JPH10131223A - マンホールの蓋 - Google Patents

マンホールの蓋

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JPH10131223A
JPH10131223A JP8290195A JP29019596A JPH10131223A JP H10131223 A JPH10131223 A JP H10131223A JP 8290195 A JP8290195 A JP 8290195A JP 29019596 A JP29019596 A JP 29019596A JP H10131223 A JPH10131223 A JP H10131223A
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輝幸 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一人でも安全に投棄作業することができると
共に全方位から投棄作業でき、しかも、製作上の経済的
負担が少ないマンホールの蓋を提供すること。 【解決手段】 マンホールMにおける平面視円形状の開
口部mに備えられる蓋において、蓋本体1を開口部mに
被蓋した状態で回転可能な態様に形成し、この蓋本体の
上面部1a一半に雪投入口部2を開口すると共に雪投入口
部の蓋部3を開閉可能に軸支してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマンホールの蓋に関
し、一般家庭、事業所、会社等の敷地内や住宅街等の道
路における雪を排除するのに有用なものである。
【0002】
【従来の技術】積雪地における除雪の問題は、経済、市
民生活におよぶ影響が大であるだけに重要であり、ロー
ドヒーティング等の整備が十分でない地域では、トラッ
クで河川まで運び投棄する排除システムと、マンホール
の蓋の開けて融雪溝に投棄する排除システムが並行して
採用されている。後者の場合、投棄に際しては、投棄作
業が安全な条件下で行え且つ容易であることが重要であ
る。従来の蓋には、例えば上下動させて開閉するタイプ
のものが提案されており、上動して開いた状態の蓋の周
囲から雪をマンホール内に投棄することができ、雪の投
棄方向が問われず、全方位から投棄することができるも
のである。ところで、嵩高の雪を効率良く投棄するのに
は、蓋を数十センチの高さまで上げることになり、重い
蓋を上げ下げするための機構構造が製作上経済的負担に
なると共に、例えば一人で投棄作業している状態では、
投棄方向の反対側が開いたままになるので安全面から不
安がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、第1には、手動操作して、雪を一人でも安全に投棄
作業することができると共に全方位から投棄作業でき、
しかも、製作上の経済的負担が少ないものを、第2に
は、さらに雪の投棄方向を自動調整することができるも
のを、第3には、さらに雪の投棄口を自動開閉すること
ができるところのマンホールの蓋を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
達成するために、マンホールにおける平面視円形状の開
口部に備えられる蓋において、蓋本体を前記開口部に被
蓋した状態で回転可能な態様に形成し、この蓋本体の上
面部一半に雪投入口部を開口すると共に前記雪投入口部
の蓋部を開閉可能に軸支してあることを特徴とする。さ
らに本発明では、前記蓋本体の下面に、回転用モータと
連動して駆動回転する駆動ローラと少なくとも二以上の
ガイドローラをほぼ等角度状且つ各ローラが前記開口部
内面にそれぞれ接触可能な位置関係に配設し、前記駆動
ローラを開口部内面に弾性的に接触可能に付勢して、駆
動ローラの回転により蓋本体が開口部に対して回転可動
し得るようにしてあることを特徴とする。さらに本発明
では、前記蓋本体の下面に保持部を蓋部の開閉方向に沿
い振子動可能に軸支して垂設し、この保持部における開
閉用モータと連動して蓋部の開閉方向に沿い進退駆動可
能なスライド部材先端を前記蓋部下面の突部と連結軸で
連結して、スライド部材の進退により蓋部が開閉可動し
得るようにしてあることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1乃至図7には本発明のマンホ
ールの蓋の実施の1形態を例示しており、マンホールの
開口部に組み付けている。蓋本体1はマンホールMにお
ける平面視円形状の開口部mに被蓋した状態で回転可能
な態様、具体的には開口部m上縁に載乗している円板状
の上面部1a周囲に側縁部1bを垂設して、開口部mに対し
て回転可能に形成しており、上面部1a左側には半円形状
の雪投入口部2を開口すると共に、この雪投入口部2よ
りも一回り大きい半円形状の蓋部3をその直線部分側を
支軸4で軸支して、上面部1a左側の雪投入口部2を開閉
可能にしてある。
【0006】そして、蓋本体1の下面には、回転用モー
タ5と連動して駆動回転する駆動ローラ6と二個のガイ
ドローラ7をほぼ等角度状且つ各ローラ6,7,7が開
口部m内面にそれぞれ接触する位置関係に配設してあ
る。モータ5は、基端を軸支されて水平方向に揺動可能
なアーム8先端部に取付け固定されている。アーム8
は、回転用モータ5の駆動軸5aに軸着されている駆動ロ
ーラ6が開口部m内面に弾性的に接触するように、スプ
リング9で付勢されており、駆動ローラ6が開口部m内
面に弾性的に接触した状態下で、蓋本体1を開口部mに
対して確実に回転駆動し得るようにしてある。ガイドロ
ーラ7は金属または硬質樹脂または硬質ゴム製のもの
で、蓋本体1下面に垂設してある軸10に水平回転可能に
軸支されており、開口部m内面にそれぞれ接触して蓋本
体1がスムーズに回転し得るようにしてある。
【0007】また、蓋本体1の下面中央には、保持部11
を蓋部3の開閉方向に沿い振子動可能に吊り軸12で軸支
して垂設してあり、この保持部11には開閉用モータ13を
取付け固定すると共に同モータ13の駆動軸13a 端に軸着
されているピニオン14と噛合状のラック15を蓋部3の開
閉方向に沿い進退のみ可動可能に保持している。そし
て、ラック15はその先端が蓋部3下面の突部16と連結軸
17で連結していて、支軸4および吊り軸12および連結軸
17の三点を支点として、ラック15の進退にともない蓋部
3が開閉可動し得るようにしてある。
【0008】前記した態様のものでは、蓋本体1の回転
を、一個の駆動ローラ6と二個のガイドローラ7で行っ
ているが、これに限定されず、例えば、駆動ローラ6お
よび/またはガイドローラ7を増設した態様、全てのロ
ーラを駆動ローラ6とした態様等の蓋本体1が自動回転
可能で且つ蓋部3が自動開閉可能である全自動タイプが
あり、さらに、蓋本体1または蓋部3が自動運転可能な
半自動タイプ、蓋本体1の回転用ガイドローラ7を備え
ていて、手動で蓋本体1を回転し且つ蓋部3を開閉する
手動タイプがあり、また、ガイドローラ7を備えておら
ず、手動で蓋本体1を回転し且つ蓋部3を開閉する手動
タイプ等があり、いずれも本発明の実施の一例を示して
いるに過ぎない。また、手動タイプの態様のものでは、
取っ手となる穴部または突部が蓋本体に形成されること
になるのはいうまでもない。
【0009】
【発明の効果】
A.請求項1により、雪投入口部が雪の投棄側に向くよ
うに蓋本体を回転させることができて、一人でも安全に
投棄作業することができると共に、雪の投棄側に応じて
蓋本体を回転させることで方向全方位から投棄作業で
き、しかも、製作上の経済的負担が少ない。 B.請求項2により、さらに、雪の投棄側に対応して蓋
本体を自動回転することができて、雪の投棄作業に労力
を集中できる。また、蓋本体を自動回転することによ
り、錆び付きによる可動不良を未然に阻止できると共
に、停電時には手動でも対応できる。 C.請求項3により、さらに蓋部を自動開閉することが
できて、雪の投棄作業に労力を完全に集中できる。ま
た、蓋部を自動開閉することにより、錆び付きによる可
動不良を未然に阻止できると共に、停電時には手動でも
対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の用マンホールの蓋の実施の1形態を
例示している平面図。
【図2】 図1の(2)−(2)縦断面図。
【図3】 図1の(3)−(3)縦断面図。
【図4】 駆動ローラと開口部の関係を示す部分拡大横
断面図。
【図5】 蓋部と開閉用モータの関係を示す部分拡大平
面図。
【図6】 蓋部を開いた状態の縦断面図。
【図7】 蓋本体を回転した状態の縮小斜視図。
【符号の説明】
M マンホール m マンホールの開
口部 1 蓋本体 1a 蓋本体の上面部 1b 蓋本体の側縁部 2 雪投入口部 3 蓋部 4 支軸 5 回転用モータ 5a 回転用モータの
駆動軸 6 駆動ローラ 7 ガイドローラ 8 アーム 9 スプリング 10 軸 11 保持部 12 吊り軸 13 開閉用モータ 13a 開閉用モータの駆動軸 14 ピニオン 15 ラック 16 突部 17 連結軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールにおける平面視円形状の開口
    部に備えられる蓋において、蓋本体を前記開口部に被蓋
    した状態で回転可能な態様に形成し、この蓋本体の上面
    部一半に雪投入口部を開口すると共に前記雪投入口部の
    蓋部を開閉可能に軸支してあることを特徴とするマンホ
    ールの蓋。
  2. 【請求項2】 前記蓋本体の下面に、回転用モータと連
    動して駆動回転する駆動ローラと少なくとも二以上のガ
    イドローラをほぼ等角度状且つ各ローラが前記開口部内
    面にそれぞれ接触可能な位置関係に配設し、前記駆動ロ
    ーラを開口部内面に弾性的に接触可能に付勢して、駆動
    ローラの回転により蓋本体が開口部に対して回転可動し
    得るようにしてあることを特徴とする請求項1記載のマ
    ンホールの蓋。
  3. 【請求項3】 前記蓋本体の下面に保持部を蓋部の開閉
    方向に沿い振子動可能に軸支して垂設し、この保持部に
    おける開閉用モータと連動して蓋部の開閉方向に沿い進
    退駆動可能なスライド部材先端を前記蓋部下面の突部と
    連結軸で連結して、スライド部材の進退により蓋部が開
    閉可動し得るようにしてあることを特徴とする請求項1
    または2記載のマンホールの蓋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105421204A (zh) * 2015-12-10 2016-03-23 山东济宁金易德机械有限公司 道路井盖修复机
CN109837926A (zh) * 2019-03-26 2019-06-04 国网山东省电力公司青州市供电公司 用于电缆井的防碾压井盖
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