JP4354440B2 - クローラ式作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は建物内部に進入して内装の解体作業等を行うクローラ式作業車両に関するものである。
この種のクローラ式作業車両は、基本的には油圧ショベルと同様に、クローラ式走行体の上部に上部旋回体を縦軸まわりに旋回自在に搭載し、この上部旋回体に解体用等の作業アタッチメントを装着して構成される。
また、同車両においては、階段等の斜面を上り下りし、かつ、踊り場等の狭所で方向転換する必要があることから、走行体の前後片側にキャスター付きの支持装置を昇降可能に取付けたものが公知である(特許文献1参照)。
この支持装置は、油圧シリンダにより前後一端側を中心として回動するアームと、このアームの先端部に設けられたキャスターと、アームを回動駆動するアーム駆動手段とを備え、上記キャスターの車輪が走行体の下面よりも下方に突出して接地する張り出し状態と、車輪が走行体下面よりも上方位置で格納される格納状態との間で昇降可能に構成され、次のように使用される。
たとえば、階段から踊り場に乗り上げる際に、この支持装置を下ろして接地させ、走行体の走行に従って同装置を上げることにより、車体を前上がりの傾斜姿勢から水平姿勢に緩やかに転換させる。
また、踊り場や屋内、曲折路で方向転換する際に、支持装置を下ろして車体を後上がりに傾けた状態で、たとえば走行体の左側前端を支点として右側クローラを駆動することにより、車体を左向きに方向転換させる。
特開平7−81634号公報
上記公知のクローラ式作業車両において、支持装置のキャスターは、車輪を水平軸まわりに回転自在に支持するキャスター枠を直接、アームに縦軸まわりに旋回自在に取付けた構成をとっている。
ところが、この構成によると、支持装置の張り出し量(アームの角度)によって接地面に対する縦軸(キャスターの旋回中心軸)の角度が変わる。このため、旋回中心軸の対垂直面角度が大きくなるとキャスターの旋回抵抗が大きくなって旋回(姿勢変更)動作がうまく行われない事態が発生する。
こうなると、キャスターがこじれるようになって却って走行体の移動を妨げ、乗り上げ及び方向転換動作がスムーズに行われなくなる。
そこで本発明は、支持装置の張り出し量に関係なくキャスターの旋回動作、つまり車両の階段からの乗り上げ動作や方向転換動作をスムーズに行わせることができるクローラ式作業車両を提供するものである。
請求項1の発明は、次の要件を具備するものである。
(A)クローラ式の走行体を備え、この走行体の前後少なくとも片側における左右両側に、車体の前後片側を持ち上げて支持する支持装置を設けたこと。
(B)上記支持装置は、前後一端側を中心として回動するアームと、このアームの先端部に設けられたキャスターと、アームを回動駆動するアーム駆動手段とを備え、上記キャスターが走行体の下面よりも下方に突出して接地する張り出し状態と、キャスターが走行体下面よりも上方に位置する格納状態との間で昇降可能に構成したこと。
(C)上記キャスターは、別々のキャスター枠に水平軸まわりに回転自在に取付けられた前後一対の車輪を備えた前後複輪構造であって、上記両キャスター枠を共通のブラケットに縦軸まわりに旋回自在に取付け、このブラケットを上記アームに対して左右方向の水平なブラケット支軸まわりに回動可能に取付けたこと。
(D)上記キャスターを、その重心がブラケット支軸に対して前後片側にずれた偏心状態でアームに取付けるとともに、上記偏心による回動モーメントを受け止めてキャスター全体を格納状態で水平に保持するストッパを設けることによって、支持装置の格納状態でキャスターを水平に保つ水平保持手段を構成したこと。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、アーム駆動手段としての油圧シリンダを、支持装置の格納時にロッド端側に向かって先上がりの傾斜姿勢となる状態で走行フレームとアームとの間に設けたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、支持装置を走行体の前後両側に設けたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、支持装置を、走行体の全長寸法内で格納される状態で走行体に設けたものである。
本発明によると、支持装置のキャスターを前後一対の車輪を備えた複輪構造とし、かつ、左右方向の水平なブラケット支軸まわりに回動可能に取付けたから、支持装置の張り出し量に関係なく接地面に対するキャスターの旋回中心軸の角度が一定(垂直)となる。
従って、キャスターの旋回動作が最小抵抗で軽快に行われるため、車両の階段からの乗り上げ動作や方向転換動作をスムーズに行わせることができる。
また、張り出し量に関係なくキャスターが常に接地面に対して垂直となることにより、支持装置の張り出し量を大きくとることが可能となるため、クローラに弛みがある場合でも、この弛み部分を接地面から浮かせた状態で車体の方向転換動作を少ない抵抗でより軽快に行わせることができる。
ところで、キャスターをアームに対してブラケット支軸まわりに回動可能に取付けると、格納状態でキャスターが前後に回動して姿勢が安定せず、走行体の他の構造物等と干渉するおそれが生じる。
この点、本発明によると、水平保持手段によってキャスターを格納状態で水平に保つ構成としたから、キャスターの地上高を一定に保ち、キャスターが他の構造物等と干渉するおそれがない。
この場合、キャスターを、その重心がブラケット支軸に対して前後片側にずれた偏心状態でアームに取付けるとともに、上記偏心による回動モーメントをストッパで受けてキャスター全体を格納状態で水平に保持する構成をとっているため、たとえばキャスターをバネ力で水平に保持する構成等をとる場合と比較して、水平保持のための構造が簡単でコストが安くてすむ。
一方、請求項の発明によると、アームを回動させる油圧シリンダを、支持装置の格納時にロッド端側に向かって先上がりに傾斜する状態(ロッドが傾斜の上側に位置する状態)で走行フレームとアームとの間に設けたから、このロッドと床面の散乱物等との接触を回避し、その損傷を防止することができる。
請求項の発明によると、支持装置を前後両側に設けることで階段の乗り上げや方向転換に必要な側を張り出せば良いため、動作の自由度が増し、使い勝手が良くなる。
請求項の発明によると、支持装置が格納状態で走行体から進行方向にはみ出さないため、狭い踊り場への乗り上げや狭所での方向転換動作に有利となる。
図1に実施形態にかかる作業車両の全体構成を示す。
この車両は、クローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が図示しない旋回軸受を介して縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2に作業アタッチメント3が取付けて構成される。
ここでは、作業アタッチメント3として、起伏自在なブーム4の先端にアーム5が取付けられ、このアーム5の先端に掻き均し用のスクレーパ装置6が取付けられたものを例示しているが、アーム5の先端に振動式や圧砕式の破砕装置等を取付けたものでもよい。
下部走行体1の構成を図2,3に示す。なお、以下の説明において、便宜上、図2,3の左側を前側、右側を後側とする。
この下部走行体1は、カーボディ7の左右両側にクローラフレーム8,8が取付けられるとともに、この両側クローラフレーム8,8にクローラ9,9とその駆動装置(駆動輪と遊動輪及び走行モータ。図示しない)が設けられて構成される。
また、図1にも示すようにカーボディ7の上面側に上部支持フレーム10が上部昇降シリンダ(油圧シリンダ)11により前後片側を支点として上下回動可能に設けられ、この上部支持フレーム10に上部旋回体2が搭載されている。
これにより、図8,9に示すように、階段や斜面の走行時に、傾斜した下部走行体1に対して上部旋回体2を水平に保ち得るように構成されている。
一方、階段等の斜面から水平面への乗り上げ時や方向転換時等に車体を支持する支持装置として、図2,3に示すようにカーボディ7の前側に前側支持装置12、後側に後側支持装置13がそれぞれ設けられている。この両側支持装置12,13は、次に説明するように基本的に同一構成となっている。
前側支持装置12
前側支持装置12は、左右一対の前側アーム14,14の先端部にそれぞれキャスター15を取付けて構成されている。
左右の前側アーム14,14は、連結部材16(図3参照)によって一体に結合され、後端部がカーボディ7に対して左右方向の水平軸(アーム支軸)17,17によって回動可能に取付けられている。
上記連結部材16とカーボディ7との間に前側張り出しシリンダ(油圧シリンダ)18が設けられ、この前側張り出しシリンダ18によって前側支持装置12全体が張り出し/格納される。
格納状態では、図2,4の実線で示すようにキャスター15が下部走行体1の全長寸法内で同走行体1の下面よりも上方に位置し、張り出し状態でキャスター15が走行体下面よりも下方に突出して接地する。
前側張り出しシリンダ18は、図2に示すようにロッド端側がアーム14(連結部材16)に連結され、かつ、支持装置格納時にロッド端側に向かって先上がりの傾斜姿勢となる状態でカーボディ7とアーム14との間に設けられている。
こうすれば、格納状態での通常走行時に同シリンダ18のロッド18aが高位に位置し、床面の散乱物等と接触し難くなるため、その損傷を防止できるという利点がある。
左右のキャスター15は、図4,6にも示すように、それぞれ別々のキャスター枠19,19に水平軸20,20まわりに回転(転動)自在に取付けられた前後一対の車輪21,21を有する前後複輪構造とされている。
前後のキャスター枠19,19は、共通のブラケット22に図示しない軸受によってそれぞれ縦軸(旋回中心軸)Aまわりに旋回自在に取付けられ、この共通のブラケット22がアーム14に対し左右方向の水平軸(ブラケット支軸)23まわりに回動可能に取付けられている。
なお、図6に示すように左右のブラケット22,22はつなぎ部22aによって一体化されている。
左右のキャスター15は、通常走行時には、図2,4の実線で示すように下部走行体1の全長寸法内において一定の地上高さ位置に水平姿勢で格納される。
このキャスター15の格納状態での水平姿勢を保つ手段として、ブラケット支軸23が、キャスター15全体の重心O(図4中に示す)に対して前後方向にずれた位置に設定されている。
こうしてキャスター15を偏心状態でアーム14に取付けることにより、偏心による回動モーメントMを発生させ、この回動モーメントMを、アーム14に設けられたストッパ面(太線で示す部分)24で受け止めることにより、キャスター15を格納状態で水平姿勢に保つ(一定の地上高さを保つ)ように構成されている。
この構成において、図2,4の二点鎖線で示すように前側支持装置12を張り出してキャスター15(車輪21,21)を接地させることにより車体の前側を接地面から浮かせた状態で支持することができる。
ここで、前側キャスター15は、前記のように前後複輪構造で、かつ、左右方向の水平なブラケット支軸23まわりに回動可能に取付けられているため、前側支持装置12の張り出し量に関係なく前後一対の車輪21,21が接地することで、接地面に対するキャスター旋回中心軸Aの角度が常に一定(接地面に対して垂直)の状態、すなわち旋回抵抗が最小の状態となる。
また、前記のようにキャスター15を格納状態で水平に保つ構成としたから、キャスター15の地上高を一定に保ち、キャスター15が他の構造物等と干渉するおそれがない。
しかも、その手段として、キャスター15を、その重心がブラケット支軸23に対して前後片側にずれた偏心状態でアーム14に取付けるとともに、上記偏心による回動モーメントMをストッパ面24で受けてキャスター15全体を格納状態で水平に保持する構成をとっているため、たとえばキャスター15をバネ力で水平に保持する構成等をとる場合と比較して、水平保持のための構造が簡単でコストが安くてすむ。
後側支持装置13
後側支持装置13は、前側支持装置12と同様に、左右一対の後側アーム25,25の先端部にそれぞれキャスター26を取付けて構成されている。
両アーム25,25は、連結部材27(図3参照)によって一体に結合され、後端部がカーボディ7に対して左右方向の水平軸(アーム支軸)28,28によって回動可能に取付けられている。
同支持装置13は、連結部材27とカーボディ7との間に設けられた後側張り出しシリンダ(油圧シリンダ)29によって張り出し/格納され、格納状態でキャスター26が走行体1の全長寸法内で走行体下面よりも上方に位置し、張り出し状態でキャスター26が走行体下面よりも下方に突出して接地する。
後側張り出しシリンダ29は、前側張り出しシリンダ18同様、ロッド29aの損傷を回避するために、支持装置格納時にロッド端側に向かって先上がりの傾斜姿勢となる状態でカーボディ7とアーム25との間に設けられている。
左右のキャスター26は、それぞれ別々のキャスター枠30,30に水平軸31,31まわりに回転(転動)自在に取付けられた前後一対の車輪32,32を備えた前後複輪構造とされ、共通のブラケット33に図示しない軸受によってそれぞれ縦軸(旋回中心軸)Aまわりに旋回自在に取付けられている。
また、ブラケット33は、アーム25に左右方向の水平軸(ブラケット支軸)34まわりに回動可能に取付けられている。
なお、図7に示すように左右のブラケット33,33はつなぎ部33aによって一体化されている。
左右のキャスター26は、前側キャスター15同様、その重心O(図5中に示す)がブラケット支軸34に対して前後片側にずれた偏心状態でアー25に取付けられ、この偏心による回動モーメントMを、アーム25に設けられたストッパ35で受け止めることにより、キャスター26を格納状態で水平姿勢に保つ(一定の地上高さを保つ)ように構成されている。
この後側支持装置13においても、前側支持装置12と同様に、図2,5の二点鎖線で示す張り出し状態で車体の後側を接地面から浮かせた状態で支持することができる。
ここで、後側キャスター26についても、前後複輪構造で、かつ、左右方向の水平なブラケット支軸34まわりに回動可能に取付けられているため、支持装置13の張り出し量に関係なく前後一対の車輪32,32が接地することで、接地面に対するキャスター旋回中心軸Aの角度が常に一定(接地面に対して垂直)となる。
この点の作用と効果をより具体的に説明する。
図8〜図10はビル等の階段36を上がって踊り場37に乗り上げるまでの状況を示す。
この場合、図8,9に示すように上部支持フレーム10を上向きに回動させ、上部旋回体2を下部走行体1に対して階段36の傾斜角度分θだけ傾斜させることにより、上部旋回体2を水平に保つことができる。
図9は階段36から踊り場37に乗り上げる直前の状態を示し、このとき進行方向前側の支持装置(前側支持装置12の場合で説明する)を張り出してキャスター15を踊り場37に接地させ、車両の進行に従って同装置12を格納していくことにより、図9,10に示すように車両を傾斜姿勢から水平姿勢に緩やかに姿勢変更することができる。
この場合、前記のように支持装置12の張り出し量に関係なく接地面(踊り場37の床面)に対するキャスター15の旋回中心軸A(図4参照)が常に接地面に対して垂直となるため、キャスター15の旋回抵抗が最小となる。
従って、キャスター15の旋回動作が抵抗最小の状態で軽快に行われるため、車両の階段36から踊り場37への乗り上げ動作をスムーズに行わせることができる。
一方、図11は踊り場37に乗り上げた車両を90°右向きに方向転換する状況を示す。
この場合、進行方向後側の支持装置(図2,5の後側支持装置13の場合で説明する)を張り出してキャスター26を踊り場37に接地させ、車体後部が浮いた前下がりの傾斜状態(図2,5の二点鎖線の状態)とする。
この状態で、右側クローラ9は停止させたまま左側クローラ9のみを前進駆動することにより、図11に示すように車両が、右側クローラ9の前端部と踊り場37の接触点Cを支点として、キャスター26の転動を伴いながら右向きに方向転換する。
この場合も、キャスター26(車輪32,32)が常に踊り場37の床面に垂直に接地するため、キャスター26の旋回動作が軽快に行われ、方向転換動作がスムーズに行われる。
また、張り出し量に関係なくキャスター15が常に接地面に対して垂直となることにより、支持装置13の張り出し量を大きくとることが可能となるため、クローラ9に弛みがある場合でも、この弛み部分を接地面から浮かせた状態で車体の方向転換動作を少ない抵抗でより軽快に行わせることができる。
ところで、支持装置は上記実施形態のように下部走行体1の前後両側に設けるのが望ましいが、片側のみに設けてもよい。
さらに、支持装置は、上記実施形態のように下部走行体1の全長寸法からはみ出さない状態で格納するのが望ましいが、差し支えなければ下部走行体1から一部が突出する状態で格納する構成をとってもよい。
本発明の実施形態にかかる車両の全体概略側面図である。 同車両の下部走行体の構造を示す側面図である。 同平面図である。 同車両における前側支持装置の拡大側面図である。 同後側支持装置の拡大側面図である。 図3のVI−VI線拡大断面図である。 図3のVII−VII線拡大断面図である。 車両が階段を上がっている状況を示す側面図である。 階段の踊り場に乗り上げる直前の状況を示す側面図である。 踊り場に乗り上げた状況を示す側面図である。 車両を踊り場で右に方向転換させる状況を示す平面図である。
1 下部走行体
2 上部旋回体
12 前側支持装置
13 後側支持装置
14,25 アーム
15,26 キャスター
18,29 アーム駆動手段としての張り出しシリンダ
18a,29a 同シリンダのロッド
19,30 キャスター枠
20,31 水平軸
21,32 車輪
22,33 ブラケット
23,34 ブラケット支軸
24 ストッパ面
35 ストッパ

Claims (4)

  1. 次の要件を具備することを特徴とするクローラ式作業車両。
    (A)クローラ式の走行体を備え、この走行体の前後少なくとも片側における左右両側に、車体の前後片側を持ち上げて支持する支持装置を設けたこと。
    (B)上記支持装置は、前後一端側を中心として回動するアームと、このアームの先端部に設けられたキャスターと、アームを回動駆動するアーム駆動手段とを備え、上記キャスターが走行体の下面よりも下方に突出して接地する張り出し状態と、キャスターが走行体下面よりも上方に位置する格納状態との間で昇降可能に構成したこと。
    (C)上記キャスターは、別々のキャスター枠に水平軸まわりに回転自在に取付けられた前後一対の車輪を備えた前後複輪構造であって、上記両キャスター枠を共通のブラケットに縦軸まわりに旋回自在に取付け、このブラケットを上記アームに対して左右方向の水平なブラケット支軸まわりに回動可能に取付けたこと。
    (D)上記キャスターを、その重心がブラケット支軸に対して前後片側にずれた偏心状態でアームに取付けるとともに、上記偏心による回動モーメントを受け止めてキャスター全体を格納状態で水平に保持するストッパを設けることによって、支持装置の格納状態でキャスターを水平に保つ水平保持手段を構成したこと。
  2. アーム駆動手段としての油圧シリンダを、支持装置の格納時にロッド端側に向かって先上がりの傾斜姿勢となる状態で走行フレームとアームとの間に設けたことを特徴とする請求項1記載のクローラ式作業車両。
  3. 支持装置を走行体の前後両側に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のクローラ式作業車両。
  4. 支持装置を、走行体の全長寸法内で格納される状態で走行体に設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクローラ式作業車両
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