JPH01212965A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デジタル制御複写機やファク７ミリ等で原稿
画像を読取るための画像読取装置に関するものである。

豆Ｊニリｉ亜 従来、画像読取装置では、主走査方向に配置された読取
素子アレイにより主走査を行い、この主走査方向とは垂
直な方向に読取素子アレイを順次移動させることによっ
て副走査を行っている。そして、この読取素子アレイの
移動手段としては、読取素子アレイを取り付けた移動台
をレール上に載せ、副走査方向において装置の両端に設
置された各々のプーリに懸回したループワイアを移動台
の両端部に連結し、そのプーリを駆動することによって
レール上を移動させるものである。

しかし、この揚台、両側のワイアの伸縮量が異なったり
、両側の電動系であるグーりやギア等の径が狂っ°Ｃい
たり、偏心量が異なっＣいたりすると読取素子アレイが
主走査方向に対し°Ｃ傾いてしまい、正常な画像読取が
できなくなる。また、し−ルに載っている移動台の読取
素子アレイが配列された主走査方向の拘束は両側部のワ
イアの張力に頼っているため、動作中の微小衝撃でも読
取素子アレイが主走査方向に揺れ動いてしまい読取画像
が歪む等の不都合が生じる。

上記の問題を解決するため、特開昭６１−８９７６６号
公報記載の読取装置が提案され・Ｃいる。この読取装置
は、従来のように読取素子アレイを取り付けた移動台を
ワイアとプーリにより両側で駆動するタイプであるもの
の、読取素子アレイの主走査方向の揺れを防ぐため、移
動台の移動を案内する２本の案内レールの１本に、主走
査方向におい°Ｃ両側から挾み込んで主走査方向の動き
を規制するような部材を１対移動台に取り付ける構成と
なっている。

日　；　゛　　よ　とする課題 しかし、上記特開昭６１−８９７６６号公報において提
案されている読取装置においても、上記従来技術の項で
述べたような駆動系によって引き起こされる読取素子ア
レイの走査ぶれは解消されない。

つまり、上記読取装置では、その移動台の主走査方向に
おける拘束力は案内レールを挾み込み摺動する前記部材
により確保でき、動作中の微小衝撃による主走査方向の
揺れは解消できるものの、両側駆動による左右の駆動量
の違いに対しては移動台が案内レールを挾み込んでいる
部分を支点にしてぶれてしまう。そこで、本発明はこの
ような駆動系により引き起こされる読取素子アレイの走
査ぶれをなくし、正確な読取りが可能な画像読取装置を
提供しようとするものである。

９　　　　　　　　　　　る　　　　の上記課題を解決
するための手段として、本発明は、一次元的に配列され
その方向に主走査する読取素子アレイと、この読取素子
アレイを取り付けた移動台と、この移動台の前記主走査
方向と交差する方向への移動を案内する案内部材と、仁
の移動台をその前記主走査方向における重心位置１点で
牽引し、この案内部材に沿って移動させる牽引から摺動
可能に剛性支持する第１支持手段と、案内部材に対し移
動台を、前記主走査方向の他方から摺動可能に弾性支持
する第２支持手段とを備えたことを特徴としている。

作　　　用 このような構成および手段により、読取素子アレイを取
り付けた移動台をその重心となる中央１点で牽引し、副
走査方向へ移動させるため、読取素子アレイはその主走
査方向にずれたり、その主走査方向がふれることなく牽
引され、正確な画像読取を可能にする。

実施例 以下、本発明の画像読取装置を図面を用いて説明する。

第２図は画像読取装置を主走査方向から見た内部図、第
３図は画像読取装置を副走査方向から見た内部図である
。この画像読取装置は、その装置本体（ト）上面に取り
付けられた原稿台ガラス（２）上に載置される原稿の画
像を、この原稿台ガラス（２）の直下に設けられた読取
ユニット（４）の走査によって読取るものである。読取
ユニット（４）は、主走査方向（第３図中矢印Ｘ方向）
に長く伸びた形状をしており、原稿を主走査方向に均一
に照明するＬＥＤアレイ（５）と、その原稿の画像を結
像させる集束性光伝送体アレイ（６）と、その結像され
た画像を電気信号として読取るＣＣＤアレイ（７）とか
ら構成され°Ｃいる。そして、この読取ユニット（４）
は、移動台Ｏ）上に固定され、移動台Ｇ）とともに第２
図中矢印Ｙで示す副走査方向へ移動されることによって
原稿画像の副走査を行うものである。

次に、この移動台（３）の移動手段について説明する。

本発明の画像読取装置では、従来のように移動台を両側
２点で牽引する代わりＫ、移動台（３）の主走査方向に
おける重心となる中央１点で牽引する構成となっている
。まず、第３図に示すように、移動台の）は、装置本体
（１）内底部に固設され副走査方向に平行に伸びた２本
の案内レール（ｎ）　、　（１２）上に載せられており
、案内レール（１１）　、　（１２）に沿って滑って移
動可能になっている。このため、移動台ｃ３）の底面に
は、案内レール（１１）　、　（１２）の上面との摩擦
を軽減させるための摺動部材（１ｏ）が取り付けられて
いる。移動台（３）の主走査方向における中央には突起
部（３ａ）が前後２ケ所に設けられ、その突起部（３ａ
）に連結されたワイア（１３）が、案内レール（ｎ）　
、　（１２）と平行となるように、装置本体（１）の前
後において主走査方向中央に設けられた２つのブー＋）
　（１４）　、　（１５）に懸回されている。そし°Ｃ
１このうちの１つのグーＩＪ　（１５）は、装置本体０
）に固設されたモータ（１６）の態動軸に取り付けられ
ている。

次に、第１図に示すように、移動台Ｇ）の底部には案内
レール（１１）　、　（１２）の側面と対向しＣ１それ
ぞれ移動台（３）を案内レール（１１）に対して摺動可
能に弾性支持する弾性支持部材＠）と案内レール（１２
）に対して摺動可能に剛性支持する剛性支持ローラ（９
）が取り付けられている。弾性支持部材Ｑ３）は、移動
台Ｏ）に固設された回転軸（８Ｃ）と回転軸（８Ｃ）の
まわりに揺動可能な揺動板（８ｂ）と、揺動板（８ｂ）
の先端に回転可能に取り付けられ案内レール（１１）の
側面に当接するローラ（８ａ）とにより構成されている
。そして、回転板（８ｂ）には一方が移動台（３）に架
けられたバネ（８ｄ）が架けられ、ローラ（８ａ）を案
内レール（１２）に向けて付勢するようになっＣいる。

一方剛性支持ローラ（９）は、案内レール（１２）の側
面に当接するように移動台（３）の前後２ケ所に固設さ
れている。つまり、移動台（３）は副走査方向への移動
中、主走査方向にずれるような力が移動台（３）に加わ
ったとし°でも、弾性支持部材（８）により常に２つの
剛性支持ローラ（９ａ）　、（９ｂ）が案内レール（１
２）に圧接された状態になっ°Ｃいるため、主走査方向
がずれることはない。

まだ、移動台（３）をその重心となるほぼ中央で１点牽
引することで、従来のような２点牽引の場合に生じる牽
引量の違いによる主走査方向のぶれが発生しない構成と
なっている。

なお、読取ユニット（４）はその主走査方向の傾き調整
のため、第４図に示すように、移動台（３）に対して一
端を回転可能に取り付け、他端を２ケ所の長穴（１７）
を介したネジ（１８）により固定され°Ｃいる。

発明の詳細 な説明したように本発明の画像読取装置では、読取ユニ
ットを含む移動台を中央で１点牽引し、２本の案内レー
ルの側面に対して、１方を２ケ所で剛性支持し、他方を
１点で弾性支持する３点支持により移動台が副走査方向
に移動中、主走査方向へのずれおよび主走査方向のぶれ
が生じないため極めて正確な読取りが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像読取装置の要部斜視図、第２図は
画像読取装置を主走査方向から見た内部図、第３図は画
像読取装置を副走査方向から見た内部図、第４図は読取
ユニットの取り付は部を示す斜視図である。 ３・・・移動台　　　　　　　９ａ、９ｂ・・・剛性支
持部材４・・・読取ユニット１１．１２・・・案内レー
ル５・・・ＬＥＤアレイ　　　　　１３　・・・ワイア
６・・・集束性光伝送体アレイ　１４，１５川プーリ７
・・・ＣＣＤアレイ　　　　　１６　・・・モータ８・
・・弾性支持部材 出願人　　　　ミノルタカメラ株式会社第１ｖ！ｊ ３−−一釣１７１Ｉ台 ８−−一免ヨ来”Ｊ＜ｉ ｓａ、５ｂ−−−Ｂｌａｉ；七ｏ−ラ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一次元的に配列されその方向に主走査する読取素子
   アレイと、 該読取素子アレイを取り付けた移動台と、 該移動台の前記主走査方向と交差する方向への移動を案
   内する案内部材と、 該移動台をその前記主走査方向における重心位置１点で
   牽引し、該案内部材に沿って移動させる牽引手段と、 該案内部材に対し該移動台を、その移動方向において少
   なくとも２ケ所で前記主走査方向の一方から摺動可能に
   剛性支持する第１支持手段と、該案内部材に対し該移動
   台を、前記主走査方向の他方から摺動可能に弾性支持す
   る第２支持手段とを備えた画像読取装置。