JP2587392B2 - 小型建設機械用スイーパー - Google Patents

小型建設機械用スイーパー

Info

Publication number
JP2587392B2
JP2587392B2 JP31062094A JP31062094A JP2587392B2 JP 2587392 B2 JP2587392 B2 JP 2587392B2 JP 31062094 A JP31062094 A JP 31062094A JP 31062094 A JP31062094 A JP 31062094A JP 2587392 B2 JP2587392 B2 JP 2587392B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sweeper
housing
arm
small construction
construction machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31062094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08165621A (ja
Inventor
▲泰▼光 森木
憲 松田
伸夫 滝瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruma Tractor & Equip
Original Assignee
Maruma Tractor & Equip
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruma Tractor & Equip filed Critical Maruma Tractor & Equip
Priority to JP31062094A priority Critical patent/JP2587392B2/ja
Publication of JPH08165621A publication Critical patent/JPH08165621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2587392B2 publication Critical patent/JP2587392B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型建設機械用スイー
パー(清掃装置)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型建設機械用スイーパーはホイール式
台車の起伏自在なリフトアームの先端に着脱するものと
して、その一例を図8に示すと、自在車輪1で支えるハ
ウジング2内に横型の主回転ブラシ3とフロントとリヤ
のバケット4a,4bを設け、また、円形の縦型の回転
ブラシであるサイドブラシ5を設けている。
【0003】図中6はバケット4aを開閉するシリンダ
ーで、これは左右に一対設けられ、7はバケット4a,
4bの開口下端縁に設けるゴム板、8はリフトアームの
先端に掛着するためのヒンジブラケットである。
【0004】かかるスイーパーはホイール式台車の起伏
自在なリフトアームの先端で支持され、該台車の移動と
ともに移動するが、主回転ブラシ3やサイドブラシ5で
掃作業が行われるとともに、塵芥等はバケット4a,4
bに取り込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】主回転ブラシ3の上下
位置の調整は回転ハンドル9aを有するスクリューシャ
フ9で行っているが、この回転ハンドル9aを回しての
作業が時間と労力を要するものであり、また、該回転ハ
ンドル9aを有するスクリューシャフト9は側部におい
て張り出す存在となり、邪魔になることもある。
【0006】しかも、主回転ブラシ3は移動を伴う作業
中は回転ハンドル9aを操作できず、固定した状態であ
り、緩やかな凹凸のある清掃面には十分には追随ができ
なかった。
【0007】また、全体を半割りにしてフロント用のバ
ケット4aとリヤ用のバケット4bに分け、大きなシリ
ンダー6でフロント用のバケット4aを開閉している。
これはスイーパー全体の自重と台車のリフトアーム重量
がリンダーに作用するためであるが、それだけ大掛かり
なものとなる。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、凹凸のある清掃面に対しても回転ブラシが十分追随
でき、また、この回転ブラシの上下セットはワンタッチ
で迅速に行うことができ、さらに、バケットの開閉も小
さいなシリンダーで行うことができるようにした小型建
設機械用スイーパーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、台車の起伏自在なリフトアームの先
端に着脱するものとして、自在車輪で支えるハウジング
内に回転ブラシとバケットを設けた小型建設機械用スイ
ーパーにおいて、ハウジング上部に上面にスリットを有
する箱体を設け、リフトアームへの掛着を行うヒンジブ
ラケットには断面逆T字のレール状サポート部材を形成
し、前記箱体内に断面逆T字のレール状サポート部材を
スリットを介して上下間隔で遊びを有するように挿入し
たこと、第2に、断面逆T字のレール状サポート部材は
端部に直交する方向に張り出す係止板を設け、一方、ハ
ウジング上部にはこの係止板に係合する回転止板を設け
たこと、第3に、途中を軸支するアームをハウジングに
設け、このアーム先端にペダルを取り付け、他端は回転
ブラシに結合し、また、ハウジングの湾曲長穴にアーム
に設けた締付けボルトを係合させたこと、第4に、バケ
ットはハウジング内に収め、リンク機構を介してシリン
ダーと連結することを要旨とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、リフトアーム
への掛着を行うヒンジブラケットに設けた断面逆T字の
レール状サポート部材をスリットを介してハウジング上
部に設けた箱体に挿入することでハウジングはこのヒン
ジブラケットに連結されるが、上下間隔で遊びがあるの
で、清掃面が凹凸のある場合でもハウジングの揺動を吸
収でき、主回転ブラシが十分追随できるものとなる。
【0011】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、断面逆T字のレール状サポート部材の端部に
直交する方向に張り出すように設けた係止板に、ハウジ
ング上部に設けた回転止板を起立させて係合させること
で、箱体から断面逆T字のレール状サポート部材が抜け
出すのを防止できる。
【0012】請求項3記載の本発明によれば、締付けボ
ルトを緩め、回転ブラシの上下位置の調整は、ペダルを
踏み、アームを回転させることで行うことができ、位置
が定まったらこの締付けボルトを締め付けて固定すれば
よい。
【0013】請求項4記載の本発明によれば、バケット
はこれをハウジング内に収め、しかも、長いアームを組
込んだリンク機構を介してシリンダーで開閉するように
したので、小さなシリンダー1本で開閉動作が行えるも
のとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について詳細に
説明する。図1は本発明の小型建設機械用スイーパーの
1実施例を示す側面図、図2は小型建設機械に取り付け
た状態の側面図である。
【0015】本発明のスイーパーも図8に示す従来例と
同じく、ホイール式台車10の起伏自在なリフトアーム11
の先端に設けるもので、自在車輪1で支えるハウジング
2内に横型の主回転ブラシ3とバケット4を設け、ま
た、円形の縦型の回転ブラシであるサイドブラシ5を設
けている。図中5aはサイドブラシ5の回転駆動用のモ
ータである。
【0016】前記バケット4はこれをハウジング2内に
収納するが、本発明はこのバケット4に一端を軸支する
長いアーム12aと、該長いアーム12aに一端を軸着し、
途中の曲がり角部をハウジング2に軸支させたくの字の
屈曲アーム12bとでリンク機構12を構成し、この屈曲ア
ーム12bの他端をハウジング2の上部に軸着して設けた
シリンダー6に軸着して、該シリンダー6でバケット4
をリンク機構12を介して開閉駆動するようにした。バケ
ット4の開口下端縁にゴム板7を設ける。
【0017】また、図5、図6に示すように、ハウジン
グ2に途中を軸支し、先端にペダル14を起倒自在に取り
付けたアーム13を設け、このアーム13の軸支部よりも先
の端は主回転ブラシ3の回転駆動を行うモータ3aの近
くに結合した。
【0018】さらに、ハウジング2に湾曲長穴15を設け
るとともに、前記アーム13に設けた締付けボルト16をこ
の湾曲長穴15に貫通するように係合させる。
【0019】ハウジング2の上部に、少なくとも一端が
開口面となり、上面にスリット17を有する細長の箱体18
を2列平行に設ける。
【0020】一方、前記ホイール式台車10のリフトアー
ム11への掛着を行うヒンジブラケット8には下面に2列
平行に断面逆T字のレール状サポート部材19を形成し
た。このレール状サポート部材19はヒンジブラケット8
の基板部分と一体的なものとして見た場合はH形をなす
ものである。
【0021】また、レール状サポート部材19の端部には
直交する方向に張り出すように係止板20を設けた。
【0022】前記箱体18の開口面脇には起伏自在な回転
止板21を設けるが、この回転止板21は図7に示すように
ハウジング2からの縦板22を軸受けとする軸23の端に設
けるもので、この軸23は回転止板21とは反対側にスプリ
ング24を介装させ、該軸23を縦板22に対して横移動自在
とした場合に、該スプリング24により常に一方向へ押し
出すように付勢する。
【0023】28はこのスプリング24を介装させるための
ワッシャー、29はハードワッシャー、30はボルトであ
る。
【0024】また、回転止板21は短尺筒体25を設け、こ
れを軸23の端に嵌め、スピリットピン26で貫通させるこ
とで軸23の端に設けるが、箱体18の側部に回転止板21を
垂直状態でそれ以上に倒れないように止める係止突片27
を突設する。
【0025】このようにして、ヒンジブラケット8に設
けたレール状サポート部材19をスリット17を介してハウ
ジング2の上部に設けた箱体18に端部開口から横すべり
させることで挿入する。これにより、ハウジング2はヒ
ンジブラケット8に連結されることになるが、レール状
サポート部材19の膨大下端は箱体18内で上下間隔で遊び
があるように納まる。このレール状サポート部材19の挿
入の時は軸23を横に引いて回転止板21を手前に倒した状
態にしておく。
【0026】レール状サポート部材19が箱体18に完全に
納まると、端の係止板20は箱体18の開口面を塞ぐように
なるが、前記回転止板21を垂直に立てると軸23がスプリ
ング24で引き戻され、回転止板21は係止板20に重なりこ
れを動かないように係止するので箱体18からレール状サ
ポート部材19が抜け出すのを防止できる。
【0027】前記ヒンジブラケット8によりホイール式
台車10の起伏自在なリフトアーム11にこのハウジング2
の部分が取り付き、締付けボルト16を緩めてペダル14を
踏めば主回転ブラシ3はアーム13により上下動し、適当
な位置で締付けボルト16を締め付ければその位置で固定
される。
【0028】そしてモータ3aでこの主回転ブラシ3は
回転し、また、モータ5aでサイドブラシ5も回転し、
これらで清掃作業が行われる。
【0029】塵芥はバケット4の中に取り込まれ、さら
にシリンダー6を伸縮すれば、リンク機構12を介して、
バケット4が開閉される。
【0030】清掃面がなだらかな凹凸面の場合にはハウ
ジング2はこれに沿って移動する際に上下動するが、前
記のごとくレール状サポート部材19は箱体18内で上下間
隔で遊びがあるので、このようなハウジング2の揺動を
吸収でき、主回転ブラシ3が凹凸面に十分追随できるも
のとなる。
【0031】なお、レール状サポート部材19を共通のも
のとしておけば、ヒンジブラケット8のタイプを複数種
としてこれを設ける台車を色々の機種のものとすること
もできる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明の小型建設機械
用スイーパーは、凹凸のある清掃面に対しても主回転ブ
ラシが十分追随でき、清掃効率を高めることができるも
のである。
【0033】また、回転ブラシの上下セットはワンタッ
チで迅速に行うことができ、さらに、バケットの開閉も
小さいなシリンダーで行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型建設機械用スイーパーの1実施例
を示す側面図である。
【図2】小型建設機械に取り付けた状態の側面図であ
る。
【図3】本発明の小型建設機械用スイーパーの1実施例
を示す要部の正面図である。
【図4】本発明の小型建設機械用スイーパーの1実施例
を示す斜視図である。
【図5】主回転ブラシの上下調整機構の側面図である。
【図6】主回転ブラシの上下調整機構の先端部分の平面
図である。
【図7】抜け出し防止を行う部材の分解斜視図である。
【図8】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1…自在車輪 2…ハウジング 3…主回転ブラシ 3a…モータ 4,4a,4b…バケット 5…サイドブラ
シ 5a…モータ 6…シリンダー 7…ゴム板 8…ヒンジブラ
ケット 9…スクリューシャフト 9a…回転ハン
ドル 10…ホイール式台車 11…リフトアー
ム 12…リンク機構 12a…長いアー
ム 12b…屈曲アーム 13…アーム 14…ペダル 15…湾曲長穴 16…締付けボルト 17…スリット 18…箱体 19…レール状サ
ポート部材 20…係止板 21…回転止板 22…縦板 23…軸 24…スプリング 25…短尺筒体 26…スピリットピン 27…係止突片 28…ワッシャー 29…ハードワッ
シャー 30…ボルト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車の起伏自在なリフトアームの先端に
    着脱するものとして、自在車輪で支えるハウジング内に
    回転ブラシとバケットを設けた小型建設機械用スイーパ
    ーにおいて、ハウジング上部に上面にスリットを有する
    箱体を設け、リフトアームへの掛着を行うヒンジブラケ
    ットには断面逆T字のレール状サポート部材を形成し、
    前記箱体内に断面逆T字のレール状サポート部材をスリ
    ットを介して上下間隔で遊びを有するように挿入したこ
    とを特徴とする小型建設機械用スイーパー。
  2. 【請求項2】 断面逆T字のレール状サポート部材は端
    部に直交する方向に張り出す係止板を設け、一方、ハウ
    ジング上部にはこの係止板に係合する回転止板を設けた
    請求項1記載の小型建設機械用スイーパー。
  3. 【請求項3】 途中を軸支するアームをハウジングに設
    け、このアーム先端にペダルを取り付け、他端は回転ブ
    ラシに結合し、また、ハウジングの湾曲長穴にアームに
    設けた締付けボルトを係合させた請求項1または請求項
    2記載の小型建設機械用スイーパー。
  4. 【請求項4】 バケットはハウジング内に収め、長いア
    ームを組込んだリンク機構を介してシリンダーと連結す
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の小型建設機
    械用スイーパー。
JP31062094A 1994-12-14 1994-12-14 小型建設機械用スイーパー Expired - Fee Related JP2587392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31062094A JP2587392B2 (ja) 1994-12-14 1994-12-14 小型建設機械用スイーパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31062094A JP2587392B2 (ja) 1994-12-14 1994-12-14 小型建設機械用スイーパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08165621A JPH08165621A (ja) 1996-06-25
JP2587392B2 true JP2587392B2 (ja) 1997-03-05

Family

ID=18007456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31062094A Expired - Fee Related JP2587392B2 (ja) 1994-12-14 1994-12-14 小型建設機械用スイーパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2587392B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5470062B2 (ja) * 2010-01-21 2014-04-16 日本車輌製造株式会社 杭打機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08165621A (ja) 1996-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7081405B2 (ja) 掃除ロボットの掃除機
JP2587392B2 (ja) 小型建設機械用スイーパー
JP2002115269A (ja) 土工機械用運転室
JP2003025886A (ja) 運転席の反転支持装置
JP3219948B2 (ja) 自動掃除機
JP3003708U (ja) 可動キャビネットのストッパ装置
US4266315A (en) Window wiper storage system
JP3018725U (ja) 除雪機
JPH0530691Y2 (ja)
JP2855579B2 (ja) 幅可変の排土ブレード構造
JP3573577B2 (ja) 農作業機のレベラー制御機構
JPH0118660Y2 (ja)
JPS6322169Y2 (ja)
JPH022740Y2 (ja)
JPH0610722Y2 (ja) ロータリ耕耘装置のリヤカバー
JPH067644U (ja) 床面艶出機
JPH0523606Y2 (ja)
JP3033055U (ja) トラクターにおけるバランス制御装置
JPS6317708Y2 (ja)
JP2846422B2 (ja) 作業車
JPH0417615Y2 (ja)
JP2926387B2 (ja) 草刈機
JPH0661587U (ja) コンソールボックス
JPH0622713Y2 (ja) 高所作業車
JP3686552B2 (ja) 建設機械のコンソールボックス

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 16

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees