JP3670608B2 - 作業機械のキャビン昇降装置 - Google Patents

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    • E02F9/166Cabins, platforms, or the like, for drivers movable, tiltable or pivoting, e.g. movable seats, dampening arrangements of cabins

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ショベルや破砕機、クレーン等の作業機械において、作業状況等に応じてキャビンを昇降させるキャビン昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のキャビン昇降装置として、
(I) 特開平10−88618号に示されているように、機械の本体フレームとキャビン背面との間に平行リンク機構を設け、この平行リンク機構を油圧シリンダで上下方向に回動させてキャビンを昇降させるもの、
(II) 特開平8−326101号に示されているように、ベースフレームとキャビン底面との間にX形に組まれたパンタグラフ式のリンク機構を油圧シリンダで上下方向に伸縮させてキャビンを昇降させるもの
が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、いずれの公知技術によっても、平行リンク運動のみ、またはパンタグラフの伸縮運動のみによってキャビンを昇降させるため、昇降ストロークを大きくとることができず、上昇位置でのキャビン高さが不足する。
【0004】
一方、この点の対策として、
(イ)下降位置でのキャビン高さを高く設定して上昇位置での高さを稼ぐ方法、
(ロ)リンク長を長くし、昇降ストロークを増やす方法、
が考えられる。
【0005】
しかし、上記(イ)の方法によると、下降位置でのキャビンへの乗り降りに不便となり、かつ、公道輸送時の車高制限を受けることから限界がある。
【0006】
また、上記(ロ)の方法によると、平行リンク方式の場合、油圧ショベルのような旋回式作業機械において、下降位置でキャビンが前方にせり出してオーバーハング量(旋回中心からの距離)が大きくなり、旋回半径が大きくなる上に、リンク連結部分のガタが増幅されてキャビンの揺れが大きくなる(居住性が悪くなる)。
【0007】
一方、パンタグラフ方式においても、下降位置での昇降装置の前後方向の占有スペースが大きくなり過ぎるとともに、平行リンク方式と同様に上昇位置でのキャビンの揺れが大きくなる等の弊害が生じる。
【0008】
このような事情から、公知技術によると、上昇位置でのオペレータの視点高さが低くなり、視界を十分に広げることができなかった。
【0009】
そこで本発明は、昇降ストロークを大きくしてキャビン上昇位置での視点を高くでき、しかもオペレータの乗降性の悪化や、旋回式作業機械における旋回半径の増加、キャビンの揺れ等の弊害を招かない作業機械のキャビン昇降装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、キャビン後方の本体フレーム上に立設された固定フレームと、この固定フレームに上下スライド自在に係合された可動フレームと、この可動フレームをスライドさせるスライド駆動手段とによって上下運動を行うスライド機構が構成され、このスライド機構の可動フレームとキャビンとの間に、回動駆動手段により駆動されて上下方向の回動運動を行う四節リンク機構が設けられ、この四節リンク機構は第1及び第2両リンクを備え、この両リンクの上端部が上記可動フレームの上端部に、下端部がキャビン背面側の下端部にそれぞれピン連結されてなるものである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、固定フレームと可動フレームの一方の左右両側にスライドブロック、他方の左右両側にこのスライドブロックにスライド自在に貫挿されたスライドレールがそれぞれ取付けられてスライド機構が構成され、かつ、固定、可動両フレームの左右方向の中央部間にスライド駆動手段としての油圧シリンダが取付けられたものである。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、四節リンク機構が、平行に配置された第1及び第2両リンクを有する平行リンク機構として構成され、上記第1及び第2両リンク間に回動駆動手段としての油圧シリンダがけられたものである。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、キャビンを水平軸を中心として上下方向に傾動させる傾動機構が設けられたものである。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの構成において、キャビンを前後方向に移動させる前後移動機構が設けられたものである。
【0015】
上記構成によると、スライド機構の上下スライド運動と、四節リンク機構の回動運動の二種類の運動によってキャビンを昇降させるため、昇降ストロークを大きくとることができる。このため、上昇位置での視点を高くして視界を広げることができる。
【0016】
また、昇降ストロークを拡大できることで下降位置を低位置に設定することが可能となるため、オペレータの乗降に便利かつ安全となるとともに、キャビン下降状態での車高を低くして機械の公道輸送に有利となる。
【0017】
さらに、四節リンク機構(請求項では平行リンク機構)のリンク長を短くできるため、下降位置でのキャビンのオーバーハングを小さくして旋回半径を小さくできるとともに、リンク長を短縮できることによりリンクのガタを小さくしてキャビンの揺れを抑え、居住性を改善することができる。
【0018】
この場合、本体フレーム上に立設された固定フレームに可動フレームをスライド自在に係合させてスライド機構を構成し、このスライド機構の可動フレームとキャビンとの間に四節リンク機構を設けているため、これとは逆に本体フレームに支柱を立ててこの支柱とキャビンとの間に四節リンク機構を設け、この四節リンク機構の先端部とキャビンとの間に上記同様のスライド機構を設けた場合と比較して、装置全体を小形・軽量にすることができる。
【0019】
また、請求項の構成によると、可動フレームを固定フレームに対して左右両側でスライドレールとスライドブロックによって支持するため、中央部のみで支持する場合と比較してキャビンを安定良く支持し、左右の揺れを防止することができる。
【0020】
請求項の構成によると、四節リンクとして平行リンク機構を用いているため、キャビンを水平姿勢のまま平行移動させることができる。
【0021】
請求項の構成によると、キャビンを上下方向に傾動させることができるため、たとえばクレーン作業や解体作業のような前上方の作業時に、キャビンを上昇させたうえで、さらに上方作業点を見易いようにキャビンを上向きにする等、作業状況に応じてキャビンの俯仰角度を調節することが可能となる。
【0022】
一方、請求項の構成によると、キャビンを前後移動させることができるため、作業点がグランドレベルよりも低い低所作業時にオペレータの視点を作業点を見易い前方に移動させることができる。また、キャビンを傾動させる請求項の構成と組み合わせ、キャビンを前進させた上に下向きに傾ければ、より一層低所作業に便利となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
第1実施形態(図1〜図3参照)
図1に、第1実施形態にかかる昇降装置を備えた作業機械としての廃材処理用のスクラップローダを示している。
【0024】
同図において、1はクローラ式の下部走行体で、この下部走行体1上に上部旋回体2が搭載され、この上部旋回体2に、ブーム3、アーム4、開閉式のクランプ5、それにブーム3を起伏させるブームシリンダ6、アーム4を水平軸まわりに回動させるアームシリンダ7、クランプ5を開閉させるクランプシリンダ8等から成る作業アタッチメントAが取付けられてスクラップローダが構成されている。
【0025】
上部旋回体2は本体フレームとしてのアッパフレーム9を有し、このアッパフレーム9にキャビン10が、昇降装置Bによって、図中実線で示す下降位置と、破線で示す上昇位置との間で昇降移動し得る状態で取付けられている。図中、二点鎖線は上記下降位置と上昇位置の中間のキャビン位置を示す。
【0026】
昇降装置Bの構成を図2,3によって説明する。
【0027】
この昇降装置Bは、キャビン10を上下にスライド移動させるスライド機構B1と、キャビン10を上下方向に回動移動させる四節リンク機構としての平行リンク機構B2とから成っている。
【0028】
スライド機構B1は、キャビン後方のアッパフレーム9上に立設された固定フレーム11と、この固定フレーム11にスライド自在に係合された可動フレーム12とを具備している。
【0029】
この固定、可動両フレーム11,12は、キャビン幅に近い幅寸法を有し、図3に示すように固定フレーム11の左右両側に上下に連続する凹部11a,11a、可動フレーム12の左右両側にこの凹部11a,11aに係合する凸部12a,12aがそれぞれ設けられている。
【0030】
また、この左右の凹凸係合部分において、固定フレーム11の上下複数個所(たとえば二個所)にスライドブロック13、可動フレーム12にこのスライドブロック13に図示しないボールベアリングを介してスライド自在に貫挿されたスライドレール14がそれぞれ設けられ、上記凹凸係合部分とこのスライドレール機構によって可動フレーム12が固定フレーム11に沿って上下にスライドする。
【0031】
15はスライド駆動手段としてのスライド用油圧シリンダ(以下、スライドシリンダという)で、両フレーム11,12の左右方向中央部においてチューブ端(下端)が固定フレーム11の下端部に、ロッド端(上端)が可動フレーム12の上端部にそれぞれ取付けられ、このスライドシリンダ15の伸縮作動によって可動フレーム12が上下にスライド駆動される。
【0032】
この可動フレーム12の前面左右両側には、後側リンクブラケット16,16が設けられ、この後側リンクブラケット16,16と、キャビン下側のデッキフレーム10aの後端部に設けられた前側リンクブラケット17,17との間に平行リンク機構B2が設けられている。
【0033】
この平行リンク機構B2は、キャビン下降状態で前側となる第1リンク18と、後側となる第2リンク19が平行に配置され、この両リンク18,19の上端部が後側リンクブラケット16,16に、下端部が前側リンクブラケット17,17にそれぞれ水平ピン20,21によって回動可能に連結されている。
【0034】
両リンク18,19はそれぞれ偏平な箱状に形成され、これらの左右方向の中央部間に回動駆動手段としての回動用油圧シリンダ(以下、回動シリンダという)22が設けられている。
【0035】
この回動シリンダ22は、ロッド端が第1リンク18に、チューブ端が可動フレーム12にそれぞれ水平ピン23,24によって回動可能に連結されている。
【0036】
平行リンク機構B2は、回動シリンダ22の縮小時には図2実線で示すように前下がりの傾斜姿勢となり、同シリンダ22が伸長作動したときに、前上方に回動して同二点鎖線及び破線で示す前上がりの傾斜姿勢となる。
【0037】
上記構成において、キャビン10内のオペレータの視点をとくに高くする必要のない通常作業時や公道走行時は、スライド、回動両シリンダ15,22が縮小されてキャビン10が下降位置にセットされる。
【0038】
一方、スクラップを上方に持ち上げて高所に置く作業時のようにオペレータの視点を高くしたいときは、スライド、回動両シリンダ15,22の一方または双方を伸長作動させる。
【0039】
たとえば回動シリンダ22を伸長作動させると、平行リンク機構B2が前上方に回動(平行移動)して、キャビン10が水平姿勢のまま図1,2実線の下降位置から同二点鎖線の中間位置まで上昇する。
【0040】
そして、この状態からさらにスライドシリンダ15を伸長作動させると、スライド機構B1が作動(可動フレーム12がスライド)して、キャビン10が中間位置から図1,2破線の上昇位置まで上昇する。
【0041】
このように、スライド機構B1の上下スライド運動と、平行リンク機構B2の回動運動の二種類の運動によってキャビン10を昇降させるため、キャビン10を大きなストロークで昇降させることができる。
【0042】
このため、キャビン10をリンク機構(平行リンク式またはパンタグラフ式)のみで昇降させる公知技術と比較して、上昇位置でのオペレータの視点を格段に高くして視界を大幅に広げることが可能となる。
【0043】
また、昇降ストロークを拡大できることでキャビン10の下降位置を低位置に設定することが可能となるため、オペレータの乗降に便利かつ安全となるとともに、キャビン下降状態での車高を低くして機械の公道輸送に有利となる。
【0044】
さらに、スライド機構B1の可動フレーム12を固定フレーム11に対して、互いの凹凸係合部分とスライドレール機構とによって左右両側で支持するため、中央部のみで係合支持する場合と比較してキャビン10を安定良く支持し、左右の揺れを防止することができる。
【0045】
第2及び第3実施形態
第1実施形態との相違点のみを説明する。
【0046】
図4に示す第2実施形態においては、スライド機構B1の固定フレーム11がアッパフレーム9に対し左右方向の水平軸25まわりに回動可能に取付けられ、同フレーム11とアッパフレーム9との間に設けられた傾動シリンダ(油圧シリンダ)26によって垂直姿勢から前傾または後傾姿勢に傾動するように構成されている。
【0047】
この構成によると、固定フレーム11の傾動運動によってキャビン10を水平姿勢から俯仰させることができるため、高所で荷を扱う作業時に、キャビン10を上昇させた上で上向きに傾けることにより、オペレータの視線を上向きに無理なく設定することができる。
【0048】
一方、図5に示す第3実施形態においては、キャビン10がデッキフレーム10aに対して前後移動可能に支持され、前後動シリンダ(油圧シリンダ)27によってキャビン10が前後移動するように構成されている。
【0049】
なお、10bはキャビン10の下面に取付けられたキャビン台で、前後動シリンダ27はデッキフレーム10aとこのキャビン台10bとの間に取付けられている。
【0050】
また、デッキフレーム10aとキャビン台10bとは、スライド機構B1に用いられたのと同じスライドブロック28とスライドレール29によってスライド自在に連結されている。
【0051】
この構成によると、グランドレベルよりも低い位置のスクラップを処理する場合のような低所作業時に、オペレータの視点を前方に移動させて作業点を見易くすることができる。
【0052】
なお、キャビン10を傾動させる第2実施形態と組み合わせ、キャビン10を前進させた上で下向きに傾ければ、より一層低所作業に便利となる。
【0053】
ところで、上記実施形態では、スライド機構B1及び平行リンク機構B2の駆動手段としてそれぞれ油圧シリンダ15,22を用いたが、これに代えて、電動機の回転力を直線運動に変換する機構(たとえばねじシリンダ)等を用いてもよい。
【0054】
また、上記実施形態では、四節リンク機構としてキャビン10を平行移動させる平行リンク機構を用いたが、キャビン10を必ずしも平行移動させる必要がない(非平行移動させても支障がない)場合には、第1及び第2両リンク18,19が非平行状態で配置された非平行リンク機構を用いてもよい。
【0055】
さらに、本発明は、上記実施形態で挙げたスクラップローダに限らず、油圧ショベルやクレーン、破砕機、深穴掘削機等、キャビンを備えた作業機械に広く適用することができる。
【0056】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、スライド機構の上下スライド運動と、四節リンク機構の回動運動の二種類の運動によってキャビンを昇降させる構成としたから、リンク機構のみで昇降させる公知技術と比較してキャビンの昇降ストロークを拡大することができる。このため、上昇位置での視点を高くして視界を広げ、作業性を向上させることができる。
【0057】
また、昇降ストロークを拡大できることで下降位置を低位置に設定することが可能となるため、オペレータの乗降に便利となるとともに、キャビン下降状態での車高を低くして機械の公道輸送に有利となる。
【0058】
さらに、四節リンク機構(請求項では平行リンク機構)のリンク長を短くできるため、下降位置でのキャビンのオーバーハングを小さくして旋回半径を小さくできるとともに、リンク長を短縮できることによりリンクのガタを小さくしてキャビンの揺れを抑え、居住性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる昇降装置が組み込まれたスクラップローダの全体概略側面図である。
【図2】 同実施形態におけるキャビンと昇降装置の拡大側面図である。
【図3】 同部分拡大平面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態を示す図2相当図である。
【図5】 本発明の第3実施形態を示す図2相当図である。
【符号の説明】
9 機械の本体フレームとしてのアッパフレーム
10 キャビン
B 昇降装置
B1 スライド機構
11 スライド機構を構成する固定フレーム
12 同可動フレーム
13 スライドブロック
14 スライドレール
15 スライド駆動手段としての油圧シリンダ
B2 四節リンク機構としての平行リンク機構
18 平行リンク機構を構成する第1リンク
19 同第2リンク
22 回動駆動手段としての油圧シリンダ
25 キャビン傾動機構を構成する水平軸
26 同傾動シリンダ
10a キャビン前後移動機構を構成するデッキフレーム
10b 同キャビン台
27 同油圧シリンダ

Claims (5)

  1. キャビン後方の本体フレーム上に立設された固定フレームと、この固定フレームに上下スライド自在に係合された可動フレームと、この可動フレームをスライドさせるスライド駆動手段とによって上下運動を行うスライド機構が構成され、このスライド機構の可動フレームとキャビンとの間に、回動駆動手段により駆動されて上下方向の回動運動を行う四節リンク機構が設けられ、この四節リンク機構は第1及び第2両リンクを備え、この両リンクの上端部が上記可動フレームの上端部に、下端部がキャビン背面側の下端部にそれぞれピン連結されてなることを特徴とする作業機械のキャビン昇降装置。
  2. 固定フレームと可動フレームの一方の左右両側にスライドブロック、他方の左右両側にこのスライドブロックにスライド自在に貫挿されたスライドレールがそれぞれ取付けられてスライド機構が構成され、かつ、固定、可動両フレームの左右方向の中央部間にスライド駆動手段としての油圧シリンダが取付けられたことを特徴とする請求項1記載の作業機械のキャビン昇降装置。
  3. 四節リンク機構が、平行に配置された第1及び第2両リンクを有する平行リンク機構として構成され、上記第1及び第2両リンク間に回動駆動手段としての油圧シリンダがけられたことを特徴とする請求項1または2記載の作業機械のキャビン昇降装置。
  4. キャビンを水平軸を中心として上下方向に傾動させる傾動機構が設けられたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の作業機械のキャビン昇降装置。
  5. キャビンを前後方向に移動させる前後移動機構が設けられたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の作業機械のキャビン昇降装置。
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