JP2001235919A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001235919A
JP2001235919A JP2000052161A JP2000052161A JP2001235919A JP 2001235919 A JP2001235919 A JP 2001235919A JP 2000052161 A JP2000052161 A JP 2000052161A JP 2000052161 A JP2000052161 A JP 2000052161A JP 2001235919 A JP2001235919 A JP 2001235919A
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Hideki Miyazaki
秀樹 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで機内昇温を防止し、高画質で小型
化を図ることが可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 記録材を供給する給紙ローラ2と、潜像
が形成される感光体8を備えるプロセスカートリッジ7
と、潜像を形成するための光を露光するレーザースキャ
ナ5と、記録材に感光体8上のトナー像を転写する転写
ローラ9と、トナー像を定着させる定着器11と、電源
の供給及び各部材の制御を行なう電装部15と備える画
像形成装置において、給紙ローラ2、転写ローラ9及び
定着器11に至る記録材の搬送路が、定着器11を最上
部として斜め上方に向かって形成され、記録材の搬送路
の下部に電装部15が配置され、記録材の搬送路の上部
にレーザースキャナ5が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真複
写機、レーザービームプリンタその他のプリンタ、ワー
ドプロセッサ及びファクシミリ装置等の記録媒体に画像
を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は電子写真方式や、その他の記録
方式を採用するレーザービームプリンタ、複写機等の画
像形成装置に関するものであるが、以下、従来の画像形
成装置の一例としてレーザービームプリンタを例に挙げ
て説明する。
【0003】従来のレーザービームプリンタの一例を図
5を用いて説明する。図5に、従来の画像形成装置の断
面図を示す。
【0004】この種の画像形成装置の構造形態としては
図5に示すように、給紙手段(給紙ローラ51)〜転写
手段(転写ローラ53)〜定着手段(定着器55)まで
の記録材の搬送は、画像形成装置内で略水平または略垂
直に搬送されている。
【0005】例えば、図5に示すように、画像形成装置
の右端側に給紙ローラ51、中央に転写ローラ53、左
端側に定着器55を略水平に配置し、記録材搬送面の上
部にプロセスカートリッジ57等の画像形成手段やレー
ザースキャナ59等の光源手段を配置し、記録材の給送
・トナー像の記録材への転写・記録材上のトナー像の加
熱定着を行う構成は広く知られている。
【0006】また、装置の下部には、上記レーザースキ
ャナ5等の動作を制御したり電源を供給するための電装
部61が配置されている。
【0007】しかるに、近年の市場からの要求は、低コ
スト化・高速化・環境配慮という相反するものとなって
おり、これらの要望に応えるための新規な装置構成が必
須である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、例えば図5に示すように略水平に記
録材を搬送するような装置においては、発熱源である定
着器55や電装部61の上部にプロセスカートリッジ5
7や光源手段としてのレーザースキャナ59が配置さ
れ、記録材搬送面下部の狭い空間に電装部61が配置さ
れている。
【0009】そのため、機内昇温によりプロセスカート
リッジ57内のトナーが固まってしまったり、レーザー
スキャナ59内の光学レンズの屈折率が変化してしまう
等の不具合が生じ、結果として良好な出力画像が得られ
ないことがあった。
【0010】これらの問題点を回避するためにはFAN
等の強制冷却手段が必要であるが、製造コストが大幅に
増加してしまうという深刻な問題となっている。
【0011】また、制御を行なう電装部61と光源手段
としてのレーザースキャナ59の駆動回路の電気的接続
はケーブル接続が一般的であるが、ケーブルのはい回し
によって放射ノイズが発生しやすくなるという不具合も
あった。
【0012】上述のような問題を解決するためには、装
置全体のサイズを大きくして発熱源である定着器や電装
部をプロセスカートリッジやレーザースキャナから遠ざ
けたり、シールド部材やノイズ除去部材を追加すること
で行っていた。しかし、これらの対策の結果、装置の大
型化・製造コストのアップを招いてしまった。
【0013】そこで本発明の目的は、前述問題点を解決
するものであって、低コストで機内昇温を防止し、高画
質で小型化を図ることが可能な画像形成装置を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、記録材を供給する給紙手段と、露光され
ることにより潜像が形成される像担持体を備える画像形
成手段と、前記像担持体に潜像を形成するための光を露
光する光源手段と、前記記録材に前記像担持体上のトナ
ー像を転写する転写手段と、前記記録材上に転写された
トナー像を該記録材上に定着させる定着手段と、電源の
供給及び各部材の制御を行なう電装部と備える画像形成
装置において、前記給紙手段、転写手段及び定着手段に
至る前記記録材の搬送路が、前記定着手段を最上部とし
て斜め上方に向かって形成され、該記録材の搬送路の下
部に前記電装部が配置され、前記記録材の搬送路の上部
に前記光源手段が配置されていることを特徴とする。
【0015】また、前記画像形成手段を前記定着手段よ
りも下方に配置したことを特徴とする。
【0016】また、前記光源手段を前記定着手段の横に
配置したことを特徴とする。
【0017】また、前記光源手段はポリゴンミラー及び
光学レンズを備え、該光学レンズは、前記ポリゴンミラ
ーに対して前記定着手段の逆側に配置されていることを
特徴とする。
【0018】また、コンピュータ機器と接続してデータ
の受け渡しを行なうためのインタフェース装置を備え、
前記録材の搬送路の側面に該インタフェース装置が配置
されていることを特徴とする。
【0019】また、前記電装部と前記光源手段とを接続
するための電気回路を、前記インタフェース装置内に配
線したことを特徴とする。
【0020】また、前記記録材の搬送経路と前記電装部
とは、絶縁性部材により隔離されていることを特徴とす
る。
【0021】また、前記記録材の搬送経路を、画像形成
装置本体の対角線に沿って略平行に形成したことを特徴
とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0023】また、以下の図面において、前述の従来技
術の説明で用いた図面に記載された部材、及び既述の図
面に記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。
【0024】(第1の実施形態)以下に、本発明に係る
画像形成装置の第1の実施形態として、感光体にレーザ
ー光を走査して記録する電子写真方式を採用する画像形
成装置であるレーザービームプリンタを例に説明する。
【0025】図1に、本発明に係る画像形成装置の第1
の実施形態の断面図を示す。図1に示される画像形成装
置は、装置の側面部からプロセスカートリッジを取り出
し得る画像形成装置の一例である。
【0026】図中、1は画像形成装置に対して着脱自在
である給紙カセットであり、給紙カセット1内には記録
材Pが積載されている。
【0027】この記録材Pは給紙カセット1の上部前端
側に配設された本発明の給紙手段としての給紙ローラ2
によって1枚ずつ分離、給送され、搬送ローラ3a、3
bにより転写部に搬送される。
【0028】4はレジストセンサであり、これは記録材
Pの先端位置と本発明の光源手段としてのレーザースキ
ャナ5の発光タイミングを同期させ、記録材P上の所定
位置から画像の描き出しをするものである。
【0029】6は光学レンズである。7は、本発明の像
担持体としての感光体8、現像器、クリーナ、帯電ロー
ラ等の本発明の画像形成手段としてのプロセスカートリ
ッジである。
【0030】9は感光体8上の顕画像(本発明のトナー
像)を記録材P上に転写させる本発明の転写手段として
の転写ローラ、10は転写後の記録材Pを本発明の定着
手段としての定着器11まで案内する搬送ガイドであ
り、定着器11は記録材P上の顕画像を記録材Pに加熱
定着する。
【0031】そして記録材Pは排紙ローラ12により外
装カバー13と一体で形成されている排紙トレイ14上
に排出される。
【0032】(記録材搬送角度について)図1に示すよ
うに、給紙カセット1及び給紙ローラ2から成る給紙手
段、感光体8上の顕画像を記録材P上に転写ローラ9に
よって転写する転写手段、記録材P上のトナー像を加熱
定着するための定着器11は、定着器11を最上部とし
てほぼ一直線上に斜め上方に向かって配置されている。
【0033】給紙カセット1に積載されている記録材P
は給紙ローラ2によって給紙された後、ほぼ一直線の搬
送経路を搬送ローラ3a,3bによって転写部まで搬送
され、その後感光体8と転写ローラ9によって、トナー
像の転写と同時に定着器11まで挟持搬送される。
【0034】このの記録材Pの搬送経路は略一直線であ
るので、記録材搬送の際の記録材Pとガイド部材との摺
擦音を低減できると共に、記録材Pを安定して搬送で
き、記録材搬送の信頼性を向上させることができる。
【0035】また、定着器11は、記録材搬送経路の最
上部に配置されているので、連続でプリント作業を行っ
た場合でも、定着器11から発生する熱は、外装カバー
13内に形成された不図示のルーバー部から装置外部に
排出される。
【0036】また、プロセスカートリッジ7やレーザー
スキャナ5は定着器11よりも下部か横に配置されてい
るので、定着器11から発生する熱の影響を受けること
無く、常に良好な出力画像を得ることが可能となる。
【0037】更に、本実施形態の記録材搬送経路を画像
形成装置の対角線とほぼ平行または一致させることによ
って、様々な機構を有効に配置することが可能となり、
装置の小型化を図ることも可能となった。
【0038】(レーザースキャナの配置について)図1
に示すようにレーザースキャナ5は、ユニット配置とし
てはポリゴンミラー5aから右上がりの配置となってい
る。
【0039】ここで画像形成装置の大きさを出来るだけ
小型にするためには、図1に示すように給紙ローラ2〜
転写ローラ9〜定着器11にかけての記録材搬送経路に
対して略垂直な方向から感光体8にレーザー光を入射す
ることが最も有効である。このような構成とすることに
よって、画像形成装置の奥行き及び高さを最小の寸法に
収めることが可能となる。
【0040】また、レーザースキャナ5は定着器11の
横に配置され、定着器11の熱による昇温の影響を受け
難くし、高品質・高信頼性の画像形成装置を提供するこ
とが出来る。
【0041】図1に示す構成であれば、プロセスカート
リッジ7は、給紙カセット1の方向に略水平に着脱可能
であり、画像形成装置内でのjam処理やプロセスカー
トリッジ7の交換を全て同一方向から行うことができ、
ユーザビリティを向上することができる。
【0042】またレーザースキャナ5の内部において、
光学レンズ6をポリゴンミラー5aに対し定着器11の
反対側に配置することで、定着器11の熱による昇温の
影響を受け難くすることが出来る。
【0043】また、上述のように、レーザー光入射角の
設定を本実施形態の構成にしておけば、レーザースキャ
ナ5の配置に大きな自由度が与えられるため、ユーザビ
リティや昇温の問題を回避することが容易となる。
【0044】(電装系レイアウトについて)AC電源及
びDC電源、高圧電線から成る電装部15は図1に示す
ように給紙ローラ2〜定着器11にかけての斜め方向に
向かう記録材搬送経路の下部に配置し、電装部内の空間
エリアを給紙部から定着部にかけて大きくする構成とす
る。
【0045】このようにすることにより、電装部15か
ら発生する熱によって生じるエアーフローの経路を確保
する。
【0046】また、電装部15上部に配置されている定
着器11から発生する熱は外装カバー13に設けられて
いるルーバー部(不図示)から装置外部に排出される。
【0047】この時、定着器11の後面と外装カバー1
3との間に空間を設けることにより、この部分にも定着
器11の廃熱によるエアーフローを発生させることが可
能となる。
【0048】従って、前述のように定着器11の下部に
大きな空間を設け電装部15を配置、定着器11の後面
側に設けることで、冷却のためのFAN等が無くても、
電装部15から定着器11にかけての廃熱のためのエア
ーフローを発生させることが可能となり、画像形成装置
内部の熱こもりを解消し、昇温を防止出来るという効果
がある。
【0049】これにより、FANレスの構成が可能とな
ることにより、コストダウンが達成出来ることはもちろ
ん、FANから発生する音が無くなるので、静粛な画像
形成装置を提供することも可能となる。
【0050】また、給紙ローラ2〜定着器11にかけて
の斜め上方に向かう記録材搬送経路の下部の空間エリア
を有効に使用するために、電装部15は水平部と鉛直部
から成るL字型のレイアウトとすることにより、電装部
15としての効率を更に高めることができる。
【0051】具体的には、発熱源となる部品又は素子を
鉛直面側に配置し、比較的発熱しない部品又は素子を水
平面側に配置することである。このようにレイアウトす
ることにより、電装部15からの廃熱をより効率的に行
うことが可能となる。
【0052】(駆動源の配置について)駆動源としての
モータ16は、図1及び図2に示すように、画像形成装
置のフレームの一部である導電性の側面壁に直接マウン
トされ、且つ、記録材搬送面の下部に配置されている。
ここで、図2に、図1に示される画像形成装置の要部斜
視図を示す。
【0053】駆動源としてのモータ16を記録材搬送部
下部に配置することにより、画像形成装置の高速化に対
応する際に、モータの大型化やステッピングモータから
DCモータへの変更等に対しても柔軟に対応することが
可能となる。
【0054】これによって、例えば10ppm(pri
nt per minute:一分間当たりの印刷枚
数)から20ppmへの高速化を容易に達成することが
可能となる。
【0055】また、モータを画像形成装置の導電性のフ
レームに直接マウントすることにより、モータ自身が発
生する熱を容易にフレームへ逃がすことが可能となり、
モータ効率を向上させることが可能となるとともに、ア
ースを取ることも容易であり、トータルでコストダウン
することが可能となる。
【0056】また、記録材搬送部下部にモータと電装部
を両方共に配置し、モータ軸上に羽を設けることにより
エアーフローを発生させ、電装部の廃熱をより効率的に
行うことが可能となる。
【0057】(フレーム構成について)本実施形態のフ
レーム構成は、図2に示すように、導電性の左右1対の
左側壁20及び右側壁21と給紙ローラ、搬送ローラ、
転写ローラ、定着器を保持する樹脂からなる本発明の絶
縁性部材としての搬送プレート22、光源手段としての
レーザースキャナ5を保持する導電性のスキャナプレー
ト23及び電装部15を保持し、画像形成装置最下部に
配置される導電性の底板24からなっている。
【0058】左側壁20、右側壁21は剛性、電気アー
ス、電磁波シールドの観点から導電性材料が適してお
り、板金で構成されている。上述のように駆動源である
モータ16は左側板20に直接マウントされており、放
熱、振動低減、電気アース接続の容易さから大きなメリ
ットが得られている。
【0059】給紙ローラ、搬送ローラ、転写ローラ、定
着器等の主要ユニットを保持する、記録材Pの案内手段
である搬送プレート22は、複雑な形状を1部品にする
ことによるコストダウン及び電装部からの放熱を断熱で
きるというメリットがあるので、樹脂材料での一体成形
品を用いている。
【0060】搬送プレート22は樹脂材料とすることに
より、電装部から発生する熱を断熱し、記録材搬送面上
部に伝えないという効果を得ることができた。
【0061】また、搬送プレート22は外装カバー13
と同材質とすることによって、画像形成装置のリサイク
ル対応を促進することができる。
【0062】つまり、外装材料をリサイクルする際に
は、再び外装材料に戻す方法と、他の用途の材料として
利用する場合の2通り考えられる。
【0063】外装材料として再利用する場合には、異物
の混入や色の問題があり、技術的にもコスト的にも難易
度が高いのが実状である。しかし、装置内部の機能部品
として使用する場合には、多少の異物や色等をあまり考
慮する必要がないので、リサイクル性は高く、現実的な
手段と言える。
【0064】スキャナプレート23は、ポリゴンミラー
5aの回転により生じる振動を低減するために高剛性で
ある必要があり、板金材料を用いている。
【0065】また、装置最下部に配置されている底板2
4は構造体の一部としての剛性と電装部を保持するため
に求められる電磁波シールドの特性から板金材料を用い
ている。
【0066】以上のようなフレーム構成とすることによ
り、断熱・高剛性・放熱・振動低減という機能を満足し
つつ、低コストを達成できるという効果がある。
【0067】(インタフェース装置の配置について)コ
ンピュータ機器と接続してデータの受け渡しをするため
のインタフェース装置25は、図2及び図3に示すよう
に、画像形成装置のフレームの一部である導電性の側面
壁にマウントされている。図3に、図1に示される画像
形成装置におけるインタフェース装置の配置図を示す。
【0068】一方、制御の為の電装部15とレーザース
キャナ5の駆動回路は電気的接続をとる必要がある。
【0069】ここでインタフェース装置25が電装部1
5とレーザースキャナ5に架橋する位置にマウントされ
ているため、配線をインタフェース装置25の中に施
し、電気的接続に用いるケーブル26,27を非常に短
くできる。
【0070】ノイズの発生元となり得るケーブル26,
27が短いことで、ケーブル部材のコストダウンが図れ
るのはもとより、フェライトコアなどのノイズ除去部材
が不要となり低コストを達成できる。また、インタフェ
ース装置25、電装部15、レーザースキャナ5間の接
続には、ケーブルではなくボード・ツー・ボード・コネ
クタを用いてもよい。
【0071】さらにまた、インタフェース装置25を側
面壁に配置することにより、インタフェース・ケーブル
の接続やメモリの増設といった作業を側面の広い開口部
から行うことができ、ユーザビリティを向上できる。
【0072】以上のように本発明に係る画像形成装置の
第1の実施形態によれば、電装部15で発生した熱を、
画像形成装置内の他の機能にダメージを与えること無
く、外部へスムーズに廃熱することが可能となる。
【0073】また、定着器11が記録材搬送面の最上部
に配置され、定着器11及び電装部15から発生した熱
が記録材搬送部で断熱され、またプロセスカートリッジ
7は定着器11より下に配置され、レーザースキャナ5
は定着器11の横に配置し、レーザースキャナ5内に配
置する光学レンズ6は、ポリゴンミラー5aに対して定
着器11の逆側に配置することで、熱がレーザースキャ
ナ5やプロセスカートリッジ7に悪影響を及ぼすことを
防止することができる。
【0074】また、レーザースキャナ5の取り付け角度
も比較的水平に近い角度で配置可能となるため、スキャ
ナモータ軸受けに対する負荷を軽減し、レーザースキャ
ナ5の長寿命化を図ることができる。
【0075】また、給紙ローラ2〜転写ローラ9〜定着
器11までの記録材搬送経路を画像形成装置の対角線に
略平行線上に配置することにより画像形成装置の大きさ
を小さくできるという効果もある。
【0076】さらに、電装部15とレーザースキャナ5
の駆動回路の電気的接続をケーブルによらず、インタフ
ェース装置25の基板に電気回路として配線することで
ノイズの発生を抑制し、ケーブル部材やシールド部材の
コスト・ダウンを図れる。
【0077】(第2の実施形態)次に、本発明に係る画
像形成装置の第2の実施形態について図4を参照して説
明する。図4に、本発明に係る画像形成装置の第2の実
施形態の断面図を示す。
【0078】図4に示される第2の実施形態は、前述の
第1の実施形態と略同様の構成であるが、図4に示され
る画像形成装置は、装置の上面部からプロセスカートリ
ッジを取り出し得る画像形成装置の一例である点が第1
の実施形態と異なる。
【0079】また、図4に示すようにレーザースキャナ
5は、ユニット配置としてはポリゴンミラー5aから右
下がりの配置となっている。これは、前述の図1に示さ
れるポリゴンミラー5aの配置の理由と同様である。
【0080】このように、図4に示す構成の画像形成装
置の場合には、前述の本発明に係る画像形成装置の第1
の実施形態と同様の効果を得ることができると共に、本
発明の画像形成手段としてのプロセスカートリッジ7の
着脱は上方から行うことになるが、本発明の定着手段と
しての定着器11から本発明の光源手段としてのレーザ
ースキャナ5を遠ざけることが出来るので、定着器11
の熱による昇温の影響をいっそう受け難くすることが出
来るというメリットがある。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
給紙手段〜転写手段〜定着手段までの記録材搬送経路
は、定着手段を最上部として斜め上方に向かって形成
し、給紙手段、転写手段、定着手段の下部には電装部を
配置し、前述記録材搬送経路と前述電装部は、例えば樹
脂材料等からなる絶縁性部材で隔離することで、電装部
からの熱による装置内部の昇温により、画像劣化や故障
等の発生を防止することができる。
【0082】またプロセスカートリッジ等の画像形成手
段は定着手段より下に配置され、定着手段から発生する
熱の影響を低減することができ、常に良好な出力画像を
得ることが可能となる。
【0083】また、光源手段が定着手段の横に配置さ
れ、また光学レンズをポリゴンミラーに対して定着手段
と反対側に配置することで昇温の影響を受け難くし、高
品質・高信頼性の画像形成装置を提供することが出来
る。
【0084】また、側面壁に配置したインターフェース
装置を利用して電装部と光源手段の配線を施すことで接
続部のコストダウンが図れ、放射ノイズ対策の信頼性も
向上する。
【0085】また、側面壁に配置したインタフェース装
置は、ケーブルの接続などの使い勝手も向上できる。
【0086】さらに、記録材の搬送経路を、画像形成装
置本体の対角線に沿って略平行に形成したため、様々な
機構を有効に配置することが可能となり、さらに装置の
小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態の
断面図である。
【図2】図1に示される画像形成装置の要部斜視図であ
る。
【図3】図1に示される画像形成装置におけるインタフ
ェース装置の配置図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態の
断面図である。
【図5】従来の画像形成装置の断面図である。
【符号の説明】
1 給紙カセット 2 給紙ローラ 3a,3b 搬送ローラ 4 レジストセンサ 5 レーザースキャナ 5a ポリゴンミラー 6 光学レンズ 7 プロセスカートリッジ 8 感光体 9 転写ローラ 10 搬送ガイド 11 定着器 12 排紙ローラ 13 外装カバー 14 排紙トレイ 15 電装部 16 モータ 20 左側板 21 右側板 22 搬送プレート 23 スキャナプレート 24 底板 25 インタフェース装置 26,27 ケーブル 51 給紙ローラ 53 転写ローラ 55 定着器 57 プロセスカートリッジ 59 レーザースキャナ 61 電装部 P 記録材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材を供給する給紙手段と、 露光されることにより潜像が形成される像担持体を備え
    る画像形成手段と、 前記像担持体に潜像を形成するための光を露光する光源
    手段と、 前記記録材に前記像担持体上のトナー像を転写する転写
    手段と、 前記記録材上に転写されたトナー像を該記録材上に定着
    させる定着手段と、 電源の供給及び各部材の制御を行なう電装部と備える画
    像形成装置において、 前記給紙手段、転写手段及び定着手段に至る前記記録材
    の搬送路が、前記定着手段を最上部として斜め上方に向
    かって形成され、 該記録材の搬送路の下部に前記電装部が配置され、 前記記録材の搬送路の上部に前記光源手段が配置されて
    いることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成手段を前記定着手段よりも
    下方に配置したことを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記光源手段を前記定着手段の横に配置
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記光源手段はポリゴンミラー及び光学
    レンズを備え、 該光学レンズは、前記ポリゴンミラーに対して前記定着
    手段の逆側に配置されていることを特徴とする請求項1
    から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータ機器と接続してデータの受
    け渡しを行なうためのインタフェース装置を備え、前記
    録材の搬送路の側面に該インタフェース装置が配置され
    ていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記電装部と前記光源手段とを接続する
    ための電気回路を、前記インタフェース装置内に配線し
    たことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記録材の搬送経路と前記電装部と
    は、絶縁性部材により隔離されていることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記記録材の搬送経路を、画像形成装置
    本体の対角線に沿って略平行に形成したことを特徴とす
    る請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
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