JP3349328B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP3349328B2 JP04553896A JP4553896A JP3349328B2 JP 3349328 B2 JP3349328 B2 JP 3349328B2 JP 04553896 A JP04553896 A JP 04553896A JP 4553896 A JP4553896 A JP 4553896A JP 3349328 B2 JP3349328 B2 JP 3349328B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、スキャ
ナ、ファクシミリ等のブック原稿を読み取るための原稿
読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はページめくり機構を備えたブック
原稿読取装置の全体構成図、図4はその要部拡大図であ
る。図中11は本体、12はコンタクトガラス、13は
原稿台である。原稿台13は、開き状態で本等のブック
原稿14を載置する一対の昇降台13a,13bを有す
る。この昇降台13a,13bは、本体11の中央部に
待機しているキャリッジ15の真下に位置する。
【0003】キャリッジ15は、ケース16内に原稿を
読み取るための縮小光学系17と、ページめくりのため
のめくりベルトユニット18を備え、タイミングベルト
19を掛け回したプーリ20a,20bの一方の駆動プ
ーリー20aにベルト21をモータ22との間で掛け回
し、モータ22の駆動によりタイミングベルト19を回
転させ、キャリッジ15を往復移動させる。ケース16
内には、上部のスリット23直下に設けた照明24a,
24b、ミラー25,26,27,31、レンズ28、
CCD基盤29、照明30a,30b等の縮小光学系1
7を構成する要素を備えている。
【0004】めくりベルトユニット18は、キャリッジ
15が図中右から左へ移動する際にブック原稿14のペ
ージめくり動作を行うもので、めくりベルト33を駆動
ローラ34と従動ローラ35に張架し、帯電ローラ36
をめくりベルト33の上部に圧接するように配置してあ
る。めくりベルト33は、キャリッジ15が移動する
と、移動方向に平行に配置した記載していないラックと
キャリッジ15に取り付けたギヤ、及び駆動ローラ34
の駆動ギヤにより、キャリッジ15の移動方向と同じ方
向に同じ速度で回転する。
【0005】図中37,38は押さえシートで、体積抵
抗率106Ωcm程度のシート材でブック原稿14の押
さえとして使用する。図中左側の押さえシート37の一
端部はキャリッジ15の移動方向の左端側で本体11に
設けた巻き取りローラ39に巻き取り、巻きほどき可能
に取り付けてあり、また他端部は同じく本体11に設け
た取り付け部に固定保持し、中間部分をこれも本体11
に設けた従動ローラ41に摺接するように巻き掛け、キ
ャリッジ15の移動方向で右側には従動ローラとしてキ
ャリッジローラ42が設けてあり、このキャリッジロー
ラ42にも押さえシート37が摺接するように巻き掛け
てある。巻き取りローラ39にはギア43が連結してお
り、このギア43は駆動プーリ20aから駆動力が伝達
される。また、図中右側の押さえシート38の一端部は
キャリッジ15の移動方向の右端側で本体11に設けた
巻き取りローラ44に巻き取り、巻きほどき可能に取り
付けてあり、また他端部は同じく本体11に設けた取り
付け部45に固定保持し、中間部分をこれも本体11に
設けた従動ローラ46に摺接するように巻き掛け、キャ
リッジ15の移動方向で左側には従動ローラとして一対
のキャリッジローラ47,48が設けてあり、これらキ
ャリッジローラ47,48にも押さえシート38が摺接
するように巻き掛けてある。巻き取りローラ44にはギ
ヤ49が連結しており、このギヤ49は従動プーリ20
bから駆動力が伝達される。
【0006】この装置では、シート原稿を読み取る際
は、コンタクトガラス12上に原稿を載置し、図示せぬ
圧板によりシート原稿を押さえ、駆動モータ22により
プーリモータ22a、タイミングベルト21、駆動プー
リ20a、タイミングベルト19を介し、キャリッジ1
5を操作させながら、読取位置23でコンタクトガラス
12上の原稿を光源24a,24bによって照明し、シ
ート原稿面からの反射光をミラー25,26,27、結
像レンズ28を介して光源変換素子29に結像し、原稿
内容を読み取る。
【0007】ブック原稿を読み取る際は、キャリッジ1
5の走査についてはシート原稿の場合と同様であるが、
読取位置は図中の符号32の位置になり、ミラー31,
26,27を経由するようにミラー25により光路を切
り替える。そしてキャリッジ15が図中左から右へ走査
移動し、ケース16内の縮小光学系17によりブック原
稿14の画像読取を行う。このようにキャリッジ15が
読取走査する場合、巻取ローラ39に巻き取られている
押さえシート37は、駆動プーリ20a、ギア43を介
して巻き外されることになり、巻取ローラ44に取り付
いている押さえシート38は従動プーリ20b、ギア4
9を介して巻き取られる。このとき、押さえシート3
7,38の巻取速度はキャリッジ15の走査速度の2倍
になる。
【0008】キャリッジ15が図中右から左へ移動する
際は、ページめくり動作を行う。即ち、キャリッジ15
が一定の速度で移動しているときに帯電ローラ36に一
定の周波数の高電圧を印加すると、めくりベルト33の
表面には縞状の帯電パタンが形成され、この帯電パタン
による不平等電界により生じる吸着力でブック原稿14
のページを1枚だけ吸着する。
【0009】キャリッジ15が図中右端から左方向へ移
動し、ブック原稿14の右ページの所定の長さがめくり
ベルト33の下側にかかったとき、上述の吸着力により
ページ端部がめくりベルト33に吸着される。その後、
めくりベルト33を傾斜させて吸着したページを持ち上
げ、キャリッジ15がさらに左へ移動すると吸着したペ
ージはめくりベルト33に吸着したまま搬送され、ペー
ジ収納ガイド板52へ入り、さらにその奥に配置された
ページ搬送ローラ53により搬送される。そしてキャリ
ッジ15がさらに移動してブック原稿14の見開き中央
部を通過すると、搬送ローラ53の駆動が遮断されて、
ページは自然に左側へ排出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像読取装置で使用していた押さえシート37,38
では、キャリッジ15が走査する際、ブック原稿14の
ページが押さえシート37,38に吸着されてしまいや
すく、これによって原稿折れや、破損等が発生するとい
う問題があった。
【0011】具体的には、図5に示すようにキャリッジ
15が図中右方向に走査移動する際、原稿台13a上に
載置されたブック原稿14の左側最上位ページあるいは
上位数ページが押さえシート38に吸着され(図中Xが
吸着されたページを示す。)、キャリッジ15がさらに
図中右方向に移動すると、図6のように吸着されたペー
ジXがめくりベルトユニット18に当たって折れてしま
うという状態が発生しやすい。また、吸着されたままキ
ャリッジ15内部に巻き込まれて原稿が破れてしまうこ
とも起こり得る。
【0012】押さえシート37,38に表面抵抗1010
〜1012Ωcmの高抵抗のものを使用すれば、上述のよ
うな吸着に伴う不具合を防止できるが、難燃性等の特性
値が実使用の範囲から外れてしまう等の問題がある。
【0013】本発明はこのような従来の問題点に鑑み、
原稿破損のおそれのないページめくりを行える画像読取
装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿読取装置
は、上記目的を達成するために、原稿読取位置に見開き
載置されたブック原稿のページを1枚ずつ吸着分離する
めくりベルトユニットと、めくりベルトユニットの両端
側のブック原稿面を押圧する押さえシートと、ページ読
取手段とを有するページめくり読取手段をブック原稿の
原稿面に対して往復移動させることにより、上記ブック
原稿のページを1枚ずつ分離して原稿情報の読取走査を
行う原稿読取装置において、上記押さえシートに複数の
穴が設けられていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付すに止め、重複する説明は省略す
る。
【0016】図1は本発明に係る画像読取装置の第1の
実施形態を部分的に示す斜視図である。本実施形態の押
さえシート38aは、その全面に適当な径の穴50を多
数空けたものである。押さえシート38a自体は従来使
用されているものと異なるものではないが、この穴50
により押さえシート38aによる吸着力が非常に小さく
なり、ブック原稿14のページ吸着による破損等を防止
できる。
【0017】もちろん穴50の形状、径、数、密度等
は、試行の上で適宜のものとすればよく、図示の形態の
ものには限定されない。また図示せぬが、図中左側の押
さえシートについても同様のものを採用できるが、図示
の実施形態のように本体右側の押さえシートのみとして
もよい。
【0018】図2は本発明に係る画像読取装置の第2の
実施形態を部分的に示す斜視図である。本実施形態で
は、押さえシート38bの一部分(ブック原稿14の左
ページに接触する面)のみに穴50を空けたものを使用
している。これにより、先の実施形態と同様に押さえシ
ート38bによる吸着力を非常に小さくしてページ吸着
による破損等を防止できるとともに、押さえシート38
bに対する穴空け加工量を減らせるので、先の実施形態
よりも穴空け加工によるコスト上昇を抑えられる。
【0019】
【発明の効果】本発明の原稿読取装置は、以上説明して
きたように、押さえシートに複数の穴が設けられている
ので、原稿を吸着してしまうことによる不具合を防止で
き、原稿破損等の心配のない信頼性の高いものになると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の第1の実施形態を
部分的に示す斜視図である。
【図2】本発明に係る画像読取装置の第2の実施形態を
部分的に示す斜視図である。
【図3】従来のページめくり機構を備えたブック原稿読
取装置の全体構成図である。
【図4】図3の装置の要部拡大図である。
【図5】従来のブック原稿読取装置において押さえシー
トがページを吸着してしまう不具合を示す要部拡大図で
ある。
【図6】従来のブック原稿読取装置において押さえシー
トに吸着されたページが折れてしまう不具合の発生状態
を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
11 本体 12 コンタクトガラス 13 原稿台 13a,13b 昇降台 14 ブック原稿 15 キャリッジ 17 縮小光学系 18 めくりベルトユニット 25,26,27,31 ミラー 33 めくりベルト 36 帯電ローラ 37,38,38a,38b 押さえシート 39,44 巻き取りローラ 40,45 取り付け部 42,47,48 キャリッジローラ 50 穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読取位置に見開き載置されたブック
    原稿のページを1枚ずつ吸着分離するめくりベルトユニ
    ットと、めくりベルトユニットの両端側のブック原稿面
    を押圧する押さえシートと、ページ読取手段とを有する
    ページめくり読取手段をブック原稿の原稿面に対して往
    復移動させることにより、上記ブック原稿のページを1
    枚ずつ分離して原稿情報の読取走査を行う原稿読取装置
    において、上記押さえシートに複数の穴が設けられてい
    ることを特徴とする原稿読取装置。
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