JPH08309655A - 研磨機 - Google Patents

研磨機

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JPH08309655A
JPH08309655A JP11745095A JP11745095A JPH08309655A JP H08309655 A JPH08309655 A JP H08309655A JP 11745095 A JP11745095 A JP 11745095A JP 11745095 A JP11745095 A JP 11745095A JP H08309655 A JPH08309655 A JP H08309655A
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JP
Japan
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polishing
main body
polishing machine
wheels
polished
Prior art date
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Withdrawn
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JP11745095A
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English (en)
Inventor
Hidenobu Yamano
秀信 山野
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Seiwa Kogyo KK
Original Assignee
Seiwa Kogyo KK
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業員の負担を少なくして研磨作業を行うこ
とのできる研磨機を提供する。 【構成】 二つの車輪16,17と一つのキャスター1
8により本体部2が支持され、この本体部2の後部の一
側部には被研磨面を研磨するための研磨体3が設けら
れ、前部にはその研磨体3を回転させるためのモーター
5が設けられ、また後側にハンドル4が立設されてなる
とともに、本体部2の下面には方向転換のための支持棒
43が下方向に立設される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研磨機に関し、より詳
しくは円盤状または環状の研磨体を回転させてその研磨
体の外周面で被研磨面を研磨する研磨機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板の溶接部分に残る溶接材を除
去するため、もしくはめっき施工の下地処理としてのさ
び取りのため、もしくはしま鋼の表面を滑らかにするた
め等の目的で、円盤状の研磨体をモーターに直接取り付
けてなる手持式の研磨機(いわゆるグラインダー)が使
用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この手
持式の研磨機はモーターが非常に重いため取り扱い難
く、長時間同じ姿勢を維持して研磨作業を行うのは重労
働である。また、研磨の際には被研磨面から大きな反力
を受けるのでその反力を受け止めつつ作業を行わなけれ
ばならないという点においても作業者の負担が大きい。
【0004】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたものであり、作業員の負担を少なくして研磨
作業を行うことのできる研磨機を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
による研磨機は、前記目的を達成するために、研磨体を
回転させてその研磨体の外周面で被研磨面を研磨する研
磨機であって、後側にハンドルが立設される本体部、こ
の本体部の一側部に回転自在に設けられる円盤状の研磨
体、この本体部上に載置されその研磨体を回転させるモ
ーター、およびその本体部を支持するとともに、二つが
前記研磨体の近傍に位置し一つが前記本体部の他側部に
位置するように設けられる三つの車輪を有してなり、こ
れら三つの車輪のうち少なくとも前記研磨体近傍の二つ
の車輪が同期して回転するように車軸が連結されている
ことを特徴とするものである。
【0006】本発明の研磨機によれば、研磨体を回転さ
せるための重いモーターが研磨機の本体部に支持されて
いるので作業員の負担が小さくて済む。この作業員はハ
ンドルを持って研磨機を前進または後退させるととも
に、円盤状の研磨体の被研磨面に対する押圧力を調整し
ながら研磨作業を行うことができる。この研磨体は本体
部の一側部に設けられているため、被研磨面の壁面に近
い部分を研磨しようとする際にも本体部と壁面とが干渉
しないのでその壁面に近い部分も問題なく研磨すること
ができる。また、研磨すべき被研磨面の端部の外側に段
差がある場合にも、研磨体が本体部の一側部に設けられ
ているためにその段差に車輪が落ちることなくその段部
を研磨することができる。研磨の際に、この被研磨面か
ら前記研磨体に大きな反力が加わるが、この研磨体の近
傍に軸が同時に回転するように連結されている二つの車
輪が設けられておりその反力が二つの車輪により受け止
められるので研磨機の進行方向がずれるということは生
じない。例えば、これら二つの車輪が独立に回転するも
のであれば、僅かな力により研磨機の進行方向が変えら
れてしまう。
【0007】本発明の研磨機において、前記本体部の他
側部に設けられる一つの車輪を自由車とすることができ
る。このように一つの自由車を設けることにより研磨機
の方向制御が可能になる。
【0008】また、本発明の研磨機において、前記車軸
に対して前記研磨体と反対側の前記本体部下面には球面
軸受を介して支持棒が植設されることが好ましい。この
支持棒は球面軸受を介して本体部に取り付けられている
ことから、この支持棒のみで研磨機を支えるように研磨
機を持ち上げてその支持棒を中心に研磨機を回転させる
ことにより、研磨機の進行方向および研磨体による研磨
箇所を変えることができる。
【0009】本発明の他の目的は、後述される詳細な説
明から明らかにされる。しかしながら、詳細な説明およ
び具体的実施例は最も好ましい実施態様について説明す
るが、本発明の精神および範囲内の種々の変更および変
形はその詳細な説明から当業者にとって明らかであるこ
とから、具体的例として述べるものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明による研磨機の具体的実施例に
つき図面を参照しつつ説明する。
【0011】図1,図2に、本発明の一実施例に係る研
磨機1の斜視図がそれぞれ示されている。この研磨機1
は、枠形の本体部2に円盤状の研磨体3,ハンドル4,
モーター5を備えてなる。
【0012】この研磨体3は、表面に研磨砥粒を付着形
成させてなる短冊状研磨体(所謂サンドペーパ)を順次
重畳させるように基端部を円盤体の周面に例えば接着剤
で接着させて得られるものであって、上半部が研磨体用
フード6に覆われており、ベルト用フード7に覆われて
いる駆動ベルト8により前記モーター5からの駆動力が
伝達されて軸管9内に収められている軸を中心に回転す
る。
【0013】前記ハンドル4は鉄製のパイプからなり、
本体部2の後部から斜め後方に立設される伸長部10
と、この伸長部10の先端に設けられる把持部11とか
らなる。
【0014】前記モーター5は、前記本体部2の前部に
載置されており、さらに前部側に載置されている電磁ス
イッチ12により回転始動もしくは停止される。このモ
ーター5の回転・停止は前記把持部11に設けられる回
転スイッチ13,停止スイッチ14を押すことにより行
われる。
【0015】また、前記本体部2には主要部分のみを表
す図3に示されるように支持板15が掛け渡されてお
り、この支持体15の下側には前記研磨体3側に二つの
車輪16,17、前記研磨体3とは反対側に自由車の一
種である一つのキャスター18が設けられている。前記
二つの車輪16,17と前記研磨体3とはそれら車輪1
6,17の間の後方にその研磨体3が配される位置関係
にある。また、これら車輪16,17は一本の軸にそれ
ぞれ固定されており同時に同方向にのみ回転するもので
あり、キャスター18は独立して動作するものである。
【0016】前述のような研磨機1を用いて例えばしま
鋼のような被研磨面40を研磨している状態が図4に示
されている。作業員は前記ハンドル4の把持部11を握
ってその把持部11に力を加えることにより、前記車輪
16,17,18を回転させて研磨機1を前進させると
ともに、前記研磨体3を被研磨面40に適当な力で押し
つけて研磨を行う。この研磨体3は前記モーター5によ
り反時計方向に回転され、この結果図示されているよう
に火花41が飛び散ってその被研磨面40の研磨が行わ
れる、なお、この火花41から作業員を保護するために
前記研磨体用フード6が設けられている。
【0017】また、本実施例の研磨機1の本体部2の下
面には球面軸受42を介して支持棒43が下方向に植設
されている。この支持棒43は前述のような研磨状態に
おいては被研磨面から浮いた状態にあるが、この研磨機
1を方向転換させる場合には、図5に示されているよう
に作業員(図示しない)が前記把持部11を持って前記
研磨体3および車輪16,17,18を浮き上がらせそ
の支持棒43のみで研磨機1を支持するようにして、こ
の支持棒43を中心に研磨機1を水平方向に回動させ
る。
【0018】本実施例の研磨機1においては、前記研磨
体3が本体部2の右側に取り付けられている、言い換え
れば偏った位置に取り付けられているのでバランスが悪
いように思われるが、前記車輪16,17が同時に回転
するように一本の軸に取り付けられているので被研磨面
に対するグリップ性に優れている。直進性を重視する場
合にはキャスター18の代わりに前記車輪16,17と
同軸で同時に回転する車輪を設けてもよい。また、この
キャスター18の代わりに前記車輪16,17の軸に対
して自由に回転する車輪を用いることもできる。いずれ
にしても、車輪16,17は同時に回転するように連結
されており、またこれら車輪16,17の間に前記研磨
体3が配されている(図3参照)ので、この研磨体3に
かかる反力をそれら車輪16,17がしっかりと受け止
めることができる。また、逆にそれら車輪16,17が
被研磨面をしっかりと上から押さえることにより、比較
的小さなしま鋼片を研磨する場合にも前記研磨体3との
摩擦力により小さなしま鋼片がその研磨体3の研磨方向
に飛ばされてしまうことが防止される。さらに、本発明
の研磨機1は三つの車輪16,17,18を有している
ために、段差のある被研磨面を研磨する場合に、いずれ
かの車輪が浮いても残りの車輪が有効に機能して研磨作
業を続行できるという利点がある。
【0019】本実施例において研磨体3はサンドペーパ
ーを環状に重畳させたものであるが、砥粒を中実に固め
た円盤状研磨体であってもよい。
【0020】また、前記ハンドル4は本体部2に対して
後方に斜めに立設されているが本体部2を操作できるも
のであれば例えば垂直に立設されていてもよいし、その
形状も操作し易い任意の形状であってよい。
【0021】また、本発明の研磨機1は、研磨体を選択
することにより、しま鋼のような金属に限らず、樹脂,
木材等も研磨することができ、有用な用途として道路の
白線を消すこともできる。
【0022】前述のように、本発明は、種々に変更可能
なことは明らかである。このような変更は本発明の精神
および範囲に反することなく、また当業者にとって明瞭
な全てのそのような変形、変更は請求の範囲に含まれる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施例の研磨機の斜視図である。
【図2】図2は、本実施例の研磨機の斜視図である。
【図3】図3は、本実施例の研磨機の主要部分のみを示
す模式図である。
【図4】図4は、本実施例の研磨機の研磨作業を示す側
面図である。
【図5】図5は、本実施例の研磨機の方向転換の方法を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 研磨機 2 本体部 3 研磨体 4 ハンドル 5 モーター 11 把持部 13 回転スイッチ 14 停止スイッチ 15 支持板 16,17 車輪 18 キャスター 40 しま鋼(被研磨面) 42 球面軸受 43 支持棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨体を回転させてその研磨体の外周面
    で被研磨面を研磨する研磨機であって、後側にハンドル
    が立設される本体部、この本体部の一側部に回転自在に
    設けられる円盤状の研磨体、この本体部上に載置されそ
    の研磨体を回転させるモーター、およびその本体部を支
    持するとともに、二つが前記研磨体の近傍に位置し一つ
    が前記本体部の他側部に位置するように設けられる三つ
    の車輪を有してなり、これら三つの車輪のうち少なくと
    も前記研磨体近傍の二つの車輪が同期して回転するよう
    に車軸が連結されていることを特徴とする研磨機。
  2. 【請求項2】 前記本体部の他側部に設けられる一つの
    車輪が自由車であることを特徴とする研磨機。
  3. 【請求項3】 前記車軸に対して前記研磨体と反対側の
    前記本体部下面には球面軸受を介して支持棒が植設され
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の研磨機。
JP11745095A 1995-05-16 1995-05-16 研磨機 Withdrawn JPH08309655A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999065637A1 (fr) * 1998-06-16 1999-12-23 Hitachi, Ltd. Procede de fabrication de corps d'armature et corps d'armature
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CN102962230A (zh) * 2012-11-06 2013-03-13 长江武汉航道工程局 手推式电动敲锈除锈机

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806