JPH0997188A - ジョブのスケジュール方式 - Google Patents

ジョブのスケジュール方式

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JPH0997188A
JPH0997188A JP7252901A JP25290195A JPH0997188A JP H0997188 A JPH0997188 A JP H0997188A JP 7252901 A JP7252901 A JP 7252901A JP 25290195 A JP25290195 A JP 25290195A JP H0997188 A JPH0997188 A JP H0997188A
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JP7252901A
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Inventor
Fuyuhiko Ogoshi
冬彦 大越
Hitoshi Kamasaka
等 釜坂
Masashi Torawatari
昌史 虎渡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動すべきジョブの記録を残すことができる
ジョブのスケジュール方式を得る。また、ジョブの起動
状態を記録することにより起動されなかったジョブを自
動的に起動できるジョブのスケジュール方式を得る。 【解決手段】 ジョブを起動する日時のスケジュールを
決めたスケジュール要求ファイルを元に、実行予定のス
ケジュールを格納する実行予定スケジュールファイルを
作成する。スケジュールプロセスは上記実行予定スケジ
ュールファイルを元にジョブを起動する。また、スケジ
ュールプロセスはジョブの起動及び終了を実行予定スケ
ジュールファイルに記録し、記録された状態を元に起動
されなかったジョブを判定し、起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ジョブを起動す
る日時のスケジュールをあらかじめ設定し、設定された
スケジュールに基づいてジョブを起動するジョブのスケ
ジュール方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のジョブのスケジュール方式として
は、例えばUNIXシステム(UNIXは登録商標)の
cronがある。図33は、従来例の構成を示す図であ
る。図において、1はジョブ、2はジョブ1を起動する
日時のスケジュールを決めたスケジュール要求ファイ
ル、3はスケジュール要求ファイル2を読み込み、スケ
ジュール要求ファイル2に指定された日時に該当するジ
ョブを起動するスケジュールプロセスである。
【0003】図34は、スケジュール要求ファイル2の
具体例を示す図である。図に示すように、スケジュール
要求ファイル2は、実行日パターン121、ジョブを実
行する時刻122、実行するジョブの名前であるジョブ
名123から構成される。実行日パターン121は特定
日(例1995/06/26)あるいは、毎週日曜日、
平日(毎週月曜〜金曜)、毎週日曜日など実行日をあら
わすパラメータである。
【0004】図35は、従来例のスケジュールプロセス
3の処理の流れ図である。この流れ図を用いて、図34
に示した内容のスケジュール要求ファイルに基づいてジ
ョブを起動するスケジュールプロセス3の動作について
説明する。スケジュールプロセス3は、起動時にスケジ
ュール要求ファイル2を読み込み(S101)、現在の
日付時刻T2を獲得し(S102)、次に実行すべき日
付時刻T1とジョブJ1を決定する(S103)。具体
的には、スケジュールプロセス3は、スケジュール要求
ファイル2のすべての実行日パターンを解析・展開し、
獲得した日付時刻T2に一番近く、さらにT1>T2を
満たす実行予定の日付時刻T1とジョブJ1を決定す
る。その後は、S104及びS105においてこの時刻
T1がくるのを監視し、この日付時刻がくれば、S10
6においてジョブJ1を起動する。例えば、スケジュー
ルプロセス3が1995/06/26(月曜日)の1
0:20に起動された場合、スケジュールプロセス3は
ジョブ2を10分後(つまり、10:30)に起動する
ことを決め、該当時刻がくるとジョブ2を起動する。そ
の後、次に実行するジョブを決める。つまり、4時間3
0分後の15:00にジョブ3を起動する。
【0005】従来のジョブのスケジュール方式のよれ
ば、以上のようにスケジュールプロセス3が実行日パタ
ーンを解析・展開し実行するジョブを決め、起動してい
た。そのためマシンが起動していないあいだに起動のス
ケジュールが定義されていたジョブは起動されないとい
う問題点があった。また、起動されていないことの確認
も困難であった。例えば、図36に示すようにマシンが
何らかの理由で、10:25から10:35までダウン
していると、ジョブ2が起動されるべき時刻にはスケジ
ュールプロセス3が動作していないので、ジョブ2は起
動されない。また、従来例のジョブのスケジュール方式
によれば、起動されたジョブについては、マシンのシス
テムが保持しているジョブの起動の履歴(ログ)を参照
すれば起動されたことを確認できるが、どのジョブが起
動されるべきであったかという記録は残されないので、
ダウンしていた間に本来起動されるべきであったジョブ
が起動されなかったことが分からない。このような場
合、マシンの運用者などがスケジュール要求ファイル2
を参照し、実行日パターンを解析・展開し起動されるべ
きであったジョブを探し出し、ジョブの起動の履歴等か
ら、起動しているか否かを判断し、起動してない場合
は、起動させていた。
【0006】また、従来のジョブのスケジュール方式に
おけるスケジュールプロセスは、ジョブの起動/終了の
みにしか関与しないので、ジョブが正常終了しなかった
場合(すなわち異常終了した場合)、ジョブが使用して
いた資源を回復することができない恐れがあった。ジョ
ブが使用していた資源とは、例えばプリンタや外部の補
助記憶装置などの入出力装置、あるいは、補助記憶装置
に記憶されたファイル等である。ジョブが使用していた
これらの資源を専有したままで異常終了してしまうと、
他のジョブがその資源を使用することができないという
問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な問題点を解決するためになされたものであり、起動す
べきジョブの記録を残すことができるジョブのスケジュ
ール方式を得ることを目的としている。また、起動され
なかったジョブを自動的に起動できるジョブのスケジュ
ール方式を得ることを目的としている。また、ジョブの
正常終了/異常終了を検知/記録できるジョブのスケジ
ュール方式を得ることを目的としている。また、ジョブ
が資源を専有したまま異常終了したときに、ジョブが専
有している資源を解放する回復ジョブを起動するジョブ
のスケジュール方式を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のジョブのスケ
ジュール方式は、ジョブのスケジュール要求を記憶する
スケジュール要求記憶部と、上記スケジュール要求記憶
部にアクセスして上記スケジュール要求を読み込み、読
み込んだスケジュール要求に基づいてジョブを起動する
スケジュールプロセスとからなるジョブのスケジュール
方式において、上記スケジュール要求記憶部から読み込
んだ上記スケジュール要求を基にジョブの実行予定日時
を記述した実行予定スケジュールを作成する実行予定ス
ケジュール作成手段と、上記実行予定スケジュール作成
手段が作成した実行予定スケジュールを格納する実行予
定スケジュール記憶部を備え、上記スケジュールプロセ
スは、上記実行予定スケジュール記憶部にアクセスし、
上記実行予定スケジュールを読み込み、読み込んだ実行
予定スケジュールに基づいて、ジョブを起動することを
特徴とする。
【0009】上記実行予定スケジュール作成手段は、上
記実行予定スケジュール記憶部にいつまでの実行予定ス
ケジュールを格納したかを示す日時を記憶するスケジュ
ール済み日時記憶部を作成することを特徴とする。
【0010】上記実行予定スケジュール作成手段は、上
記実行予定スケジュールを上記実行予定日時の昇順に配
置して上記実行予定スケジュール記憶部に格納すること
を特徴とする。
【0011】上記実行予定スケジュール記憶部は、ジョ
ブの状態を記憶する項目を備え、上記実行予定スケジュ
ール作成手段は、実行予定スケジュール作成時に上記ジ
ョブの状態を記憶する項目に初期状態を記憶し、上記ス
ケジュールプロセスは、上記ジョブの状態を記憶する項
目をジョブの状態に対応して変更することを特徴とす
る。
【0012】上記ジョブの状態を記憶する項目には、ジ
ョブの状態として実行開始前、実行開始済みが記憶され
ることを特徴とする。
【0013】上記ジョブの状態を記憶する項目には、ジ
ョブの状態として実行開始前、実行中、正常終了が記憶
されることを特徴とする。
【0014】上記ジョブのスケジュール方式は、さら
に、ジョブが実行予定日時に遅れてもジョブを起動する
最大遅延時間を記憶する最大遅延時間記憶部を備え、上
記スケジュールプロセスは、上記ジョブの状態を記憶す
る項目と上記最大遅延時間記憶部に記憶された最大遅延
時間に基づいてジョブを起動することを特徴とする。
【0015】上記最大遅延時間記憶部は、上記最大遅延
時間をジョブ毎に設定し、上記実行予定スケジュール作
成手段は、上記ジョブ毎に設定された最大遅延時間に基
づいてジョブを起動することを特徴とする。
【0016】上記実行予定スケジュール記憶部は、所定
数のジョブの実行予定スケジュールを格納することを特
徴とする。
【0017】上記実行予定スケジュール記憶部は、さら
に、ジョブのリカバリを行うリカバリジョブを設定する
項目を備え、上記スケジュールプロセスは、上記ジョブ
の状態を記憶する項目とリカバリジョブを設定する項目
を参照し、リカバリジョブを起動することを特徴とす
る。
【0018】上記実行予定スケジュール作成手段は、上
記実行予定スケジュール記憶部にいつまでの実行予定ス
ケジュールを格納したかを示す日時をスケジュール済み
日時として、実行予定スケジュール記憶部に記憶するこ
とを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、発明の実施の形態を図を用いて説
明する。以降の発明の実施の形態においては、各記憶部
がディスク装置に記憶されるファイルである場合を想定
して説明を行う。これらの記憶部はファイルの形式を取
らなくてもよい。何らかの不揮発性記憶部であればよ
い。
【0020】図1はこの発明のジョブのスケジュール方
式を適用するハードウェア構成の一例を示す図である。
図において、500はジョブを実行する計算機本体のC
PU、510はCPU500が使用するメモリ(主記
憶)、520はCPU500が参照する現在の日付を管
理するTOD(Time Of Day)、530は計
算機内部の時計であるクロック、540は補助記憶装置
であるディスク装置である。起動されるジョブはディス
ク装置540に記憶され、起動時にメモリ510にロー
ドされる。またジョブを起動するスケジュールプロセス
も同様にディスク装置540に記憶され、起動時にメモ
リ510にロードされる。スケジュールプロセスはTO
D520及びクロック530により日付や時刻を通知さ
れ、ジョブの起動のタイミングを知る。
【0021】図2はこの実施の形態の構成図である。図
2に示すように、この実施の形態においては、ジョブ1
を起動する日時のスケジュールを決めたスケジュール要
求ファイル2から、そのスケジュールを読み込んで実行
予定のスケジュールを格納する実行予定スケジュールフ
ァイル5を作成する。そして、その実行予定スケジュー
ルファイル5に、いつまでのスケジュールを作成したか
という日時を記録しておくスケジュール済み日時ファイ
ル4を作成して持つ。そして、この実行予定スケジュー
ルファイル5から該当する時刻に該当するジョブを起動
するスケジュールプロセス3aからなるシステム構成を
採るものとする。
【0022】スケジュール要求ファイル2は、前述した
従来例で示した図34と同様にジョブを実行する日の実
行日パターンとその実行する時刻と、実行するジョブの
名前から構成される。なお、実行日パターンとは特定日
(例1995/06/26)あるいは、毎週日曜日、平
日(毎週月曜〜金曜)、毎週日曜日などである。図3
に、スケジュール済み日時ファイル4の具体例を示す。
この例では、1995年6月27日00時00分までに
起動するジョブの実行予定スケジュールを作成済みであ
ることを示している。
【0023】図4に、実行予定スケジュールファイルの
具体例を示す。この例では、1995年6月27日00
時00分までに起動するジョブの実行予定スケジュール
を格納した実行予定スケジュールファイルを想定してい
る。図4に示すように、実行予定スケジュールファイル
5は、スケジュール要求ファイル2を元に、ジョブのス
ケジュールを展開しスケジュール済み日時までに起動さ
れるジョブのスケジュールを格納する。つまり、日付時
刻51と、実行するジョブの名前であるジョブ名53か
ら構成される。また、この実行予定スケジュールファイ
ルがいつまでの分のスケジュールを作成しているかをス
ケジュール済み日時ファイル4に記録しておく。
【0024】図5は、同じスケジュール要求ファイルを
用いて、1995年6月28日00時00分までの実行
予定スケジュールを格納した実行予定スケジュールファ
イルを示す図である。また、図6は、同様に1995年
6月29日00時00分までの実行予定スケジュールを
格納した実行予定スケジュールファイルを示す図であ
る。図7は、この実施の形態のスケジュールプロセスの
処理の流れ図である。スケジュールプロセス3aは、S
101aにおいて起動時に実行予定スケジュールファイ
ル5を読み込む。次に、S101bにおいてスケジュー
ル済み日時ファイルを読み込む。ここで読み込んだスケ
ジュール済み日時ファイルに記載されているスケジュー
ル済み日時をT3とする。次にS102において、現在
の日付時刻(T2)を獲得する。次に、S200におい
てスケジュール済み日時ファイル4に記録されていた時
刻T3を獲得した日付時刻T2が過ぎているかどうかを
比較し、YESの場合すなわち、T2がT3を過ぎてい
る場合には、S201において実行予定スケジュールフ
ァイルを作成し、スケジュール済み日時ファイルのスケ
ジュール済み日時を更新する。また、S200において
T2がT3を過ぎていない時、すなわちNOの場合には
S103の処理を実行する。S103の処理において
は、次に実行すべき日付時刻T1とジョブJ1を決定す
る。このとき、スケジュールプロセス3aは、実行予定
スケジュールファイル5から、獲得した日付時刻T2に
一番近い実行予定の日付時刻T1とジョブJ1を決定す
る。すなわち、実行予定スケジュールファイルから最小
の日付時刻T1を持つジョブJ1をサーチする。その後
は、S104及びS105に示すようにこの時刻T1が
くるのを監視し、この日付時刻がくれば、S106にお
いて、ジョブJ1を起動する。
【0025】この実施の形態においては、S201の処
理において、実行予定スケジュールファイルを作成する
際にファイルは上書きで新規作成されるものとする。す
なわち、作成する以前に使用されていた実行予定スケジ
ュールファイルは削除される。このため、削除される実
行予定スケジュールファイルに格納されていた実行予定
スケジュールはすべて実行済みであるという前提で実行
予定スケジュールファイルが再作成される。
【0026】また、S103の処理において、次に実行
する日付時刻T1と実行するジョブJ1を決定する際、
予め実行予定スケジュールファイルに格納される実行予
定スケジュールを実行予定の日付時刻T1の昇順に並び
替え(ソート)を行って格納しておけば、次に実行する
ジョブJ1を示すポインタを持ち、そのポインタにより
実行するジョブを管理することも可能である。
【0027】以上のように、この実施の形態において
は、実行予定スケジュールファイルが作成されているた
めに、起動されるべきであったジョブのスケジュールの
記録を残すことができる。
【0028】実際にマシンダウンが発生した場合を想定
して図8を用いて説明する。例えば、1995年6月2
6日に図4に示すような実行予定スケジュールファイル
に基づいてスケジュールプロセスが稼働していたとす
る。10時にはジョブ1が起動される。10時25分に
はマシンがダウンし、10時35分に回復し、マシンが
再び起動したとする。この場合には、10時30分に実
行予定日時を迎えたジョブ2は起動されない。また、1
0時35分にマシンダウンは回復し、マシンは正常に起
動しているので、15時に実行予定日時を迎えるジョブ
3は正常に起動される。以上のように図8に示すよう
に、マシンが起動していないあいだに起動のスケジュー
ルが定義されていたジョブは起動されない。ただし、実
行予定スケジュールファイルが作成されているため、こ
の実行予定スケジュールファイルを参照することで、マ
シンダウン時間に起動予定のスケジュールを確認するだ
けで、起動されていないジョブが判明する。例えば、マ
シンが何等かの理由で、10:25から10:35まで
ダウンしていると、ジョブ2が起動されない。
【0029】以上のように、この実施の形態によれば、
従来のようにマシンの運用者等がスケジュール要求ファ
イルを参照して、実行日パターンを解析・展開して起動
されるべきであったジョブを探し出すという作業をなく
すことができる。
【0030】実施の形態2.この実施の形態において
は、実行予定スケジュールファイルにジョブの状態を示
す項目を付加し、ジョブの実行状態(実行開始済み、実
行開始前)を記録する場合について説明する。
【0031】前述した実施の形態1と異なる点のみを説
明する。まず、実行予定スケジュールファイル作成時
に、ジョブの状態を示す項目に、ジョブの実行状態とし
て”実行開始前”をセットしておく。作成された実行予
定スケジュールファイルを図9に示す。図9において、
55はジョブの実行状態を示す項目、『状態』である。
図9に示すように、実行予定スケジュールファイル作成
時にはジョブの状態55は全て”実行開始前”となって
いる。そして、ジョブを実行する時に、ジョブが起動さ
れたことを記録する。
【0032】図10にジョブが起動されたことを記録し
た実行予定スケジュールファイルを示す。図10に示す
ようにジョブ1は、状態55が”実行開始済”となって
いる。
【0033】図11に、この実施の形態のスケジュール
プロセスの動作の流れ図を示す。この実施の形態におい
ては、S201の処理で実行予定スケジュールファイル
を作成する際に、状態55に”実行開始前”をセットす
る。また、S106において、ジョブを起動する処理に
先立ち、S300において、実行予定スケジュールファ
イルの状態55を”実行開始済”にする。その結果、例
えばジョブ1が起動された時点で、実行予定スケジュー
ルファイルは図10に示す内容となる。
【0034】以上のように、この実施の形態によれば、
図12に示すように実行予定スケジュールファイルに状
態55を項目として持ち、ジョブの状態”実行開始
前”、”実行開始済”を記録することにより、マシンが
ダウンしているあいだに実行開始されなかったジョブが
簡単に分かる。そのためには、実行予定スケジュールフ
ァイルを見て日付時刻51が過ぎているのに状態55
が”実行開始前”となっているジョブを探せばよい。
【0035】実施の形態3.前述した実施の形態におい
ては、ジョブの開始を記録するジョブのスケジュール方
式について説明したが、この実施の形態においては、ジ
ョブの終了をチェックし、その状態を記録する場合につ
いて説明する。この実施の形態において、管理されるジ
ョブの実行状態は、”実行中”、”正常終了”、”実行
開始前”である。この実施の形態で使用される実行予定
スケジュールファイルも、前述した実施の形態と同様に
状態55という項目を持つ。作成された直後の実行予定
スケジュールファイルは、前述した実施の形態に示す図
9と同じ内容となる。
【0036】図13は、1995年6月26日10時1
0分にジョブ1が実行開始後の実行予定スケジュールフ
ァイルを示す図である。また、図14は、10時25分
の実行予定スケジュールファイルの内容を示す図であ
る。また、図15は、10時35分の実行予定スケジュ
ールファイルの内容を示す図である。図16はこの実施
の形態のスケジュールプロセスの動作の流れ図である。
図16に示すように、S400において、実行中のジョ
ブが終了したかどうかの判断を行っている。終了した場
合、すなわち、YESの場合には、S401において、
ジョブの終了状態を記録する。また、S300aにおい
ては、ジョブの起動に先立って、起動するジョブの状態
を”実行中”にするという処理を行っている。
【0037】図17は、マシンの状態とジョブの状態を
表した図である。図17に示すように10時35分にマ
シンがダウンし、その後、回復して再起動したという場
合を想定して、再び図13に戻って説明する。前述した
ように、実行予定スケジュールフィル作成直後には、図
9に示す内容となっていする。すなわち登録されている
実行予定スケジュールの各ジョブの状態は”実行開始
前”となっている。10時になるとジョブ1が起動され
るので、ジョブ1に対応する状態55が”実行中”に書
き換えられる。このときの実行予定スケジュールファイ
ルは、図13に示す内容となる。その後、例えば10時
25分にジョブ1が正常終了した場合には、図16に示
す流れ図のS400及びS401の処理により、実行予
定スケジュールファイルの状態55が”正常終了”に変
更される。すなわち、図14に示す内容となる。その
後、10時30分になるとジョブ2が起動される。この
とき、図16に示すS300aの処理により、ジョブ2
の状態55が”実行中”に変更される。したがって、例
えば10時35分に実行予定スケジュールファイルを見
ると、図15に示す内容となっている。ここで、図17
に示すように、10時35分にマシンがダウンしたとす
る。そのときに各ジョブの実行状態を確認するためには
実行予定スケジュールファイルを参照すればよい。その
結果、実行予定スケジュールファイルにより、マシンが
ダウンしているあいだに実行開始されなかったジョブが
簡単に分かる。また、ジョブの実行途中でマシンがダウ
ンした場合は、ジョブの状態が実行中となっているた
め、正常終了しなかったことが分かる。
【0038】以上のようにこの実施の形態によれば、ス
ケジュールプロセスが、起動されたジョブの終了をチェ
ックし、その終了の状態を記録するので、実行予定スケ
ジュールファイルを見るだけでジョブが起動されたか、
あるいは起動されなかったかまた、正常に終了したか、
異常終了だったか分かるという効果がある。
【0039】実施の形態4.この実施の形態において
は、最大遅延時間を記憶し、実行予定スケジュールに指
定された実行日時を過ぎても最大遅延時間以内であれば
ジョブを起動するジョブのスケジュール方式について説
明する。最大遅延時間を記憶する一例としてこの実施の
形態においては、最大遅延時間ファイルを使用する。図
18は、最大遅延時間として30分を指定した最大遅延
時間ファイルの例を示す図である。
【0040】図19は、最大遅延時間ファイルを利用す
るスケジュールプロセスの処理の流れ図である。図19
に示す流れ図においては、S500に示すようにスケジ
ュールプロセスの起動時に最大遅延時間ファイルの読み
込みを行う。また、S510の処理において、最大遅延
時間を考慮して実行すべきジョブJ4があるかどうかを
判断する。具体的には、実行予定スケジュールファイル
を参照し、実行予定の日付時刻と現在の日付時刻を比較
し、現在の日付時刻のほうが大きい実行予定の日付時刻
を持つジョブを探す。現在の日付時刻が大きいというこ
とは、実行予定日時を過ぎているので本来起動されてい
るジョブのはずである。そのジョブについて実行予定ス
ケジュールファイルの状態55を調べる。そこで、状態
55が”実行開始前”であるとき、そのジョブの実行予
定スケジュールの日付時刻に最大遅延時間を加算し、現
在の日付時刻が最大遅延時間を加算した時間を過ぎてい
ないとき、すなわち、実行する日付時刻+最大遅延時間
が未来の時間であるとき、S510の判断はYESとな
る。その場合、S511において、ジョブJ4の実行す
る日付時刻T4に最大遅延時間を加算して実行予定スケ
ジュールが変更されたとみなす。これによりジョブJ4
は、最大遅延時間を加算した時間が到来したときに、ス
ケジュールプロセスにより起動されることになる。ま
た、S510の判断において最大遅延時間を考慮して実
行すべきジョブJ4がないときは、S103から通常の
手順で次に実行するジョブの決定が行われる。
【0041】以上のように実行予定スケジュールファイ
ルにより、マシンがダウンしているあいだ実行開始され
なかったジョブが簡単に分かる。そのため、図20に示
すように、実行時刻がきているが、実行開始されていな
いジョブは、最大遅延時間以内ならば、スケジュールプ
ロセスにより、自動的に実行を開始する。このことによ
り、ジョブの実行開始時刻のずれに影響しない短時間の
マシンダウンが発生しても、人手を介さずにジョブを起
動できるという効果が得られる。
【0042】図21は、この実施の形態の他の例を示す
流れ図である。図19に示した流れ図においては、S5
11の処理においてジョブJ4の実行する日付時刻T4
に最大遅延時間を加算していたが、図21に示す流れ図
においては、最大遅延時間を加算するのではなく、現在
の日付時刻+所定の時間、例えばn秒、をジョブJ4の
実行する日付時刻T4としている。これにより最大遅延
時間の経過を待たなくとも起動すべきジョブがあること
が判った時点から所定の時間経過後にそのジョブを起動
することが可能となる。
【0043】実施の形態5.この実施の形態において
は、最大遅延時間をジョブ毎に設定するジョブのスケジ
ュール方式について説明する。
【0044】図22は、この実施の形態のスケジュール
要求ファイルを示す図である。図において、124はジ
ョブ毎に設定された最大遅延時間である。例えば、ジョ
ブ1は10分、ジョブ2は30分、ジョブ3は3時間、
ジョブ4は1時間というようにジョブ毎に最大遅延時間
を設定している。図23は、図22に示したスケジュー
ル要求ファイルを元に作成した実行予定スケジュールフ
ァイルを示す図である。図において、57は、実行予定
スケジュール毎に設定された最大遅延時間である。図2
4は、この実施の形態のスケジュールプロセスの処理の
流れ図である。この実施の形態においては、前述した実
施の形態とは異なり最大遅延時間ファイルを持たないの
で、図24に示す流れ図において、この最大遅延時間フ
ァイルの読み込みの処理が省略されている。また、S5
10aの処理において、最大遅延時間を考慮する際にジ
ョブ毎の最大遅延時間が用いられる点が、前述した実施
の形態との違いである。
【0045】以上のように、この実施の形態によれば、
前述した実施の形態と同様に実行予定スケジュールファ
イルにより、マシンがダウンしているあいだ実行開始さ
れなかったジョブが簡単に分かる。そのため、実行時刻
がきているが、実行開始されていないジョブは、最大遅
延時間以内ならば、スケジュールプロセスにより、自動
的に実行を開始する。このことにより、ジョブの実行開
始時刻のずれに影響しない短時間のマシンダウンが発生
しても、ジョブが起動される。この実行開始時刻のずれ
の影響がジョブ毎に異なる場合、ジョブ毎に最大遅延時
間を細かく設定できる。
【0046】また、最大遅延時間を実行予定スケジュー
ルファイルに持たず、ジョブ名をキーにしてスケジュー
ル要求ファイルの最大遅延時間を参照し、最大遅延時間
を考慮して起動すべきジョブがあるかを判断してもよ
い。その場合でも、実行予定スケジュールファイルに最
大遅延時間を持った場合と同様の効果が得られる。さら
に、実行予定スケジュールファイルの項目が少なくなる
というメリットがある。
【0047】また、最大遅延時間は、実行予定スケジュ
ールファイルのジョブの状態55が”実行開始前”の時
のみ考慮されるので、実行予定スケジュールファイルは
最大遅延時間を設定したときは最大遅延時間と同じか最
大遅延時間以上の間保存する必要がある。すなわち、実
行予定スケジュールファイルに『状態』が保存されてい
る期間以内の値に最大遅延時間を設定する必要がある。
従って、毎日1回24時間毎に実行予定スケジュールフ
ァイルを作成し、実行予定スケジュールファイル作成時
に実行予定日時を過ぎている実行予定スケジュールを削
除してしまう場合には、まだ最大遅延時間内のためまだ
起動していない実行予定を、新規に作成する実行予定ス
ケジュールファイルに追加する。
【0048】実施の形態6.前述した実施の形態1から
実施の形態5においては、実行予定スケジュールファイ
ルの作成を24時間毎に行う場合について説明したが、
他の方法で作成してもかまわない。例えば、ジョブ数を
指定して、そのジョブ数だけを持つ実行予定スケジュー
ルファイルを作成するという方法でも構わない。図25
は、ジョブ数を7として実行予定スケジュールファイル
を作成した例である。これにより希にしか実行されない
スケジュールの場合には実行予定スケジュールファイル
の作成回数を少なくすることができる。
【0049】また、実行予定スケジュールファイルの作
成を24時間毎に行なうと、スケジュール要求ファイル
に記載されているスケジュールが実行を指定する該当日
に多くのスケジュールがある場合に、その日の実行予定
スケジュールファイルが非常に大きくなってしまうとい
うことがある。そのような場合にも実行予定スケジュー
ルファイルに記録されるジョブ数を固定にすることによ
り、実行予定スケジュールファイルの大きさを制限する
ことが可能になる。
【0050】また、例えば何日分のスケジュールを作成
するかという日数を固定して実行予定スケジュールファ
イルを作成してもよい。例えば、図34に示すスケジュ
ール要求ファイルを元に、1995年6月25日から5
日分のスケジュールを作成すると、図25に示す実行予
定スケジュールファイルと同一の内容となる。
【0051】図26は、図25に示した実行予定スケジ
ュールファイルに、更に最大遅延時間57をつけ加えた
例を示す図である。図26に示すように複数の日付にま
たがってジョブのスケジュールを行う場合には、ジョブ
の実行状態が24時間以上保存される(次の実行予定ス
ケジュールファイル作成時まで保存される)ので、ジョ
ブの状態も24時間以上さかのぼって参照することが可
能となり、最大遅延時間も24時間以上の設定が可能と
なる。図27は、24時間以上の最大遅延時間を持つジ
ョブを定義するスケジュール要求ファイルの例である。
例えば、ジョブ2は最大遅延時間を3日としており、ジ
ョブ4は4日としている。このスケジュール要求ファイ
ルを元に、1995年6月26日から5日分の実行予定
スケジュールを格納した実行予定スケジュールファイル
の例を図28に示す。この実行予定スケジュールファイ
ルにもとづいてジョブを実行中に、例えば、1995年
6月26日10時25分にマシンがダウンしたとする。
その後6月27日の13時にマシンダウンが回復したと
する。このとき、実行予定スケジュールファイルを見る
と、ジョブ2は実行開始前のままである。ジョブ2の最
大遅延時間を見ると、3日と設定されているので、ジョ
ブ2は6月27日13時以降に起動される。
【0052】また、前述した実施の形態と同様に、実行
予定スケジュールに最大遅延時間57を持たず、図27
に示したスケジュール要求ファイルの最大遅延時間12
4を参照する方法で、この発明を実施してもよい。
【0053】以上のように、この実施の形態によれば、
実行予定スケジュールファイルに格納する実行予定スケ
ジュールの数を制限しファイルの大きさを固定にするこ
とができる。また、逆に希にしかないスケジュールの場
合には、実行予定スケジュールファイルの作成を5日あ
るいは1週間に一度などというふうに設定でき、作成回
数を少なくすることができる。更にその場合には最大遅
延時間を長く設定できる。
【0054】実施の形態7.この実施の形態において
は、リカバリジョブを持つことにより、ジョブの異常終
了監視機能を合わせ、実行中にマシンダウンで落ちたジ
ョブのリカバリを実施するジョブのスケジュール方式に
ついて説明する。
【0055】マシンダウン時に実行中であったジョブ
は、正常に後処理をして終了したことは保証されない。
したがって、一時ファイルなどのごみや、データの変造
途中であったりして、システムに不整合を残したままシ
ステムは再起動する恐れがある。そこで、実行予定スケ
ジュールファイルを元に、実行中にマシンがダウンした
ジョブ(実行予定スケジュールファイルの『状態』が”
実行中”のもの)に対しては、リカバリジョブを実行す
ることにより、前述した不整合をなくすことができる。
また、ジョブが使用していた資源を解放しないままに異
常終了したような場合に、他のジョブがその資源を使用
することができるように資源を解放する必要がある。
【0056】図29は、この実施の形態のスケジュール
要求ファイルを示す図である。図において、125はジ
ョブに対応するリカバリジョブの名前を定義するリカバ
リジョブ名である。ジョブ1にはリカバリジョブ1(R
−ジョブ1)、ジョブ2にはリカバリジョブ2(R−ジ
ョブ2)というように対応するリカバリジョブ名が定義
されている。
【0057】図30を用いて具体的に説明する。あるジ
ョブが実行中に特定の資源を専有しているとする。その
ジョブが異常終了した場合には、資源はそのジョブに専
有されたままでジョブが終了してしまうので解放されず
に残ってしまう。また、ジョブが異常終了した場合に
は、前述した実施例で説明した様に、実行予定スケジュ
ールファイルにはジョブの状態が”実行中”として記録
されている。スケジュールプロセスが実行予定スケジュ
ールファイルの『状態』をチェックしたとき”実行中”
のジョブが残っていればジョブが異常終了したことが判
断できるのでそのジョブ名をキーにしてスケジュール要
求ファイルを参照し、リカバリジョブ名125を検索す
る。そして検索されたリカバリジョブを起動する。起動
されるリカバリジョブの処理内容は、対応するジョブの
処理に応じて予め規定されているものとする。具体的に
は一時ファイルなどの削除、変更途中のデータのリカバ
リ、解放されていないファイルのクローズ、解放されて
いない入出力装置の解放等の処理である。このリカバリ
ジョブを起動することにより、専有されていた資源は解
放され他のジョブから利用可能となる。
【0058】以上のようにこの実施の形態においては、
スケジュール要求ファイルに実行予定スケジュールに対
応するリカバリジョブを定義することにより、マシンダ
ウンで異常終了したジョブのリカバリを行うことが可能
となる。
【0059】実施の形態8.この実施の形態において
は、スケジュール済み日時ファイルのデータを実行予定
スケジュールファイルにまとめる。具体的には、実行予
定スケジュールファイルもスケジュール済み日時データ
欄をもつ。
【0060】図31にこの実施の形態の構成図を示す。
図に示すように前述した実施の形態と比較してファイル
が1つ減る。図32は、この実施の形態の実行予定スケ
ジュールファイルの内容を示す図である。図において、
60はスケジュール済み日時である。このような構成を
とれば、1ファイル少ない構成で同様の効果を奏するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のジョブのスケジュール方式を適用
するハードウェア構成の一例を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態の構成図である。
【図3】 この発明のスケジュール済み日時ファイルを
示す図である。
【図4】 この発明の実行予定スケジュールファイルを
示す図である。
【図5】 この発明の実行予定スケジュールファイルを
示す図である。
【図6】 この発明の実行予定スケジュールファイルを
示す図である。
【図7】 この発明のスケジュールプロセスの処理の流
れ図である。
【図8】 この発明の実施の形態のマシンの状態とジョ
ブの状態を示す図である。
【図9】 この発明の実行予定スケジュールファイルを
示す図である。
【図10】 この発明の実行予定スケジュールファイル
を示す図である。
【図11】 この発明のスケジュールプロセスの処理の
流れ図である。
【図12】 この発明の実施の形態のマシンの状態とジ
ョブの状態を示す図である。
【図13】 この発明の実行予定スケジュールファイル
を示す図である。
【図14】 この発明の実行予定スケジュールファイル
を示す図である。
【図15】 この発明の実行予定スケジュールファイル
を示す図である。
【図16】 この発明のスケジュールプロセスの処理の
流れ図である。
【図17】 この発明の実施の形態のマシンの状態とジ
ョブの状態を示す図である。
【図18】 この発明の最大遅延時間ファイルを示す図
である。
【図19】 この発明のスケジュールプロセスの処理の
流れ図である。
【図20】 この発明の実施の形態のマシンの状態とジ
ョブの状態を示す図である。
【図21】 この発明のスケジュールプロセスの処理の
流れ図である。
【図22】 この発明のスケジュール要求ファイルを示
す図である。
【図23】 この発明の実行予定スケジュールファイル
を示す図である。
【図24】 この発明のスケジュールプロセスの処理の
流れ図である。
【図25】 この発明の実行予定スケジュールファイル
を示す図である。
【図26】 この発明の実行予定スケジュールファイル
を示す図である。
【図27】 この発明のスケジュール要求ファイルを示
す図である。
【図28】 この発明の実行予定スケジュールファイル
を示す図である。
【図29】 この発明のスケジュール要求ファイルを示
す図である。
【図30】 この発明の実施の形態の回復ジョブを説明
する図である。
【図31】 この発明の実施の形態の構成図である。
【図32】 この発明の実行予定スケジュールファイル
を示す図である。
【図33】 従来例の構成を示す図である。
【図34】 従来からのスケジュール要求ファイルを示
す図である。
【図35】 従来例の流れ図である。
【図36】 従来例の問題点を示す図である。
【符号の説明】
1 ジョブ、2 スケジュール要求ファイル、3,3a
スケジュールプロセス、4 スケジュール済み日時フ
ァイル、5実行予定スケジュールファイル、21 実行
日パターン、22 時刻、23 ジョブ名、51 日付
時刻、53 ジョブ名、55 状態、57 最大遅延時
間、60 スケジュール済み日時、121 実行日パタ
ーン、122 時刻、123 ジョブ名、124 最大
遅延時間、125 リカバリジョブ名。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブのスケジュール要求を記憶するス
    ケジュール要求記憶部と、上記スケジュール要求記憶部
    にアクセスして上記スケジュール要求を読み込み、読み
    込んだスケジュール要求に基づいてジョブを起動するス
    ケジュールプロセスとからなるジョブのスケジュール方
    式において、 上記スケジュール要求記憶部から読み込んだ上記スケジ
    ュール要求を基にジョブの実行予定日時を記述した実行
    予定スケジュールを作成する実行予定スケジュール作成
    手段と、 上記実行予定スケジュール作成手段が作成した実行予定
    スケジュールを格納する実行予定スケジュール記憶部を
    備え、 上記スケジュールプロセスは、上記実行予定スケジュー
    ル記憶部にアクセスし、上記実行予定スケジュールを読
    み込み、読み込んだ実行予定スケジュールに基づいて、
    ジョブを起動することを特徴とするジョブのスケジュー
    ル方式。
  2. 【請求項2】 上記実行予定スケジュール作成手段は、
    上記実行予定スケジュール記憶部にいつまでの実行予定
    スケジュールを格納したかを示す日時を記憶するスケジ
    ュール済み日時記憶部を作成することを特徴とする請求
    項1記載のジョブのスケジュール方式。
  3. 【請求項3】 上記実行予定スケジュール作成手段は、
    上記実行予定スケジュールを上記実行予定日時の昇順に
    配置して上記実行予定スケジュール記憶部に格納するこ
    とを特徴とする請求項1記載のジョブのスケジュール方
    式。
  4. 【請求項4】 上記実行予定スケジュール記憶部は、ジ
    ョブの状態を記憶する項目を備え、上記実行予定スケジ
    ュール作成手段は、実行予定スケジュール作成時に上記
    ジョブの状態を記憶する項目に初期状態を記憶し、上記
    スケジュールプロセスは、上記ジョブの状態を記憶する
    項目をジョブの状態に対応して変更することを特徴とす
    る請求項1記載のジョブのスケジュール方式。
  5. 【請求項5】 上記ジョブの状態を記憶する項目には、
    ジョブの状態として実行開始前、実行開始済みが記憶さ
    れることを特徴とする請求項4記載のジョブのスケジュ
    ール方式。
  6. 【請求項6】 上記ジョブの状態を記憶する項目には、
    ジョブの状態として実行開始前、実行中、正常終了が記
    憶されることを特徴とする請求項4記載のジョブのスケ
    ジュール方式。
  7. 【請求項7】 上記ジョブのスケジュール方式は、さら
    に、ジョブが実行予定日時に遅れてもジョブを起動する
    最大遅延時間を記憶する最大遅延時間記憶部を備え、上
    記スケジュールプロセスは、上記ジョブの状態を記憶す
    る項目と上記最大遅延時間記憶部に記憶された最大遅延
    時間に基づいてジョブを起動することを特徴とする請求
    項4記載のジョブのスケジュール方式。
  8. 【請求項8】 上記最大遅延時間記憶部は、上記最大遅
    延時間をジョブ毎に設定し、上記実行予定スケジュール
    作成手段は、上記ジョブ毎に設定された最大遅延時間に
    基づいてジョブを起動することを特徴とする請求項7記
    載のジョブのスケジュール方式。
  9. 【請求項9】 上記実行予定スケジュール記憶部は、所
    定数のジョブの実行予定スケジュールを格納することを
    特徴とする請求項1記載のジョブのスケジュール方式。
  10. 【請求項10】 上記実行予定スケジュール記憶部は、
    さらに、ジョブのリカバリを行うリカバリジョブを設定
    する項目を備え、上記スケジュールプロセスは、上記ジ
    ョブの状態を記憶する項目とリカバリジョブを設定する
    項目を参照し、リカバリジョブを起動することを特徴と
    する請求項4記載のジョブのスケジュール方式。
  11. 【請求項11】 上記実行予定スケジュール作成手段
    は、上記実行予定スケジュール記憶部にいつまでの実行
    予定スケジュールを格納したかを示す日時をスケジュー
    ル済み日時として、実行予定スケジュール記憶部に記憶
    することを特徴とする請求項1記載のジョブのスケジュ
    ール方式。
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