JPH10337640A - 包丁研磨装置 - Google Patents

包丁研磨装置

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JPH10337640A
JPH10337640A JP14770797A JP14770797A JPH10337640A JP H10337640 A JPH10337640 A JP H10337640A JP 14770797 A JP14770797 A JP 14770797A JP 14770797 A JP14770797 A JP 14770797A JP H10337640 A JPH10337640 A JP H10337640A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包丁の刃形状に沿って精度よく研磨加工する
ことができる包丁研磨装置を提供すること。 【解決手段】 被加工物である包丁20を両側から弾発
挟持して刃を上面側に垂直に立てた状態で保持するため
の左右一対の包丁保持部材2、2を備えた載置台1と、
前記包丁20の刃面を両側から弾発挟持しつつ回転して
刃面を研磨加工する左右一対の研磨用砥石3、3を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包丁の刃形状に沿
って精度よく研磨加工することができる包丁研磨装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、包丁研磨装置としては、例え
ば左右一対の研磨砥石間に包丁を挿入して手動で研磨加
工するような簡単な構造のものや、モータにより回動す
る研磨砥石と包丁を固定保持・搬送する機構を有し自動
的に研磨加工するような大がかりな構造のもの等種々の
ものが提案されている。ところが、前者の場合には研磨
力が弱く十分な研磨加工をすることができないうえに包
丁の刃形状に沿って精度よく研磨加工することが困難で
あるという問題点があり、一方、後者の場合には十分な
研磨力が得られるものの装置自体が大がかりで操作性に
劣るとともに高価になるという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、優れた研磨力を有しており短
時間で十分な研磨加工をすることができるとともに刃形
状に沿って精度よく研磨加工することができ、また装置
自体も小型で操作性に優れかつ安価に生産することがで
きる包丁研磨装置を提供することを目的として完成され
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の包丁研磨装置は、被加工物である
包丁を両側から弾発挟持して刃を上面側に垂直に立てた
状態で保持するための左右一対の包丁保持部材を備えた
載置台と、前記包丁の刃面を両側から弾発挟持しつつ回
転して刃面を研磨加工する左右一対の研磨用砥石を設け
たことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図1は全体斜視図を示す
ものであって、図中20は被加工物である包丁、1は該
包丁20の載置台であり、この載置台1には包丁20を
両側から弾発挟持して刃を上面側に垂直に立てた状態で
保持するための左右一対の包丁保持部材2、2が備えら
れ、また前記包丁20の刃面に対応する部分には刃面を
両側から弾発挟持しつつ回転して刃面を研磨加工する左
右一対の研磨用砥石3、3が設けられている。なお、図
示のものにおいては、前記包丁保持部材2を左右にそれ
ぞれ2個ずつ配置し、また研磨用砥石3は左右に1個ず
つ配置したものとしたが、これらの設置個数については
任意に選択できるものである。また、図中4は研磨加工
時に研磨処理促進用の水を滴下するためのバルブ4a付
きのタンク、5は安全カバーである。
【0006】そして、前記の研磨砥石3は、包丁20の
刃面角度に応じて研磨砥石3の傾斜角度を調整可能とさ
れており、研磨砥石3が包丁20の刃面に密着して高精
度な研磨加工を行うよう構成されている。具体的には、
図2に示されるように、研磨砥石3はモータ台6aに置
かれたモータ7に連結部材8を介して連結され、前記モ
ータ台6aがシャフト9に固定した固定板6bに対しネ
ジ6cの締付けによりガイド6dに案内されてヒンジ部
6eを中心に回動して任意の傾斜角度を設定できるよう
構成されている。また、前記連結部材8にはバネ8aが
内蔵されて研磨砥石3を常に包丁20の刃面側に押圧す
る状態とされているとともに、アタッチメント8bを介
して任意の砥石と交換できるよう構成されている。な
お、該アタッチメント8bとしては、例えば図6に示さ
れるように、外周面に折り返し部付きの案内溝8cを形
成しておき、砥石3の軸に突設したピン8dと係合させ
ることによりワンタッチで砥石3の着脱ができる構造を
採用することができ、更には前記案内溝8cを連結部材
8の外周面に直接設けた構造とすることも可能である。
【0007】また、前記のシャフト9は、例えばネジ切
り棒のように回転により昇降動自在なもので、研磨砥石
3を包丁20の刃面高さに応じて任意に調整可能とされ
ており、更に該シャフト9を支持する支持板10が、図
1に示されるように、ベース台11上を案内溝12aに
従い左右方向へ移動することにより、包丁20の厚みに
応じて左右一対の研磨用砥石3、3間の隙間を調整可能
とされている。なお、この研磨砥石3は、図3に示され
るように、刃面の長手方向に対し回転中心をずらせて配
置され精度の高い研磨処理が行えるよう構成されてい
る。また、研磨砥石3を回動するモータ7には回転速度
調整用のコンバータ13が接続され最適な研磨速度が得
られるよう構成されている。
【0008】一方、前記の包丁保持部材2は、図4〜5
に示されるように、載置台1にセットした筒状ブラケッ
ト14aに取り付けられたものであり、該筒状ブラケッ
ト14aをバネ14bを内蔵した筒状ブラケット14c
に交換自在に挿着することにより適度な弾発保持力を奏
し、かつ包丁20の厚みに応じて最適な弾発力を有する
他の押圧部材と容易に交換できるよう構成されている。
また、前記載置台1は、ベース台11上を案内溝12b
に従い前後方向へ移動可能な受け台15上に支柱16を
介して取り付けられており、該支柱16の基部がピン1
6aで枢着されることによって包丁の長手方向に対し回
動自在とされている(図1参照)。なお、図3に示され
るように、前記載置台1にはストッパー17が取り付け
られており、前方向への回転が制限されて研磨加工中に
おける包丁20の前方側への倒れ込みを防止するよう構
成されている。また、図示のものでは、包丁保持部材2
とともに筒状ブラケット14aの端面部の双方で包丁2
0を保持しており、包丁20の保持をより確実なものと
している。
【0009】以上のように構成されたものでは、被加工
物である包丁20の形状に対応して包丁保持部材2、2
および研磨用砥石3、3を最適位置にセットし、次い
で、モータ7を作動して包丁20を刃が上面側に垂直に
立った状態で刃先より挿入し、包丁20を前後動させる
のみできわめて簡単かつ短時間に研磨処理ができるもの
であり、この時、包丁20は包丁保持部材2、2により
両側から弾発挟持されて安定した状態にあり、また刃面
も研磨用砥石3、3により両側から弾発挟持されて密着
した状態にあるので高精度な研磨加工が施されることと
なる。そして、包丁保持部材2、2や研磨用砥石3、3
を包丁20の形状に合わせて最適なものに交換すること
により、いかなる形状の包丁に対しても高精度な研磨加
工が可能となる。更には、載置台1がベース台11上を
前後動する受け台15に包丁20の長手方向に対し回動
自在に枢着されているので、図示のような刃先部分が曲
線となっている場合であっても、包丁20を後方側へ引
き抜きつつ載置台1を下側へ回転させることにより曲線
状の刃先に沿って完全な研磨加工が可能となる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は優れた研磨力を有しており短時間で十分な研磨加工
をすることができるとともに刃形状に沿って精度よく研
磨加工することができ、また装置自体も小型で操作性に
優れかつ安価に生産することができるものである。よっ
て本発明は従来の問題点を一掃した包丁研磨装置とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】研磨砥石の駆動機構を示す要部の一部切欠断面
図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す要部の側面図であ
る。
【図4】包丁保持部材を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す要部の正面図であ
る。
【図6】砥石の着脱機構の1例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 載置台 2 包丁保持部材 3 研磨用砥石 7 モータ 11 ベース台 13 コンバータ 15 受け台 20 包丁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物である包丁(20)を両側から弾発
    挟持して刃を上面側に垂直に立てた状態で保持するため
    の左右一対の包丁保持部材(2) 、(2) を備えた載置台
    (1) と、前記包丁(20)の刃面を両側から弾発挟持しつつ
    回転して刃面を研磨加工する左右一対の研磨用砥石(3)
    、(3) を設けたことを特徴とする包丁研磨装置。
  2. 【請求項2】 研磨砥石(3) が、包丁(20)の刃面角度に
    応じて研磨砥石(3)の傾斜角度を調整可能とされている
    請求項1に記載の包丁研磨装置。
  3. 【請求項3】 研磨砥石(3) が、包丁(20)の刃面高さ及
    び厚みに応じて高さ及び左右一対の研磨用砥石(3) 、
    (3) 間の隙間を調整可能とされている請求項1または2
    に記載の包丁研磨装置。
  4. 【請求項4】 研磨砥石(3) が、包丁(20)の刃面に応じ
    て他の研磨砥石と交換できるよう構成されている請求項
    1または2または3に記載の包丁研磨装置。
  5. 【請求項5】 研磨砥石(3) が、刃面の長手方向に対し
    回転中心をずらせて配置されている請求項1または2ま
    たは3または4に記載の包丁研磨装置。
  6. 【請求項6】 研磨砥石(3) を回動するモータ(7) には
    回転速度調整用のコンバータ(13)が接続されている請求
    項1または2または3または4または5に記載の包丁研
    磨装置。
  7. 【請求項7】 包丁保持部材(2) が、包丁(20)の厚みに
    応じて最適な弾発力を有する他の押圧部材と交換できる
    よう構成されている請求項1または2または3または4
    または5または6に記載の包丁研磨装置。
  8. 【請求項8】 包丁保持部材(2) を備えた載置台(1)
    は、ベース台(11)上を前後動する受け台(15)に包丁の長
    手方向に対し回動自在に枢着されている請求項1または
    2または3または4または5または6または7に記載の
    包丁研磨装置。
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