WO2013128619A1 - 車体構造 - Google Patents

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Abstract

 フロア部(22)の下部を構成する下壁(32)と、下壁(32)の車体前方側端部から車体上方向へ延設された外前壁(48)と、下壁(32)の車体後方側端部から車体上方向へ延設された外後壁(54)と、を有する樹脂製のロアパネル(12L)と、下壁(32)と対向してフロア部(22)の上部を構成する上壁(40、44)と、上壁(40、44)の車体前方側端部から車体上方向へ延設され、外前壁(48)に接合されることで、外前壁(48)の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内前壁(50)と、上壁(40、44)の車体後方側端部から車体上方向へ延設され、外後壁(54)に接合されることで、外後壁(54)の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内後壁(56)と、を有する樹脂製のアッパパネル(12U)と、を備えた車体構造(10)とする。

Description

車体構造
 本発明は、樹脂製のフロア部を備えた車体構造に関する。
 ロッカ、フロアパネル、ダッシュパネル、クロスメンバ、フロントクロスメンバ及びリアクロスメンバが、炭素繊維強化プラスチックで構成された車体フロア部構造は、従来から知られている(例えば、特開2008-155700号公報、特開平1-132474号公報、特開平6-64559号公報参照)。また、樹脂製ではないが、衝突時の荷重伝達効率を向上させたフロア部構造も、従来から知られている(例えば、特開2003-285766号公報、特開2008-49894号公報、実開平3-84286号公報参照)。
 しかしながら、樹脂製とされた車体フロア部構造においても、前面衝突時や後面衝突時等、車体前後方向から入力される荷重を効率よく伝達させることが望まれており、その荷重伝達効率の向上には未だ改善の余地がある。
 そこで、本発明は、上記事情に鑑み、車体前後方向から入力される荷重を効率よく伝達できる車体構造を得ることを目的とする。
 上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様の車体構造は、フロア部の下部を構成する下壁と、前記下壁の車体前方側端部から車体上方向へ延設された外前壁と、前記下壁の車体後方側端部から車体上方向へ延設された外後壁と、を有する樹脂製のロアパネルと、前記下壁と対向してフロア部の上部を構成する上壁と、前記上壁の車体前方側端部から車体上方向へ延設され、前記外前壁に接合されることで、該外前壁の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内前壁と、前記上壁の車体後方側端部から車体上方向へ延設され、前記外後壁に接合されることで、該外後壁の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内後壁と、を有する樹脂製のアッパパネルと、を備えている。
 本発明に係る第1の態様によれば、ロアパネルの外前壁とアッパパネルの内前壁とが接合されることで、その上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状が構成され、ロアパネルの外後壁とアッパパネルの内後壁とが接合されることで、その上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状が構成される。したがって、車体前方側から外前壁に入力された荷重は、その閉断面形状によって車幅方向外側へ伝達され、車体後方側から外後壁に入力された荷重は、その閉断面形状によって車幅方向外側へ伝達される。
 ここで、閉断面形状とされた車体前方側の上部の左右両端部は、それぞれ車体骨格部材であるフロントピラーに接合され、閉断面形状とされた車体後方側の上部の左右両端部は、それぞれ車体骨格部材であるリアピラーに接合されるようになっている。したがって、閉断面形状によって車幅方向外側(各上部の左右両端部)へ伝達された荷重は、フロントピラー又はリアピラーに伝達されて吸収される。このように、本発明によれば、車体前後方向から入力された荷重をフロントピラー又はリアピラーへ効率よく伝達することができる。
 また、本発明に係る第2の態様の車体構造は、フロア部の下部を構成する下壁と、前記下壁の車体前方側端部から車体上方向へ延設された外前壁と、前記下壁の車体後方側端部から車体上方向へ延設された外後壁と、を有する樹脂製のロアパネルと、前記下壁と対向してフロア部の上部を構成する上壁を有する樹脂製のアッパパネルと、前記上壁の車体前方側端部と前記外前壁に接合されることで、該外前壁の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内前壁を有する樹脂製のフロントパネルと、前記上壁の車体後方側端部と前記外後壁に接合されることで、該外後壁の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内後壁を有する樹脂製のリアパネルと、を備えている。
 本発明に係る第2の態様によれば、ロアパネルの外前壁とフロントパネルの内前壁とが接合されることで、その上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状が構成され、ロアパネルの外後壁とリアパネルの内後壁とが接合されることで、その上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状が構成される。したがって、車体前方側から外前壁に入力された荷重は、その閉断面形状によって車幅方向外側へ伝達され、車体後方側から外後壁に入力された荷重は、その閉断面形状によって車幅方向外側へ伝達される。
 ここで、閉断面形状とされた車体前方側の上部の左右両端部は、それぞれ車体骨格部材であるフロントピラーに接合され、閉断面形状とされた車体後方側の上部の左右両端部は、それぞれ車体骨格部材であるリアピラーに接合されるようになっている。したがって、閉断面形状によって車幅方向外側(各上部の左右両端部)へ伝達された荷重は、フロントピラー又はリアピラーに伝達されて吸収される。このように、本発明によれば、車体前後方向から入力された荷重をフロントピラー又はリアピラーへ効率よく伝達することができる。
 また、本発明に係る第3の態様の車体構造は、第1又は第2の態様の車体構造であって、少なくとも前記外前壁と前記内前壁とで構成される閉断面形状は、車幅方向から見て、ドアベルトラインと車体上下方向でオーバーラップする位置に形成されている。
 本発明に係る第3の態様によれば、車幅方向から見て、少なくとも外前壁と内前壁とで構成される閉断面形状が、ドアベルトラインと車体上下方向でオーバーラップするようになっている。したがって、その閉断面形状によって車幅方向外側(上部の左右両端部)へ伝達された荷重は、ドアベルトラインにも伝達されて吸収される。このように、本発明によれば、少なくとも車体前方向から入力された荷重をドアベルトラインへ効率よく伝達することができる。
 また、本発明に係る第4の態様の車体構造は、第1~第3の何れかの態様の車体構造であって、少なくとも前記外前壁と前記内前壁とで構成される閉断面形状は、前記左右両端部間に連続して形成されている。
 本発明に係る第4の態様によれば、少なくとも外前壁と内前壁とで構成される閉断面形状が、左右両端部間に連続して形成されている。したがって、少なくとも車体前方側から入力された荷重を、その閉断面形状により、車幅方向外側(上部の左右両端部)へ更に効率よく伝達することができる。
 以上のように、本発明によれば、車体前後方向から入力される荷重を効率よく伝達することができる。
第1実施形態に係る樹脂ボディ構造を備えた自動車の概略構成を示す側断面図である。 第1実施形態に係る樹脂ボディ構造のフロア部を構成するアッパパネル及びロアパネルを車体後方から見て示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る樹脂ボディ構造のフロア部を構成するアッパパネル及びロアパネルを車体前方から見て示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る樹脂ボディ構造のフロア部を車体後方から見て示す斜視図である。 第1実施形態に係る樹脂ボディ構造のフロア部を車体前方から見て示す斜視図である。 第1実施形態に係る樹脂ボディ構造のフロア部の車体前方側を拡大して示す斜視図である。 フロントサスペンションメンバ、フロントピラー及びドアベルトラインとフロア部との位置関係を含めて示す図6のX-X線矢視断面図である。 図6のY-Y線矢視断面図である。 閉断面形状が左右両端部間に連続して形成されたフロア部の変形例を車体後方から見て示す斜視図である。 図9のZ-Z線矢視断面図である。 第2実施形態に係る樹脂ボディ構造のフロア部を構成するアッパパネル、ロアパネル、フロントパネル、リアパネルを車体後方から見て示す分解斜視図である。 第2実施形態に係る樹脂ボディ構造のフロア部を車体後方から見て示す斜視図である。
 以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、図中に適宜記す矢印FRは車体前後方向の前方向を、矢印UPは車体上下方向の上方向を、矢印OUTは車幅方向外側をそれぞれ示す。また、以下の説明で、特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車体前後方向の前後、車体上下方向の上下、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
 図1で示すように、車両としての(電気)自動車Vには、本実施形態に係る車体構造としての樹脂ボディ構造10が適用されている。この樹脂ボディ構造10は、アンダーボディ12と、フロントサスペンションモジュール14と、フロントエネルギー吸収部材(以下「フロントEA部材」という)16と、リアサスペンションモジュール18と、リアエネルギー吸収部材(以下「リアEA部材」という)20と、を主要部として構成されている。
(第1実施形態に係るアンダーボディの構成)
 まず、第1実施形態について説明する。図2、図3で示すように、第1実施形態に係る樹脂製のアンダーボディ12は、ロアパネル12Lとアッパパネル12Uとで構成されている。このロアパネル12Lとアッパパネル12Uとが接合されることで、平面視で略矩形状とされたフロア部22(図1参照)が構成されるようになっている。
 また、このアンダーボディ12は、フロア部22の前端から上向きに立設された前壁部としてのダッシュロア部24と、フロア部22の後端から上向きに立設された後壁部としてのロアバック部26と、を含んで構成されている。ダッシュロア部24及びロアバック部26は、フロア部22の略全幅に亘る長さを有しており、正面視では車幅方向が長手方向の略矩形状に形成されている。
 また、図4、図5で示すように、ダッシュロア部24の車幅方向両端からは、後向きに前側壁28が延設されており、ロアバック部26の車幅方向両端からは、前向きに後側壁30が延設されている。前側壁28及び後側壁30は、それぞれの下端がフロア部22(後述するロッカ部36)の車幅方向外側端部に連続しており、かつ互いに前後に離間している。以上により、アンダーボディ12は、全体としてバスタブ状(側壁の一部が切り欠かれたバスタブ状)に形成されている。
 また、図1~図5で示すように、フロア部22は、略水平面に沿って平坦な下壁32と、この下壁32と上下に対向し、かつ略水平面に沿って平坦な上壁40、44と、を有している。そして、このフロア部22には、それぞれ前後方向が長手方向とされたサイド骨格構造部としての左右一対のロッカ部36と、センター骨格構造部としてのトンネル部38とが形成されている。
 左右一対のロッカ部36は、下壁32と、下壁32と上下に対向するロッカ壁としての上壁40と、下壁32の車幅方向両側から上向きに立設された外側壁34と、外側壁34と車幅方向に対向する(車幅方向を向く)縦壁としての内側壁42とで、車体前後方向から見た正断面視で矩形枠状の閉断面構造に構成されている。
 トンネル部38は、下壁32と、下壁32と上下に対向するトンネル壁としての上壁44と、互いに対向する(車幅方向を向く)一対の縦壁としてのセンター側壁46とで、車体前後方向から見た正断面視で矩形枠状の閉断面構造に構成されている。
 なお、本実施形態では、車幅方向両側部における上壁40と、車幅方向中央部における上壁44とでは、下壁32との対向間隔が異なるように構成されている。すなわち、左右のロッカ部36の方がトンネル部38よりも高位となるように構成されている。また、フロア部22に左右のロッカ部36とトンネル部38とを構成したことにより、上壁40と上壁44との間には、車体前後方向から見た正断面視で凹形状となる底溝部41が形成されている。
 後述するセンタークロス部60の前方側の底溝部41には、車体後方側端部が前壁64(後述)までほぼ達する矩形状とされるとともに、車体前方側端部が先細り形状とされた開口部41Aが形成されている。そして、そのセンタークロス部60の後方側の底溝部41には、車体前方側端部が後壁66(後述)までほぼ達する矩形状とされるとともに、車体後方側端部が先細り形状とされた開口部41Bが形成されている。
 更に、開口部41Aよりも車体前方側の底溝部41(前側の底溝部41において開口部41Aを除く車体前方側部分)は、下壁32と接合される接合部80とされており、接合部80を除く開口部41A周りの底溝部41の一部は、下壁32に接合される上フランジ12UFとされている。
 一方、開口部41Bよりも車体後方側の底溝部41(後側の底溝部41において開口部41Bを除く車体後方側部分)は、下壁32と接合される接合部82とされており、接合部82を除く開口部41B周りの底溝部41の一部は、下壁32に接合される上フランジ12UFとされている。
 また、ダッシュロア部24は、図4で示すように、左右のロッカ部36及びトンネル部38の各前端部から上方向へ向けて一体に連続する3つの閉断面構造で構成されている。そして、ロアバック部26は、図5で示すように、左右のロッカ部36及びトンネル部38の各後端部から上方向へ向けて一体に連続する3つの閉断面構造で構成されている。
 詳細には、図2、図4で示すように、ダッシュロア部24は、前後に対向する外前壁48及び内前壁50と、下壁32と、下壁32に対向する上壁52と、内前壁50に形成された後述する下壁53と、を有して構成されている。
 内前壁50は、左右のロッカ部36をそれぞれ構成する内側壁42を車体前方側へ延長して一体に形成された縦壁としての内側壁43と、トンネル部38を構成するセンター側壁46を車体前方側へ延長して一体に形成された縦壁としてのセンター側壁47と、底溝部41を車体前方側へ延長して一体に形成された前溝部51と、を有している。
 前溝部51には、矩形状(正方形状)の開口部51Aが形成されており、内前壁50の車幅方向両側部にも、矩形状(台形状)の開口部50Aが形成されている。そして、内前壁50の2つの前溝部51が外前壁48に接合されることにより、ダッシュロア部24には、3つの閉断面形状が車幅方向に並んで形成されるようになっている。
 つまり、このダッシュロア部24には、下壁32と、外前壁48と、内前壁50と、上壁52と、各内側壁43と、各センター側壁47とで、閉断面形状が車幅方向に3つ形成されるようになっている。そして、図6~図8で示すように、ダッシュロア部24の上端部24Aには、左右両端部(前側壁28)を含んで車幅方向に延在する閉断面形状が更に構成されるようになっている。
 すなわち、開口部51A(前溝部51)の車体上方側におけるダッシュロア部24の上端部24Aは、図8で示すように、車幅方向から見た側断面視で、上壁52と、内前壁50と、内前壁50の下端部から車体前方側へ延在して上壁52と対向する下壁53と、外前壁48とで矩形枠状の閉断面形状が構成されるようになっている。
 なお、下壁53の車体前方側端部は、前溝部51と連設されている。そして、開口部50Aの車体上方側におけるダッシュロア部24の上端部24Aも同様に、断面視で、上壁52と、内前壁50と、下壁53と、外前壁48とで矩形枠状の閉断面形状が構成されるようになっている。
 また、底溝部41の車幅方向外側で、かつロッカ部36の車幅方向内側部分の車体前方側への延長部分にも、下壁53の一部が形成されており、開口部51Aの車体上方側の閉断面形状と開口部50Aの車体上方側の閉断面形状とを、その延長部分(ダッシュロア部24の左右両側部)に構成された閉断面形状で連結するようになっている。そして、その上端部24Aにおける閉断面形状は、フロア部22の左右両端部である前側壁28に達する位置まで(前側壁28を含んで)形成されている。
 これにより、トンネル部38の車体前方側への延長部分を除くダッシュロア部24の上端部24Aに、車幅方向に延在する(底溝部41の長手方向と交差する)閉断面形状が形成される構成になっている。
 なお、この上端部24Aにおける閉断面形状は、トンネル部38の車体前方側への延長部分(ダッシュロア部24の中央部)に構成された閉断面形状を介して、車幅方向全体に亘って(左右両端部である前側壁28間に連続して)形成されていると捉えることもできる。
 ここで、前側壁28(閉断面形状)は、図7で示すように、車体骨格部材であるフロントピラー(Aピラー)84に接合されている。そして、上端部24Aにおける閉断面形状は、車幅方向から見た側面視で、ドアベルトライン86と車体上下方向でオーバーラップする(重なる)位置に形成されている。
 したがって、ダッシュロア部24から、その上端部24Aにおける閉断面形状を介して、フロントピラー84及びドアベルトライン86まで、荷重伝達経路が形成されるようになっている。なお、ドアベルトライン86は、車体前後方向から見た断面視で、閉断面形状に構成されている。
 また、ダッシュロア部24の上端部24Aに形成される(外前壁48と内前壁50と上壁52と下壁53とで構成される)閉断面形状は、図9、図10で示すように、ダッシュロア部24における3つの閉断面形状を介さずに、車幅方向全体に亘って(車幅方向一端部側から他端部側まで連続して)形成される構成としてもよい。
 すなわち、トンネル部38の車体前方側への延長部分と、底溝部41の車幅方向外側で、かつロッカ部36の車幅方向内側部分の車体前方側への延長部分と、をそれぞれ切り欠いて、開口部51Aと開口部50Aとを車幅方向で連通させ、上壁52と対向する下壁53が、車幅方向全体に亘って(左右両端部である前側壁28間に連続して)形成される構成にしてもよい。
 これによれば、ダッシュロア部24に入力された荷重を、その上端部24Aにおける閉断面形状を介して、左右のフロントピラー84及びドアベルトライン86へ、更に効率よく伝達することが可能となる。
 なお、この構成では、下壁53の車体前方側端部に、車体下方側へ折り曲げられてなるフランジ53Fが形成され、そのフランジ53Fが外前壁48に接合されるようになっている。また、トンネル部38及びロッカ部36の車体前方側端部における内前壁50には、前溝部51と車幅方向で連続するフランジ50Fが形成され、そのフランジ50Fが外前壁48に接合されるようになっている。
 また、内前壁50の上壁40、44と連続する下部は、傾斜壁50S(図1参照)とされている。傾斜壁50Sは、前端側より後端側が下方に位置するように前後(水平)方向に対して傾斜されており、その前上端は、内前壁50の上下方向に略沿った上下壁50V(図1参照)の下端に連続されている。そして、傾斜壁50Sの後下端は、上壁40又は上壁44の前端に連続されている。
 一方、図3、図5で示すように、ロアバック部26は、前後に対向する外後壁54及び内後壁56と、下壁32と、下壁32に対向する上壁58と、内後壁56に形成された後述する下壁59と、を有して構成されている。
 内後壁56は、左右のロッカ部36をそれぞれ構成する内側壁42を車体後方側へ延長して一体に形成された縦壁としての内側壁45と、トンネル部38を構成するセンター側壁46を車体後方側へ延長して一体に形成された縦壁としてのセンター側壁49と、底溝部41を車体後方側へ延長して一体に形成された後溝部57と、を有している。
 後溝部57には、矩形状(長方形状)の開口部57Aが形成されている(図2参照)。そして、内後壁56の2つの後溝部57が、外後壁54及び外後壁54に車体後方側へ突出するように一体に形成された突出壁54Aに接合されることにより、ロアバック部26には、3つの閉断面形状が車幅方向に並んで形成されるようになっている。
 つまり、このロアバック部26には、下壁32と、外後壁54と、内後壁56と、上壁58と、各内側壁45と、各センター側壁49とで、閉断面形状が車幅方向に3つ形成されるようになっている。そして、ダッシュロア部24と同様に、ロアバック部26の上端部26Aには、左右両端部(後側壁30)を含んで車幅方向に延在する閉断面形状が更に構成されるようになっている。
 すなわち、開口部57A(後溝部57)の車体上方側におけるロアバック部26の上端部26Aは、車幅方向から見た側断面視で、上壁58と、内後壁56と、内後壁56の下端部から車体後方側へ延在して上壁58と対向する下壁59と、外後壁54とで矩形枠状の閉断面形状が構成されるようになっている。そして、下壁59の車体後方側端部は、後溝部57と連設されている。
 これにより、トンネル部38の車体後方側への延長部分と、ロッカ部36の車体後方側への延長部分と、を除くロアバック部26の上端部26Aに、車幅方向に延在する(底溝部41の長手方向と交差する)閉断面形状が形成されるようになっている。
 なお、この上端部26Aにおける閉断面形状は、トンネル部38の車体後方側への延長部分(ロアバック部26の中央部)に構成された閉断面形状と、ロッカ部36の車体後方側への延長部分(ロアバック部26の左右両側部)に構成された閉断面形状を介して、車幅方向全体に亘って(左右両端部である後側壁30を含み、その後側壁30間に連続して)形成されていると捉えることもできる。
 ここで、後側壁30(閉断面形状)は、車体骨格部材であるリアピラー(Cピラー:図示省略)に接合されるようになっている。したがって、ロアバック部26から、その上端部26Aにおける閉断面形状を介して、リアピラーまで、荷重伝達経路が形成されるようになっている。
 なお、ダッシュロア部24と同様に、ロアバック部26の上端部26Aに形成される(外後壁54と内後壁56と上壁58と下壁59とで構成される)閉断面形状が、車幅方向から見た側面視で、ドアベルトライン86と車体上下方向でオーバーラップする(重なる)位置に配置されるように、そのロアバック部26の高さを高くするようにしてもよい。
 また、ダッシュロア部24と同様に(図9、図10で示したように)、ロアバック部26の上端部26Aに形成される閉断面形状が、車幅方向全体に亘って(車幅方向一端部側から他端部側まで連続して)形成される構成としてもよい。
 すなわち、トンネル部38の車体後方側への延長部分を切り欠いて開口部57Aを車幅方向で連通させるとともに、ロッカ部36の車体後方側への延長部分も切り欠いて開口部57Aを車幅方向外側へ延在させ、上壁58と対向する下壁59が、車幅方向全体に亘って(左右両端部である後側壁30間に連続して)形成される構成にしてもよい。
 これによれば、ダッシュロア部24と同様に、ロアバック部26に入力された荷重を、その上端部26Aにおける閉断面形状を介して、左右のリアピラー(及びドアベルトライン86)へ、更に効率よく伝達することが可能となる。
 また、内後壁56の上壁40、44と連続する下部は、傾斜壁56S(図1参照)とされている。傾斜壁56Sは、前端側が後端側よりも下方に位置するように前後(水平)方向に対して傾斜されており、その後上端は、内後壁56の上下方向に略沿った上下壁56V(図1参照)の下端に連続されている。そして、傾斜壁56Sの前下端は、上壁40又は上壁44の後端に連続されている。
 また、図1~図5で示すように、フロア部22は、左右のロッカ部36とトンネル部38とを車体前後方向の略中央部で架け渡す(車幅方向に延在する)センタークロス部60を有している。センタークロス部60は、下壁32と、下壁32と上下に対向するクロス壁としての上壁62と、前後に対向する前壁64及び後壁66とで側断面視で矩形枠状の閉断面構造に構成されている。
 以上説明したアンダーボディ12は、樹脂材料にて構成されている。アンダーボディ12を構成する樹脂材料としては、例えば炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維などの強化繊維を含有する繊維強化樹脂が挙げられる。
 そして、このアンダーボディ12(フロア部22)は、図2~図5で示すように、ロアパネル12Lとアッパパネル12Uとを上下に重ね合わせ、接着剤で接合することで構成されている。
 詳細には、ロアパネル12Lは、下壁32と、外側壁34と、ダッシュロア部24の外前壁48と、ロアバック部26の外後壁54と、前側壁28の外壁28Aと、後側壁30の外壁30Aと、平面視で周縁部から外向きに張り出された下フランジ12LFと、を含んで構成されている。
 アッパパネル12Uは、ロッカ部36の上壁40及び内側壁42と、トンネル部38の上壁44及びセンター側壁46と、ダッシュロア部24の内前壁50、上壁52、下壁53、内側壁43及びセンター側壁47と、ロアバック部26の内後壁56、上壁58、下壁59、内側壁45及びセンター側壁49と、センタークロス部60の上壁62、前壁64及び後壁66と、前側壁28の内壁28Bと、後側壁30の内壁30Bと、平面視で周縁部から外向きに張り出された上フランジ12UFと、を含んで構成されている。
 そして更に、このアッパパネル12Uは、トンネル部38とロッカ部36との間に形成された底溝部41(接合部80、82)と、内前壁50に形成された前溝部51と、内後壁56に形成された後溝部57と、を含んで構成されている。なお、上記したように、上フランジ12UFは、接合部80、82を除く開口部41A、41B周りの底溝部41の一部にも形成されている。
 したがって、アンダーボディ12は、ロアパネル12Lとアッパパネル12Uとが、下フランジ12LFと上フランジ12UF、下壁32と上フランジ12UF、下壁32と接合部80、82、外前壁48と前溝部51、外後壁54と後溝部57がそれぞれ接着されることで互いに固着され、上記各閉断面構造を構成するようになっている。なお、前側壁28は、外壁28Aと内壁28Bとで閉断面構造を構成し、後側壁30は、外壁30Aと内壁30Bとで閉断面構造を構成するようになっている。
(サスペンションモジュールの構成)
 図1で示すように、フロントサスペンションモジュール14は、フロントサスペンションメンバ70と、図示しない左右一対のフロントサスペンションとを少なくとも含んで構成されている。フロントサスペンションメンバ70は、車幅方向が長手方向とされるとともに、図1の側断面視で閉断面構造とされている。
 また、フロントサスペンションメンバ70には、左右のフロントサスペンションが全体として組み付けられており、フロントサスペンションメンバ70は、各フロントサスペンションを介して前輪Wfを転舵可能に支持するようになっている。すなわち、各フロントサスペンションは、自動車Vの車体を構成する他の部分に頼ることなく独立して機能するように、フロントサスペンションメンバ70に支持されている。
 一方、リアサスペンションモジュール18は、リアサスペンションメンバ72と、図示しない左右一対のリアサスペンションとを少なくとも含んで構成されている。リアサスペンションメンバ72には、左右のリアサスペンションが全体として組み付けられており、リアサスペンションメンバ72は、各リアサスペンションを介して後輪Wrを回転可能に支持するようになっている。すなわち、各リアサスペンションは、自動車Vの車体を構成する他の部分に頼ることなく独立して機能するように、リアサスペンションメンバ72に支持されている。
 更に、後輪Wrには、図示しないホイールインモーターが内蔵されている。そして、リアサスペンションモジュール18には、ホイールインモーターを駆動するための図示しないバッテリー及び制御装置であるPCU(パワーコントロールユニット)が組み付けられている。したがって、リアサスペンションモジュール18は、自動車Vの駆動ユニットとして捉えることもできる。
 そして、フロントサスペンションメンバ70は、その後壁78が外前壁48に締結され、そのフランジ74が接合部80(下壁32)に締結されることにより、ダッシュロア部24の車体前方側に固定されている。また、リアサスペンションメンバ72は、その取付プレート68が外後壁54の突出壁54Aに締結され、そのフランジ76が接合部82(下壁32)に締結されることにより、ロアバック部26の車体後方側に固定されている。
(EA部材の構成)
 図1で示すように、フロントEA部材16は、フロントサスペンションメンバ70の車幅方向の長さ(左右のフロントサスペンションの間隔)と略同等の車幅方向に沿った長さを有するボックス形状(略矩形箱状)に形成されている。そして、このフロントEA部材16は、その後端から張り出されたフランジ16Fにおいて、フロントサスペンションメンバ70に締結固定されている。
 一方、リアEA部材20は、リアサスペンションメンバ72の車幅方向の長さ(左右のリアサスペンションの間隔)と略同等の車幅方向に沿った長さを有するボックス形状(略矩形箱状)に形成されている。そして、このリアEA部材20は、その車幅方向両端から張り出されたフランジ20Fにおいて、リアサスペンションメンバ72に締結固定されている。
 以上説明したフロントEA部材16、リアEA部材20は、樹脂材料にて各部が一体に形成されている。フロントEA部材16、リアEA部材20を構成する樹脂材料としては、例えば炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維などの強化繊維を含有する繊維強化樹脂が挙げられる。また、フロントEA部材16、リアEA部材20は、アルミニウムやその合金などの金属材料で構成してもよい。
(作用)
 以上のような構成の樹脂ボディ構造10において、次にその作用について説明する。
 本実施形態に係る樹脂ボディ構造10が適用された(電気)自動車Vは、リアサスペンションメンバ72に内蔵されたPCUから後輪Wrのホイールインモーターに電力が供給され、そのホイールインモーターの駆動力により走行する。そして、この自動車Vでは、図示しないステアリングホイールの操舵に応じて、フロントサスペンションを介して支持された前輪Wfが転舵される。
 この自動車Vにおいて、前面衝突が生じると、フロントEA部材16に衝突荷重が入力される。この衝突荷重によりフロントEA部材16は圧縮変形され、衝撃エネルギー(動荷重)を吸収しつつ、フロントサスペンションメンバ70に荷重(支持反力)を伝達する。
 このとき、フロントEA部材16に入力された衝突荷重は、フロントサスペンションメンバ70の広い面(車幅方向に長い壁)で受け止められ、フロントEA部材16は安定して圧縮変形される。したがって、フロントEA部材16による衝突荷重の吸収が効率よく行われる。
 そして、フロントEA部材16によって吸収仕切れずに、フロントサスペンションメンバ70に伝達された衝突荷重は、ダッシュロア部24を介してフロア部22に伝達され、そのフロア部22によって吸収される。
 詳細には、フロントEA部材16からフロントサスペンションメンバ70の後壁78を介してダッシュロア部24に入力された荷重は、ダッシュロア部24に形成された3つの閉断面構造、即ち各閉断面構造をそれぞれ構成する内前壁50の各内側壁43及び各センター側壁47によって受け止められる。
 そのため、外前壁48の車体後方側への曲げ変形を抑制できるとともに、内前壁50の各内側壁43及び各センター側壁47から、ロッカ部36の前側の各内側壁42における稜線R1(図4参照)及びトンネル部38の前側の各センター側壁46における稜線R2(図4参照)へ荷重を伝達することができる。
 つまり、ダッシュロア部24に構成されている3つの閉断面構造(閉断面形状)は、それぞれフロア部22のロッカ部36及びトンネル部38と連続して形成されている。したがって、ダッシュロア部24に入力された荷重は、ダッシュロア部24からフロア部22のロッカ部36及びトンネル部38に効率よく伝達されて吸収される。
 また、ダッシュロア部24の上端部24Aには、左右両端部(前側壁28)を含んで車幅方向に延在する閉断面形状が形成されている。そして、その閉断面形状は、フロントピラー84及びドアベルトライン86に荷重を伝達できるように、そのフロントピラー84及びドアベルトライン86に接続されている(前側壁28がフロントピラー84に接合され、上端部24Aがドアベルトライン86に上下方向でオーバーラップしている)。
 したがって、ダッシュロア部24に入力(伝達)された荷重は、その上端部24Aに形成された閉断面形状を介して、フロントピラー84及びドアベルトライン86へも効率よく伝達され、そのフロントピラー84及びドアベルトライン86によっても吸収される。よって、フロア部22の変形をより効果的に抑制することができる。
 なお、図9、図10で示したように、ダッシュロア部24の上端部24Aに形成される閉断面形状が、左右両端部(前側壁28)間に連続して形成されている場合には、より一層効率よく、その荷重をフロントピラー84及びドアベルトライン86へ伝達することができる。
 また、この自動車Vにおいて、後面衝突が生じると、リアEA部材20に衝突荷重が入力される。この衝突荷重によりリアEA部材20は圧縮変形され、衝撃エネルギー(動荷重)を吸収しつつ、リアサスペンションメンバ72に荷重(支持反力)を伝達する。
 このとき、リアEA部材20に入力された衝突荷重は、リアサスペンションメンバ72の広い面(車幅方向に長い壁)で受け止められ、リアEA部材20は安定して圧縮変形される。したがって、リアEA部材20による衝突荷重の吸収が効率よく行われる。
 そして、リアEA部材20によって吸収仕切れずに、リアサスペンションメンバ72に伝達された衝突荷重は、ロアバック部26を介してフロア部22に伝達され、フロア部22によって吸収される。
 詳細には、リアEA部材20からリアサスペンションメンバ72の取付プレート68を介してロアバック部26に入力された荷重は、ロアバック部26に形成された3つの閉断面構造、即ち各閉断面構造をそれぞれ構成する内後壁56の各内側壁45及び各センター側壁49によって受け止められる。
 そのため、外後壁54の車体前方側への曲げ変形を抑制できるとともに、内後壁56の各内側壁45及び各センター側壁49からロッカ部36の後側の各内側壁42における稜線R3(図5参照)及びトンネル部38の後側の各センター側壁46における稜線R4(図5参照)へ荷重を伝達することができる。
 つまり、ロアバック部26に構成されている3つの閉断面構造(閉断面形状)は、それぞれフロア部22のロッカ部36及びトンネル部38と連続して形成されている。したがって、ロアバック部26に入力された荷重は、ロアバック部26からフロア部22のロッカ部36及びトンネル部38に効率よく伝達されて吸収される。
 また、ロアバック部26の上端部26Aには、左右両端部(後側壁30)を含んで車幅方向に延在する閉断面形状が構成されている。そして、その閉断面形状は、リアピラーに荷重を伝達できるように、そのリアピラーに接続されている(後側壁30がリアピラーに接合されている)。
 したがって、ロアバック部26に入力(伝達)された荷重は、その上端部26Aに形成された閉断面形状を介して、リアピラーへも効率よく伝達され、そのリアピラーによっても吸収される。よって、フロア部22の変形をより効果的に抑制することができる。
 なお、上記したように、ロアバック部26の上端部26Aに形成される閉断面形状が、ドアベルトライン86に上下方向でオーバーラップしている場合には、そのドアベルトライン86へも効率よく荷重が伝達される。
 また、上記したように、ロアバック部26の上端部26Aに形成される閉断面形状が、左右両端部(後側壁30)間に連続して形成されている場合には、より一層効率よく、その荷重をリアピラー(及びドアベルトライン86)へ伝達することができる。
 また、この自動車Vにおいて、側面衝突が生じても、それによって入力された衝突荷重は、フロア部22に閉断面構造に構成されたセンタークロス部60で受け止められる(吸収される)。つまり、車体側方(車幅方向外側)から入力された荷重は、センタークロス部60に効率よく伝達されて吸収される。よって、フロア部22の変形を抑制することができる。
(第2実施形態に係るアンダーボディの構成)
 次に、第2実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(作用も含む)は省略する。
 図11で示すように、第2実施形態に係る樹脂製のアンダーボディ12は、ロアパネル12Lとアッパパネル12Uとフロントパネル12Fとリアパネル12Rとで構成されている。すなわち、互いに接合されたロアパネル12Lとアッパパネル12Uとに、フロントパネル12Fとリアパネル12Rとが接合されることで、平面視で略矩形状とされたフロア部22が構成されるようになっている。
 第2実施形態に係るロアパネル12Lは、上記第1実施形態と同一とされている。そして、第2実施形態に係るアッパパネル12Uは、上記第1実施形態とは異なる形状とされている。詳細には、このアッパパネル12Uは、ダッシュロア部24及びロアバック部26を構成する壁部以外、即ち上壁40、44、内側壁42、センター側壁46、前壁64、後壁66、上フランジ12UFを有する構成とされており、それらの車体前方側端部及び車体後方側端部は、それぞれ外前壁48及び外後壁54に達するまで延在されている。
 一方、フロントパネル12Fは、内壁28B(前側壁28)と、ダッシュロア部24を構成する壁部、即ち内前壁50、上壁52、下壁53、内側壁43、センター側壁47、前溝部51を有しており、前溝部51には、開口部51Aが形成され、内前壁50の左右両側部には、開口部50Aが形成されている。なお、前溝部51の車体後方側、即ちセンター側壁47と内側壁43との間は矩形状に切り欠かれており、その切欠部55の周縁部及び内前壁50の下端周縁部には、フランジ12FFが形成されている。
 また、リアパネル12Rは、内壁30B(後側壁30)と、ロアバック部26を構成する壁部、即ち内後壁56、上壁58、下壁59(図3、図5参照)、内側壁45、センター側壁49、後溝部57を有しており、後溝部57には、開口部57Aが形成されている。なお、後溝部57の車体前方側、即ちセンター側壁49と内側壁45との間は切り欠かれており、その切欠部55の周縁部及び内後壁56の下端周縁部には、フランジ(図示省略)が形成されている。
 したがって、図11、図12で示すように、ロアパネル12Lとアッパパネル12Uとが接合された後、フロントパネル12Fのフランジ12FFが、アッパパネル12Uの上フランジ12UF及び上壁40、44に上方から接合され、フロントパネル12Fの前溝部51が外前壁48に接合されることにより、そのフロントパネル12Fがロアパネル12L及びアッパパネル12Uに固定される。
 同様に、ロアパネル12Lとアッパパネル12Uとが接合された後、リアパネル12Rのフランジ(図示省略)が、アッパパネル12Uの上フランジ12UF及び上壁40、44に上方から接合され、リアパネル12Rの後溝部57が外後壁54に接合されることにより、そのリアパネル12Rがロアパネル12L及びアッパパネル12Uに固定される。
 こうして構成された第2実施形態に係るフロア部22(アンダーボディ12)は、上記第1実施形態と同等のものになる。すなわち、第2実施形態に係るフロア部22(アンダーボディ12)においても、上記第1実施形態と同様に、ダッシュロア部24の上端部24A及びロアバック部26の上端部26Aに、左右両端部(前側壁28、後側壁30)を含んで車幅方向に延在する閉断面形状が形成される(左右両端部間に連続して閉断面形状が形成される場合も含む)。
 また、この第2実施形態に係るフロア部22は、上記第1実施形態に係るアッパパネル12Uが、3つに分解された形状となっている。したがって、この第2実施形態で使用する金型は、第1実施形態に係るアッパパネル12Uを成形する金型に比べて、その構造を簡略化できる利点がある。つまり、ダッシュロア部24及びロアバック部26をそれぞれ独立して成形することができるため、ダッシュロア部24及びロアバック部26の形状が複雑化されても容易に対応することができる。
 以上説明したように、本実施形態に係る樹脂ボディ構造10によれば、前面衝突時にダッシュロア部24に入力された荷重を、車体骨格部材であるフロントピラー84及びドアベルトライン86(アッパーボディ)に効率よく伝達することができる。そして、後面衝突時にロアバック部26に入力された荷重を、車体骨格部材であるリアピラー(及びドアベルトライン86)(アッパーボディ)に効率よく伝達することができる。
 つまり、本実施形態に係る樹脂ボディ構造10によれば、前面衝突時や後面衝突時において発生する衝突荷重を、フロア部22だけではなく、フロントピラー84やリアピラー、更にはドアベルトライン86へも効率よく伝達することができる。したがって、フロア部22が吸収する(負担する)荷重を低減させることができ、車室(フロア部22)の変形をより効果的に抑制することができる。
 また、アンダーボディ12が樹脂製であっても、それぞれ3つの閉断面構造を備えたダッシュロア部24及びロアバック部26を、衝突時のエネルギー吸収部材として機能させることができるため、別途エネルギー吸収部材を追加する構成に比べて、自動車Vの低コスト化及び軽量化を図ることができる。
 特に、第1実施形態に係るアッパパネル12Uには、開口部41A、41B、50A、51A、57Aがそれぞれ形成され、第2実施形態に係るフロントパネル12Fには、開口部41A、41B、50A、51Aがそれぞれ形成されるとともに、リアパネル12Rには、開口部57Aが形成されているため、より軽量化を図ることができる。
 以上、本実施形態に係る車体構造(樹脂ボディ構造10)について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車体構造(樹脂ボディ構造10)は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、アッパパネル12U、ロアパネル12L、更にはフロントパネル12F、リアパネル12Rは、融着や溶着によって接合される構成にしてもよい。
 また、ダッシュロア部24及びロアバック部26に、それぞれ車幅方向に延在するように形成される閉断面形状は、各上端部24A、26Aに形成される構成に限定されるものではない。すなわち、この閉断面形状は、各上壁52、58から少し下がったダッシュロア部24の上部及びロアバック部26の上部に形成される構成であってもよい。
   10 樹脂ボディ構造(車体構造)
   12 アンダーボディ
   12U アッパパネル
   12L ロアパネル
   12F フロントパネル
   12R リアパネル
   22 フロア部
   32 下壁
   40 上壁
   44 上壁
   48 外前壁
   50 内前壁
   54 外後壁
   56 内後壁
   86 ドアベルトライン

Claims (4)

  1.  フロア部の下部を構成する下壁と、前記下壁の車体前方側端部から車体上方向へ延設された外前壁と、前記下壁の車体後方側端部から車体上方向へ延設された外後壁と、を有する樹脂製のロアパネルと、
     前記下壁と対向してフロア部の上部を構成する上壁と、前記上壁の車体前方側端部から車体上方向へ延設され、前記外前壁に接合されることで、該外前壁の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内前壁と、前記上壁の車体後方側端部から車体上方向へ延設され、前記外後壁に接合されることで、該外後壁の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内後壁と、を有する樹脂製のアッパパネルと、
     を備えた車体構造。
  2.  フロア部の下部を構成する下壁と、前記下壁の車体前方側端部から車体上方向へ延設された外前壁と、前記下壁の車体後方側端部から車体上方向へ延設された外後壁と、を有する樹脂製のロアパネルと、
     前記下壁と対向してフロア部の上部を構成する上壁を有する樹脂製のアッパパネルと、
     前記上壁の車体前方側端部と前記外前壁に接合されることで、該外前壁の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内前壁を有する樹脂製のフロントパネルと、
     前記上壁の車体後方側端部と前記外後壁に接合されることで、該外後壁の上部に左右両端部を含んで車幅方向に延在する閉断面形状を構成する内後壁を有する樹脂製のリアパネルと、
     を備えた車体構造。
  3.  少なくとも前記外前壁と前記内前壁とで構成される閉断面形状は、車幅方向から見て、ドアベルトラインと車体上下方向でオーバーラップする位置に形成されている請求項1又は請求項2に記載の車体構造。
  4.  少なくとも前記外前壁と前記内前壁とで構成される閉断面形状は、前記左右両端部間に連続して形成されている請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車体構造。
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