JP3215829U - ディスクグラインダーの研磨補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者にかかるディスクグラインダーの荷重を軽減することで、作業者の作業負担を軽減すると共に、容易に全方向に移動させることができる研磨補助具を提供する。【解決手段】本体ケース2から突出したスピンドルに装着されて、被研磨材を研磨する円盤状の研磨具(研磨ブラシ5、研磨砥石など)を具備するディスクグラインダー1の研磨補助具10であって、該研磨補助具は、前記研磨具の外周の一部を覆う安全カバーを抱持して、前記研磨具の研磨面と同一の平面または離間するように取り付けられている。また、前記研磨補助具は、前記被研磨材の研磨面と対向する摺動部12と該摺動部から立設された立壁が円弧状に形成され、該立壁の円周上に複数の長孔13が上下方向に穿設され、上下移動可能にビスで取り付けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、携帯型のディスクグラインダーに装着される研磨具を覆う安全カバーに装着された研磨補助具に関するものである。
金属等の被削材の表面を平らに研削及び研磨(以下、研磨という)する平面研磨作業においては、ディスク形の先端工具を備えた携帯型のディスクグラインダーが多く用いられている。該ディスクグラインダーのケースの先端側には、ケースの軸方向に直交して円筒状のボス部が設けられており、該ボス部からディスクグラインダーの出力軸となるスピンドルが突出し、該スピンドルの先端に研磨具(例えば、研磨砥石)が取付られている。前記スピンドルはギヤ機構を介して駆動源に接続されており、該駆動源が作動すると、スピンドルとともに研磨具が駆動源により回転駆動されるようになっている。
前記ディスクグラインダーを用いた平面研磨作業は、研磨具の表面全体を被削材の表面に押し当て、これを前後左右に動かすことにより行われる。しかし、前記ディスクグラインダーの本体部分を握り、研磨具の表面全体を被削材に均一に押し付けることは困難であり、前記研磨具の表面と被削材の表面とは、若干の角度α(例えば、5〜30度)が生じていた(図4参照)。そこで、研磨作業者に対するディスクグラインダーの荷重を低減して、前記研磨作業者の作業負担を少なくし、容易に全方向に移動させることができるとともに、余分な腕力や握力を必要としない補助具が望まれていた。
前記課題を解決するために、本体ケースから突出した駆動軸に固定された円盤状の研磨砥石を具備するディスクグラインダーの補助具であって、円盤状の前記研磨砥石の外周外側で加工物表面を滑動自在な滑動体と、前記研磨砥石の研磨面の一部分を加工物の表面より離間させるように前記滑動体を前記研磨面より突出させるように支持する支持具とを有するディスクグラインダーの補助具が開示されている(特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載の補助具は、滑動自在な滑動体が、ボールベアリングと、このボールベアリングを回動自在に収納する箱体と、この箱体からボールベアリングが突出する度合いを調節する調整ネジから構成されており、補助具の構造が複雑となるだけでなく、ディスクグラインダーの自重が増加して、作業者にとって操作性が悪くなるという問題があった。
本考案は前記課題を解決するために成されたものであり、請求項1に記載の研磨補助具は、本体ケースから突出したスピンドルに装着されて、被研磨材を研磨する円盤状の研磨具、例えば、研磨ブラシ、研磨砥石等を具備するディスクグラインダーの研磨補助具であって、該研磨補助具は、前記研磨具の外周の一部を覆う安全カバーを抱持して、前記研磨具の研磨面と同一の平面または離間するように取り付けられていることを特徴とする。
本考案の請求項2は、前記研磨補助具は、前記被研磨材の研磨面と対向する摺動部と該摺動部から立設された立壁が円弧状に形成され、該立壁の円周上に複数の長孔が上下方向または斜方向に穿設され、上下移動可能にビスで取り付けられていることを特徴とする。
本考案の研磨補助具は、研磨具の外周の一部を覆う安全カバーを抱持して、前記研磨具の研磨面と同一の平面または離間するように取付られているので、前記研磨具の表面全体を被研磨面に当接して研磨が可能となる。これにより、ディスクグラインダーの荷重は研磨ブラシの研磨面と保持具の滑動部によって支えられ、作業者の作業負担が少なくなり、作業負担が軽減するという効果がある。また、容易に全方向に移動させることができ、加えて、余分な腕力や握力を必要としないという効果がある。
本考案の研磨補助具は、被研磨面と向い合う摺動部と該摺動部から立設された立壁が夫々円弧状に形成されており、該立壁の円周上に設けられた複数の上下方向または斜方向の長孔に、上下移動可能にビスで取付られている。したがって、常時、前記研磨具の表面と前記被研磨面を略平面に当接して研磨が可能となる。これにより、研削作業者は、ディスクグラインダーの荷重がかからず、作業負担が少なくなり、容易に全方向に移動させることができ、加えて、余分な腕力や握力を必要としないという効果がある、
以下、本考案の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本考案の実施形態の一例を示す研磨補助具の正面図、図2は、その側面図、図3は、その底面図である。
ディスクグラインダーは略円筒形に形成された本体ケースを備えており、この本体ケースの内部に電動モータ(図示しない)が収容されている。該電動モータは本体ケース2の後端部から引き出された電源コード(図示しない)を介して商用電源に接続されており、この商用電源から供給される電力により作動する。
本体ケース2の先端部分にはギヤケース3が取付られている。該ギヤケース3は本体ケース2の軸方向に直交する円筒状のボス部を備えており、このボス部に回転自在に支持されてギヤケース2にはスピンドル4が設けられている。このスピンドル4はボス部と同軸に配置されており、その先端部分はボス部からギヤケース3の外部に向けて突出している。ギヤケース3の内部には一対のベベルギヤ(図示しない)が収容されており、これらのベベルギヤにより電動モータの回転が90度方向を変えてスピンドル4に伝達されるようになっている。
本体ケース2に設けられた電源スイッチ(図示しない)がオンされると、電動モータに電力が供給され、スピンドル4とともに研磨ブラシ5が電動モータに駆動されて回転する。回転した研磨ブラシ5の先端全体を被研磨材Aの表面に均一に押し当てて前後左右に動かすことにより、前記被研磨材Aの研磨面Bを平らにする平面研磨作業を行うことができる。
なお、本実施形態では、研磨ブラシ5を用いるようにしているが、前記研磨ブラシ5に限定されず、被研磨材Aの研磨面Bに押し当てることにより被研磨材Aの研磨面Bを研磨することができる研磨具、例えば、研磨砥石等を用いることができる。
補助具10は安全カバー6の立壁7と同一の円弧を有する立壁部11と、該立壁部11の下端から水平方向の放射状に延設された摺動部12を含んで構成されている。また、前記立壁11には円周上に略等間隔で3箇所の長孔13が穿設されている。
補助具10と安全カバー6の取付け手順は以下のとおりである。
1)ディスクグラインダー1のスピンドル4に研磨ブラシ5を取付る。
2)前記ディスクグラインダー1に取付られている安全カバー6の立壁7に、補助具10の立壁部11を抱持させて、該補助具10の3箇所の長孔13に当接する安全カバー6の立壁7位置を特定し、該位置にボルト孔8を穿設する。
3)再度、前記安全カバー6の立壁7に補助具10の立壁部11を抱持して長孔13とボルト孔8を一致させた状態で保持し、別途用意した蝶ボルト、ナット及びワッシャ14を用いて仮固定する。
4)ディスクグラインダー1の本体ケース2を水平にして、前記研磨ブラシ5の先端部を被研磨材Aの研磨面Bに当接させた状態で、前記補助具10の摺動部12を前記被研磨材Aの研磨面Bに当接又は少し離間させた状態で保持し、前記蝶ボルト、ナット及びワッシャ14で固定する。
5)この状態でディスクグラインダー1をオンにすれば、被研磨材Aの研磨面Bとディスクグラインダー1の本体軸心を略平行に保持しながら研磨作業をすることができる。
1)ディスクグラインダー1のスピンドル4に研磨ブラシ5を取付る。
2)前記ディスクグラインダー1に取付られている安全カバー6の立壁7に、補助具10の立壁部11を抱持させて、該補助具10の3箇所の長孔13に当接する安全カバー6の立壁7位置を特定し、該位置にボルト孔8を穿設する。
3)再度、前記安全カバー6の立壁7に補助具10の立壁部11を抱持して長孔13とボルト孔8を一致させた状態で保持し、別途用意した蝶ボルト、ナット及びワッシャ14を用いて仮固定する。
4)ディスクグラインダー1の本体ケース2を水平にして、前記研磨ブラシ5の先端部を被研磨材Aの研磨面Bに当接させた状態で、前記補助具10の摺動部12を前記被研磨材Aの研磨面Bに当接又は少し離間させた状態で保持し、前記蝶ボルト、ナット及びワッシャ14で固定する。
5)この状態でディスクグラインダー1をオンにすれば、被研磨材Aの研磨面Bとディスクグラインダー1の本体軸心を略平行に保持しながら研磨作業をすることができる。
以上の準備が整ってから、研磨作業者は、本体ケース12(必要に応じて支えハンドル)を両手で持って被研磨材Aの研磨面Bにディスクグラインダー1の研磨ブラシ5と補助具10を載せてスイッチを入れると、研磨作業を開始することができる。
ディスクグラインダー1の重量は、研磨ブラシ5の先端と補助具10の摺動部12によって安定して支えられるため、研磨作業者にかかる負担は少なくなる。また、被研磨材Aの研磨面上を移動させる時にも、作業者は両手で持っている本体ケース2(及び支えハンドル)を持ち上げることなく、どの方向の移動方向へも軽く力を加えるだけで、力を加えた方向へ移動させることができる。
ディスクグラインダー1の重量は、研磨ブラシ5の先端と補助具10の摺動部12によって安定して支えられるため、研磨作業者にかかる負担は少なくなる。また、被研磨材Aの研磨面上を移動させる時にも、作業者は両手で持っている本体ケース2(及び支えハンドル)を持ち上げることなく、どの方向の移動方向へも軽く力を加えるだけで、力を加えた方向へ移動させることができる。
本考案の補助具は、ディスクグラインダーを用いた研磨作業や研削作業に広く用いることができる。
1 ディスクグラインダー
2 本体ケース
3 ギャーケース
4 スピンドル
5 研磨ブラシ
6 安全カバー
7 立壁
8 ボルト孔
9 研磨砥石
10 補助具
11 立壁部
12 摺動部
13 長孔
14 蝶ボルト、ナット、ワュシャ
A 被研磨材
B 研磨面
α 角度
2 本体ケース
3 ギャーケース
4 スピンドル
5 研磨ブラシ
6 安全カバー
7 立壁
8 ボルト孔
9 研磨砥石
10 補助具
11 立壁部
12 摺動部
13 長孔
14 蝶ボルト、ナット、ワュシャ
A 被研磨材
B 研磨面
α 角度
Claims (2)
- 本体ケースから突出したスピンドルに装着されて、被研磨材を研磨する円盤状の研磨具を具備するディスクグラインダーの研磨補助具であって、
該研磨補助具は、前記研磨具の外周の一部を覆う安全カバーを抱持して、前記研磨具の研磨面と同一面または離間するように取り付けられていることを特徴とする研磨補助具。 - 前記研磨補助具は、前記被研磨材の研磨面と対向する摺動部と該摺動部から立設された立壁が円弧状に形成され、該立壁の円周上に複数の長孔が上下方向に穿設され、上下移動可能にビスで取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の研磨補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000476U JP3215829U (ja) | 2018-01-22 | 2018-01-22 | ディスクグラインダーの研磨補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000476U JP3215829U (ja) | 2018-01-22 | 2018-01-22 | ディスクグラインダーの研磨補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3215829U true JP3215829U (ja) | 2018-04-19 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018000476U Expired - Fee Related JP3215829U (ja) | 2018-01-22 | 2018-01-22 | ディスクグラインダーの研磨補助具 |
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2018
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