JPH0270168A

JPH0270168A - 読取装置

Info

Publication number: JPH0270168A
Application number: JP63222741A
Authority: JP
Inventors: Nobuaki Ogata; 小方　信昭
Original assignee: Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Current assignee: Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Priority date: 1988-09-06
Filing date: 1988-09-06
Publication date: 1990-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、イメージスキャナ、ファクシミリ等に用いら
れるリニアモータ使用の読取装置に関する。

従来の技術従来この種の装置は、第４図、第５図に示すようにガラ
ス等で構成される透明な原稿台１上の原稿２を読み取る
ために原稿台１に沿って走行する光学ユニット３と、こ
の光学ユニット３を走行させるリニアモータ４とを備え
ている。この光学ユニット３は、原稿を照射する螢光灯
からなる光源５と、原稿からの反射光を反射して光路変
更する反射ミラー６と、その反射光を集光する集光レン
ズ７と、この集光レンズ７の結像位置に配置された読取
素子（図示せず）を有するドライブ基板８と、これらの
各部品を塔載する光学台９等を有しており、原稿からの
反射光を集光レンズ７で読取素子上に結像させ、読取素
子で光電変換し、ドライブ基板８で画像処理している。

ここで、主走査方向（螢光灯の管軸方向）は読取素子に
よシミ予約に走査され、副走査方向は光学ユニット３の
移動によって走査され、原稿全面の読取が行われる。

一方、光学ユニット３を副走査方向に移動させるための
りニアモータ４は、原稿台１の下方に原稿台１に対して
平行に配置され、下面に磁極歯を等ピッチで平行に配列
してなるモータ固定子１１と、このモータ固定子１１の
下面に対向配置され、モータ固定子１１に沿って走行す
るモータ移動子工２と、このモータ移動子１２とモータ
固定子１１との間隔を一定に保持するよう前記移動子１
２に軸１３によって取付けられ且つモータ固定子１１に
転が９接触する２対のガイドローラ１４と、モータ移動
子１２を光学ユニット３の光学台９に取付ける固定アダ
プタ１５と、この固楚アダプタ１５に保持されモータ固
定子１１の側面をはさみつけて固定アダプタ１５の横揺
れを防止する２対のサイドローラ１６等を有している。

モータ移動子１２は、バックプレート、永久磁石、電磁
石を積層した構造をなしておシ、永久磁石、電磁石によ
る磁気吸引力によってモータ固定子１１に吸着保持され
、電磁石のコイルに方向を変えながら電流を流すことに
よって、モータ固定子１１に沿って走行する（例えば、
特開昭６１−２４２４６１号、特開昭６３−１４５７０
号公報参照）。

発明が解決しようとする課題しかし、かかる構成によれば、読取中、外部から装置へ
振動、特に垂直振動が加わった場合、読取画像が乱れる
という問題があった。

本発明者は上述の問題点の原因を鋭意検討した結果、以
下の理由で生じることを見出しだ。すなわち、装置に振
動が加わった場合、モータ固定子１１の振動と光学ユニ
ット及びそれを保持したモタ移動子１２との振動が必ず
しも一致せず、モータ固定子１１に転がり接触している
ガイドローラ１４がモータ固定子１１から離れたり接触
したりする。このため、モータ固定子１１とモータ移動
子１２との間隔が変動し、モータ移動子１２に加わる推
力が変動し、結局光学ユニット３の走行が不安定となり
、読取画像に乱れが生じていた。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、外部
から装置へ垂直振動が加わっても読取動作に悪影響する
ことのない読取装置を提供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段本発明は上述の問題点を解決するため、光学ユニットに
、モータ固定子の一方の面に対向配置されるモータ移動
子及びガイドローラのみならず、モータ固定子の他方の
面に転がシ接触する加圧ローラ及びその加圧ローラを前
記モータ固定子に押付ける加圧手段を取付けるという構
成を備えたものである。

作用本発明は上述の構成によって、モータ固定子をモータ移
動子側に配置したガイドローラと、反対側に配置した加
圧ローラとではさみつけており、このため、外部から装
置へ垂直振動が加わっても、モータ固定子からガイドロ
ーラが離れることがなく、換言すればモータ移動子が常
にモータ固定子に対して一定の間隔に保たれておυ、モ
ータ移動子の走行が乱れず、従って画像読取に悪影響を
受けることがない。

実施例第１図、第２図は本発明の一実施例による読取装置の概
略構成を示すものであって、第４図、第５図に示す従来
装置と同−又は同様な部品には同一符号を付けて示して
いる。第１図、第２図において、ｌは透明な原稿台、２
はその上に置かれた原稿、３は、原稿台１上の原稿２を
読み取るために原稿台１に沿って走行する光学ユニット
、４はこの光学ユニット３を走行させるリニアモータで
ある。光学ユニット３は、原稿を照射する螢光灯からな
る光源５と、原稿からの反射光を反射して光路変更する
反射ミラー６と、その反射光を集光する集光レンズ７と
、この集光レンズ７の結像位置に配置された読取素子（
図示せず）を有するドライブ基板８と、これらの各部品
を塔載する光学台９等を有している。リニアモータ４は
、原稿台１の下方に原稿台１に対して平行に配置され、
下面に磁極歯を等ピッチで平行に配列してなるモータ固
定子１１と、このモータ固定子１１の下面に対向配置さ
れ、モータ固定子１１に沿って走行するモータ移動子１
２と、このモータ移動子１２とモータ固定子１１との間
隔を一定に保持するよう前記移動子１２に軸１３によっ
て取付けられ且つモータ固定子１１に転がり接触する２
対のガイドローラ１４と、モータ移動子１２を光学ユニ
ット３の光学台９に取付ける固定アダプタ１５と、この
固定アダプタ１５に保持されモータ固定子１１の側面を
はさみつけて固定アダプタ１５の横揺れを防止する２対
のサイドロー２１６等を有している。

光学ユニット３の光学台９には、モータ固定子１１の上
面に対向する位置に穴９ａが形成されており、この穴９
ａのところに、加圧ローラ１８が設けられている。この
加圧ローラ１８は加圧ローラ軸１９に回転可能に保持さ
れ、加圧ローラ軸１９は、光学台９に固定された支持体
加に上下方向に形成した長穴２１内に挿入されている。

更に、光学台９上面には加圧ローラ軸１９を下方に押す
加圧手段として板ばねｎが取付けられている。かくして
、加圧ロラ１８は板ばねｎによって下方に押され、第２
図からよく分かるように、モータ固定子１１の上面に押
付けられ、これに転が９接触する。なお、加圧ローラ１
８を加圧ローラ軸１９に対して回転可能とする代わりに
、加圧ローラ１８と加圧ローラ軸１９とを一体とし、加
圧ローラ軸１９を支持板２０に対して回転可能且つ上下
動可能に保持させる構成としてもよい。

以上の構成になる読取装置について、以下その動作を説
明する。

この読取装置においても、光学ユニット３がリニアモー
タ４によって原稿台１に沿って走行し、その間に、原稿
２が光源５で照射され、その反射光が集光レンズ７で読
取素子（図示せず）上に結像され、読取素子で光電変換
され、ドライブ基板８で画像処理されることによって、
読み取られる。

この光学ユニット３は、リニアモータ４のモータ固定子
】１の下面側に配置されたモータ移動子１２及びガイド
ローラ１４と、モータ固定子１１の上面に押付けられる
加圧ローラ１８を保持しているので、モタ固定子１１は
、その両面のガイドローラ１４と加圧ローラ１８とでは
さまれてお９、従って、ガイドローラ１４はモータ移動
子１２による磁気吸引力でモータ固定子１１の下面に押
付けられるのみならず、加圧ローラ１８の加圧ローラ１
８の加圧力によってもモータ固定子１１に押付けられて
いる。このため、装置に垂直振動が加わって、モータ固
定子１１が上下に振動しても、ガイドローラ１４がモー
タ固定子１１から離れることがなく、このため、モータ
移動子１２は常にモータ固定子１１に対して一定の間隔
に保たれ、安定した走行が可能である。かくして、振動
が加わった際においても、光学ユニット３が安定して走
行し、良好な画像読取が行われる。

なお、上記実施例では、モータ固定子１１に対して加圧
ローラ１８を押付けるために、加圧ローラ軸１９を支持
体加の長穴２１を利用して上下動可能とし、かつ加圧ロ
ーラ軸１９を板ばねｎによって下方に押す構成としたが
、加圧ローラ１８をモータ固定子１１に対して押付ける
機構は種々変更可能である。例えば、第３図に示すよう
に、加圧ローラ１８の加圧ローラ軸１９を、下向きのば
ね力を作用させうる加圧板２４に取付け、その加圧板Ｕ
を光学台９に取付ける構成としてもよい。

発明の効果以上の説明から明らか彦ように、本発明は、光学ユニッ
トに、モータ固定子の一方の面に対向配置されるモータ
移動子及びガイドローラのみならず、モータ固定子の他
方の面に転がり接触する加圧ローラ及びその加圧ローラ
を前記モータ固定子に押付ける加圧手段を取付けたので
、モータ固定子をモータ移動子側に配置したガイドロー
ラと反対側に配置した加圧ローラとではさみつけており
このため、ガイドローラのモータ固定子に対する押付力
が、従来のようなモータ移動°子の磁気吸弓力のみによ
るものよりも大きくなり、外部から装置へ垂直振動が加
わった場合にも、モータ固定子からガイドローラが離れ
ることがなく、モータ移動子が常にモータ固定子に対し
て一定の間隔に保たれ、安定して走行でき、従って画像
読取に悪影響を受けることがないという効果を有するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による読取装置の要部の概略
斜視図、第２図はその一部の断面図、第３図は加圧ロー
ラの保持構造の変形例を示す斜視図、第４図は従来の読
取装置の要部の概略斜視図、第５図はその一部の断面図
である。１・・原稿台、２・・・原稿、３・・・光学ユニット、
４・・・リニアモータ、５・・・光源、６・・・反射ミ
ラー　７集光レンズ、８・・・ドライブ基板、９・・・
光学台、１１・・・モータ固定子、１２・・・モータ移
動子、１３・・・軸、１４・・・ガイトロ＝う、１５・
・・固定アダプタ、１６・・・サイドローラ、】８・・
加圧ローラ、１９・・・加圧ローラ軸、加・・・支持体
、２１・・長穴、ｎ・・・板ばね、Ｕ・・・加圧板。代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名図

Claims

【特許請求の範囲】

透明な原稿台上の原稿を読み取る光学ユニットと、この
光学ユニットを原稿台に沿って副走査方向に移動させる
リニアモータとを備え、このリニアモータが、原稿台に
平行に配置されたモータ固定子と、前記光学ユニットに
取付けられ、前記モータ固定子の一方の面に対向配置さ
れたモータ移動子と、このモータ移動子に保持され、モ
ータ移動子を前記モータ固定子に対して一定の間隔に保
持するためモータ固定子に転がり接触するガイドローラ
と、前記光学ユニットに保持され前記モータ固定子の他
方の面に転がり接触する加圧ローラと、この加圧ローラ
をモータ固定子に押付ける加圧手段とを有することを特
徴とする読取装置。