JPH0973715A - 光ディスク記録再生方法及び光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク記録再生方法及び光ディスク装置Info
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- JPH0973715A JPH0973715A JP8148801A JP14880196A JPH0973715A JP H0973715 A JPH0973715 A JP H0973715A JP 8148801 A JP8148801 A JP 8148801A JP 14880196 A JP14880196 A JP 14880196A JP H0973715 A JPH0973715 A JP H0973715A
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Abstract
ディスク記録方法及び光ディスク装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 読み出された再生信号を2値化する再生
信号検出器4と、データ再生のための同期クロックを生
成する広帯域の同期クロック生成器と、信号を処理する
信号処理器16と、光ディスク1の再生位置に応じて同
期クロック生成器が同期可能な範囲内では現回転数のま
ま回転数一定で制御(CAV制御)し、同期可能な範囲
を越える範囲ではそれまでの回転数に比べ同期可能な回
転数変動が最小となるよう線速度一定に制御(CLV制
御)するディスク回転制御器15とを有し、CAV制御
とCLV制御とを組み合わせることにより、再生位置が
変化した場合、スピンドルモータの回転数の変化量を最
小にして、低消費電力とアクセス時間の短縮とを実現す
るものである。
Description
部記憶装置やデータファイルとして用いられ、多量のデ
ータを高速に記録、再生する方法及び光ディスク装置に
関するものである。
録が可能な記憶媒体として各方面への応用と高性能化へ
の開発が活発に行われている。その一つの応用例として
コンピュータ用のデータ再生装置であるCD−ROMド
ライブ装置が普及している。
コンパクトディスク(CD)を読み出し専用のメモリに
応用したものである。CDと同様に線速度一定(Consta
nt Linear Velosity: CLV )でデータの再生を行う方式
により、直径12cmの光ディスクで約600Mバイト
の記憶容量を持つ大容量の記憶媒体となっている。ま
た、再生専用だけでなく追記型のCD−WOや何度も書
き換え可能なCD−Rなども開発されている。
て、従来の線速度一定(CLV)でデータの再生を行う
光ディスク装置について説明する。図18は従来の光デ
ィスク装置の構成図である。図において、光ディスク1
に記録されたデータ列は光ピックアップ2で読み取り、
サーボ制御器3は光ピックアップ2を光ディスク1の面
振れと偏心に追従させる。そして再生信号検出器4によ
り信号検出され2値化される。
ビットパターンの最大の時間幅(CD−ROMでは11
チャネルクロック長)を検出する。それから、その最大
時間幅を第1の基準発振器21の出力で計数したカウン
ト数と比較する。この最大時間幅が再生時の線速度に対
応するため、比較の結果、最大時間幅が短い場合にはス
ピンドルモータ7の回転数が速くなるように、また長い
場合にはスピンドルモータ7の回転数が遅くなるように
回転制御信号を出力する。スピンドル駆動器8は回転制
御信号によりスピンドルモータ7を駆動する。
生成する同期クロック生成器9が同期引き込み可能な範
囲までスピンドルモータ7の回転数をラフに制御する。
ここで同期クロック生成器9は、一般にフェーズロック
ドループ(PLL)と呼ばれる回路が使用される。PL
L回路は、以下の様な構成となっている。即ち、2値化
された再生信号と電圧制御発振器(以下VCOと略称す
る)10からの出力との位相を比較し位相差信号を出力
する位相比較器11aと、その位相差信号の高域のノイ
ズを除去しPLLの応答特性を決めるループフィルタ1
2と、ループフィルタ12の出力電圧により出力クロッ
クの発振周波数を変化させるVCO10とから構成され
る。そして、PLL回路は再生用の同期クロックを生成
する。以上のようにして、ラフな回転制御がなされた
後、同期クロック生成器9が再生信号を同期引き込みし
再生信号の同期クロックを生成する。
データ列が1ブロック毎に記録されており、そのフレー
ムの先頭にフレーム同期信号と呼ばれる最大時間幅を持
つ2つのパターンが連続して記録されている。同期クロ
ック生成器9が同期引き込みした後の光ディスク1の回
転制御は、回転速度検出のためにフレーム同期信号を用
いて、そのフレーム同期信号の間隔が一定になるように
制御することで光ディスク1の回転制御を精密に線速度
一定(CLV)に制御する。
作の詳細について説明する。フレーム検出器19は2値
化された再生信号から生成した同期クロックに基づいて
フレーム同期信号を検出する。フレーム同期信号は、再
生時の線速度に対応した周期で発生するため、フレーム
同期信号と第2の基準発振器20からの出力の位相差を
位相比較器11bで検出し、フレーム同期信号の周期が
一定になるようにスピンドルモータ7を制御する。な
お、図中の点線で囲んだ部分をそれぞれ同期クロック生
成器9、ディスク回転制御器15と総称する。
V)制御による半径位置対回転数の関係図である。図に
示すように、光ピックアップ2の移動によって再生位置
が変化しても、同期クロック生成器9とディスク回転制
御器15が、光ディスク1の再生位置に応じて回転数を
連続的に変化させるように制御することにより線速度は
常に一定に精密に制御される。ここで線速一定とする場
合のディスク半径位置とディスク回転数の関係は次式で
求められる。
いてディスク半径位置25mmから50mmまでアクセ
スする場合において、線速標準ディスク(1.3m/s
ec)を4倍速で駆動したとき、ディスク半径位置25
mm、50mmにおいて線速一定とするための回転数は
式(A)より、それぞれ1986rpm、993rpm
となる。よって、ディスク半径位置25mmから50m
mまでアクセスする場合、回転数を1986rpmから
993rpmまで減速しないとデータが再生できないこ
とになる。
来は、 (1)線速度を一定にする必要があるために、シーク時
のように光ピックアップの再生位置が変化するような場
合、スピンドルの回転が追従して変化するまでかなりの
時間遅れが生じるため、極端にアクセス時間が遅くなっ
ていた。
化させるためには、大トルクが必要であるため、電力の
消費を大きくし、スピンドルモータの発熱や、装置の小
型化が困難である、等の問題があった。
て、光ディスクから再生したその時点のクロックを用い
てデータを復調する事により、シーク中は直前の回転速
度を保ち、光ピックアップが目標位置に到達したら、デ
ータを再生し始め、その後徐々に所定の線速度に合わせ
る、方式が提案された。
を上げるに従ってスピンドルモータの回転数が高速化す
るため、上記問題点は根本的に解決されるに至らなかっ
た。
で、線速度一定(CLV)で記録された光ディスクを高
速アクセスと低消費電力により再生すると共に、光ディ
スクに記録する場合はCAV制御とCLV制御とを組み
合わせることにより、高速アクセスと低消費電力とを兼
ね備えた光ディスク記録再生方法及び光ディスク装置を
提供することを目的とする。
に本発明のディスク装置は、広帯域の同期クロック生成
器と、ディスクの再生位置に応じて同期クロック生成器
が同期可能な範囲内では現回転数のまま回転数一定(Co
nstant Angular Velocity: CAV)で制御し、同期可能な
範囲を越える範囲ではそれまでの回転数に比べ同期可能
な回転数変動が最小となるよう線速度一定(CLV)に
制御するディスク回転制御器とを有するものである。
場合、光ピックアップの再生位置が変化した場合でも、
スピンドルモータの回転数の変化量を最小にすることが
可能となるため、低消費電力で駆動することができると
ともに、アクセス時間も短縮することができる。
し、制御系を切り替えるセレクト装置、領域分割を管理
する領域分割手段とを有し、CAV制御とCLV制御と
を切り替えながらデータアクセスを行い、しかもCAV
制御では記録容量に応じて分割領域もしくは分割数を可
変することにより、低消費電力と高速アクセスを実現す
るものである。
11、13、及び14に記載の発明は、光ディスクにレ
ーザ光を照射して光ディスクからデータを再生する光デ
ィスク再生方法であって、再生信号からデータを再生す
るために同期クロックを生成し、その同期クロックの同
期範囲は基本周波数に対して所要の許容同期範囲となる
ように生成する同期クロック生成ステップを有し、同期
クロック生成ステップが同期可能な範囲内では、現在デ
ータを再生している光ディスクの回転の角速度が一定に
なるように制御(CAV制御)し、同期クロック生成ス
テップが同期可能な範囲を越える範囲では、現在データ
を再生している光ディスクのその再生位置における回転
の線速度が一定で光ディスクの回転数の変化が最も小さ
くなるように制御(CLV制御)して光ディスクを再生
することを特徴とする光ディスク再生方法、としたもの
であり、光ディスクの回転数の変化を最も小さくできる
と言う作用を有するものである。
8、10、12、15、16、及び17に記載の発明
は、レーザ光を光ディスクに照射してデータを光ディス
クに記録する光ディスク記録方法であって、ある光ディ
スクの半径の位置に応じて線速度が一定となるように光
ディスクの回転を制御(CLV制御)して記録する領域
と、回転角速度が一定となるように光ディスクの回転を
制御(CAV制御)して記録する領域とを有し、CLV
制御とCAV制御とを切り換えてデータを光ディスクに
記録することを特徴とする光ディスク記録方法、とした
ものであり、CLV制御とCAV制御とを切り換えてデ
ータを光ディスクに記録すると言う作用を有するもので
ある。
は、請求項8、または請求項17により記録された光デ
ィスク記録媒体としたものであり、請求項2、4、5、
6、8、10、12、15、16、及び17に記載の発
明を可能ならしめる媒体を提供するものである。
用いて説明する。 (実施の形態1)以下本発明の第1の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態における光ディスク装置の構成図である。
1は線速度一定(CLV)に記録された光ディスク、2
は記録されたデータ列を読み出す光ピックアップ、3は
光ピックアップ2を光ディスク1の面振れと偏心に追従
させるサーボ制御器、4は読み出された再生信号を2値
化する再生信号検出器、7は光ディスク1を装着して回
転するスピンドルモータ、5はスピンドルの回転に応じ
たアナログ回転信号を生成するエンコーダ、6はアナロ
グ回転信号を2値化する波形整形器、13はディスク再
生位置をもとに回転数を算出して指令する回転数指令器
(CPU等の演算処理装置が相当する)、14は回転数
指令器13の出力をもとに回転制御パルスを生成するパ
ルス発生器、11bはパルス発生器14の出力と波形整
形器6の出力の位相差を検出し位相差信号を出力する位
相比較器である。以上、点線で囲んだ波形整形器6、位
相比較器11b、回転数指令器13、及びパルス発生器
14を同期クロック生成器9と総称する。
スピンドルモータ7を駆動するスピンドル駆動器、10
は入力電圧により出力クロックの発振周波数を変化させ
るVCOで可変範囲を広帯域化したもの、11aは2値
化された再生信号とVCO10の出力との位相を比較し
位相差信号を出力する位相比較器、12は位相差信号の
高域ノイズを除去し同期クロック生成器9の応答特性を
決めるループフィルタ、16は取り込んだデータ列をメ
モリに書き込みそのデータを復調、誤り訂正を行い外部
回路へ送出する信号処理器である。また、図中の点線で
囲んだVCO10、位相比較器11a、及びループフィ
ルタ12をディスク回転制御器15と総称する。
ついて、図2を用いてその動作について説明する。図2
は、3倍速から5倍速に対応した線速度一定(CLV)
制御による半径位置対回転数の関係図である。本光ディ
スク装置では、VCO10は発振制御範囲が例えば±2
5%以上の広帯域を有し、同期クロック生成器9は4倍
速を中心に3倍速から5倍速の範囲の同期クロックを生
成可能である。この同期クロック生成器9の性能を最大
限に利用し、最内周(ディスク半径位置25mm)は3
倍速相当の回転数に、最外周(ディスク半径位置58m
m)は5倍速相当の回転数に、その間のディスク半径位
置においても上記回転数を超えないように設定して(斜
線内のエリアを用いて)再生を行う。それにより、10
70rpmから1490rpmの範囲の420rpmの
回転変動で全半径位置のデータ再生が可能となる。
るためには従来856rpmから1986rpmの範囲
の1130rpmの回転変動が必要であった。しかし、
本実施の形態によれば平均4倍速を確保したうえで1/
3以下の回転変動に押さえて再生することが可能とな
る。なお、ディスク半径位置対回転数の対応は全て式
(A)で計算される。
ら41.7mmまでデータ再生をする場合を例にして同
期クロック生成器9とディスク回転制御器15との動作
について説明する。今、光ピックアップ2はTOC領域
を再生し待機しているものとし、ディスク半径位置は2
5mm、3倍速線速度であるものと仮定する。
とられた再生信号は、再生信号検出器4で信号検出され
て2値化される。2値化された検出信号に基づいて同期
クロック生成器9は再生用の同期クロックを生成する。
以上のようにして得られた同期クロックにより、光ディ
スク1から再生されたデータ列は信号処理器16に取り
込まれる。
回転信号は波形整形器6で2値化される。回転数指令器
13は信号処理器16で復調されたアドレス情報をもと
にディスク半径位置が25mmから41.7mmまでの
範囲ではディスク回転数1490rpmで再生可能と判
断し現在の回転数(3倍速、25mm位置における14
90rpm)の指令値を出力する。パルス発生器14は
前述の指令値に対するパルス信号を出力し、2値化され
た回転信号とパルス信号の位相差を位相比較器11bで
検出する。スピンドル駆動器8は、位相比較器11bの
出力を受けて、パルス信号の周期が一定となるようにス
ピンドルモータ7を制御する。
ら41.7mmまでデータ再生をする際は、ディスク半
径位置25mmでの3倍速相当の回転数を保持すること
で再生可能となる。
えてアクセスする場合について説明する。ディスク半径
位置41.7mmを越えるときには図2から明らかなよ
うに、5倍速の線速度一定(CLV)となるよう回転数
を制御することで、ディスクの回転変動を最小に押さえ
たデータ再生が可能となる。例えば、ディスク半径位置
が50mmのときは式(A)より1241rpmに回転
数を制御すれば再生可能となる。即ち、41.7mmの
位置までは1490rpmを維持し、41.7mmを超
え50mmの位置までは、式(A)より算出される5倍
速の線速度制御を行う。
の動作も説明しておく。回転数指令器13は前述と同
様、現回転数と同期クロック生成器の性能をもとにディ
スク半径位置30mmまでは1241rpmで再生可能
と判断し本回転数となるよう指令置を出力する。ディス
ク半径位置30mmより内側をアクセスする際には、前
述と同様に3倍速の線速度制御することで、ディスクの
回転変動を最小に押さえたデータ再生が可能となる。
度一定(CLV)でデータ列が記録された光ディスクを
再生する光ディスク装置において、データ再生のための
同期クロックを生成する同期クロック生成器9と、光デ
ィスク1の回転数を制御するディスク回転制御器15と
を有し、光ディスク1の再生位置に応じて同期クロック
生成器9が同期可能な範囲内では現回転数のまま回転数
一定(CAV)で制御し、同期可能な範囲を越える範囲
ではそれまでの回転数に比べ同期可能な回転数変動が極
小となるよう線速度一定(CLV)に制御するものであ
る。
2の再生位置が変化した場合の、スピンドルモータの回
転数の変化量を小さくすることが可能となるため、低消
費電力で駆動することができるとともに、アクセス時間
も短縮することができる。
施の形態について図面を参照しながら説明する。図3は
本発明の第2の実施の形態における光ディスク装置の構
成図である。図において、1は光ディスク、2は光ピッ
クアップ、3はサーボ制御器、4は再生信号検出器、7
はスピンドルモータ、5はエンコーダ、6は波形整形
器、13は回転数指令器、14はパルス発生器、11a
および11bは位相比較器、8はスピンドル駆動器、1
0はVCO、12はループフィルタ、16は信号処理
器、9は同期クロック生成器、15はディスク回転制御
器である。これらの構成要素は実施の形態1と同一であ
るから同一の符号を付し、説明の重複を省略する。な
お、17はアクセス動作を制御するアクセス制御器であ
る。
ディスク装置について、図4に従って、その動作を説明
する。図4は実施の形態2における動作フローチャート
である。
クセス制御器17は、現在トラックから目標トラックへ
のスレッドのシークプロファイルの設定を行う。また、
目標トラックからディスク半径位置を算出し、同期クロ
ック生成器9が同期可能な範囲では現回転数を維持する
回転数を、同期可能な範囲を超えるときは回転変動が極
小となる回転数をそれぞれ目標回転数として設定する
(S1)。
サーボ制御器3に出力する(S2)とともに、回転数指
令をディスク回転制御器15に出力する(S3)。
ークの後SubQリードを行い(S4)、現在トラック
を確認し、トラック補正計算を行う(S5)。
プをして(S6)、SubQリードを行い(S7)、現
在トラック位置を算出する(S8)。スピンドルモータ
7の加減速が完了し、光ディスクの回転数が同期可能な
回転数になるまで待機する(S9)。
同時に回転数指令を出力することでシーク処理と本発明
の回転数処理が同時に行われ、アクセス時間をさらに短
縮化する事が可能となる。
度一定(CLV)でデータ列が記録された光ディスクを
再生する光ディスク装置において、データ再生のための
同期クロックを生成する同期クロック生成器9と、光デ
ィスク1の回転数を制御するディスク回転制御器15
と、アクセス動作を制御するためのアクセス制御器17
とを有し、アクセス動作を開始する場合に、ディスク回
転制御器15が予め現回転数と目標シーク位置に応じて
同期クロック生成器9が同期可能な範囲では現回転数の
まま回転数一定(CAV)で制御し、同期可能な範囲を
越える範囲ではそれまでの回転数に比べ同期可能な回転
数変動が最小となる回転数を目標回転数として設定する
と共に、アクセス制御器17がシーク指令を出すことに
より、シーク後すぐにデータ再生ができるようになるの
で、低消費電力で駆動することができるとともに、アク
セス時間を大幅に短縮することができる。
の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図
5は本発明の第3の実施の形態における光ディスク装置
の構成図である。図において、1は光ディスク、2は光
ピックアップ、3はサーボ制御器、4は再生信号検出
器、7はスピンドルモータ、5はエンコーダ、6は波形
整形器、13は回転数指令器、14はパルス発生器、1
1aおよび11bは位相比較器、8はスピンドル駆動
器、10はVCO、12はループフィルタ、16は信号
処理器、9は同期クロック生成器、15はディスク回転
制御器である。これらの構成要素は実施の形態1と同一
であるから同一の符号を付し、説明の重複を省略する。
なお、18は光ディスクに記録する時、光ディスクの線
速度を検出する線速度検出器である。
ける光ディスク装置について、図6、図7、図8を用い
てその動作について説明する。図6、図7、図8は、3
倍速から5倍速まで対応した広帯域の同期クロック生成
器9を用いて、それぞれ、線速最大および最小の光ディ
スクをともに再生する場合、線速最大光ディスクのみを
再生する場合、線速最小光ディスクのみを再生する場合
の、再生可能な光ディスク半径位置対回転数の関係図で
ある。
ecから1.4m/secまで分布しているから、使用
光ディスクの線速度が分からないかぎり、図6に示す範
囲、即ち988rpmから1604rpmの範囲の回転
変動(616rpm)をさせないと、全半径位置のデー
タ再生が可能とならない。しかしながら、使用光ディス
クの線速度が検出できれば、線速最大ディスクなら図7
に示す範囲(1153rpmから1604rpmの範囲
で回転変動451rpm)、線速最小ディスクなら図8
に示す範囲(988rpmから1375rpmの範囲で
回転変動388rpm)で全半径位置のデータ再生が可
能となる。
線速度を検出する線速度検出器18を有し、この出力に
もとづいて同期可能範囲の算出および設定を補正するも
のである。線速度検出については、たとえば次式を用
い、最内周(ディスク再生位置25mm)において、設
定したN値、実測したf値を用いて算出できる。
c] t:標準速における1フレーム時間=136μsec 以上のように本実施の形態によれば、線速度一定(CL
V)でデータ列が記録された光ディスク1を再生する光
ディスク装置において、データ再生のための同期クロッ
クを生成する同期クロック生成器9と、光ディスク1の
回転数を制御するディスク回転制御器15と、光ディス
ク1の線速度を検出する線速度検出器18とを有し、デ
ィスク回転制御器15は、線速度検出器18の出力に基
づいて同期クロック生成器9が同期可能な範囲を算出
し、同期可能な範囲では現回転数のまま回転数一定(C
AV)で制御し、同期可能な範囲を越える範囲ではそれ
までの回転数に比べ同期可能な回転数変動が最小となる
よう線速度一定(CLV)に制御するものである。
化した場合のスピンドルモータ7の回転数の変化量を、
使用ディスクの記録線速度に合わせて厳密に小さくする
ことが可能となるため、低消費電力で駆動することがで
きるとともに、アクセス時間も短縮することができる。
ク41がトラックの周速度を一定でデータを記録するC
LV方式であるものとして説明を行った。このCLV方
式は1枚の光ディスク41に記録する事のできる情報量
を最大とする事ができる。また他方、光ディスク41の
回転角速度を一定でデータを記録するCAV(Constant
Angular Velocity )方式を採用することもできる。こ
のCAV方式で記録された光ディスク41の情報を読み
取るためには、光ディスク41を一定角速度で回転させ
る必要がある。この場合は、データの送出量が光ディス
ク41の径に応じて変動する。
速度で回転させることは低消費電力化に効果的である。
そこで、低消費電力化の特徴を活かすために、CLV制
御と、CAV制御とを切り替えてデータアクセスを行う
ように制御することを以下に説明する。
る光ディスク装置について図を用いて説明する。図9は
本発明の第4の実施の形態における光ディスク装置の構
成を示すブロック図である。図において、41は光ディ
スク記憶媒体(以下、光ディスクと略称する)である。
33はピックアップユニットであって、レーザ発光素子
(図示省略)から射出したレーザ光を光ディスク41の
ピット面に照射し、光ディスク41からの反射光を電気
信号に変換する光学ユニット31と、光学ユニット31
を光ディスク41の半径方向に移動させる駆動ユニット
32とから構成される。
ユニット33から得られた電気信号を増幅し、RF信号
として後述するデジタルシグナルプロセッサ37(以
下、DSPと略称する)に供給する。アクチュエータド
ライバ35は、DSP37の制御信号により、光ディス
ク41の所定のトラック位置のRF信号が得られるよう
にピックアップユニット33のアクチュエータ(図示省
略)を駆動する。スピンドルドライバ36は、DSP3
7の制御信号により、光ディスク41が所定の回転速度
になるようにスピンドルモータ39を駆動する。
P)であって、RF信号に基づいて、ピックアップユニ
ット33から出力されるレーザ光の焦点を所定のトラッ
ク位置に合わせるようにアクチュエータドライバ35を
制御する。また併せて、光ディスク41が所定の回転速
度(RF信号に基づいて、所定の線速度、例えば4倍速
など)になるようにスピンドルドライバ36を制御する
ためのPLL回路及びサーボコントロール機能を有す
る。さらに、RF信号をデコードし光ディスク41の記
録内容をデータに変換する機能を有する。さらにまた、
PLL回路は同期引き込み範囲が例えば±25%以上の
広帯域を有し、4倍速を中心に3倍速から5倍速の範囲
の同期引き込みが可能である。
ンドルモータ39の回転数を検出しエンコードして出力
する。42は速度制御装置であって、エンコーダ38の
信号によりスピンドルモータ39の回転速度を検出する
速度検出部42aと、この検出した回転速度と、後述す
る中央演算処理装置(CPU)44の速度制御信号とか
ら駆動すべき回転制御出力を演算する演算部42bと、
スピンドルドライバ36を駆動するパルスを出力するP
WM出力部42cとを有し、CPU44の速度制御信号
に基づきスピンドルモータ39が一定の回転速度(速度
指定された回転速度、即ち指定回転角速度)で回転する
ように制御する。
置42から出力されるスピンドルモータ制御信号と、D
SP37からスピンドルモータ39を制御するために出
力されるスピンドルモータ制御信号とをCPU44から
の制御に基づいて切替える。
PUと略称する)であって、DSP37のコントロール
機能や変換機能の制御を行う。さらに、CPU44はデ
ータの演算処理を行うマイクロプロセッサ44aと、プ
ログラム等の固定データを記憶する読みだし専用のRO
M44bと、再生データ等の一時的に記憶しておく随時
読みだし書き込み可能なRAM44cとから構成され
る。
造はROM44bとRAM44cとに収納され、ソフト
ウェアの構造は領域分割機能を実現するソフトウェアブ
ロックを構成する。そして、光ディスク41上の記録領
域を半径方向にほぼ同心円状に複数の小領域に分割し、
分割に関する情報、例えばスパイラル状トラックのうち
各分割領域の最内周トラック、最外周トラック、分割セ
クタ、及びディスク回転の角速度等の分割情報を管理し
制御する。
ク装置についてその動作を説明する。本発明は、CLV
制御とCAV制御とをディスク半径の位置により切り替
えてデータアクセスを行うことにより高速アクセスと低
消費化とを実現するものである。このCAV制御とCL
V制御とを切り替えるタイミングについて、以下図に基
づいて説明する。
るディスク半径と回転速度との関係図である。図におい
て、内周側のデータをアクセスする場合はCAV制御を
行い、外周側のデータをアクセスする場合はCLV制御
を行う。従って、従来の方式ではAに示す回転速度範囲
で加減速を行う必要があるが、本実施の形態ではBに示
す回転速度範囲の加減速でアクセスが可能となる。よっ
て、内周と外周の回転速度の差をより小さくし、スピン
ドルモータ10の加減速を削減することにより、データ
転送速度の差を最小にし、高速アクセス化と低消費電力
化とを両立させることができる。
る回転制御フローチャートである。以下、図10と図1
1とに基づいて動作を説明する。なお、本実施の形態4
において、説明を容易にするためにDSP37内部に持
つPLLのロックレンジを±25%に設定されているも
のとする。これは、4倍速を中心に設定した場合、3倍
速から5倍速までのデータ読み出しを行うことが可能と
なる効果を奏する。
るCLV制御側に切り替える(S11)、DSP37を
3倍速ドライブに設定(S12)し、CLV制御(S1
3)を行う。こうして光ディスク41の最内周が3倍速
となるようにスピンドルモータ39が起動される。
現在の回転速度で回転するようにCPU44により速度
制御装置42を設定(S14)し、セレクト装置43を
速度制御装置42側へ切り替える(S15)。この処理
によって、常に3倍速の回転角速度でディスクを回転さ
せるCAV制御が可能となる(S16)。
処理を行う。しかし、シークする領域がさらに外周部分
に広がれば、ついにはCLV制御における5倍速に等し
くなる光ディスク半径の位置r1に達する。ここで、D
SP37のPLLロックレンジは5倍速まで対応可能で
あるからr1からさらに外周の領域については5倍速に
よるCLV制御を行うこととする。
域がr1に相当するアドレスよりも外周にあるか(5倍
速超過)どうかを判断し(S17)、内周(5倍速以
下)であればステップ16へジャンプしてCAV制御を
継続する。アクセス領域がr1よりも外周であれば5倍
速を超える領域にピックアップ33が移動した時点でセ
レクト装置43をDSP37の制御側へ切り替えて(S
18)CLV制御を行う(S19)。
のアドレスに基づきCAV制御領域かCLV制御領域か
を判断し(S20)、CAV制御領域ならステップ15
へジャンプしてセレクト装置43を速度制御装置42側
へ切り替え、CLV制御領域ならステップ19へジャン
プして(セレクト装置43はDSP37制御側のまま)
データアクセスを行う。
実施の形態におけるディスク半径と回転速度との関係図
である。図において、最内周は3倍速のCAV制御を行
い、4倍速のCLV制御に相当する領域(ディスク半径
r2からr3の領域)を4倍速のCLV制御を行い、さ
らに、最外周を5倍速のCAV制御とするものである。
範囲で加減速を行う必要があるが、実施の形態5ではC
に示す回転速度範囲の加減速でアクセスが可能となる。
よって、内周と外周の回転速度の差をより小さくし、ス
ピンドルモータ39の加減速を削減することにより、デ
ータ転送速度の差を最小にし、高速アクセス化と低消費
電力化とを両立させることができる。
形態4に対し、制御を切り換えるディスク半径位置がr
2とr3との2カ所となる点が異なるのみであるから、
制御フローチャートは図11に準じるものとして説明の
重複を割愛する。
式について説明する。前述のようにCAV制御では光デ
ィスク41を回転角速度一定で回転させる。従って、ス
ピンドルモータ39の加減速がなくなることによる消費
電力削減の効果は顕著である。
径に応じて変動し、外周部になる程高速で大量のデータ
を処理しなければならない点は変わらない。そこで、光
ディスク41の記録領域を半径方向に複数の領域に分割
し、各領域ごとに段階的に変化するCAV角速度を定
め、分割された各領域内ではその角速度でCAV制御を
行うものである。以下、簡単のために光ディスク41の
全領域を領域分割CAV方式で記録再生を行うものとし
て説明する。
る光ディスク41の領域分割を表す図である。まず、光
ディスク41は領域分割手段45に予め記憶された基本
パターンの分割方法に従って図13で示すような5個の
領域に分割される。その後、その分割に従ってデータを
分配し記録する。即ち、51は最内周領域、52、5
3、54は分割された各領域、および55は最外周領域
である。なお、図は等間隔分割であるが等記憶容量分割
とすることも可能である。しかしながら、等容量分割に
おいてもできるだけ等間隔にすることでCAV制御の特
徴を活かすことができる。
る領域分割と角速度との関係を表す図である。図におい
て、各領域をアクセスする際の角速度も領域分割手段1
5によって折れ線56のように決定される。即ち、最内
周領域51における角速度がω1、領域52における角
速度がω2、以下同様に領域53がω3、領域54がω
4、最外周領域55がω5である。なお参考のため、直
線57は同じ領域をCLV方式により駆動した場合の光
ディスク41の角速度を表わしたものである。図から明
らかなように、最内周領域51と最外周領域55との角
速度の差は、CLV方式の直線57よりもCAV方式の
折れ線56の方がより小さな角速度の差となる。
域のうちの一つの領域(例えば領域52とする)をアク
セスする時の動作について説明する。領域分割手段45
は領域52の最内周と最外周とのアドレスをを認識して
おり、アクセスするトラックが領域52にある間、DS
P37のサーボコントロール機能に領域52内を角速度
ω2でアクセスしていることを知らせる。DSP37の
サーボコントロール機能はスピンドルドライバ36を介
してスピンドルモータ39をω2の角速度で回転させ続
けることにより、ピックアップユニット33が光ディス
ク41にアクセスすることができる。従って、スピンド
ルモータ39の角速度を変化させる必要がなく、ピック
アップユニット33の移動のみでシーク動作を終了する
ことができる。
施の形態におけるCAV制御とCLV制御との切り換え
方式と、実施の形態6における領域分割CAV制御との
組み合わせについて説明する。図15は本発明の第7の
実施の形態におけるディスク半径と回転速度との関係
図、図16は本発明の第7の実施の形態における領域分
割と角速度との関係を表わす図、および、図17は本発
明の第7の実施の形態における領域分割の補正動作を説
明するフローチャートである。
同様に最内周は3倍速のCAV制御(領域61)を行
い、4倍速のCLV制御に相当する領域(ディスク半径
r4からr5の領域62)を4倍速のCLV制御を行
い、さらに、最外周部分を領域分割CAV制御(領域6
3、64、65)とするものである。
部分のCAV制御領域は、領域分割手段45に予め設定
された内容により、3個の領域63、64、65に等間
隔に分割されている。
(S31)、Aを記録するために所要の記録トラックの
半径の位置を算出した結果がrAであったとする(S3
2)。
いる分割間隔をrDとすると、 (R−r5)/3=rD (R;ディスク記録領域最外
径) と表される。
は、 (rA−r5)/rD=m…残容量P として求められる(S33)。
Pを記録するための領域幅rPを求めて(S34)、分
割間隔rDと比較する(S35)。
域幅rPが分割間隔の1/2以下)であれば、図16
(b)に示すように分割領域数mを変えずに (rA−r5)/m を新たな分割間隔として記録する(S36)。
rPが分割間隔の1/2超過)であれば、分割領域数m
を1個増加して (rA−r5)/(m+1) を新たな分割間隔として記録する(S37)。
いて記録容量に応じて分割領域数を可変するので、再生
する時にディスクの加減速の回数を削減し、低消費電力
と高速アクセスを兼ね備えた光ディスク装置を提供する
ことができる。
クにデータを記録するとき、外周側にもはや記録するデ
ータが無く、しかも記録残り容量が分割領域をわずかに
超過する場合に、分割間隔を柔軟に補正することができ
る。なお、本実施の形態7は光ディスク半径を等間隔に
分割する例で説明したが、等容量に分割する場合におい
ても全く同様に補正できることは改めて説明するまでも
ない。
部の領域について分割領域数を可変する領域分割CAV
制御を行った例を示したが、実施の形態6に示したよう
に、光ディスクの全領域について領域分割CAV制御を
行いその分割領域数を可変するように補正する制御をす
ることもまた、全く同様に補正できることは改めて説明
するまでもない。
ク生成器が同期可能な範囲では現回転数のまま回転数一
定(CAV)で制御し、同期可能な範囲を越える範囲で
はそれまでの回転数に比べ同期可能な回転数変動が最小
となるよう線速度一定(CLV)に制御するものであ
る。
が一定になるようにスピンドルモータ制御を行いデータ
読み出しを行うCLV制御と、回転速度(角速度)が一
定になるようにスピンドルモータ制御を行うCAV制御
とを切り替えてデータアクセスを行うように制御するも
のである。
及びPLL回路の同期可能範囲が±25%であって、3
倍速から5倍速の範囲で可変速制御をする例を用いて説
明した。しかしながら、本発明は上述の同期可能範囲に
限定して解釈されるものではなく、全く同様の制御手法
を例えば、±50%、2倍速から6倍速の範囲で可変速
制御をする例に応用することもできる。
れば、光ピックアップの再生位置が変化した場合の、ス
ピンドルモータの回転数の変化量を最小にすることが可
能となるため、低消費電力で駆動することができるとと
もに、アクセス時間も短縮することができる優れたディ
スク装置を実現できるものである。また、内周と外周と
のデータ転送速度の違いを最小にするようなデータアク
セスが可能となるので、高速アクセス化と低消費電力化
を両立させることが可能となる。
装置の構成図
転数の関係図
装置の構成図
装置の構成図
する場合の再生可能な光ディスク半径位置対回転数の関
係図
可能な光ディスク半径位置対回転数の関係図
可能な光ディスク半径位置対回転数の関係図
装置の構成を示すブロック図
半径と回転速度との関係図
フローチャート
半径と回転速度との関係図
クの領域分割を表す図
と角速度との関係を表す図
半径と回転速度との関係図
と角速度との関係を表わす図
の補正動作を説明するフローチャート
る半径位置対回転数の関係図
Claims (18)
- 【請求項1】光ディスクにレーザ光を照射して光ディス
クからデータを再生する光ディスク再生方法であって、 再生信号からデータを再生するために同期クロックを生
成し、その同期クロックの同期範囲は基本周波数に対し
て所要の許容同期範囲となるように生成する同期クロッ
ク生成ステップを有し、 前記同期クロック生成ステップが同期可能な範囲内で
は、現在データを再生している光ディスクの回転の角速
度が一定になるように制御(CAV制御)し、 前記同期クロック生成ステップが同期可能な範囲を越え
る範囲では、現在データを再生している光ディスクのそ
の再生位置における回転の線速度が一定で光ディスクの
回転数の変化が最も小さくなるように制御(CLV制
御)して光ディスクを再生することを特徴とする光ディ
スク再生方法。 - 【請求項2】レーザ光を光ディスクに照射してデータを
光ディスクに記録する光ディスク記録方法であって、 ある光ディスクの半径の位置に応じて線速度が一定とな
るように前記光ディスクの回転を制御(CLV制御)し
て記録する領域と、 回転角速度が一定となるように前記光ディスクの回転を
制御(CAV制御)して記録する領域とを有し、 前記CLV制御と前記CAV制御とを切り換えてデータ
を光ディスクに記録することを特徴とする光ディスク記
録方法。 - 【請求項3】光ディスクにレーザ光を照射して光ディス
クからデータを再生する光ディスク再生方法であって、 再生信号からデータを再生するために同期クロックを生
成し、その同期クロックの同期範囲は基本周波数に対し
て少なくとも±25%の許容同期範囲となるように生成
する同期クロック生成ステップを有し、 前記同期クロック生成ステップが同期可能な範囲内で
は、現在データを再生している光ディスクの回転の角速
度が一定になるように制御(CAV制御)し、 前記同期クロック生成ステップが同期可能な範囲を越え
る範囲では、現在データを再生している光ディスクのそ
の再生位置における回転の線速度が一定で光ディスクの
回転数の変化が最も小さくなるように制御(CLV制
御)して光ディスクを再生することを特徴とする光ディ
スク再生方法。 - 【請求項4】レーザ光を光ディスクに照射してその反射
光を電気信号並びにデータに変換する光電変換ステップ
と、 光ディスクを所定の回転速度に駆動するためにスピンド
ルモータの回転数を検出してサーボ制御し第1のモータ
制御信号を出力する回転速度制御ステップと、 前記電気信号に基づいてスピンドルモータの回転速度を
所定の回転速度に駆動するために第2のモータ制御信号
を出力し前記スピンドルモータをサーボ制御するサーボ
制御ステップと、 演算処理制御により前記第1のモータ制御信号と前記第
2のモータ制御信号とを切り替えるセレクトステップと
を有し、 光ディスク半径の位置に応じて、線速度が一定になるよ
うに前記スピンドルモータ制御(CLV制御)をして記
録する領域と、 回転角速度が一定になるように前記スピンドルモータ制
御(CAV制御)をして記録する領域とを、 前記セレクトステップにより切り換えてデータを光ディ
スクに記録することを特徴とする光ディスク記録方法。 - 【請求項5】レーザ光を光ディスクに照射してその反射
光を電気信号並びにデータに変換する光電変換ステップ
と、 光ディスクを所定の回転速度に駆動するためにスピンド
ルモータの回転数を検出してサーボ制御し第1のモータ
制御信号を出力する回転速度制御ステップと、 前記電気信号に基づいてスピンドルモータの回転速度を
所定の回転速度に駆動するために第2のモータ制御信号
を出力し前記スピンドルモータをサーボ制御するサーボ
制御ステップと、 演算処理制御により前記第1のモータ制御信号と前記第
2のモータ制御信号とを切り替えるセレクトステップ
と、 光ディスクの記録領域を半径方向にほぼ同心円状に複数
の領域に分割し、各分割領域ごとに段階的に変化する回
転角速度を定め、各分割領域内ではその分割領域の回転
角速度でスピンドルモータ制御を行う領域分割ステップ
とを有し、 前記領域分割ステップにより分割された各分割領域に応
じて、 線速度が一定になるように前記スピンドルモータ制御
(CLV制御)をして記録する領域と、 回転角速度が一定になるように前記スピンドルモータ制
御(CAV制御)をして記録する領域とを、 前記セレクトステップにより切り換えてデータを光ディ
スクに記録することを特徴とする光ディスク記録方法。 - 【請求項6】前記領域分割ステップは記録容量に応じて
分割領域数を可変する領域分割補正ステップを有するこ
とを特徴とする請求項5記載の光ディスク記録方法。 - 【請求項7】光ディスクにレーザ光を照射して光ディス
クからデータを再生する光ディスク再生方法であって、 再生信号からデータを再生するために同期クロックを生
成し、その同期クロックの同期範囲は基本周波数に対し
て少なくとも±25%の許容同期範囲となるように生成
する同期クロック生成ステップと、 光ディスクの回転数を検出して所要の回転数に制御する
光ディスク回転制御ステップとを有し、 前記光ディスク回転制御ステップは、光ディスクの再生
位置に応じて、前記同期クロック生成ステップが同期可
能な範囲内では、現在データを再生している光ディスク
の回転の角速度が一定になるように制御(CAV制御)
し、 前記同期クロック生成ステップが同期可能な範囲を越え
る範囲では、現在データを再生している光ディスクのそ
の再生位置における回転の線速度が一定で光ディスクの
回転数の変化が最も小さくなるように制御(CLV制
御)して光ディスクを再生することを特徴とする光ディ
スク再生方法。 - 【請求項8】レーザ光を光ディスクに照射してその反射
光を電気信号並びにデータに変換する光電変換ステップ
と、 光ディスクを所定の回転速度に駆動するためにスピンド
ルモータの回転数を検出してサーボ制御し第1のモータ
制御信号を出力する回転速度制御ステップと、 前記電気信号に基づいてスピンドルモータの回転速度を
所定の回転速度に駆動するために第2のモータ制御信号
を出力し前記スピンドルモータをサーボ制御するサーボ
制御ステップと、 演算処理制御により前記第1のモータ制御信号と前記第
2のモータ制御信号とを切り替えるセレクトステップ
と、 光ディスクの記録領域を半径方向にほぼ同心円状に複数
の領域に分割し、各分割領域ごとに段階的に変化する回
転角速度を定め、各分割領域内ではその分割領域の回転
角速度を一定にしてスピンドルモータ制御を行う領域分
割ステップと、 記録容量に応じて分割領域数を可変する領域分割補正ス
テップとを有し、 前記領域分割ステップにより分割された各分割領域に応
じて、 線速度が一定になるように前記スピンドルモータ制御
(CLV制御)をして記録する領域と、 回転角速度が一定になるように前記スピンドルモータ制
御(CAV制御)をして記録する領域とを、 前記セレクトステップにより切り換えてデータを光ディ
スクに記録し、 または、前記領域分割補正ステップにより前記分割領域
または前記分割領域数を記録容量に応じて可変してデー
タを光ディスクに記録することを特徴とする光ディスク
記録方法。 - 【請求項9】レーザ光を光ディスクに照射しその反射光
を電気信号に変換する光学ユニットと前記光学ユニット
を光ディスクの半径方向に移動させる駆動ユニットとか
らなるピックアップユニットと、 前記ピックアップユニットから得られた信号を増幅して
再生信号を出力する再生信号検出手段と、 光ディスクの回転速度を所定の回転速度に駆動する光デ
ィスク回転駆動手段と、 光ディスク装置全体の制御を司る信号処理手段とを有す
る光ディスク装置であって、 再生信号からデータを再生するために同期クロックを生
成し、その同期クロックの同期範囲は基本周波数に対し
て所要の許容同期範囲となるように生成する同期クロッ
ク生成手段と、 光ディスクの回転数を検出し前記信号処理手段の回転数
の指示に基づき所要の回転数に制御する制御信号を前記
光ディスク回転駆動手段に与える光ディスク回転制御手
段とを有し、 前記光ディスク回転制御手段は、光ディスクの再生位置
に応じて、前記同期クロック生成手段が同期可能な範囲
内では、現在データを再生している光ディスクの回転の
角速度が一定になるように制御(CAV制御)し、 前記同期クロック生成手段が同期可能な範囲を越える範
囲では、現在データを再生している光ディスクのその再
生位置における回転の線速度が一定で光ディスクの回転
数の変化が最も小さくなるように制御(CLV制御)し
て光ディスクを再生することを特徴とする光ディスク装
置。 - 【請求項10】レーザ発光素子から射出したレーザ光を
光ディスクに照射しその反射光を電気信号に変換する光
学ユニットと、前記光学ユニットを光ディスクの半径方
向に移動させる駆動ユニットとからなるピックアップユ
ニットと、 前記ピックアップユニットから得られた信号を増幅して
RF信号を出力するRFアンプと、 スピンドルモータの回転速度を所定の回転速度に駆動す
るスピンドルドライバと、 レーザ光を光ディスクに照射しその反射光を電気信号に
変換する光学ユニットと前記光学ユニットを光ディスク
の半径方向に移動させる駆動ユニットとからなるピック
アップユニットと、 前記ピックアップユニットから得られた信号を増幅して
再生信号を出力する再生信号検出手段と、 光ディスクの回転速度を所定の回転速度に駆動する光デ
ィスク回転駆動手段と、 光ディスク装置全体の制御を司る信号処理手段とを有す
る光ディスク装置であって、 再生信号からデータを再生するために同期クロックを生
成し、その同期クロックの同期範囲は基本周波数に対し
て所要の許容同期範囲となるように生成する同期クロッ
ク生成手段と、 光ディスクの回転数を検出し前記信号処理手段の回転数
の指示に基づき所要の回転数に制御する制御信号を前記
光ディスク回転駆動手段に与える光ディスク回転制御手
段とを有し、 前記光ディスク回転制御手段は、光ディスクの再生位置
に応じて、前記同期クロック生成手段が同期可能な範囲
内では、現在データを再生している光ディスクの回転の
角速度が一定になるように制御(CAV制御)し、 前記同期クロック生成手段が同期可能な範囲を越える範
囲では、現在データを再生している光ディスクのその再
生位置における回転の線速度が一定で光ディスクの回転
数の変化が最も小さくなるように制御(CLV制御)し
て光ディスクを再生することを特徴とする光ディスク装
置。前記RF信号に基づいて、前記スピンドルモータの
回転速度を所要の光ディスクの線速度になるように制御
するための第2のスピンドルモータ制御信号を出力する
とともに、前記スピンドルドライバをサーボ制御するサ
ーボコントロール手段と、 前記サーボコントロール手段の制御を行う演算処理装置
とを有する光ディスク装置であって、 前記スピンドルモータの回転数を検出して所定の回転角
速度が一定になるように制御するための第1のスピンド
ルモータ制御信号を出力する速度制御装置と、 前記第1のスピンドルモータ制御信号と前記第2のスピ
ンドルモータ制御信号とを前記演算処理装置の制御によ
り切り替えるセレクト手段とを有し、 前記演算処理装置は、光ディスク半径の位置に応じて、
線速度が一定になるようにスピンドルモータ制御(CL
V制御)をして記録する領域と、 回転角速度が一定になるようにスピンドルモータ制御
(CAV制御)をして記録する領域とを、 前記セレクト手段により切り替えてデータを光ディスク
に記録することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項11】レーザ光を光ディスクに照射しその反射
光を電気信号に変換する光学ユニットと前記光学ユニッ
トを光ディスクの半径方向に移動させる駆動ユニットと
からなるピックアップユニットと、 前記ピックアップユニットから得られた信号を増幅して
再生信号を出力する再生信号検出手段と、 前記レーザ光を光ディスクの所定の位置に焦点を合わせ
るように前記光学ユニットを駆動するサーボ制御手段
と、 光ディスクの回転速度を所定の回転速度に駆動する光デ
ィスク回転駆動手段と、 光ディスク装置全体の制御を司る信号処理手段とを有す
る光ディスク装置であって、 再生信号からデータを再生するために同期クロックを生
成し、その同期クロックの同期範囲は基本周波数に対し
て少なくとも±25%の許容同期範囲となるように生成
する同期クロック生成手段と、 光ディスクの回転数を検出し前記信号処理手段の回転数
の指示に基づき所要の回転数に制御する制御信号を前記
光ディスク回転駆動手段に与える光ディスク回転制御手
段とを有し、 前記光ディスク回転制御手段は、光ディスクの再生位置
に応じて、前記同期クロック生成手段が同期可能な範囲
内では、現在データを再生している光ディスクの回転の
角速度が一定になるように制御(CAV制御)し、 前記同期クロック生成手段が同期可能な範囲を越える範
囲では、現在データを再生している光ディスクのその再
生位置における回転の線速度が一定で光ディスクの回転
数の変化が最も小さくなるように制御(CLV制御)し
て光ディスクを再生することを特徴とする光ディスク装
置。 - 【請求項12】レーザ発光素子から射出したレーザ光を
光ディスクに照射しその反射光を電気信号に変換する光
学ユニットと、前記光学ユニットを光ディスクの半径方
向に移動させる駆動ユニットとからなるピックアップユ
ニットと、 前記ピックアップユニットから得られた信号を増幅して
RF信号を出力するRFアンプと、 前記レーザ光を光ディスクの所定のトラック位置に焦点
を合わせるように前記光学ユニットを駆動するアクチュ
エータドライバと、 スピンドルモータの回転速度を所定の回転速度に駆動す
るスピンドルドライバと、 前記RF信号に基づいて、前記スピンドルモータの回転
速度を所要の光ディスクの線速度になるように制御する
ための第2のスピンドルモータ制御信号を出力するとと
もに、前記アクチュエータドライバと前記スピンドルド
ライバとをサーボ制御するサーボコントロール手段と、 前記サーボコントロール手段の制御と装置全体の制御と
を司る演算処理装置とを有する光ディスク装置であっ
て、 前記スピンドルモータの回転数を検出して所定の回転角
速度が一定になるように制御するための第1のスピンド
ルモータ制御信号を出力する速度制御装置と、 前記第1のスピンドルモータ制御信号と前記第2のスピ
ンドルモータ制御信号とを前記演算処理装置の制御によ
り切り替えるセレクト手段とを有し、 前記演算処理装置は、光ディスク半径の位置に応じて、
線速度が一定になるようにスピンドルモータ制御(CL
V制御)をして記録する領域と、 回転角速度が一定になるようにスピンドルモータ制御
(CAV制御)をして記録する領域とを、 前記セレクト手段により切り替えてデータを光ディスク
に記録することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項13】レーザ光を光ディスクに照射しその反射
光を電気信号に変換する光学ユニットと前記光学ユニッ
トを光ディスクの半径方向に移動させる駆動ユニットと
からなるピックアップユニットと、 前記ピックアップユニットから得られた信号を増幅して
再生信号を出力する再生信号検出手段と、 前記レーザ光を光ディスクの所定の位置に焦点を合わせ
るように前記光学ユニットを駆動するサーボ制御手段
と、 光ディスクの回転速度を所定の回転速度に駆動する光デ
ィスク回転駆動手段と、 光ディスク装置全体の制御を司る信号処理手段とを有す
る光ディスク装置であって、 再生信号からデータを再生するために同期クロックを生
成し、その同期クロックの同期範囲は基本周波数に対し
て少なくとも±25%の許容同期範囲となるように生成
する同期クロック生成手段と、 光ディスクの回転数を検出し前記信号処理手段の回転数
の指示に基づき所要の回転数に制御する制御信号を前記
光ディスク回転駆動手段に与える光ディスク回転制御手
段と、 前記信号処理手段の動作指示に基づき再生動作を制御す
るための再生動作制御手段とを有し、 再生動作を開始する場合、前記光ディスク回転制御手段
は光ディスクの再生位置に応じて、前記同期クロック生
成手段が同期可能な範囲内では、前記光ディスク回転制
御手段が現在制御している光ディスクの回転の角速度が
一定になるように制御(CAV制御)し、 前記同期クロック生成手段が同期可能な範囲を越える範
囲では、前記光ディスク回転制御手段がそれまで制御し
ていた光ディスクのその再生位置における回転の線速度
が一定で光ディスクの回転数の変化が最も小さくなるよ
うに制御(CLV制御)すると共に、 前記再生動作制御手段がシーク指令を前記サーボ制御手
段に与えることを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項14】レーザ光を光ディスクに照射しその反射
光を電気信号に変換する光学ユニットと前記光学ユニッ
トを光ディスクの半径方向に移動させる駆動ユニットと
からなるピックアップユニットと、 前記ピックアップユニットから得られた信号を増幅して
再生信号を出力する再生信号検出手段と、 前記レーザ光を光ディスクの所定の位置に焦点を合わせ
るように前記光学ユニットを駆動するサーボ制御手段
と、 光ディスクの回転速度を所定の回転速度に駆動する光デ
ィスク回転駆動手段と、 光ディスク装置全体の制御を司る信号処理手段とを有す
る光ディスク装置であって、 再生信号からデータを再生するために同期クロックを生
成し、その同期クロックの同期範囲は基本周波数に対し
て少なくとも±25%の許容同期範囲となるように生成
する同期クロック生成手段と、 光ディスクの回転数を検出し前記信号処理手段の回転数
の指示に基づき所要の回転数に制御する制御信号を前記
光ディスク回転駆動手段に与える光ディスク回転制御手
段と、 光ディスクの回転の線速度を検出するすると共に前記信
号処理手段に検出結果を知らせる線速度検出手段とを有
し、 前記信号処理手段は前記線速度検出手段の検出結果に基
づいて前記同期クロック生成手段が同期可能な範囲を算
出すると共に、 前記光ディスク回転制御手段は、光ディスクの再生位置
に応じて、前記信号処理手段が算出した前記同期可能な
範囲内では、前記光ディスク回転制御手段が現在制御し
ている光ディスクの回転の角速度が一定になるように制
御(CAV制御)し、 前記信号処理手段が算出した前記同期可能な範囲を越え
る範囲では、前記光ディスク回転制御手段がそれまで制
御していた光ディスクのその再生位置における回転の線
速度が一定で光ディスクの回転数の変化が最も小さくな
るように制御(CLV制御)することを特徴とする光デ
ィスク装置。 - 【請求項15】レーザ発光素子から射出したレーザ光を
光ディスクに照射しその反射光を電気信号に変換する光
学ユニットと、前記光学ユニットを光ディスクの半径方
向に移動させる駆動ユニットとからなるピックアップユ
ニットと、 前記ピックアップユニットから得られた信号を増幅して
RF信号を出力するRFアンプと、 前記レーザ光を光ディスクの所定のトラック位置に焦点
を合わせるように前記光学ユニットを駆動するアクチュ
エータドライバと、 スピンドルモータの回転速度を所定の回転速度に駆動す
るスピンドルドライバと、 前記RF信号に基づいて、前記スピンドルモータの回転
速度を所要の光ディスクの線速度になるように制御する
ための第2のスピンドルモータ制御信号を出力するとと
もに、前記アクチュエータドライバと前記スピンドルド
ライバとをサーボ制御するサーボコントロール手段と、 前記サーボコントロール手段の制御と装置全体の制御と
を司る演算処理装置とを有する光ディスク装置であっ
て、 前記スピンドルモータの回転数を検出して所定の回転速
度に制御するための第1のスピンドルモータ制御信号を
出力する速度制御装置と、 前記第1のスピンドルモータ制御信号と前記第2のスピ
ンドルモータ制御信号とを前記演算処理装置の制御によ
り切り替えるセレクト手段と、 光ディスクの記録領域を半径方向にほぼ同心円状に複数
の領域に分割し各分割領域ごとに段階的に変化する回転
角速度を定め、各分割領域内ではその分割領域の回転角
速度一定でスピンドルモータ制御を行う領域分割手段と
を有し、 前記演算処理装置は、前記領域分割手段により分割され
た各分割領域に応じて、 線速度が一定になるようにスピンドルモータ制御(CL
V制御)をして記録する領域と、 その分割領域に所定の回転角速度で一定になるようにス
ピンドルモータ制御(CAV制御)をして記録する領域
とを、 前記セレクト手段により切り替えてデータを光ディスク
に記録することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項16】前記領域分割手段は記録容量に応じて分
割領域もしくは分割数を可変することを特徴とする請求
項15記載の光ディスク装置。 - 【請求項17】レーザ発光素子から射出したレーザ光を
光ディスクに照射しその反射光を電気信号に変換する光
学ユニットと、前記光学ユニットを光ディスクの半径方
向に移動させる駆動ユニットとからなるピックアップユ
ニットと、 前記ピックアップユニットから得られた信号を増幅して
RF信号を出力するRFアンプと、 前記レーザ光を光ディスクの所定のトラック位置に焦点
を合わせるように前記光学ユニットを駆動するアクチュ
エータドライバと、 スピンドルモータの回転速度を所定の回転速度に駆動す
るスピンドルドライバと、 前記RF信号に基づいて、前記スピンドルモータの回転
速度を所要の光ディスクの線速度になるように制御する
ための第2のスピンドルモータ制御信号を出力するとと
もに、前記アクチュエータドライバと前記スピンドルド
ライバとをサーボ制御するサーボコントロール手段と、 前記サーボコントロール手段の制御と装置全体の制御と
を司る演算処理装置とを有する光ディスク装置であっ
て、 前記スピンドルモータの回転数を検出して所定の回転速
度に制御するための第1のスピンドルモータ制御信号を
出力する速度制御装置と、前記第1のスピンドルモータ
制御信号と前記第2のスピンドルモータ制御信号とを前
記演算処理装置の制御により切り替えるセレクト手段
と、 光ディスクの記録領域を半径方向に複数の領域に分割し
各分割領域ごとに段階的に変化する回転角速度を定め、
各分割領域内ではその分割領域の回転角速度一定でスピ
ンドルモータ制御を行う領域分割手段と、 記録容量に応じて分割領域数を可変する領域分割補正手
段とを有し、 前記演算処理装置は、前記領域分割手段により分割され
た各分割領域に応じて、 線速度が一定になるように前記スピンドルモータ制御
(CLV制御)をして記録する領域と、 その分割領域に所定の回転角速度で一定になるように前
記スピンドルモータ制御(CAV制御)をして記録する
領域とを、 前記セレクト手段により切り換えてデータを光ディスク
に記録し、 または、前記領域分割補正手段により前記分割領域また
は前記分割領域数を記録容量に応じて可変してデータを
光ディスクに記録することを特徴とする光ディスク装
置。 - 【請求項18】前記請求項8、または前記請求項17に
より記録された光ディスク記録媒体。
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