JP2007521981A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. テラゾ材、大理石、石材、コンクリート又はその他の材質の床からなる被加工面（２０）に対して仕上げを施すための仕上げ装置（１）であって、仕上げ装置は、少なくとも２つの仕上げユニット（３ａ，４ａ；３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ，３００）を備え、この仕上げユニットは、仕上げ装置のフレーム（１４，１００）によって支持されており、この仕上げユニットは被加工面を研削、研磨、及び／又は、マシニングすべく設けられ、各仕上げユニットは、モータ（４ａ，４ｂ，４ｃ，２００）と、このモータによって駆動されるべく回転可能に設けられた加工円板（４１）とを備えてなる仕上げ装置において、
   前記仕上げユニット（３ａ，４ａ；３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ，３００）が、被加工面（２０）に対して実質的に平行であるそれぞれの軸線を中心として、フレーム（１４，１００）に対して、個別的に傾動可能であり、
   第１の仕上げユニット（３ａ，４ａ）は、仕上げ装置の中心軸線（Ｓ）に対して実質的に垂直である軸線を中心として傾動可能になっていて、第２の仕上げユニット（３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ）は、仕上げ装置の中心軸線（Ｓ）に対して平行である軸線を中心として傾動可能であり、
   第１の仕上げユニット（３ａ，４ａ）は、仕上げ装置の中心軸線（Ｓ）に対して実質的に垂直である軸線を中心として傾動可能になっていて、第２及び第３の仕上げユニット（３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ）は、それぞれ第２の軸線と第３の軸線とを中心として傾動可能になっており、前記第２の軸線及び第３の軸線またはこれらの延長線が、互いに鋭角を形成していることを特徴とする仕上げ装置。
2. 仕上げユニット（３ａ，４ａ；３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ，３００）は、ホルダ（５，５ａ，５ｂ，５ｃ）を介してフレーム（１４，１００）に結合され、このホルダはフレーム（１４，１００）にヒンジ式に結合されていて、仕上げユニットはフレーム（１４，１００）に対してピボット可能になっている請求項１記載の仕上げ装置。
3. フレーム（１４，１００）に対するホルダの角度を調整すべく、手段（３１）が設けられている請求項２記載の仕上げ装置。
4. 仕上げユニット（３ａ，４ａ；３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ，３００）は、ホルダ（５，５ａ，５ｂ，５ｃ）を介してフレームに結合され、このホルダは仕上げユニットに旋回可能に結合されていて、仕上げユニットがフレーム（１４，１００）に対して傾動可能になっている請求項１〜３のいずれか１項に記載の仕上げ装置。
5. 仕上げユニット（３ａ，４ａ；３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ，３００）に対するホルダ（５，５ａ，５ｂ，５ｃ）の角度を調整すべく、手段（３２）が設けられていることを特徴とする請求項４に記載の仕上げ装置。
6. 仕上げ装置の主たる走行方向から見て、フレーム（１４，１００）における前方部分は、仕上げ装置の前輪（２００）の前方へ突出して、仕上げユニットが搭載される支持フレーム（１０１）を形成している請求項１〜５のいずれか１項に記載の仕上げ装置。
7. 支持フレーム（１０１）は、フレーム（１４，１００）における残余部分に対して、垂直にピボット可能になっている請求項６に記載の仕上げ装置。
8. 支持フレーム（１０１）は、フレーム（１４，１００）における残余部分に比べて、幅狭になっている請求項６に記載の仕上げ装置。
9. 仕上げ装置の長手方向に配置される中心軸線（Ｓ）に対して、最も遠ざけて配置される第１のマシニングユニット（３ａ，４ａ）の部分は、中心軸線（Ｓ）に隣合う部分である第２の仕上げユニット（３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ）の部分に比べて、中心軸線（Ｓ）から、より遠くに配置されている請求項１〜８のいずれか１項に記載の仕上げ装置。
10. 仕上げ装置は、３つの仕上げユニット（３ａ，４ａ；３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ）を備え、仕上げ装置が移動して、仕上げユニットが床面に仕上げ係合しているとき、
    第１の仕上げユニット（３ａ，４ａ）は中央の仕上げ掃引線を創り出し、
    第２及び第３の仕上げユニット（３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ）は、第１の仕上げ掃引線の両側に配置される仕上げ掃引線を創り出す請求項１〜９のいずれか１項に記載の仕上げ装置。
11. 第１の仕上げユニット（３ａ，４ａ）は、仕上げ装置の中心軸線（Ｓ）に対して実質的に垂直である軸線を中心として傾動可能になっていて、
    第２の仕上げユニット（３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ）は、仕上げ装置の中心軸線（Ｓ）に対して平行である軸線を中心として傾動可能であり、第３の仕上げユニットが、仕上げ装置の中心軸線（Ｓ）に対して平行である軸線を中心として傾動可能になっている請求項１〜１０のいずれか１項に記載の仕上げ装置。
12. 前記仕上げユニット（３ａ，４ａ；３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ，３００）のそれぞれは、この仕上げユニットの重量と実質的に等しい力によって、被加工面（２０）に対して当接すべく設けられている請求項１〜１１のいずれか１項に記載の仕上げ装置。
13. 前記仕上げユニット（３ａ，４ａ；３ｂ，４ｂ；３ｃ，４ｃ，３００）のそれぞれは、被加工面（２０）に係合しているとき、被加工面（２０）に対して実質的に垂直である方向へ向けて、フレーム（１４）に対して変位可能になっている請求項１〜１２のいずれか１項に記載の仕上げ装置。
14. 仕上げ装置は、内燃機関（４００）を備え、発電機（５００）及びこれに関連する周波数変換器（８００ａ，８００ｂ）を介して、前記仕上げユニット（３００）と少なくともひとつの推進ユニット（２００）とに電力を供給する請求項１〜１３のいずれか１項に記載の仕上げ装置。
15. 前記周波数変換器（８００ａ，８００ｂ）のそれぞれは、制御ユニット（７００）によって制御可能になっていて、この制御ユニットは、手動制御手段（７０１）、遠隔制御ユニット（７０２）、または、自力航行ユニット（７０３）から、制御データを収集することができる請求項１４に記載の仕上げ装置。
16. 前記推進ユニット（２００）は、それぞれ駆動車輪（２０１）を駆動すべく設けられた２つの電気モータを備え、前記電気モータは関連する周波数変換器（８００ａ）によってそれぞれ独立して制御可能になっている請求項１４又は１５に記載の仕上げ装置。
17. 少なくともひとつのピボット車輪（２０２）をさらに備え、このピボット車輪と前記駆動車輪（２０１）とが一緒になって、仕上げ装置のための支持面を形成している請求項１６に記載の仕上げ装置。
18. 仕上げ装置によって仕上げている被加工面に関連させて、仕上げられた被加工面（２０）をリアルタイムにて検査できる画像発生装置（７０４）を備えている請求項１〜１７のいずれか１項に記載の仕上げ装置。
19. オペレータの座席（１０）とアクチュータ（１１）とを有する運転席をさらに備えている請求項１〜１８のいずれか１項に記載の仕上げ装置。