JPH0995262A - 車両用ショックアブソーバの取付部構造 - Google Patents
車両用ショックアブソーバの取付部構造Info
- Publication number
- JPH0995262A JPH0995262A JP27718395A JP27718395A JPH0995262A JP H0995262 A JPH0995262 A JP H0995262A JP 27718395 A JP27718395 A JP 27718395A JP 27718395 A JP27718395 A JP 27718395A JP H0995262 A JPH0995262 A JP H0995262A
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- bracket
- absorber
- shock absorber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両のホイルハウスのショックアブソーバ取
付部を強化することである。 【解決手段】 ホイルハウスインナパネル１の中央部下
縁から中央部上面にかけて切欠き穴１１を形成して、こ
の切欠き１１を閉じるようにアブソーバブラケット２を
設け、かつこれにリインフォースメント３を重ね合せ結
合する。リインフォースメント３には両側縁に沿ってビ
ード状の突出部３１ａ，３１ｂを設けてアブソーバブラ
ケット２との間に一対のボックス断面４Ａ，４Ｂを形成
する。アブソーバブラケット２およびリインフォースメ
ント３の下端部をともに車体のサイドメンバ６のに連結
する。そしてショックアブソーバの上端を、重合された
アブソーバブラケット２およびリインフォースメント３
の上部に結合する。
付部を強化することである。 【解決手段】 ホイルハウスインナパネル１の中央部下
縁から中央部上面にかけて切欠き穴１１を形成して、こ
の切欠き１１を閉じるようにアブソーバブラケット２を
設け、かつこれにリインフォースメント３を重ね合せ結
合する。リインフォースメント３には両側縁に沿ってビ
ード状の突出部３１ａ，３１ｂを設けてアブソーバブラ
ケット２との間に一対のボックス断面４Ａ，４Ｂを形成
する。アブソーバブラケット２およびリインフォースメ
ント３の下端部をともに車体のサイドメンバ６のに連結
する。そしてショックアブソーバの上端を、重合された
アブソーバブラケット２およびリインフォースメント３
の上部に結合する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は車両のサスペンショ
ンを構成するショックアブソーバ、特にその上端の取付
部構造に関するものである。
ンを構成するショックアブソーバ、特にその上端の取付
部構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ショックアブソーバの取付部構造とし
て、その上端を車両のホイルハウスインナパネルの上面
部に結合せしめたものがある。この場合、ホイルハウス
インナパネルはショックアブソーバを介してタイヤの振
動によるつき上げ力が作用するので、取付部を補強する
対策が必要である。
て、その上端を車両のホイルハウスインナパネルの上面
部に結合せしめたものがある。この場合、ホイルハウス
インナパネルはショックアブソーバを介してタイヤの振
動によるつき上げ力が作用するので、取付部を補強する
対策が必要である。
【０００３】その補強対策としては、例えば、ホイルハ
ウスインナバネルに断面コ字形で上端閉鎖のブラケット
を縦方向に接合してショックアブソーバを囲むボックス
断面を形成し、ショックアブソーバの上端をブラケット
の上記閉鎖端に結合し、ブラケットの下端をサイドメン
バに結合せしめたものがある（実開平５−２４４８４
号）。
ウスインナバネルに断面コ字形で上端閉鎖のブラケット
を縦方向に接合してショックアブソーバを囲むボックス
断面を形成し、ショックアブソーバの上端をブラケット
の上記閉鎖端に結合し、ブラケットの下端をサイドメン
バに結合せしめたものがある（実開平５−２４４８４
号）。
【０００４】また、ホイルハウスインナパネルに、両側
縁に沿って縦方向に一対のビード状の突出部を有するリ
インフォースメントを重ね合せて接合することでリイン
フォースメントとホイルハウスインナパネルとで一対の
ボックス断面を形成し、両ボックス断面間に配したショ
ックアブソーバの上端を上記リインフォースメントの上
端部に結合し、リインフォースメントの下端をサイドメ
ンバに連結せしめたものがある（実開平４−６７１８９
号）。
縁に沿って縦方向に一対のビード状の突出部を有するリ
インフォースメントを重ね合せて接合することでリイン
フォースメントとホイルハウスインナパネルとで一対の
ボックス断面を形成し、両ボックス断面間に配したショ
ックアブソーバの上端を上記リインフォースメントの上
端部に結合し、リインフォースメントの下端をサイドメ
ンバに連結せしめたものがある（実開平４−６７１８９
号）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ブラケ
ット（ないしリインフォースメント）には、ショックア
ブソーバからのつき上げ力で、サイドメンバとの連結部
を中心としてこれを回動せしめる強い力が作用する。上
記従来構造では、ホイルハウスインナパネルとブラケッ
トは相互間でボックス断面を形成することで強化されて
いるが、ブラケットとサイドメンバの連結部における結
合剛性は必ずしも充分とはいえず、ブラケットの下端で
変形が生じるおそれがあった。
ット（ないしリインフォースメント）には、ショックア
ブソーバからのつき上げ力で、サイドメンバとの連結部
を中心としてこれを回動せしめる強い力が作用する。上
記従来構造では、ホイルハウスインナパネルとブラケッ
トは相互間でボックス断面を形成することで強化されて
いるが、ブラケットとサイドメンバの連結部における結
合剛性は必ずしも充分とはいえず、ブラケットの下端で
変形が生じるおそれがあった。
【０００６】そこで本発明は、上記ブラケットとサイド
メンバとの連結部を含むショックアブソーバの取付部の
強度を更に強化することを課題としてなされたものであ
る。
メンバとの連結部を含むショックアブソーバの取付部の
強度を更に強化することを課題としてなされたものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は図１ないし図３
に示すように、ホイルハウスインナパネル１にはその中
央部に、側面下縁から上面に至る切欠き穴１１を形成
し、この切欠き穴１１をホイルハウスインナパネル１よ
りも高剛性のアブソーバブラケット２で閉じ、かつ該ブ
ラケット２にこれとほぼ同形で両側縁に沿う一対のビー
ド状の突出部３１ａ，３１ｂを有するリインフォースメ
ント３を接合して、上記突出部３１ａ，３１ｂとアブソ
ーバブラケット２とで縦方向に伸びる一対のボックス断
面４Ａ，４Ｂを形成する。上記アブソーバブラケット２
の下端を車体のサイドメンバ６に連結するとともに、リ
インフォースメント３の下端に下方へ延出せしめた延出
部３０をサイドメンバ６の下端部に結合する。そして上
記一対の突出部４Ａ，４Ｂ間に配したショックアブソー
バ５の上端を上記アブソーバブラケット２とリインフォ
ースメント３の重合上端部に結合せしめる構造とする
（請求項１）。
に示すように、ホイルハウスインナパネル１にはその中
央部に、側面下縁から上面に至る切欠き穴１１を形成
し、この切欠き穴１１をホイルハウスインナパネル１よ
りも高剛性のアブソーバブラケット２で閉じ、かつ該ブ
ラケット２にこれとほぼ同形で両側縁に沿う一対のビー
ド状の突出部３１ａ，３１ｂを有するリインフォースメ
ント３を接合して、上記突出部３１ａ，３１ｂとアブソ
ーバブラケット２とで縦方向に伸びる一対のボックス断
面４Ａ，４Ｂを形成する。上記アブソーバブラケット２
の下端を車体のサイドメンバ６に連結するとともに、リ
インフォースメント３の下端に下方へ延出せしめた延出
部３０をサイドメンバ６の下端部に結合する。そして上
記一対の突出部４Ａ，４Ｂ間に配したショックアブソー
バ５の上端を上記アブソーバブラケット２とリインフォ
ースメント３の重合上端部に結合せしめる構造とする
（請求項１）。
【０００８】上記アブソーバブラケット２とリインフォ
ースメント３は、両者をサイドメンバ６の側面に連結
し、更に後者の下端に形成した延出部３０をサイドメン
バ６の下面に連結する（請求項２）。
ースメント３は、両者をサイドメンバ６の側面に連結
し、更に後者の下端に形成した延出部３０をサイドメン
バ６の下面に連結する（請求項２）。
【０００９】上記リインフォースメント３は、これを上
端がアブソーバブラケット２と結合される上半部材３Ａ
と、下端がサイドメンバ６に連結される下半部材３Ｂと
に分割し、上半部材３Ａの板厚を下半部材の３Ｂよりも
厚くする（請求項３）。
端がアブソーバブラケット２と結合される上半部材３Ａ
と、下端がサイドメンバ６に連結される下半部材３Ｂと
に分割し、上半部材３Ａの板厚を下半部材の３Ｂよりも
厚くする（請求項３）。
【００１０】本発明は、アブソーバブラケット２とリイ
ンフォースメント３とを接合するとともに両者間に一対
のボックス断面４Ａ，４Ｂを形成することで、ショック
アブソーバが直接結合される部材を強化し、アブソーバ
ブラケット２とリインフォースメント３とをともにサイ
ドメンバ６に結合することで、これ等部材２，３とサイ
ドメンバ６との連結部の剛性が強化される。リインフォ
ースメント３を分割し、ショックアブソーバ５から直接
に入力される上半部材３Ａを厚くすることで変形を防止
する。下半部３Ｂは上半部３Ａよりも薄くしてもアブソ
ーバブラケット２とでボックス断面４Ａ，４Ｂを形成
し、その下端はアブソーバブラケット２とともにサイド
メンバ６に結合されているから、充分な強度が確保され
る。
ンフォースメント３とを接合するとともに両者間に一対
のボックス断面４Ａ，４Ｂを形成することで、ショック
アブソーバが直接結合される部材を強化し、アブソーバ
ブラケット２とリインフォースメント３とをともにサイ
ドメンバ６に結合することで、これ等部材２，３とサイ
ドメンバ６との連結部の剛性が強化される。リインフォ
ースメント３を分割し、ショックアブソーバ５から直接
に入力される上半部材３Ａを厚くすることで変形を防止
する。下半部３Ｂは上半部３Ａよりも薄くしてもアブソ
ーバブラケット２とでボックス断面４Ａ，４Ｂを形成
し、その下端はアブソーバブラケット２とともにサイド
メンバ６に結合されているから、充分な強度が確保され
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】図３に示すように車両のホイルハ
ウスインナパネル１内には、サスペンションのショック
アブソーバ５が配設され、その上端が、ホイルハウスイ
ンナパネル１の上部に結合されている。ホイルハウスイ
ンナパネル１の下縁は車体のサイドメンバ６に連結され
ている。
ウスインナパネル１内には、サスペンションのショック
アブソーバ５が配設され、その上端が、ホイルハウスイ
ンナパネル１の上部に結合されている。ホイルハウスイ
ンナパネル１の下縁は車体のサイドメンバ６に連結され
ている。
【００１２】図１および図２に示すようにホイルハウス
インナパネル１の中央部にはその側面の下縁から上面に
かけて縦方向に切欠き穴１１が設けてある。そして切欠
き穴１１はアブソーバブラケット２で閉じてある。該ブ
ラケット２は、上記インナパネル１よりも厚い金属板で
上端部がほぼ水平面をなすショックアブソーバ取付け座
面２１としてあり、周縁が切欠き穴１１の周縁に溶接し
てある。座面２１にはショックアブソーバ固定用の孔２
２が設けてある。
インナパネル１の中央部にはその側面の下縁から上面に
かけて縦方向に切欠き穴１１が設けてある。そして切欠
き穴１１はアブソーバブラケット２で閉じてある。該ブ
ラケット２は、上記インナパネル１よりも厚い金属板で
上端部がほぼ水平面をなすショックアブソーバ取付け座
面２１としてあり、周縁が切欠き穴１１の周縁に溶接し
てある。座面２１にはショックアブソーバ固定用の孔２
２が設けてある。
【００１３】上記アブソーバブラケット２には、これに
重ね合せて金属板のリインフォースメント３が溶接して
ある。リインフォースメント３は上半部材３Ａと、下半
部材３Ｂとからなり、レーザ溶接により一体に連結して
ある。上半部材３Ａは、上記取付け座面２１を含むアブ
ソーバブラケット２の上半部とほぼ同一形状で、上記座
面２１と対応する座面３２および孔３３を有する。下半
部材３Ｂは、アブソーバブラケット２の下半部とほぼ同
一形状としてあるが、下端はアブソーバブラケット２よ
りも更に延出するように長くしてある。上記下半部材３
Ｂの板厚はアブソーバブラケット２とほぼ同じで、上半
部材３Ａの板厚は下半部材３Ｂよりも若干厚くしてあ
る。
重ね合せて金属板のリインフォースメント３が溶接して
ある。リインフォースメント３は上半部材３Ａと、下半
部材３Ｂとからなり、レーザ溶接により一体に連結して
ある。上半部材３Ａは、上記取付け座面２１を含むアブ
ソーバブラケット２の上半部とほぼ同一形状で、上記座
面２１と対応する座面３２および孔３３を有する。下半
部材３Ｂは、アブソーバブラケット２の下半部とほぼ同
一形状としてあるが、下端はアブソーバブラケット２よ
りも更に延出するように長くしてある。上記下半部材３
Ｂの板厚はアブソーバブラケット２とほぼ同じで、上半
部材３Ａの板厚は下半部材３Ｂよりも若干厚くしてあ
る。
【００１４】上記上半部材３Ａおよび下半部材３Ｂには
それぞれ、両側の側縁に沿って断面山形のビード状の突
出部３１ａ，３１ｂが突設してある。これにより重合溶
接したアブソーバブラケット２と、リインフォースメン
ト３の上半部材３Ａおよび下半部材３Ｂとで、縦方向に
伸びる一対のボックス断面４Ａ，４Ｂが形成される。
それぞれ、両側の側縁に沿って断面山形のビード状の突
出部３１ａ，３１ｂが突設してある。これにより重合溶
接したアブソーバブラケット２と、リインフォースメン
ト３の上半部材３Ａおよび下半部材３Ｂとで、縦方向に
伸びる一対のボックス断面４Ａ，４Ｂが形成される。
【００１５】図３（Ａ）に示すように車体の左右のサイ
ドメンバ６は断面Ｕ字形で、その上にフロアパネル７が
接合してあり、両者でボックス断面を形成している。そ
して上記アブソーバブラケット２の下端は、サイドメン
バ６の側面上端とフロアパネル７の端縁との接合フラン
ジに一体に溶接してある。また、リインフォースメント
３もサイドメンバ６に同位置で一体に溶接してある。上
記リインフォースメント３の下半部材３Ｂの下端は、サ
イドメンバ６よりも下方まで延び、延出部３０の下端が
サイドメンバ６の下面に設けたブラケット６０が溶接し
てある。
ドメンバ６は断面Ｕ字形で、その上にフロアパネル７が
接合してあり、両者でボックス断面を形成している。そ
して上記アブソーバブラケット２の下端は、サイドメン
バ６の側面上端とフロアパネル７の端縁との接合フラン
ジに一体に溶接してある。また、リインフォースメント
３もサイドメンバ６に同位置で一体に溶接してある。上
記リインフォースメント３の下半部材３Ｂの下端は、サ
イドメンバ６よりも下方まで延び、延出部３０の下端が
サイドメンバ６の下面に設けたブラケット６０が溶接し
てある。
【００１６】ホイルハウス内はホイルハウスインナパネ
ル１に沿って、下端を車輪のアクスルに支持せしめた伸
縮式ショックアブソーバ５が配設してある。そしてその
上端が、アブソーバブラケット２およびリインフォース
メント３の重ね合された座面２１，３２に結合せしめて
ある。即ち、ショックアブソーバ５の上端に立設したボ
ルト５０を、上記上端とリインフォースメント３の座面
３２との間に防振材５１Ａを挟むようにして座面２１，
３２の孔２２，３３に挿通し、防振材５１Ｂを介してナ
ット５２でボルト５０の上端から強固に締め込むことで
ショックアブソーバ５の上端が固定せしめてある。
ル１に沿って、下端を車輪のアクスルに支持せしめた伸
縮式ショックアブソーバ５が配設してある。そしてその
上端が、アブソーバブラケット２およびリインフォース
メント３の重ね合された座面２１，３２に結合せしめて
ある。即ち、ショックアブソーバ５の上端に立設したボ
ルト５０を、上記上端とリインフォースメント３の座面
３２との間に防振材５１Ａを挟むようにして座面２１，
３２の孔２２，３３に挿通し、防振材５１Ｂを介してナ
ット５２でボルト５０の上端から強固に締め込むことで
ショックアブソーバ５の上端が固定せしめてある。
【００１７】このように構成した車両のショックアブソ
ーバ５の取付部構造において、ショックアブソーバ５の
上端と結合する座面には、タイヤ９の振動により上下方
向を主とする大きな力が作用する。しかしながら座面は
アブソーバブラケット２の座面２１とリインフォースメ
ント３の座面３２とが重ね合されて形成されているから
変形が生じない。また、座面に作用する力により、ホイ
ールハウスインナパネル１にはサイドメンバ６との連結
部を中心とする回動力が作用するが、座面からサイドメ
ンバ６との連結部へ至る部分はアブソーバブラケット２
とリインフォースメント３が重合されるとともに両者間
に縦方向に一対のボックス断面４Ａ，４Ｂが形成されて
剛性が強化され、かつアブソーバブラケット２とリイン
フォースメント３の下端がそれぞれサイドメンバ６の上
下位置に連結されて結合剛性が強化されているから、上
記回動力による変形は生じない。
ーバ５の取付部構造において、ショックアブソーバ５の
上端と結合する座面には、タイヤ９の振動により上下方
向を主とする大きな力が作用する。しかしながら座面は
アブソーバブラケット２の座面２１とリインフォースメ
ント３の座面３２とが重ね合されて形成されているから
変形が生じない。また、座面に作用する力により、ホイ
ールハウスインナパネル１にはサイドメンバ６との連結
部を中心とする回動力が作用するが、座面からサイドメ
ンバ６との連結部へ至る部分はアブソーバブラケット２
とリインフォースメント３が重合されるとともに両者間
に縦方向に一対のボックス断面４Ａ，４Ｂが形成されて
剛性が強化され、かつアブソーバブラケット２とリイン
フォースメント３の下端がそれぞれサイドメンバ６の上
下位置に連結されて結合剛性が強化されているから、上
記回動力による変形は生じない。
【００１８】特に、サイドメンバ６との連結部におい
て、アブソーバブラケット２の下端をサイドメンバ６の
側面上部に結合し、リインフォースメント３の下端をサ
イドメンシバ６の下面と結合せしめることで連結部の上
記回動力に対する剛性は一層強化される。また、リイン
フォースメント３を上半部材と下半部材とで形成し、上
半部材を厚板とすることで、重量増を極力抑えてショッ
クアブソーバ５からの直接の入力点たる座面およびその
近傍を強化することができる。
て、アブソーバブラケット２の下端をサイドメンバ６の
側面上部に結合し、リインフォースメント３の下端をサ
イドメンシバ６の下面と結合せしめることで連結部の上
記回動力に対する剛性は一層強化される。また、リイン
フォースメント３を上半部材と下半部材とで形成し、上
半部材を厚板とすることで、重量増を極力抑えてショッ
クアブソーバ５からの直接の入力点たる座面およびその
近傍を強化することができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、サスペンションを構成
するショックアブソーバの上端をホイルハウスインナパ
ネルの上部に結合した車両において、ショックアブソー
バからの入力に対してホイルハウスインナパネルの剛性
が強化され、その変形を防止することができる。
するショックアブソーバの上端をホイルハウスインナパ
ネルの上部に結合した車両において、ショックアブソー
バからの入力に対してホイルハウスインナパネルの剛性
が強化され、その変形を防止することができる。
【図１】ショックアブソーバが取付けられるホイルハウ
スインナパネルの斜視図である。
スインナパネルの斜視図である。
【図２】ホイルハウスインナパネルの構成部材を示す図
である。
である。
【図３】図３（Ａ）は図１のIIIA−IIIA 線断面図、図
３（Ｂ）は図３（Ａ）のIIIB−IIIB 線断面図である。
３（Ｂ）は図３（Ａ）のIIIB−IIIB 線断面図である。
１ ホイルハウスインナパネル ２ アブソーバブラケット ３ リインフォースメント ３Ａ 上半部材 ３Ｂ 下半部材 ３１ａ，３１ｂ 突出部 ４Ａ，４Ｂ ボックス断面 ５ ショックアブソーバ ６ サイドメンバ ９ タイヤ
Claims (3)
- 【請求項１】 車両のサスペンション機構を構成するシ
ョックアブソーバの上端を、ホイルハウスインナパネル
の中央部上面に結合せしめたショックアブソーバの取付
部構造において、ホイルハウスインナパネルには、その
中央部側面の下縁から中央部上面に至る切欠き穴を縦方
向に形成し、該切欠き穴にホイルハウスインナパネルに
沿う形状の板体のアブソーバブラケットを設けて上記切
欠き穴を閉じるとともに該ブラケットの下端を車体のサ
イドメンバに連結し、上記アブソーバブラケットには、
これとほぼ同形状で両側の側縁に沿うビード状の一対の
突出部を有する板体のリインフォースメントを重ね合せ
接合して上記アブソーバブラケットと上記突出部とによ
り縦方向に伸びる一対のボックス断面を形成し、上記リ
インフォースメントの下端を上記サスペンションブラケ
ットの下端よりも下方へ延出せしめて延出部をサイドメ
ンバの下端部に連結し、上記一対の突出部間に配したシ
ョックアブソーバの上端を、上記アブソーバブラケット
とリインフォースメントの重合上端部に結合せしめてな
る車両用ショックアブソーバの取付部構造。 - 【請求項２】 上記アブソーバブラケットの下端と上記
リインフォースメントを上記サイドメンバの側面に連結
し、かつ上記リインフォースメントの下端延出部を上記
サイドメンバの下面に連結した請求項１記載の車両用シ
ョックアブソーバの取付部構造。 - 【請求項３】 上記リインフォースメントを、上端にシ
ョックアブソーバが結合される上半部材と、下端が上記
サイドメンバに連結される下半部材とに分割し、上半部
材の板厚を下半部材の板厚よりも厚くした請求項１記載
の車両用ショックアブソーバの取付部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27718395A JPH0995262A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車両用ショックアブソーバの取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27718395A JPH0995262A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車両用ショックアブソーバの取付部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0995262A true JPH0995262A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17579969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27718395A Pending JPH0995262A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車両用ショックアブソーバの取付部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0995262A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR100440311B1 (ko) * | 2001-12-14 | 2004-07-15 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 프론트 쇽업소버와 어퍼암 장착구조 |
| KR100482684B1 (ko) * | 2002-11-21 | 2005-04-14 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 리어 서스펜션부의 고정구조 |
| KR100643961B1 (ko) * | 2004-12-22 | 2006-11-10 | 현대자동차주식회사 | 차량의 쇽업소버 장착브라켓의 보강구조 |
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