JPH10129217A - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りタイヤInfo
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- JPH10129217A JPH10129217A JP8285118A JP28511896A JPH10129217A JP H10129217 A JPH10129217 A JP H10129217A JP 8285118 A JP8285118 A JP 8285118A JP 28511896 A JP28511896 A JP 28511896A JP H10129217 A JPH10129217 A JP H10129217A
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- JP
- Japan
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- tire
- pneumatic tire
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 2
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/11—Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of isolated elements, e.g. blocks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロックパターンを有する重荷重用空気入り
タイヤにおいて、ショルダー部内側のブロック列のブロ
ックに発生しやすいレールウェイ摩耗と共に、ヒールア
ンドトウ摩耗の低減を可能にする重荷重用空気入りタイ
ヤを提供する。 【解決手段】 トレッド面1にタイヤ周方向に延びる複
数の主溝2、2とこれら主溝に交差する多数の横溝3と
によりブロック列9を形成したブロックパターンを有す
る重荷重用空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向最外
側の主溝2の内側に隣接するブロック列9における各ブ
ロック4の外側に、それぞれ細溝7を介して細幅ブロッ
ク6を配置し、該細幅ブロック6の表面を、タイヤ周方
向の中央部をトレッド面1と同一高さにし、両端部をそ
れぞれ1.5〜2.5mm低くして円弧状に形成する。
タイヤにおいて、ショルダー部内側のブロック列のブロ
ックに発生しやすいレールウェイ摩耗と共に、ヒールア
ンドトウ摩耗の低減を可能にする重荷重用空気入りタイ
ヤを提供する。 【解決手段】 トレッド面1にタイヤ周方向に延びる複
数の主溝2、2とこれら主溝に交差する多数の横溝3と
によりブロック列9を形成したブロックパターンを有す
る重荷重用空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向最外
側の主溝2の内側に隣接するブロック列9における各ブ
ロック4の外側に、それぞれ細溝7を介して細幅ブロッ
ク6を配置し、該細幅ブロック6の表面を、タイヤ周方
向の中央部をトレッド面1と同一高さにし、両端部をそ
れぞれ1.5〜2.5mm低くして円弧状に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロックパターン
を有する重荷重用空気入りタイヤに関し、さらに詳しく
はブロックパターンにおけるブロックのヒールアンドト
ウ摩耗の低減を可能にした重荷重用空気入りタイヤに関
する。
を有する重荷重用空気入りタイヤに関し、さらに詳しく
はブロックパターンにおけるブロックのヒールアンドト
ウ摩耗の低減を可能にした重荷重用空気入りタイヤに関
する。
【0002】
【従来の技術】ブロックパターンを設けた重荷重用空気
入りタイヤにおいては、走行距離が増すにつれて、ショ
ルダー部のリブまたはブロックの内側に配列するブロッ
ク列の各ブロックの蹴り上げ端が踏み込み端よりも大き
く摩耗する所謂ヒールアンドトウ摩耗と呼ばれる偏摩耗
が生じることが知られている。
入りタイヤにおいては、走行距離が増すにつれて、ショ
ルダー部のリブまたはブロックの内側に配列するブロッ
ク列の各ブロックの蹴り上げ端が踏み込み端よりも大き
く摩耗する所謂ヒールアンドトウ摩耗と呼ばれる偏摩耗
が生じることが知られている。
【0003】従来、重荷重用空気入りタイヤのショルダ
ー部内側のブロック列のタイヤ幅方向外側が片減りする
所謂レールウェイ摩耗を防止する対策として、例えば、
ブロ6ク列を形成する各ブロックの幅方向外側に細溝を
介して細幅ブロックを設けるようにした提案がされてい
る(特開平8−72508号公報)。しかし、この対策
はレールウェイ摩耗を低減することには有効であるが、
ヒールアンドトウ摩耗に対してまでは効果は見られなか
った。
ー部内側のブロック列のタイヤ幅方向外側が片減りする
所謂レールウェイ摩耗を防止する対策として、例えば、
ブロ6ク列を形成する各ブロックの幅方向外側に細溝を
介して細幅ブロックを設けるようにした提案がされてい
る(特開平8−72508号公報)。しかし、この対策
はレールウェイ摩耗を低減することには有効であるが、
ヒールアンドトウ摩耗に対してまでは効果は見られなか
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ショ
ルダー部内側のブロック列のブロックに発生しやすいレ
ールウェイ摩耗と共に、ヒールアンドトウ摩耗の低減を
可能にする重荷重用空気入りタイヤを提供することにあ
る。
ルダー部内側のブロック列のブロックに発生しやすいレ
ールウェイ摩耗と共に、ヒールアンドトウ摩耗の低減を
可能にする重荷重用空気入りタイヤを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、トレッド面にタイヤ周方向に延びる複数の
主溝とこれら主溝に交差する多数の横溝とによりブロッ
ク列を形成したブロックパターンを有する重荷重用空気
入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向最外側の主溝の内側
に隣接するブロック列における各ブロックの外側に、そ
れぞれ細溝を介して細幅ブロックを配置し、該細幅ブロ
ックの表面を、タイヤ周方向の中央部をトレッド面と同
一高さにし、両端部をそれぞれ1.5〜2.5mm低く
して円弧状に形成したことを特徴とするものである。
の本発明は、トレッド面にタイヤ周方向に延びる複数の
主溝とこれら主溝に交差する多数の横溝とによりブロッ
ク列を形成したブロックパターンを有する重荷重用空気
入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向最外側の主溝の内側
に隣接するブロック列における各ブロックの外側に、そ
れぞれ細溝を介して細幅ブロックを配置し、該細幅ブロ
ックの表面を、タイヤ周方向の中央部をトレッド面と同
一高さにし、両端部をそれぞれ1.5〜2.5mm低く
して円弧状に形成したことを特徴とするものである。
【0006】このように、タイヤ幅方向最外側の主溝の
内側に隣接するブロック列における各ブロックの外側
に、それぞれ細溝を介して細幅ブロックを配置し、この
細幅ブロックの摩耗を犠牲にすることによりブロック側
のレールウェイ摩耗を抑制し、しかも細幅ブロックの表
面を、タイヤ周方向の中央部をトレッド面と同一高さに
し、両端部をそれぞれ1.5〜2.5mm低くして円弧
状に形成したことにより、各ブロックに発生する滑りを
軽減することによりヒールアンドトウ摩耗を低減を可能
にする。
内側に隣接するブロック列における各ブロックの外側
に、それぞれ細溝を介して細幅ブロックを配置し、この
細幅ブロックの摩耗を犠牲にすることによりブロック側
のレールウェイ摩耗を抑制し、しかも細幅ブロックの表
面を、タイヤ周方向の中央部をトレッド面と同一高さに
し、両端部をそれぞれ1.5〜2.5mm低くして円弧
状に形成したことにより、各ブロックに発生する滑りを
軽減することによりヒールアンドトウ摩耗を低減を可能
にする。
【0007】また、トレッド面が摩耗するにつれて、細
幅ブロックが摩耗しても、細幅ブロックは新品時の円弧
状の表面の形状を維持しながら摩耗し、表面の形状が変
化することがないので外観を損なうことがない。
幅ブロックが摩耗しても、細幅ブロックは新品時の円弧
状の表面の形状を維持しながら摩耗し、表面の形状が変
化することがないので外観を損なうことがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態にもとづ
いて本発明を具体的に説明する。図1は、本発明の空気
入りタイヤのトレッドパターンの一例を示す。図1に示
すようにトレッド面1には、タイヤ周方向に延びる3本
の主溝2、2、2とこれら主溝と交差する多数の横溝3
が配置され、これら主溝2、2、2と横溝3とによって
中央域に2列のブロック列9、9が形成され、両ショル
ダー部に複数の切欠け部8を有するリブ10、10が形
成されている。ここで両ショルダー部は必ずしもリブ1
0である必要はなく、ブロック列に置き換えるようにし
てもよい。
いて本発明を具体的に説明する。図1は、本発明の空気
入りタイヤのトレッドパターンの一例を示す。図1に示
すようにトレッド面1には、タイヤ周方向に延びる3本
の主溝2、2、2とこれら主溝と交差する多数の横溝3
が配置され、これら主溝2、2、2と横溝3とによって
中央域に2列のブロック列9、9が形成され、両ショル
ダー部に複数の切欠け部8を有するリブ10、10が形
成されている。ここで両ショルダー部は必ずしもリブ1
0である必要はなく、ブロック列に置き換えるようにし
てもよい。
【0009】ブロック列9、9を形成する各ブロック4
のタイヤ幅方向外側には、細溝7を介して細幅ブロック
6が配設されている。細溝7の深さは、主溝2の深さの
0.7〜1.0の範囲に設けられている。上述した本発
明の重荷重用空気入りタイヤの構成において、図2に示
すように細幅ブロック6は、タイヤ周方向の中央部の高
さcをトレッド面の高さaと同じ高さとし、両端部の高
さbをトレッド面の高さaより1.5〜2.5mm低く
して、円弧状に形成されている。
のタイヤ幅方向外側には、細溝7を介して細幅ブロック
6が配設されている。細溝7の深さは、主溝2の深さの
0.7〜1.0の範囲に設けられている。上述した本発
明の重荷重用空気入りタイヤの構成において、図2に示
すように細幅ブロック6は、タイヤ周方向の中央部の高
さcをトレッド面の高さaと同じ高さとし、両端部の高
さbをトレッド面の高さaより1.5〜2.5mm低く
して、円弧状に形成されている。
【0010】細幅ブロック6の両端部の高さbを、トレ
ッド面の高さaより1.5〜2.5mm低くすることに
より、タイヤが接地したとき圧縮するブロック高さと同
程度の高さに相当する。2.5mmよりも低くすると接
地時にブロックが変形したときに、細幅ブロック6の周
方向の両端部が接地することがないため、偏摩耗防止の
効果がなくなる。
ッド面の高さaより1.5〜2.5mm低くすることに
より、タイヤが接地したとき圧縮するブロック高さと同
程度の高さに相当する。2.5mmよりも低くすると接
地時にブロックが変形したときに、細幅ブロック6の周
方向の両端部が接地することがないため、偏摩耗防止の
効果がなくなる。
【0011】本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいて
は、細幅ブロック6の形状を新品時から表面を円弧状と
してあるので、摩耗しても同じ形状を維持することがで
き、外観を損なうことはない。本発明の重荷重用空気入
りタイヤは、上述した構成において、細幅ブロック6の
幅は、3〜8mmに設定することが望ましい。3mm未
満では、荷重を受けたときに座屈しやすく、偏摩耗を低
減することができない。また、8mmを超えると主溝が
細幅ブロックによって塞がれるようになり、主溝の排水
効果が低減する。また石噛みを生じやすくなる。
は、細幅ブロック6の形状を新品時から表面を円弧状と
してあるので、摩耗しても同じ形状を維持することがで
き、外観を損なうことはない。本発明の重荷重用空気入
りタイヤは、上述した構成において、細幅ブロック6の
幅は、3〜8mmに設定することが望ましい。3mm未
満では、荷重を受けたときに座屈しやすく、偏摩耗を低
減することができない。また、8mmを超えると主溝が
細幅ブロックによって塞がれるようになり、主溝の排水
効果が低減する。また石噛みを生じやすくなる。
【0012】また、細溝7の幅dは、1〜4mmに設定
することが望ましい。1mm未満でもヒールアンドトウ
摩耗を抑制する効果はあるが、金型製作面でサイプの補
強をしなくてはならずコストアップにつながるなど実用
的ではない。4mmを超えると隣接する主溝に石噛みが
発生するなどの別の問題が発生するため、好ましくな
い。
することが望ましい。1mm未満でもヒールアンドトウ
摩耗を抑制する効果はあるが、金型製作面でサイプの補
強をしなくてはならずコストアップにつながるなど実用
的ではない。4mmを超えると隣接する主溝に石噛みが
発生するなどの別の問題が発生するため、好ましくな
い。
【0013】
【実施例】タイヤサイズを295/75R22.5 1
4PR、トレッドパターンを図1、ブロックの周方向平
均長さを22mm、主溝深さaを22.2mmとする点
を同一とし、細幅ブロック表面をトレッド面と面一にし
た従来タイヤ2、細幅ブロックの表面をトレッド面より
2.0mm低くした従来タイヤ3、細幅ブロックの表面
を中央部をトレッド面と同一高さ、両端部を2mm低く
円弧状表面とした本発明タイヤについて、細幅ブロック
の両端部の高さbと中央部の高さcを表1のように異な
らせた3種類のタイヤを製作した。また、本発明タイヤ
において、細幅ブロックを設けない点だけが異なる従来
タイヤ1を製作した。
4PR、トレッドパターンを図1、ブロックの周方向平
均長さを22mm、主溝深さaを22.2mmとする点
を同一とし、細幅ブロック表面をトレッド面と面一にし
た従来タイヤ2、細幅ブロックの表面をトレッド面より
2.0mm低くした従来タイヤ3、細幅ブロックの表面
を中央部をトレッド面と同一高さ、両端部を2mm低く
円弧状表面とした本発明タイヤについて、細幅ブロック
の両端部の高さbと中央部の高さcを表1のように異な
らせた3種類のタイヤを製作した。また、本発明タイヤ
において、細幅ブロックを設けない点だけが異なる従来
タイヤ1を製作した。
【0014】
【0015】上記4種類のタイヤについて、それぞれ下
記のタイヤ摩耗試験方法により、各寸法a、b、cの変
化を測定し、ヒールアンドトウ摩耗H/T量及び(a−
b)と(c−b)の変化量を評価し、表2及び表3の結
果を得た。 (タイヤ摩耗試験方法)試験タイヤを車軸形式2−D・
Dのトラクターのドライブ軸に取り付け、10,000
km走行後の各a,b,cの寸法(単位:mm)を測定
した。また、走行後のブロックの踏み込み側と蹴り出し
側の新品時からの摩耗量をそれぞれ測定し、その差をヒ
ールアンドトウ摩耗H/T量として評価した。H/T量
の数値が小さいほど、ヒールアンドトウ摩耗の発生の程
度が低いことを意味する。
記のタイヤ摩耗試験方法により、各寸法a、b、cの変
化を測定し、ヒールアンドトウ摩耗H/T量及び(a−
b)と(c−b)の変化量を評価し、表2及び表3の結
果を得た。 (タイヤ摩耗試験方法)試験タイヤを車軸形式2−D・
Dのトラクターのドライブ軸に取り付け、10,000
km走行後の各a,b,cの寸法(単位:mm)を測定
した。また、走行後のブロックの踏み込み側と蹴り出し
側の新品時からの摩耗量をそれぞれ測定し、その差をヒ
ールアンドトウ摩耗H/T量として評価した。H/T量
の数値が小さいほど、ヒールアンドトウ摩耗の発生の程
度が低いことを意味する。
【0016】
【0017】 表2の結果から、本発明タイヤは、従来タイヤ1、2、
3に比べてH/T量が小さく、ヒールアンドトウ摩耗の
発生が小さいことが分かる。
3に比べてH/T量が小さく、ヒールアンドトウ摩耗の
発生が小さいことが分かる。
【0018】また、表3の結果から、本発明タイヤは従
来タイヤ2、3に比べて(a−b)及び(c−b)の変
化量が共に小さく、新品時と摩耗時との細幅ブロックの
形状変化が小さいことが分かる。
来タイヤ2、3に比べて(a−b)及び(c−b)の変
化量が共に小さく、新品時と摩耗時との細幅ブロックの
形状変化が小さいことが分かる。
【0019】
【発明の効果】上述したように本発明の重荷重用空気入
りタイヤによれば、タイヤ幅方向最外側の主溝の内側に
隣接するブロック列における各ブロックの外側に、それ
ぞれ細溝を介して細幅ブロックを配置し、この細幅ブロ
ックの摩耗を犠牲にすることによりブロック側のレール
ウェイ摩耗を抑制し、しかも細幅ブロックの表面を、タ
イヤ周方向の中央部をトレッド面と同一高さにし、両端
部をそれぞれ1.5〜2.5mm低くして円弧状に形成
したことにより、各ブロックに発生する滑りを軽減する
ことによりヒールアンドトウ摩耗の低減を可能にする。
りタイヤによれば、タイヤ幅方向最外側の主溝の内側に
隣接するブロック列における各ブロックの外側に、それ
ぞれ細溝を介して細幅ブロックを配置し、この細幅ブロ
ックの摩耗を犠牲にすることによりブロック側のレール
ウェイ摩耗を抑制し、しかも細幅ブロックの表面を、タ
イヤ周方向の中央部をトレッド面と同一高さにし、両端
部をそれぞれ1.5〜2.5mm低くして円弧状に形成
したことにより、各ブロックに発生する滑りを軽減する
ことによりヒールアンドトウ摩耗の低減を可能にする。
【0020】また、トレッド面が摩耗するにつれて、細
幅ブロックが摩耗しても、細幅ブロックは新品時の円弧
状の表面形状を維持しながら摩耗し、表面の形状が変化
することがないので外観を損なうことがない。
幅ブロックが摩耗しても、細幅ブロックは新品時の円弧
状の表面形状を維持しながら摩耗し、表面の形状が変化
することがないので外観を損なうことがない。
【図1】本発明の空気入りタイヤの一例を示すトレッド
パターンの平面図である。
パターンの平面図である。
【図2】図1のブロックと細幅ブロックの要部を拡大し
た斜視図である。
た斜視図である。
1 トレッド面 2 主溝 3 横溝 4 ブロック 6 細幅ブロック 7 細溝 9 ブロック列 10 リブ
Claims (4)
- 【請求項1】 トレッド面にタイヤ周方向に延びる複数
の主溝とこれら主溝に交差する多数の横溝とによりブロ
ック列を形成したブロックパターンを有する重荷重用空
気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向最外側の主溝の内
側に隣接するブロック列における各ブロックの外側に、
それぞれ細溝を介して細幅ブロックを配置し、該細幅ブ
ロックの表面を、タイヤ周方向の中央部をトレッド面と
同一高さにし、両端部をそれぞれ1.5〜2.5mm低
くして円弧状に形成した重荷重用空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 トレッド面のタイヤ幅方向最外側の主溝
の外側にリブを配置した請求項1に記載の重荷重用空気
入りタイヤ。 - 【請求項3】 前記細幅ブロックの幅が3〜8mmであ
る請求項1または2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 前記細溝の幅が1〜4mmである請求項
1、2または3に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28511896A JP3515296B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 重荷重用空気入りタイヤ |
CA002219394A CA2219394C (en) | 1996-10-28 | 1997-10-24 | Pneumatic tire for heavy duty |
US08/958,093 US5891276A (en) | 1996-10-28 | 1997-10-27 | Pneumatic tire for heavy duty including narrow block |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28511896A JP3515296B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10129217A true JPH10129217A (ja) | 1998-05-19 |
JP3515296B2 JP3515296B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=17687359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28511896A Expired - Fee Related JP3515296B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5891276A (ja) |
JP (1) | JP3515296B2 (ja) |
CA (1) | CA2219394C (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2005153813A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2006070765A1 (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-06 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | 空気入りタイヤ |
JP2007062691A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
WO2007055065A1 (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-18 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | 空気入りタイヤ |
KR101029033B1 (ko) | 2009-05-08 | 2011-04-15 | 금호타이어 주식회사 | 중하중용 공기입 타이어 |
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JP4589563B2 (ja) * | 2001-05-11 | 2010-12-01 | 株式会社ブリヂストン | 生タイヤと加硫金型との間に介在するエアーを抜く方法 |
US20040060628A1 (en) * | 2002-09-30 | 2004-04-01 | Grimm John H.W. | Heavy duty pneumatic tire |
US7392832B2 (en) * | 2004-12-28 | 2008-07-01 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire having tread blocks with skewed walls |
FR2890600B1 (fr) * | 2005-09-15 | 2010-02-26 | Michelin Soc Tech | Dispositif anti-usure irreguliere pour bande de roulement de pneumatique |
WO2007032727A1 (en) * | 2005-09-16 | 2007-03-22 | Dsm Ip Assets B.V. | Particulate lipid pharmaceutical composition |
US8261790B2 (en) | 2008-08-18 | 2012-09-11 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Directional tread for a tire |
US20100236681A1 (en) * | 2009-03-17 | 2010-09-23 | Daniel Ray Beha | Tire having tread blocks with blended walls |
JP5099203B2 (ja) * | 2010-10-04 | 2012-12-19 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP6135070B2 (ja) * | 2012-08-22 | 2017-05-31 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
KR101859839B1 (ko) * | 2016-10-17 | 2018-05-18 | 한국타이어 주식회사 | 공기입 타이어 |
US10279633B2 (en) | 2016-12-12 | 2019-05-07 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tread for a snow tire |
US10807416B2 (en) | 2018-02-23 | 2020-10-20 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire tread |
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FR2312385A1 (fr) * | 1975-05-30 | 1976-12-24 | Uniroyal | Structure de bande de roulement et enveloppe de bandage pneumatique en comportant application |
US4722378A (en) * | 1986-05-19 | 1988-02-02 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire treads with convex elements |
JPH068081B2 (ja) * | 1989-11-10 | 1994-02-02 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
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