JPH10130162A - ヒアルロン酸分解阻害剤、ヒアルロン酸異常分解疾患治療剤および化粧料 - Google Patents

ヒアルロン酸分解阻害剤、ヒアルロン酸異常分解疾患治療剤および化粧料

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JPH10130162A
JPH10130162A JP8307381A JP30738196A JPH10130162A JP H10130162 A JPH10130162 A JP H10130162A JP 8307381 A JP8307381 A JP 8307381A JP 30738196 A JP30738196 A JP 30738196A JP H10130162 A JPH10130162 A JP H10130162A
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JP8307381A
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Michiko Kamio
美智子 神尾
Tetsuya Sayo
哲也 佐用
Shingo Sakai
進吾 酒井
Shintaro Inoue
紳太郎 井上
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的とするところは、ヒト結合組織由
来の細胞に直接作用し、ヒアルロン酸分解を阻害するヒ
アルロン酸分解阻害剤、該ヒアルロン酸分解阻害剤を含
有するヒアルロン酸分解疾患治療剤、およびヒアルロン
酸量低下による皮膚老化を防止する化粧料を提供するに
ある。 【解決手段】本発明は、アルニカ、イカリ草、エレウテ
ロコック、オウヒ(桜皮)、オンジ(遠志)、ケイヒ、
ゴカヒ( 五加皮) 、セイヨウハッカ、セネガ、タチジャ
コウソウ、アセンヤク、チョウジ(丁子)、ドクダミ
(十薬)よりなる群から選ばれる1種又は2種以上の生
薬あるいは植物の抽出液及び抽出成分を有効成分とする
ことを特徴とするヒアルロン酸分解阻害剤、該ヒアルロ
ン酸分解阻害剤を含有するヒアルロン酸分解疾患治療
剤、およびムイラプアマ、モッキンから選ばれる1種又
は2種の生薬を有効成分とするヒアルロン酸分解阻害剤
を含有する化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒト結合組織に存
在する線維芽細胞に作用しヒアルロン酸分解を阻害する
ヒアルロン酸分解阻害剤、ヒアルロン酸分解が異常に亢
進した症状、特に歯肉炎、リウマチおよび変形性関節症
などの疾患の予防および治療が期待されるヒアルロン酸
異常分解疾患治療剤、およびヒアルロン酸量低下による
小ジワやかさつきなどの皮膚老化を防止する化粧料に関
する。
【0002】
【従来の技術】ヒアルロン酸は、細胞間隙への水分の保
持、組織内にジェリー状のマトリックスを形成すること
に基づく細胞の保持、皮膚の潤滑性と柔軟性の保持、機
械的障害などの外力への抵抗、および、細菌感染の防止
など多くの機能を有している(BIO INDUSTR
Y、8巻、346頁、1991年)。また関節液中のヒ
アルロン酸は組織構造および潤滑性の保持等、重要な役
割を果たしている。
【0003】一方、歳をとるにつれて皮膚ヒアルロン酸
量は減少し、その結果小ジワやかさつきなどの皮膚の老
化をもたらし、あるいはリウマチ、変形性関節症などの
病的状態においてはヒアルロン酸が分解され低分子化す
ることにより(結合組織、25巻、243頁、1994
年)潤滑性が低下し、関節痛等を引き起こす。またヒア
ルロン酸の低分子化は歯肉炎の症状悪化にも密接に関連
すると考えられている(炎症、4巻、437頁、198
4年)。
【0004】さらに分解された低分子ヒアルロン酸は、
血管新生促進作用(Science、228巻、132
4頁、1985年)、白血球走化性促進作用(特公平6
−8323号公報)を有することから炎症促進作用をも
つと考えられる。
【0005】以上のような報告により、生理的にヒアル
ロン酸の分解が亢進した皮膚の改善薬として、結合組織
中のヒアルロン酸を分解するヒアルロニダーゼに対する
阻害剤が想定され、その阻害薬に薬理効果があることが
期待された。
【0006】ところで、従来よりヒアルロニダーゼ阻害
剤については、数多くの報告がなされている。例えばグ
リチルリチン(炎症、4巻、437頁、1984年)、
ベンゾチアジン−1,1−ジオキシド誘導体(特公平6
─29271号公報)、新規アニリド誘導体(特公平6
─4584号公報)、使君子抽出物(特開平5─306
215号公報)、甜茶抽出物(特開平6─19211号
公報)、マメ科植物抽出物(特開平7−10768号公
報)等である。但し、これらの阻害剤は全て、ウシ精巣
由来のヒアルロニダーゼの阻害剤である。というのも、
ヒト皮膚由来の細胞からヒアルロニダーゼが単離された
報告はいまだなく、上記の阻害剤は全てウシ精巣由来の
ヒアルロニダーゼがヒト線維芽細胞由来のヒアルロニダ
ーゼと同様の性質を持っていると仮定し、このウシ精巣
由来のヒアルロニダーゼに対する阻害剤を探索したにす
ぎないからである。
【0007】しかし近年、ヒト滑膜細胞(結合組織、2
5巻、243頁、1994年)、ヒト皮膚線維芽細胞
(B.B.A., 172 巻、70頁、1990年)はウシ精巣由来ヒア
ルロニダーゼとは明らかに異なる機構でヒアルロン酸を
分解すると報告された。
【0008】したがって、ヒト結合組織由来由来線維芽
細胞に作用することにより生体のヒアルロン酸分解を阻
害し、しかも安全性に優れたヒアルロン酸分解阻害剤の
開発が望まれてきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らが鋭
意研究を行った結果、ウシ精巣由来ヒアルロニダーゼの
阻害剤ではヒト組織中のヒアルロン酸分解を効果的に阻
害することが困難であること、及び天然物で人体に安全
であることが分かっているいくつかの生薬の溶剤抽出物
中にヒト結合組織由来線維芽細胞のヒアルロン酸分解阻
害活性があることを見いだし、本発明を完成したもので
ある。また、我々はヒト滑膜細胞がヒト皮膚線維芽細胞
と同様なヒアルロン酸分解機構を有することを見出して
おり、滑膜細胞においても同生薬抽出物が線維芽細胞と
同様なヒアルロン酸分解阻害活性を有すると考えた。そ
の目的とするところは、ヒト結合組織由来の線維芽細胞
に直接作用しヒアルロン酸分解を阻害するヒアルロン酸
分解阻害剤、ヒアルロン酸分解が異常に亢進した症状、
特に歯肉炎、リウマチおよび変形性関節症などの疾患の
予防および治療が期待されるヒアルロン酸異常分解疾患
治療剤、およびヒアルロン酸量低下による小ジワやかさ
つきなどの皮膚老化を防止する化粧料を提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、アルニ
カ、イカリ草、エレウテロコック、オウヒ(桜皮)、オ
ンジ(遠志)、ケイヒ、ゴカヒ(五加皮) 、セイヨウハ
ッカ、セネガ、タチジャコウソウ、ムイラプアマ、モッ
キン(木槿)、アセンヤク、チョウジ(丁子)、ドクダ
ミ(十薬)より選ばれる1種又は2種以上の生薬の抽出
液を有効成分とすることを特徴とするヒアルロン酸分解
阻害剤、該ヒアルロン酸分解阻害剤を含有することを特
徴とするヒアルロン酸分解異常疾患治療剤およびムイラ
プアマ、モッキンから選ばれる1種又は2種の生薬抽出
物を有効成分とするヒアルロン酸分解阻害剤を含有する
ことを特徴とする化粧料等によって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳説
する。
【0012】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤で用いら
れる生薬の原植物としては、アルニカはキク科のArnica
montanaの花、根、イカリ草はメギ科の Epimedium gra
ndiflorum var. thunbergianumの地上部全草、エレウ
テロコックはウコギ科のエゾウコギ(Eleutherococcus s
enticosus)の根、オウヒ(桜皮)はバラ科のヤマザクラ
(Prunus jamasakura) の周皮を除いた樹皮、オンジ( 遠
志) はヒメハギ科のイトヒメハギ(Polygala tenuifoli
a)の根、ケイヒ(桂皮) はクスノキ科のケイ(Cinnamom
um cassia)の乾皮、枝皮、ゴカヒ( 五加皮) はウコギ
科のAcanthopanaxgracilistylusの根、セイヨウハッカ
はシソ科のMentha piperita 、セネガはヒメハギ科のセ
ネガ(Polygala senega )又はヒロハセネガ ( Polygala
senega L.var. latifolia ) の根、タチジャコウソウは
シソ科のThymus vulgaris L.の花期の地上部、ムイアプ
アマはボロボロノキ科のLiriosma ovataの根、モッキン
はアオイ科のHibiscus syriacus L.の花、樹皮、果実、
根、葉、アセンヤク(Uncariagambir またはAcacia cate
chu )、チョウジ( 丁子) はフトモモ科のSyzigium arom
aticum の花蕾、ドクダミ( 十薬) はドクダミ科のHoutt
uynia cordataの開花期の全草等が挙げられる。
【0013】原植物から生薬を抽出する際の抽出溶剤と
しては、例えば水、メタノール、エタノール等のアルコ
ール類、またはアセトンなどのケトン類よりなる群から
選ばれる単独溶剤または2種類以上の溶剤の任意の混合
溶剤のいずれでも良い。これらの溶剤のうち、抽出物が
最終的に化粧品に配合されることを考慮すると、安全性
の点で水、エタノールまたはこれらの混合溶剤を用いる
のが特に好ましい。
【0014】抽出の際の植物と溶剤との比率は、特に限
定されるものではないが、原植物1に対して溶剤2〜1
000重量倍が好ましく、特に抽出操作、効率の点では
5〜100重量倍が特に好ましい。
【0015】抽出温度は室温−常圧下での溶剤の沸点の
範囲とするのが便利であり、抽出時間は抽出温度等によ
って異なるが、2時間〜2週間の範囲とするのが好まし
い。
【0016】この様にして得られた生薬抽出物は、抽出
物そのままの物や抽出物から溶剤を除去した乾燥物な
ど、いかなる状態のもので有っても良いが、保存性や取
扱の容易さから乾燥物の状態にするのが好ましい。
【0017】本発明で用いられる生薬の乾燥エキス末を
製造する方法としては、前記抽出物を通常の乾燥手段、
例えば減圧乾燥、噴霧乾燥あるいは凍結乾燥等により乾
燥エキス末として得る方法等が挙げられる。なお、乾燥
エキス末に調製した場合は、水または水を含むエタノー
ルで溶解して用いるか、あるいは後で述べる化粧品賦形
剤または補助剤、医薬品担体中で可溶化して用いるのが
好ましい。
【0018】これらの生薬抽出物は、1種類または2種
類以上を混合して用いることが可能である。
【0019】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤は、上記
生薬抽出物自体であっても良いが、水等の溶媒等を含ん
でいても良い。
【0020】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤は、優れ
た生体ヒアルロン酸分解阻害効果を有し、かつ安全性が
高いことから、医薬組成物、化粧料等の各種組成物に配
合する他、培養細胞系に添加する研究・試験用試薬とし
て用いることができる。
【0021】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤は、ヒア
ルロン酸が異常に分解されている疾患の治療剤の有効成
分またはヒアルロン酸の分解が生理的に正常時より亢進
している疾患の予防剤の有効成分として配合することが
できる。
【0022】本発明において治療剤とは、上記のヒアル
ロン酸分解阻害剤を含有し、後述するような疾患の症状
を取り去るいわゆる治療剤の他、その症状を軽減する改
善剤、その他症状が現れるのを防ぐ防止剤をも含むもの
である。
【0023】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤は、例え
ば後述する関節症等の治療剤に配合して用いる場合に
は、高分子ヒアルロン酸と共に配合すると一層治療効果
が向上する。用いられる高分子ヒアルロン酸は、除蛋白
された高純度のものが好ましく、分子量が好ましくは5
0万以上、更に好ましくは80万以上のものであり、抽
出の対象や製造方法にこだわらない。また、その配合量
は、製剤あたり0.1〜10重量%が好ましく、特に好
ましくは0.5〜2重量%である。また、得られた高分
子ヒアルロン酸を架橋処理等によって修飾したものであ
ってもかまわない。
【0024】本発明のヒアルロン酸異常分解疾患治療剤
が治療する症状としては、例えばヒアルロン酸が異常に
分解している疾患を言う。
【0025】ヒアルロン酸が異常に分解されている疾患
とは、具体的にはヒアルロン酸の分解が患部で異常亢進
しているリウマチ、変形性関節症、乾癬性関節症、痛
風、多発性関節炎、外傷性関節炎などの関節症、肝炎、
歯肉炎、および悪性腫瘍、また血清中でヒアルロン酸量
が増大していることから患部でヒアルロン酸の分解が異
常に亢進していると考えられる肝硬変、移植拒否、乾せ
んおよび強皮症、また疾患によって臓器が硬化する肝硬
変、動脈硬化等の線維症、さらにはヒアルロン酸分解の
結果として患部で水分保持能力が低下している乾皮症、
乾燥肌、あれ肌、その他腎炎、ケロイド、過修復、敗血
症等の疾患を言う。本発明のヒアルロン酸分解疾患治療
剤をこれらの疾患に用いる場合は、症状の改善剤もしく
は治療剤として、ヒアルロン酸の分解が異常に亢進して
いる症状者に適用することができる。
【0026】このヒアルロン酸が異常に分解されている
疾患のなかでも、特に患者の血清中においてヒスタミン
量が増大している疾患に、より効果的であり、具体的に
は、リウマチ、変形性関節症および歯肉炎等が挙げられ
る。
【0027】本発明において、ヒスタミンが血管内皮細
胞や平滑筋細胞に作用するだけでなく結合組織に存在す
る線維芽細胞や滑膜細胞にも作用し、その細胞間マトリ
クスの成分であるヒアルロン酸を分解する作用があるこ
とが明らかとなり、これを生薬抽出物が抑制することが
明らかとなった。従って、本発明のヒアルロン酸異常分
解疾患治療剤によってアレルギー性疾患はもとより、結
合組織や関節においてヒアルロン酸の異常分解が伴う疾
患に対する治療も十分期待できる。
【0028】本発明のヒアルロン酸分解疾患治療剤の投
与方法としては、錠剤、カプセル剤等による経口投与ま
たは注射等の非経口投与が可能である。
【0029】特に関節症の改善または治療の為に用いる
場合は、関節に直接注入する注射剤や注入剤による非経
口投与により一層治療効果が期待でき好ましい。
【0030】また、関節症等の治療に用いる場合は、高
分子のヒアルロン酸,例えば市販のヒアルロン酸製剤
(アルツ,科研製薬など)などと、予め混合するかまた
は投与時に別個同時に注入するなどして、同時に用いる
のが効果的であり、特に、高分子のヒアルロン酸ととも
に、関節に直接注入投与することによって、一層の治療
効果が期待される。
【0031】本発明のヒアルロン酸異常分解疾患治療剤
におけるヒアルロン酸分解阻害剤の含有量としては、対
象とする疾患の種類および程度、患者の年齢、体重、性
別などにより異なり一概には規定できないが、一般的に
は適用する組成物の総量を基準として、0.0001〜
1重量%(以下%と省略)が好ましく、特に0.001
〜0.5%が好ましい。
【0032】本発明のヒアルロン酸異常分解疾患治療剤
は、ヒアルロン酸分解阻害剤そのものでも良いが、適当
な賦形剤、担体、希釈剤を用いたものも含まれ、その形
態としては、錠剤、液剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、
軟膏剤、貼付剤、注射剤、関節注入剤、坐剤、ゲル、ス
プレー剤、洗口剤、歯磨剤、およびパウダー等の剤形が
挙げられる。
【0033】かかる製剤の調製は常法によって行われ、
例えば、固形製剤については通常の医薬添加物、例え
ば、乳糖、でんぷん、結晶セルロース、タルクなどを用
いて製剤化される。カプセル剤はそのようにして調製さ
れた細粒剤、散剤などを適当なカプセルに充填して得ら
れる。液剤は白糖、カルボキシメチルセルロースなどを
含む水溶液に本発明の薬剤を溶解、懸濁することにより
調製される。
【0034】また本発明のヒアルロン酸異常分解疾患治
療剤に配合される賦形剤または補助剤としては、通常、
化粧品、予防剤などに使用されるもので良く、剤形に応
じて適宜選択され、特に限定されるものではないが、例
えば、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、ステアリル
アルコール等の高級アルコール、ミリスチン酸イソプロ
ピルなどの高級脂肪酸低級アルキルエステル、ラノリン
酸等の動物性油脂、グリセリン、プロピレングリコール
等の多価アルコール、グリセリン脂肪酸エステル、モノ
ステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリエチレンア
ルキルエーテルリン酸等の界面活性剤、パラオキシ安息
香酸メチル、パラオキシ安息香酸ブチル等の防腐剤、
蝋、樹脂、各種香料、各種色素、クエン酸ナトリウム、
炭酸ナトリウム、乳酸等の各種無機塩や各種酸、水、お
よびエタノール等が挙げられる。
【0035】本発明のヒアルロン酸異常分解疾患治療剤
の1日当たりの投与量としては、通常経口投与では、生
薬抽出物の乾燥重量として100μg〜25gが好まし
く、特に好ましくは0.1g〜5gである。非経口投与
では、1mg〜10gが好ましい。
【0036】ヒアルロン酸分解が生理的に正常時より亢
進している疾患としては、歯肉炎、乾燥肌およびあれ肌
等が挙げられる。本発明のヒアルロン酸分解阻害剤をこ
れらの疾患に用いる場合は、ヒアルロン酸の分解が生理
的に正常時より亢進している症状者に適用すると効果的
であるが、予防剤として正常人に化粧料および入浴剤と
して、適用することもできる。
【0037】本発明の化粧料は、皮膚のヒアルロン酸の
分解を阻害できるので、肌あれや小ジワ、かさつきを防
止する効果が期待できる。
【0038】本発明の化粧品の形態としては、液剤、固
形剤あるいは半固形剤のいずれでもよく、具体的な組成
物の例としては、ゲル、クリーム、スプレー剤、貼付
剤、ローション、パック類、乳液、パウダー、シャンプ
ー、リンス、入浴剤等の剤形が挙げられる。
【0039】また本発明の化粧料に使用される賦形剤ま
たは補助剤としては、通常、同目的に使用されるもので
良く、剤形に応じて適宜選択され、特に限定されるもの
ではないが、例えば、ワセリン、スクワラン等の炭化水
素、ステアリルアルコール等の高級アルコール、ミリス
チン酸イソプロピルなどの高級脂肪酸低級アルキルエス
テル、ラノリン酸等の動物性油脂、グリセリン、プロピ
レングリコール等の多価アルコール、グリセリン脂肪酸
エステル、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、
ポリエチレンアルキルエーテルリン酸等の界面活性剤、
パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸ブチル
等の防腐剤、蝋、樹脂、各種香料、各種色素、クエン酸
ナトリウム、炭酸ナトリウム、乳酸等の各種無機塩や各
種酸、水、およびエタノール等が挙げられ、得られた組
成物の例としては、化粧品あるいは入浴剤等が挙げられ
る。
【0040】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤の化粧品
への配合量としては、適用対象物により異なり、一概に
は規定できないが、一般的には適用する組成物の総量を
基準として、生薬抽出物の乾燥重量として0.0001
〜1.0重量%(以下%と省略)が好ましく、さらに好
ましくは0.0005〜0.5%である。
【0041】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤を培養細
胞に添加して高分子ヒアルロン酸を産生させる時のヒア
ルロン酸分解阻害剤の添加量としては、培養液中に乾燥
重量として0.00001%以上となるように添加する
のが好ましく、更に好ましくは0.0001〜0.01
%である。
【0042】培養細胞に高分子ヒアルロン酸を産生させ
る際、本発明のヒアルロン酸分解阻害剤は、加熱滅菌・
濾過滅菌等の方法により滅菌してから用いるのが好まし
い。
【0043】
【実施例】以下、実施例、比較例および試験例により本
発明を更に詳説する。
【0044】実施例1 アルニカ抽出物からなるヒアル
ロン酸分解阻害剤の製造 アルニカ100gを、1000mlの75%容量エタノ
ール中に室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液をろ過
後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)9.97gを得、ヒア
ルロン酸分解阻害剤とした。
【0045】実施例2 イカリ草抽出物からなるヒアル
ロン酸分解阻害剤の製造 イカリ草100gを1000mlの25容量%のエタノ
ール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液をろ過
後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)14.58gを得、ヒ
アルロン酸分解阻害剤とした。
【0046】実施例3 エレウテロコック抽出物からな
るヒアルロン酸分解阻害剤の製造 エレウテロコック100gを1000mlの30容量%
のエタノール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み
液をろ過後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)8.5gを
得、ヒアルロン酸分解阻害剤とした。
【0047】実施例4 オウヒ抽出物からなるヒアルロ
ン酸分解阻害剤の製造 オウヒ( 桜皮) 500gを5000mlの25容量%の
エタノール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液
をろ過後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)10.5gを
得、ヒアルロン酸分解阻害剤とした。
【0048】実施例5 オンジ( 遠志) 抽出物からなる
ヒアルロン酸分解阻害剤の製造 オンジ( 遠志) 100gを1000mlの20容量%の
エタノール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液
をろ過後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)9.1gを得、
ヒアルロン酸分解阻害剤とした。
【0049】実施例6 ケイヒ(桂皮) 抽出物からなる
ヒアルロン酸分解阻害剤の製造 ケイヒ(桂皮) 100gを1000mlの30容量%の
エタノール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液
をろ過後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)10.5gを
得、ヒアルロン酸分解阻害剤とした。
【0050】実施例7 ゴカヒ( 五加皮) 抽出物からな
るヒアルロン酸分解阻害剤の製造 ゴカヒ100gを1000mlの60容量%のエタノー
ル中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液をろ過後
凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)7.23gを得、ヒアル
ロン酸分解阻害剤とした。
【0051】実施例8 セイヨウハッカ抽出物からなる
ヒアルロン酸分解阻害剤の製造 セイヨウハッカ100gを1000mlの30容量%の
エタノール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液
をろ過後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)9.5gを得、
ヒアルロン酸分解阻害剤とした。
【0052】実施例9 セネガ抽出物からなるヒアルロ
ン酸分解阻害剤の製造 セネガ100gを1000mlの30容量%のエタノー
ル中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液をろ過後
凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)7.0gを得、ヒアルロ
ン酸分解阻害剤とした。
【0053】実施例10 タチジャコウソウ抽出物から
なるヒアルロン酸分解阻害剤の製造 タチジャコウソウ100gを1000mlの10容量%
のエタノール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み
液をろ過後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)8.7gを
得、ヒアルロン酸分解阻害剤とした。
【0054】実施例11 ムイアプアマ抽出物からなる
ヒアルロン酸分解阻害剤の製造 ムイアプアマ500gを5000mlの30容量%のエ
タノール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液を
ろ過後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)10.0gを得、
ヒアルロン酸分解阻害剤とした。
【0055】実施例12 モッキン抽出物からなるヒア
ルロン酸分解阻害剤の製造 モッキン100gを1000mlの80容量%のエタノ
ール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液をろ過
後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)13.75gを得、ヒ
アルロン酸分解阻害剤とした。
【0056】実施例13 アセンヤク抽出物からなるヒ
アルロン酸分解阻害剤の製造 アセンヤク500gを5000mlの30容量%のエタ
ノール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液をろ
過後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)18.75gを得、
ヒアルロン酸分解阻害剤とした。
【0057】実施例14 チョウジ( 丁子) 抽出物から
なるヒアルロン酸分解阻害剤の製造 チョウジ600gを6000mlの30容量%のエタノ
ール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液をろ過
後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)11.4gを得、ヒア
ルロン酸分解阻害剤とした。
【0058】実施例15 ドクダミ( 十薬) 抽出物から
なるヒアルロン酸分解阻害剤の製造 ドクダミ700gを7000mlの30容量%のエタノ
ール中で室温にて7日間浸し、振盪し、上澄み液をろ過
後凍結乾燥し、抽出物(乾燥物)11.9gを得、ヒア
ルロン酸分解阻害剤とした。
【0059】比較例1 精製水 比較例として精製水を用いた。
【0060】比較例2 グリチルリチン 従来知られているウシ精巣由来ヒアルロニダーゼの阻害
剤(炎症、4巻、No4、437(1984))である
グリチルリチンからなるヒアルロン酸分解阻害剤を得
た。
【0061】試験例1〜17 次に本発明の有効成分であるアルニカ、イカリ草、エレ
ウテロコック、オウヒ(桜皮)、オンジ(遠志)、ケイ
ヒ、ゴカヒ( 五加皮) 、セイヨウハッカ、セネガ、タチ
ジャコウソウ、ムイラプアマ、モッキン(木槿)、アセ
ンヤク、チョウジ(丁子)、ドクダミ(十薬)を用いた
実施例1〜15のヒアルロン酸分解阻害剤、比較例1お
よび比較例2についてヒアルロン酸の分解阻害効果につ
いて試験した結果を示す。
【0062】(1)MEM培地の調製法 Minimum Essential Medium
(大日本製薬製、10−101) 10.6gにそれぞれ
終濃度として1%(V/V)Non Essentia
l Amino Acid(大日本製薬製、16−81
0) 、1mMピルビン酸ナトリウム(大日本製薬製、1
6−820)、1.2%(W/V)炭酸水素ナトリウ
ム、蒸留水を加えて1lとした後、炭酸ガスを吹き込ん
でpHを約7にした(以下MEM培地と略記する)。
【0063】(2)ウシ胎仔血清(FBS) FBS(Irvine Scientific製) を用
いた。
【0064】(3)細胞添加用高分子トリチウムヒアル
ロン酸の調製方法 正常ヒト線維芽細胞株〔デトロイト551株(ATCC
CCL 110)〕の細胞数を10%(V/V)の非
働化FBSを含むMEM培地にて2×105 個/mlに
調整し、225cm2 のフラスコに50mlいれ、3日間
培養しコンフルエント状態にした。その後ヒアルロン酸
の前駆体であるトリチウムグルコサミン(American Rad
iolabeled Chemicals Inc.製)を培養系に添加し(10μ
Ci/ml )、さらに3日間培養したのち、培養液からトリ
チウムラベルされたヒアルロン酸をUnderhill らの方法
(J.Cell Biology,82巻,475頁,1979年)に
よって精製し、さらにゲルろ過カラムにより分子量10
0万以上の高分子トリチウムヒアルロン酸(比放射活
性,0.1μCi/ μg )を調製した。これを細胞培養系への
添加用高分子トリチウムヒアルロン酸とした。
【0065】(4)正常ヒト線維芽細胞への高分子トリ
チウムヒアルロン酸の添加培養 正常ヒト線維芽細胞株〔デトロイト551株(ATCC
CCL 110)〕の細胞数を10%(V/V)の非
働化FBSを含むMEM培地にて1.5x105 個/m
lに調整し、12穴プレート(ファルコン製)に0.8
mlずつ播種し、95%(V/V)空気−5%(V/
V)炭酸ガスの雰囲気下、37℃で3日間静置培養し、
さらに、MEM培地のみに培地交換し、1日間培養し
た。その後、高分子トリチウムヒアルロン酸を含む(1
0μg/ml、14,000DPM/ml)MEM培地
を調製し、培地交換をし、3日間培養を行った。なお培
地交換時、実施例又は比較例のヒアルロン酸分解阻害剤
を添加した。
【0066】尚、実施例1〜15に示した各生薬抽出物
(乾燥物)からなるヒアルロン酸分解阻害剤は最終濃度
0.001%(W/V)になるように(試験例1〜1
5)、比較例2のヒアルロン酸分解阻害剤(グリチルリ
チン)は最終濃度200μMになるように添加した(試
験例17)。
【0067】(5)細胞による高分子トリチウムヒアル
ロン酸の分解評価 培養終了後、培養液を回収し、100℃で5分間加熱処
理を行った後、培地1mlをセファロースCL─2Bカ
ラム(内径1cm,長さ60cm)にアプライし以下の
条件でゲルろ過を行った。 流速:0.6ml/min. 分画:4min./Fraction 分画総数:25
【0068】更に分子量10万以下のヒアルロン酸が溶
出するフラクション10〜25の16本を集め、トリチ
ウムの放射活性を測定し、分解したヒアルロン酸の量を
求めた。さらに、ヒアルロン酸分解率および分解阻害率
は以下の数1および数2によって求めた。
【0069】
【数1】ヒアルロン酸分解率(%)=B/A×100 A=無添加時のヒアルロン酸分解量 B=生薬抽出物添加時のヒアルロン酸分解量
【0070】
【数2】分解阻害率(%)=(1−B/A)×100 A=無添加時のヒアルロン酸分解量 B=生薬抽出物添加時のヒアルロン酸分解量
【0071】実施例1〜15及び比較例1〜2につい
て、ヒアルロン酸分解量及びヒアルロン酸分解阻害率を
前記数1,数2より算出した結果を、表1に示す。
【0072】
【表1】
【0073】この結果から実施例1〜15(アルニカ、
イカリ草、エレウテロコック、オウヒ、オンジ、ケイ
ヒ、ゴカヒ、セイヨウハッカ、セネガ、タチジャコウソ
ウ、ムイラプアマ、モッキン、アセンヤク、チョウジ、
ドクダミ)、いずれのヒアルロン酸分解阻害剤において
もヒアルロン酸分解量は著しく減少し、ヒアルロン酸分
解の阻害が認められた。また対照としての比較例1(精
製水)、またはウシ精巣由来ヒアルロニダーゼの阻害剤
である比較例2(グリチルリチン)の添加は、ヒトの細
胞培養系である本評価系において全く効果を示さなかっ
た。
【0074】この結果から実施例1〜15のアルニカ、
イカリ草、エレウテロコック、オウヒ、オンジ、ケイ
ヒ、ゴカヒ、セイヨウハッカ、セネガ、タチジャコウソ
ウ、ムイラプアマ、モッキン、アセンヤク、チョウジ、
ドクダミの各生薬抽出物はヒトのヒアルロン酸分解阻害
剤として有効であることが分かった。また本発明のヒア
ルロン酸分解阻害剤はヒアルロン酸分解が異常に亢進し
ている疾患に対する治療剤の有効成分として用いること
ができると考えられた。
【0075】次に本発明のヒアルロン酸異常分解疾患治
療剤および化粧料の実施例を挙げる。また表2から表1
3に示す配合量は、いずれも重量%を示す。
【0076】実施例16〜18(錠剤)
【0077】
【表2】
【0078】上記の各成分を均一に混合し、常法に従っ
て、1錠170mgとなるように打錠する。
【0079】実施例19〜21(カプセル剤)
【0080】
【表3】
【0081】上記の各成分を均一に混合し、常法に従っ
て、混合物の150mg宛を3号硬カプセルに充填す
る。
【0082】実施例22〜24(液剤)
【0083】
【表4】
【0084】精製水に上記の各成分を溶解し、攪拌均一
化して液剤とする。
【0085】実施例25〜28(軟膏)
【0086】
【表5】
【0087】上記(B)の各成分を湯浴で80℃に加温
しながら混合し、これに、80℃に加温した上記(A)
の各成分の混合物中に攪拌しながら徐々に加えた。つぎ
に、ホモジナイザー(Tokusyukika Kog
you製)で2.5分間激しく攪拌(2500rpm)
して各成分を充分乳化分散させた後、攪拌しながら徐々
に冷却してアルニカ抽出物あるいはセネガ抽出物を含む
軟膏を得た。
【0088】実施例29〜31(練歯磨)
【0089】
【表6】
【0090】常法に従い精製水、グリセリン、カラギナ
ン、サッカリン、パラオキシ安息香酸ブチル、クロルヘ
キシジンジグリコネート、香料およびアンタゴニストを
計量し、混合して粘結剤を膨潤させたのち、第2リン酸
カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウムを加え、更によく
混合し脱泡したのち、チューブに充填して練歯磨を得
た。
【0091】実施例32〜34(洗口剤)
【0092】
【表7】
【0093】常法に従い、洗口剤を得た。
【0094】実施例35〜37(注射剤)
【0095】
【表8】
【0096】メスシリンダーにオウヒ抽出物、イカリ草
抽出物、塩化ナトリウム、燐酸1水素ナトリウムをと
り、注射用蒸留水を加え、溶解し、メンブランフィルタ
ー(0.22μm)で濾過し、ガラスアンプルに分注し
た。
【0097】実施例38〜40(関節注入剤)
【0098】
【表9】
【0099】表9に記載された濃度の2倍濃度の高分子
ヒアルロン酸水溶液を加熱滅菌し(A液)、2倍濃度の
アセンヤク抽出物、ゴカヒ抽出物、塩化ナトリウムを溶
かた水溶液(B液)を作製した。次に、無菌条件下でA
液とB液を1:1で混合し、よく攪拌した後、注射シリ
ンジに2.5mlずつ分注した。
【0100】実施例41〜43(クリーム)
【0101】
【表10】
【0102】成分(A)を80℃で均一に混合溶解した
後、それに成分(B)を混合溶解した(混合液I)。こ
れとは別に、成分(D)を80℃で均一に混合溶解した
後、それに成分(C)を混合溶解した(混合液II)。つ
ぎに、混合液Iに、徐々に混合液IIを加えて、充分攪拌
しながら30℃まで冷却し、クリームを得た。
【0103】実施例44〜47(ローション)
【0104】
【表11】
【0105】各成分を混合溶解して、ローションを調製
した。
【0106】実施例48〜50(入浴剤)
【0107】
【表12】
【0108】各成分を混合し、入浴剤を調製した。な
お、この入浴剤は使用時に約3000倍に希釈される。
【0109】
【発明の効果】以上の様に、本発明により、ヒト結合組
織由来の線維芽細胞に直接作用しヒアルロン酸分解を阻
害するヒアルロン酸分解阻害剤、ヒアルロン酸分解が異
常に亢進した症状、特に歯肉炎、リウマチおよび変形性
関節症などの疾患の予防および治療が期待されるヒアル
ロン酸異常分解疾患治療剤、およびヒアルロン酸量低下
による小ジワやかさつきなどの皮膚老化を防止する化粧
料を提供できることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 35/78 ACK A61K 35/78 ACKT 7/00 7/00 K W 7/48 7/48 (72)発明者 井上 紳太郎 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社生化学研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルニカ、イカリソウ、エレウテロコッ
    ク、オウヒ、オンジ、ケイヒ、ゴカヒ、セイヨウハッ
    カ、セネガ、タチジャコウソウ、ムイラプアマ、モッキ
    ン、アセンヤク、チョウジ、ドクダミよりなる群から選
    ばれる1種又は2種以上の生薬抽出物を有効成分とする
    ことを特徴とするヒアルロン酸分解阻害剤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヒアルロン酸分解阻害
    剤を含有することを特徴とするヒアルロン酸異常分解疾
    患治療剤。
  3. 【請求項3】 ムイラプアマ、モッキンから選ばれる1
    種又は2種の生薬抽出物を含有することを特徴とする化
    粧料。
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