JPH0635339A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0635339A
JPH0635339A JP4193630A JP19363092A JPH0635339A JP H0635339 A JPH0635339 A JP H0635339A JP 4193630 A JP4193630 A JP 4193630A JP 19363092 A JP19363092 A JP 19363092A JP H0635339 A JPH0635339 A JP H0635339A
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JP
Japan
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photoconductor
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JP4193630A
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Inventor
Daisuke Nagasaka
大輔 長坂
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の幅が各種変化しても、用紙をそれらの
幅で感光体表面に押しつけ、トナー像の転写を良好に行
わせる。 【構成】 感光体ドラム11の近傍には可動ブレード1
4と固定ブレード16が引き戸状に配置されている。可
動ブレード14はブレード移動用モータの駆動による回
転棒の回転によって往復動する。この結果、これらブレ
ードの感光体ドラム11に対する接触幅を用紙幅とほぼ
一致するように任意に調整することができる。ソレノイ
ド22が励磁するとこれらのブレードの先端が用紙を感
光体ドラム表面に押圧し、トナー像の転写特性を向上さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光体ドラムや感光体ベ
ルト等の感光体を使用して画像の記録を行う複写機、プ
リンタ等の記録装置に係わり、詳細には感光体上のトナ
ー像に用紙を積極的に押しつけてその転写を行うように
した記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電複写機やレーザプリンタでは、画像
に対応した静電潜像を感光体上に形成し、これを現像し
てトナー像を作成するようになっている。トナー像はト
ランスファコロトロンの働きによって用紙に転写され、
この後、記録用紙の定着が行われるようになっている。
【0003】このような記録装置で、用紙は感光体とト
ランスファコロトロンの間を通過する際に静電的に感光
体表面に吸着されるのが通常である。このため、このよ
うな通常の状態では用紙がトナー像と感光体上で密着す
ることになる。これは画像の転写に好ましいことであ
る。
【0004】しかしながら、用紙が吸湿していたり、そ
の一部に凹凸が生じているような場合には、用紙表面が
感光体表面と密着しない部位が生じてくる。このような
部位ではトナー像の転写が行われなかったり不完全な転
写が行われることになり、いわゆる白抜けや濃淡むらが
発生することになる。
【0005】そこで特開平1−220657号公報で
は、このトランスファコロトロンの近傍で用紙を微弱な
力で感光体に押しつける押圧手段を設けることが提案さ
れている。このような押圧手段を設けることで、用紙は
トナー像の転写時に感光体表面に押しつけられることに
なり、前記した白抜けや濃淡むらを防止することができ
る。特開平1−220657号公報では、更に大きなサ
イズの用紙の先端がトランスファコロトロンを通過する
際にのみこの押圧が行われるように工夫しており、用紙
が存在しない状態で押圧手段が感光体に直接接触するこ
とにより生じる感光体の劣化等の不都合を解消してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来提案された記
録装置では、押圧手段が1つだけ用意されていた。この
ため、これよりも幅の狭い用紙を使用する場合には押圧
手段による前述した不都合を回避するためにこの押圧手
段を感光体表面から遠ざけるようにしていた。そして感
光体と用紙のガイド板の先端部の間に形成される狭いキ
ャビティを利用して用紙を感光体表面に近接させる工夫
がされていた。このように幅の狭い用紙については押圧
手段が活用されなかったので、画像の転写時に前記した
白抜け等が発生する可能性があった。
【0007】また、幅の広い用紙であっても幾つかの幅
の用紙が混在して使用されるのが現状であるため、押圧
手段の幅よりも広い部分については押圧が不十分に行わ
れ、同様に白抜け等の不都合が発生するおそれがあっ
た。
【0008】このような問題を解決するためには、用紙
の各幅ごとに長さを調整された押圧手段を用意して、使
用に際してこれらを1つずつ選択するようにすればよ
い。しかしながら、非定型サイズの用紙も含めて使用す
るすべてのサイズの用紙について押圧手段を用意するよ
うにすることは事実上不可能であり、また、多くの幅の
押圧手段を用意することはこれらの選択機構を複雑にし
て記録装置のサイズを大型化してしまうといった問題が
あった。
【0009】そこで本発明の目的は、各種の幅の用紙に
対して適切な幅をもって、感光体表面に対する転写時の
押圧を実現することのできる記録装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、静電潜像の形成を行う感光体ドラムあるいは感光体
ベルト等の感光体と、この感光体上の静電潜像を現像し
トナー像を作成する現像手段と、感光体表面と対向して
配置された線状の放電部材を備えたトランスファコロト
ロンと、トナー像を転写する用紙をこの感光体とトラン
スファコロトロンの間の転写位置を通過して搬送させる
用紙搬送手段と、放電部材の近傍にこれと並行して引き
戸状に複数個配置され、これらの重ね合わせの量を変え
ることによってこれらによって構成される端部の幅を変
更することができると共に、用紙が転写位置を通過する
際にのみこの端部を感光体に押しつけるようにした転写
ブレードと、転写位置を通過する用紙の全幅に対応する
感光体上の転写可能範囲を判別する転写可能範囲判別手
段と、この転写可能範囲にほぼ一致するように転写ブレ
ード同士の重ね合わせ状態を調整する重ね合わせ調整手
段とを記録装置に具備させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、複数枚
の転写ブレードをこれらの少なくとも一部が重ね合わさ
れた引き戸状の状態でトランスファコロトロンの近傍に
このコロトロンワイヤと並行に配置しておく。転写ブレ
ードは用紙の存在するときだけこれを感光体に押しつけ
るように作用させる一方、用紙の幅方向における転写可
能範囲とほぼ一致するように全体としての幅や位置を調
整するようにしている。これにより、各種用紙に対する
転写ブレードの位置が常に適性となる。
【0012】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例における記録装置
の要部を表わしたものである。記録装置の感光体ドラム
11の近傍には、このドラムの軸方向に感光体ドラム1
1の長さよりもわずかに長い回転棒12が回動自在に配
置されており、そのほぼ全長にわたって雄ねじが刻まれ
ている。回転棒12の一端は、ブレード移動用モータ1
3の回転軸に直結されている。回転棒12は、マイラか
らなる可動ブレード14の上面に取りつけた雌ねじ部1
5と螺合しており、回転棒12の回転に伴ってドラム軸
方向に往復動が可能になっている。
【0014】可動ブレード14の下には、これと擦り合
わせるようにしてマイラからなる固定ブレード16が配
置されている。固定ブレード16は回転軸17によって
揺動自在に配置されているが、ドラム軸方向へは移動で
きないようになっている。この固定ブレード16の一隅
部16Aはその下面に圧縮ばね21が取りつけられてお
り、上面にソレノイド22のプランジャ23の先端が取
りつけられている。圧縮ばね21の他端は図示しないフ
レームに固定されている。
【0015】図2は、感光体ドラムと固定ブレードの関
係を説明するためのものである。感光体ドラム11の下
部にはこれに対向してトランスファコロトロン31が配
置されている。図示しない用紙は一点鎖線32で示した
経路で感光体ドラム11とトランスファコロトロン31
の間を通過し、このとき感光体ドラム11上のトナー像
が用紙に転写されるようになっている。
【0016】用紙がトランスファコロトロン31の上方
を通過しない初期状態では、ソレノイド22が解磁して
おり、圧縮ばね21によって隅部16Aは上方向の力を
与えられている。この状態で固定ブレード16は図で点
線で示したように配置されている。用紙の先端がトラン
スファコロトロン31の上部を通過するタイミングで、
ソレノイド22が励磁すると、そのプランジャ23が突
出し、隅部16Aに下方向の力を与えるようになってい
る。固定ブレード16はこれにより回転軸17を中心に
回転し、実線で示した配置状態となる。このとき、固定
ブレード16の図で示した左端部分は感光体ドラム11
の表面と軽く接触する。図1に示した可動ブレード14
はこの固定ブレード16の回転とともに回転するので、
可動ブレード14もこの状態でその端部を感光体ドラム
11の表面と軽く接触させることになる。
【0017】図3および図4は、固定ブレードと可動ブ
レードによる用紙の押さえ幅の変化を説明するためのも
のである。このうち図3は2枚の引き戸が重ね合わされ
たように固定ブレード16に可動ブレード14が重ね合
わされた状態を表わしている。固定ブレード16の左端
は感光体ドラム16の左端とほぼ一致するように配置さ
れており、その幅は感光体ドラム11の長さの約半分と
なっている。したがって、この状態では用紙の押さえ幅
は感光体ドラムの長さの約半分になる。なお、この記録
装置では用紙の左端が常に感光体ドラム11の左端に位
置するように画像の処理を行うようになっている。
【0018】図4は、可動ブレード14が右方向に最大
に移動した状態を表わしている。このときには、固定ブ
レード16と可動ブレード14の双方によって感光体ド
ラム11の全幅に対応する用紙を一様に押さえることが
できる。また、可動ブレード14移動位置を変えると、
図3と図4の間のいかなる状態も実現することができ、
定型用紙のみならず、非定型のあらゆる用紙に対しても
トナー像の転写時の押さえを正確に行うことができる。
なお、図3および図4では両ブレード14、16の重な
り合いの状態を明確に示すために両者を段差を用いて図
示したが、感光体ドラム11に当接する端部には段差が
存在しないように両ブレード14、16を配置している
ことはもちろんである。
【0019】ところで、このように本実施例ではブレー
ド移動用モータ13の回転によって感光体ドラム11に
対する両ブレード14、16の接触幅を変化させること
にしているが、このためには感光体ドラム11に送られ
る用紙の幅(用紙幅)を検知する必要がある。
【0020】図5は、用紙幅検知装置の用紙幅検知原理
を説明するためのものである。感光体ドラム11と図示
しない供給トレイとの間の搬送路41上には、用紙42
の搬送方向と直角に1本の細長い用紙幅検知装置44が
配置されている。この用紙幅検知装置44には、感光体
ドラム11の図で示した右端に対応する位置Aから中央
に対応する位置Bまで、比較的狭いピッチでN個の光セ
ンサ461 〜46N が配置されている。また、これらの
うちの左端に配置された第1の光センサ461の更に左
側には用紙42の到来するタイミングを調べるための用
紙検出センサ47が配置されている。用紙検出センサ4
7も、発光ダイオードとフォトダイオードの対からなる
光センサが配置されている。
【0021】このような構成の用紙幅検知装置44で
は、用紙検出センサ47が用紙42の到来を検出する
と、第1〜第Nの光センサ461 〜46N がこれから所
定時間経過後に一斉に検出動作を行うようになってい
る。第1〜第Nの光センサ461 〜46N の検出タイミ
ングをずらしたのは、用紙42が何らかの原因で斜めに
傾いて搬送されるような事態があることを考慮したため
である。
【0022】第1〜第Nの光センサ461 〜46N の検
出動作の結果として、いずれもが用紙42を検出しなか
った場合には、最も短い幅(本実施例では感光体ドラム
11の長さの半分の幅)の用紙が搬送されてきたと判別
される。第1〜第Nの光センサ461 〜46N の全部ま
たは一部が用紙42を検出した場合には、そのうちの最
右端に位置する光センサ46を右端とする用紙42が搬
送されてきたと判別される。図5に示した例では、用紙
検出センサ47の他に第1〜第Nの光センサ461 〜4
N の中の第1の光センサ461 のみが検知動作を行っ
ているので、一点鎖線で示したような幅の用紙42が到
来したものと判別されることになる。
【0023】図6は、この記録装置の回路構成の要部を
表わしたものである。この記録装置はCPU(中央処理
装置)51を備えている。CPU51はデータバス等の
バス52を通じて各種の回路装置と接続されている。こ
のうちROM53は、転写時の用紙の押さえ制御等の各
種の制御を行うためのプログラムを格納したリード・オ
ンリ・メモリである。作業用メモリ54は、このような
制御を行う際に必要なデータを一時的に格納するメモリ
であり、ランダム・アクセス・メモリで構成されてい
る。不揮発性メモリ55は、図示しない電池によってバ
ックアップされており、ここには用紙幅検知装置の検出
動作に対するブレード移動用モータ13の回転制御に関
するテーブル等の固定情報が格納されている。サービス
マンはこれらの内容を必要に応じて変更することができ
る。
【0024】入力回路56は図示しない操作パネル57
と接続されている。操作パネル57は記録装置の動作を
スタートさせるためのスタートボタン等の各種のスイッ
チを配置している。移動用モータ駆動回路58はブレー
ド移動用モータ13の駆動制御を行うようになってい
る。ソレノイド励磁回路59はソレノイド22の励磁制
御を行うようになっている。センサ入力回路61は用紙
検出センサ47やその他の図示しないセンサと接続さ
れ、これらの検出信号を入力するようになっている。メ
インモータ駆動回路62はメインモータ63の駆動を制
御するようになっている。メインモータ63は、本実施
例の感光体ドラム11を駆動したり、用紙42の搬送を
制御するためのモータである。
【0025】図7は、この記録装置で用紙幅の検出とブ
レードの接触幅の制御の流れを表わしたものである。図
6に示した操作パネル57の前記したスタートボタンが
押されて記録動作が開始されると(ステップS101;
Y)、所定のタイミングで用紙42(図5)の搬送が開
始される。CPU51は、用紙検出センサ47がオンに
なったら(ステップS102;Y)、不揮発性メモリ5
5からブレード移動用モータ13の回転状態を表わした
回転情報を読み出す(ステップS103)。ブレード移
動用モータ13はステッピングモータで構成されてお
り、不揮発性メモリ55の所定の領域には、可動ブレー
ド14の右端の位置に対応させた形でブレード移動用モ
ータ13の最新の回転情報が格納されるようになってい
る。
【0026】なお、この図では示していないが、記録装
置の電源を投入するとCPU51は移動用モータ駆動回
路58を制御して可動ブレード14をその右端の移動限
位置まで移動させ、不揮発性メモリ55内のこの回転情
報をイニシャライズするようになっている。これは、ブ
レード移動用モータ13の駆動に伴う蓄積された誤差を
クリアするためである。
【0027】用紙検出センサ47がオンになってからわ
ずかな時間t1 が経過したら(ステップS104;
Y)、CPU51は第1〜第Nの光センサ461 〜46
N の検出結果を調べて用紙42についての用紙幅を判定
する(ステップS105)。そして、先に求めた回転情
報と判定した用紙幅を基にして用紙42の右端と可動ブ
レード14の右端が一致させるための駆動パルスの数お
よび極性を求めてブレード移動用モータ13の駆動制御
を行う(ステップS106)。そして、新たな回転位置
についての回転情報を不揮発性メモリ55に書き込んで
その内容を更新させる(ステップS107)。
【0028】図8は、この記録装置のソレノイドの制御
の様子を表わしたものである。図7と同様に用紙検出セ
ンサ47が用紙42の先端を検出したら(ステップS2
01)、CPU51はこの時点から経過時間を測定し、
時間t2 が経過した時点で(ステップS202;Y)、
ソレノイド励磁回路59を制御してソレノイド22の励
磁を開始させる(ステップS203)。ここで、時間t
2 は用紙42の先端が用紙検出センサ47を通過してか
らトランスファコロトロン31の上に達するまでの時間
である。これは、メインモータ63の駆動による用紙4
2の搬送速度から求めることができ、ROM53内ある
いは不揮発性メモリ55内に数値として格納されてい
る。
【0029】この時間t2 は、図7で説明した可動ブレ
ード14の最大移動時間よりも長くなるように記録装置
の設計が行われている。これは、可動ブレード14と固
定ブレード16が感光体ドラム11に押しつけられた状
態で、可動ブレード14を移動させることによる不都合
を回避するためである。
【0030】ソレノイド22が励磁されると、この状態
で用紙22が可動ブレード14と固定ブレード16によ
って感光体ドラム表面に押圧され、トランスファコロト
ロン13によるトナー像の良好な転写が確保される。
【0031】さて、ステップS203でソレノイド22
の励磁が開始されたら、CPU51は用紙検出センサ4
7が用紙42の後端を検知するタイミングを監視する
(ステップS204)。そして、後端が検知されたら
(Y)、これから時間t3 が経過した時点で(ステップ
S205;Y)、ソレノイド22を解磁させる(ステッ
プS206)。これは、用紙42が通過を終了する直前
で可動ブレード14と固定ブレード16を感光体ドラム
11から引き離すためである。したがって、時間t 3
時間t2 とほぼ同じであるが、若干短くなっている。
【0032】なお、以上説明した実施例では用紙42が
1枚だけ独立して搬送される場合を説明した。用紙42
が比較的短い間隔を置いて連続して搬送される場合に
は、これに対応する制御を行うことになるが、ここでは
その説明を省略する。
【0033】また、実施例では固定ブレード16に対し
て1枚の可動ブレード14を引き戸状に配置した例を説
明したが、可動ブレード14を2枚以上使用して同様に
接触幅の制御を行ってもよいことはもちろんである。
【0034】更に実施例ではねじを刻んだ回転棒を回転
させることで可動ブレード14の移動制御を行ったが、
搬送ベルトを設け、可動ブレード14の移動制御を行う
ようにしてもよい。
【0035】また、実施例では用紙の左端の位置が常に
固定される記録装置(コーナ・レジストレーションを行
う記録装置)について説明したが、用紙の中央位置を感
光体の中央位置とするセンタ・レジストレーションを行
う記録装置についても本発明を同様に適用することがで
きる。ただし、この場合には全部のブレードを可動ブレ
ードで構成するか、中央のブレードのみを固定として、
左右のブレードを可動とすることになる。
【0036】更に実施例では第1〜第Nの光センサ46
1 〜46N を使用して用紙幅を検出したが、1次元イメ
ージセンサ等の他の素子を使用してその検出を行うこと
も可能である。また、任意のサイズの用紙を使用する可
能性のない記録装置では、カセットトレイ等の用紙サイ
ズ検出機構をそのまま使用して用紙幅を判別するように
してもよいことはもちろんである。
【0037】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、複数枚のブレードを引き戸状に配置してこれらの重
ね合わせの量を用紙幅に応じて変化させて用紙幅とほぼ
一致した接触幅で用紙を感光体表面に押しつけるように
したので、用紙の全幅について良好な転写特性を得るこ
とができ、しかも感光体の表面をブレードで直接傷つけ
るといった不都合も発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における記録装置の要部を
表わした斜視図である。
【図2】 本実施例で固定ブレードの揺動する状態を表
わした説明図である。
【図3】 本実施例で感光体ドラムに対してブレードの
接触幅が最小になる状態を表わした説明図である。
【図4】 本実施例で感光体ドラムに対してブレードの
接触幅が最大になる状態を表わした説明図である。
【図5】 本実施例で用紙幅検知装置の用紙幅検知原理
を示した原理図である。
【図6】 本実施例の記録装置の回路構成の要部を示す
ブロック図である。
【図7】 本実施例で用紙幅の検出とブレードの接触幅
の制御の流れを表わした流れ図である。
【図8】 本実施例で記録装置のソレノイドの制御の様
子を表わした流れ図である。
【符号の説明】
11…感光体ドラム、12…回転棒、13…ブレード移
動用モータ、14…可動ブレード、15…雌ねじ部、1
6…固定ブレード、17…回転軸、21…圧縮ばね、2
2…ソレノイド、23…プランジャ、44…用紙幅検知
装置、461 〜46N …第1〜第Nの光センサ、47…
用紙検出センサ、51…CPU、53…ROM、54…
作業用メモリ、55…不揮発性メモリ、57…操作パネ
ル、63…メインモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像の形成を行う感光体と、 感光体上の静電潜像を現像しトナー像を作成する現像手
    段と、 前記感光体と対向して配置された線状の放電部材を備え
    たトランスファコロトロンと、 前記トナー像を転写する用紙をこの感光体とトランスフ
    ァコロトロンの間の転写位置を通過して搬送させる用紙
    搬送手段と、 前記放電部材の近傍にこれと並行して引き戸状に複数個
    配置され、これらの重ね合わせの量を変えることによっ
    てこれらによって構成される端部の幅を変更することが
    できると共に、前記用紙が前記転写位置を通過する際に
    のみこの端部を前記感光体に押しつけるようにした転写
    ブレードと、 前記転写位置を通過する用紙の全幅に対応する前記感光
    体上の転写可能範囲を判別する転写可能範囲判別手段
    と、 この転写可能範囲にほぼ一致するように前記転写ブレー
    ド同士の重ね合わせ状態を調整する重ね合わせ調整手段
    とを具備することを特徴とする記録装置。
JP4193630A 1992-07-21 1992-07-21 記録装置 Pending JPH0635339A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132063A (ja) * 2000-09-01 2002-05-09 Xerox Corp 電子写真プリンティングマシン
JP2008052036A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Ricoh Printing Systems Ltd 画像形成装置

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