JP6307854B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像読取装置および画像形成装置に関する。
複写機等の画像形成装置に装備される画像読取装置は、画像読取部と、画像読取部を内装する筐体とを有している。画像読取部は、光電変換手段であるイメージセンサと、原稿に向けて光を照射する光源部と、原稿からの反射光をイメージセンサに向けて反射するミラー群と、ミラー群より出射される光をイメージセンサに結像するレンズ群とを含んで構成されている。筐体は、例えば、ダイキャストにより形成した金属製の一体構造物である。
また、自動原稿搬送装置を搭載した画像形成装置では、自動原稿搬送装置内に画像読取装置を設置して、原稿を搬送しながら原稿の画像を読み取るようにしたものがある。自動原稿搬送装置は、画像形成装置本体にヒンジ部を介して開閉自在に連結されているため、画像読取装置を軽量化してヒンジ部の荷重負担を小さくする必要がある。
従来、画像読取部を内装する筐体を、複数の合成樹脂製の部材によって構成するようにした画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この画像形成装置は、筐体を金属により形成したものに比べて軽量化されることになる。
しかしながら、自動原稿搬送装置内に設置される画像読取装置の筐体を合成樹脂で形成したとすると、原稿搬送時に、原稿と原稿ガイド用の部材等とが擦れることにより筐体に静電気が帯電し、静電気に起因した画像異常が発生することが懸念される。
また、合成樹脂製の筐体は、金属製の筐体に比べて放熱性が低く、画像読取時に光源部が発する熱により画像読取部の温度が上昇して、画像読取部が劣化する可能性がある。
本発明は、上述した課題を解決するためのもので、静電気の帯電および温度上昇を抑制することができる画像読取装置を提供することを目的としている。
本発明に係る画像形成装置は、上記目的を達成するため、画像読取部を内装した筐体を備え、前記筐体が自動原稿搬送装置に取り付けられる画像読取装置であって、前記筐体は、前記画像読取部が組み付けられる金属製の芯部と、前記芯部の所定部分が外方へ向けて露出するよう前記芯部を覆う樹脂製の外装部とを有し、前記芯部は、原稿搬送方向に向き合う入側壁部および出側壁部と、前記入側壁部と前記出側壁部の間に位置して両壁部の上辺部に連なる頭頂部と、前記頭頂部における前記筐体の長手方向の一端部から下向きに突出する接点部とを有し、前記外装部は、前記入側壁部、前記出側壁部および前記接点部が外方へ向けて露出するよう前記芯部を覆い、前記芯部は、前記入側壁部が金属製の第1の導通部を介して前記自動原稿搬送装置の金属部分と導通し、前記接点部が前記出側壁部への伝熱部材を兼ねる金属製の第2の導通部を介して前記金属部分と導通するよう構成されている。
本発明によれば、静電気の帯電および温度上昇を抑制することができる画像読取装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像読取装置を適用したADFを搭載した画像形成装置の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置を適用したADFの概略構成図である。 図2に示すADFにおける制御ブロック図である。 図3に示す画像読取部の制御ブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の筐体の構成図であって、(a)は筐体を構成する芯部を示す斜視図、(b)は芯部の所定部分が外方へ向けて露出するよう芯部を外装部で覆った状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の筐体の部分斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の筐体の概略横断面図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の筐体の概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の筐体の概略平面図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の後側板およびバネ部材の部分斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、複写機1は、本実施形態に係る画像読取装置200を適用した自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder:以下、単にADFという)2と、給紙部3と、スキャナー部4と、画像形成部5とから構成される画像形成装置である。
ADF2は、原稿トレイ11と、排紙トレイ12と、搬送部13とを備えている。このADF2は、スキャナー部4の上側に配置されている。ADF2は、図示していない蝶番を介してスキャナー部4に連結されている。そして、ADF2は、スキャナー部4の上面を覆う状態と、スキャナー部4の上面から離れて起立した状態とに位置設定することができるようになっている。
ADF2は、原稿トレイ11に載せた原稿M(図2参照)を、搬送部13によってスキャナー部4におけるスリットガラス7上へ向けて搬送し、スリットガラス7上を通過させた後、排紙トレイ12に送り出すようになっている。
給紙部3は、用紙サイズが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット21、22と、給紙カセット21、22に収納された記録紙を、画像形成部5における画像形成位置まで搬送する給紙手段23とを有している。給紙手段23は、各種のローラなどによって構成されている。
スキャナー部4は、原稿Mに表示されている画像を、原稿Mがスリットガラス7上を通過する際に読み取るようになっている。スキャナー部4は、光源部およびミラー部材を搭載した第1キャリッジ25と、ミラー部材を搭載した第2キャリッジ26と、結像レンズ27と、撮像部28とを備えている。
スキャナー部4は、第1キャリッジ25に搭載された光源部によって、スリットガラス7上を通過中の原稿Mに光を照射するようになっている。また、スキャナー部4は、第1キャリッジ25、第2キャリッジ26に搭載された各ミラー部材によって、原稿Mからの反射光を折り返させ、その反射光を結像レンズ27によって結像し、撮像部28で読み取らせるようになっている。
画像形成部5は、露光装置31と、感光体ドラム32と、現像装置33と、転写ベルト34と、定着装置35とを備えている。画像形成部5は、撮像部28に読み取られた読取画像に基づき、露光装置31により感光体ドラム32を露光して感光体ドラム32に潜像を形成し、現像装置33により異なる色のトナーを感光体ドラム32に供給して現像するようになっている。
画像形成部5は、転写ベルト34により感光体ドラム32に現像されたトナー画像を、給紙部3から搬送された記録紙に転写し、定着装置35により記録紙に転写されたトナー画像を形成しているトナーを溶融して、記録紙にカラー画像を定着するようになっている。
図2に示すように、ADF2における原稿トレイ11は、可動原稿テーブル41と、一対のサイドガイド42とを有している。サイドガイド42は、原稿Mの幅方向(原稿Mの給紙方向および原稿Mの厚み方向に対して直行する方向)に向き合っている。
可動原稿テーブル41は、原稿トレイ11において原稿Mの給紙方向の略前半部を構成している。この可動原稿テーブル41は、原稿Mの給紙方向上流側に位置している基端部を支点として給紙方向下流側に位置している先端部が、図中のa方向およびb方向に昇降するようになっている。すなわち、原稿トレイ11は、可動原稿テーブル41の先端部を昇降させることにより、原稿トレイ11に載せた原稿Mの給紙方向前端部を適切な高さに合わせることができるようになっている。
可動原稿テーブル41の先端部の上方には、テーブル上昇センサ87が設けられている。テーブル上昇センサ87は、原稿トレイ11に載せた原稿Mの給紙方向前端部が適切な高さである給紙適正位置に保持されているかを検知するようになっている。
可動原稿テーブル41の先端部の下方には、ホームポジションセンサ88が設けられている。ホームポジションセンサ88は、可動原稿テーブル41がホームポジションにあることを検知するようになっている。
原稿トレイ11における原稿Mの給紙方向の略後半部には、原稿長さ検知センサ89、90が、原稿Mの給紙方向に間隔を置いて設けられている。この原稿長さ検知センサ89、90は、原稿Mの向きが縦と横とのいずれになっているかを検知するためのものである。原稿長さ検知センサ89,90としては、光学的手段を用いた非接触式センサ、あるいは機械的手段を用いた接触式センサのいずれを用いてもよい。
一対のサイドガイド42は、原稿トレイ11に載せた原稿Mの幅方向位置を設定するようになっている。一方のサイドガイド42は、原稿Mの幅方向に移動可能に構成されている。これにより、原稿トレイ11の載せる原稿Mのサイズが変わっても、原稿Mを原稿トレイ11の所定位置にセットすることができるようになっている。
他方のサイドガイド42には、セットフィラー46が設けられている。セットフィラー46は、その上端部を支点として下端部が、原稿Mの給紙方向に移動するようになっている。また、セットフィラー46における下端部の移動軌跡上の最下部には、原稿トレイ11に原稿Mが載せられたことを検知する原稿セットセンサ82が設けられている。
セットフィラー46の下端部は、原稿トレイ11に原稿Mが載せられていない状態では、原稿セットセンサ82に接するようになっている。また、セットフィラー46の下端部は、原稿トレイ11に原稿Mが載せられると、原稿Mの給紙方向下流側へ押し出されて、原稿セットセンサ82から離れるようになっている。すなわち、原稿セットセンサ82は、原稿セットセンサ82にセットフィラー46が離れているか否かにより、原稿トレイ11における原稿Mの有無を検知するようになっている。
図2に示すように、ADF2における搬送部13は、分離給送部Aと、プルアウト部Bと、ターン部Cと、第1読取搬送部Dと、第2読取搬送部Eと、排紙部Fとによって構成されている。また、本実施形態に係る画像読取装置200は、第2読取搬送部Eに組み込まれている。
分離給送部Aは、ピックアップローラ61と、給紙ベルト62と、リバースローラ63と、アーム支持部材64とを有している。
アーム支持部材64は、原稿Mの搬送経路の上側に位置している。アーム支持部材64は、原稿Mの給紙方向に延びており、その給紙方向下流側に位置する基端部を支点として給紙方向上流側に位置する先端部が、図中のc方向およびd方向に昇降するようになっている。
アーム支持部材64における先端部は、可動原稿テーブル41における先端部の上側に位置するようになっている。そして、ピックアップローラ61は、アーム支持部材64における先端部に支持されている。このピックアップローラ61は、原稿トレイ11に積み重ねて載せた複数の原稿Mのうち、数枚(理想的には1枚)の原稿Mをピックアップするようになっている。
給紙ベルト62は、ピックアップローラ61よりも原稿Mの給紙方向下流側において搬送経路の上側に位置している。リバースローラ63は、ピックアップローラ61よりも原稿Mの給紙方向下流側において搬送経路の下側に位置している。この給紙ベルト62とリバースローラ63とは、原稿Mの搬送経路を挟んで向き合っている。
給紙ベルト62は、原稿Mを給紙方向下流側へ送り出す向きに回転し、リバースローラ63は、原稿Mを給紙方向上流側へ引き戻す向きに回転するようになっている。つまり、原稿Mが重なった状態で給紙方向下流側へ送り出されようとした場合、給紙ベルト62に接している原稿M以外の他の原稿Mは、リバースローラ63の回転により給紙方向上流側へ引き戻される。これにより、原稿Mが重なった状態で給紙方向下流側へ送り出されることが防止されるようになっている。
リバースローラ63は、リバースローラ63が原稿Mを介さずに給紙ベルト62に接している場合には、図示しないトルクリミッタの働きにより、給紙ベルト62に連れ回りするようになっている。また、リバースローラ63は、リバースローラ63と給紙ベルト62との間に原稿Mが1枚だけ介在している場合も、トルクリミッタの働きにより、給紙ベルト62に連れ回りするようになっている。さらに、給紙ベルト62は、リバースローラ63に接する位置と離れた位置との間を上下に移動するよう構成されている。
プルアウト部Bは、一対のプルアウトローラ65を有している。プルアウトローラ65は、原稿Mの搬送経路の上側および下側に位置している。プルアウト部Bは、プルアウトローラ65とピックアップローラ61との駆動タイミングにより、分離給送部Aから送り出された原稿Mを一次突当整合(スキュー補正)し、整合後の原稿Mを引き出し搬送するようになっている。また、プルアウトローラ65は、原稿Mをターン部Cに送り出すようになっている。
ターン部Cにおける原稿Mの搬送経路は、ブルアウト部Bから下向きに湾曲して、スキャナー部4における読取位置7a(スリットガラス7が設けられている位置)へ延びている。ターン部Cは、一対の中間ローラ66と、一対の読取入口ローラ67とを有している。
中間ローラ66は、原稿Mの搬送経路の上側および下側に位置し、読取入口ローラ67は、中間ローラ66よりも原稿Mの搬送経路の下流側において搬送経路の上側および下側に位置している。
ターン部Cは、中間ローラ66により引き出し搬送された原稿Mを、湾曲した搬送送路に通して下向きになるよう反転させ、さらに、原稿Mを、読取入口ローラ67によりスキャナー部4における読取位置7aの近くまで搬送するようになっている。
プルアウト部Bおよびターン部Cにおける原稿Mの搬送速度は、後述の第1読取搬送部Dにおける原稿Mの搬送速度よりも高く設定されている。これにより、分離給送部Aから送り出された原稿Mが、第1読取搬送部Dに到達するまでの搬送時間を短縮するようになっている。
第1読取搬送部Dは、第1読取ローラ68と、一対の第1読取出口ローラ69とを有している。第1読取ローラ68は、原稿Mの搬送経路の上側に位置し、スリットガラス7に向き合うようになっている。また、第1読取出口ローラ69は、第1読取ローラ68よりも原稿Mの給紙方向下流側において搬送経路の上側および下側に位置している。
第1読取搬送部Dは、ターン部Cから搬送された原稿Mを、第1読取ローラ68によりスリットガラス7に接触させながら搬送し、さらに、原稿Mを、第1読取出口ローラ69により第2読取搬送部Eへ送り出すようになっている。第1読取搬送部Dでは、原稿Mにおいて下向きになっている面の画像を、スキャナー部4により読み取るようになっている。
第2読取搬送部Eは、画像読取装置200と、第2読取ローラ70と、一対の第2読取出口ローラ71とを有している。画像読取装置200は、原稿Mの搬送経路の上側に位置している。第2読取ローラ70は、原稿Mの搬送経路の下側に位置し、画像読取装置200に向き合っている。また、第2読取出口ローラ71は、第2読取ローラ70よりも原稿Mの給紙方向下流側において搬送経路の上側および下側に位置している。
第2読取搬送部Eは、第1読取搬送部Eから搬送された原稿Mを、第2読取ローラ70により画像読取装置200に接触させながら搬送し、さらに、原稿Mを、第2読取出口ローラ71により排紙部Fへ送り出すようになっている。第2読取搬送部Eでは、原稿Mにおいて上向きになっている面の画像を、画像読取装置200により読み取るようになっている。
排紙部Fは、一対の排紙ローラ72を有している。排紙ローラ72は、原稿Mの搬送経路の上側および下側に位置している。排紙部Fは、第2読取搬送部Gから搬送された原稿Mを、排紙ローラ72により排紙トレイ12へ送り出すようになっている。
ADF2において、分離給送部Aとプルアウト部Bとの間には、分離センサ91および突当センサ84が設けられ、プルアウト部Bとターン部Cとの間には、原稿幅センサ85が設けられている。また、ADF2において、ターン部Cと第1読取搬送部Dとの間には、読取入口センサ86が設けられ、第1読取搬送部Dには、レジストセンサ81が設けられ、第1読取搬送部Dと第2読取搬送部Eとの間には、排紙センサ83が設けられている。
本実施形態において、原稿Mの先端とは、原稿Mの給紙方向先端および搬送方向先端を意味し、原稿Mの後端とは、原稿Mの給紙方向後端および搬送方向後端を意味している。
図3に示すように、ADF2は、コントローラ100を備えている。コントローラ100には、レジストセンサ81、原稿セットセンサ82、排紙センサ83、突当センサ84、原稿幅センサ85、読取入口センサ86、テーブル上昇センサ87、ホームポジションセンサ88が接続されている。また、コントローラ100には、原稿長さ検知センサ89、90および分離センサ91が接続されている。これらのセンサ81〜91は、コントローラ100に対して、原稿Mの有無、あるいは位置などを検出した信号を送信するようになっている。
さらに、コントローラ100には、ピックアップ昇降モータ120、ピックアップ搬送モータ121、給紙モータ122、読取モータ123、排紙モータ124が接続されている。また、コントローラ100には、底板上昇モータ125、プルアウトモータ126、読取入口モータ127および画像読取部101が接続されている。
底板上昇モータ125は、可動原稿テーブル41を昇降させるようになっている。ピックアップ昇降モータ120は、アーム支持部材64を介してピックアップローラ61を昇降させるようになっている。
ピックアップ搬送モータ121は、ピックアップローラ61を回転させるようになっている。給紙モータ122は、給紙ベルト62およびリバースローラ63を回転させるようになっている。プルアウトモータ126は、プルアウトローラ65を回転させるようになっている。
読取入口モータ127は、読取入口ローラ67を回転させるようになっている。読取モータ123は、第1読取ローラ68、第1読取出口ローラ69および第2読取出口ローラ71を回転させるようになっている。排紙モータ124は、排紙ローラ72を回転させるようになっている。
さらに、コントローラ100は、センサ81〜91からの信号に基づき、モータ120〜127および画像読取部101を制御するようになっている。
また、複写機1は、装置全体の制御を行うための本体制御部105と、ユーザによる各種の入力操作や動作指示を行うため操作部106を備えている。コントローラ100と本体制御部105は、I/F回路118を介して接続されており、双方の間で制御信号などのデータの授受が行われるようになっている。操作部106においては、原稿Mの読取が、両面モードおよび片面モードのいずれの読取モードで実行するかを、ユーザが選択できるようになっている。
図4に示すように、画像読取部101は、光源部111と、センサチップ112と、増幅器113と、A/D変換部114と、画像処理部115と、フレームメモリ116と、出力制御回路117と、I/F回路118とを備えている。
光源部111は、コントローラ100からの信号に基づき、原稿Mに光を照射するようになっている。センサチップ112は、原稿Mからの反射光を受光して、電気信号に変換するようになっている。
増幅器113は、センサチップ112から出力される電気信号を増幅するようになっている。A/D変換部114は、増幅器113から出力される電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するようになっている。画像処理部115は、A/D変換部114から出力されるデジタル信号を画像処理するようになっている。フレームメモリ116は、画像処理部115により画像処理が行われた信号を記憶するようになっている。
出力制御回路117は、コントローラ100からのタイミング信号に基づき、フレームメモリ116に記憶されている信号をI/F回路118を介して本体制御部105に出力するようになっている。
図5〜図7に示すように、本実施形態に係る画像読取装置200は、前述の画像読取部101における光源部111およびセンサチップ112等を内装する筐体130を有している。筐体130は、金属製の芯部131と、樹脂製の外装部132と、ガラス板133と、除電ブラシ134と、板バネよりなるバネ部材135とを含んで構成されている。ここで、除電ブラシ134およびバネ部材135は、本発明における導通部に相当する。
芯部131は、原稿搬送方向に向き合う入側壁部131aおよび出側壁部131bと、これら壁部131a、131bの間に位置して両壁部131a、131bの上辺部に連なる頭頂部131cとを備えた略溝型材状に形成されている。この芯部131は、入側壁部131a、出側壁部131bおよび頭頂部131cにより囲まれる空間に、光源部111およびセンサチップ112等が組み付けられるようになっている。
また、芯部131は、入側壁部131aの下辺部から原稿搬送方向上流側へ向けて突出する補強部131dと、出側壁部131bの下辺部から原稿搬送方向下流側へ向けて突出する補強部131eとを備えている。さらに、芯部131は、頭頂部131cの一端部から下向きに突出する接点部131fを備えている。
これら入側壁部131a、出側壁部131b、頭頂部131c、補強部131d,補強部131eおよび接点部131fは、例えば、金属板をプレス加工することにより一体に形成されている。
外装部132は、芯部131の入側壁部131a、出側壁部131bおよび接点部131fが外方に向けて露出するように、芯部131の頭頂部131cおよび補強部131d、131eを一体に覆っている。外装部132は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂を射出形成することにより一体に形成されている。ガラス板133は、出側壁部131bおよび頭頂部131cにより囲まれる空間を外部から遮断するように、外装部132の下面部に取り付けられている。
図8、図9に示すように、除電ブラシ134は、原稿搬送方向に延び、かつ筐体130の長手方向に所定の間隔を置くよう配置した複数の金属線134aと、筐体130の長手方向に延びて各金属線134aの基端部を保持するホルダ134bとを備えている。このホルダ134bは、金属によって形成されている。
除電ブラシ134は、ホルダ134bが前述のADF2の後側板2aと前側板2bとの間に介在するステー2cに取り付けられており、各金属線134aの先端部が芯部131の入側壁部131aに導電可能に接触するようになっている。
ここで、後側板2a、前側板2bおよびステー2cはいずれも金属製であり、本発明における自動原稿搬送装置の金属部分に相当する。これにより、筐体130は、除電ブラシ134を介してADF2に接地されることになる。
また、前側板2bには、外部からADF2内に筐体130を差し込むための開口部2dが形成されている。この開口部2dからADF2内に筐体130を差し込むと、芯部131の入側壁部131aに除電ブラシ134の金属線134aが接触するとともに、接点部131fが後側板2aに対峙するようになっている。
図9、図10に示すように、バネ部材135は、後側板2aに形成された開口部2eに嵌め込まれ、かつ後側板2aに弾性変形可能に取り付けられており、芯部131の接点部131fが導電可能に接触するようになっている。また、バネ部材135は、芯部131から後側板2aへの伝熱部材を兼ねている。
芯部131の接点部131fに対するバネ部材135の接触面積は、芯部131の入側壁部131aに対する除電ブラシ134の各金属線134aの接触面積の合計よりも広くなっている。また、バネ部材135は、板バネに限定されるものではなく、コイルバネであってもよい。
以下、本実施形態に係る画像読取装置200の作動について説明する。
本実施形態に係る画像読取装置200は、ADF2のステー2cに除電ブラシ134のホルダ134bを取り付けて、筐体130の芯部131の入側壁部131aに除電ブラシ134の金属線134aを接触させている。また、本実施形態に係る画像読取装置200は、ADF2の後側板2aにバネ部材135を取り付けて、筐体130の芯部131の接点部131fにバネ部材135を接触させている。
つまり、画像読取部101の光源部111およびセンサチップ112等を内装している筐体130は、除電ブラシ134およびバネ部材135を介してADF2に接地した状態になる。このため、筐体130の外装部132を合成樹脂で形成しても、原稿搬送時に筐体130に静電気が帯電せず、静電気に起因した画像異常が発生することがない。
また、芯部131の入側壁部131aとADF2のステー2cを導通させる手段として除電ブラシ134を用いているので、前側板2bの開口部2dからADF2内に筐体130を差し込む際に、入側壁部131aが損傷することがない。
さらに、本実施形態に係る画像読取装置200は、画像読取時に光源部111が発する熱を、芯部131からバネ部材135を介してADF2の後側板2aに伝達し、筐体130の外部に放出する。また、本実施形態に係る画像読取装置200は、画像読取時に光源部111が発する熱を、芯部131の入側壁部131aおよび出側壁部131bから筐体130の外部に放出する。
このため、センサチップ112、増幅器113、A/D変換部114、画像処理部115、フレームメモリ116、出力制御回路117およびI/F回路118等の温度上昇を抑制することができ、画像読取部101の劣化を防ぐことができる。
また、筐体130の外装部132を合成樹脂で形成しているため、画像読取装置200を軽量化することができ、これにより、画像形成装置本体にADF2を連結するヒンジ部の荷重負担を小さくすることができる。
また、本実施形態に係る画像読取装置200は、金属板をプレス加工することで、入側壁部131a、出側壁部131b、頭頂部131c、補強部131d、補強部131eおよび接点部131fからなる芯部131を一体に形成している。これにより、芯部131に必要な強度を持たせつつ、芯部131を低コストで製作することができる。
また、本実施形態に係る画像読取装置200は、外装部132を、ポリプロピレン等の合成樹脂を射出形成することにより一体に形成している。これにより、外装部132の形状をADF2への取り付けに適した形状にすることができる。
本発明に係る画像読取装置は、上述した実施の形態に限定されるものではない。また、本発明に係る画像読取装置は、各種の画像形成装置に適用することができる。
2 ADF(自動原稿搬送装置)
2a 後側板(自動原稿搬送装置の金属部分)
2c ステー(自動原稿搬送装置の金属部分)
101 画像読取部
130 筐体
131 芯部
132 外装部
134 除電ブラシ(導通部)
135 バネ部材(導通部)
200 画像読取装置
特開2003−295340号公報

Claims (4)

  1. 画像読取部を内装した筐体を備え、前記筐体が自動原稿搬送装置に取り付けられる画像読取装置であって、
    前記筐体は、前記画像読取部が組み付けられる金属製の芯部と、前記芯部の所定部分が外方へ向けて露出するよう前記芯部を覆う樹脂製の外装部とを有し、
    前記芯部は、原稿搬送方向に向き合う入側壁部および出側壁部と、前記入側壁部と前記出側壁部の間に位置して両壁部の上辺部に連なる頭頂部と、前記頭頂部における前記筐体の長手方向の一端部から下向きに突出する接点部とを有し、
    前記外装部は、前記入側壁部、前記出側壁部および前記接点部が外方へ向けて露出するよう前記芯部を覆い、
    前記芯部は、前記入側壁部が金属製の第1の導通部を介して前記自動原稿搬送装置の金属部分と導通し、前記接点部が前記出側壁部への伝熱部材を兼ねる金属製の第2の導通部を介して前記金属部分と導通するよう構成されている
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1の導通部が、除電ブラシであることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第2の導通部が、バネ部材であることを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置を装備したことを特徴とする画像形成装置。
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