JPS6113253Y2 - - Google Patents

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JPS6113253Y2
JPS6113253Y2 JP16461983U JP16461983U JPS6113253Y2 JP S6113253 Y2 JPS6113253 Y2 JP S6113253Y2 JP 16461983 U JP16461983 U JP 16461983U JP 16461983 U JP16461983 U JP 16461983U JP S6113253 Y2 JPS6113253 Y2 JP S6113253Y2
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JP
Japan
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grinder
head
long handle
handle
hand
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JP16461983U
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JPS6074937U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被加工物の表面やバリ取り、錆取り
等を行なうのに用いられるグラインダ、殊に作業
者が手に持つて操作する手持ちグラインダの改良
に関する。
手持ちグラインダに依る研摩作業は、その可搬
性故に、作業台上において下向きで行なわれる場
合ばかりでなく、上向きないし立向きによつても
行なわれる。しかし、従来の手持ちグラインダ
は、運搬可能とはいえ、動力部を内蔵することよ
り平均して3Kg前後の重量があるため、立向き姿
勢ないし上向き姿勢の研摩作業には可成りの疲労
を伴うものであつた。特に、高所における上向き
姿勢ないし立向き姿勢の研摩作業は、グラインダ
が重いので、疲労度が高く危険な作業となるし、
度々休憩を要するため作業効率が悪い。そこで、
グラインダの重量を軽減して疲労度を軽くし、延
いては長時間作業を可能として作業効率を上げる
ことが望まれる。また、研摩工具がグラインダ本
体に対して固定絡されている従来のグラインダで
は、高所作業等において被研摩面に研摩工具を常
に正対させるには重量のあるグラインダを支えた
まま手首を動さざるを得ず、非常に疲れ易い作業
となることから改善が望まれる。
本考案は、上述の要望に応えるもので、研摩工
具の角度を作業中でも変化させ得る軽重量の手持
ちグラインダを提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、本考案の手持ちグ
ラインダは、研摩工具を回転可能に支持するグラ
インダヘツドと回転駆動源とに分離してこれらを
フレキシブルシヤフトで連結する一方、長柄の先
端に手元操作によつて該柄と直行する軸を中心に
回転するヘツドホルダを設けると共にこのヘツド
ホルダに前記グラインダヘツドを支持させること
により、グラインダヘツドの長柄に対する取付角
度を調整可能にしている。
以下本考案の構成を図面に示す一実施例に基づ
いて詳細に説明する。
第1図に本考案に係る手持ちグラインダの概略
を正面図で示す。このグラインダは、研摩工具2
を具備するグラインダヘツド1と回転駆動源4と
に分離され、これらをフレキシブルシヤフト3で
連結して成る。
研摩工具2は、砥石車の他サンドペーパを貼着
した円盤あるいは研摩材を付着させたパフ等、被
加工物の材質や研摩程度等の条件に合致するもの
が採用される。この研摩工具2は、軸受5に回転
可能に支持され、該軸受5との間でグラインダヘ
ツド1を構成する。このグラインダヘツド1は、
図示の如く軸受5部分に長尺な支持杆(以下長柄
という)6を取付けて離れた位置から操作し得る
ように設けられている。この場合、研摩作業によ
つて生ずる塵埃から作業者を保護できる。
グラインダヘツド1の長柄6に対する取付け
は、ヘツドホルダ7を介して行なわれている。ヘ
ツドホルダ7は、長柄6の先端に固着されている
ブラケツト24に支持されて当該長柄6と直交す
る軸13に回転可能に取付けられて、長柄6の手
元部分に備えた角度調整用ハンドル8と連動回転
するように設けられている。即ち、長柄6内にシ
ヤフト9を回転可能に収容する一方、このシヤフ
ト9の先端にヘツドホルダ7のマイタギヤ10と
咬合するマイタギヤ10′を固定すると共に角度
調整用ハンドル8のウオームギヤ11と咬合する
ウオームホイール12を基端に固定して、角度調
整用ハンドル8の回転を同軸上のウオームギヤ1
1→ウオームホイール12→シヤフト9→マイタ
ギヤ10′→マイタギヤ10→ヘツドホルダ7へ
と伝達するように設けられている。この場合、ウ
オームギヤ11とウオームホイール12との組合
せにより、研摩時の反力を受けて研摩工具2が回
転軸13周りに回動すること即ち回転系の逆転に
よる研摩工具2の取付角度変化を起すおそれがな
い。本実施例の場合、ヘツドホルダ7は、グライ
ンダヘツド1の軸受5部分を装着するバンド部7
aとこれを支え長柄6の軸13周りに回転するス
リーブ部7bとから成る。また、このヘツドホル
ダ7を回転させる角度調整機構としては、本実施
例のものに限るものではなく、例えばヘツドホル
ダ7を直接パルスモータなどの角度制御が容易な
駆動手段を用い、これを手元のスイツチ操作によ
つてリモートコントロールすることも可能であ
る。しかし、この場合には、グラインダヘツド1
が研摩時の反力によつて動かないように固定する
ロツクアツプ機構を併用することが好ましい。
上述の角度調整機構を内蔵し、先端にヘツドホ
ダ7を介してグラインダヘツド1を取付けた長柄
6には、フレキシブルシヤフト3の重量がヘツド
ホルダ7ひいては長柄6の先端部に懸かるのを軽
減するため、フレキシブルシヤフトホルダ14が
備えられている。このフレキシブルシヤフトホル
ダ14は、長柄6の先端にフレキシブルシヤフト
3の重量が懸かることによる長柄6の急激な曲が
りを防止するものであつて、フレキシブルシヤフ
ト3の中間部を支持して長柄6上を摺動する。ま
た、長柄6の手元側寄りにはベルト取付金具15
が設けられている。このベルト取付金具15は、
肩かけベルト16の両端のフツク17をかけるも
のであつて、長柄6の任意の位置において固定し
得るように摺動可能に設けられている。尚、本実
施例における長柄6は、その基端に延長パイプ
6′を接続することにより、更に高所の研摩作業
に対処し得るように設けられている。この場合の
延長パイプ6′の接続はねじ込み式による。ま
た、長柄6及び延長パイプ6′としてはアルミパ
イプの採用が軽量で好ましい。
回転駆動源4は、台車18に載置されて研摩工
具2の動きに追従して床面上を移動可能に設けら
れている。回転駆動源4としては、電動モータあ
るいはエアモータ若しくはエンジン等のなかから
作業環境に応じたものを使用する。本実施例の場
合、回転駆動源4としてエアモータが採用されて
いる。尚、台車18にはフレキシブルシヤフト3
の中間を支持するフレキシブルシヤフト中間支持
クランプ19が設けられている。該クランプ19
は、長柄6のフレキシブルシヤフトホルダ14と
共にフレキシブルシヤフト3の中間部を支持して
作業者の荷重負担を軽減しようとするものであつ
て、蝶ねじ20の締付によつてフレキシブルシヤ
フト3を完全に固定する。また、このクランプ1
9を支える支柱21は上下方向に伸縮することに
よつてフレキシブルシヤフト3の固定位置を適宜
変更し得るように設けられている。
前記グラインダヘツド1の研摩工具2と回転駆
動源4とを連結して回転を伝達するフレキシブル
シヤフト3は、コイルスプリング・ワイヤを編み
込んだコード状のもの、帯状の鉄板を組合せてス
パイラル状に巻回したもの等、回転を伝達できる
捩り鋼性と可撓性を有するものであればいかなる
ものでもよい。また、このフレキシブルシヤフト
3の回転駆動源4に対する接続は、カプラカツプ
リング22の採用により、ワンタツチで容易に固
定し得るように設けられている。他方、フレキシ
ブルシヤフト3と研摩工具2との接続は、フレキ
シブルシヤフト3の先端にコレツトチヤツク23
を組込むことにより、ワンタツチで脱着できる。
以上のように構成された手持ちグラインダによ
れば、上向き、立向き、下向きの各姿勢による研
摩作業が次の通り容易に実施できる。
立向姿勢特に高所における研摩作業は、第3図
に示すように、回転駆動源4を搭載した台車18
を床面上に載置した状態で長柄6の先端に取付け
られたグラインダヘツド1のみを長柄6を操作し
て移動させることにより行なわれる。このとき、
作業者は回転駆動源4から切り離された軽量なグ
ラインダヘツド1のみを長柄6を介して持上げる
だけなので、動力部と研摩工具が一体となつた従
来の手持ちグラインダを使用する場合よりも疲労
及び危険が少ない。したがつて、長時間に亘つて
作業が可能なので作業能率が上がる。また、この
グラインダは軽量であるが故に長柄6を使用して
作業箇所から離れた所で操作できるので飛散する
砥粒や研摩屑等の塵埃を吸引することがなく好適
な作業環境をつくり出せる。尚、この立向き姿勢
の研摩作業にあつては、被研摩面である壁面Wと
長柄6との交差角θは刻々と変化することから、
手元の角度調整用ハンドル作8を操作することに
よつて研摩工具2を絶えず壁面Wに正対させる。
また、横方向への長柄6の振りには台車18が移
動してグラインダヘツドに追従させる。
また、上向き姿勢による研摩作業時に高い天井
面の研摩作業は、立向き作業と同様に、角度調整
用ハンドル8の手元操作によつて絶えず被研摩面
たる天井面W′に正体させて行なう。このとき、
長柄6が傾斜している状態で研摩作業を進めれ
ば、落下してくる塵埃から逃れることができる。
下向き姿勢による研摩作業は、図示していない
が、長柄6を使用してグラインダヘツド1を移動
させることによつて立つたままの状態で行ない得
るので、中腰による作業と異なり疲れ難い。勿
論、グラインダヘツド1の移動と共に台車18上
の回転駆動源4も追随するので便利である。
以上の説明より明らかなように、本考案の手持
ちグラインダは、研摩工具を回転可能に支持する
グラインダヘツド1と回転駆動源とに分離してこ
れらをフレキシブルシヤフトで連結する一方、長
柄の先端に手元操作によつて該柄と直交する軸を
中心に回転するヘツドホルダを設けると共にこの
ヘツドホルダに前記グラインダヘツドを支持さ
せ、前記グラインダヘツドの前記長柄に対する取
付角度を調整可能にしたので、研摩作業時に被研
摩面と長柄との交差角θが変化しても、作業姿勢
を変えることなく研摩工具を常に被研摩面に正対
させることができる。また、グラインダを研摩工
具を備えるグラインダヘツドと回転駆動源とに分
離し、グラインダヘツド部分のみを長柄の先端に
取付けて作業面に沿つて移動させるようにしたの
で、作業者が直接担う重量が飛躍的に軽減され、
疲労を少くして長時間の連続的作業を可能とす
る。依つて、本考案の手持ちグラインダは作業効
率を格別に向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る手持ちグラインダの一実
施例を示す斜視図、第2図はグラインダヘツドの
角度の角度整用機構を示す原理図、第3図は、本
考案の手持ちグラインダを使用した場合の研摩作
業を示す説明図である。 1……グラインダヘツド、2……研摩工具、3
……フレキシブルシヤフト、4……回転駆動源、
6……長柄、7……ヘツドホルダ、8……角度調
整用ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 研摩工具を回転可能に支持するグラインダヘツ
    ドと回転駆動源とに分離してこれらをフレキシブ
    ルシヤフトで連結する一方、長柄の先端に手元操
    作によつて該柄と直交する軸を中心に回転するヘ
    ツドホルダを設けると共にこのヘツドホルダに前
    記グラインダヘツドを支持させ、前記グラインダ
    ヘツドの前記長柄に対する取付角度を調整可能に
    したことを特徴とする手持ちグラインダ。
JP16461983U 1983-10-26 1983-10-26 手持ちグラインダ Granted JPS6074937U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16461983U JPS6074937U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 手持ちグラインダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16461983U JPS6074937U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 手持ちグラインダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6074937U JPS6074937U (ja) 1985-05-25
JPS6113253Y2 true JPS6113253Y2 (ja) 1986-04-24

Family

ID=30360864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16461983U Granted JPS6074937U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 手持ちグラインダ

Country Status (1)

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JP (1) JPS6074937U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8708254B2 (en) * 2009-05-07 2014-04-29 Hyde Tools, Inc. Sprayer with remotely pivotable and selectively lockable nozzle
JP2014161957A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Hitachi Koki Co Ltd 研磨機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6074937U (ja) 1985-05-25

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