JP2005266268A - 画像読取装置及び複写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単で安価な構成でEMI放射の低減を図ることができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 導電性を有する芯24の外周が被覆層25で被覆されたワイヤ14を原稿画像の読み取りに用いる光源を搭載した走行体11に連結し、ワイヤ14を移動させることにより走行体11を原稿に沿って移動させる構成において、ワイヤ14の走行体11に連結されている部分では、芯24を露出させて走行体11に直接接触させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像読取装置及び複写装置に関する。
従来、原稿の画像を読み取るための光学系部品のうち光源,ミラーを搭載した走行体を、所定方向に往復移動させることにより、原稿の画像を露光走査するようにした画像読取装置がある。
このような画像読取装置には、ワイヤとプーリとの組み合わせによる駆動機構をモータによって駆動することにより、ワイヤに連結された走行体を往復移動させるようにしたものがある。このようなワイヤは、例えば金属製の芯の外周に被覆層が形成されたものである。
近年、画像の高品質化に伴い、画像読取装置の光源の明るさは増加傾向の一途である。このように光源の明るさが増大すると、ノイズも増大するため、EMI(Electric Magnetic Interference)放射も増大する傾向にある。
このEMI放射を低減させる対策として、光源を搭載した走行体を画像読取装置の筐体へ接地(アース)させるためにフレキシブルケーブルやアース用電線を設け、ノイズを筐体側へ逃がしてEMI放射の低減を図っているものがある。また、別の対策として、光源へ接続される電源ケーブルにフェライトコアを入れてEMI放射の低減を図っているものがある。
しかしながら、これらのEMI放射対策では、画像読取動作の機能として必要ではない特別な構成を追加する必要があるので、構造が複雑になり、コストが増大するという問題がある。
本発明の目的は、簡単で安価な構成でEMI放射の低減を図ることができる画像読取装置及び複写装置を提供することである。
請求項1記載の発明は、原稿画像の読み取りに用いる光源を搭載した走行体を原稿に沿って移動させて原稿画像の読み取りを実行する画像読取装置において、導電性を有する芯の外周が被覆層で被覆され前記走行体に連結されたワイヤを有し、駆動源からの駆動によって前記ワイヤを移動させて前記走行体を移動させる駆動機構を備え、前記ワイヤの前記走行体に連結されている部分では、前記芯が露出されて前記走行体に直接接触している。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像読取装置において、前記走行体及び前記駆動機構を内部に収納する筐体を備え、前記ワイヤの少なくとも一方の端部が前記筐体に電気的に接続されている。
請求項3記載の発明の複写装置は、請求項2記載の画像読取装置において、前記ワイヤの両端部が前記筐体に電気的に接続されている。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載の画像読取装置と、この画像読取装置が読み取った原稿画像に基づいた画像を電子写真方式で記録材上に形成するプリンタ装置と、を備える。
本発明によれば、走行体を移動させる駆動機構のワイヤによって光源からのノイズが逃げるので、簡単で安価な構成で、画像読取装置及び複写装置でのEMI放射の低減を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。
図1は本実施の形態の画像読取装置1を示す縦断側面図である。画像読取装置1の筐体2の上面には、原稿(図示せず)を載置するためのコンタクトガラス3が設けられている。筐体2の内部には、光源4からコンタクトガラス3上に載置された原稿に向けて照射した光の戻り光をミラー5,6,7で順次反射し、結像レンズ8を通過した反射光をCCD9で受光することによって原稿の画像を読み取るようにした画像読み取り用の光学系部品10が設けられている。光学系部品10のうち、光源4,ミラー5は走行体である第1走行体11に搭載されており、ミラー6,7は第2走行体12に搭載されている。光源4は、電源ケーブルを介して電源(共に図示せず)から電力供給を受ける。
図2は、第1及び第2走行体11,12の駆動機構Mを示す斜視図である。第1及び第2走行体11,12の両側方には、駆動源であるステッピングモータ13によって駆動されるワイヤ14が設けられている。
ワイヤ14は、ステッピングモータ13の出力軸16と平行に設けられた駆動軸17の両端部付近に固定されたプーリ18と、第1走行体11及び第2走行体12の走行方向(図2中矢印A,B方向)の両端部側の定位置に回転自在に支持されたプーリ19と、第2走行体12の両端部に回転自在に支持されたプーリ20とに掛け回されている。プーリ20は、相対向する側板(図示せず)等により支持されている。ワイヤ14の一方の端部14aは、筐体2に固定され、他方の端部14bは金属製の引張バネ15を介して筐体2に固定されている。この引張バネ15によって、ワイヤ14にテンションが付与される。
また、ワイヤ14は、第1走行体11のベース11aの両側でネジ23によりベース11aにネジ止めされた板金製の保持部材21によって、ベース11aに押し付けられて固定されている。つまり、ワイヤ14は、ベース11aと保持部材21とによって挟み止めされて第1走行体11に固定されている。ここで、保持部材21は、第1走行体11を構成する部材である。これによって、ワイヤ14と第1走行体11とが連結されている。ステッピングモータ13は、駆動軸17の一方の端部に固定されたプーリ17aと出力軸16とに掛け渡されたエンドレスベルト22を介してワイヤ14を駆動する。
ここに、ワイヤ14、プーリ18,19,20などにより駆動機構Mが構成されている。
この構造では、ステッピングモータ13の回転を正回転させて駆動軸17を正回転させた場合には、第1及び第2走行体11,12が原稿画像を読み取る方向(図中における矢印A方向:往動方向)に2:1の速度比で走行し、ステッピングモータ13を逆回転させて駆動軸17を逆回転させた場合には、第1及び第2走行体11,12がホームポジションに向けて(図中における矢印B方向:復動方向)に戻るように2:1の速度比で走行する。
次に、ワイヤ14の構造及び取り付け構造について図2ないし4に基づいて詳しく説明する。図3はワイヤ14の第1走行体11への取付構造を示す側面図、図4は筐体2へのワイヤ14の取り付け構造を示す側面図である。
図3に示すように、ワイヤ14は、基本的には、芯24と、この芯24の外周に形成され芯24の外周を被覆する被覆層25とによる2重構造であるが、後述するように部分的に被覆層25が形成されず芯24が露出している部分を有している。ここで、ワイヤ14におけるプーリ18,19,20に接触する部分には、被覆層25が形成されている。芯24は、第1及び第2走行体11,12を移動させるのに十分な強度を有し、導電性を有する材料で形成されている。具体的には、本実施の形態の芯24の材料は、金属である。被覆層25の材料は、例えば、ゴム、樹脂などを例示することができ、被覆層25は、芯24よりも導電性が低い。
ワイヤ14の第1走行体11への取り付け部分には、被覆層25は形成されておらず、芯24が露出している。よって、芯24が第1走行体11に直接接触した状態で、上述したように第1走行体11に固定されている。これにより、第1走行体11がワイヤ14に電気的に接続されている。
図2に示すように、ワイヤ14の一方の端部14aには、丸型端子26が取り付けられており、この丸型端子26が筐体2にネジ止めされ接地(アース)されている。ワイヤ14の丸型端子26が取り付けられている部分には、被覆層25は形成されておらず、芯24が丸型端子26に直接接触している。これにより、ワイヤ14が一方の端部14aにおいて、筐体2に電気的に接続されている。
図4に示すように、ワイヤ14の他方の端部14bには、丸型端子27が取り付けられている。この丸型端子27が引張バネ15に固定され引張バネ15を介して筐体2に接地(アース)されている。ワイヤ14の丸型端子27が取り付けられている部分には、被覆層25は形成されておらず、芯24が丸型端子27に直接接触している。これにより、ワイヤ14が他方の端部14bにおいて、筐体2に電気的に接続されている。さらに、他方の端部14bにおいて、ワイヤ14は丸型端子27から延出しており、延出した先端に別の丸型端子28が取り付けられている。この丸型端子28は、筐体2にネジ止めされて接地(アース)されている。この丸型端子28が取り付けられているワイヤ14の部分も、被覆層25は形成されておらず、芯24が丸型端子28に直接接触している。よって、この部分でも、ワイヤ14が筐体2に電気的に接続されている。この構造では、丸型端子27と丸型端子28との間では、ワイヤ14にはテンションが掛かっていない状態である。
このように、第1走行体11に搭載された光源4は、ワイヤ14の芯24によって筐体2にアースされている。
このような構成において、画像の読み取り動作を説明する。まず、ステッピングモータ13が正回転して、第1走行体11及び第2走行体12が図中矢印Aの方向へ走行する。第1走行体11及び第2走行体12の走行に伴って、光源4からコンタクトガラス3上に載置された原稿に向けて照射した光の戻り光をミラー5、ミラー6、ミラー7で順次反射し、結像レンズ8を通過した反射光を、CCD9で受光することによってコンタクトガラス3上に載置した原稿画像を読み取る。
このような画像の読み取り動作において、光源4によって発生したノイズは、第1走行体11からワイヤ14の芯24に伝わり、そして、ワイヤ14の両端部14a,14bで丸型端子26,27,28、引張バネ15を経由して筐体2に逃げる。よって、光源4から発生したノイズによるEMI放射の発生を低減することができる。このようにEMI放射の発生を低減させる構成として、画像読取動作に必要なワイヤ14を兼用しているので、簡単で安価な構成でEMI放射の低減が実現される。
このとき、ワイヤ14の両端部14a,14bが筐体2に接地されているので、例えばワイヤ14の一方の端部14a又は14bだけを筐体2に接地させた場合に比べて、ノイズの筐体2への伝達がより促進され、EMI放射の低減効果が向上する。
また、ワイヤ14のうちプーリ18,19,20に接する部分には、被覆層25が形成されているので、金属製の芯24がプーリに直接当たることがなく、プーリ18,19,20の破損が防止されている。
次に、本発明の第2の実施の形態を図5に基づいて説明する。なお、前述した実施の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。
図5は、本実施の形態の複写装置31を示す模式図である。複写装置31は、原稿の画像を読み取る第1の実施の形態の画像読取装置1と、画像読取装置1で読み取られた原稿の画像を記録材である用紙に形成するプリンタ装置32とで構成されている。プリンタ装置32は、露光、現像、転写、定着という周知の電子写真方式のプロセスによって用紙に画像形成がなされる。
このような複写装置31では、画像読取装置1でのEMI放射が低減されているので、複写装置31としてもEMI放射の低減が図られている。
本発明の第1の実施の形態の画像読取装置を示す縦断側面図である。 第1走行体及び第2走行体の駆動機構を示す斜視図である。 ワイヤの第1走行体への取付構造を示す側面図である。 筐体へのワイヤの取り付け構造を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態の複写装置を示す模式図である。
符号の説明
1 画像読取装置
2 筐体
4 光源
11 第1走行体(走行体)
13 ステッピングモータ(駆動源)
14 ワイヤ
14a 端部
14b 端部
24 芯
25 被覆層
31 複写装置
32 プリンタ装置
M 駆動機構

Claims (4)

  1. 原稿画像の読み取りに用いる光源を搭載した走行体を原稿に沿って移動させて原稿画像の読み取りを実行する画像読取装置において、
    導電性を有する芯の外周が被覆層で被覆され前記走行体に連結されたワイヤを有し、駆動源からの駆動によって前記ワイヤを移動させて前記走行体を移動させる駆動機構を備え、
    前記ワイヤの前記走行体に連結されている部分では、前記芯が露出されて前記走行体に直接接触している、ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記走行体及び前記駆動機構を内部に収納する筐体を備え、
    前記ワイヤの少なくとも一方の端部が前記筐体に電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記ワイヤの両端部が前記筐体に電気的に接続されていることを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一記載の画像読取装置と、
    この画像読取装置が読み取った原稿画像に基づいた画像を電子写真方式で記録材上に形成するプリンタ装置と、
    を備えることを特徴とする複写装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115931A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Kyocera Mita Corp 高圧接点端子台
JP2015012450A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、画像形成装置

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