている。第1スライドレール23,24には、前記摺動面23a,24aから下方に曲げられて垂下部23b,24bが設けられている。
図4は図3におけるA部拡大分解斜視図であり、各ミラー(第1ミラー3のみならず、第2ミラー4および第3ミラー5も同様)の端部を、それぞれキャリッジのブラケットに保持固定する構造を示している。
図4において、25は第1ミラー3の端部をブラケットに保持固定するための固定部材であって、この固定部材25は、セット前の状態では図示するようなV字形の断面形状を有する板ばね等の弾性部材で構成されており、そのV字形状の一端部には第1ミラー3を押圧するためのミラー押圧突起26と、第1ミラー3の長手方向Nの動きを規制するためミラー押圧方向に平行な方向にミラーストッパ部27が設けられている。
一方、ブラケット20aの固定部材25を受ける部分には突起部28が形成されており、固定部材25に設けられた係合孔29にセット状態において係合するようになっている。さらに固定部材25には、係合孔29の形成位置から下方に向けて、固定部材25の回転をブラケット20aと当接して制限するための回転止め部30が設けられている。
また、図3に示すように、第1スライドレール23,24の垂下部23b,24b内側の対向側面間の距離をLr、第1ミラー3の長さをLm、両ブラケット20a,20bにおける外側間の距離をLsとした場合、
Lr/2+Ls/2−Lm<0
の関係が成り立っている。
このように構成したことにより、例えば輸送時の振動、あるいは落下の衝撃によって、第1ミラー3からの押圧により固定部材25のミラーストッパ部27が、通常時の図5(a)の状態から図5(b)に示したように変形して、第1ミラー3が垂下部23の方向に移動した場合でも、図6に示すように、ΔLの長さ分の余裕が生じることになるため、第1ミラー3はブラケット20bから脱落しない。また、修理の際には固定部材25のみ交換すればよい。
図7は本実施形態の画像読取装置における第2キャリッジ近傍の読取系の断面図である。
図7において、第2ミラー4は左右一対の第1ブラケット31a,31bに保持され、第3ミラー5が左右一対の第2ブラケット32a,32bに保持され、各ブラケット31a,31b,32a,32bは第2キャリッジ7のベース33に取り付けられている。ベース33における34a,34bの部分がスラードシューであって、左右一対の第2スライドレール35,36の上面に設置されて、キャリッジ移動時の摺動部となる。また、第3ミラー5は第2スライドレール35,36のキャリッジ摺動面35a,36aより下方に配置されている。第2スライドレール35,36には、前記摺動面35a,36aから下方に曲げられて垂下部35b,36bが設けられている。
第2ミラー4と第3ミラー5の各端部は、既述した第1ミラー3と同様に前記構成の固定部材25によって、それぞれブラケット31a,31b,32a,32bに取り付けられている。
また、第2スライドレール35,36の垂下部35b,36b内側の対向側面間の距離をLr’、第3ミラー5の長さをLm’、第2ブラケット32a,32bにおける外側間の距離をLs’とした場合、
Lr’/2+Ls’/2−Lm’<0
の関係が成り立っている。
このように構成したことにより、例えば輸送時の振動、あるいは落下の衝撃によって、前記のように固定部材25のミラーストッパ部27が変形して、第3ミラー5が垂下部35b,36bのいずれかに移動した場合でも、前記と同様に係合長さに余裕があるため、第3ミラー5の脱落がなくなる。
図7において、37は第2キャリッジ7のベース33の左右両端にカシメ固定されている軸部であって、両軸部37に図2に示すプーリ13がそれぞれ取り付けられ、両プーリ13に駆動ワイヤ12が巻き付けられる。
図7に示す構成において、第3ミラー5の固定に使用していた固定部材25として、例えば厚さ0.2mmのステンレス板で作成されたものを採用し、第2ミラー4の固定部材25として厚さ0.5mmのステンレス板を採用することにより、第2ミラー4の固定部材25のばね強度が高まり、変形を起こし難くなる。これにより、第2ミラー4と第3ミラー5との両者の脱落防止が図れることになる。ただし、この場合には、ばね圧が極端に高くなるため、第2ミラー4側の固定部材25のみ適用し、関連する連結する部材への影響を少なくし、変形の発生を極力少なくすることが望ましい。
また、固定部材25の板厚を厚くすることにより、若干ではあるが重量が増え、コストが上がるという不具合も発生するため、第2ミラー4と第3ミラー5の固定部材25をかえる方がよい。
第2ミラー4と第3ミラー5が取り付けられる保持部材である第1ブラケット31a,31bと第2ブラケット32a,32bとは一体形成するとよい。その理由としては、図1にも示すように、第2ミラー4と第3ミラー5とは対向面が90°の角度になるように設定されており、この角度設定は非常に精度が必要とされるため、この部分を第1ブラケット31a,31bと第2ブラケット32a,32bとの2部材に分けて形成するよりも、一体で形成する方が精度を維持することができるからである。
しかし、図8に示したような第2ミラー4の保持孔38aを有する第1ブラケット31a,31bと、第3ミラー5の保持孔38bを有する第2ブラケット32a,32bとを一体に形成した一般的なブラケットの構造では、第2ミラー4を保持する第1ブラケット31a,31bは、第2キャリッジ7のベース33に折曲部38が固定され、全体が立設されている構造であって、振動,落下の衝撃が加わった場合、図8中の矢印方向に変形しやすく、これにより第2ミラー4の長さよりも、左右一対の第1ブラケット31a,31bの間隔が長くなってしまい、第2ミラー4が脱落してしまうという問題が発生する。
これに対して本実施形態では、図9で示したように、第1ブラケット31a,31bと第2ブラケット32a,32bとを一体に形成する場合には、第1ブラケット31a,31bを内側に折り曲げた第1折曲部39aと、この第1折曲部39aの下辺を外側に折り曲げて第2折曲部39bとを形成し、第2折曲部39bを第2キャリッジ7のベース33に固定するようにしている。
前記形状の第1ブラケット31a,31bにより、第1折曲部39aの曲げ部を第2ミラー4の支持側に設けることにより、第2ミラー4の支持側の図9中の矢印方向の強度を上げることができ、振動,落下の衝撃が加わった場合のブラケットの倒れを防止することができる。また、第3ミラー5の保持部分には前記実施形態にて説明した構造を採用することにより、両ミラー4,5の脱落を防ぐことができるようになる。
図10は本実施形態の固定部材の変形例を示す斜視図、図11は図10におけるA−A断面図であり、基本的には図4に示すような構成の固定部材25のミラーストッパ部27に、ひも出し加工を2箇所施している。なお、ひも出し加工部分40の断面形状は、図11に示すように円形にしているが、三角形など任意の形状でもよい。
このような、ひも出し加工を行うことにより、ミラーストッパ部27の矢印方向の曲げ強度が向上し(曲げ方向に対する断面形状が増えるため)、固定部材25の板厚を厚くすることなく、また、ばね圧を上げることなく、強度を向上させることができ、ブラケットあるいはベースなどの連結関係にある部材の変形の発生を抑えることができる。
なお、前記各実施形態の画像読取装置は、画像読取装置を搭載する複写機,ファクシミリ,スキャナ、それらの複合機である画像形成装置に搭載して、良好なる原稿情報の読み取りが行われ、かつ読取の信頼性が向上するため、形成画像の画質が向上し、また形成画像を高画質に維持することができる。
本発明は、原稿像を撮像センサにより光学的に読み取る画像読取装置、および、その画像読取装置を搭載した複写機,ファクシミリ装置,スキャナ、それらの複合機などの画像形成装置に適用され、特に光学系を構成するミラーにおける脱落などの課題を有する画像読取装置および画像形成装置に実施して有効である。
本発明の実施形態を説明するための画像読取装置の概略構成図 本実施形態の画像読取装置におけるキャリッジ駆動を説明するための駆動系の概略を示す斜視図 本実施形態の画像読取装置における第1キャリッジ近傍の読取系の断面図 図3におけるA部拡大分解斜視図 (a),(b)は本実施形態における固定部材の変形の説明図 本実施形態におけるミラー移動時の説明図 本実施形態の画像読取装置における第2キャリッジ近傍の読取系の断面図 一般的な第1ブラケットと第2ブラケットとを一体に形成したブラケット構造を示す斜視図 本実施形態における第1ブラケットと第2ブラケットとを一体に形成した場合の構造を示す斜視図 本実施形態の固定部材の変形例を示す斜視図 図10におけるA−A断面図
符号の説明
2 ランプ
3,4,5 ミラー
6,7 キャリッジ
8 レンズ
9 CCD
20a,20b,31a,31b,32a,32b ブラケット
21,33 ベース
23,24,35,36 スライドレール
23a,24a,35a,36a スライドレールのキャリッジ摺動面
23b,24b,35b,36b スライドレールの垂下部
25 固定部材
27 ミラーストッパ部
38a,38b ミラー保持孔
39a 第1折曲部
39b 第2折曲部
40 ひも出し加工部分

Claims (6)

  1. 原稿を露光するための光源と、原稿からの反射光を折り返す第1ミラーを保持する第1走行体と、前記第1ミラーからの反射光を結像レンズに入射させるための第2ミラーおよび第3ミラーを保持する第2走行体と、前記第1走行体が走行する第1スライドレールと、前記第2の走行体が走行する第2スライドレールとを備えた画像読取装置において、
    前記第1スライドレールにおける走行体摺動面よりも前記第1ミラーを低い位置に配設し、一対の前記第1スライドレールに垂下部をそれぞれ設け、前記垂下部の内側間の幅をLr、前記第1ミラーの幅をLm、前記第1走行体における前記第1ミラーを支持する支持部の幅をLsとした場合、
    Lr/2+Ls/2−Lm<0
    の関係にあるように構成したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿を露光するための光源と、原稿からの反射光を折り返す第1ミラーを保持する第1走行体と、前記第1ミラーからの反射光を結像レンズに入射させるための第2ミラーおよび第3ミラーを保持する第2走行体と、前記第1走行体が走行する第1スライドレールと、前記第2走行体が走行する第2スライドレールとを備えた画像読取装置において、
    前記第2スライドレールにおける走行体摺動面よりも前記第3ミラーを低い位置に配設し、一対の前記第2スライドレールに垂下部をそれぞれ設け、前記垂下部の内側間の幅をLr、前記第3ミラーの幅をLm’、前記第2走行体における前記第3ミラーを支持する支持部の幅をLs’とした場合、
    Lr’/2+Ls’/2−Lm’<0
    の関係にあるように構成したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記第2ミラーを第2走行体に保持しかつ固定するための固定部材と、前記第3ミラーを第2走行体に保持しかつ固定するための固定部材とが異なる部材であることを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記第2ミラーを第2走行体に保持しかつ固定するための固定部材と、前記第3ミラーを第2走行体に保持しかつ固定するための固定部材とを、ミラー押圧方向に平行な方向にミラーストッパ部を設けた板ばねから構成し、かつ前記ミラーストッパ部にひも出し加工を施したことを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  5. 前記第2ミラーと前記第3ミラーを保持するための保持部材を一体に形成し、かつ前記保持部材における前記第2ミラーを保持する部分の強度を、前記第3ミラーを保持する部分の強度よりも高くなるように設定したことを特徴とする請求項2,3または4記載の画像読取装置。
  6. 光学的に画像を読み取る画像読取装置を具備した画像形成装置において、
    前記画像読取装置として請求項1〜5いずれか1項に記載の画像読取装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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