JP2004252268A - 露光走査装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents
露光走査装置、画像読取装置および画像形成装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】第1走行体4と第2走行体5とを2:1の速度比で走行させる駆動手段を備える露光走査装置で、第1走行体4に搭載された光源7に電力を供給する給電ケーブル10の一端側を第1走行体4に固定し、その他端側を第2走行体5の往復動軌跡を間にして第1走行体4とは反対側に固定し、2つの固定位置間における給電ケーブル10を第2走行体5の復動側を経由するように取り回した。また、第1走行体4と駆動手段とを、副走査方向において第1走行体の重心位置F0よりも復動側で連結するようにした。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、露光走査装置、画像読取装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンタクトガラスに載置された原稿を露光する光源や、この原稿を経由した光を受光素子に導くミラー等の光学部材を搭載した走行体を原稿に沿って走行させることで、原稿を露光走査するようにした画像読取装置がある。
【0003】
このような画像読取装置には、光源とミラーとを搭載する第1走行体と2枚のミラーを搭載する第2走行体とを副走査方向に沿って2:1の速度比で走行させることで、原稿を露光走査するものがある。
【0004】
例えば、図5に示すように、光源100とミラー101とを搭載する第1走行体102に対して、一対のプーリ103に掛け渡されたタイミングベルト104を連結し、プーリ103の回転によるタイミングベルト104の回転によって第1走行体102を走行させるようにした画像読取装置がある。図5中、符号105は、第1走行体102を副走査方向に沿ってスライド自在に支持するスライドレールである。
【0005】
図5に示す画像読取装置では、組み立てや取り回しの容易性から、第1走行体102に搭載された光源100に電力を供給する給電ケーブル106の一端側を第1走行体100側に固定し、第2走行体107の往復動軌跡を間にして第1走行体102とは反対側にその他端側を固定するようにしたものがある。給電ケーブル106は、2箇所の固定位置の間で、第2走行体107の復動側を経由するように取り回されている。
【0006】
なお、ここでは、原稿画像の露光走査に際しての進行方向(図5中左から右方向)における進行側が往動側であり、原稿画像の露光走査を終了してホームポジションに復帰する際の進行方向(図5中右から左方向)における進行側が復動側である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した画像読取装置における原稿画像の読み取りに際して、第1走行体102が第2走行体107に対して2倍の速度で走行することにより、第1走行体102と第2走行体107との距離が徐々に離れると、第1走行体102の移動に追従する給電ケーブル106が、第2走行体107の復動側に引っ掛かった状態となる。
【0008】
これにより、給電ケーブル106は、第1走行体102と第2走行体107との間で張架された状態となって、第1走行体102を第2走行体107の方へ引っ張るような張力を作用させる。
【0009】
そして、この引っ張り力が第1走行体102の往動側をスライドレール105から離反させようとする力(回転モーメント)として作用し、この回転モーメントの作用によって、図5に示すように、第1走行体102の往動側がスライドレール105から浮き上がってしまうことがある。
【0010】
このように第1走行体102がスライドレール105から浮き上がり不安定な状態では、原稿の露光走査に際して、原稿画像を露光走査する速度にムラが発生してしまうこととなる。
【0011】
本発明の目的は、原稿の露光走査速度を安定化することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の露光走査装置は、原稿が載置されるコンタクトガラスと、光源およびミラーを搭載し前記コンタクトガラスに沿って往復動自在とされた第1走行体と、2枚のミラーを搭載し前記コンタクトガラスに沿って往復動自在とされた第2走行体と、前記第1走行体と前記第2走行体とを2:1の速度比で往復動させる駆動手段と、前記光源に電力を供給し、前記第1走行体側に固定された一端側と前記第1および第2走行体よりも下方に固定された他端側との間で前記第2走行体の復動側を経由するように取り回された給電ケーブルと、前記第1走行体と前記駆動手段とを前記第1走行体の重心位置よりも復動側で連結する連結機構と、を具備する。
【0013】
したがって、コンタクトガラスに載置された原稿の露光走査に際して、第1走行体と第2走行体との速度比により第1走行体と第2走行体との間で張架される給電ケーブルの張力が第1走行体を第2走行体の方へ引っ張るように作用し、第1走行体の往動側を浮き上がらせようとする力(回転モーメント)が作用した場合にも、発生した回転モーメントを打ち消す力を作用させることができる。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の露光走査装置において、前記給電ケーブルは、前記第1走行体に対する固定位置と前記第2走行体に対する接触位置との間で、前記第1走行体の往復動方向に平行とされている。
【0015】
したがって、コンタクトガラスに載置された原稿の露光走査に際して、第1走行体と第2走行体との速度比により第1走行体と第2走行体との間で張架される給電ケーブルの張力を、第1走行体の往復動方向に対して平行に作用させることができる。これによって、回転方向への力の発生を抑制することができる。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の露光走査装置において、前記第1走行体を支持して前記第1走行体の走行方向に延出するスライドレールを具備し、前記給電ケーブルは、前記スライドレールの近傍位置で前記第1走行体に固定されている。
【0017】
したがって、コンタクトガラスに載置された原稿の露光走査に際して、第1走行体と第2走行体との速度比により第1走行体と第2走行体との間で張架される給電ケーブルの張力を、第1走行体のスライドレール近傍でスライドレールに平行に作用させることができる。これによって、回転方向への力の発生をより効果的に抑制することができる。
【0018】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の露光走査装置において、前記第1走行体を支持して前記第1走行体の走行方向に延出するスライドレールを具備し、前記駆動手段は、少なくとも一方が回転駆動される一対のプーリ間に張架されて前記第1の走行体が締結されるタイミングベルトを有し、前記連結機構は、前記一対のプーリ間に張架されただけの状態にある前記タイミングベルトの位置よりも前記スライドレールから離反する位置で前記第1の走行体と前記タイミングベルトとを連結する。
【0019】
したがって、タイミングベルトが一対のプーリ間に張架されただけの状態、すなわち、通常の状態に復帰しようとする復帰力によって第1走行体をスライドレール側に付勢することができる。
【0020】
請求項5記載の発明の画像読取装置は、請求項1、2、3または4記載の露光走査装置と、前記露光走査装置が露光対象物を露光走査した後の露光走査光に基づき画像データを取得する画像データ取得手段と、を具備する。
【0021】
したがって、請求項1、2、3または4記載の露光走査装置を用いることにより、露光走査に際して、給電ケーブルの張力に起因して第1走行体が浮き上がってしまうことによって読み取り速度にムラが生じることを防止することができる。
【0022】
請求項6記載の発明の画像形成装置は、請求項5記載の画像読取装置と、記録媒体に対して前記画像読取装置が取得した画像データに基づく画像を形成するプリンタエンジンと、を具備する。
【0023】
したがって、請求項5記載の画像読取装置を用いることにより、良好な画像を形成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態について図1ないし図3を参照して説明する。本実施の形態は、画像読取装置としてフラットベッドタイプのスキャナ装置への適用例を示す。
【0025】
まず、スキャナ装置の全体構成を概略的に説明する。図1は、本実施の形態のスキャナ装置を概略的に示す縦断側面図である。スキャナ装置1は、上面にコンタクトガラス2を備える筐体形状のスキャナハウジング3を有する。
【0026】
特に図示しないが、コンタクトガラス2の直交する2辺には、原稿の主走査方向のサイズを案内するスケール2aと、このスケール2aに対して直交方向に配置されて原稿の副走査方向のサイズを案内する図示しないスケールとが、それぞれ設けられている。原稿は、これらのスケールに突き当てるようにしてコンタクトガラス2上に載置される。
【0027】
スキャナハウジング3内には、第1走行体4と第2走行体5とが設けられている。詳細は後述するが、第1,第2走行体4,5は、コンタクトガラス2に沿って副走査方向(図1中左右方向)に往復動自在とされている。原稿画像の読み取り(露光走査)を待機している場合の第1,第2走行体4,5は、ホームポジションに位置付けられている(図1中実線で示す)。
【0028】
スキャナハウジング3の側壁には第1,第2走行体4,5の移動方向、すなわち、副走査方向に沿って延出するスライドレール(図3中符号13参照)が設けられている。スライドレールは、第1,第2走行体4,5に対して、主走査方向の両端にそれぞれ位置するように、2対設けられている。
【0029】
スキャナハウジング3の底面には電源9が設けられている。電源9は、原稿画像の露光走査に際して、第2走行体5が移動可能な位置(図1中仮想線で示す)と同等ないしこの位置よりもホームポジションから離間する側に設けられている。
【0030】
第1走行体4には、光源7およびミラー8が搭載されている。光源7としては、例えば、ハロゲンランプ、蛍光灯に加えて、キセノンランプ等を用いることができる。ミラー8は、光源7から出射されたコンタクトガラス2からの戻り光を第2走行体5へ向けて反射するように反射角度が調整されている。
【0031】
光源7には、給電ケーブルとしてのリード線10の一端が接続されている。リード線10の他端は、光源7に電力を供給する電源9に接続されている。
【0032】
リード線10は、光源7と電源9とを電気的に接続する機能を果たし、一端側の一部が第1走行体4側に固定され、他端側の一部が電源9側に固定されている。なお、リード線10の取り回しについては後述する。
【0033】
リード線10としては、各々絶縁膜によって外周が被覆された単線形状のものを必要本数接続するようにしてもよいし、必要本数を撚ってその外周を絶縁膜によって被覆した撚線形状としたものを接続してもよい。いずれにせよ、リード線10は、点灯時に高電圧が印加されるキセノンランプ等を光源7として用いた場合にも、印加された電圧に耐え得るように電圧定格が高く設定されている。
【0034】
リード線10は、第1,第2走行体4,5が繰り返し往復動することにより、繰り返し屈曲されたり、第2走行体5等に対して繰り返し摺動されたりするが、外周に絶縁膜が設けられたリード線10を用いることにより、耐屈曲性や耐摺動性を向上させることができる。
【0035】
リード線10は、第1走行体4の端部(終端部)にコネクタ部を設けこのコネクタ部に光源7の図示しないハーネスを接続してもよいし、ハンダ付けによって光源7のハーネスに接続してもよい。ハンダ付けを用いる場合、例えば、ホットメルト等によって、接続部分を樹脂によってコーティングしてもよい。
【0036】
特に図示しないが、本実施の形態では、リード線10は、第1走行体4に設けられて、光源7のハーネスが接続されるコネクタに固定されており、この固定位置によって「第1走行体4に対する固定位置」が実現されている。
【0037】
なお、「第1走行体に対する固定位置」は、これに限るものではなく、例えば、リード線10の一部を別途第1走行体4に位置固定し、この固定位置によって「第1走行体4に対する固定位置」を実現するようにしてもよい。「第1走行体4に対する固定位置」は、スライドレール(図3中符号13参照)に近い程好適である。
【0038】
なお、本実施の形態では、給電ケーブルとしてリード線10を用いたが、これに限るものではなく、例えば、必要本数の導電性のケーブルとこの導電性ケーブルの外周を被覆する絶縁膜とによって形成された長尺形状のフレキシブルプリント配線基板等を用いることもできる。給電ケーブルとしてフレキシブルプリント配線基板を用いる場合、第2走行体5のガイド部材17に対して摺動する側の面に必ず絶縁膜が設けられているものを用いる。これにより、耐絶縁性を確保する。
【0039】
第1走行体4の下面には、主走査方向の両端側となる位置に、それぞれ2つずつのスライダ12(図3参照)が設けられている。このスライダ12は、スキャナハウジング3に設けられた第1走行体4用のスライドレール13(図3参照)に対して、図1中紙面上方から当接しており、第1走行体4の移動に際しては、スライドレール13に対して摺動される。
【0040】
第2走行体5には、第1走行体4のミラー8で反射された光を、ラインセンサ14に向けて折り返すミラー15,16が搭載されている。
【0041】
また、第2走行体5には、リード線10の取り回し経路上に設けられたガイド部材17が搭載されている。
【0042】
ガイド部材17は、ミラー15,16を覆うように湾曲するガイド面17aを備えている。リード線10は、ガイド面17aに外周側から接触するように配設されている。このようなガイド面17aを有するガイド部材17を設けることにより、リード線10を所望する経路に案内することができる。
【0043】
ガイド面17aにおける上端面17bの高さは、「第1走行体4に対する固定位置」の高さと等しくなるように設定されている。これにより、リード線10は、「第1走行体4に対する固定位置」との間で、スライドレール(図3中符号13参照)に対して平行となるように張架される。
【0044】
ガイド部材17は、また、ガイド面17aの主走査方向の両端部に設けられてガイド面17aからリード線10側へ向けて立ち上げられたガイドリブ17cを備えてもよい。これによって、ガイド部材17は、ガイドリブ17cによってガイド面17aに対するリード線10の主走査方向での位置ずれを防止することができる。
【0045】
ラインセンサ14は、直線状に配列された複数の光電変換素子(図示せず)を有しており、入射される光を光電変換して入射光の強度に応じた電気信号を出力する。
【0046】
公知の技術であるため図示および説明を省略するが、ラインセンサ14から出力された電気信号は、図示しない画像処理部において所定の各種画像処理が施され、画像データが生成される。ここに、画像データ取得手段が実現される。生成された画像データは、例えば、記憶装置に記憶されたり、このスキャナ装置1に接続された図示しない画像処理装置へ出力されたりする。
【0047】
ラインセンサ14に入力される光は、レンズ20によってラインセンサ14に焦点が合うように調整されて集光される。
【0048】
特に図示しないが、スキャナ装置1は、スキャナ装置1が備える各部を駆動制御する制御部を備えており、上述したスキャナモータ6や画像処理部における画像処理等はこの制御部によって駆動制御される。
【0049】
次に、リード線10の取り回しについて説明する。リード線10は、電源9に対して、図1に示すように、光源7から、途中、第2走行体5の復動側を介して電源9に接続されるように取り回されている。
【0050】
リード線10は、上述したように、第2走行体5に設けられたガイド部材17により、第2走行体5に対する接触位置と第1走行体4に対する固定位置との間で、或る一定の張力が付加されるように、第2走行体5に対する接触位置と第1走行体4に対する固定位置との間で張架されている。
【0051】
また、リード線10は、第2走行体5に対する接触位置と第1走行体4に対する固定位置との間において、スライドレール13に対して平行となるように配設されている。例えば、第2走行体5に搭載されるガイド部材17の形状を調整することにより、第2走行体5に対する接触位置と第1走行体4に対する固定位置との間においてリード線10がスライドレール13に対して平行となるように配設することが可能である。
【0052】
なお、リード線10は、第2走行体5に対して固定されているものではなく、上述した原稿画像の読み取りに際して、第1走行体4が第2走行体5に対して2倍の速度で走行することによって第1走行体4と第2走行体5との距離が離れるような場合には、第2走行体5のガイド部材17に対して摺動しながら第1走行体4の移動に追従する。
【0053】
次に、第1,第2走行体4,5の駆動機構について図2および図3を参照して詳細に説明する。図2は第1,第2走行体4,5の駆動機構を示す斜視図であり、図3は駆動機構に対する第1走行体連結状態を示す概略図である。図2に示すように、第1走行体4の下面両端部には、副走査方向に沿って延出するエンドレスタイプのタイミングベルト21が、それぞれ配設されている。
【0054】
タイミングベルト21は、クランプ部材22によってその一部が、第1走行体4の下面に締結(連結)されている。本実施の形態では、クランプ部材22によって連結機構が実現されている。
【0055】
クランプ部材22による第1走行体4とタイミングベルト21との締結位置Xは、副走査方向において第1走行体4の重心位置(図3中F0で示す)よりも復動側となるように設定されている。
【0056】
また、第1走行体4とタイミングベルト21との締結位置Xは、駆動タイミングプーリ23と従動タイミングプーリ24との間に張架しただけの通常状態におけるタイミングベルト21の位置(図3中一点鎖線で示す)よりも高くなるように設定されている。本実施の形態では、駆動タイミングプーリ23と従動タイミングプーリ24とよって、一対のプーリが実現されている。
【0057】
各タイミングベルト21は、駆動タイミングプーリ23と、従動タイミングプーリ24との間に架け渡されており、駆動タイミングプーリ23の回転に伴って回転される。
【0058】
駆動タイミングプーリ23は、主走査方向に沿って延出する駆動軸25の両端部にそれぞれ固定されている。
【0059】
駆動軸25には、各駆動タイミングプーリ23と回転中心を等しくする、すなわち、駆動軸25を回転中心とする駆動タイミングプーリ26が設けられている。駆動タイミングプーリ26の径は、駆動タイミングプーリ23の径に対して1/2の寸法に設定されている。
【0060】
この駆動タイミングプーリ26には、第2走行体5の主走査方向の両端部に設けられるエンドレスタイプのタイミングベルト28が掛け渡されている。タイミングベルト28は、各駆動タイミングプーリ26に対して、副走査方向で対をなす従動タイミングプーリ27との間に架け渡されている。また、タイミングベルト28は、一部が第2走行体5の上面両端部にそれぞれ締結されている。
【0061】
駆動軸25の一方側の端部には、駆動軸25を回転中心とする駆動伝達タイミングプーリ29が取り付けられている。上述のスキャナモータ6は、駆動伝達タイミングプーリ29の近傍に配設されており、スキャナモータ6の図示しない駆動軸に設けられた図示しない駆動力伝達用プーリと駆動伝達タイミングプーリ29との間には、エンドレスタイプの駆動タイミングベルト32が架け渡されている。これにより、スキャナモータ6の駆動力が駆動伝達タイミングプーリ29に伝達され、駆動伝達タイミングプーリ29の回転によって駆動軸25を回転させることにより各駆動タイミングプーリ23,26を回転させることができる。
【0062】
各駆動タイミングプーリ23,26が回転すると、この駆動タイミングプーリ23,26に架け渡されているタイミングベルト21,28が回転され、このタイミングベルト21,28の回転に伴って、これらのタイミングベルト21,28に締結されている第1,第2走行体4,5がタイミングベルト21,28の張架方向である副走査方向に沿って移動する。
【0063】
このとき、駆動タイミングプーリ23の径と駆動タイミングプーリ26の径とは2:1の寸法関係に設定されているため、駆動タイミングプーリ23が1回転することにより第1走行体4が移動する距離は、駆動タイミングプーリ26が1回転することにより第2走行体5が移動する距離の2倍となる。本実施の形態では、これにより第1,第2走行体を2:1の速度比で走行させることができる。ここに、駆動手段が実現されている。また、本実施の形態では、この駆動手段、駆動手段によって往復動される第1,第2走行体4,5および、これらに搭載された各部材7,8,15,16,17等によって露光走査装置が実現されている。
【0064】
駆動タイミングプーリ23と従動タイミングプーリ24との間隔は、原稿の読み取りに際して、第1走行体4が、読み取り可能な原稿の副走査方向のサイズに沿って副走査方向に移動することが可能である程度に離間されている。このとき、駆動タイミングプーリ26と従動タイミングプーリ27との間隔は、第2走行体5が副走査方向に移動する長さ、すなわち、第1走行体4が移動する距離の半分程度の間隔で離間されていればよい。
【0065】
ところで、スキャナ装置1では、原稿画像の読み取りに際して、第1走行体4が第2走行体5に対して2倍の速度で走行することにより第1走行体4と第2走行体5との距離が離れ、リード線10が第2走行体5のガイド部材17に対して摺動しながら第1走行体4の移動に追従しようとする際、第2走行体5と光源7との間に張架されたリード線10の張力によって、第1走行体4に対して、第1走行体4を第2走行体5の方へ引っ張るような力が作用し、第1走行体4は進行方向とは逆方向(往動方向)に付勢される。
【0066】
ここで、リード線10は、「第1走行体4に対する固定位置」がスライドレール13に近付くように第1走行体4に固定されているため、第1走行体4を第2走行体5の方へ引っ張るような力は、第1走行体4におけるリード線10が接続されている側とは反対側をスライドレール13から離反する方向に浮き上がらせようとする力(回転モーメント)として作用する。
【0067】
従来では、この回転モーメントの作用によって、第1走行体102の往動側がスライドレール105から離反する方向に浮き上がってしまい、第1走行体102が不安定な状態となって読み取り速度にムラが発生してしまうという不具合がある(図5参照)。
【0068】
これに対し、本実施の形態では、第1走行体4とタイミングベルト21との締結位置Xが、副走査方向において第1走行体4の重心位置F0より復動側であるため、図3に示すように、第1走行体4に設けられたスライダ12のうち、副走査方向において復動側のスライダ12aにかかる下方への押圧力F1と、往動側のスライダ12bにかかる下方への押圧力F2との関係は、F1よりF2の方が大きくなる。
【0069】
これにより、原稿画像の露光走査に際して、第1走行体4が第2走行体5に対して2倍の速度で走行する際には、第2走行体5の復動側に取り回された給電ケーブル10が第1走行体4と第2走行体5との間で張架された状態となり、このときの張力が第1走行体4を第2走行体5の方へ引っ張るように作用する。
【0070】
このとき、この張力が第1走行体4の往動側をスライドレール13から離反させようとする力(回転モーメント)として作用した場合にも、クリップ部材22によって連結される第1走行体4とタイミングベルト21との締結位置Xが第1走行体4の重心位置F0よりも復動側に設定されているため、発生した回転モーメントを打ち消そうとする力を作用させることができる。
【0071】
これによって、第1走行体4のスライドレール13からの浮き上がりを防止して、第1走行体4をスライドレール13に沿って安定して摺動させることができる。
【0072】
また、本実施の形態では、リード線10の第2走行体5に対する接触位置と第1走行体4に対する固定位置との間において、リード線10が、スライドレール13に対して平行となるように張架されているため、「第1走行体4に対する固定位置」と第2走行体5に対する接触位置との間におけるリード線10の張力によって、第1走行体4に対して、第1走行体4を第2走行体5の方へ引っ張るように作用する力を、第1走行体4の往復動方向に平行に作用させることができ、回転方向への力の発生を抑制することができる。
【0073】
これによって、第1走行体4をスライドレール13に沿ってより安定して摺動させることができ、第1走行体4をより浮き上がり難くすることができる。
【0074】
このとき、リード線10を、第1走行体4におけるスライドレール13の近傍位置で第1走行体4に固定することにより、第1走行体4を第2走行体5の方へ引っ張るように作用する力を第1走行体4のスライドレール13近傍位置で作用させることができるので、第1走行体4をスライドレール13に沿ってより安定して摺動させることができる。
【0075】
さらに、本実施の形態では、第1の走行体4とタイミングベルト21との締結位置Xが、駆動タイミングプーリ23と従動タイミングプーリ24との間に張架されただけの状態にあるタイミングベルト21の位置(図3中一点鎖線で示す)よりもスライドレール13から離反する位置であるため、タイミングベルト21は、常に、駆動タイミングプーリ23と従動タイミングプーリ24との間に張架されただけの状態、すなわち、通常の状態に復帰しようとしている。この復帰力を利用することによって、第1走行体4を、スライドレール13側に当接するように付勢し、第1走行体4をスライドレール13からより浮き上がり難くすることができる。
【0076】
このように、原稿画像の露光走査に際しての第1走行体4のスライドレール13からの浮き上がりを防止し、スライドレール13に沿って第1走行体4を安定して走行させることにより、原稿画像の露光走査速度を安定化することができ、これにより原稿画像に忠実に画像を良好に読み取ることができる。
【0077】
次に、本発明の第2の実施の形態について図4を参照して説明する。本実施の形態は、画像形成装置としてデジタル複写機への適用例を示す。なお、第1の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
【0078】
図4は、本実施の形態のデジタル複写機を示す縦断側面図である。図4に示すように、デジタル複写機50は、第1の実施の形態のスキャナ装置1と、スキャナ装置1で読み取った画像データに基づく画像を記録媒体に形成して出力するデジタル複写機エンジン51とを備えている。
【0079】
本実施の形態のプリンタエンジン51は、画像形成方式として電子写真方式を採用しており、感光体52と、この感光体52の周囲に配設された帯電器53、光書き込み装置54、現像器55、転写器56、クリーナ57に加えて、後述のように記録媒体に転写されたトナーを定着させる定着器58等を備えている。
【0080】
公知の技術であるため説明を省略するが、プリンタエンジン51は、帯電器53によって感光体52表面を一様に帯電し、スキャナ装置で露光走査することにより取得された画像データに基づき光書き込み装置54によって感光体52表面を露光走査して感光体52表面に静電潜像を形成し、この静電潜像に対して現像器55によってトナーを付着させることにより感光体52表面にトナー像を形成する。そして、感光体52表面のトナー像を、給紙トレイ59aや手差し給紙トレイ59bに保持されるシート状の記録媒体にタイミングを調整した状態で転写器56によって転写し、転写されたトナー像を定着器58によって加熱および加圧することで定着させる。トナー像が定着された記録媒体は、排紙トレイ60に排出される。
【0081】
特に図示しないが、デジタル複写機50は、デジタル複写機50が備える各部を駆動制御する制御部を備えている。この制御部は、例えば、スキャナ装置1の動作とプリンタエンジン51の動作との連動を制御する。
【0082】
このようなデジタル複写機50によれば、スキャナ装置1における第1走行体4が原稿画像の露光走査に際して浮き上がってしまうことが防止されて良好な読み取り画像データを得ることができるので、原稿画像に忠実に良好な画像を記録媒体に形成することができる。
【0083】
なお、本実施の形態では、画像形成装置として図5に示すデジタル複写機50への適用例を示したが、これに限るものではなく、例えば、スキャナ装置1とプリンタエンジン51とに加えて、各種ネットワークを介して接続された外部装置との間で通信を行う図示しない通信手段を備えるファクシミリやMFP等によって画像形成装置を実現するようにしてもよい。
【0084】
また、本実施の形態では、画像形成装置として図4に示すデジタル複写機50への適用例を示したが、これに限るものではなく、画像形成装置として、例えば、上述した露光走査装置によって露光走査した原稿からの反射光を感光体52表面に直接照射するアナログ方式の複写機(図示せず)へ適用してもよい。
【0085】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の露光走査装置によれば、原稿が載置されるコンタクトガラスと、光源およびミラーを搭載し前記コンタクトガラスに沿って往復動自在とされた第1走行体と、2枚のミラーを搭載し前記コンタクトガラスに沿って往復動自在とされた第2走行体と、前記第1走行体と前記第2走行体とを2:1の速度比で往復動させる駆動手段と、前記光源に電力を供給し、前記第1走行体側に固定された一端側と前記第1および第2走行体よりも下方に固定された他端側との間で前記第2走行体の復動側を経由するように取り回された給電ケーブルと、前記第1走行体と前記駆動手段とを前記第1走行体の重心位置よりも復動側で連結する連結機構と、を具備するため、コンタクトガラスに載置された原稿の露光走査に際して、第1走行体と第2走行体との速度比により第1走行体と第2走行体との間で張架される給電ケーブルの張力が第1走行体を第2走行体の方へ引っ張るように作用し、第1走行体の往動側を浮き上がらせようとする力(回転モーメント)が作用した場合にも、発生した回転モーメントを打ち消す力を作用させ、第1走行体の浮き上がりを防止することができるので、原稿の露光走査速度を安定化することができる。
【0086】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の露光走査装置において、前記給電ケーブルは、前記第1走行体に対する固定位置と前記第2走行体に対する接触位置との間で、前記第1走行体の往復動方向に平行とされているため、コンタクトガラスに載置された原稿の露光走査に際して、第1走行体と第2走行体との速度比により第1走行体と第2走行体との間で張架される給電ケーブルの張力を、第1走行体の往復動方向に対して平行に作用させ、回転方向への力の発生を抑制することができるので、第1走行体の浮き上がりをより効果的に防止して、原稿の露光走査速度を安定化することができる。
【0087】
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の露光走査装置において、前記第1走行体を支持して前記第1走行体の走行方向に延出するスライドレールを具備し、前記給電ケーブルは、前記スライドレールの近傍位置で前記第1走行体に固定されているため、コンタクトガラスに載置された原稿の露光走査に際して、第1走行体と第2走行体との速度比により第1走行体と第2走行体との間で張架される給電ケーブルの張力を、第1走行体のスライドレール近傍でスライドレールに平行に作用させ、回転方向への力の発生をより効果的に抑制することができるので、第1走行体をスライドレールに沿ってより安定して摺動させることができる。
【0088】
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の露光走査装置において、前記第1走行体を支持して前記第1走行体の走行方向に延出するスライドレールを具備し、前記駆動手段は、少なくとも一方が回転駆動される一対のプーリ間に張架されて前記第1の走行体が締結されるタイミングベルトを有し、前記連結機構は、前記一対のプーリ間に張架されただけの状態にある前記タイミングベルトの位置よりも前記スライドレールから離反する位置で前記第1の走行体と前記タイミングベルトとを連結するため、タイミングベルトが一対のプーリ間に張架されただけの状態、すなわち、通常の状態に復帰しようとする復帰力によって第1走行体をスライドレール側に付勢することができ、第1走行体をスライドレールに沿ってより安定して摺動させることができる。
【0089】
請求項5記載の発明の画像読取装置によれば、請求項1、2、3または4記載の露光走査装置と、前記露光走査装置が露光対象物を露光走査した後の露光走査光に基づき画像データを取得する画像データ取得手段と、を具備するので、請求項1、2または3記載の露光走査装置を用いることにより、露光走査に際して、給電ケーブルの張力に起因して第1走行体が浮き上がってしまうことによる読み取り速度のムラの発生を防止することができる。
【0090】
請求項6記載の発明の画像形成装置によれば、請求項5記載の画像読取装置と、記録媒体に対して前記画像読取装置が取得した画像データに基づく画像を形成するプリンタエンジンと、を具備するので、請求項5記載の画像読取装置を用いることにより、良好な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のスキャナ装置を概略的に示す縦断側面図である。
【図2】第1,第2走行体の駆動機構を示す斜視図である。
【図3】駆動機構に対する第1走行体連結状態を示す概略図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のプリンタを示す縦断側面図である。
【図5】従来の画像読取装置を例示する縦断側面図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置
2 コンタクトガラス
4 第1走行体
5 第2走行体
7 光源
8,15,16 ミラー
13 スライドレール
21 タイミングベルト
22 連結機構
23,24 一対のプーリ
50 画像形成装置
51 プリンタエンジン
Claims (6)
- 原稿が載置されるコンタクトガラスと、
光源およびミラーを搭載し前記コンタクトガラスに沿って往復動自在とされた第1走行体と、
2枚のミラーを搭載し前記コンタクトガラスに沿って往復動自在とされた第2走行体と、
前記第1走行体と前記第2走行体とを2:1の速度比で往復動させる駆動手段と、
前記光源に電力を供給し、前記第1走行体側に固定された一端側と前記第1および第2走行体よりも下方に固定された他端側との間で前記第2走行体の復動側を経由するように取り回された給電ケーブルと、
前記第1走行体と前記駆動手段とを前記第1走行体の重心位置よりも復動側で連結する連結機構と、
を備える露光走査装置。 - 前記給電ケーブルは、前記第1走行体に対する固定位置と前記第2走行体に対する接触位置との間で、前記第1走行体の往復動方向に平行とされている請求項1記載の露光走査装置。
- 前記第1走行体を支持して前記第1走行体の走行方向に延出するスライドレールを具備し、
前記給電ケーブルは、前記スライドレールの近傍位置で前記第1走行体に固定されている請求項2記載の露光走査装置。 - 前記第1走行体を支持して前記第1走行体の走行方向に延出するスライドレールを具備し、
前記駆動手段は、少なくとも一方が回転駆動される一対のプーリ間に張架されたタイミングベルトを有し、
前記連結機構は、前記一対のプーリ間に張架されただけの状態にある前記タイミングベルトの位置よりも前記スライドレールから離反する位置で前記第1の走行体と前記タイミングベルトとを連結する請求項1記載の露光走査装置。 - 請求項1、2、3または4記載の露光走査装置と、
前記露光走査装置が露光対象物を露光走査した後の露光走査光に基づき画像データを取得する画像データ取得手段と、
を具備する画像読取装置。 - 請求項5記載の画像読取装置と、
記録媒体に対して前記画像読取装置が取得した画像データに基づく画像を形成するプリンタエンジンと、
を具備する画像形成装置。
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