JP2021082526A - フラットケーブル、及び電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置する装置の小型化を可能とし、かつ放射ノイズの発生を低減することが可能でありながら、断線を生じ難くすることが可能なフラットケーブルを提供する。【解決手段】FFC1081は、第1端子108aと、第2端子108bと、それら第1端子108a及び第2端子108bを導通する複数の導体線とを有する。また、FFC1081は、第1領域301と、第2領域302と、それらの間に設けられるスリットSLと、第2領域302の表面に貼付され、電磁場の流れを低減するシールドSD1と、第2領域302の裏面に貼付され、電磁場の流れを低減するシールドSD2とを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、複数の導体線を有するフラットケーブル及びこれを備える電子装置に関する。
一般に、原稿に記録された画像や文字情報に光を照射し、その反射光をイメージセンサを含む撮像部によって読取る画像読取装置が知られている。このような画像読取装置では、原稿台ガラス上に読取面を下向きにして原稿を載置し、原稿台ガラスの下方に配置された撮像部が移動しながら原稿の画像や文字情報を読取る。
従来、原稿に光を照射するLEDランプを移動可能に収容すると共に、装置本体に内蔵された制御基板とLEDランプとを接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCとする)を備えた画像読取装置が提案されている(特許文献1参照)。FFCは、LEDランプの移動に伴って湾曲しながら制御信号をLEDランプに送信し、湾曲する際に画像読取装置のフレームの底面に摺動する。
また、原稿載置ガラスと、原稿載置ガラスに載置された原稿の画像を読取るCISを搭載した走行体と、を備える画像読取装置が提案されている(特許文献2参照)。走行体は、モータによって駆動されるベルトに支持されており、原稿の画像を読取る際には、モータが駆動されることで、走行体が原稿に沿って移動する。CISで読取られた画像は、アナログ画像信号伝送ケーブル、A/D変換器、デジタル信号伝送ケーブルを通じて画像読取装置を搭載した画像形成装置の制御基板に伝送される。また、モータと制御基板は、モータに駆動信号を伝送する駆動信号伝送ケーブルによって接続されている。これらのデジタル信号伝送ケーブル及び駆動信号伝送ケーブルは、FFCによって構成されているため、デジタル信号伝送ケーブルのデジタル画像信号は外部ノイズの影響を受けやすい。このため、デジタル信号伝送ケーブルと駆動信号伝送ケーブルとの間に壁部(側隔壁45d)を介在させ、デジタル画像信号に対する駆動信号伝送ケーブルの駆動信号によるノイズの影響を低減している。
また、近年、デジタル画像信号の通信は高速化している。そのため、高速通信に耐え得るように、通常のFFCに積層する形で、インピーダンスコントロールを行うための介在層と、ノイズの影響を受けないようにシールド層と、を設けたFFCが提案されている(特許文献3参照)。
特許第5544276号公報 特開2014−22776号公報 特開2019−47313号公報
上記特許文献1に記載のFFCは、湾曲する際に画像読取装置のフレームの底面に摺動するため、LEDランプとフレームの底面とが近接している場合には、FFCの屈曲部に強い応力がかかり、FFC内の電線が断線する虞がある。このため、LEDランプとフレームの底面との距離をある程度開ける必要があり、装置が大型化してしまうという問題がある。
そのため、上記特許文献2のように、ケーブルを複数本に分け、それぞれのケーブルの幅を小さくし、特に走行体の移動で屈曲されるアナログ画像信号伝送ケーブルを画像読取装置のフレームの側面に沿って配置することが考えられる。しかしながら、デジタル信号伝送ケーブル及び駆動信号伝送ケーブルは、それぞれ別個に装置内において這いまわされており、ケーブルを這いまわすためのスペースが増大すると共に、ケーブルを接続するためのコネクタの数も増大してしまう。このため、結局は装置が大型化してしまうという問題がある。そして、上記特許文献2のように、ケーブルを複数本に分けても、ケーブルを這いまわすためのスペースを小さくしようとすると、ケーブルが重なることになり、その重なった部分で信号が互いに干渉して放射ノイズが発生する虞がある。
そこで、特許文献3のようにFFCにシールド層を設けることが考えられる。ここで、図9(a)、図9(b)、図9(c)を用いてシールド部材を貼付けたFFCについて説明する。図9(a)、図9(b)、及び図9(c)に示すように、FFC118は、複数の導体線CLが絶縁材料により被覆されて絶縁された配線層311を有している。その配線層311の一方の面である表面には、介在層IT11とシールドSD11とが貼付けされている。シールドSD11は、導電性部材からなり導体線CLへの電磁場の流れを低減する。また、介在層IT11は、配線層311とシールドSD11との間に介在することで、それらの層方向の距離を保つことによってインピーダンスコントロールの機能を有する。このようにシールドSD11を貼付けすることで、例えばケーブルが重なったとしても、放射ノイズの発生を低減できる。
しかしながら、シールドSD11及び介在層IT11を配線層311の一方の面だけに貼付けしたFFC118では、シールドSD11と配線層311との伸縮率が異なる。このため、図9(d)に示すように湾曲させた場合に、湾曲させた部位における内側の伸縮量Xinと外側の伸縮量Xoutとが相違し、配線層311における導体線CLに負荷が生じて断線を生じさせ易いという問題がある。
そこで本発明は、設置する装置の小型化を可能とし、かつ放射ノイズの発生を低減することが可能でありながら、断線を生じ難くすることが可能なフラットケーブル及び電子装置を提供することを目的とするものである。
本発明の一態様は、第1端子部と、第2端子部と、それら第1端子部及び第2端子部を導通する第1の導体線及び第2の導体線を含む複数の導体線と、を有するフラットケーブルにおいて、前記第1の導体線を含む第1領域と、前記第2の導体線を含む第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間に設けられるスリットと、前記第2領域の一方の面に貼付され、電磁場の流れを低減する第1シールド部材と、前記第2領域の他方の面に貼付され、電磁場の流れを低減する第2シールド部材と、を有する、ことを特徴とするフラットケーブルである。
本発明によると、スリットを用いて、第2領域の一方の面に第1領域の少なくとも一部がフラットケーブルの厚み方向から視て重ねられた際に、第1シールド部材が第1領域と第2領域との重なった部分に介在させることができる。このため、フラットケーブルを設置する装置の小型化を可能にでき、かつ放射ノイズの発生を低減することができる。また、第2領域の両面に第1シールド部材及び第2シールド部材が貼付けされていることで、湾曲させても内側の伸縮量と外側の伸縮量とを均等化することができ、断線を生じ難くすることができる。
(a)は第1の実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図、(b)は画像形成部を示す模式図。 (a)は読取部がホームポジションに位置する際の画像読取部を示す斜視図、(b)は読取部がエンドポジションに位置する際の画像読取部を示す斜視図。 プリンタにおける制御を示す制御ブロック図。 固定読み時の読取動作を示すフローチャート。 シールド部材を貼付ける前のFFCを示す平面図。 (a)は第1の実施の形態に係るFFCを示す正面図、(b)は第1の実施の形態に係るFFCを示す背面図、(c)は(a)及び(b)におけるA−A矢視断面図、(d)は第1の実施の形態に係るFFCを折って重ね合わせた状態を示す正面図。また、(e)は第1の実施の形態に係るFFCを湾曲させた状態の第1領域の断面を示す模式図、(f)は第1の実施の形態に係るFFCを湾曲させた状態の第2領域の断面を示す模式図。 (a)は読取部に取り付けられたFFCを上方から視た斜視図、(b)は読取部に取り付けられたFFCを下方から視た斜視図。 (a)は第2の実施の形態に係るFFCを示す正面図、(b)は第2の実施の形態に係るFFCを示す背面図、(c)は(a)及び(b)におけるA−A矢視断面図、(d)は第2の実施の形態に係るFFCを折って重ね合わせた状態を示す正面図。また、(e)は第2の実施の形態に係るFFCを湾曲させた状態の第1領域の断面を示す模式図、(f)は第2の実施の形態に係るFFCを湾曲させた状態の第2領域の断面を示す模式図。 (a)は表面にシールド部材を貼付けしたFFCを示す正面図、(b)は表面にシールド部材を貼付けしたFFCを示す背面図、(c)は(a)及び(b)におけるA−A矢視断面図。また、(d)は表面にシールド部材を貼付けしたFFCを湾曲させた状態の断面を示す模式図。
<第1の実施の形態>
[全体構成]
以下、本発明に係る実施の形態について、図面に基づいて説明をする。図1(a)は、第1の実施に係る画像形成装置としてのプリンタ1を示す図である。図1(a)に示すようにプリンタ1は、装置本体2と、装置本体2の上部に設けられた画像読取装置3とを備えており、装置本体2の内部にはシートに画像を形成する画像形成部10が設けられている。
画像形成部10は、図1(b)に示すように、電子写真方式の画像形成ユニットPUと、定着装置17と、を備えている。この画像形成ユニットPUは、画像形成動作の開始が指令されると、感光体である感光ドラム11が回転し、ドラム表面が帯電装置12によって一様に帯電される。すると、露光装置13が、画像読取装置3又は外部のコンピュータから送信された画像データに基づいてレーザ光を変調して出力し、感光ドラム11の表面を走査して静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像装置14から供給されるトナーによって可視化(現像)されてトナー像となる。
このような画像形成動作に並行して、不図示のカセット又は手差しトレイに積載されたシートを画像形成部10へ向けて給送する給送動作が実行される。給送されたシートは、画像形成ユニットPUによる画像形成動作の進行に合わせて搬送される。そして、感光ドラム11に担持されたトナー像は、転写ローラ15によってシートに転写される。トナー像転写後に感光ドラム11上に残ったトナーは、クリーニング装置16によって回収される。未定着のトナー像が転写されたシートは、定着装置17へと受け渡され、ローラ対に挟持されて加熱及び加圧される。トナーがシートに対して溶融及び固着して画像が定着したシートは、排出ローラ対等によって、排出される。
[画像読取装置]
次に、画像読取装置3の構成について、詳しく説明をする。なお、本実施の形態において、シートとは、普通紙の他にも、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含むものである。また、原稿もシートの一例であり、原稿は、白紙でも、片面又は両面に画像が形成されていてもよいものとする。
画像読取装置3は、図1(a)に示すように、原稿の画像を読み取る電子装置としての画像読取部5と、画像読取部5に対して開閉可能に設けられた自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)4と、を備えている。画像読取部5は、原稿が載置されると共に光を透過する原稿台ガラス70と、原稿の画像を読み取る第1の電子機器及び読取ユニットとしての読取部105と、を備えている。画像読取部5は、固定読みと、流し読みと呼ばれる2種類の方法により原稿の読み取りが可能に構成されている。読取部105は、読取部105を支持する不図示のベルトを駆動するモータ213(図3参照)によって、副走査方向(図1(a)の矢印X方向)に移動可能に構成されている。
固定読みにおいて、画像読取部5は、シート支持部としての原稿台ガラス70に載置された原稿に対して、読取部105を副走査方向に一定速度で走査することで、原稿に記録された画像情報を1ラインずつ読み取る。また、流し読みにおいては、読取部105をADF4のリードローラ49の中心位置に来るように移動し、ADF4により搬送された原稿トレイ41上の原稿を光学的に読み取るようになっている。
ADF4は、1枚以上の原稿で構成される原稿束Sを積載する原稿トレイ41と、給送ローラ43と、分離パッド45及び分離ローラ44と、を備えている。給送ローラ43は、アームを介して昇降可能に構成されており、上方に位置した退避位置から下降することによって、原稿トレイ41に積載された原稿束Sの最上位の原稿と当接し、給送するように構成されている。給送ローラ43によって給送された原稿は、分離ローラ44と分離パッド45の作用によって1枚ずつ分離されて給送される。
分離ローラ44と分離パッド45によって分離された原稿は、引抜ローラ46により、レジストレーションローラ対47へ搬送され、レジストレーションローラ対47に原稿が突き当てられる。これにより原稿はループ状のたわみが形成され、原稿の搬送における斜行が補正される。レジストレーションローラ対47の下流側には、レジストレーションローラ対47を通過した原稿を流し読みガラス57へと搬送する搬送路が配置されており、この搬送路に送られた原稿は、読み取り上流ローラ48によって画像読取位置へと搬送される。画像読取位置では、原稿の表面は読取部105に搭載されたLED204(図3参照)により照射され、その反射光は、読取部105のイメージセンサ207(図3参照)に導かれ、原稿の表面画像が1ラインずつ読み取られる。なお、イメージセンサ207は、例えばCIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charged Coupled Devices)が適用される。
リードローラ49の原稿搬送方向下流には読み取り下流ローラ50が設けられており、この読み取り下流ローラ50により搬送された原稿は、原稿の表面画像のみを読み取る場合には排紙ローラ56によって排紙トレイ51に排出される。原稿が原稿トレイ41上に複数枚有る場合には、画像読取装置3は、最終原稿の読取及び排紙トレイ51への排紙が終了するまで上述の処理を繰り返す。
一方、原稿の裏面画像も読み取る場合には、表面画像を読み取り、原稿の後端が排紙ローラ56を抜ける前に原稿を停止させる。そして排紙ローラ56を逆回転させることで、原稿を両面搬送パス58を介してレジストレーションローラ対47へ向けて搬送し、表面画像の読み取り時と同様に原稿を搬送することで、原稿の裏面を読み取ることができる。
図2(a)、図2(b)に示すように、読取部105にはイメージセンサ207(図3参照)が実装されたプリント基板205が搭載されており、このプリント基板205には、フレキシブルフラットケーブル(以下、FFC)108の一端が接続されている。FFC108は、画像読取部5のフレーム109の側面109aに沿って這いまわされ、側面109aに形成された孔110から画像読取部5の外部に案内されて、第2の電子機器及び制御部としてのコントローラ200(図3参照)に接続される。
読取部105は、固定読みの際には、図2(a)に示すホームポジションから図2(b)に示すエンドポジションに移動しながら、原稿台ガラス70に載置された原稿の画像を読み取る。この時、FFC108は、水平方向に湾曲し、フレーム109の側面109aに摺動しながら読取部105と共に移動するが、FFC108が側面109aに支持されることで、FFC108が重力によって垂れ下がることを低減している。なお、FFC108は、厳密に水平方向に湾曲しなくとも、水平方向に沿って湾曲するように構成されればよい。
[制御ブロック]
図3は、本実施の形態における制御ブロック図である。画像読取装置3に設けられるコントローラ200は、ユーザが原稿のサイズの指定や読取開始等を指示する操作部203と、読取部105と、に接続されている。コントローラ200は、画像読取装置3の中央演算装置であるCPU201と、CPU201の制御プログラムを格納する不揮発メモリ202と、FFCコネクタ210と、電源供給部211と、画像処理部212と、を有している。
読取部105は、原稿に光を照射する光源としてのLED204と、プリント基板205と、を有する。プリント基板205は、LED204を点灯制御するLED駆動部206と、シートで反射した光を受光する撮像部としてのイメージセンサ207と、変換部としてのAFE208と、FFCコネクタ209と、を有している。読取部105とコントローラ200とは、FFCコネクタ209,210との間でFFC108が連結されることで、電気的に接続されている。AFE(Analog Front End)208は、イメージセンサ207から出力されるアナログの画像信号をデジタルの画像データに変換する。
[画像読取動作]
次に、図4に沿って、固定読み時のコントローラ200及び読取部105の動作について説明する。図3及び図4に示すように、操作部203から読取ジョブの開始指示が出されると、CPU201は、電源供給部211を制御し、電源供給部に+24V及び+5Vの電圧を出力させる(ステップS11)。
電源供給部211が出力した+24Vの電圧は、FFCコネクタ209,210及びFFC108を介してLED駆動部206に供給され、LED204が点灯する。また、電源供給部211が出力した+5Vの電圧は、FFCコネクタ209,210及びFFC108を介してイメージセンサ207及びAFE208に供給される。そして、CPU201は、FFCコネクタ209,210及びFFC108を介してAFE208に対してシリアル通信を実行する。AFE208は、シリアル通信によって内部のレジスタに所定の設定を行うことで、イメージセンサ207に対して読取開始信号及び駆動信号を出力する。これにより、イメージセンサ207の駆動が開始されると共に、AFE208によるA/D変換が開始される(ステップS12,S13)。
この状態で、CPU201は、モータ213を駆動し、読取部105を副走査方向に移動させ、読取部105は、副走査方向に移動しながら原稿台ガラス70上の原稿を走査する(ステップS14)。イメージセンサ207は、走査した原稿の画像信号をAFE208に出力し、AFE208は、シリアル信号によって所定のレジスタ設定が行われることで、イメージセンサ207から出力された画像信号をデジタルの画像データに変換する。画像データは、FFCコネクタ209,210及びFFC108によってコントローラ200の画像処理部212に送信され、画像処理部212は、シェーディング補正等の所定の画像処理を実行し、装置本体2又は外部のPC等に画像データを送信する。
CPU201は、読取部105による原稿の読取りが終了したか否かを判断する(ステップS15)。なお、読取部105が原稿の読取りを行っている間は、AFE208へのシリアル通信は行われず、シリアル通信信号はHi若しくはLowレベルに固定された状態となる。
原稿の読取りが終了した場合(ステップS15:Yes)、AFE208に所定のシリアル通信が行われることで、AFE208のA/D変換動作が終了する(ステップS16)。更に、AFE208に所定のシリアル通信が行われ、イメージセンサ207の駆動が終了する(ステップS17)。すると、CPU201は、電源供給部211をOFFし、+24V及び+5Vの電源供給が停止され、モータ213も駆動停止させる(ステップS18,S19)。以上により、読取ジョブが終了する。
[FFCの構成]
次に、FFC108の構成について詳しく説明する。なお、図5に示すFFC108は、配線層300に詳しくは後述するシールド部材や介在層を貼付けしていないものを示している。
図5に示すように、FFC108は、長手方向における両端部にFFCコネクタ209,210にそれぞれ接続される第1端子部としての端子108aと第2端子部としての端子108bとが設けられている。そして、FFC108は、本実施の形態では、長さL=550mm、導体ピッチP=0.5mm、導体厚TP=0.05mm、幅W=0.5mmピッチ×50芯、厚みT=0.18mmに設定されている。なお、上記のような各寸法は、一例であって、本発明はこれに限定されない。
FFC108の端子108a,108bは、50芯のピンを有しているが、FFC108は、25芯目と26芯目のピンに対応する位置には電気信号や電源電圧を伝送可能な導体線を有していない。FFC108は、幅方向に整列する複数(本実施の形態では48本)の導体線を有している。以下では、これら複数の導体線を、便宜的に端子108a,108bのピンに対応するように導体線CL1〜CL50(但し、CL25,CL26は存在しない)として呼称する。これら複数の導体線は、例えばポリエステルフィルムテープ等の絶縁材料の2枚の樹脂フィルムで両側から挟まれることで被覆されて絶縁され、配線層300を構成している。
FFC108は、FFC108(配線層300)の幅方向における中央付近、即ち端子108a,108bの25芯目と26芯目に対応する位置に長さ490mmのスリットSLを有しており、このスリットSLを形成するために2本の導体線が抜かれている。スリットSLは、長手方向において、端子108a,108bのそれぞれから30mm離間して配置されており、端子108a,108bが有る両端部では1本の配線層300となっているが、スリットSLの部分では2本の配線層300に分割されている。これら2本の配線層300を、それぞれ第1領域301及び第2領域302とする。
ここで、導体線CL24と、導体線CL24のスリットSLとは逆側に隣接する導体線CL23と、の距離は、導体ピッチP=0.5mmである。同様にして、導体線CL27と、導体線CL27のスリットSLとは逆側に隣接する導体線CL28と、の距離は、導体ピッチP=0.5mmである。一方で、スリットSLを挟んだ導体線CL24と導体線CL27の間の距離は、導体ピッチP×3+導体厚TP×2=1.6mmである。したがって、導体線CL24と導体線CL27の間隔は、導体線CL23と導体線CL24の間隔及び導体線CL27と導体線CL28の間隔よりも広い。
なお、第1領域301には、第1の導体線としての導体線CL1〜CL24が配置され、第2領域302には、第2の導体線としての導体線CL27〜CL50が配置されている。導体線CL1〜CL24には、AFE208から出力される画像データを送信する導体と、画像データ転送用クロックを送信する導体線と、グランド用の導体線とが割り付けられている。一方、導体線CL27〜CL50には、CPU201からAFE208にアクセスするためのシリアル通信用の導体線と、+24V電源及び+5V電源を供給する導体線と、グランド用の導体線とが割り付けられている。このうち、シリアル通信用の導体線は、高いクロック数で信号を送信し、つまり他の導体線(例えば画像データ転送用クロックを送信する導体)よりも高速で信号を送信する導体線となっている。
[第1の実施の形態に係るFFCの構成]
ついで、第1の実施の形態に係るFFC108の構成について説明する。なお、本第1の実施の形態に係るFFC108と後述の第2の実施の形態に係るFFC108とを区別するため、符号に添え字を付して区別するが、これらを区別する必要が無い場合は、単にFFC108という。
本第1の実施の形態に係るFFC108は、図6(a)及び図6(c)に示すように、配線層300の第2領域302の表面(一方の面)に、第1介在層としての介在層IT1を介在させて、第1シールド部材としてのシールドSD1が貼付けられている。また、図6(b)及び図6(c)に示すように、配線層300の第2領域302の裏面(他方の面)に、第2介在層としての介在層IT2を介在させて、第2シールド部材としてのシールドSD2が貼付けられている。
これらシールドSD1,SD2は、導電性部材からなり、スリットSLの両端よりも長手方向の外側まで位置するように配置されている。また、シールドSD1,SD2は、本実施の形態では導電性部材からなる板金が含まれた電磁シールドとしてのシールドテープ(例えば銅箔テープ等)を用いている。これにより、詳しくは後述するように第1領域301の裏面の一部と第2領域302の表面の一部とが対向するように合わせて重ねられても、第1領域301と第2領域302との間における電磁場の流れを低減し、ノイズの発生が低減される。なお、シールドSD1,SD2は、シールドテープに限らず、導電性材料が網目状のものや、発砲金属を用いたものであっても構わない。
また、上記介在層IT1,IT2は、本実施の形態では所定の厚みを有する樹脂シート等を用いている。これにより、配線層300の第2領域302の表面とシールドSD1との間、配線層300の第2領域302の裏面とシールドSD2との間、を所定の距離に保っている。このため、介在層IT1,IT2は、シールドSD1,SD2に対する第2領域302にある導体線CL27〜CL50のインピーダンスコントロールの機能を有することになる。
以上説明したFFC108を製造する際には、予め中央の導体線を2本分抜いた状態で複数の導体線を並べ、それを上下から樹脂フィルムで挟み、熱と圧力を加えて樹脂フィルムを接着する。その後、導体線の無いFFC108の中央部分を針等の先端が鋭利な部材で切ってスリットSLを開ける。その後、介在層IT1及びシールドSD1を第2領域302の表面に貼付けると共に、介在層IT2及びシールドSD2を第2領域302の裏面に貼付ける。
[FFCの配策]
次に、FFC108の配策について説明する。まず、図6(a)及び図6(b)に示すFFC108の第1領域301及び第2領域302における山折り又は谷折りの位置で折ることで、図6(d)に示すように第1領域301及び第2領域302を重ね合せる。
具体的には、第1領域301及び第2領域302の端子108a側から40mmの位置で、幅方向及び長手方向に対して斜めに谷折り及び山折りする。また、第2領域302の端子108b側から30mmの位置で、幅方向及び長手方向に対して15mmの間隔で斜めに谷折り及び山折りする。これにより、第1領域301の裏面の一部と第2領域302の表面の一部とが対向するように合わせて重ねられる。このため、第1領域301及び第2領域302は、FFC108の厚さ方向から視て、少なくとも一部が重なり、長手方向におけるFFC108の両端部においては、厚さ方向に重ならない。また、第1領域301及び第2領域302の端子108a側を、それぞれ斜めに折る。このように折られたFFC108は、第1領域301及び第2領域302が重ね合さっている部分で幅が半分になる。
このように折られたFFC108においては、特にシールドSD1が第1領域301の裏面の一部と第2領域302の表面の一部との間に介在するように位置することになる。これにより、シールドSD1は、第1領域301の導体線CL1〜CL24と第2領域302の導体線CL27〜CL50との間の電磁場の流れを低減し、互いの信号や電流による放射ノイズの発生を低減することができる。
図7(a)及び図7(b)は、FFC108を読取部105のプリント基板205に設けられたFFCコネクタ209及び不図示のコントローラに取り付けた斜視図である。プリント基板205は、読取部105の筐体106の側面106aに取り付けられており、FFC108の端子108bは、FFCコネクタ209に下方から接続されている。FFCコネクタ209に一端が接続されたFFC108は、読取部105の筐体106の側面106a、底面106b及び裏面106cに沿って這いまわされ、画像読取部5のフレーム109の側面109aに当接する。そして、図2(a)に示すように、フレーム109の側面109aに摺接可能に取付けられて、孔110を通ってコントローラ200のFFCコネクタ210に接続される。
[第1の実施の形態のまとめ]
以上のように構成されたFFC108は、図2(a)に示すように、読取部105がホームポジションに位置している際には、FFC108が側面109aに支持されているため、FFC108の垂れ下がりが低減されている。しかしながら、図2(b)に示すように、読取部105がエンドポジションに位置している際には、FFC108と側面109aとの当接面積が少なく、第1領域301及び第2領域302が重なった部分の大部分は宙に浮いている。このため、FFC108が重力により垂れ下がりやすい。
しかしながら、FFC108にスリットSLを入れて第1領域301と第2領域302とが折り重なることで、FFC108の宙に浮いている部分の幅が半分となっている。このため、たとえFFC108が重力により垂れ下がっても、FFC108をフレーム109の底面109bにFFC108が接触することなく省スペースで這いまわすことができる。そして、FFC108の幅が半分になった分だけ、FFC108を断線させることなく画像読取部5の高さを小型化することができる。
なお、FFC108の第1領域301及び第2領域302の長さは、FFC108の折り方によって僅かに異なるように設計されている。このため、読取部105がホームポジションとエンドポジションとの間で移動する際に、第1領域301と第2領域302とが互いに離れる方向に湾曲することを低減できる。
また、1本のFFC108の中央部にスリットSLを入れて重ね合せているため、FFCを2本使う場合に比してFFCコネクタ209,210の数は増大せず、画像読取部5をコストダウン及び小型化することができる。
そして、本第1の実施の形態に係るFFC108は、配線層300の第1領域301には何も貼付けされておらず、第2領域302の表面及び裏面、つまり両面にシールドSD1,SD2が介在層IT1,IT2と共に貼付けされている。つまり第1領域301と第2領域302とは、厚み方向である層方向に対して対称となる構造を有している。
このため、読取部105がホームポジションとエンドポジションとの間で移動する際に、FFC108が屈曲されたとする。この際、図6(e)に示すように、第1領域301では、湾曲させた部位における内側の伸縮量Xinと外側の伸縮量Xoutとが略同じとなり、第1領域301における導体線CLに負荷を生じさせ難い。また、図6(f)に示すように、第2領域302でも、湾曲させた部位における内側の伸縮量Xinと外側の伸縮量Xoutとが略同じとなり、第2領域302における導体線CLにも負荷を生じさせ難い。従って、このように第2領域302の両面にシールドSD1,SD2を貼付けすることで、放射ノイズの発生を低減できているものでありながら、導体線CLの断線を生じ難くすることができる。
<第2の実施の形態>
次に、上記第1の実施の形態を一部変更した第2の実施の形態について図8(a)、図8(b)、図8(c)、図8(d)、図8(e)、及び図8(f)を用いて説明する。なお、本第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態と同様な部分に同符号を付して、その説明を省略する。
本第2の実施の形態に係るFFC108は、上記第1の実施の形態に係るFFC108に比して、第1領域301にも第3シールド部材としてのシールドSD3及び第4シールド部材としてのシールドSD4を貼付けしたものである。具体的にFFC108は、図8(a)及び図8(c)に示すように、配線層300の第1領域301の表面(一方の面)に、第3介在層としての介在層IT3を介在させて、第3シールド部材としてのシールドSD3が貼付けられている。また、図8(b)及び図8(c)に示すように、配線層300の第1領域301の裏面(他方の面)に、第4介在層としての介在層IT4を介在させて、第4シールド部材としてのシールドSD4が貼付けられている。
なお、第2領域302には、第1の実施の形態と同様に、両面に介在層IT1,IT2を介在させてシールドSD1,SD2が貼付けされている。また、これらシールドSD3,SD4の材料や厚みは、上記シールドSD1,SD2と同様のものであり、介在層IT3,IT4の材料や厚みも、上記介在層IT1,IT2と同様のものである。
また、第2の実施の形態に係るFFC108も、図8(a)及び図8(b)に示す第1領域301及び第2領域302における山折り又は谷折りの位置で折ることで、図8(d)に示すように第1領域301及び第2領域302を重ね合せる。このように折られたFFC108も、第1領域301及び第2領域302が重ね合さっている部分で幅が半分になる。
そして、このように折られたFFC108においては、特にシールドSD1とシールドSD4とが第1領域301の裏面の一部と第2領域302の表面の一部との間に介在するように位置することになる。これにより、シールドSD1,SD4は、第1領域301の導体線CL1〜CL24と第2領域302の導体線CL27〜CL50との間の電磁場の流れを低減し、互いの信号による放射ノイズの発生を低減することができる。
そして、本第2の実施の形態に係るFFC108は、配線層300の第1領域301の表面及び裏面、つまり両面にシールドSD3,SD4が介在層IT3,IT4と共に貼付けされている。また、第2領域302の表面及び裏面、つまり両面にシールドSD1,SD2が介在層IT1,IT2と共に貼付けされている。つまり第1領域301と第2領域302とは、厚み方向である層方向に対して対称となる構造を有している。
このため、読取部105がホームポジションとエンドポジションとの間で移動する際に、FFC108が屈曲されたとする。この際、図8(e)に示すように、第1領域301では、湾曲させた部位における内側の伸縮量Xinと外側の伸縮量Xoutとが略同じとなり、第1領域301における導体線CLに負荷を生じさせ難い。また、図8(f)に示すように、第2領域302でも、湾曲させた部位における内側の伸縮量Xinと外側の伸縮量Xoutとが略同じとなり、第2領域302における導体線CLにも負荷を生じさせ難い。従って、このように第1領域301及び第2領域302の両面にシールドSD1,SD2,SD3,SD4を貼付けすることで、放射ノイズの発生を低減できているものでありながら、導体線CLの断線を生じ難くすることができる。
なお、第2の実施の形態における、これ以外の構成、作用、及び効果は、第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
<他の実施の形態の可能性>
なお、以上説明した第1及び第2の実施の形態においては、スリットSLを用いて折って第1領域301の裏面と第2領域302の表面とを合わせて重ねるものを説明したが、これに限らない。例えば第1領域301の表面と第2領域302の表面、第1領域301の裏面と第2領域302の裏面、又は第1領域301の表面と第2領域302の裏面、を合わせて重ねても構わない。この場合、少なくとも1枚のシールドがそれらの間に位置するようにFFC108に貼付けされていればよい。
また、本第1及び第2の実施の形態においては、配線層とシールドとの間に介在層を設けたものを説明したが、これに限らず、配線層に直接的にシールドを貼付けしたものであってもよい。
また、本第1及び第2の実施の形態においては、電子装置としての画像読取部5にFFC108を備えたものを説明したが、これに限らない。即ち、本実施の形態に係るFFC108は、例えば画像形成装置としてのプリンタやシート処理装置としてのフィニッシャ等に備えられてもよく、さらには、どのような電子装置に備えられても構わない。
また、本第1及び第2の実施の形態に係るFFC108においては、導体線が48本(48芯)のものを説明したが、これに限らない。即ち、図3に示す2つの電圧の電流を導通する導体線、画像データの信号を導通する導体線、シリアル通信の信号を導通する導体線、グランドされるグランド導体線、の5本(5芯)以上の導体線を少なくとも有していれば、どのような本数でも構わない。
また、本第1及び第2の実施の形態に係るFFC108においては、図6(d)、図8(d)に示す折り方を説明したが、第1領域301と第2領域302との少なくとも一部が重なる折り方であれば、どのような折り方であっても構わない。
また、本第1及び第2の実施の形態においては、電子写真方式のプリンタ1(画像形成装置)を用いて説明したが、これに限定されない。例えばノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置であっても構わない。
5…電子装置(画像読取部)/70…シート支持部(原稿台ガラス)/105…第1の電子機器、読取ユニット(読取部)/108…フラットケーブル/108a…第1端子部(端子)/108b…第2端子部(端子)/200…第2の電子機器、制御部(コントローラ)/204…光源(LED)/207…撮像部(イメージセンサ)/211…電源供給部/301…第1領域/302…第2領域/CL…導体線/CL1〜CL24…第1の導体線/CL27〜CL50…第2の導体線/IT1…第1介在層(介在層)/IT2…第2介在層(介在層)/IT3…第3介在層(介在層)/IT4…第4介在層(介在層)/SD1…第1シールド部材(シールド)/SD2…第2シールド部材(シールド)/SD3…第3シールド部材(シールド)/SD4…第4シールド部材(シールド)/SL…スリット

Claims (10)

  1. 第1端子部と、第2端子部と、それら第1端子部及び第2端子部を導通する第1の導体線及び第2の導体線を含む複数の導体線と、を有するフラットケーブルにおいて、
    前記第1の導体線を含む第1領域と、
    前記第2の導体線を含む第2領域と、
    前記第1領域と前記第2領域との間に設けられるスリットと、
    前記第2領域の一方の面に貼付され、電磁場の流れを低減する第1シールド部材と、
    前記第2領域の他方の面に貼付され、電磁場の流れを低減する第2シールド部材と、を有する、
    ことを特徴とするフラットケーブル。
  2. 前記第2の導体線は、前記第1の導体線よりも高速で信号を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブル。
  3. 前記第2領域の一方の面と前記第1シールド部材との間に貼付され、インピーダンスコントロールの機能を有する第1介在層と、
    前記第2領域の他方の面と前記第2シールド部材との間に貼付され、インピーダンスコントロールの機能を有する第2介在層と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフラットケーブル。
  4. 前記第1シールド部材及び前記第2シールド部材は、前記スリットの両端よりも長手方向の外側まで位置するように配置された、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のフラットケーブル。
  5. 前記第1領域の一方の面に貼付され、電磁場の流れを低減する第3シールド部材と、
    前記第1領域の他方の面に貼付され、電磁場の流れを低減する第4シールド部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のフラットケーブル。
  6. 前記第1領域の一方の面と前記第3シールド部材との間に貼付され、インピーダンスコントロールの機能を有する第3介在層と、
    前記第1領域の他方の面と前記第4シールド部材との間に貼付され、インピーダンスコントロールの機能を有する第4介在層と、を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のフラットケーブル。
  7. 前記第1シールド部材及び前記第2シールド部材は、前記スリットの両端よりも長手方向の外側まで位置するように配置された、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のフラットケーブル。
  8. 前記スリットを用いて、前記第2領域の一方の面に前記第1領域の他方の面の少なくとも一部が対向するように、前記フラットケーブルの厚み方向から視て重ねられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のフラットケーブル。
  9. 第1の電子機器及び第2の電子機器と、
    第1の導体線及び第2の導体線を含む複数の導体線を有し、前記第1の電子機器と前記第2の電子機器との間で信号を伝送するフラットケーブルと、を備え、
    前記フラットケーブルは、
    前記第1の導体線を含む第1領域と、
    前記第2の導体線を含む第2領域と、
    前記第1領域と前記第2領域との間に設けられるスリットと、を有し、
    前記スリットを用いて、前記第1領域及び前記第2領域の少なくとも一部が前記フラットケーブルの厚さ方向から視て重ねられ、
    さらに、
    前記第2領域の一方の面に貼付され、電磁場の流れを低減する第1シールド部材と、
    前記第2領域の他方の面に貼付され、電磁場の流れを低減する第2シールド部材と、を有する、
    ことを特徴とする電子装置。
  10. 光を透過すると共に、シートを支持するシート支持部を備え、
    前記第1の電子機器は、前記シート支持部に支持されたシートに前記シート支持部を介して光を照射する光源と、前記光源から照射されシートで反射した光を受光し、画像信号に変換する撮像部と、を有し、前記シート支持部に支持されたシートに沿って移動しながらシートの画像を読取る読取ユニットであり、
    前記第2の電子機器は、電源を供給する電源供給部を有し、前記光源及び前記撮像部を制御する制御部である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の電子装置。
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