JPH022740Y2 - - Google Patents

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JPH022740Y2
JPH022740Y2 JP1984123515U JP12351584U JPH022740Y2 JP H022740 Y2 JPH022740 Y2 JP H022740Y2 JP 1984123515 U JP1984123515 U JP 1984123515U JP 12351584 U JP12351584 U JP 12351584U JP H022740 Y2 JPH022740 Y2 JP H022740Y2
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brush
guardrail
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angle
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JP1984123515U
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JPS6140418U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ブラシ装置を積載した車両をガード
レールに沿つて走行させ、ガードレール面にブラ
シを当てて洗浄するようにしたガードレール洗浄
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、ガードレールの洗浄は、車両に取り付け
たばね関節によるリンク機構の先端にブラシをそ
なえ、このリンク機構を車両から直角方向に伸長
させてブラシをガードレールに当てるようにして
いる。(実公昭40−15823) また、車両の車台上を横方向に摺動自在とした
取付台に、水平方向に回動するブラシアームを取
り付け、このブラシアームを後方に傾斜させるダ
ンパーと、前方に引つ張るばねをそなえ、車両が
ガードレールに近寄り過ぎたときにブラシが後方
に傾いて車体に反力を与えないようにしたものが
ある。(実開昭48−54420) [本考案が解決しようとする課題] しかし、ブラシを車体から直角方向に伸長させ
るリンク機構に取り付けたものでは、ブラシとガ
ードレールとの接触状態を均一に保持させること
が難しく、洗浄不良やブラシの損傷が著しく、作
業速度も速くできない。
また、ブラシアームを斜め後方に水平に突出さ
せたものでは、ブラシ角度の許容範囲が小さく、
車両がガードレールから過度に離れたり近付き過
ぎたりしないように注意する必要があり、走行の
ための運転者とは別に、ブラシ操作の監視のため
もう一人の作業者を必要としている。また、ブラ
シの取り付け高さが決まつており、位置の調節が
できないため、ガードレール設置高さのバラツキ
を考慮してブラシの長さを大形にしなければなら
ず、ブラシ重量が大きくなり、ブラシの高さ以上
にガードレールと走行道路との段差が大きい場合
は洗浄ができない欠点がある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、このような点を解決した洗浄装置を
提供するため、車台上を横方向に移動するスライ
ドベースと、スライドベース上に旋回可能に支持
させた支持胴をそなえ、この支持胴に一端を取り
付けて上下方向に傾動する支持腕を設け、前記支
持胴の旋回装置と、作業中および収納時に支持腕
先端に取り付けたブラシを所要の高さに保持させ
る傾動装置とをそなえており、作業位置において
ブラシをガードレールに圧接させる作動ばねと、
作業中の走行方向の軸線と支持腕との角度すなわ
ちブラシ角が一定の角度範囲を越えたときにスラ
イドベースを移動させるブラシ角検出センサーを
設けている。
[作用] したがつて、ブラシの動作は、前記支持胴を旋
回させる旋回装置とブラシの上下傾動装置を用い
て車両上の収納位置と車両の斜め後方に所定の角
度で突出させた作業位置との間を移動させるよう
にし、収納走行時はブラシを車台上に上げておく
ことができ、洗浄時は車両との角度の保持ととも
に、ブラシの高さ位置が調整される。また、作業
時のブラシ角度が一定範囲を越えると、ブラシ角
検出センサーによりスライドベースを横方向に移
動させて角度の調整を行わせる。
[実施例] これを図に示す実施例について詳述すると、1
は車両、2は車台、3は車台上に横方向に設けた
レール、4は前記レールに沿つて移動するスライ
ドベース、5はブラシ装置で、スライドベース4
上に旋回できるように支持された支持胴6と支持
腕7とブラシ8をそなえている。9はスライドベ
ースを操作する移動用アクチエータたとえば油圧
シリンダ、10はブラシ装置5を旋回操作する旋
回アクチエータ、11は水タンク、12は洗剤タ
ンク、13はコンプレツサ、14は油圧制御装
置、15は油圧ユニツト、16は制御装置、17
は距離センサーで、たとえば車両1の前部に側方
へ向けて取り付けたマイクロ波距離計、18はス
ライドベース4の移動位置を制限するリミツトス
イツチ、19はガードレールである。
スライドベース4はローラー20でレール3に
沿つて車両の横方向に移動できるように支持され
ており、移動用アクチエータ9は一方端をレール
3の横材に固定し、ロツド21をスライドベース
4上の取付片22に連結してある。23はスライ
ドベース4上に植設された支持ポストで、ベアリ
ング24を介してブラシ装置5の支持胴6を回動
可能に嵌合支持させてある。また、スライドベー
ス4上に水平方向の揺動ができるようにピン25
で取り付けた旋回アクチエータ10のロツド26
には、先端部に摺動できるように嵌合したスライ
ド片27と固定したばね受け片28との間に作動
ばね29を介挿しており、前記スライド片27の
下方に突設したピン30は、支持胴6の下端部側
方に突設した操作腕31の孔に係合させてある。
32はロツド26端のストツパー、33はばね受
け片28に取り付けたスライド片27との間隔を
検出するブラシ角検出センサー、34はその検出
バーである。
ブラシ装置5は支持胴6に設けた支持板51と
ブラシ支持板52および平行アーム53,54に
よつて平行リンク機構を構成する支持腕7をそな
え、ブラシ支持板52に油圧モータ55により回
転駆動されるブラシ8を取り付け、このブラシ8
には図示しない配管により洗剤と水がコンプレツ
サ13によつて供給される。56は支持板51に
取り付け平行アーム53に連結したブラシ昇降用
アクチエータである。
つぎに動作を説明する。
作業をしない状態のときは、第1図および第2
図に示すように、ブラシ8はブラシ昇降用アクチ
エータ56で引き上げられ、旋回アクチエータ1
0のロツド26を引き込んで、支持胴6を回動さ
せ車台3より高い位置に収納されている。したが
つて、走行に支障が生じることがない。
作業現場では、移動用アクチエータ9でスライ
ドベース4を基準位置に送り出し、旋回アクチエ
ータ10のロツド26を押し出すと、スライド片
27が作動ばね29で押され、操作腕31を介し
て支持胴6を回転させ、ブラシ装置5を走行方向
の軸線Aに対して斜め方向の後ろ向きに突出させ
る。この状態でブラシ昇降用アクチエータ56で
ブラシ位置の高さを調整する。スライドベース4
の基準位置は、ブラシ8が車両1の側方にたとえ
ば75cm程度突出するように設定してある。
車両1をガードレールからブラシの突出寸法よ
り若干小さい間隔たとえばほぼ70cmを保つように
走行させる。この場合、車体に取り付けた距離セ
ンサー17がガードレール19との間隔を測定
し、運転台のメータに表示するから、運転者はこ
のメータの指示によつて走行すればよい。走行と
ともにブラシ8を油圧モータ55で回転させ、洗
剤および水が供給される。ブラシ8がガードレー
ル19に接触すると、ブラシ装置5はガードレー
ル19に押されて支持胴6を中心にして第4図矢
印方向に押し戻され、操作腕31を介してスライ
ド片27がストツパー32から離れて作動ばね2
9を押しつけ、接触圧を得るとともにブラシ装置
5の走行軸Aに対するブラシ角を60度に保ち、ガ
ードレールの凹凸や車両の若干の接近・離開時に
は、ブラシ装置5がブラシ角の許容範囲内で揺動
してブラシの接触を保持する。
ブラシ装置は走行軸Aに対しブラシ角が一定の
角度範囲たとえば60〜45度程度でガードレールと
の接触を保持するようにしてあるが、車両の接
近・離開やガードレールの曲がりなどが大きく、
ブラシ位置が変動してブラシ角が前記一定範囲を
越え、支持胴6の旋回角度が過小・過大になる
と、操作腕31を介してスライド片27の位置が
大きく片寄るため、ばね受け片28に取り付けた
ブラシ角検出センサー33の検出バー34の移動
によつて作動ばね29の調整範囲を越えたことを
検出し、移動用アクチエータ9に信号を送つてス
ライドベース全体を移動させ、ブラシ角を範囲内
に補正する。
たとえば、車両とガードレールとの間隔が小さ
くなると、支持腕7が矢印方向に回動してブラシ
角検出センサー33の検出バー34が第5図の右
方に押され、ブラシ角が45度を越えると検出信号
を出し、移動用アクチエータによりスライドベー
ス4を車台中央側に引き込み、ブラシ角を大きく
する。また、ガードレールの曲がりなどで車両と
ガードレールとの間隔が大きくなると、検出バー
34が左方に移動し60度を越えると検出信号を出
しスライドベース4を押し出して、ブラシ角を範
囲内におさめる。
なお、本案は、この実施例に限られず、たとえ
ば各部の操作を油圧アクチエータに替えて、エヤ
シリンダやモータによる伝動操作で行わせること
もでき、ブラシ角検出センサー33は、支持胴6
に指標を取り付け旋回角を直接検出してブラシ角
を調整させ、あるいは圧力センサーを用いるよう
にしてもよい。
[本考案の効果] このように、本考案は、車両の車台上に横方向
に設けたレールを設け、このレールに沿つて移動
するスライドベース上に旋回可能に支持された支
持胴をそなえ、一端を前記支持胴に取り付け上下
方向に傾動する支持腕の先端にブラシを取り付け
てあるから、ブラシを車台上の高い位置に収納で
き、高速走行に支障を生じないとともに、洗浄作
業中でも高さを調節できるので、ブラシをガード
レール位置に合わせられ、大形のブラシをそなえ
る必要がない。
また、支持胴の旋回装置にブラシ角検出センサ
ーをそなえており、作業中のブラシ角度が一定の
角度範囲を越えたときは、ブラシ角検出センサー
からの信号でブラシ装置とともにスライドベース
を移動させることにより、ブラシ角度を一定の角
度範囲内に保持させ、安定した洗浄を行わせるこ
とができるだけでなく、作業中のブラシを監視す
る作業者を不要にし、運転者1名だけで有効な洗
浄を行い、洗浄効果も良好でブラシの損傷を少な
くし、作業速度を上げることができる。なえ、車
両とガードレールとの間隔を検出する距離センサ
ーをそなえることにより運転を容易にするなどの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
はその上面図、第3図はブラシ装置と移動装置を
示す側面図、第4図は作業中のブラシ装置の状態
を示す上面図、第5図はブラシ角検出センサーを
示す側断面図である。 1は車両、2は車台、3はレール、4はスライ
ドベース、5はブラシ装置、6は支持胴、7は支
持腕、8はブラシ、9は移動用アクチエータ、1
0は旋回アクチエータ、16は制御装置、17は
距離センサー、19はガードレール、21はロツ
ド、23は支持ポスト、26はロツド、27はス
ライド片、28はばね受け片、29は作動ばね、
31は操作腕、32はストツパー、33はブラシ
角検出センサー、34は検出バー、51は支持
板、53,54は平行アーム、55は油圧モー
タ、56はブラシ昇降用アクチエータである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ブラシ装置を積載した車両をガードレールに
    沿つて走行させ、ブラシ支持腕と走行方向の軸
    線とのブラシ角を一定の角度範囲に保つてブラ
    シをガードレールに接触させる洗浄装置におい
    て、 車両の車台上に横方向に設けたレールと、こ
    のレールに沿つて移動するスライドベースをそ
    なえ、前記スライドベース上に旋回可能に支持
    された支持胴と、一端を前記支持胴に取り付け
    上下方向に傾動する支持腕と、支持腕の先端に
    取り付けたブラシと、ブラシをガードレールに
    圧接させる作動ばねと、前記支持胴を旋回させ
    る旋回装置と、作業中および収納時にブラシを
    所要の高さに移動保持させる傾動装置と、前記
    作業中の旋回量が一定の角度範囲を越えたとき
    にスライドベースを移動させるブラシ角検出セ
    ンサーとを設けたことを特徴とするガードレー
    ル洗浄装置。 2 前記車両とガードレールとの間隔を検出する
    距離センサーをそなえている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のガードレール洗浄装置。
JP12351584U 1984-08-10 1984-08-10 ガ−ドレ−ル洗浄装置 Granted JPS6140418U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12351584U JPS6140418U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 ガ−ドレ−ル洗浄装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12351584U JPS6140418U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 ガ−ドレ−ル洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140418U JPS6140418U (ja) 1986-03-14
JPH022740Y2 true JPH022740Y2 (ja) 1990-01-23

Family

ID=30682263

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JP12351584U Granted JPS6140418U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 ガ−ドレ−ル洗浄装置

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JP (1) JPS6140418U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4854420U (ja) * 1971-10-21 1973-07-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6140418U (ja) 1986-03-14

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