JPH0454961Y2 - - Google Patents

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JPH0454961Y2
JPH0454961Y2 JP1986141812U JP14181286U JPH0454961Y2 JP H0454961 Y2 JPH0454961 Y2 JP H0454961Y2 JP 1986141812 U JP1986141812 U JP 1986141812U JP 14181286 U JP14181286 U JP 14181286U JP H0454961 Y2 JPH0454961 Y2 JP H0454961Y2
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JP
Japan
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hopper door
tailgate
input port
garbage
arm
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JP1986141812U
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JPS6348704U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は塵芥収集車のホツパードア装置に係
り、特に充分な塵芥投入口の開口面積を確保した
うえでホツパードアの上下動のストロークを短く
するようにしたホツパードア装置に関する。
(従来の技術) 一般に、塵芥収容箱の後部開口端に塵芥積込装
置の内蔵されたテールゲートを連設して成る塵芥
収集車は知られている。この種のものでは、前記
テールゲートの背部に塵芥を投入するための投入
口が開口されており、この投入口はホツパードア
で閉塞されるようになつている。ホツパードアは
上下方向にスライドするよう構成されており、上
げたとき投入口は開口し、下げたとき投入口は閉
塞されるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、この種のホツパードアにあつては、
上述したように、下げたとき投入口を全閉するよ
うになつているから、反対に投入口を全開にする
ためにはそれに相当する高さまで上げなくてはな
らず加えて作業中のその開閉回数は多く、さらに
ホツパードアの重量は重く、その作業は容易な作
業ではなかつた。
また、投入口の開口面積は、塵芥の投入作業を
容易にするため、より広くすることが望ましい。
しかしながら、広くするとホツパードアの上下動
のストロークが長くなり、さらにホツパードアも
大きくなるため、全開時にホツパードアの上端が
車高よりも高くなり、また、その重量が増すこと
にもなり、上述した作業の容易化を考慮すると前
記開口面積をそれ程広くすることはできなかつ
た。
一方、寒冷地にあつては降雪時等に投入口下縁
上に雪が積もるとホツパードアを下げるときその
雪がじやまになり、投入口を全閉することができ
なくなるおそれがあつた。
これらの問題点を解決するため、従来、実開昭
56−47803号公報、実開昭59−127003号公報等に
開示された手段が提案されている。しかしなが
ら、これらの手段では塵芥の付着あるいは取扱い
上で生じる各部の変形等により耐久性の問題があ
り、また、構造が複雑になるという問題があつ
た。
そこで、本考案の目的は、上述した従来の技術
が有する問題点を解消し、充分な投入口の開口面
積を確保したうえでホツパードアの上下動のスト
ロークを短くし、開閉操作の容易な耐久性に優れ
たホツパードア装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、塵芥収
容箱の後部開口端に連接されたテールゲートの背
面に、塵芥の投入口および上下動されて前記投入
口を閉塞自在なホツパードアを設けてなる塵芥収
集車において、前記ホツパードアを下げたときそ
の下縁と投入口下縁との間に空間ができるように
前記ホツパードアを短く形成するとともに、前記
ホツパードアの下縁部に前記空間を閉塞する煽板
を回転自在に垂設し、前記煽板の上縁端部にテー
ルゲートの内方に向かつて張出すアームを、前記
テールゲートの側板に前記ホツパードアを最下位
置まで下げたときに前記アームが当接するブロツ
クと、前記ホツパードアを上げるに従つて前記ア
ームに当接しつつ前記煽板を後方へ揺動させる上
部ブロツクとを夫々固着したことを特徴とするも
のである。
(作用) 上記構成に基づいて、本考案の作用を説明する
と、ホツパードアを短く形成したのでその重量が
軽くなり、かつ、その上下動のストロークが短く
なり、ホツパードアの開閉操作が容易となる。ま
た、ホツパードアを下げたときその下縁と投入口
下縁との間にできる空間は煽板が閉塞するから、
投入口は全閉され、しかもこの時、アームとブロ
ツクとを介して煽板の後方へ揺動が防止される。
そして、ホツパードアを上げると、アームと上部
ブロツクを介して煽板は自動的に後方に揺動して
投入口の開口面積が拡げられる。
(実施例) 以下、本考案による塵芥収集車のホツパードア
装置の一実施例を添附図面に基づき説明する。
第1図は塵芥収集車の後部を示す斜視図であ
り、塵芥収容箱1の後部開口端には門型の後方枠
2が固着されている。後方枠2の上端には一対の
ブラケツト3,3が固着され、このブラケツト
3,3には枢軸5を介してテールゲート6が枢着
されている。このテールゲート6は両側を一対の
側板7,7で、底をサンプ8で、背側上方領域を
背板9で囲われた箱状のものであり、その内側に
は図示を省略した塵芥積込装置が装架されてい
る。テールゲート6の背側下方領域には塵芥を投
入するための投入口10が開口され、この投入口
10はホツパードア12で閉塞されるようになつ
ている。
ホツパードア12は略矩形状に形成された板体
であり、その上縁には回動軸13が固着され、こ
の回動軸13には回動アーム15の一端が外嵌さ
れ、回動アーム15の他端はテールゲート6の側
板7にピン結合されている。一方、ホツパードア
12には把手16が設けられ、把手16をつかん
でホツパードア12を下方へ下げると前記ホツパ
ードア12はその下縁両端を側板7の後端縁部に
案内されながら、前記回動アーム15を介して降
下し投入口10を閉塞する。
しかして、本考案によれば、ホツパードア12
を下げたとき、その下端縁と投入口10を画成す
る下枠17との間に空間が形成されるように前記
ホツパードア12が短く形成され、このホツパー
ドア12の下縁に前記空間を閉塞可能な煽板18
が設けられている。この煽板18は第2図に示さ
れるように、ホツパードア12の下端に固着され
たホルダ19に枢支軸20を介して枢着され、煽
板18の上縁端部からはアーム21が張出し、こ
のアーム21の先端にはローラ22がピン結合さ
れている。このローラ22は、ホツパードア18
が最下位置に下げられた場合に側板7に固着され
たブロツク23と当接し、この状態ではホツパー
ドア18の図中反時計方向への回動が制限され、
塵芥の外部への飛散が防止される。
このように構成されたホツパードア装置にあつ
ては、ホツパードア12が短く形成されているの
で、重量を軽いものにすることができるととも
に、上下動のストロークを短くすることができ、
その開閉操作が極めて容易となる。また、ホツパ
ードア12を最下位置に下げた場合には上述した
ように煽板18が隙間なく投入口10を閉塞する
し、ホツパードア12を最上位置に上げた場合に
も、煽板18が揺動可能な構成なので塵芥の投入
作業には不都合を生じない。したがつて、実質的
な投入口10の開口面積は広くすることができ
る。なお、ホツパードア12の最上位置では、煽
板18の上縁が投入口10の上縁に一致するよう
決められている。また、寒冷地等で投入口10の
下枠17上に雪が積もつた場合、上記構成によれ
ば、煽板18を可とう性部材で形成することによ
つて不都合を解消することができる。
一方、第3図に示すように、ホツパードア12
の最上位置で上記ローラ22に当接し、煽板18
を後方へ揺動させるように上部ブロツク25が設
けられている。この場合、上部ブロツク25は側
板7に固着される。このように構成すれば、ホツ
パードア12を上げることによつて自動的に煽板
18が後方へ揺動されて投入口10の開口面積が
広げられるので、塵芥の投入作業はより容易とな
ることが明らかである。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、ホツパードアを上下方向に短く形成すること
により、その重量を軽く、かつ、上下動のストロ
ークを短くすることができ、充分な投入口面積を
確保したうえで開閉操作の容易なホツパードア装
置にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による塵芥収集車のホツパード
ア装置の一実施例を示す斜視図、第2図は本考案
の要部を示す断面図、第3図は他の要部を示す断
面図である。 1……塵芥収容箱、6……テールゲート、10
……投入口、12……ホツパードア、18……煽
板、23……ブロツク、25……上部ブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塵芥収容箱の後部開口端に連接されたテールゲ
    ートの背面に、塵芥の投入口および上下動されて
    前記投入口を閉塞自在なホツパードアを設けてな
    る塵芥収集車において、前記ホツパードアを下げ
    たときその下縁と投入口下縁との間に空間ができ
    るように前記ホツパードアを短く形成するととも
    に、前記ホツパードアの下縁部に前記空間を閉塞
    する煽板を回転自在に垂設し、前記煽板の上縁端
    部にテールゲートの内方に向かつて張出すアーム
    を、前記テールゲートの側板に前記ホツパードア
    を最下位置まで下げたときに前記アームが当接す
    るブロツクと、前記ホツパードアを上げるに従つ
    て前記アームに当接しつつ前記煽板を後方へ揺動
    させる上部ブロツクとを夫々固着したことを特徴
    とする塵芥収集車のホツパードア装置。
JP1986141812U 1986-09-18 1986-09-18 Expired JPH0454961Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986141812U JPH0454961Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

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JP1986141812U JPH0454961Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6348704U JPS6348704U (ja) 1988-04-02
JPH0454961Y2 true JPH0454961Y2 (ja) 1992-12-24

Family

ID=31049946

Family Applications (1)

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JP1986141812U Expired JPH0454961Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

Country Status (1)

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JP (1) JPH0454961Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513282U (ja) * 1978-07-12 1980-01-28
JPS6127281A (ja) * 1984-07-18 1986-02-06 Fuji Photo Film Co Ltd 記録材料

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513282U (ja) * 1978-07-12 1980-01-28
JPS6127281A (ja) * 1984-07-18 1986-02-06 Fuji Photo Film Co Ltd 記録材料

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Publication number Publication date
JPS6348704U (ja) 1988-04-02

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