JPH067644U - 床面艶出機 - Google Patents

床面艶出機

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Publication number
JPH067644U
JPH067644U JP5177992U JP5177992U JPH067644U JP H067644 U JPH067644 U JP H067644U JP 5177992 U JP5177992 U JP 5177992U JP 5177992 U JP5177992 U JP 5177992U JP H067644 U JPH067644 U JP H067644U
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JP
Japan
Prior art keywords
pad
floor
casters
operation handle
traveling wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP5177992U
Other languages
English (en)
Inventor
春雄 石塚
修 宍戸
哲 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Amano Corp filed Critical Amano Corp
Priority to JP5177992U priority Critical patent/JPH067644U/ja
Publication of JPH067644U publication Critical patent/JPH067644U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭い場所でも操作ハンドルに邪魔されずに艶
出機の運転を円滑に進めることができ、且つ、パッド圧
の微妙な調整も容易に行えるようにする。 【構成】 モータ4Mによって高速回転されるパッド3
の上面側を覆うパッドカバー2の前後両側に、パッド3
の回転を支持するキャスター15,15と走行用車輪
7,7を設け、この走行用車輪7,7の上方に操作ハン
ドル8を立設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作ハンドルを押して走行させながらパッドをモータで高速回転し て、床面の艶出しを行う床面艶出機の技術分野で利用されるものであって、具体 的には、狭い場所でも安定した状態で自在に操作できるように工夫した床面艶出 機に関する。
【0002】
【従来の技術】
床面艶出機はモータでパッドを1,000〜1,500RPM、更には、1, 500〜3,000RPMの超高速で回転して床面を磨くため、作業時には床面 との接触によって艶出機の全体に可成り強力な回転力が作用するから、作業者は ハンドルでその回転をしっかりと支えながら作業を進める必要がある。
【0003】 そこで、従来の床面艶出機では、例えば実開昭63−88262号公報とか、 特願平3−311851号の出願に見られるように、艶出機の後部斜め上方に操 作ハンドルを突出して、パッドの回転部から相応に離れた位置で回転を支えるよ うにすることにより、作業時のハンドル操作の負担を軽くしていた。
【0004】 即ち、図5と図6は上述した従来の床面艶出機を示したものであって、図中、 Aは機体、Bは機体Aの底部に取付けたパッドカバー、CはモータMによって高 速回転されるパッド、BaはパッドカバーBに取付けた粉塵飛散防止カバー、M aはモータMの駆動ベルト、CaはパッドCの固定用ブラケット、Dは車軸Eに 取付けた走行用車輪、Sは床面艶出機の運転を停止すると機体Aの全体を図5に 示すように床面とパッドCとの間に角度Lの間隔があくように斜めに回動するバ ネを示す。また、Gは機体Aの後部に設けた補助車輪で、Fはその車軸、Hは略 門型に形成した脚杆Haを介して車体Aの斜め後方に立設した操作ハンドル、T はこの操作ハンドルHの上端に取付けた操作ボックス、Taは操作ボックスTの 両側に突出した操作レバーであって、モータMがパッドCを高速回転すると、パ ッドカバーB内に発生する負圧によって機体Aの全体をバネSの弾発力に抗して 図5に示した状態から図6の如くパッドCを床面に接した状態に回動するため、 この状態で操作ハンドルHを押して機体Aを図6の矢印方向に進めることによっ て、高速回転するパッドCが床面の艶出しを行う仕組に成っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
所が、以上の如く構成した床面艶出機を実際に使用する場合に、作業する床面 が周囲を壁面とか柱、或は、備品類等で囲まれた狭い場所である時は、パッドカ バーBから斜め後方に長く延びた操作ハンドルHが車軸Eより図6に示した間隔 Xだけ後方に傾斜して出張ているため、この出張ったハンドルHが邪魔をして艶 出作業を円滑に進められない問題があり、また、操作ハンドルHを前後に倒して 操作するパッドCと床面の接触圧の調整も、同様な理由から非常にやりにくく、 適正なパッド圧で床面の艶出しが行えない問題があった。
【0006】 従って本考案の技術的課題は、狭い場所でも操作ハンドルに邪魔されずに艶出 機の運転を円滑に進めることができ、且つ、パッド圧の調整も支障無く行えるよ うにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために本考案で講じた手段は以下の如くである。 操作ハンドルを押して走行させながらパッドをモータで高速回転して底面の艶 出しを行う床面艶出機に於いて、
【0008】 (1) 上記パッドの上側面を覆うパッドカバーを挾んだその前後両側に方向転 換自在なキャスターと走行用車輪を設けて、上記パッドの回転による艶出しをこ れ等キャスターと走行用車輪に支持させて行うように構成すると共に、上記の操 作ハンドルを走行用車輪の上方に立設すること。
【0009】 (2) パッドの上側面を覆うパッドカバーを挾んでその前後両側に左右一対の キャスターと、同じく左右一対の走行用車輪を設けて、上記パッドの回転による 艶出しをこれ等キャスターと走行用車輪の計4点で支持して行うように構成する こと。
【0010】
【作用】
上記の手段は以下の如く作用する。 上記(1)で述べた手段によれば、パッドカバーの前後両側にキャスターと 走行用車輪を設けたことで、ハンドル操作時にパッドをこれ等前後のキャスター と走行用車輪でしっかりと床面側に押し付けて支持することができるから、パッ ドがモータによって超高速で回転しても操作ハンドルが廻される心配がなく、従 って、操作ハンドルをパッドから離れた位置に設けなくてもパッドの回転を充分 に支えることができる。その結果、操作ハンドルの傾斜角度を少くして走行用車 輪の略真上近くに設けて後方への出張りを少くすることができるから、狭い場所 での操作性と作業性を向上し、且つ、パッドに近い位置でパッドの接地圧を微妙 に調節して、優れた艶出し効果を発揮することを可能にする。
【0011】 上記(2)で述べた手段によれば、パッドの前後を左右のキャスターと左右 の走行用車輪の計4点でしっかりと支持して、パッドを更に確実に床面側に押し 付けて支持することができるから、操作ハンドルの傾斜角度を益々少くして狭い 場所での操作性と作業性を高め、且つ、パッド接地圧の調整もより正確に行うこ とを可能にする。 以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技術的課題を解決して、 前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0012】
【実施例】
以下に、上述した本考案に係る床面艶出機の好適な実施例を添付した図面と共 に詳細に説明する。 図1は本考案に係る床面艶出機の正面図、図2はその平面図を示すものであっ て、これ等の図面に於いて、1は艶出機の全体を示すものであって、2はその底 面に取付けたパッドカバーを示し、パッドカバー2の内部にはモータカバー4内 に設けたモータ4Mによって高速回転される床面艶出用のパッド3(図3、図4 参照)が回転自在に収められ、且つ、パッドカバー2の下側周縁部には、運転時 に下端部を床面に接地させてパッド3の高速回転によってパッドカバー2内に負 圧を発生させる一方、パッド3を床面に対して確実に接地させるために、全体を 柔軟材料で造った粉塵飛散防止カバー2aが取付けられている。
【0013】 また、図3と図4に於いて3aはパッド3の回転軸、5はパッドカバー2の後 部機体に架設した車軸、7,7はこの車軸5の両側に取付けた走行用車輪、8は 機体1の後部両側に取付けた補助車輪、9aは車軸5の真上に立設した略門型形 状を成す脚杆で、9はこの脚杆9aの上端部に少し後方に傾斜させて立設した操 作ハンドル、10は操作ハンドル9の上端部に取付けた操作ボックス、10aと 10bは操作ボックス10の両側に取付けた運転レバーと操作レバーを示す。更 に、11は車軸5を嵌込んだ軸受6に巻装したコイルバネ、12はこのコイルバ ネ11の一端を係止する係止ピンであって、運転停止時にはこのコイルバネ11 の弾発力によって機体1の全体を図3の如く角度Lだけ後方に傾斜させ、運転時 にはパッド3の高速回転によってパッドカバー2内に発生する負圧により、図4 の如くコイルバネ11の弾発力に抗して機体1の全体を前方に回動してパッド3 を床面に接地させ、床面の艶出しを行う仕組に成っている。
【0014】 次に、13は全体を略コ字状に形成した支持アームであって、両端部を上述し た脚杆9の根端部に固定したこの支持アーム13の前辺部は上記パッドカバー2 の前部に突出し、且つ、該前辺部の左右に設けた取付板14,14に夫々方向転 換自在なキャスター15,15が取付けられていて、これ等左右のキャスター1 5,15がパッドカバー2の前部側を支持する仕組に成っている。
【0015】 従って、本考案に係る床面艶出機によれば、パッド3を収めたパッドカバー2 の前後両側を左右のキャスター15,15と、左右の走行用車輪7,7の計4点 で支持することができるため、図4の如くパッド3を床面に接地させて艶出しを 行う場合に、機体1の全体をこれ等前後のキャスター15,15と走行用車輪7 ,7の4点でしっかりと支持させた状態でパッド3を確実に床面に押接すること ができるから、高速回転されるパッド3の回転力によって機体1が廻されること もなく床面の艶出作業を円滑に進めることができる。
【0016】 更に本考案によれば、上述の如くパッドカバー2の前後両側をキャスター15 ,15と走行用車輪7,7の計4点で支持するため、パッド3が高速で回転して も操作ハンドル9に伝達される回転力を可及的に少く抑えることができるから、 操作者はパッド3に可成り近い位置でその回転力を支えることができる。従って 、本考案では操作ハンドル9を走行用車輪7,7の略真上位置に少し後方に傾斜 させて立設することができ、車軸5からの操作ハンドル9の後方への出張り間隔 Yを図6に示した従来の間隔Xよりも可成り狭くすることができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る床面艶出機は以上述べた如くであるから、床面に対するパッドの 接地をその前後に設けたキャスターと走行用車輪で支持するため、高速回転する パッドを確実に支持して優れた艶出し効果を発揮できると共に、操作者はパッド に可成り近い位置で操作ハンドルを保持してパッドの高速回転を支えることがで きるから、狭い場所でも操作ハンドルに邪魔されることなく作業を円滑に進める ことができ、且つ、操作用ハンドルによるパッドの接地圧も微妙に調整できる利 点を発揮できるものであって、その実用的効果は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る床面艶出機の正面図である。
【図2】同じく本考案に係る床面艶出機の平面図であ
る。
【図3】本考案に係る床面艶出機の停止時の状態を示し
た側面図である。
【図4】同じく運転時の状態を示した側面図である。
【図5】従来の床面艶出機の停止時の状態を示した側面
図である。
【図6】同じく運転時の状態を示した側面図である。
【符号の説明】
1 床面艶出機の機体 2 パッドカバー 3 パッド 4M モータ 7 走行用車輪 9 操作ハンドル 13 支持アーム 14 キャスター

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ハンドルを押して走行させながらパ
    ッドをモータで高速回転して底面の艶出しを行う床面艶
    出機に於いて、 上記パッドの上側面を覆うパッドカバーを挾んだその前
    後両側に方向転換自在なキャスターと走行用車輪を設け
    て、上記パッドの回転による艶出しをこれ等キャスター
    と走行用車輪に支持させて行うように構成すると共に、
    上記の操作ハンドルを走行用車輪の上方に立設したこと
    を特徴とする床面艶出機。
  2. 【請求項2】 パッドの上側面を覆うパッドカバーを挾
    んでその前後両側に左右一対のキャスターと、同じく左
    右一対の走行用車輪を設けて、上記パッドの回転による
    艶出しをこれ等キャスターと走行用車輪の計4点で支持
    して行うように構成したことを特徴とする請求項1記載
    の床面艶出機。
JP5177992U 1992-06-30 1992-06-30 床面艶出機 Pending JPH067644U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5177992U JPH067644U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 床面艶出機

Applications Claiming Priority (1)

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JP5177992U JPH067644U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 床面艶出機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH067644U true JPH067644U (ja) 1994-02-01

Family

ID=12896444

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JP5177992U Pending JPH067644U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 床面艶出機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5378286U (ja) * 1976-11-22 1978-06-29
JP2012105801A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Amano Corp 床面処理機
WO2013054627A1 (ja) * 2011-10-11 2013-04-18 住友重機械工業株式会社 清掃装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59101127A (ja) * 1982-12-02 1984-06-11 石田 稔 床掃除機
JPS63161924A (ja) * 1986-12-25 1988-07-05 日本パテントエレクトリツク株式会社 床磨き器

Patent Citations (2)

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