JP3344788B2 - ブック原稿読み取り装置 - Google Patents

ブック原稿読み取り装置

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JP3344788B2
JP3344788B2 JP26470193A JP26470193A JP3344788B2 JP 3344788 B2 JP3344788 B2 JP 3344788B2 JP 26470193 A JP26470193 A JP 26470193A JP 26470193 A JP26470193 A JP 26470193A JP 3344788 B2 JP3344788 B2 JP 3344788B2
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道也 原田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、スキャナー、
及び、ファクシミリ等の原稿読み取り装置として使用さ
れる、ブック原稿読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ブック原稿の情報を読み取った後
に、この読み取りを終えた原稿のページめくりを自動的
に行うように構成されたブック原稿読み取り装置が種々
開発されている。この種のブック原稿読み取り装置とし
ては、例えば、特開平4−81164号公報に記載され
た装置があり、この装置は、ブック原稿の読み取り位置
を中心として、読み取りユニット(走査ユニット)を回
転自在に保持する要に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平4−
81164号公報に記載されているような従来のブック
原稿読み取り装置では、その画像読み取り手段として、
密着型の等倍センサーを使用している。この密着型等倍
センサーは、小型軽量であるため、読み取りユニットを
コンパクトに構成できるというメリットがある反面、そ
の被写界深度が浅く、また、光源にLEDアレイ等を使
用しているため、その光量が少なく、ブック原稿の綴じ
部付近の読み取り画像に、ボケや影などが発生する不具
合がある。
【0004】これらの不具合を解消する方法として、画
像読み取り手段として縮小光学系を使用し、また、光源
として蛍光管を使用することが考えられる。しかしなが
ら、この縮小光学系は密着型等倍センサー程小型化する
ことが困難であるため、前記公報に記載されているよう
な読み取りユニットの保持方法を適用することができな
い。また、前記公報に記載されている読み取りユニット
の保持方法は、その動作が非常に複雑であるため、原稿
の読み取り速度が遅くなったり、その動作自体が読み取
り画像に対して画像乱れなどの悪影響を及ぼす不具合が
あった。
【0005】この発明は、上述の点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、ブック原稿の綴じ部付近でも
良好な画像が得られる縮小光学系を使用した読み取りユ
ニットを、画像の安定した高速読み取りが可能となるよ
うに保持することのできるブック原稿読み取り装置を提
供することにある。また、この発明の他の目的は、読み
取りユニットの保持手段における、部品の一体化や、組
み付け方法の改善により、部品点数の削減と組み付け性
の改善を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、見開かれたブック原稿の左右のページ
を載置する、それぞれ独立して昇降する原稿台と、上記
原稿台上に見開かれて載置されたブック原稿の原稿面に
接触して副走査方向に往復移動することにより、上記ブ
ック原稿の原稿情報の読み取り走査を行う読み取りユニ
ットを有するブック原稿読み取り装置において、上記読
み取りユニットの副走査方向に、互いに平行に対向させ
てL型の第1及び第2のガイドレールを配置し、このガ
イドレールの直交する2つの面を、上記読み取りユニッ
トの上下方向及び主走査方向の基準面とし、上記読み取
りユニットが、水平に取付けられた主走査方向の基準と
なる第1及び第2の固定コロと、第1の可動コロとを具
備し、各固定コロを第1のガイドレールの鉛直面の内側
に、上記可動コロを第2のガイドレールの鉛直面の内側
に対してそれぞれ転がり接触させ、上記可動コロが、そ
の保持部材に取付けられた弾性部材の付勢力により、上
記ガイドレールの一方の鉛直面に対して、上記読み取り
ユニットを押圧し、かつ、上記読み取りユニットが、上
下方向の基準となる第3、第4及び第5の固定コロと、
第2、第3及び第4の可動コロとを具備し、上記第3、
第4及び第5の固定コロのうちの1つを上記ガイドレー
ルの一方の下面に、他の2つを他方のガイドレールの下
面に対してそれぞれ転がり接触させ、上記第2、第3及
び第4の可動コロのうちの1つを上記ガイドレールの一
方の上面に、他の2つを他方のガイドレールの上面に設
け、上記第2、第3及び第4の可動コロの保持部材に取
付けられた弾性部材の付勢力により、上記ガイドレール
の水平面に、上記読み取りユニットを懸架している構成
とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、上記読み取りユニットの副走
査方向に、平行に対向させて配置されたL型のガイドレ
ールの直交する2つの面が、上記読み取りユニットの上
下方向及び主走査方向の基準面として機能する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。先ず、図8乃至図12を参照して、本発明が
実施されるブック原稿読み取り装置の構成及び動作につ
いて説明する。
【0009】図8において、原稿台13は、装置本体に
対して引き出せるように構成されている。ブック原稿1
4は、装置本体から引き出された原稿台13の昇降台1
3a,13b上に、読み取られるページを見開いた状態
で載置される。ここで、各昇降台13a,13bは、見
開かれたブック原稿14の厚さやページの見開き具合な
ど、原稿の状態に応じて、その左右ページをそれぞれ独
立して昇降するように構成されている。このようにして
ブック原稿14を載置した後、原稿台13を装置本体内
に押し込むと、この装置本体内の中央部に待機している
走査ユニット15の真下に、見開かれたブック原稿14
が滑り込む。
【0010】走査ユニット15は、ブック原稿14の読
み取り手段17とページめくり手段とを備えており、モ
ータ22の駆動により、タイミングベルト19で、ブッ
ク原稿14の見開かれた原稿面に沿って往復移動するよ
うに構成されている。この走査ユニット15の往復移動
時には、ブック原稿14の原稿面が左右の押えシート3
7,38により押えられるようになっており、これらの
押えシート37,38は、走査ユニット15の往復動作
に伴う弛みを吸収するべく、巻き取りローラ39,44
に巻き取られるように構成されている。
【0011】次に、図8及び図9により、走査ユニット
15の内部に設けられた読み取り手段とページめくり手
段について説明する。この走査ユニット15の読み取り
手段17は、図9に示すように、光源30a,30b、
ミラー26,27,31、レンズ28、及び、CCD基
板29などからなる縮小光学系で構成されており、図8
において左方から右方へ向けて、走査ユニット15が走
査移動することにより、上記の縮小光学系でブック原稿
14の画像情報の読み取りを行う。ここで、この読み取
り手段17は、その光学系光路内に光路切換ミラー25
を介在させて、その読み取り光路を上方に切り替えるこ
とにより、図8のコンタクトガラス12上に載置したシ
ート原稿の画像情報を読み取ることもできる。
【0012】一方、ブック原稿14のページめくり動作
は、図8において右方から左方へ向けて、走査ユニット
15が走査移動することにより行われる。このページめ
くり動作を行うためのページめくり手段としてのめくり
ベルトユニット18は、図9に示すように、めくりベル
ト33の駆動ローラ34と、従動ローラ35と、これら
2本のローラ34,35に張架されためくりベルト33
と、このめくりベルト33の上部に圧接するように配置
された帯電ローラ36a,36bとで構成されている。
【0013】ここで、帯電ローラ36aは、図10
(a)に示すように、外周が平坦なローラで構成されて
おり、他の帯電ローラ36bは、図10(b)に示すよ
うに、外周に周期的な凹凸が形成されたローラで構成さ
れている。これらの帯電ローラ36a,36bは、図1
1に示すように、それぞれの軸が、マイナスとプラスの
電極にそれぞれ接続されており、駆動ローラ34の軸は
アースされている。また、めくりベルト33は、表面が
高抵抗層、内側が中抵抗層からなる、2層構造となって
いる。
【0014】めくりベルト33は、走査ユニット15が
図8において右側から左側へ移動することにより、その
移動方向と平行に配置されたラック56(図11)と、
走査ユニット15に取付けられたギヤ57aと、駆動ロ
ーラ34の駆動ギヤ58とにより、反時計方向に向け
て、走査ユニット15の移動速度と同じ周速で回転す
る。この状態で、帯電ローラ36aにマイナスの高電圧
を印加し、他の帯電ローラ36bにプラスの高電圧を印
加すると、これらに接触しているめくりベルト33の表
面(外周面)に不平等電界が形成され、これによって、
このめくりベルト33の表面にブック原稿14の原稿ペ
ージ面を吸着する吸着力が発生する。
【0015】上述のように走査ユニット15が移動し
て、ブック原稿14の右ページ端部がめくりベルト33
の下側にかかると、このページ端部がめくりベルト33
に吸着される。このとき、図12に示すように、めくり
ベルト33が傾斜するように持ち上げられ、このめくり
ベルト33と共に持ち上げられたページは、図9に示す
ページ収納ガイド52の内部に、ページ搬送ローラ53
及び加圧コロ54によって搬送される。
【0016】そして、めくりベルト33が傾斜するよう
に持ち上げられた直後、その従動ローラ35の中央部に
配置された分離コロ51に対して、リバースローラ6が
圧接される。このリバースローラ6は、図12に示すよ
うに、ラック56,アイドルギヤ57b,駆動ギヤ55
を介して反時計方向への駆動がかけられているが、その
駆動ギヤ55に設けられたトルクリミッター59が作用
することにより、分離コロ51の回転によって時計方向
に連れ回りしている。
【0017】ここで、めくりベルト33がブック原稿1
4のページを2枚以上吸着した場合には、その2枚目以
降のページに対して、トルクリミッタ59による戻し力
が働き、この2枚目以降のページがリバースローラ6の
ニップ部でストップされ、最上位の1ページだけが搬送
される。この後、リバースローラ6は、図9に示すよう
に、ページ収納ガイド52の下方へ再び退避される。
【0018】このようにして走査ユニット15が更に移
動され、ブック原稿14の見開き中央部を通過すると、
そのページ搬送ローラ53の駆動が遮断されて、ページ
収納ガイド52内に収納されていたページが、ブック原
稿14の左ページ側へ自然に排出される。
【0019】以下、本発明による走査ユニットの支持方
法の実施例について説明する。本実施例における走査ユ
ニット15の主走査方向の位置決め構造を図1にモデル
化して示す。
【0020】図1において、走査ユニット15の両側面
には、側板15a,15bが、互いに対向するように取
付けられている。また、一方の側板15aの両端部に
は、走査ユニット15の外方へ向けて水平に延出するよ
うにL字状に折曲されたブラケット部65がそれぞれ形
成されており、各ブラケット部65には、固定コロ61
がそれぞれ回転自在に軸支されている。これらの固定コ
ロ61は、走査ユニット15の副走査方向と平行に、そ
の両側面部に配設された2本のL字状のガイドレール6
0a,60bのうちの、一方のガイドレール60bの鉛
直面に対して、転がり接触するように構成されている。
【0021】また、他方の側板15bの略中央部には、
図1及び図2に示すように、走査ユニット15の外方へ
向けて水平に延出するようにL字状に折曲されたブラケ
ット部66が形成されており、このブラケット部66に
は、スタッド67を中心として回動可能な、可動コロ6
2が枢支された支持部材63が配設されている。可動コ
ロ62は、その支持部材63に対して図1及び図2の矢
印方向への回動習性を付勢する弾性部材(この例ではネ
ジリコイルバネ)64により、他方のガイドレール60
aの鉛直面に対して、圧接(転がり接触)するように構
成されている。
【0022】この結果、走査ユニット15は、図1にお
いて、ガイドレール60aの鉛直面のC点に対して可動
コロ62が弾力的に圧接することにより、他のガイドレ
ール60bの鉛直面のA点及びB点に対して各固定コロ
61がそれぞれ押し当てられ、このガイドレール60b
の鉛直面を、その主走査方向の位置決め基準として、ま
た、この鉛直面をその副走査方向の案内面として走査移
動される。
【0023】従って、本実施例の走査ユニット15の支
持構造によれば、ガイドレール60bの鉛直面を走査ユ
ニット15の主走査方向の位置決め基準として、また、
この鉛直面を走査ユニット15の副走査方向の案内面と
して、走査ユニット15が走査移動されるので、ジッタ
ーの無い高精度な読み取りを実現することができる。な
お、本実施例では、可動コロ62を1つのみ配置した構
造としたが、可動コロ62を2つ以上配置した構造とし
てもよい。
【0024】図3に、本実施例における走査ユニット1
5の上下方向の位置決め構造をモデル化して示す。走査
ユニット15の側15aには、図1、図3、及び、図
4に示すように、走査ユニット15の外方へ向けて平行
に延出するように折曲された支持ブラケット69が取付
けられており、この支持ブラケット69には、合計2つ
の固定コロ68がそれぞれ回転自在に軸支されており、
また、対向する側板15bにも図示していない支持ブラ
ケットに1つの固定コロ68が回転自在に軸支されてい
る。これらの固定コロ68は、ガイドレール60a,6
0bの水平面に対して、それぞれ転がり接触するように
構成されている。
【0025】一方、側板15bの固定コロ68の上方の
位置には、図3に示すように、走査ユニット15の外方
へ向けて水平に延出するように、2本のスタッド72が
植設されており、これらのスタッド72には、それぞれ
を中心として回動可能な、可動コロ70が枢支された支
持部材71がそれぞれ配設されている。各可動コロ70
は、その支持部材71に対して図3及び図5の矢印方向
への回動習性を付勢する弾性部材(この例では緊縮性の
スプリング)73により、各ガイドレール60a,60
の水平面に対して、圧接(転がり接触)して、走査ユ
ニット15を懸架するように構成されている。
【0026】これにより、走査ユニット15は、図3に
おいて、ガイドレール60a,60bの水平面の上面に
対して各可動コロ70が弾力的に圧接することにより、
ガイドレール60a,60bの水平面の下面に対して各
固定コロ68がそれぞれ押し当てられ、このガイドレー
ル60a,60bの下面を、その上下方向の位置決め基
準となって走査移動される。
【0027】従って、本実施例の走査ユニット15の支
持構造によれば、ガイドレール60a,60bの下面を
走査ユニット15の上下方向の位置決め基準として、走
査ユニット15が走査移動されるので、前述した昇降台
13a,13bの上昇によって、ブック原稿14の原稿
面により走査ユニット15に対して下方からの加圧力が
作用しても、この加圧力によって走査ユニット15が押
し上げられることが無く、安定した読み取り走査を行う
ことができる。
【0028】なお、本実施例では、走査ユニット15を
懸架するための弾性部材73として、図5に示すような
緊縮性のスプリングを使用した例を示したが、この弾性
部材73としては、図6に示すようなネジリコイルバネ
であってもよく、あるいは、板バネなどを使用してもよ
い。
【0029】また、本実施例では、走査ユニット15の
上下方向の位置決めを行うための固定コロ68を、図1
に示すように、3つ配置した構造としたが、この固定コ
ロ68を4つ以上配置した構造としてもよい。
【0030】一方、本実施例における固定コロ68の支
持ブラケット69には、図4に示すように、走査ユニッ
ト15を走査移動させるための前述したタイミングベル
ト19の結合部69aが一体に設けられており、タイミ
ングベルト19は、この結合体部69aに、クランプ金
具74でビス止めされることによって、走査ユニット1
5と一体化される。
【0031】本実施例における走査ユニット15のガイ
ドレール60a,60bへの組み付け手順としては、先
ず、装置本体の構造体11(図8)に取付けられた各ガ
イドレール60a,60bの上に、固定コロ61、可動
コロ62、及び、可動コロ70が予め取付けられている
走査ユニット15を載せ、その下方から、固定コロ68
が取付けられている支持ブラケット69と図示していな
い対向面の支持ブラケットを走査ユニットのそれぞれの
側板15a,15bに取付け、次いで、クランプ金具7
4でタイミングベルト19をクランプし、最後に、図7
に示すように、前述しためくりベルトユニット18の駆
動用のラック56をガイドレール60bにビス止めす
る。
【0032】上述のように、本実施例によれば、走査ユ
ニット15の副走査方向に平行して対向配置されたL字
型のガイドレール60a,60bの、直交する2つの面
を、走査ユニット15の上下方向、及び、主走査方向の
基準として、走査ユニット15に取付けられた少なくと
も2つの水平な固定コロ61を、ガイドレール60a,
60bに弾力的に圧接させているので、その画像読み取
り時にジッターが発生することが無く、高精度な画像読
み取りが可能となる。
【0033】また、本実施例によれば、走査ユニット1
5を組み付ける際に、ガイドレール60a,60bに固
定コロ68が付き当てられた状態で、タイミングベルト
19をクランプすればよく、その組み付け時に特別な治
具を必要とせず、その組み付け性が向上される。
【0034】また、本実施例によれば、走査ユニット1
5が、その上下方向の基準となる少なくとも3つの固定
コロ68をガイドレール60a,60bに弾力的に圧接
させた状態で、転がり接触により走査移動されるので、
滑らかで負荷変動の少ない走査が可能となり、画像乱れ
の少ない高精度且つ高速な画像読み取りが可能となる。
【0035】また、本実施例によれば、走査ユニット1
5の上下方向の基準となる少なくとも3つの固定コロ6
8が、走査ユニット15に対して着脱自在に設けられて
いるので、その組み付け性がよく、組み立て時間の短縮
が図れる。
【0036】また、本実施例によれば、走査ユニット1
5の上下方向の基準となる少なくとも3つの固定コロ6
8が、走査ユニット15の駆動手段であるタイミングベ
ルト19の結合部69aと一体構造となっているので、
その部品点数を削減でき、コストを低く抑えることがで
きる。
【0037】また、本実施例によれば、走査ユニット1
5の内部に配設されためくりベルトユニット18の駆動
手段であるラック56を、ガイドレール60bの上面に
取付ける構造となっているので、その組み付け性がよ
く、組み立て時間の短縮が図れる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ブック原稿の綴じ部付
近でも良好な画像が得られる縮小光学系を使用した読み
取りユニットを、画像の安定した高速読み取りが可能と
なるように保持することができる。また、ブック原稿の
原稿面により読み取りユニットに対して下方からの加圧
力が作用しても、この加圧力によって読み取りユニット
が押し上げられることが無く、安定した読み取り走査を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブック原稿読み取り装置における走査
ユニットのガイド部の平面図である。
【図2】本発明のブック原稿読み取り装置における走査
ユニットに取付けられている可動コロの斜視図である。
【図3】本発明のブック原稿読み取り装置における走査
ユニットのガイド部の側面図である。
【図4】本発明のブック原稿読み取り装置における走査
ユニットに取付けられている固定コロの斜視図である。
【図5】本発明のブック原稿読み取り装置における走査
ユニットに取付けられている他の可動コロの斜視図であ
る。
【図6】本発明のブック原稿読み取り装置における走査
ユニットに取付けられる可動コロの他の例を示す斜視図
である。
【図7】本発明のブック原稿読み取り装置における走査
ユニットのガイドレールと、そのページめくり手段を駆
動するラックとの関係を示す斜視図である。
【図8】本発明が実施されるブック原稿読み取り装置の
全体的な構成を示す概略側面図である。
【図9】本発明が実施されるブック原稿読み取り装置に
おける走査ユニットの概略断面図である。
【図10】本発明が実施されるブック原稿読み取り装置
における帯電ローラの概略断面図である。
【図11】上記ページめくりユニットのめくりベルトの
動作を説明するための概略斜視図である。
【図12】上記ページめくりユニットのページめくり動
作を説明するための概略斜視図である。
【符号の説明】
6 リバースローラ 12 コンタクトガラス 13 原稿台 13a,13b 昇降台 14 ブック原稿 15 走査ユニット 15a,15b 側板 17 読み取り手段 18 めくりベルトユニット 19 タイミングベルト 22 モータ 33 めくりベルト 34 駆動ローラ 35 従動ローラ 36a,36b 帯電ローラ 37,38 押えシート 39,44 巻き取りローラ 51 ゴムローラ 52 ページ収納ガイド 53 ページ搬送ローラ 54 加圧コロ 55 駆動ギヤ 56 長尺ラック 57a,57b アイドルギヤ 58 駆動ギヤ 59 トルクリミッタ 60a,60b ガイドレール 61,68 固定コロ 62,70 可動コロ 63,71 支持部材 64,73 弾性部材 65,66 ブラケット部 67,72 スタッド 69 支持ブラケット 69a 結合部 74 クランプ金具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−51136(JP,A) 特開 平3−89672(JP,A) 特開 昭62−53563(JP,A) 特開 平1−212965(JP,A) 特開 平1−233465(JP,A) 特開 昭62−35891(JP,A) 実開 昭63−4536(JP,U) 実開 昭63−41971(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/50 G03G 15/00 H04N 1/10 H04N 1/107

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】見開かれたブック原稿の左右のページを載
    置する、それぞれ独立して昇降する原稿台と、上記原稿
    台上に見開かれて載置されたブック原稿の原稿面に接触
    して副走査方向に往復移動することにより、上記ブック
    原稿の原稿情報の読み取り走査を行う読み取りユニット
    を有するブック原稿読み取り装置において、上記読み取
    りユニットの副走査方向に、互いに平行に対向させてL
    型の第1及び第2のガイドレールを配置し、このガイド
    レールの直交する2つの面を、上記読み取りユニットの
    上下方向及び主走査方向の基準面とし、 上記読み取りユニットが、水平に取付けられた主走査方
    向の基準となる第1及び第2の固定コロと、第1の可動
    コロとを具備し、各固定コロを第1のガイドレールの鉛
    直面の内側に、上記可動コロを第2のガイドレールの鉛
    直面の内側に対してそれぞれ転がり接触させ、上記可動
    コロが、その保持部材に取付けられた弾性部材の付勢力
    により、上記ガイドレールの一方の鉛直面に対して、上
    記読み取りユニットを押圧し、かつ、 上記読み取りユニットが、上下方向の基準となる第3、
    第4及び第5の固定コロと、第2、第3及び第4の可動
    コロとを具備し、上記第3、第4及び第5の固定コロの
    うちの1つを上記ガイドレールの一方の下面に、他の2
    つを他方のガイドレールの下面に対してそれぞれ転がり
    接触させ、上記第2、第3及び第4の可動コロのうちの
    1つを上記ガイドレールの一方の上面に、他の2つを他
    方のガイドレールの上面に設け、上記第2、第3及び第
    4の可動コロの保持部材に取付けられた弾性部材の付勢
    力により、上記ガイドレールの水平面に、上記読み取り
    ユニットを懸架していることを特徴とするブック原稿読
    み取り装置。
  2. 【請求項2】上記第3、第4及び第5の固定コロが、着
    脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のブック原稿読み取り装置。
  3. 【請求項3】上記第3、第4及び第5の固定コロの支持
    部材が、上記読み取りユニットの駆動手段との接合部と
    一体構造であることを特徴とする請求項2記載のブック
    原稿 読み取り装置。
  4. 【請求項4】上記読み取りユニットの内部に配設された
    ページめくり手段の駆動手段としてのラックを、上記ガ
    イドレールの上面に取付けたことを特徴とする請求項1
    記載のブック原稿読み取り装置。
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