JP2002104921A - 真皮コラーゲン線維束再構築剤及びそれを含有する組成物 - Google Patents

真皮コラーゲン線維束再構築剤及びそれを含有する組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真皮コラーゲン線維束構造を再構築する、新
たな真皮コラーゲン線維束再構築剤を提供する。 【解決手段】 オイゲノール等のモノテルペンからなる
真皮コラーゲン線維束再構築剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真皮コラーゲン線
維束再構築剤及びそれを含有する、化粧料などの皮膚外
用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】人間は年齢とともにその形態が変化し、
老化の兆候を見せる。皮膚に於けるこの様な兆候の一つ
にしわの形成が挙げられ、この様な兆候の形成の抑制が
化粧料の大きなテーマとなっている。この様なしわの形
成について、その発生メカニズムとしては1)エラスチ
ンなどの皮膚弾力線維の断裂、断片化などに伴う弾力損
失や2)真皮コラーゲン線維束構造の崩壊乃至はその構
造の乱れ等があるといわれている。このうち、1)エラ
スチンなどの皮膚弾力線維の断裂、断片化などに伴う弾
力損失については、エラスチンの補給や大豆蛋白などに
よるエラスチンの断絶の抑制等の対応策が挙げられてい
るが、2)真皮コラーゲン線維束構造の崩壊乃至はその
構造の乱れに対しては、僅かにウルソール酸及びその誘
導体に真皮コラーゲン線維束の再構築作用が知られてい
るにすぎず、真皮コラーゲン線維束構造を再構築する、
新たな真皮コラーゲン線維束再構築剤の開発が望まれて
いた。
【0003】一方、オイゲルノール、イソオイゲノー
ル、デスメチルオイゲノール、デスメチルイソオイゲノ
ールなどの後記一般式(I)に表される化合物やその塩
は、化粧料などで香料成分として使用されているが、こ
れらの化合物が前記真皮コラーゲン線維束再構築作用を
有することは全く知られていなかったし、この様な化合
物を皮膚外用剤に含有させて、真皮コラーゲン線維束構
造を整え、しわの改善或いは予防を行うことも全く知ら
れていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、真皮コラーゲン線維束構造を
再構築する、新たな真皮コラーゲン線維束再構築剤を提
供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、真皮コラーゲン線維束構造を再構築する、新たな真
皮コラーゲン線維束再構築剤を求めて鋭意研究努力を重
ねた結果、一般式(I)に表される化合物及び/又はそ
の塩にそのような作用を見いだし発明を完成させた。即
ち、本発明は次に示す技術に関するものである。 (1)下記一般式(I)に表される化合物及び/又はそ
の塩からなる真皮コラーゲン線維束再構築剤。 (2) 一般式(I)に表される化合物が、下記化学構
造式1に表される、オイゲノールであることを特徴とす
る、(1)に記載の真皮コラーゲン線維束再構築剤。 (3)(1)又は(2)に記載の真皮コラーゲン線維束
再構築剤を含有する、しわの改善或いは予防用の皮膚外
用剤。 (4)しわが真皮コラーゲン線維束の崩壊或いは構造の
乱れに起因するものであることを特徴とする、(3)に
記載のしわ改善或いは予防用の皮膚外用剤。 (5)上記一般式(I)に表される化合物及び/又はそ
の塩を含有することを特徴とする、真皮コラーゲン線維
束の崩壊或いは構造の乱れに起因するしわの処置用の皮
膚外用剤。 (6)一般式(I)に表される化合物がオイゲノールで
あることを特徴とする、(5)に記載の皮膚外用剤。 以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に
説明を加える。
【0006】
【化3】 一般式(I) (但し、式中R1、R2及びR3はそれぞれ独立にアル
キル化されていても良い水酸基、炭素数1〜4の脂肪族
不飽和炭化水素基又は水素原子を表し、少なくとも1個
の水酸基と1個の炭素数1〜4の脂肪族不飽和炭化水素
基を有するものとする。)
【0007】
【化4】 化学構造式1
【0008】
【発明の実施の形態】(1) 本発明の真皮コラーゲン
線維束再構築剤 本発明の真皮コラーゲン線維束再構築剤は、上記一般式
(I)に表される化合物及び/又はその塩からなる。式
中水酸基とエーテルを形成するアルキル基としては炭素
数1〜4のものが好ましく、その中ではメチル基が特に
好ましい。又、水酸基と不飽和炭化水素基の数はそれぞ
れ1個ずつあることが好ましく、他の基としては、前記
アルコキシ基が好ましい。これら一般式(I)に表され
る化合物は、何れも既知の化合物であり、試薬或いは香
料成分として市販されており、その入手は極めて容易で
ある。かかる一般式(I)に表される化合物としては、
例えばオイゲノール、イソオイゲノール、デスメチルオ
イゲノール或いはデスメチルイソオイゲノールなどが例
示でき、これらの中では薬効が高く、使用実績も充実し
ているオイゲノールを使用することが特に好ましい。
又、これらの化合物の塩としては、生理的に許容される
ものであれば特段の限定無く使用することが出来、例え
ば、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、
カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカリ土類金属
塩、アンモニウム塩、トリエチルアミン塩やトリエタノ
ールアミン塩などの有機アミン塩、アルギニン塩やリジ
ン塩等の塩基性アミノ酸塩などが例示できる。これらの
一般式(I)に表される化合物及び/又はその塩は、構
造が乱された真皮コラーゲン線維束構造を再構築し、そ
の構造を整え、以て、前記構造の乱れに起因するしわを
改善させる作用を有する。この様な本発明の真皮コラー
ゲン線維束再構築剤は唯1種を用いることも出来るし、
2種以上を組み合わせて用いることも出来る。これら本
発明の真皮コラーゲン構造再構築剤の、皮膚外用剤に於
ける好ましい含有量は、総量で皮膚外用剤全量に対し
て、0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.
05〜5重量%である。これは、含有量が多すぎても効
果が頭打ちになり、徒に処方の自由度を損なう場合があ
り、少なすぎると、真皮コラーゲン線維束構造再構築作
用を発揮しない場合があるからである。
【0009】(2) 本発明の皮膚外用剤 本発明の皮膚外用剤は、上記真皮コラーゲン線維束再構
築剤を含有することを特徴とする。本発明の皮膚外用剤
としては、化粧料、皮膚外用医薬組成物などが好ましく
例示でき、中でも化粧料に適用するのが特に好ましい。
これは本発明の真皮コラーゲン線維束再構築剤の作用が
緩和であり、加えて、このものの安全性が極めて高いた
め、長期連用に好適であるからである。本発明の皮膚外
用剤は、含有する真皮コラーゲン線維束再構築剤の効果
により、真皮コラーゲン線維束の崩壊又は構造の乱れに
起因するしわの改善と予防に優れた作用を発揮する。
又、しわに至らないまでも、同様のメカニズムによって
生じるキメのあれやはりの低下についても改善或いは予
防する作用を示す。言い換えれば、真皮コラーゲン線維
束構造の崩壊や構造の乱れに起因して起こる様々な生体
に好ましくない事象を予防或いは改善し、美肌を具現化
する作用を示す。この様な用途に用いることが本発明の
皮膚外用剤に於いては好ましい。特筆すべきは、真皮コ
ラーゲン線維束の崩壊や構造の乱れによって生じるシワ
への効果であって、この様なしわは炎症を起こさない程
度の紫外線に長時間当たることにより生成されるが、こ
の様なしわに対する効果を発揮する皮膚外用剤は極めて
まれである。従って、本発明の皮膚外用剤は、この様な
メカニズムで起こるしわ用に適用することが好ましい。
本発明の皮膚外用剤に於いては、前記本発明の真皮コラ
ーゲン線維束再構築剤以外に、通常皮膚外用剤で使用さ
れる任意成分を含有することができる。かかる任意成分
としては、例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロク
リスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナ
ウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエステ
ル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド
類、ジメチコンやフェメチコン、アモジメチコン等のシ
リコーン類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン
酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコ
ール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、スル
ホコハク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸
ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイ
ン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩
等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、脂肪酸モノグリセライド、これらのポリオキシエチ
レン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性
剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−
ブタンジオール等の多価アルコール類、キサンタンガ
ム、グァーガム、カルボキシビニルポリマー、カチオン
化セルロースエーテル、カチオン化グァーガムなどの増
粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、香料、色
材、防腐剤、粉体等が好ましく例示できる。本発明の皮
膚外用剤は、これらの任意成分と必須の成分とを常法に
従って処理することにより、本発明の皮膚外用剤は製造
することができる。又、上記真皮コラーゲン線維束再構
築剤を上記の真皮コラーゲン線維束再構築の目的で含有
させなくとも、これらの一般式(I)に表される化合物
及び/又はその塩を含有すれば、前記のしわに対する作
用が得られるので、この様な前記一般式(I)に表され
る化合物及び/又はその塩を含有する真皮コラーゲン線
維束の崩壊又は構造の乱れに起因するしわの予防又は改
善のための皮膚外用剤も、本発明の皮膚外用剤の技術的
範囲に属する。
【0010】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定されないことはいうまでもない。
【0011】<実施例1>オイゲノール(真皮コラーゲ
ン線維束再構築剤1)について、真皮コラーゲン線維束
再構築作用をイン・ビトロで調べた。即ち、3回/週の
最小紅斑量の紫外線照射を5週連続して行ったヘアレス
マウス(Hr−/Kud,雌)の背部皮膚より、小片を
切り出し、トリプシン処理をして皮膚由来の真皮繊維芽
細胞を採取し、5代継代して用いた。培養条件は5×1
04(5×10の4乗)個/mlの細胞濃度で、1.0
mg/mlの酸可溶性コラーゲンを加え、10%FBS
加イーグルの最少培地で10-4(10の−4乗)%の真
皮コラーゲン線維束再構築剤1を添加して7日間培養し
た。図1に0%添加(非添加)の写真(図面代用写真)
を図2に10-4(10の−4乗)%添加の写真を示す。
図1ではコラーゲン線維が無秩序に分布しているのに対
して、図2ではコラーゲン線維が2、3本ずつまとま
り、構造を作り始めていることがわかる。これにより、
本発明の真皮コラーゲン線維束構造再構築剤1が、真皮
に於いて真皮コラーゲンの再構築を促していることがわ
かる。
【0012】<実施例2>実施例1と同様に、イソオイ
ゲノール(真皮コラーゲン線維束構造再構築剤2)、デ
スメチルオイゲノール(真皮コラーゲン線維束構造再構
築剤3)及びデスメチルイソオイゲノール(真皮コラー
ゲン線維束構造再構築剤4)について、真皮コラーゲン
構造再構築作用を、真皮コラーゲン線維束再構築剤1を
対照に調べた。即ち、真皮コラーゲン線維束再構築剤1
の作用をスコア2とした場合、やや劣るが作用がみとめ
られるをスコア1、作用が認められないをスコア0、や
や優れた作用が認められるをスコア3及び明確に優れた
作用がみとめられるをスコア4として判定した。結果
は、これらは何れもスコア1であり、真皮コラーゲン線
維束再構築作用は認められるものの、その作用は真皮コ
ラーゲン線維束再構築剤1より強くないことが判明し
た。
【0013】<実施例3>下記に示す処方に従って、本
発明の真皮コラーゲン線維束の崩壊又は構造の乱れに起
因する、しわの予防又は改善用の化粧料(化粧水)を作
成した。即ち、処方成分を70℃で加熱、攪拌、可溶化
し、攪拌冷却して化粧水を得た。 真皮コラーゲン線維束再構築剤1 0.1重量部 グリセリン 5 重量部 1,2−ペンタンジオール 4 重量部 ポリホスファチジルオキシエチルメタクリレート 0.1重量部 フェノキシエタノール 0.1重量部 エタノール 5 重量部 POE(60)硬化ひまし油 0.1重量部 水 85.6重量部
【0014】<実施例4>上記実施例3の化粧水と、実
施例3の化粧水の真皮コラーゲン線維束再構築剤1を水
に置換した比較例1の化粧水に関して、1群5名のしわ
に悩むパネラーを用いて、長期連用試験(3ヶ月)を行
い、しわの改善を著効、効果あり、効果なしの3段階で
評価したところ、実施例3の使用テスト群では、4名に
著効、1名に効果ありが認められたが、比較例1は1名
が効果ありのみであった。これより、本発明の皮膚外用
剤である化粧水が、しわの改善に有効であると判断され
た。
【0015】<実施例5>以下に示す処方に従って、本
発明の乳液を作成した。即ち、イ、ロ及びハの成分をそ
れぞれ70℃に加熱し、イにロを加え中和し、これにハ
を徐々に加え乳化した。これを攪拌冷却し、本発明の皮
膚外用剤である乳液を作成した。このものを10名のパ
ネラーを対象に4週間の実使用テストを行ったところ、
5名に肌理の著効改善が観察され、4名に明かなハリの
向上が認められた。又、この様な効果を全く乃至は殆ど
認められないパネラーも1名存在し、これらのパネラー
の肌理のあれやハリの低下のメカニズムが真皮コラーゲ
ン線維束構造の崩壊や構造の乱れに起因しないことが推
測された。 イ 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 イソプレングリコール 4 重量部 アクリル酸・メタクリル酸アルキルポリマー 0.6重量部 フェノキシエタノール 0.1重量部 水 30 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 3 重量部 水 41.3重量部 ハ スクワラン 5 重量部 ホホバ油 5 重量部 オリーブ油 5 重量部 真皮コラーゲン線維束再構築剤1 1 重量部
【0016】<実施例6>下記に示す処方に従って、パ
ック化粧料を作成した。即ち、処方成分を攪拌、均一化
しパック化粧料とした。このものは肌理、ハリの改善及
びしわ改善に有効であった。 酢酸ビニルエマルジョン 40 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 真皮コラーゲン線維束再構築剤2 5 重量部 フェノキシエタノール 0.2重量部 エチルパラベン 0.1重量部 水 39.7重量部
【0017】<実施例7>下記に示す処方に従って、パ
ック化粧料を作成した。即ち、処方成分を攪拌、均一化
しパック化粧料とした。このものは肌理、ハリの改善及
びしわ改善に有効であった。 酢酸ビニルエマルジョン 40 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 真皮コラーゲン線維束再構築剤3 5 重量部 フェノキシエタノール 0.2重量部 エチルパラベン 0.1重量部 水 39.7重量部
【0018】<実施例8>下記に示す処方に従って、パ
ック化粧料を作成した。即ち、処方成分を攪拌、均一化
しパック化粧料とした。このものは肌理、ハリの改善及
びしわ改善に有効であった。 酢酸ビニルエマルジョン 40 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 真皮コラーゲン線維束再構築剤4 5 重量部 フェノキシエタノール 0.2重量部 エチルパラベン 0.1重量部 水 39.7重量部
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、真皮コラーゲン線維束
構造を再構築する、新たな真皮コラーゲン線維束再構築
剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のイン・ビトロの試験の真皮コラー
ゲン線維束再構築剤非添加の試験結果を示す図である。
(図面代用写真)
【図2】 実施例1のイン・ビトロの試験の真皮コラー
ゲン線維束再構築剤10-4%添加の試験結果を示す図で
ある。(図面代用写真)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/00 A61P 17/00 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AC022 AC102 AC112 AC122 AC151 AC152 AC172 AC432 AC482 AC902 AD092 CC04 CC05 CC07 DD12 DD23 DD31 EE06 EE07 EE12 4C206 AA01 AA02 CA11 MA01 MA04 MA83 ZA89

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)に表される化合物及び
    /又はその塩からなる真皮コラーゲン線維束再構築剤。 【化1】 一般式(I) (但し、式中R1、R2及びR3はそれぞれ独立にアル
    キル化されていても良い水酸基、炭素数1〜4の脂肪族
    不飽和炭化水素基又は水素原子を表し、少なくとも1個
    の水酸基と1個の炭素数1〜4の脂肪族不飽和炭化水素
    基を有するものとする。)
  2. 【請求項2】 一般式(I)に表される化合物が、下
    記化学構造式1に表される、オイゲノールであることを
    特徴とする、請求項1に記載の真皮コラーゲン線維束再
    構築剤。 【化2】 化学構造式1
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の真皮コラーゲ
    ン線維束再構築剤を含有する、しわの改善或いは予防用
    の皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 しわが真皮コラーゲン線維束の崩壊或い
    は構造の乱れに起因するものであることを特徴とする、
    請求項3に記載のしわ改善或いは予防用の皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】 上記一般式(I)に表される化合物及び
    /又はその塩を含有することを特徴とする、真皮コラー
    ゲン線維束の崩壊或いは構造の乱れに起因するしわの処
    置用の皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 一般式(I)に表される化合物がオイゲ
    ノールであることを特徴とする、請求項5に記載の皮膚
    外用剤。
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