JP6330391B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像記録装置やスキャナー等の画像読取装置に関する。特に、照明部材と複数の反射部材と結像部材と撮像素子とが読み取りユニットに搭載され、原稿からの反射光を複数の反射部材により複数回反射させて結像部材に導き、結像部材により反射光を縮小させて前記の撮像素子に結像させるようにした画像読取装置において、反射部材のサイズを大きくすることなく、反射部材の振動を適切に抑制できるようにした点に特徴を有するものである。
縮小光学系を用いたスキャナーの読み取り方式には、3枚の反射部材を搭載した2つのスライダーを走査させて読み取りを行うミラースキャン方式と、読み取りユニットに、LED等の照明部材と、複数の反射部材と、レンズ等の結像部材と、CCD等の撮像素子とを搭載させ、この読み取りユニットを走査させて読み取りを行うにユニットスキャン方式との2つの方式のものが知られている。
ここで、ミラースキャン方式は、走査するスライダーの重量が軽く、スライダーを高速で走査させることが容易なことから、読み取り速度の速い高速機では主流となっている。これに対して、ユニットスキャン方式は、一定の光路を保ちながら原稿の読み取りを行うため、画質の安定性に優れているものの、走査する読み取りユニットの重量が重くなるため、比較的読み取り速度の遅い低速機に採用されていた。
しかし、近年では、CCD等の撮像素子における画素サイズの縮小や、照明部材となるLEDの高照度化により、CCD等の撮像素子やレンズ等の結像部材の小型化が進んでいる。このため、前記の読み取りユニットの小型・軽量化が可能となり、ミラースキャン方式が主流であった高速機の領域においても、ユニットスキャン方式の採用が進んでいくと考えられる。
ここで、ユニットスキャン方式では、読み取りユニット内において、複数の反射部材を用いて原稿からの反射光を折り返して反射させるようにしており、この読み取りユニットの小型化や軽量化を図るためには、薄型の反射部材を使用することが必要とされる。
しかし、薄型の反射部材を用いると、反射部材が振動しやすくなり、反射部材が振動すると、ピッチムラと呼ばれる読み取りムラや、読み取り画像の線揺らぎなどを引き起こし、読み取り画像の品質の低下を招くため、ユニットスキャン方式においては、反射部材の振動を抑制する対策が重要な課題となる。
ここで、読み取りユニットに使用される反射部材は一般に細長い形状であり、この反射部材を固定させるにあたっては、その長手方向の両端部を板バネ等の弾性部材によって支持部へ押し付けて固定させるのが一般的である。
しかし、このように反射部材の長手方向の両端部で支持部へ押し付けて固定させる場合は、長手方向中央部が撓みやすく、一般的に読み取り画像の品質に対する感度が高いとされる100Hz〜500Hzの周波数帯で反射部材が振動しやすい状態となる。このため、ユニットスキャン方式に使用される薄型の反射部材に対して、長手方向の両端部を支持部へ押し付けて固定させる方法では、反射部材に振動が生じやすくなるという問題があった。
そして、反射部材の振動を防止するため、特許文献1においては、長尺の反射部材の長手方向両端部より内側の位置において2つの支持部材を設け、各支持部材により反射部材の短手方向両側の部分を支持する構造が示されている。
また、特許文献2においては、反射部材の長手方向の長さを長くし、書き込み利用範囲の両側であって、反射部材の長手方向両端部より内側の位置に2つの支持部材を設け、この2つの支持部材により反射部材を3箇所で支持すると共に、この2つの支持部材により長手方向両側に伸びた反射部材の長手方向両端部に、さらに2つの支持部材を設け、この2つの支持部材により反射部材の長手方向両端部を支持するようにしたものが示されている。
ここで、前記の特許文献1、2に示されたものにおいては、反射部材の長手方向両端部より内側の位置において反射部材を支持させるため、反射部材の長手方向両端部において反射部材を支持する場合に比べて、反射部材が振動する周波数を高周波域にシフトさせて、反射部材の振幅を抑えることができる。
ここで、特許文献1に示されるものにおいては、2つの支持部材により反射部材の短手方向両側の部分を支持する構造、すなわち反射部材の長手方向両側にそれぞれ2点の支持部を有し、合計4つの支持部によって反射部材を支持する構造となっている。しかし、このように4つの支持部によって反射部材を支持するようにした場合、この4つの支持部の位置や大きさ等にばらつきがあると、反射部材ががたついたり、反射部材に無理な力が加わって、反射部材が変形して平面度が低下したりするという問題があった。
また、特許文献2に示されるものにおいては、書き込み利用範囲の両側であって、反射部材の長手方向両端部より内側の位置において、2つの支持部材により反射部材を3箇所で支持するため、反射部材がこの3箇所に押し付けられて位置決めされ、反射部材ががたついたりするのは防止される。しかし、この2つの支持部材は、前記のように書き込み利用範囲の両側の部分に設けられ、さらにこの2つの支持部材よりも反射部材を長手方向両側に延出させ、このように延出された反射部材の長手方向両端部にも2つの支持部材を設けるため、反射部材の長手方向の長さが非常に長くなると共にその重量も増加し、読み取りユニットが大型化して、読み取りユニットの小型・軽量化に逆行するという問題があった。
特開平5−297260号公報。 特開2000−241735号公報。
本発明は、照明部材と複数の反射部材と結像部材と撮像素子とが読み取りユニットに搭載され、原稿からの反射光を複数の反射部材により複数回反射させて結像部材に導き、結像部材により反射光を縮小させて前記の撮像素子に結像させるようにした画像読取装置における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
本発明は、前記のような画像読取装置において、反射部材のサイズを大きくすることなく、反射部材の振動を適切に抑制できるようにすることを課題とするものである。
本発明においては、上記のような課題を解決するため、照明部材と複数の反射部材と結像部材と撮像素子とが読み取りユニットに搭載されており、原稿からの反射光を前記の複数の反射部材により複数回反射させて前記の結像部材に導き、結像部材により反射光を縮小させて前記の撮像素子に結像させる画像読取装置において、前記の複数の反射部材のうち少なくとも一つの反射部材は、その反射面において複数回の反射を行い、この複数回の反射を行う複数の反射領域は、この反射部材の短手方向に並んでおり、前記の複数回の反射を行う反射部材は、反射部材の片面に当接する3つの当接部を有する支持部材と、前記の当接部が当接する面と反対側の面から反射部材を3つの当接部に押圧させる押圧部材とによって位置決め保持され、前記の当接部の少なくとも1つは、前記反射部材の反射領域と交差しないようにして、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に配置されるようにした。
そして、このような画像読取装置としては、前記の複数回の反射を行う反射部材の長手方向一端側における反射面に当接する1つの当接部を有する支持部材が設けられると共に、前記の反射部材の長手方向他端側における反射面に当接する2つの当接部を有する支持部材が設けられ、前記の1つの当接部を有する支持部材には、反射部材の短手方向に沿って反射部材の反射面に延出された脚部が、前記の反射部材の反射領域と交差しないようにして、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記の反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設けられ、この脚部に前記の当接部が設けられたものを用いることができる。
また、このような画像読取装置としては、前記の複数回の反射を行う反射部材の長手方向一端側における反射面に当接する1つの当接部を有する支持部材が設けられると共に、前記の反射部材の長手方向他端側における反射面に当接する2つの当接部を有する支持部材が設けられ、前記の2つの当接部を有する支持部材には、反射部材の短手方向に沿って対向するようにして反射部材の反射面に延出された2つの脚部が、前記の反射部材の反射領域と交差しないようにして、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設けられ、この2つの脚部にそれぞれ前記の当接部が設けられたものを用いることができる。
さらに、前記のように1つの当接部を有する支持部材に、反射部材の短手方向に沿って反射部材の反射面に延出された脚部が、前記の反射部材の反射領域と交差しないようにして、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設けられ、この脚部に前記の当接部が設けられると共に、2つの当接部を有する支持部材に、前記の反射部材の短手方向に沿って対向するようにして反射部材の反射面に延出された2つの脚部が、前記の反射部材の反射領域と交差しないようにして、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設けられ、この2つの脚部にそれぞれ前記の当接部が設けられたものを用いることができる。
また、前記のように複数回の反射を行う反射部材の長手方向一端側における反射面に当接する1つの当接部を有する支持部材が設けられると共に、前記の反射部材の長手方向他端側における反射面に当接する2つの当接部を有する支持部材が設けられた画像読取装置において、押圧部材によって前記の反射部材を各当接部に押圧させるにあたっては、反射部材を介して前記の当接部と対向するようにして、前記の支持部材に押圧部材を取り付けるための切り込みを設け、この切り込みに取り付けられた押圧部材によって、前記の反射部材の反射面を前記の当接部に押圧させるようにすることができる。
また、前記の画像読取装置としては、前記の複数回の反射を行う反射部材の長手方向一端側において反射面と反対側の面に当接する1つの当接部が設けられると共に、前記の反射部材の長手方向他端側において反射面と反対側の面に当接する2つの当接部が設けられた支持部材を用い、前記の1つの当接部と2つの当接部との少なくとも片側の当接部が、前記の反射部材において長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記の反射領域より下流側で前記の反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設けられ、前記の反射部材を前記の当接部に対して押圧する押圧部材が、前記の反射部材における反射領域と交差しないようにして、反射部材の短手方向に沿って反射部材の反射面に延出されたものを用いることができる。
また、前記の1つの当接部と2つの当接部とを、前記の反射部材において長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記の反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設け、前記の押圧部材を、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置において、反射部材における反射領域と交差しないようにして、反射部材の短手方向に沿って反射部材の反射面に延出させるようにすることもできる。
本発明に係る画像読取装置においては、反射面において複数回の反射を行う反射部材を、反射部材の片面に当接する3つの当接部を有する支持部材と、前記の当接部が当接する面と反対側の面から反射部材を3つの当接部に押圧させる押圧部材とによって位置決め保持させるようにしたため、前記の反射部材ががたついたりするのが防止される。
また、前記3つの当接部の少なくとも1つを、前記の反射部材における長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記の反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に配置させるようにしたため、反射部材の長手方向のサイズを大きくすることなく、反射部材の振動を適切に抑制できるようになる。
本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像読取装置における読み取りユニットにおいて、原稿からの反射光が撮像素子に導かれる状態を示した概略説明図である。 前記の読み取りユニットにおいて、反射光が2回反射される反射部材において、最初に反射光が反射される反射領域の長手方向の幅よりも、2回目に反射光が反射される反射領域の長手方向の幅が小さくなる状態を示した概略正面図である。 前記の実施形態に係る画像読取装置における読み取りユニットにおいて、縮小光学系の光路展開を示した説明図である。 前記の実施形態に係る画像読取装置において、反射光が2回反射される反射部材を2つの支持部材に位置決め保持させる第1の保持形態を示した概略斜視図である。 前記の第1の保持形態において、2つの支持部材に位置決め保持された反射部材の反射面側から見た概略正面図である。 前記の第1の保持形態において、反射光が2回反射される反射部材の反射面に1つの当接部を当接させる支持部材側から見た概略側面図である。 前記の第1の保持形態において、反射光が2回反射される反射部材の反射面に2つの当接部を当接させる支持部材側から見た概略側面図である。 前記の第1の保持形態において、(A)は1つの当接部が設けられた支持部材に押圧部材を取り付けた状態を示した概略斜視図、(B)は前記の支持部材から押圧部材を取り外した状態を示した概略斜視図である。 前記の第1の保持形態において、(A)は2つの当接部が設けられた支持部材に押圧部材を取り付けた状態を示した概略斜視図、(B)は前記の支持部材から押圧部材を取り外した状態を示した概略斜視図である。 2回の反射を行うにあたり、2つの反射部材を複数の支持部によって支持させた従来例を示した概略正面図である。 前記の実施形態に係る画像読取装置において、反射光が2回反射される反射部材を2つの支持部材に位置決め保持させる第2の保持形態を示した概略斜視図である。 前記の第2の保持形態において、2つの支持部材に位置決め保持された反射部材の反射面側から見た概略正面図である。 前記の第2の保持形態において、反射光が2回反射される反射部材の反射面に1つの当接部を当接させる支持部材側から見た概略側面図である。 前記の第2の保持形態において、反射光が2回反射される反射部材の反射面に2つの当接部を当接させる支持部材側から見た概略側面図である。 前記の実施形態に係る画像読取装置において、反射光が2回反射される反射部材を1つの支持部材に位置決め保持させる第3の保持形態を示した概略斜視図である。 前記の第3の保持形態において、反射光が2回反射される反射部材を載置させる台座部の壁面に3つの当接部を設けた支持部材を示した概略正面図である。 前記の第3の保持形態において、1つの支持部材に位置決め保持された反射部材の反射面側から見た概略正面図である。 前記の第3の保持形態において、反射光が2回反射される反射部材を前記の支持部材に位置決め保持させた状態を示した概略側面図である。
次に、本発明の実施形態に係る画像読取装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る画像読取装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態の画像読取装置1においては、図1の概略説明図に示すように、その内部に、移動可能に取り付けられた読み取りユニット4が、プラテンガラス3上に載置された原稿2の下部を矢印方向に走査し、原稿2における画像の読み取りを行うようになっている。
ここで、前記の読み取りユニット4には、図2の概略説明図に示すように、原稿2に光を照射するLED等からなる照明部材5と、原稿2からの反射光8を複数回反射させる第1〜第5の反射部材9〜13と、第1〜第5の反射部材9〜13によって反射された反射光が導かれるレンズ等からなる結像部材7と、結像部材7により縮小された反射光が結像されて画像を読み取るCCD等からなる撮像素子6が搭載されている。
そして、この読み取りユニット4においては、原稿2からの反射光8が、第1反射部材9から第2反射部材10に反射され、この第2反射部材10から第3反射部材11に反射された後、第3反射部材11から第2反射部材10に折り返すように反射され、またこの第2反射部材10から第3反射部材11に折り返すように反射された後、この第3反射部材11から第4反射部材12に反射され、さらにこの第4反射部材12から第5反射部材13に反射された後、この第5反射部材13から結像部材7に導かれ、この結像部材7により反射光8が縮小されて撮像素子6の受光面に結像されようになっている。
ここで、この実施形態では、前記のように第2反射部材10と第3反射部材11とにおいてそれぞれ反射光8が2回反射されるようになっており、最初の反射は各反射部材10、11の短手方向下部側で行われ、2回目の反射は各反射部材10、11の短手方向上部側で行われるようになっている。
このようにして各反射部材10、11において、反射光8を2回反射させるようにした場合、図3に示すように、最初に反射光8が反射される各反射部材10(11)の短手方向下側における最初の反射領域8aの長手方向の幅が大きくなり、2回目に反射光8が反射される各反射部材10(11)の短手方向上側における2回目の反射領域8bの長手方向の幅が小さくなる。
ここで、このように反射光8を2回反射させるようにした場合、最初に反射光8が反射される反射領域8aの長手方向の幅が大きく、2回目に反射光8が反射される反射領域8bの長手方向の幅が小さくなる理由を、図4に示す縮小光学系の光路展開を示す説明図に基づいて説明する。
図4においては、複数の反射部材を記載していないが、前記のように原稿2から反射された反射光が複数の反射部材によって反射されながら結像部材7に導かれて、この結像部材7により反射光8が縮小されて撮像素子6上に結像されるようになっており、このような縮小光学系においては、原稿2において反射された反射光の光路長xが長くなるに連れて、反射光の光路幅yが次第に減少するようになる。
このため、反射光8が2回反射される各反射部材10(11)においては、原稿2からの反射光8の光路長xが短い最初に反射光8が反射される位置においては、反射光8の光路幅yが大きくなって反射領域8aの長手方向の幅が大きくなり、最初に反射される位置よりも原稿2からの光路長xが長くなって2回目の反射が行われる位置においては、反射光8の光路幅yが小さくなって反射領域8bの長手方向の幅が小さくなる。
次に、前記のように2回の反射が行われる各反射部材10(11)を位置決め保持させる第1の保持形態を、図5〜図10に基づいて説明する。
この第1の保持形態においては、図5及び図6に示すように、反射部材10(11)の長手方向の一端側において、2回目の反射が行われる長手方向の幅が小さくなった反射領域8bよりも反射部材10(11)の長手方向端部側の位置であって、最初の反射が行われる長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置に、反射部材10(11)の反射面に1つの当接部41aを当接させて支持する支持部材41を設ける一方、反射部材10(11)の長手方向の他端側において、最初の反射が行われる長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも反射部材10(11)の長手方向端部側の位置に、反射部材10(11)の反射面に2つの当接部42a、42bを当接させて支持する支持部材42を設けている。
ここで、反射部材10(11)の反射面に1つの当接部41aを当接させて、反射部材10(11)をその長手方向の一端側において支持する支持部材41においては、図7及び図9(A),(B)に示すように、反射部材10(11)が挿入される空間を有する装着部41cを設けると共に、この装着部41cの上部側から反射部材10(11)の短手方向に沿った脚部41dを、前記の長手方向の幅が大きくなった反射領域8aと交差しない反射部材10(11)の反射面の中央部まで延出させ、この脚部41dに凸状の当接部41aを設け、この当接部41aを反射部材10(11)の反射面に当接させている。
また、前記の1つの当接部41aと反射部材10(11)を介して対向する装着部41cの位置に切り込み44を設け、この切り込み44に板バネからなる押圧部材43を取り付け、この押圧部材43により、反射部材10(11)の反射面と反対側の面から反射部材10(11)の反射面を前記の当接部41aに押圧させて、反射部材10(11)の長手方向の一端側をこの支持部材41に位置決め保持させるようにしている。なお、切り込み44に押圧部材43を取り付けるにあたっては、押圧部材43に切り起こし片43aを設け、この切り起こし片43aを切り込み44の縁部に係合させて、押圧部材43を切り込み44に取り付けるようにしている。
一方、反射部材10(11)の反射面に2つの当接部42a、42bを当接させて、反射部材10(11)をその長手方向の他端側において支持する支持部材42においては、図8及び図10(A),(B)に示すように、反射部材10(11)が挿入される装着部42cを設けると共に、反射部材10(11)の短手方向に沿ってこの装着部42cの上部側から下部側に連続した脚部42eを、最初の反射が行われる長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向端部側の位置に設け、この脚部42eに凸状になった2つの当接部42a、42bを、反射部材10(11)の短手方向に所要間隔を介して設け、この2つの当接部42a、42bを反射部材10(11)の反射面に当接させている。
また、前記の2つの当接部42a、42bの中央部と反射部材10(11)を介して対向する装着部42cの位置に切り込み44を設け、この切り込み44に板バネからなる押圧部材43を取り付け、この押圧部材43により、反射部材10(11)の反射面と反対側の面から反射部材10(11)の反射面を前記の2つの当接部42a、42bに押圧させて、反射部材10(11)の長手方向の他端側をこの支持部材42に位置決め保持させるようにしている。なお、切り込み44に押圧部材43を取り付けるにあたっては、前記の場合と同様に、押圧部材43に切り起こし片43aを設け、この切り起こし片43aを切り込み44の縁部に係合させて、押圧部材43を切り込み44に取り付けるようにしている。
そして、この第1の保持形態においては、前記のように2回の反射が行われる反射部材10(11)を、1つの当接部41aが設けられた支持部材41の装着部41cと、2つの当接部42a、42bが設けられた支持部材42の装着部42cに挿入して装着させ、支持部材41、42に設けられた計3点の当接部41a、42a、42bに反射部材10(11)の反射面を当接させると共に、この反射部材10(11)の反射面と反対側の面から押圧部材43、43により、反射部材10(11)の反射面を前記の各当接部41a、42a、42bに押圧させて、反射部材10(11)を2つの支持部材41、42に位置決め保持させるようにしている。
このようにすると、2回の反射が行われる反射部材10(11)が、支持部材41、42に設けられた計3点の当接部41a、42a、42bに押圧されて適切な状態で位置決め保持されるようになり、従来のように反射部材を4点の支持部によって支持する場合のように、この4つの支持部の位置や大きさ等にばらつきがあると、反射部材ががたついたり、反射部材が変形して平面度が低下したりして、ピントのずれを引き起こしたり、フォーカス深度を悪化させたりするということがなくなる。
次に、図11に示すように、2回の反射を2つの反射部材100、101を用い、下に位置する反射部材100において最初の反射を行う一方、上に位置する反射部材101において2回目の反射を行うようにした従来のものと、前記の第1の保持形態のものとを比較する。
ここで、図11に示すものにおいては、下に位置する反射部材100における反射領域8aの長手方向の幅が、上に位置する反射部材101における反射領域8bの長手方向の幅より大きくなっており、下に位置する反射部材100における反射領域8aよりも長手方向端部側の位置において、この反射部材100を支持部110、111によって支持させると共に、上に位置する反射部材101における反射領域8bよりも長手方向端部側の位置において、この反射部材101を支持部112、113によって保持させるようにしている。
そして、このように反射領域8aの長手方向の幅が大きくなった下に位置する反射部材100において、この反射領域8aよりも長手方向端部側の位置において支持部110、111によって保持させると、この反射部材100の長手方向の長さを長くすることが必要になり、特に、支持部110、111によって保持された反射部材100の振動を抑制のためには、一般に、支持部110、111から長手方向端部側に延出させる反射部材100の長さを反射部材110の全長の0.1〜0.3倍にすることが好ましいとされており、このため、下に位置する反射部材100の長手方向の長さを非常に長くすることが必要になる。
これに対して、前記の第1の保持形態のものにおいては、反射部材10(11)をその長手方向の一端側において支持する一方の支持部材41を、長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置に設け、この支持部材41から反射部材10(11)の長手方向の一端側が突出される長さが長くなるようにしているため、反射部材10(11)の長手方向の長さを、図11に示す下に位置する反射部材100より短くしても、反射部材10(11)を振動しないようにして適切に保持することができるようになり、また図11に示す2つの反射部材100,101を足し合わせた大きさよりも、反射部材10(11)を小型化して軽量化することもできるようになる。
次に、2回の反射が行われる各反射部材10、11を位置決め保持させる第2の保持形態を、図12〜図15に基づいて説明する。
この第2の保持形態においては、図12及び図13に示すように、前記の第1の保持形態と同様に、反射部材10(11)の長手方向の一端側において、2回目の反射が行われる長手方向の幅が小さくなった反射領域8bよりも反射部材10(11)の長手方向端部側の位置であって、最初の反射が行われる長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置に、反射部材10(11)の反射面に1つの当接部41aを当接させて支持する支持部材41を設け、この支持部材41の当接部41aに、前記の押圧部材43により反射部材10(11)の反射面を押圧させて、反射部材10(11)の長手方向の一端側をこの支持部材41に位置決め保持させるようにしている。
一方、この第2の保持形態において、図12及び図13に示すように、反射部材10(11)の長手方向の他端側においては、2回目の反射が行われる長手方向の幅が小さくなった反射領域8bよりも反射部材10(11)の長手方向端部側の位置であって、最初の反射が行われる長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置において、反射部材10(11)の反射面に2つの当接部45a、45bを当接させて支持する支持部材45を設けるようにしている。
ここで、この支持部材45においては、図12、図13及び図15に示すように、反射部材10(11)が挿入される空間を有する装着部45cを設け、この装着部45cの上部側から下方に向けて反射部材10(11)の短手方向に沿った脚部45dを延出させると共に、前記の装着部45cの下部側から上方に向けて反射部材10(11)の短手方向に沿った脚部45eを延出させ、これらの脚部45d、45eが長手方向の幅が大きくなった反射領域8aと交差しないようにし、これらの脚部45d、45eに凸状の当接部45a、45bを設け、これらの当接部45a、45bを反射部材10(11)の反射面に当接させている。
また、前記の2つの当接部45a、45bの中央部と反射部材10(11)を介して対向する装着部45cの位置に切り込み44を設け、この切り込み44に板バネからなる押圧部材43を取り付け、この押圧部材43により、反射部材10(11)の反射面と反対側の面から反射部材10(11)の反射面を前記の2つの当接部45a、45bに押圧させて、反射部材10(11)の長手方向の他端側をこの支持部材45に位置決め保持させるようにしている。
このようにすると、2回の反射が行われる反射部材10(11)が、支持部材41、45に設けられた計3点の当接部41a、45a、45bに押圧されて適切な状態で位置決め保持されるようになり、従来のように反射部材を4点の支持部によって支持する場合のように、この4つの支持部の位置や大きさ等にばらつきがあると、反射部材ががたついたり、反射部材が変形して平面度が低下したりして、ピントのずれを引き起こしたり、フォーカス深度を悪化させたりするということがなくなる。
また、この第2の保持形態においては、前記の支持部材41、45を、最初の反射が行われる長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置に配置させ、長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置において、反射部材10(11)の反射面を、前記の押圧部材43、43により、これらの支持部材41、45に設けられた計3点の当接部41a、45a、45bに押圧させて位置決め保持させ、反射部材10(11)が前記の支持部材41、45から長手方向両側に突出されるようにしている。
このため、この第2の保持形態においては、反射部材10(11)の長手方向の長さを長くしなくても、反射部材10(11)の反射面が支持部材41、45に設けられた計3点の当接部41a、45a、45bに押圧されて位置決め保持される位置から、反射部材10(11)の長手方向両側に突出される反射部材10(11)の長さが長くなり、反射部材10(11)が振動するのを、前記の第1の保持形態よりもさらに適切に抑制できるようになる。
なお、前記の第1の保持形態においては、反射部材10(11)の反射面に1つの当接部41aを当接させて支持する支持部材41を、長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置に配置させる一方、反射部材10(11)の反射面に2つの当接部42a、42bを当接させて支持する支持部材42を、長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも反射部材10(11)の長手方向端部側の位置に配置させるようにしたが、反射部材10(11)の反射面に1つの当接部41aを当接させて支持する支持部材41を、長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも反射部材10(11)の長手方向端部側の位置に配置させる一方、第2の保持形態に示すような、反射部材10(11)の反射面に2つの当接部45a、45bを当接させて支持する支持部材45を、長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置に配置させるようにすることも可能である。
次に、2回の反射が行われる各反射部材10、11を位置決め保持させる第3の保持形態を、図16〜図19に基づいて説明する。
この第3の保持形態においては、図16〜図18に示すように、反射部材10(11)を支持部材46の台座部47に載置させるようにし、反射部材10(11)の反射面と反対側の面が対面する台座部47の壁面47aに、前記の反射部材10(11)の長さ方向一端側において凸状の1つの当接部46aを設けると共に、前記の反射部材10(11)の長さ方向他端側において凸状の2つの当接部46b、46cを、反射部材10(11)の短手方向に所要間隔を介して設けている。
ここで、この第3の保持形態においては、図18に示すように、前記の反射部材10(11)の長さ方向一端側における1つの当接部46a及び前記の反射部材10(11)の長さ方向他端側における2つの当接部46b、46cを、それぞれ前記の反射部材10(11)において最初の反射が行われる長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置で、2回目の反射が行われる長手方向の幅が小さくなった反射領域8bよりも長手方向端部側の位置に設けている。
また、この第3の保持形態においては、前記の1つの当接部46aと対応する位置に、コ字状の板バネからなる押圧部材49を設けると共に、前記の2つの当接部46b、46cと対応する位置に、コ字状の板バネからなる押圧部材49を設けるようにしている。
そして、前記の各押圧部材49の一端側を、図19に示すように、前記の支持部材46に設けられた係止溝部48内に挿入させて係止させる一方、各押圧部材49の他端側を、支持部材46の台座部47に載置された反射部材10(11)の上から反射部材10(11)の短手方向に沿って反射部材10(11)の反射面に導くようにしている。
また、図18に示すように、各押圧部材49、49の他端側の端部を前記の長手方向の幅が大きくなった反射領域8aと交差しない反射部材10(11)の反射面の中央部まで延出させて、各押圧部材49、49により反射部材10(11)の反射面を、支持部材46における台座部47の壁面47aに向けて押圧させるようにしている。
このようにすると、各押圧部材49、49によって、前記の反射部材10(11)の反射面と反対側の面が、支持部材46における台座部47の壁面47aに設けられた反射部材10(11)の長さ方向一端側における1つの当接部46aと、反射部材10(11)の長さ方向他端側における2つの当接部46b、46cとに押圧されて、反射部材10(11)がその長手方向両側において支持部材46に位置決め保持されるようになる。
この結果、この第3の保持形態においても、前記の第1及び第2の保持形態と同様に、2回の反射が行われる反射部材10(11)が、支持部材46に設けられた計3点の当接部46a、46b、46cに押圧されて適切な状態で位置決め保持されるようになり、従来のように反射部材を4点の支持部によって支持する場合のように、この4つの支持部の位置や大きさ等にばらつきがあると、反射部材ががたついたり、反射部材が変形して平面度が低下したりして、ピントのずれを引き起こしたり、フォーカス深度を悪化させたりするということがなくなる。
また、この第3の保持形態においては、最初の反射が行われる長手方向の幅が大きくなった反射領域8aよりも長手方向内側の位置に配置された前記の各押圧部材49、49により、反射部材10(11)の反射面と反対側の面を、前記の支持部材46に設けられた前記の3つの当接部46a、46b、46cに押圧させて位置決め保持させ、反射部材10(11)が前記の各押圧部材49、49から長手方向両側に突出されるようにしている。
このため、この第3の保持形態においては、反射部材10(11)の長手方向の長さを長くしなくても、反射部材10(11)の反射面が各押圧部材49、49により、支持部材46の長手方向両側における3点の当接部46a、46b、46cに押圧されて位置決め保持される位置から、反射部材10(11)の長手方向両側に突出される反射部材10(11)の長さが長くなり、前記の第2の保持形態と同様に、反射部材10(11)が振動するのを、前記の第1の保持形態よりもさらに適切に抑制できるようになる。
2 原稿
3 プラテンガラス
4 読み取りユニット
5 照明部材
6 撮像素子
7 結像部材
8a 最初の反射領域
8b 2回目の反射領域
9 第1反射部材
10 第2反射部材
11 第3反射部材
12 第4反射部材
13 第5反射部材
41 支持部材、41a 当接部、41c 装着部、41d 脚部
42 支持部材、42a,42b 当接部、42c 装着部、42d 脚部
43 押圧部材、43a 切り起こし片
44 切り込み
46 支持部材、46a,46b,46c 当接部
47 台座部、47a 壁面
48 係止溝部
49 押圧部材

Claims (6)

  1. 照明部材と複数の反射部材と結像部材と撮像素子とが読み取りユニットに搭載されており、原稿からの反射光を前記の複数の反射部材により複数回反射させて前記の結像部材に導き、結像部材により反射光を縮小させて前記の撮像素子に結像させる画像読取装置において、
    前記の複数の反射部材のうち少なくとも一つの反射部材は、その反射面において複数回の反射を行い、この複数回の反射を行う複数の反射領域は、この反射部材の短手方向に並んでおり、
    前記の複数回の反射を行う反射部材は、反射部材の片面に当接する3つの当接部を有する支持部材と、前記の当接部が当接する面と反対側の面から反射部材を3つの当接部に押圧させる押圧部材とによって位置決め保持され、
    前記の当接部の少なくとも1つは、前記の反射部材の反射領域と交差しないようにして、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記の反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に配置されることを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記の複数回の反射を行う反射部材の長手方向一端側における反射面に当接する1つの当接部を有する支持部材が設けられると共に、前記の反射部材の長手方向他端側における反射面に当接する2つの当接部を有する支持部材が設けられ、
    前記の1つの当接部を有する支持部材には、反射部材の短手方向に沿って反射部材の反射面に延出された脚部が、前記の反射部材の反射領域と交差しないようにして、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記の反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設けられ、この脚部に前記の当接部が設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置において、
    前記の複数回の反射を行う反射部材の長手方向一端側における反射面に当接する1つの当接部を有する支持部材が設けられると共に、前記の反射部材の長手方向他端側における反射面に当接する2つの当接部を有する支持部材が設けられ、
    前記の2つの当接部を有する支持部材には、反射部材の短手方向に沿って対向するようにして反射部材の反射面に延出された2つの脚部が、前記の反射部材の反射領域と交差しないようにして、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記反射領域より下流側で前記の反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設けられ、この2つの脚部にそれぞれ前記の当接部が設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像読取装置において、
    前記の当接部と前記の反射部材を介して対向するようにして、前記の支持部材に前記の押圧部材を取り付けるための切り込みが設けられ、この切り込みに取り付けられた押圧部材により、前記の反射部材の反射面が前記の当接部に押圧されることを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記の複数回の反射を行う反射部材の長手方向一端側において反射面と反対側の面に当接する1つの当接部が設けられると共に、前記の反射部材の長手方向他端側において反射面と反対側の面に当接する2つの当接部が設けられた支持部材を用い、前記の1つの当接部と2つの当接部との少なくとも片側の当接部が、前記の反射部材において長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記の反射領域より下流側で前記の反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設けられ、
    前記の反射部材を前記の当接部に対して押圧する押圧部材が、前記の反射部材における反射領域と交差しないようにして、反射部材の短手方向に沿って反射部材の反射面に延出されていることを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項5に記載の画像読取装置において、
    前記の1つの当接部と2つの当接部とが、前記の反射部材において長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記の反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置に設けられ、
    前記の押圧部材が、長手方向に長さが最も長い反射領域の端より内側の位置で、前記反射領域より下流側で前記反射領域より長手方向の長さが最も短い反射領域の端より外側の位置において、反射部材における反射領域と交差しないようにして、反射部材の短手方向に沿って反射部材の反射面に延出されていることを特徴とする画像読取装置。
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