JPH01132474A - 車両のフロア構造 - Google Patents

車両のフロア構造

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JPH01132474A
JPH01132474A JP29158187A JP29158187A JPH01132474A JP H01132474 A JPH01132474 A JP H01132474A JP 29158187 A JP29158187 A JP 29158187A JP 29158187 A JP29158187 A JP 29158187A JP H01132474 A JPH01132474 A JP H01132474A
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JP
Japan
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panel
floor
floor panel
ribs
panels
Prior art date
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Pending
Application number
JP29158187A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takakura
高椋 健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH01132474A publication Critical patent/JPH01132474A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両のフロア構造、特に車室前部を構成するダ
ッシュパネルとフロアパネルの少なくとも一方が合成樹
脂で形成された車両のフロア構造に関する。
(従来の技術) 一般に、車両の車室前面を構成するダッシュパネルと車
室床面を構成するフロアパネルとの結合部は、これら2
枚のパネルを重ね合せて溶接することにより結合するの
が通例である。そして、この結合部の結合力を高める必
要がある場合には、該結合部に沿って閉断面を形成する
クロスメンバを配設することがある。また、例えば実開
昭60−138881号公報には、フロアパネル前縁部
を補強するなめに、該フロアパネル前端部に補強部材を
配設し、この補強部材を、車体を支持するフレームおよ
びサイドシルに結合した構成のものが開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、最近の傾向として、車両を軽量化して燃費の
向上などを図るため、車体に合成樹脂製品を多く用いる
ようになっており、上記フロアパネルやダッシュパネル
などについても合成樹脂で形成することが考えられてい
る。しがるに合成樹脂製パネルは従来の鉄板製パネルに
比較して熱に弱く、しかもダッシュパネルの前方のエン
ジンルーム内には熱源としてのエンジンが配設されてお
り、またフロアパネルの下方には発熱体である排気管や
触媒装置などが配設されており、そのため上記ダッシュ
パネルやフロアパネルを合成樹脂で形成した場合、熟に
よる悪影響を受は易くなる。特に、車室前部下方におけ
るダッシュパネルとフロアパネルとの結合部において、
これら両パネルの端部を重ね合わせて単にリベットなど
で結合しただけでは、この結合部周辺で応力集中と熱の
影響とをうけて両パネルが変形ないし軟弱化し、結合力
が低下するという問題が生じる。なお、この問題は、ダ
ッシュパネルとフロアパネルの一方のみが合成樹脂製で
ある場合にも同様に生じる。
そこで、本発明はダッシュパネルとフロアパネルの少な
くとも一方が合成樹脂で形成される車両において、これ
らのパネルの結合部における結合力を高めることを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明に係る車両のフロ
ア構造は次のように構成したことを特徴とする。
すなわち、ダッシュパネルとフロアパネルの少なくとも
一方が合成樹脂で形成される場合において、上記ダッシ
ュパネルもしくはフロアパネルのうちの合成樹脂で形成
されている一方のパネルにリブを形成すると共に、他方
のパネルに凹部を形成する。そして、この他方のパネル
の凹部に上記一方のパネルのリブを嵌合すると共に、そ
の嵌合部で両パネルを結合する。
(作  用) 上記の構成によれば、合成樹脂で形成されている一方の
パネルに設けられたリブが、合成樹脂もしくは鉄板で形
成された他方のパネルの凹部に嵌合され、その嵌合部で
両パネルが結合されるので、この結合部においては上記
リブが四部によって両側から挟まれた状態で固定される
ことになる。従って、単に両パネルを重ね合わせてリベ
ットで結合する場合に比較して結合部の応力集中が軽減
され、またリブが凹部によって保持されることになって
、合成樹脂で形成されたパネルにエンジンあるいは排気
管などからの熱などが作用しても、該パネルの結合部が
変形したり軟弱化したりすることが少なくなり、しかも
該パネルのリブは他方のパネルに形成された凹部で挾持
されているので、該ダッシュパネルとフロアパネルとの
結合力が低下することがない。
(実 施 例) 以下、本発明を合成樹脂で形成されたフロアパネルを有
する車両の前部フロア構造に関する実施例について、第
1〜4図によって説明する。
まず、本実施例に係る車両の車室前部の概略構成を第1
図によって説明すると、車室1の前部は床面を構成する
合成樹脂で形成されたフロアパネル2と、その前端部に
下端部が結合されたダッシュパネル3とで構成され、才
た該車室1の前部側面は上記ダッシュパネル3およびフ
ロアパネル2に結合されたサイドパネル4で構成されて
いる。このサイドパネル4の下部外面には車体前後方向
に延びる閉断面を形成するサイドシル5が配設され、ま
た該サイドパネル4の前部外面には上下方向に延びる閉
断面を形成するフロントピラー6が配設されている。こ
こで、上記フロアパネル2、ダッシュパネル3およびサ
イドパネル4が交するコーナ一部にはタイヤハウジング
7が車室1内に膨出して設けられている。
また、合成樹脂で形成された上記フロアパネル2は、水
平部2aと、その前端から上方に延びる垂直部2bと、
この垂直部2bの上縁に設けられて斜め上方に向かうフ
ランジ部2cとから構成されており、また水平部2aの
両側端にはフランジ2d、2dが設けられて、上記サイ
ドパネル4の下端部に接合されていると共に、該水平部
2aの中央には前後方向に延びるトンネル部2eが形成
されている。そして、第2図に示すように、このフロア
パネル2の前部には、上記水平部2aと垂直部2bとの
間の車体幅方向複数箇所に三角形状のリブ2f・・・2
fが設けられ、これらのリブ2f・・・2fの所定位置
に2個づつ貫通孔8,8が設けられている。
一方、ダッシュパネル3は、上半部の垂直部3aと、下
半部の斜面部3bと、その下端に続くフランジ部3cと
から構成されている。そして、上記斜面部3bには、フ
ロアパネル2に形成された各リブ2fの両側に、各一対
づつ前方斜め下方に向かって膨出する膨出部9,9が形
成されており、これら各一対の膨出部9,9の相対向す
る側面9a、9aが上記リブ2fの厚さに対応する幅で
平行に形成されている(第4図参照)。そして、この側
面9a、9aには、上記フロアパネル2のリブ2fに設
けられた貫通孔8,8に対応位置させて孔10.10が
設けられている。なお、上記傾斜部3bの中央には、フ
ロアパネル2に形成されたトンネル部2eに対応させて
該トンネル部2eを覆うようなカバ一部3dが形成され
ている。
次に、第3,4図によってフロアパネル2とダッシュパ
ネル3との結合構造を説明すると、ダッシュパネル3の
斜面部3bには各一対の膨出部9,9の相対向する側面
9a、9aによって車室外側から見て凹部11が構成さ
れ、この凹部11にフロアパネル2に形成された三角形
状をしなリブ2fの斜辺部が前方斜め下方から嵌合され
ている。そして、上記膨出部側面9a、9aとリブ2f
とに設けられた孔10,10.8.8にリベット12.
12が挿通され、これらのリベット12.12により上
記ダッシュパネル3の膨出部側面9a、9aとフロアパ
ネル2のリブ2fとが結合されている。また、フロアパ
ネル2のフランジ部2cがダッシュパネル3の斜面部3
bの前面にリベット13・・・13によって結合されて
いると共に、ダッシュパネル3のフランジ部3Cがフロ
アパネル2の水平部2aの上面にリベット14・・・1
4によって結合されている。
上記の構成によれば、フロアパネル2の前部に形成され
たリブ2fがダッシュパネル3の斜面部に形成された凹
部11に嵌合されて、該凹部11を構成する膨出部側面
9a、9a間に挟持され、この状態でリベット12.1
2によって上記凹部11とリブ2fとが結合されている
。従って、この結合部においては、応力の集中が軽減さ
れると共に、合成樹脂で形成されたリブ2fが凹部11
によって覆われているので熱から保護されることになり
、これにより該結合部、特に上記リブ2fの変形や軟弱
化が防止されて、所要の結合力が得られることになる。
また、この実施例によれば、上記リブ2f及び凹部11
が車体前後方向に延びているので、特に車体横方向の荷
重に対して強い結合力を示すことになる。
更に、フロアパネル2の水平部2aおよび垂直部2bと
ダッシュパネル3の斜面部3bとで車体幅方向に延びる
三角形状の閉断面Xが形成されると共に、この閉断面X
が上記リブ2fによって区画されて節が形成された状態
とされており、この節をフロアパネル2とダッシュパネ
ル3との結合部とすることによって、該結合部が前後、
左右及び上下のいずれの方向に作用する荷重に対しても
対抗することができ、両パネル2,3の結合力が一層向
上することになり、また車体前部の剛性も向上すること
になる。
なお、合成樹脂で形成されたフロアパネル2の剛性を向
上させる構造として、第5〜7図に示すものも考えられ
ている。これは、上記パネル2’、2”のフロア面を第
5.6図に示すように凹面とし、或は第7図に示すよう
に凸面とすると共に、このように曲面で構成されたパネ
ル2′、2″上面に交差したリブ14′・・・14′、
14″。
14″を設けたものである。そして、国側では上記リブ
14′・・・14’、14”・・・14″の上面が平坦
化され、この平坦化されたリブ14′・・・14’、1
4″・・・14″の上にカーペット15’、15″が敷
かれている。
このようにフロアパネル2’、2″を曲面とすることに
よって、そのフロア面に作用する応力の分散化が図られ
、まなリブ14′・・・14’、14″・・・14″が
設けられることにより、該パネル2’、2″の剛性が向
上することになる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、ダッシュパネルとフロア
パネルの少なくとも一方か合成樹脂で形成された車両の
フロア構造において、合成樹脂で形成された一方のパネ
ルにリブを設け、他方のパネルに凹部を設けると共に、
この凹部に上記リブを嵌合して、その嵌合部で両者を結
合するようにしたから、従来の単にダッシュパネルとフ
ロアパネルとを重ね合せてリベットで結合した構造に比
較して結合力が著しく向上することになる。従って、合
成樹脂で形成されたパネルにエンジンや排気管などから
熱が作用しても、所要の結合状態が維持されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の実施例を示すもので、第1図は車
室前部のフロア構造を示す概略斜視図、第2図はフロア
パネル前端部の要部拡大斜視図、第3図は第1図におけ
る■−■断面によるフロアパネルとダッシュパネルとの
結合部を示す縦断側面図、第4図は第3図におけるIV
−IV断面図である。また、第5〜7図はフロアパネル
の剛性強化を図った例を示すもので、第5図は縦断後面
図、第6図は第5図における■−■断面図、第7図は他
のもう一つの例を示す縦断後面図である。 2・・・フロアパネル、2f・・・リブ、3・・・ダッ
シュパネル、11・・・凹部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダッシュパネルとフロアパネルの少なくとも一方
    が合成樹脂で形成された車両のフロア構造であって、上
    記ダッシュパネルもしくはフロアパネルのうちの合成樹
    脂で形成されている一方のパネルにリブが形成されてい
    ると共に、他方のパネルに凹部が形成され、この凹部に
    上記リブが嵌合されて、該嵌合部でダッシュパネルとフ
    ロアパネルとが結合されていることを特徴とする車両の
    フロア構造。
JP29158187A 1987-11-17 1987-11-17 車両のフロア構造 Pending JPH01132474A (ja)

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