JPH0997879A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0997879A
JPH0997879A JP7254104A JP25410495A JPH0997879A JP H0997879 A JPH0997879 A JP H0997879A JP 7254104 A JP7254104 A JP 7254104A JP 25410495 A JP25410495 A JP 25410495A JP H0997879 A JPH0997879 A JP H0997879A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓄積電極の機械的強度を増大させると共に、蓄
積電極の縮小化が容易になるキャパシタ構造の製造方法
を提供する。 【解決手段】容量絶縁膜を介して下部容量電極と上部容
量電極とが対向するキャるキャパシタを備えた半導体装
置であって、前記下部容量電極が、一定の高さを有する
導電体支柱と、前記導電体支柱の所定の高さに位置する
側壁に接続し横方向に鍔状に伸び且つその端部が曲折し
縦方向に伸びている導電層とで構成され、前記上部容量
電極が、前記下部容量電極の表面に被着する容量絶縁膜
を介して前記下部容量電極と対向して設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特に半導体記憶装置のキャパシタ電
極の構造とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の中で記憶情報の任意な
入出力が可能なものにDRAMがある。ここで、このD
RAMのメモリセルは、1個のトランスファトランジス
タと、1個のキャパシタとからなるものが構造的に簡単
であり、半導体記憶装置の高集積化に最も適するものと
して広く用いられている。
【0003】このようなメモリセルのキャパシタでは、
半導体記憶装置の更なる高集積化に伴い、3次元構造の
ものが開発され使用されてきている。このキャパシタの
3次元化は次のような理由による。半導体素子の微細化
及び高密度化に伴いキャパシタの占有面積の縮小化が必
須となっている。しかし、DRAMの安定動作及び信頼
性確保のためには、一定以上の容量値の確保が必要とさ
れる。そこで、キャパシタの下部容量電極(蓄積電極)
を平面構造から3次元構造に変えて、縮小した占有面積
の中でキャパシタ蓄積電極の表面積を拡大することが必
須となる。
【0004】このDRAMのメモリセルの3次元構造の
キャパシタにはスタック型のものとトレンチ型のものと
がある。これらの構造にはそれぞれ一長一短があるが、
スタック型のものはアルファー線の入射あるいは回路等
からのノイズに対する耐性が高く、比較的に容量値の小
さい場合でも安定動作する。このために、半導体素子の
設計基準が0.15μm程度となる1ギガビット(1G
b)DRAMにおいても、スタック型のキャパシタは有
効であると考えられている。
【0005】このスタック型のキャパシタ(以下、スタ
ックト・キャパシタと呼称する)としてシリンダ構造の
蓄積電極のものが精力的に検討され、種々の改良が加え
られてきている。そこで、このシリンダ構造のスタック
ト・キャパシタについて、最近に提案されているものを
図10に基づいて説明する。図10は、特開平4−26
4767号公報に記載されている技術で蓄積電極が同心
円状に形成される多重シリンダ構造を有するメモリセル
領域の断面図である。
【0006】図10に示すように、シリコン基板101
上の所定の領域にフィールド酸化膜102が形成され
る。そして、ゲート酸化膜103を介してゲート電極1
04が形成され、その両側のシリコン基板101の表面
に第1のN+ 拡散層105と第2のN+ 拡散層106が
設けられる。このようにしてメモリセル領域のトランス
ファトランジスタが形成される。そして、フィールド酸
化膜102、トランスファトランジスタを被覆するよう
にして層間絶縁膜107が形成される。
【0007】次に、第2のN+ 拡散層106上の層間絶
縁膜107にコンタクト孔が形成され、蓄積ノードであ
る第2のN+ 拡散層106に電気接続する下部電極膜1
08が設けられる。そして、この下部電極膜108に電
気接続して複数の円筒電極膜が形成される。この例で
は、下部電極膜108に第1の円筒電極膜109、第2
の円筒電極膜110およびで第3の円筒電極膜111が
設けられ、3重シリンダ構造の蓄積電極112が形成さ
れるようになる。
【0008】次に、この蓄積電極112の表面に被覆す
る容量絶縁膜113が設けられ、上部容量電極であるプ
レート電極114が形成される。このようにして、1個
のトランジスタと1個の3重シリンダ構造のキャパシタ
とを有するメモリセルが形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術で形成するDRAMのメモリセルでは、
記憶容量が256メガビットあるいは1Gbと大容量化
しメモリセル寸法が微細化するに伴い、次のような問題
点が顕在化してくる。
【0010】すなわち、蓄積電極を構成する各円筒電極
膜の薄膜化はその機械的強度の確保の点で困難になる。
あるいは、機械的強度の弱いまま薄膜化を可能にするた
めには、段差被覆性が極めてよく、応力の小さい、新し
いプレート電極材料の開発が必須になる。しかし、現状
ではこのような材料の開発は難しい。このような理由か
ら、平面積の限定された領域に形成するシリンダ電極の
多重化にも限界が生じるようになる。
【0011】DRAMの記憶容量の増大に伴いメモリセ
ルの平面積は減少する。しかし、電荷を蓄積するキャパ
シタの容量は、アルファー線によるソフトエラーの防止
あるいは読み出し時の信号強度の確保のためには、記憶
容量の増大に関わらず、ほぼ一定の値になるように維持
される。このために、従来の技術で形成する蓄積電極の
高さは、記憶容量の増加と共にますます増大するように
なる。しかし、このように蓄積電極の高さが増大する
と、DRAMのメモリセルのアレー部と周辺回路部の段
差が大きくなり、フォトリソグラフィ工程での解像不
良、配線形成工程における断線または短絡等の不良が発
生し歩留りが低下するようになる。
【0012】本発明の目的は、蓄積電極を構造的に強化
し蓄積電極を構成する電極膜の薄膜化が容易になるキャ
パシタ構造を有する半導体装置とその製造方法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の半導体
装置は、容量絶縁膜を介して下部容量電極と上部容量電
極とが対向するキャパシタを備えた半導体装置であっ
て、前記下部容量電極が、一定の高さを有する導電体支
柱と、前記導電体支柱の所定の高さに位置する側壁に接
続し横方向に鍔状に伸び、端部で曲折し縦方向に伸びる
導電層とで構成され、前記上部容量電極が、前記下部容
量電極の表面に被着する容量絶縁膜を介して前記下部容
量電極と対向して設けられてなる。
【0014】あるいは、前記下部容量電極において、前
記導電体支柱の上面に所定の平面形状を有する上部導電
体が接続される。
【0015】あるいは、前記下部容量電極において、複
数の前記導電層が前記導電体支柱のそれぞれ異る高さに
位置する側壁に接続し階層状に形成されている。
【0016】ここで、前記導電体支柱、前記導電層およ
び前記上部導電体が不純物を含有する多結晶シリコンで
形成される。
【0017】更には、多結晶シリコンで形成される前記
導電体支柱、前記導電層、前記上部導電体の表面が凹凸
状になっている。
【0018】または、本発明の半導体装置では、前記縦
方向に伸びる導電層の一部からさらに横方向に突出し、
その端部で屈曲された第2の導電層が設けられている。
【0019】また、本発明のは半導体装置では、1個の
トランジスタ素子と1個の容量素子とで構成されるメモ
リセルを有し、前記キャパシタが、当該容量素子として
使用されワード線およびビット線より上層に形成されて
いる。
【0020】そして、本発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板表面に形成された拡散層を被覆する層間
絶縁膜上に導電体薄膜層と絶縁薄膜層とを交互に積層さ
せ最上層に絶縁薄膜層を形成する工程と、前記導電体薄
膜層と前記絶縁薄膜層とを貫通し前記拡散層に達する孔
を形成する工程と、前記孔に導電体材料を埋設し導電体
支柱を形成する工程と、最上層の前記絶縁薄膜層に異方
性のドライエッチングを施し前記導電体支柱の側壁にサ
イドウォール絶縁膜を形成する工程と、導電膜の堆積と
前記導電膜の異方性ドライエッチィングとにより前記サ
イドウォール絶縁膜の側壁にサイドウォール電極膜を形
成し更に前記導電体薄膜層と接続させる工程とを含む。
【0021】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板表面に形成された拡散層を被覆する層間
絶縁膜上に導電体薄膜層と絶縁薄膜層とを交互に積層さ
せ最上層に絶縁薄膜層を形成する工程と、前記導電体薄
膜層と前記絶縁膜層とを貫通し前記拡散層に達する孔を
形成する工程と、前記孔に導電体材料を埋設し導電体支
柱を形成する工程と、導電膜を堆積し所定の平面形状に
パターニングして上部導電体を形成する工程と、絶縁膜
を堆積し異方性ドライエッチングを施して前記上部導電
体の側壁にサイドウオール絶縁膜を形成する工程と、導
電膜を堆積し異方性ドライエッチィングを施して前記サ
イドウォール絶縁膜の側壁にサイドウォール電極膜を形
成し更に前記導電体薄膜層と接続させる工程とを含む。
【0022】ここで、下部容量電極を構成する前記導電
体支柱は、前記導電層を支える機能を有し、上部容量電
極等を通して外部から印加される応力に対する前記導電
層の機械的強度を増大させるようになる。
【0023】また、前記導電層は横方向には鍔状に伸び
縦方向には曲折して伸びるため導電層の表面積は増大す
るようになる。
【0024】また、上部導電体は任意の所定の形状に形
成でき、下部容量電極はメモリセルの寸法に応じて任意
の平面的な蓄積電極形状に形成されるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明していく。図1は本発明の第1の実施の
形態を説明するためのDRAMセル部の平面図とその断
面図である。ここで、図1(a)の平面図では、図面の
簡明化のため、後述するワード線より上層に位置する構
成要素部が示される。また、図1(b)の断面図は、図
1(a)の平面図に記したA−Bでの切断面を示す。
【0026】図1(a)および図1(b)に示すよう
に、シリコン基板1上に非活性領域であるフィールド酸
化膜2が選択的に形成され、それらにより取り囲まれる
素子活性領域が形成されている。そして、この素子活性
領域上にゲート酸化膜3、ゲート電極4、容量用拡散層
5、ビット線用拡散層6等からなるMOSトランジスタ
が形成されている。このMOSトランジスタがメモリセ
ルのトランスファトランジスタとなる。また、ワード線
4’がフィールド酸化膜2上に形成されている。このワ
ード線4’は、隣接メモリセルのトランスファトランジ
スタのゲート電極につながる。そして、このゲート電極
(ワード線)4およびワード線4’を被覆する層間絶縁
膜7が形成されている。
【0027】そして、前述のMOSトランジスタのビッ
ト線用拡散層6上にコンタクト孔が開口され、ビット線
コンタクト孔プラグ8が充填される。さらに、タングス
テン等の導電体材でビット線9が形成される。また、ビ
ット線9は、ビット線パッド9aを通してビット線コン
タクト孔プラグ8に電気接続されている。そして、この
ビット線9を被覆する層間絶縁膜7が形成されている。
【0028】この層間絶縁膜7に容量用拡散層5まで貫
通する容量コンタクト孔10が形成され、この容量コン
タクト孔10を埋設して容量電極ポスト11が形成され
ている。そして、この容量電極ポスト11に電気接続す
る第1葉の電極膜12および第2葉の電極膜13が図1
(b)に示すように積層して形成されている。ここで、
第1葉の電極膜12および第2葉の電極膜13は横方向
に鍔状に、そしてその端部で縦方向に曲折しており蓮の
葉のような形状をしている。なお、図1(a)ではこれ
らの電極膜および容量電極ポストに斜線を施して示され
ている。
【0029】そして、この容量電極ポスト11、第1葉
の電極膜12および第2葉の電極膜13の表面に容量絶
縁膜14が形成されている。さらに、この容量絶縁膜1
4に被着し上部容量電極となるプレート電極15が形成
されている。以上のようにして、1個のトランジスタと
1個のキャパシタとで構成されるDRAMのメモリセル
が形成されるようになる。
【0030】次に、本発明の構造のメモリセルの第1の
製造方法について図2と図3に基づいて説明する。以
下、メモリセルは1GbDRAMが想定される。図2と
図3は本発明の製造方法の工程順の断面図である。図2
(a)に示すように、導電型がP型のシリコン基板1の
所定の領域にフィールド酸化膜2が形成される。ここ
で、このフィールド酸化膜2は公知のトレンチ素子分離
の方法あるいはリセスLOCOSの方法で形成される。
【0031】次に、フィールド酸化膜の形成されていな
い領域すなわち素子活性領域にゲート酸化膜3、ゲート
電極4、容量用拡散層5、ビット線用拡散層6等からな
るMOSトランジスタが形成される。そして、このMO
Sトランジスタがメモリセルのトランスファトランジス
タとなる。また同時に、隣接メモリセルのトランスファ
トランジスタのゲート電極につながるワード線4’がフ
ィールド酸化膜2上に形成される。ここで、ゲート酸化
膜3は膜厚6nm程度のシリコン酸化膜であり、ゲート
電極4は膜厚100nm程度のチタンポリサイドであ
る。そして、容量用拡散層5およびビット線用拡散層6
は深さ0.1μm程度のN+ 型拡散層である。
【0032】次に、第1層間絶縁膜7aが公知の化学気
相成長(CVD)法によるシリコン酸化膜の堆積とこの
シリコン酸化膜の化学的機械研磨(CMP)法との併用
で平坦になるように形成される。ここで、この第1層間
絶縁膜7aの膜厚は500nm程度である。
【0033】次に、前記MOSトランジスタのビット線
用拡散層6上にコンタクト孔が開口され、このコンタク
ト孔にタングステン、窒化チタン、タングステンシリサ
イド等の導電体材が埋設されビット線コンタクト孔プラ
グ8が設けられる。そして、CVD法による膜厚300
nmのタングステン薄膜堆積後、公知のフォトリソグラ
フィ技術とドライエッチング技術とで微細加工され、ビ
ット線パッド9aとビット線9が形成される。ここで、
ビット線コンタクト孔プラグ8とビット線パッド9aは
電気接続される。
【0034】次に、このビット線9を被覆する第2層間
絶縁膜7bが、第1層間絶縁膜7aの製法と同様にして
形成される。ここで、第2層間絶縁膜7bの膜厚は40
0nm程度に設定される。このようにして、第1層間絶
縁膜7aと第2層間絶縁膜7bとで層間絶縁膜7が形成
されることになる。
【0035】次に、常圧CVD法により第1スペーサ膜
16が堆積される。ここで、この第1スペーサ膜16は
リン不純物を5モル%程度含有するPSG膜(リンガラ
スを含むシリコン酸化膜)であり、その膜厚は50nm
程度になるように設定される。次に、リン不純物を含む
膜厚30nm程度の多結晶シリコン膜が公知のCVD法
で堆積され第1層の電極膜17が形成される。そして、
この第1層の電極膜17に被着する第2スペーサ膜18
が堆積される。ここで、この第2スペーサ膜18は第1
スペーサ膜と同様であり膜厚50nmのPSG膜であ
る。この第2スペーサ膜18上に第2層の電極膜19が
第1の電極膜17と同様に形成される。そして、この第
2の電極膜19上に第3スペーサ膜20が堆積される。
この第3スペーサ膜20はリン不純物を5モル%程度含
有するPSG膜であり、その膜厚は100nm程度に設
定される。ここで、多結晶シリコン膜に含まれるリン不
純物濃度は1×1019〜1×1020原子/cm3 であ
る。
【0036】このようにした後、図2(a)に示すよう
に、層間絶縁膜7、第1スペーサ膜16、第1層の電極
膜17、第2スペーサ膜18、第2層の電極膜19およ
び第3スペーサ膜20を貫通し容量用拡散層5に達する
容量コンタクト孔10が形成される。ここで、この容量
コンタクト孔10の口径は0.1μm程度に設定され
る。そして、リン不純物を含有する多結晶シリコン膜が
この容量コンタクト孔に埋設され、容量電極ポスト11
が形成される。ここで、容量電極ポスト11を構成する
多結晶シリコン膜に含まれるリン不純物の濃度は1×1
19原子/cm3程度である。
【0037】次に、図2(b)に示すように、反応性イ
オンエッチング(RIE)で第3スペーサ膜20に異方
性エッチングが施され第3サイドウォール絶縁膜21が
形成される。ここで、RIEの反応ガスはCH2 2
CF4 の混合ガスである。そして、第3サイドウォール
絶縁膜21の膜厚は50nm程度になるように設定され
る。
【0038】次に、リン不純物を含有する膜厚40nm
程度の多結晶シリコン膜が堆積され、さらに、RIEに
よりこの多結晶シリコン膜および第2層の電極膜19に
異方性エッチングが加えられる。ここで、RIEの反応
ガスはCl2 、O2 およびHBrの混合ガスである。こ
のようにして、図2(c)に示すように、第3サイドウ
ォール絶縁膜21の側壁に膜厚30nm程度の第2サイ
ドウォール電極膜22が形成され、さらに、第2フィン
電極膜23が形成されるようになる。
【0039】次に、膜厚が100nmでありリン不純物
を5モル%程度含有するPSG膜が堆積され、RIEに
よりこのPSG膜に異方性ドライエッチィングが加えら
れる。ここで、この場合のRIEの反応ガスは前述した
CH2 2 とCF4 の混合ガスである。このようにし
て、図3(a)に示すように、第2サイドウォール電極
膜22および第2フィン電極膜23の側壁に膜厚50n
m程度の第2サイドウォール絶縁膜24が形成され、第
2スペーサ膜18も同様にエッチングされる。
【0040】次に、再びリン不純物を含有する膜厚50
nm程度の多結晶シリコン膜が堆積され、さらに、RI
Eによりこの多結晶シリコン膜および第1層の電極膜1
7に異方性エッチングが加えられる。ここで、RIEの
反応ガスは前述したCl2 、O2 およびHBrの混合ガ
スである。このようにして、図3(b)に示すように、
第2サイドウォール絶縁膜24の側壁に膜厚30nm程
度の第2サイドウォール電極膜25が形成され、さら
に、第1フィン電極膜26が形成される。
【0041】次に、図3(b)に示す第1スペーサ膜1
6、第2スペーサ膜18、第3サイドウォール絶縁膜2
1および第2サイドウォール絶縁膜24が選択的にエッ
チング除去される。以下、この選択的エッチング方法に
ついて説明する。
【0042】この選択的エッチングは、特開平6−18
1188号公報に記載した選択気相HF処理の方法で行
われる。すなわち、エッチングチャンバー内に反応ガス
として600Paの気相HFガスと1Pa以下の水蒸気
との混合ガスが導入され室温中でエッチングされる。こ
のような条件では、第1スペーサ膜16、第2スペーサ
膜18、第3サイドウォール絶縁膜21および第2サイ
ドウォール絶縁膜24を構成するPSG膜のエッチン速
度は1000nm/minであり、層間絶縁膜7を構成
するシリコン酸化膜のエッチング速度は1.5nm/m
inである。このため、これらの絶縁膜をエッチング除
去する間に層間絶縁膜7は0.5nm程度以下しかエッ
チングされず、前述のスペーサ膜およびサイドウォール
絶縁膜が選択的に除去されるようになる。
【0043】このようにして、図3(c)に示すよう
に、シリコン基板1の表面の容量用拡散層5に電気接続
する容量電極ポスト11が形成され、この容量電極ポス
ト11に接続する第1葉の電極膜12と第2葉の電極膜
13とが形成される。ここで、第1葉の電極膜12は、
3(b)に示す第1サイドウォール電極膜25と第1フ
ィン電極膜26とで構成される。また、第2葉の電極膜
13は、同様に第2サイドウォール電極膜22と第2フ
ィン電極膜23とで構成される。
【0044】ここで、このようにして形成した蓄積電極
外周のでき上がり寸法でみると、円形状の平面パターン
の直径は約0.4μm程度であり蓄積電極の高さは0.
3μm〜0.4μm程度である。
【0045】以後の工程で、容量電極ポスト11、第1
葉の電極膜12および第2葉の電極膜13の表面に極薄
のシリコン窒化膜が堆積され酸化処理される。ここで、
このシリコン窒化膜の膜厚は5nm程度である。そし
て、リン不純物を含む多結晶シリコン膜が堆積され図1
で説明したプレート電極15が形成されて1個のトラン
ジスタと1個のキャパシタとで構成されるメモリセルが
完成する。
【0046】以上に説明した本発明のキャパシタ構造の
効果について図4に基づいて説明する。図4はメモリセ
ルの蓄積容量と蓄積電極の高さとの関係を示す。ここ
で、メモリセルは1GbDRAMの場合であり、そのキ
ャパシタ部の平面的占有寸法は0.4μm×0.4μm
とし、容量絶縁膜の膜厚はシリコン酸化膜換算で4nm
としている。
【0047】図中の多重シリンダ構造は従来の技術で説
明したものと同一の構造を有し、各円筒電極膜の膜厚は
30nmとした3重シリンダである。さらに、参考とし
て蓄積電極が立方体となる単純スタック構造の場合を比
較のために載せている。
【0048】図4から判るように、本発明の構造の場合
には蓄積容量が、他の構造の場合より大きくなる。例え
ば、蓄積電極の高さが0.5μmの場合、多重シリンダ
構造ではその容量値は25〜30fFであるのに対し、
本発明の構造ではその容量値は45fFとなり1.5〜
1.8倍に増大する。
【0049】あるいは、その蓄積電極の高さで比較する
と、本発明の構造ではその高さは、多重シリンダ構造の
場合の高さの〜1/2程度に縮小する。通常、メモリセ
ルの容量値は30fFを確保するように設計される。そ
こで、蓄積容量が30fFとなる場合の蓄積電極の高さ
をみると、本発明の場合にはその高さは0.3μm程度
であり、多重シリンダ構造の場合ではその高さは0.5
μm〜0.6μmである。なお、単純スタック構造の場
合には、蓄積電極の高さは2μm程度と非常に大きくな
る。
【0050】次に、キャパシタ電極構造について本発明
の第2の実施の形態を図5に基づいて説明する。図5は
本発明の第2の実施の形態を説明するためのDRAMセ
ル部の平面図とその断面図である。ここで、図5(a)
の平面図では、図面の簡明化のため、ワード線より上層
に位置する構成要素が示される。また、図5(b)の断
面図は、図5(a)の平面図に記したC−Dでの切断面
を示す。なお、メモリセルのキャパシタ部以外は第1の
実施の形態と同一である。そこで、以下ではその説明は
省略される。
【0051】図5(a)に示すように、この第2の実施
の形態では、ゲート電極4、ワード線4’およびビット
線9上に、蓄積電極の外周形状が矩形となるキャパシタ
が形成される。蓄積電極の外周形状が円形である第1の
実施の形態とはこの点が特に異るところとなる。
【0052】図5(b)に示すように、容量用拡散層5
に貫通する容量コンタクト孔10が層間絶縁膜7に形成
され、この容量コンタクト孔10を埋設して容量電極ポ
スト11が形成されている。また、この容量電極ポスト
11に電気接続する第1葉の電極膜12および第1葉の
電極膜13が積層して形成されている。ここで、第1葉
の電極膜12および第2葉の電極膜13の平面形状は矩
形であり、その端部で縦方向に曲折する。そして、この
容量電極ポスト11の上部に矩形の上部電極膜11aが
形成されている。
【0053】そして、この容量電極ポスト11、上部電
極膜11a、第1葉の電極膜12および第2葉の電極膜
13の表面に容量絶縁膜14が形成されている。さら
に、この容量絶縁膜14に被着するプレート電極15が
形成されている。以上のようにして、1個のトランジス
タと1個のキャパシタとで構成されるDRAMのメモリ
セルが形成される。
【0054】この場合には、容量電極ポスト11に接続
する上部電極膜11aが任意の矩形の形状に形成され
る。このためにキャパシタ電極の平面的な寸法は任意に
できメモリセル寸法に合わせて設定できるようになる。
そして、メモリセル部の多数の蓄積電極の稠密な配置が
容易になる。また、第1の実施の形態の場合より1個の
キャパシタの容量値は増加するようになる。
【0055】次に、この第2の実施の形態の電極構造の
製造方法について図6と図7に基づいて説明する。図6
と図7は本発明の製造方法の工程順の断面図である。以
下の説明では、層間絶縁膜の形成以前の工程は図2で説
明したのと同一であるので省略される。
【0056】図6(a)に示すように、シリコン酸化膜
で層間絶縁膜7が形成されている。次に、常圧CVD法
によりマスク絶縁膜27が堆積される。ここで、このマ
スク絶縁膜27は膜厚50nmのシリコン窒化膜であ
る。次に、リン不純物を含む膜厚30nm程度の多結晶
シリコン膜が公知のCVD法で堆積され第1層の電極膜
17が形成される。そして、この第1層の電極膜17に
被着する第2スペーサ膜18aが堆積される。ここで、
この第2スペーサ膜18aは膜厚50nmのシリコン酸
化膜である。この第2スペーサ膜18a上に第2層の電
極膜19が第1の電極膜17と同様に堆積される。そし
て、この第2の電極膜19上に第3スペーサ膜20aが
堆積される。この第3スペーサ膜20aもシリコン酸化
膜であり、その膜厚は50nm程度に設定される。
【0057】このようにした後、図6(a)に示すよう
に、層間絶縁膜7、マスク絶縁膜27、第1層の電極膜
17、第2スペーサ膜18a、第2層の電極膜19およ
び第3スペーサ膜20aを貫通し容量用拡散層5に達す
る容量コンタクト孔10が形成される。ここで、容量コ
ンタクト孔10の口径は0.1μm程度に設定される。
そして、リン不純物を含有する多結晶シリコン膜がこの
容量コンタクト孔に埋設され、容量電極ポスト11が形
成される。
【0058】次に、図6(b)に示すように、上部電極
膜11aが容量電極ポスト11に接続して形成される。
ここで、この上部電極膜11aはリン不純物を含有する
多結晶シリコン膜で形成され、その膜厚は100nm程
度に設定される。また、この上部電極膜11aの平面形
状は、0.15μm×0.25μmに設定される。
【0059】次に、膜厚50nmのシリコン酸化膜が堆
積され、RIEで第3スペーサ膜20aと共に異方性ド
ライエッチングが施され、図6(c)に示すように、第
3サイドウォール絶縁膜21が形成される。ここで、R
IEの反応ガスはCH2 2とCF4 の混合ガスあるい
はCHF3 とCOの混合ガスである。そして、第3サイ
ドウォール絶縁膜21aの膜厚は、30nm程度になる
ように設定される。
【0060】次に、リン不純物を含有する膜厚30nm
程度の多結晶シリコン膜が堆積され、さらに、RIEに
よりこの多結晶シリコン膜および第2層の電極膜19に
異方性ドライエッチングが加えられる。ここで、RIE
の反応ガスはCl2 、O2 およびHBrの混合ガスであ
る。このようにして、図7(a)に示すように、第3サ
イドウォール絶縁膜21aおよび第3スペーサ膜20a
の側壁に膜厚20nm程度の第2サイドウォール電極膜
22が形成され、さらに、第2フィン電極膜23が形成
されるようになる。
【0061】次に、再び膜厚が50nmのシリコン酸化
膜が堆積され、RIEによりこのシリコン酸化膜および
第2スペーサ膜18aに異方性ドライエッチィングが加
えられる。ここで、この場合のRIEの反応ガスは前述
したようにCH2 2 とCF4 の混合ガスあるいはCH
3 とCOの混合ガスである。このようにして、図7
(b)に示すように、第2サイドウォール電極膜22お
よび第2フィン電極膜23の側壁に膜厚30nmの第2
サイドウォール絶縁膜24aが形成され、第2スペーサ
膜18aも同様にエッチングされる。
【0062】次に、再びリン不純物を含有する膜厚30
nm程度の多結晶シリコン膜が堆積され、さらに、RI
Eによりこの多結晶シリコン膜および第1層の電極膜1
7に異方性エッチングが加えられる。ここで、RIEの
反応ガスはCl2 、O2 およびHBrの混合ガスであ
る。このようにして、図7(b)に示すように、第2サ
イドウォール絶縁膜24aおよび第2スペーサ膜18a
の側壁に膜厚20nm程度の第1サイドウォール電極膜
25が形成され、さらに、第1フィン電極膜26が形成
されるようになる。
【0063】次に、図7(b)に示す第3スペーサ膜2
0a、第2スペーサ膜18a、第3サイドウォール絶縁
膜21aおよび第2サイドウォール絶縁膜24aが弗酸
液中のウェットエッチングで除去される。ここで、マス
ク絶縁膜27は層間絶縁膜7をこのウェットエッチング
から保護する役割を有する。そして、このマスク絶縁膜
27のみ燐酸液中で選択的に除去される。
【0064】このようにして、図7(c)に示すよう
に、シリコン基板1の表面の容量用拡散層5に電気接続
する容量電極ポスト11が形成され、その上部に上部電
極膜11aが積層される。そして、この容量電極ポスト
11の側部に接続する第1葉の電極膜12と第2葉の電
極膜13とが形成される。ここで、第1葉の電極膜12
は、7(b)に示す第1サイドウォール電極膜25と第
1フィン電極膜26とで構成される。また、第2葉の電
極膜13は、同様に第2サイドウォール電極膜22と第
2フィン電極膜23とで構成される。
【0065】ここで、このようにして形成した蓄積電極
のでき上がり寸法でみると、その外周の平面パターンは
0.35μm×0.45μmでありその高さは0.3μ
m程度である。
【0066】以後の工程で、容量電極ポスト11、上部
電極膜11a、第1葉の電極膜12および第2葉の電極
膜13の表面に極薄のシリコン窒化膜が堆積され酸化処
理される。ここで、このシリコン窒化膜の膜厚は5nm
程度である。そして、リン不純物を含む多結晶シリコン
膜が堆積され図5で説明したプレート電極15が形成さ
れて1個のトランジスタと1個のキャパシタとで構成さ
れるメモリセルが完成することになる。
【0067】次に、キャパシタ電極構造について本発明
の第3の実施の形態を図8に基づいて説明する。図8は
本発明の第3の実施の形態を説明するためのDRAMセ
ル部の断面図である。なお、メモリセルのキャパシタ部
以外は第1の実施の形態と同一である。そこで、以下で
はその説明は省略される。
【0068】図8に示すように、この第3の実施の形態
では、層間絶縁膜7の上部に第1の実施の形態と同様な
蓄積電極を有するキャパシタが形成される。ここで、第
1の実施の形態との相違点は、第1葉の電極膜12aの
膜厚が第2葉の電極膜13のそれより厚くなるように設
定される点である。
【0069】すなわち、図8に示すように、容量用拡散
層5に電気接続する容量電極ポスト11が形成されてい
る。そして、この容量電極ポスト11の側部に電気接続
する膜厚60nm程度の第1葉の電極膜12aが形成さ
れる。さらに、膜厚30nm程度の第2葉の電極膜13
が同様に側部に積層して形成されている。ここで、第1
葉の電極膜12および第2葉の電極膜13はその端部で
縦方向に曲折しており蓮の葉のような形状をしている。
【0070】そして、この容量電極ポスト11、第1葉
の電極膜12aおよび第2葉の電極膜13の表面に容量
絶縁膜14が形成されている。さらに、この容量絶縁膜
14に被着するプレート電極15が形成されている。以
上のようにして、1個のトランジスタと1個のキャパシ
タとで構成されるDRAMのメモリセルが形成されるよ
うになる。
【0071】このように第1葉の電極膜12aの膜厚が
厚くなることで、この蓄積電極の機械的強度は第1の実
施の形態の場合よりさらに向上するようになる。
【0072】次に、キャパシタ電極構造について本発明
の第4の実施の形態を図9に基づいて説明する。図9は
本発明の第4の実施の形態を説明するためのDRAMセ
ル部の断面図である。なお、メモリセルのキャパシタ部
以外は第1の実施の形態と同一である。そこで、以下で
はその説明は省略される。
【0073】図9に示すように、この第4の実施の形態
では、層間絶縁膜7の上部に第5の実施の形態と同様な
蓄積電極を有するキャパシタが形成される。ここで、第
5の実施の形態との相違点は、この場合には上部電極膜
11a、第1葉の電極膜12bあるいは第2葉の電極膜
13aの表面が凹凸状に形成される点にある。
【0074】すなわち、図9に示すように、層間絶縁膜
層7の上部に容量用拡散層5に電気接続する容量電極ポ
スト11が形成されている。また、この容量電極ポスト
11に電気接続する第1葉の電極膜12bおよび第1葉
の電極膜13aが積層するように形成されている。ここ
で、第1葉の電極膜12bおよび第2葉の電極膜13a
の表面には小さな凹凸が形成されている。そして、この
容量電極ポスト11の上部に矩形で表面に凹凸がある上
部電極膜11bが形成されている。
【0075】そして、この容量電極ポスト11、上部電
極膜11b、第1葉の電極膜12bおよび第2葉の電極
膜13aの表面に容量絶縁膜14が形成されている。さ
らに、この容量絶縁膜14に被着するプレート電極15
が形成されている。以上のようにして、1個のトランジ
スタと1個のキャパシタとで構成されるDRAMのメモ
リセルが形成される。
【0076】ここで、この電極膜表面の凹凸形状は次の
ようにして形成される。すなわち、初め、図5で説明し
た蓄積電極がリン不純物を含有する無定形シリコン膜で
形成される。次に、この蓄積電極は、10-5Torr以
下の高真空中で熱処理される。ここで、この処理温度は
600〜700℃に設定される。このようにすると、無
定形シリコン膜で構成されていた蓄積電極の表面には、
粒径5nm程度の多結晶シリコンが形成されるようにな
る。
【0077】この凹凸の形成により、蓄積電極の面積
は、図5で説明した第2の実施形態の場合の2倍程度に
増加する。このため、この場合には大きな容量値が確保
され易くなり蓄積電極の高さがより低くなる。
【0078】本発明の実施の形態では、容量絶縁膜が蓄
積電極の表面にのみ形成される場合について説明されて
いる。しかし、実際は容量絶縁膜の成膜においては、こ
の容量絶縁膜は層間絶縁膜上にも形成されることに触れ
ておく。
【0079】また、本発明では、実施の形態で説明した
第1葉の電極膜あるいは第2葉の電極膜の一部からさら
に横方向に突出して伸び、その端部で屈曲して分岐する
電極がさらに形成されてもよい。なお、この場合の形成
方法は、先述した下部容量電極を形成する場合のサイド
ウォール絶縁膜とサイドウォール電極膜を交互に形成す
る方法を基本的に踏襲した方法となる。
【0080】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、容量絶
縁膜を介して下部容量電極と上部容量電極とが対向する
キャパシタを備えた半導体装置であって、前記下部容量
電極が、一定の高さを有する導電体支柱と、前記導電体
支柱の所定の高さに位置する側壁に接続し横方向に鍔状
に伸び、端部で曲折し縦方向に伸びている導電層とで構
成され、前記上部容量電極が、前記下部容量電極の表面
に被着する容量絶縁膜を介して前記下部容量電極と対向
して設けられてなる。
【0081】このために、本発明のキャパシタの電極は
構造的にその機械的強度が増大する。そして、一定の平
面内に形成されるキャパシタ電極の実効的な面積は、こ
れまでに提案されている多重シリンダ構造の場合より増
大するようになる。
【0082】さらに、キャパシタ電極が構造的に強化さ
れるために、電極を構成する電極材料の膜厚が薄膜化さ
れ易くなり、キャパシタ電極の微細化が容易になる。特
に、蓄積電極の高さが低くなるため、先述したようなメ
モリセル部と周辺回路部の段差は縮小化される。そし
て、先述したフォトリソグラフィ工程でのフォーカス・
マージンの問題は解消され、配線パターンの解像不良は
無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するメモリセ
ルの平面図と断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の製造工程順の断面
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の製造工程順の断面
図である。
【図4】本発明の効果を説明するための蓄積容量を示す
グラフである。
【図5】本発明の第2の実施の形態を説明するメモリセ
ルの平面図と断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の製造工程順の断面
図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の製造工程順の断面
図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を説明するメモリセ
ルの断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を説明するメモリセ
ルの断面図である。
【図10】従来の技術を説明するためのメモリセルの断
面図である。
【符号の説明】
1,101 シリコン基板 2,102 フィールド酸化膜 3,103 ゲート酸化膜 4,104 ゲート電極 4’ ワード線 5 容量用拡散層 6 ビット線用拡散層 7 107 層間絶縁膜 7a 第1層間絶縁膜 7b 第2層間絶縁膜 8 ビット線コンタクト孔プラグ 9 ビット線 9a ビット線パッド 10 容量コンタクト孔 11 容量電極ポスト 11a,11b 上部電極膜 12,12a,12b 第1葉の電極膜 13,13a 第2葉の電極膜 14,113 容量絶縁膜 15,114 プレート電極 16 第1スペーサ膜 17 第1層の電極膜 18,18a 第2スペーサ膜 19 第2層の電極膜 20,20a 第3スペーサ膜 21,21a 第3サイドウォール絶縁膜 22 第2サイドウォール電極膜 23 第2フィン電極膜 24,24a 第2サイドウォール絶縁膜 25 第1サイドウォール電極膜 26 第1フィン電極膜 27 マスク絶縁膜 105 第1のN+ 拡散層 106 第2のN+ 拡散層 108 下部電極膜 109 第1の円筒電極膜 110 第2の円筒電極膜 111 第3の円筒電極膜 112 蓄積電極

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量絶縁膜を介して下部容量電極と上部
    容量電極とが対向するキャパシタを備えた半導体装置で
    あって、前記下部容量電極が、一定の高さを有する導電
    体支柱と、前記導電体支柱の所定の高さに位置する側壁
    に接続し横方向に鍔状に伸び、その端部で曲折し縦方向
    に伸びる導電層とで構成され、前記上部容量電極が、前
    記下部容量電極の表面に被着する容量絶縁膜を介して前
    記下部容量電極と対向して設けられてなることを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記導電体支柱の上面に所定の平面形状
    を有する上部導電体が接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記導電層が前記導電体支柱のそれぞれ
    異る高さに位置する側壁に複数個階層状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記導電体支柱、前記導電層および前記
    上部導電体が不純物を含有する多結晶シリコンで形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記導電体支柱、前記導電層、前記上部
    導電体の表面が凹凸状になっていることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記縦方向に伸びる導電層の一部からさ
    らに横方向に突出し、その端部で屈曲された第2の導電
    層が設けられていることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置。
  7. 【請求項7】 1個のトランジスタ素子と1個の容量素
    子とで構成されるメモリセルを有し、前記キャパシタ
    が、当該容量素子として使用されワード線およびビット
    線より上層に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板表面に形成された拡散層を被
    覆する層間絶縁膜上に導電体薄膜層と絶縁薄膜層とを交
    互に積層させ最上層に絶縁薄膜層を形成する工程と、前
    記導電体薄膜層と前記絶縁薄膜層とを貫通し前記拡散層
    に達する孔を形成する工程と、前記孔に導電体材料を埋
    設し導電体支柱を形成する工程と、最上層の前記絶縁薄
    膜層に異方性のドライエッチングを施し前記導電体支柱
    の側壁にサイドウォール絶縁膜を形成する工程と、導電
    膜を堆積し異方性ドライエッチィングを施して前記サイ
    ドウォール絶縁膜の側壁にサイドウォール電極膜を形成
    し更に前記導電体薄膜層と接続させる工程と、を含むこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 半導体基板表面に形成された拡散層を被
    覆する層間絶縁膜上に導電体薄膜層と絶縁薄膜層とを交
    互に積層させ最上層に絶縁薄膜層を形成する工程と、前
    記導電体薄膜層と前記絶縁薄膜層とを貫通し前記拡散層
    に達する孔を形成する工程と、前記孔に導電体材料を埋
    設し導電体支柱を形成する工程と、導電膜を堆積し所定
    の平面形状にパターニングして上部導電体を形成する工
    程と、絶縁膜を堆積し異方性ドライエッチングを施して
    前記上部導電体の側壁にサイドウオール絶縁膜を形成す
    る工程と、導電膜を堆積し異方性ドライエッチィングを
    施して前記サイドウォール絶縁膜の側壁にサイドウォー
    ル電極膜を形成し更に前記導電体薄膜層と接続させる工
    程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板上に絶縁膜と導電膜とを交
    互に積層し積層体を形成する工程と、前記積層体を貫通
    し各導電膜と接続する容量電極ポストを形成する工程
    と、上層に位置する第1の導電膜の面積を確定し、該第
    1の導電膜の外周にそって縦方向に延在する第1の縦型
    導電膜を形成する工程と、前記第1の導電膜の面積より
    大きくなるように前記第2の導電膜の面積を確定し、そ
    の外周にそって縦方向に延在する第2の縦型導電膜を形
    成する工程とを含み、上述の工程によって形成された導
    電膜および容量電極ポストをキャパシタの一方の電極と
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 1個のトランジスタと1個のキャパシ
    タとでメモリセルを構成し、このメモリセルにワード線
    およびビット線が接続された記憶部を有する半導体装置
    において、前記キャパシタは前記トランジスタの一端に
    接続され、半導体基板から垂直方向に延在する容量電極
    ポストと、該容量電極ポストの途中から横方向に延びる
    第1の電極膜と、該第1の電極膜の端部から縦方向に延
    びる第2の電極膜とを有することを特徴とする半導体装
    置。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の電極膜は前記ワ
    ード線およびビット線の上方に位置することを特徴とす
    る請求項11記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記容量電極ポストおよび前記第1お
    よび第2の電極膜を取り囲むように、容量絶縁膜を介し
    て対向電極が形成されていることを特徴とする請求項1
    1記載の半導体装置。
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