JPH08235769A - モータの回転数制御方法及び制御装置 - Google Patents

モータの回転数制御方法及び制御装置

Info

Publication number
JPH08235769A
JPH08235769A JP7040370A JP4037095A JPH08235769A JP H08235769 A JPH08235769 A JP H08235769A JP 7040370 A JP7040370 A JP 7040370A JP 4037095 A JP4037095 A JP 4037095A JP H08235769 A JPH08235769 A JP H08235769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
change
recording medium
section
disk
radial position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7040370A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Tagiri
孝夫 田切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Video Corp
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Video Corp
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Video Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Video Corp
Priority to JP7040370A priority Critical patent/JPH08235769A/ja
Priority to US08/606,754 priority patent/US5780982A/en
Publication of JPH08235769A publication Critical patent/JPH08235769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御信号の変化による位相誤差を低減し、且
つ、理想的なCLV方式における回転数の変化により近
い回転数の変化が得られるモータの回転数制御方法及び
制御装置を提供する。 【構成】 第1の発明は、モータの回転数を光ディスク
の半径方向の位置の変化に対して一定の変化率で変化す
るように制御するモータの回転数制御方法及び装置にお
いて、当該変化率を段階的に減少させる。第2の発明
は、モータの回転数を光ディスクの半径方向の位置の変
化に対して一定の変化率で変化させる第1区間と一定の
回転数で回転させる第2区間とが連続して交互に存在す
るように制御するモータの回転数制御方法及び装置にお
いて、第1区間の長さに対応する時間を、第2区間の長
さに対応する時間より長く設定し、且つ、各第1区間に
おける変化率を段階的に減少させる。理想的なCLV方
式における回転数の変化により近い回転数の変化が得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転数制御方
法に関し、より詳細には、光ディスク等の円盤状記録媒
体(ディスク)を回転させるためのスピンドルモータ等
の回転数制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク等のディスクを回転
させる場合には、角速度を一定に保持しつつ回転させ
る、いわゆるCAV(Constant Anguler Velocity )方
式と、回転における線速度を半径方向の位置によらず一
定に保持しつつ回転させる、いわゆるCLV(Constant
Linear Velocity)方式とがある。
【0003】このうち、CLV方式を用いたディスクに
おいては、当該ディスクの外周部になるほど回転数が減
少することととなるので、単位時間毎に区切られた記録
情報を順次記録していく場合を考えると、CAV方式に
比べて記録可能な情報量が多くなり、長時間記録が可能
になるという利点がある。
【0004】CLV方式を用いたディスクの記録再生に
おいては、上述のように半径位置によらずディスクの線
速度を一定に保つ必要があるので、その回転数は、図6
に示すように、ディスクの半径位置の変化に対して連続
的に減少していくように制御されなければならない。従
って、その回転数を制御するための制御信号も、ディス
クの半径位置の変化に対して連続的に変化するものでな
ければならない。
【0005】しかしながら、回転数が図6に示すように
滑らかに且つ連続的に変化するように制御信号を変化さ
せていることは、実際には、困難である。そこで、従来
技術においては、図6に示す半径と回転数の関係を、近
似的に実現することが行われていた。
【0006】すなわち、第1の従来技術においては、図
7に示すように、回転数を制御するための制御信号をス
テップ的に変化させ、このステップ数を多くしていくこ
とにより、実際の回転数の変化を理想的な回転数の変化
に近似させていた。
【0007】図7に示す従来技術によれば、簡易な回路
構成で実質的にCLV方式に近い回転数の変化を得るこ
とができる。また、第2の従来技術においては、例え
ば、特公平2−16867号公報に開示されているよう
に、回転数が一定の区間(CAV方式の区間)と、回転
数が所定の一定変化率で変化する区間(CAA(Consta
nt Anguler Acceralation )方式の区間)を交互に設け
ることにより回転数の変化を図6に示す理想的な変化に
近似させていた。ここで、この第2の従来技術において
は、ディスクに記録されるべき情報に対応する信号が同
期信号を有するアナログ信号であり、且つ、同心円状又
は渦巻状の情報トラックを形成しつつ記録されていたた
め、情報再生時における隣接する情報トラック間の情報
の洩れ(いわゆる、クロストーク)を低減させるため
に、一のディスクにおいて、CAV方式により記録再生
される区間が大半を占めるようにされていた。より具体
的には、図8に示すように、CAV方式により記録再生
される区間とCAA方式により記録再生される区間との
割合がほぼ9対1となるようにされていた。
【0008】図8に示す第2の従来技術によれば、情報
再生時におけるクロストークの影響を低減しつつ、CL
V方式のディスクと同等の記録容量を実現できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す第1の従来技術においては、制御信号がステップ状
に変化するため、制御信号における位相誤差が大きくな
り、モータの回転数を制御するサーボ系の安定度が低下
するという問題点があった。
【0010】すなわち、サーボ系に入力される制御信号
がステップ状に変化するため、変化前後においてサーボ
系で位相誤差が生じ、変化後にサーボ系が安定するまで
に所要の時間を必要とすることとなり、サーボ系の安定
度が低下するのである。
【0011】また、図8に示す第2の従来技術において
は、CAV方式によりモータが回転する区間が長いた
め、図6に示す理想的な半径位置と回転数の関係と比較
すると誤差が大きいという問題点があった。更に、第2
の従来技術においても、CAV方式の区間が長いため、
CAV方式の区間同士の間における回転数の変化が大き
く、従って、制御信号の変化も大きくなるため、第1の
従来技術と同様に、位相誤差が大きくなり、サーボ系の
安定度が低下するという問題点があった。
【0012】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
成されたもので、その目的とするところは、制御信号が
ステップ的に大きく変化することによる位相誤差を低減
するとともに、理想的なCLV方式における回転数の変
化に近い回転数の変化が得られるモータの回転数制御方
法及び制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、光ディスク等の円盤状
記録媒体を回転させるスピンドルモータ等のモータの回
転数を、当該円盤状記録媒体の半径方向の位置の変化に
対して一定の変化率で変化させるように制御するモータ
の回転数制御方法において、前記円盤状記録媒体を一定
の線速度で回転させる場合の理想的な回転数と実際の回
転数の誤差を予め設定された所定の範囲内とするため
に、前記変化率が零となる区間が存在しないように、当
該変化率の変化の切換点に相当する前記円盤状記録媒体
上の半径位置及び当該切換点における回転数並びに各前
記切換点間における各前記変化率を算出する算出工程
と、前記円盤状記録媒体に対して情報を記録再生する際
に、当該情報を記録再生するための光ピックアップ等の
ピックアップの記録再生位置に対応する前記円盤状記録
媒体上の半径位置を検出する検出工程と、前記検出した
半径位置に基づいて、前記記録再生位置が前記切換点に
あるとき、モータの回転数が当該切換点に対応する前記
回転数となるように制御するとともに、前記記録再生位
置が各前記切換点間にあるとき、モータの回転数を当該
切換点間に対応する前記変化率で変化させるように制御
する制御工程と、を備えて構成される。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータの回転数制御方法において、前記変化率を、前
記円盤状記録媒体の外周部側に向かって段階的に小さく
するように構成される。
【0015】請求項3に記載の発明は、光ディスク等の
円盤状記録媒体を回転させるスピンドルモータ等のモー
タの回転数を当該円盤状記録媒体の半径方向の位置の変
化に対して一定の変化率で変化させる第1区間と、一定
の回転数で回転させる第2区間と、が半径方向に連続し
て交互に存在するように制御するモータの回転数制御方
法において、前記円盤状記録媒体を一定の線速度で回転
させる場合の理想的な回転数と実際の回転数との誤差が
予め設定された所定の範囲内となるように、前記各区間
に対応する前記円盤状記録媒体上の半径位置及び各前記
第1区間における前記変化率並びに各第2区間における
回転数を算出する算出工程と、前記円盤状記録媒体に対
して情報を記録再生する際に、当該情報を記録再生する
ための光ピックアップ等のピックアップの記録再生位置
に対応する前記円盤状記録媒体上の半径位置を検出する
検出工程と、前記検出した半径位置に基づいて、前記モ
ータの回転数を各前記第1区間に対応する前記変化率又
は各前記第2区間に対応する前記回転数で回転するよう
に制御する制御工程と、を備え、各前記第1区間の長さ
は対応する各前記第2区間の長さより長いように構成さ
れる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のモータの回転数制御方法において、各前記第1区間の
前記変化率を、前記円盤状記録媒体の外周部側に向かっ
て段階的に小さくするように構成される。
【0017】請求項6に記載の発明は、光ディスク等の
円盤状記録媒体を回転させるスピンドルモータ等のモー
タの回転数を、当該円盤状記録媒体の半径方向の位置の
変化に対して一定の変化率で変化させるように制御する
モータの回転数制御装置において、前記円盤状記録媒体
を一定の線速度で回転させる場合の理想的な回転数と実
際の回転数の誤差を予め設定された所定の範囲内とする
ために、前記変化率が零となる区間が存在しないよう
に、当該変化率の変化の切換点に相当する前記円盤状記
録媒体上の半径位置及び当該切換点における回転数並び
に各前記切換点間における各前記変化率を算出するシス
テムコントローラ等の算出手段と、前記円盤状記録媒体
に対して情報を記録再生する際に、当該情報を記録再生
するための光ピックアップ等のピックアップの記録再生
位置に対応する前記円盤状記録媒体上の半径位置を検出
するリニアスケール等の検出手段と、前記検出された半
径位置に基づいて、前記記録再生位置が前記切換点にあ
るとき、モータの回転数が当該切換点に対応する前記回
転数となるように制御するとともに、前記記録再生位置
が各前記切換点間にあるとき、モータの回転数を当該切
換点間に対応する前記変化率で変化させるように制御す
るリファレンス発生器、スピンドルサーボ等の制御手段
と、を備えて構成される。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のモータの回転数制御装置において、前記変化率を、前
記円盤状記録媒体の外周部側に向かって段階的に小さく
するように構成される。
【0019】請求項8に記載の発明は、光ディスク等の
円盤状記録媒体を回転させるスピンドルモータ等のモー
タの回転数を当該円盤状記録媒体の半径方向の位置の変
化に対して一定の変化率で変化させる第1区間と、一定
の回転数で回転させる第2区間と、が半径方向に連続し
て交互に存在するように制御するモータの回転数制御装
置において、前記円盤状記録媒体を一定の線速度で回転
させる場合の理想的な回転数と実際の回転数との誤差が
予め設定された所定の範囲内となるように、前記各区間
に対応する前記円盤状記録媒体上の半径位置及び各前記
第1区間における前記変化率並びに各前記第2区間にお
ける回転数を算出するシステムコントローラ等の算出手
段と、前記円盤状記録媒体に対して情報を記録再生する
際に、当該情報を記録再生するための光ピックアップ等
のピックアップの記録再生位置に対応する前記円盤状記
録媒体上の半径位置を検出するリニアスケール等の検出
手段と、前記検出した記録再生位置に対応する半径位置
に基づいて、前記モータの回転数を各前記第1区間に対
応する前記変化率又は各前記第2区間に対応する前記回
転数で回転するように制御するリファレンス発生器、ス
ピンドルサーボ等の制御手段と、を備え、各第1区間の
長さは対応する各第2区間の長さより長いように構成さ
れる。
【0020】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のモータの回転数制御装置において、各前記第1区間の
前記変化率を、前記円盤状記録媒体の外周部側に向かっ
て段階的に小さくするように構成される。
【0021】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、算出工程にお
いて、変化率の変化の切換点に相当する円盤状記録媒体
媒体上の半径位置及び当該切換点における回転数並びに
各切換点間における各変化率を算出する。
【0022】次に、検出工程において、ピックアップの
記録再生位置に対応する円盤状記録媒体上の半径位置を
検出する。そして、制御工程において、検出した半径位
置に基づいて、当該記録再生位置が各切換点にあると
き、モータの回転数が当該切換点に対応する回転数とな
るように制御するとともに、当該記録再生位置が各切換
点間にあるとき、モータの回転数を当該切換点間に対応
する変化率で変化させるように制御する。
【0023】よって、半径位置に対する回転数の変化率
が、円盤状記録媒体の半径位置に対応して段階的に変化
するとともに、当該変化率が零となる区間が存在しない
ので、当該円盤状記録媒体を一定の線速度で回転させる
場合の理想的な半径位置と回転数の関係に対する実際の
回転数の誤差が予め設定された所定の範囲内となるとと
もに、半径位置に対する実際の回転数の変化が、当該理
想的な半径位置と回転数の関係により近い変化となる。
【0024】更に、回転数が急激に変化することがない
ので、回転数が急激に変化することによる位相誤差を低
減させることができる。請求項2に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、変化率が円
盤状記録媒体の外周部側に向かって段階的に小さくされ
る。
【0025】よって、半径位置に対する実際の回転数の
変化が、理想的な半径位置と回転数の関係により近い関
係となる。請求項3に記載の発明によれば、算出工程に
おいて、各第1区間及び第2区間に対応する前記円盤状
記録媒体上の半径位置及び各前記第1区間における前記
変化率並びに各第2区間における回転数を算出する。こ
のとき、各第1区間の長さは対応する各第2区間の長さ
より長くなるように設定される。
【0026】次に、検出工程において、ピックアップの
記録再生位置に対応する円盤状記録媒体上の半径位置を
検出する。そして、制御工程において、検出した半径位
置に基づいて、モータの回転数を各第1区間に対応する
変化率又は各第2区間に対応する回転数で回転するよう
に制御する。
【0027】よって、回転数の変化率が一定の第1区間
が回転数一定の第2区間より長く設定されるので、当該
円盤状記録媒体を一定の線速度で回転させる場合の理想
的な半径位置と回転数の関係に対する実際の回転数の誤
差が予め設定された所定の範囲内となるとともに、半径
位置に対する実際の回転数の変化が、当該理想的な半径
位置と回転数の関係により近い変化となる。
【0028】更に、回転数が急激に変化することがない
ので、回転数が急激に変化することによる位相誤差を低
減させることができる。請求項4に記載の発明によれ
ば、請求項3に記載の作用に加えて、各第1区間の変化
率は、円盤状記録媒体の外周部側に向かって段階的に小
さくされる。
【0029】よって、半径位置に対する実際の回転数の
変化が、理想的な半径位置と回転数の関係により近い変
化となる。請求項6に記載の発明によれば、算出手段
は、変化率の変化の切換点に相当する円盤状記録媒体媒
体上の半径位置及び当該切換点における回転数並びに切
換点間における各変化率を各切換点毎に算出し、制御手
段に出力する。
【0030】一方、検出手段は、ピックアップの記録再
生位置に対応する円盤状記録媒体上の半径位置を検出
し、制御手段に出力する。そして、制御手段は、検出し
た半径位置に基づいて、検出した記録再生位置が切換点
にあるとき、モータの回転数が当該切換点に対応する回
転数となるように制御するとともに、当該記録再生位置
が切換点間にあるとき、モータの回転数を当該切換点間
に対応する前記変化率で変化させるように制御する。
【0031】よって、半径位置に対する回転数の変化率
が、円盤状記録媒体の半径位置に対応して段階的に変化
するとともに、当該変化率が零となる区間が存在しない
ので、当該円盤状記録媒体を一定の線速度で回転させる
場合の理想的な半径位置と回転数の関係に対する実際の
回転数の誤差が予め設定された所定の範囲内となるとと
もに、半径位置に対する実際の回転数の変化が、当該理
想的な半径位置と回転数の関係により近い変化となる。
【0032】更に、回転数が急激に変化しないので、回
転数が急激に変化することによる位相誤差を低減させる
ことができる。請求項7に記載の発明によれば、請求項
6に記載の発明の作用に加えて、変化率が円盤状記録媒
体の外周部側に向かって段階的に小さくされる。
【0033】よって、半径位置に対する実際の回転数の
変化が、理想的な半径位置と回転数の関係により近い関
係となる。請求項8に記載の発明によれば、算出手段
は、各第1区間及び第2区間に対応する円盤状記録媒体
上の半径位置及び各第1区間における変化率並びに各第
2区間における回転数を算出し、制御手段に出力する。
このとき、各第1区間の長さは対応する各第2区間の長
さより長く設定される。
【0034】一方、検出手段は、ピックアップの記録再
生位置に対応する円盤状記録媒体上の半径位置を検出
し、制御手段に出力する。そして、制御手段は、検出し
た半径位置に基づいて、モータの回転数を各第1区間に
対応する変化率又は各第2区間に対応する回転数で回転
するように制御する。
【0035】よって、回転数の変化率が一定の第1区間
が回転数一定の第2区間より長く設定されるので、円盤
状記録媒体を一定の線速度で回転させる場合の理想的な
半径位置と回転数の関係に対する実際の回転数の誤差が
予め設定された所定の範囲内となるとともに、半径位置
に対する実際の回転数の変化が、当該理想的な半径位置
と回転数の関係により近い変化となる。
【0036】更に、回転数が急激に変化しないので、回
転数が急激に変化することによる位相誤差を低減させる
ことができる。請求項9に記載の発明によれば、請求項
8に記載の発明の作用に加えて、各第1区間の変化率
は、円盤状記録媒体の外周部側に向かって段階的に小さ
くされる。
【0037】よって、半径位置に対する実際の回転数の
変化が、理想的な半径位置と回転数の関係により近い変
化となる。
【0038】
【実施例】次に、本発明に好適な実施例について図面に
基づいて説明する。なお、以下の各実施例では、本発明
を円盤状記録媒体としての光ディスクに対し情報を記録
する光学式情報記録装置に適用した場合について説明す
る。 (I)装置構成 始めに、以下の各実施例に係る光学式情報記録装置につ
いて図1を用いて説明する。
【0039】図1に示す各実施例に係る光学式情報記録
装置Sにおいて、算出手段としてのシステムコントロー
ラ1は、マイクロコンピュータ等よりなり、光学式情報
記録装置S全体を制御するとともに、各実施例の動作に
必要な半径位置r及び当該半径位置における回転数N並
びに回転数変化率RN等を算出する。パワーコントロー
ラ2は、システムコントローラ1の制御の下、後述のア
ルゴンレーザ3の出力を制御する。アルゴン(Ar)レ
ーザ3は、情報記録用のレーザビームBを出射するとと
もに、当該レーザビームBの出力パワーが、パワーコン
トローラ2により制御される。反射ミラー4は、出射さ
れたレーザビームBを後述する固定光学系7に導く。記
録信号処理部5は、プリフォーマッタ等よりなり、シス
テムコントローラ1の制御の下、外部からの記録すべき
入力信号を処理して光ディスクDKに記録可能な記録信
号に変換し出力する。光変調器コントローラ6は、出力
された記録信号に基づき後述の固定光学系7に含まれる
光変調器を制御する。固定光学系7は、E/O(Electr
o/Optical )変換素子等を含み、光変調器コントローラ
6の制御の下、反射ミラー4からのレーザビームBを記
録信号に基づいて変調する。反射ミラー8は、固定光学
系7により変調されたレーザビームBを後述する移動光
学系9に導く。移動光学系9は、反射ミラー8からのレ
ーザビームBを情報を記録すべき光ディスクDK上に集
光するための対物レンズ等よりなる光ピックアップ等を
含み、回転する光ディスクDKの半径方向に移動可能と
されている。フォーカスサーボ10は、システムコント
ローラ1の制御の下、光ピックアップによる光ディスク
DK上へのレーザビームBの焦点合わせ(フォーカシン
グ)をサーボ制御する。送りテーブル11は、後述の送
り機構18の動作により移動光学系9を光ディスクDK
の半径方向に移動させる。検出手段としてのリニアスケ
ール12は、送りテーブル11に連動し、レーザビーム
Bの光ディスクDK上の照射位置に対応する光ピックア
ップの半径位置を検出し、半径位置信号S r 及び送りサ
ーボ制御のためのエンコーダパルスSOEを出力する。制
御手段としてのスピンドルサーボ13は、システムコン
トローラ1の制御の下、後述のエンコーダ15からのエ
ンコーダパルスSSE及び後述のリファレンス発生器17
からのスピンドルリファレンス信号SRSに基づいて、光
ディスクDKを回転させるスピンドルモータ14の回転
数をサーボ制御するためのドライブ信号SSDを出力す
る。エンコーダ15は、スピンドルモータ14に連設さ
れ、その回転数を検出してスピンドルモータ14をサー
ボ制御するためのエンコーダパルスSSEをスピンドルサ
ーボ13にフィードバックする。送りサーボ16は、シ
ステムコントローラ1の制御の下、リニアスケール12
からのエンコーダパルスSOE及び後述のリファレンス発
生器17からの送りリファレンス信号SROに基づき、後
述の送り機構18を介して送りテーブル11の移動量を
サーボ制御するドライブ信号SODを出力する。制御手段
としてのリファレンス発生器17は、システムコントロ
ーラ1の制御の下、システムコントローラ1により算出
された後述の各実施例における半径位置r、当該半径位
置における回転数N及び回転数変化率RN等並びに半径
位置信号Sr に基づいて、送りサーボ16におけるサー
ボ制御のための制御信号としての送りリファレンス信号
RO、及びスピンドルサーボ13におけるサーボ制御の
ための制御信号としてのスピンドルリファレンス信号S
RSを出力する。送り機構18は、送りネジ等の機構部を
含み、送りサーボ16からのドライブ信号SODに基づ
き、送りテーブル11を光ディスクDKの半径方向に移
動させる。キーボード等の入力部19は、システムコン
トローラ1に対して初期設定等のデータ入力を行うため
のものである。
【0040】以上の構成において、本発明に直接係わる
のは、システムコントローラ1、スピンドルサーボ1
3、スピンドルモータ14、エンコーダ15及びリファ
レンス発生器17である。
【0041】次に、各実施例毎に上記の情報記録装置S
の動作を説明する。 (II)第1実施例 始めに、請求項1、2、6及び7に記載の発明に対応す
る第1の実施例について、図1乃至図3を用いて説明す
る。
【0042】先ず、図2及び図3を用いて第1実施例の
動作を説明する。なお、図3は、第1実施例における半
径位置と回転数の関係と線速度一定で回転させる場合の
理想的な半径位置と回転数の関係とを比較したものであ
り、横軸は光ディスクDK上の記録領域の最内周部から
の半径位置を示し、縦軸は半径位置に対応する回転数を
示している。
【0043】図2に示すように、第1実施例の動作にお
いては、始めに、一定とすべき光ディスクDKの線速度
v及び光ディスクDKにおける情報が記録される情報ト
ラックのトラックピッチPが入力部19よりシステムコ
ントローラ1に入力される(ステップS1)。
【0044】次に、システムコントローラ1において、
入力された線速度v及びトラックピッチPに基づいて、
線速度一定で光ディスクDKを回転させた場合の理想的
な半径位置と回転数の関係に対する実際の光ディスクD
Kの回転数の誤差が、当該光ディスクDKの情報を再生
する場合の再生装置の許容誤差等に基づき予め設定され
た所定の範囲内となるように、回転数の変化率RNを段
階的に変化させるべく、当該変化率RNを切り換える切
換点(以下、目標ポイントという。)に対応する光ディ
スクDK上の半径位置r(図3r0 乃至r3 )及び当該
各目標ポイントにおける回転数N(図3N0 乃至N3
並びに各目標ポイント間における当該変化率RNが算出
される(ステップS2)。ステップS2における各パラ
メータの算出については、後ほど詳述する。
【0045】そして、ステップS2で算出された回転数
N及び変化率RNの初期値に基づきスピンドルモータ1
4により光ディスクDKの回転が開始され、同時に、光
ディスクDKの内周側から外周側に向かって光ピックア
ップ(移動光学系9)が移動を開始することにより情報
の記録が開始される。
【0046】そして、リニアスケール12からの半径位
置信号Sr に基づき、一の目標ポイント(例えば、図3
に示すP1 )に到達したか否かが判断され(ステップS
3)、到達していない場合には(ステップS3;N
O)、到達前の変化率(例えば、図3に示すRN0 )を
維持しつつCAA制御され、回転が継続される。
【0047】目標ポイントに到達した場合には(ステッ
プS3;YES)、次に光ディスクDK上の記録領域の
エンド位置(最外周位置)であるか否かが判断され(ス
テップS4)、エンド位置である場合には(ステップS
4;YES)、記録を終了する。
【0048】エンド位置でない場合には(ステップS
4;NO)、当該目標ポイント(P1)において回転数
の変化率が切り換えられ、切換後の変化率(例えば、図
3に示すRN1 )でCAA制御され(ステップS5)、
回転が継続される。このとき、ステップS5と並行し
て、目標ポイントの更新(インクリメント)が行われる
(例えば、図3に示すP1 からP2 へ変更される。(ス
テップS6))。その後、以上の動作を記録領域のエン
ド位置まで継続すべく、ステップS3へ戻る。
【0049】次に、ステップS2における目標ポイント
の半径位置r及び当該各目標ポイントにおける回転数N
並びに各目標ポイント間における変化率RNの算出方法
について、図3を用いて詳説する。
【0050】第1実施例における変化率の切換えのタイ
ミングは予め時間間隔tを均等に設定することにより算
出される。すなわち、図3における目標ポイントP0
1間、P1 −P2 間及びP2 −P3 間の時間間隔tは
すべて均等とされ、たとえば、10秒とされる。この時
間間隔tは、光ディスクDK上の全て領域において、第
1実施例に基づく回転数の変化の理想的な回転数の変化
からの誤差が図3に示すような所定の範囲内となるよう
に設定される。そして、この時間間隔t及び一定とすべ
き線速度vに基づき、各目標ポイントの半径位置r及び
当該目標ポイントにおける回転数N並びに変化率RNが
算出される。
【0051】より具体的には、始めに、光ディスクDK
上の記録領域の最内周の半径位置r 0 (CD(Compact
Disk)の場合には、中心から23mm)及び線速度vか
ら、当該r0 の位置における回転数N0 が以下の式
(1)により算出される。
【0052】 N0 =v/2πr0 ……(1) ここで、一般に回転数Nを維持した場合に半径位置rの
位置からΔt秒間にピックアップが移動すべき半径方向
の距離Δrは、以下の式(2)で近似される。
【0053】 Δr=P×N×Δt ……(2) 上式において、Pは光ディスクDKの情報トラックのト
ラックピッチである。従って、半径位置rn の位置から
Δt秒後にピックアップが位置すべき半径位置r
n+1 は、式(1)及び式(2)に基づき、以下の式
(3)で示される。
【0054】 rn+1 =rn +Δr =rn +P(v/2πrn )Δt ……(3) よって、式(3)に基づき、システムコントローラ1に
おいて、式(1)のr 0 から順次、10秒(Δt)毎の
目標ポイントP1 、P2 ……の半径位置r1 、r2 、…
…が光ディスクDKの記録領域の最外周位置まで求めら
れ、それぞれの目標ポイントの位置における回転数が式
(1)に基づき算出される。そして、各目標ポイント間
における回転数Nの変化率RNは、算出された各目標ポ
イントにおける回転数Nに基づき算出される。例えば、
図3における目標ポイントP1 とP2 の間の変化率RN
1 は、目標ポイントP1 とP2 の時間間隔をt(=10
秒)とすると、 RN1 =(N1 −N2 )/t ……(4) で算出される。このとき、図3に示すように、変化率R
Nは、光ディスクDKの外周部側に向かって段階的に小
さくなることとなる。
【0055】次に、ステップS5におけるCAA制御の
方法について図1乃至図3を用いて詳説する。ステップ
S5におけるCAA制御は、システムコントローラ1に
おいて算出された各目標ポイントにおける半径位置r及
び回転数N並びに各目標ポイント間における回転数の変
化率RNに基づいて、リファレンス発生器17より出力
されるスピンドルリファレンス信号SRSの周波数を変化
させることにより行われる。
【0056】すなわち、ステップS1で入力された線速
度v及びトラックピッチP等に基づき、予め算出された
各目標ポイントにおける半径位置r及び回転数N並びに
各目標ポイント間における回転数の変化率RNがリファ
レンス発生器17に入力される。
【0057】そして、光ディスクDKの回転が開始さ
れ、リニアスケール12より半径位置信号Sr が入力さ
れると、リファレンス発生器17により半径位置信号S
r に基づき移動光学系(光ピックアップ)9の半径位置
が検出される。この移動光学系9の半径位置が、例え
ば、図3における目標ポイントP1 であった場合には、
そのときの回転数N1 をスタート回転数とし、目標ポイ
ントP2 における回転数N 2 をストップ回転数として、
変化率RN1 に基づきリファレンス発生器17に含まれ
るシンセサイザの分周比を漸次変化させることによりス
ピンドルリファレンス信号SRSの周波数が変化(スイー
プ)されるのである。
【0058】以上説明した第1実施例によれば、半径位
置rに対する変化率RNが段階的に変化するので、光デ
ィスクDKを一定の線速度vで回転させる場合の理想的
な半径位置rと回転数Nの関係に対する実際の回転数r
の誤差が予め設定された所定の範囲内となるとともに、
半径位置rに対する実際の回転数Nの変化が、当該理想
的な半径位置rと回転数Nの関係により近い変化とな
る。
【0059】更に、回転数rを制御するためのスピンド
ルリファレンス信号SRSの周波数が段階的に変化するの
で、スピンドルリファレンス信号SRSが急激に変化する
こと、すなわち、回転数Nが急激に変化することによる
位相誤差を低減させることができる。
【0060】なお、上述の第1実施例においては、リフ
ァレンス発生器17からのスピンドルリファレンス信号
RSに基づいてスピンドルモータ14の回転数Nを制御
することとしたが、本発明はこれに限られるものではな
く、システムコントローラ1において算出された各目標
ポイントにおける半径位置r及び回転数N並びに各目標
ポイント間における回転数の変化率RNを記録信号処理
部5に含まれるプリフォーマッタに入力し、これらのパ
ラメータ及びプリフォーマッタから出力される記録信号
のアドレス情報に基づき、図1に点線で示すように、プ
リフォーマッタからスピンドルリファレンス信号SRS
び送りリファレンス信号SROを出力してスピンドルモー
タ14及び送りモータ16を制御するようにしてもよ
い。
【0061】更に、第1実施例におけるステップS3に
おいては、リニアスケール12からの半径位置信号Sr
に基づき、各目標ポイントに到達したか否かを判断した
が、これに限られるものではなく、各目標ポイントの時
間間隔tが予め設定されていることにより、この時間を
タイマ等により計測して各目標ポイントに到達したこと
を判断してもよい。 (III )第2実施例 次に、請求項3、4、5、8、9及び10に記載の発明
に対応する第2の実施例について、図1、図4及び図5
を用いて説明する。
【0062】なお、第1実施例と同様の部材及び動作に
ついては同一の部材番号及びステップ番号を付し、細部
の説明は省略する。先ず、図4及び図5を用いて第2実
施例の動作を説明する。なお、図5は、第2実施例にお
ける半径位置と回転数の関係と線速度一定で回転させる
場合の理想的な半径位置と回転数の関係とを比較したも
のであり、横軸は光ディスクDK上の記録領域の最内周
部からの半径位置を示し、縦軸は半径位置に対応する回
転数を示している。
【0063】図4に示すように、第2実施例の動作にお
いては、始めに、第1実施例と同様に、一定とすべき線
速度v及び光ディスクDKにおけるトラックピッチPが
入力部19よりシステムコントローラ1に入力される
(ステップS1)。次に、システムコントローラ1にお
いて、入力された線速度v及びトラックピッチPに基づ
いて、線速度一定で光ディスクDKを回転させた場合の
理想的な半径位置と回転数の関係に対する実際の光ディ
スクDKの回転数の誤差が、第1実施例と同様に予め設
定された所定の範囲内となるように、回転数が一定の変
化率で変化する第1区間と回転数が一定となる第2区間
を交互に設定すべく、当該変化率RNを切り換える目標
ポイント(図4P10乃至P15)に対応する光ディスクD
K上の半径位置r(図4r10乃至r15)及び当該各目標
ポイントにおける回転数N(図4N10、N12及びN14
並びに各目標ポイント間における当該変化率RNが算出
される(ステップS10)。ステップS10における算
出については、後ほど詳述する。
【0064】そして、ステップS10で算出された回転
数Nの初期値又は変化率RNの初期値に基づき、第1実
施例と同様に当該回転数Nの初期値又は変化率RNの初
期値を保持しつつ情報の記録が開始される。
【0065】そして、リニアスケール12からの半径位
置信号Sr に基づき、一の目標ポイント(例えば、図4
に示すP10)に到達したか否かが判断され(ステップS
3)、到達していない場合には(ステップS3;N
O)、到達前の回転数又は変化率で回転が継続される。
【0066】目標ポイントP10に到達した場合には(ス
テップS3;YES)、CAV制御に基づき回転制御さ
れつつ(ステップS11)、目標ポイントの更新(イン
クリメント)が行われる(図4に示すP10からP11へ変
更される。)(ステップS12)。
【0067】次に、目標ポイントP11に到達したか否か
判断され(ステップS13)、到達していない場合には
(ステップS13;NO)、そのままCAV制御が継続
され、目標ポイントP11に到達した場合には(ステップ
S13;YES)、次に第1実施例のステップS4の処
理が行われる。
【0068】ステップS4の処理において、エンド位置
でない場合には(ステップS4;NO)、当該目標ポイ
ントP11において回転数の変化率が切り換えられ、切換
後の変化率(図4に示すRN11)でCAA制御され(ス
テップS5)、回転が継続される。このとき、ステップ
S5と並行して、目標ポイントの更新(インクリメン
ト)が行われる(図4に示すP11からP12へ変更され
る。)(ステップS6)。その後、以上の動作を記録領
域のエンド位置まで継続すべく、ステップS3へ戻る。
【0069】なお、第2実施例においては、第1区間
(変化率RNが零でない一定値)と第2区間(変化率R
Nが零)が常に交互に設定されるので、上述の処理を繰
返すことにより回転数を図5に示すような変化となるよ
うに制御することができる。
【0070】次に、ステップS10における各目標ポイ
ントの半径位置r及び当該各目標ポイントにおける回転
数N並びに各目標ポイント間における変化率RNの算出
方法について、図5を用いて詳説する。
【0071】第2実施例における変化率の切換えのタイ
ミングは、第1実施例と同様に予め時間間隔tを均等に
設定することにより算出される。すなわち、図5におけ
る目標ポイントP10−P12間及びP12−P14間の時間間
隔tはすべて均等とされ、光ディスクDK上の全て領域
において、第2実施例に基づく回転数の変化の理想的な
回転数の変化からの誤差が図5に示すような所定の範囲
内となるように、CAA制御区間(第1区間)の長さが
CAV制御区間(第2区間)の長さより長く設定され
る。例えば、第2区間(図5における目標ポイントP10
−P11間、P12−P13間及びP14−P15間)の長さに対
応する時間は1秒とされ、第1区間(図5における目標
ポイントP11−P12間及びP13−P14間)の長さに対応
する時間は9秒とされる。そして、この時間間隔t及び
一定とすべき線速度vに基づき、各目標ポイントの半径
位置及び当該目標ポイントにおける回転数N並びに変化
率RNが、第1実施例の式(1)乃至式(4)により算
出される。
【0072】例えば、図5に示すように、目標ポイント
10における半径位置をr10とすると、式(1)により
そのときの回転数N10が算出され、これに基づき、1秒
間のCAV制御を行うことから、式(2)及び式(3)
により次の目標ポイントP11における半径位置r11が算
出される。次に、目標ポイントP11の半径位置r11及び
回転数N10に基づき、式(1)乃至式(3)により次の
目標ポイントP12における半径位置r12及び回転数N12
が算出される。以下、同様の処理を繰返すことにより、
各目標ポイントに対応する半径位置r及び回転数Nが算
出される。そして、CAA制御を行う各目標ポイント間
における回転数Nの変化率RNは、算出された各目標ポ
イントにおける回転数N及びCAA制御を行う区間の長
さに対応する時間(第2実施例では、9秒)に基づき、
第1実施例と同様に式(4)により算出される。このと
き、図5に示すように、CAA制御の各区間に対応する
変化率RNは、光ディスクDKの外周部側に向かって段
階的に小さくなることとなる。
【0073】また、ステップS5におけるCAA制御の
方法は、第1実施例と同様に、ステップS10で算出さ
れた各目標ポイントの半径位置r及び当該目標ポイント
における回転数N並びに変化率RNに基づき、リファレ
ンス発生器17又は記録信号処理部5におけるプリフォ
ーマッタから出力されるスピンドルリファレンス信号S
RSの周波数を変化させる(スイープさせる)ことにより
行われる。なお、CAV制御区間おいては、スピンドル
リファレンス信号SRSの周波数は変化されない。
【0074】以上説明した第2実施例によれば、回転数
rの変化率が一定の第1区間が回転数一定の第2区間よ
り長く設定されるので、光ディスクDKを一定の線速度
で回転させる場合の理想的な半径位置rと回転数Nの関
係に対する実際の回転数Nの誤差が予め設定された所定
の範囲内となるとともに、半径位置rに対する実際の回
転数の変化が、当該理想的な半径位置rと回転数Nの関
係により近い変化となる。
【0075】この回転数の誤差について、より具体的に
は、CAV制御の区間が1秒の場合には、例えば、目標
ポイントP11からCAA制御を開始したとすると、図5
に示すように、目標ポイントP11において回転数誤差E
が最大となる。このときの目標ポイントP11の半径位置
11は、一定とすべき線速度v=1.4m/s、トラッ
クピッチP=1.6μm、r10=23mmとすると、式
(3)より、r11=23.0155mmとなる。
【0076】ここで、目標ポイントP10における回転数
10は、式(1)で示され、目標ポイントP11まで保持
されるので、目標ポイントP11における線速度をv11
目標ポイントP10における線速度をv10(=1.4m/
s)とすると、式(1)より、 N10=v10/2πr10=v11/2πr11 ∴v11=(v10/2πr10)×2πr11 =1.40094m/s となり、一定とすべき線速度v(1.4m/s)からの
誤差は、0.00094m/sとなる。これに対し、第
2の従来技術のように、CAV制御の区間をCAA制御
の区間より長くし、例えば、CAV制御の区間の長さに
対応する時間を9秒、CAA制御の区間の長さに対応す
る時間を1秒とすると、上記と同様の計算により、誤差
が最も大きいときの線速度vmax は、 vmax =1.4085m/s となり、誤差が0.0085m/sとなるので、本発明
よりも10倍程度誤差が大きくなることがわかる。
【0077】更に、第2実施例によれば、回転数rを制
御するためのスピンドルリファレンス信号SRSの周波数
が段階的に変化するので、スピンドルリファレンス信号
RSが急激に変化すること、すなわち、回転数Nが急激
に変化することによる位相誤差を低減させることができ
る。
【0078】なお、上記の第1及び第2実施例において
は、光ディスクDKに対して情報を記録する光学式情報
記録装置について本発明を適用した場合の実施例を説明
したが、本発明はこれに限るられるものではなく、光デ
ィスクDKに記録された情報を再生する光学式情報再生
装置にも応用が可能である。ここで、上記各実施例に基
づいて記録されたディスクを再生する場合には、ピック
アップの半径位置を検出することはせずに、再生信号か
ら抽出されるクロック信号又は同期信号に基づいて回転
数を制御することにより、第1実施例に基づいて記録さ
れたディスクにおいては、回転数の変化率が段階的に減
少するようディスクの回転数を変化させることができ、
又、第2実施例に基づいて記録されたディスクにおいて
は、一定の回転数で回転する第2区間と回転数が一定の
変化率で変化する第1区間とが交互に存在し、第2区間
より第1区間が長くなるようディスクの回転数を変化さ
せることができる。
【0079】更に、情報記録再生の方法は、光学式に限
られるものではなく、他の方法を用いて円盤状記録媒体
に対して情報を記録再生する場合にも本発明は適用可能
である。
【0080】更にまた、本発明は光ディスクDKに対す
るディジタル信号の記録又は再生におけるスピンドルモ
ータ14のサーボ制御に特に好適である。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は6記
載の発明によれば、半径位置に対する回転数の変化率
が、円盤状記録媒体の半径位置に対応して段階的に変化
するとともに、当該変化率が零となる区間が存在しない
ので、当該円盤状記録媒体を一定の線速度で回転させる
場合の理想的な半径位置と回転数の関係に対する実際の
回転数の誤差が予め設定された所定の範囲内となるとと
もに、半径位置に対する実際の回転数の変化が、当該理
想的な半径位置と回転数の関係により近い変化となる。
【0082】更に、回転数が急激に変化しないので、回
転数が急激に変化することによる位相誤差を低減させる
ことができる。従って、実際の円盤状記録媒体の回転数
の変化が、線速度一定で回転させる場合の理想的な半径
位置と回転数の関係により近い回転数の変化となるとと
もに、位相誤差が低減されるので、回転数を制御するサ
ーボ系の安定度を向上させることができる。
【0083】請求項2又は7に記載の発明によれば、請
求項1又は6に記載の発明の効果に加えて、変化率が円
盤状記録媒体の外周部側に向かって段階的に小さくなる
ので、半径位置に対する実際の回転数の変化が、理想的
な半径位置と回転数の関係により近い関係となる。
【0084】請求項3又は8に記載の発明によれば、回
転数の変化率が一定の第1区間が回転数一定の第2区間
より長く設定されるので、当該円盤状記録媒体を一定の
線速度で回転させる場合の理想的な半径位置と回転数の
関係に対する実際の回転数の誤差が予め設定された所定
の範囲内となるとともに、半径位置に対する実際の回転
数の変化が、当該理想的な半径位置と回転数の関係によ
り近い変化となる。
【0085】更に、回転数が急激に変化しないので、回
転数が急激に変化することによる位相誤差を低減させる
ことができる。従って、実際の円盤状記録媒体の回転数
の変化が、線速度一定で回転させる場合の理想的な半径
位置と回転数の関係により近い回転数の変化となるとと
もに、位相誤差が低減されるので、回転数を制御するサ
ーボ系の安定度を向上させることができる。
【0086】請求項4又は9に記載の発明によれば、請
求項3又は8に記載の発明の効果に加えて、各第1区間
の変化率が、円盤状記録媒体の外周部側に向かって段階
的に小さくなるので、半径位置に対する実際の回転数の
変化が、理想的な半径位置と回転数の関係により近い変
化となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る光学式情報記録装置の概要構成ブ
ロック図である。
【図2】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】第1実施例における半径位置と回転数の関係を
示すグラフ図である。
【図4】第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】第2実施例における半径位置と回転数の関係を
示すグラフ図である。
【図6】理想的な半径位置と回転数の関係を示すグラフ
図である。
【図7】第1の従来技術における半径位置と回転数の関
係を示すグラフ図である。
【図8】第2の従来技術における半径位置と回転数の関
係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1…システムコントローラ 2…パワーコントローラ 3…アルゴン(Ar)レーザ 4、8…反射ミラー 5…記録信号処理部 6…光変調器コントローラ 7…固定光学系 9…移動光学系 10…フォーカスサーボ 11…送りテーブル 12…リニアスケール 13…スピンドルサーボ 14…スピンドルモータ 15…エンコーダ 16…送りサーボ 17…リファレンス発生器 18…送り機構 19…入力部 B…レーザビーム DK…光ディスク Sr …半径位置信号 SOD、SSD…ドライブ信号 SOE、SSE…エンコーダパルス SRO…送りリファレンス信号 SRS…スピンドルリファレンス信号 r…半径位置 N…回転数 RN、RN0 、RN1 、RN2 、RN11、RN13、RN
15…変化率 P0 、P1 、P2 、P3 、P10、P11、P12、P13、P
14、P15…目標ポイント S…光学式情報記録装置 E…回転数誤差

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状記録媒体を回転させるモータの回
    転数を、当該円盤状記録媒体の半径方向の位置の変化に
    対して一定の変化率で変化させるように制御するモータ
    の回転数制御方法において、 前記円盤状記録媒体を一定の線速度で回転させる場合の
    理想的な回転数と実際の回転数の誤差を予め設定された
    所定の範囲内とするために、前記変化率が零となる区間
    が存在しないように、当該変化率の変化の切換点に相当
    する前記円盤状記録媒体上の半径位置及び当該切換点に
    おける回転数並びに各前記切換点間における各前記変化
    率を算出する算出工程と、 前記円盤状記録媒体に対して情報を記録再生する際に、
    当該情報を記録再生するためのピックアップの記録再生
    位置に対応する前記円盤状記録媒体上の半径位置を検出
    する検出工程と、 前記検出した半径位置に基づいて、前記記録再生位置が
    前記切換点にあるとき、モータの回転数が当該切換点に
    対応する前記回転数となるように制御するとともに、前
    記記録再生位置が各前記切換点間にあるとき、モータの
    回転数を当該切換点間に対応する前記変化率で変化させ
    るように制御する制御工程と、 を備えることを特徴とするモータの回転数制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータの回転数制御方
    法において、 前記変化率を、前記円盤状記録媒体の外周部側に向かっ
    て段階的に小さくすることを特徴とするモータの回転数
    制御方法。
  3. 【請求項3】 円盤状記録媒体を回転させるモータの回
    転数を当該円盤状記録媒体の半径方向の位置の変化に対
    して一定の変化率で変化させる第1区間と、一定の回転
    数で回転させる第2区間と、が半径方向に連続して交互
    に存在するように制御するモータの回転数制御方法にお
    いて、 前記円盤状記録媒体を一定の線速度で回転させる場合の
    理想的な回転数と実際の回転数との誤差が予め設定され
    た所定の範囲内となるように、前記各区間に対応する前
    記円盤状記録媒体上の半径位置及び各前記第1区間にお
    ける前記変化率並びに各第2区間における回転数を算出
    する算出工程と、 前記円盤状記録媒体に対して情報を記録再生する際に、
    当該情報を記録再生するためのピックアップの記録再生
    位置に対応する前記円盤状記録媒体上の半径位置を検出
    する検出工程と、 前記検出した半径位置に基づいて、前記モータの回転数
    を各前記第1区間に対応する前記変化率又は各前記第2
    区間に対応する前記回転数で回転するように制御する制
    御工程と、を備え、 各前記第1区間の長さは対応する各前記第2区間の長さ
    より長いことを特徴とするモータの回転数制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のモータの回転数制御方
    法において、 各前記第1区間の前記変化率を、前記円盤状記録媒体の
    外周部側に向かって段階的に小さくすることを特徴とす
    るモータの回転数制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のモータの回転数制御方
    法において、 前記第2区間の長さに対応する時間を、前記第1区間の
    長さに対応する時間と前記第2区間の長さに対応する時
    間とを加えた時間で除した比が、0.1以下であること
    を特徴とするモータの回転数制御方法。
  6. 【請求項6】 円盤状記録媒体を回転させるモータの回
    転数を、当該円盤状記録媒体の半径方向の位置の変化に
    対して一定の変化率で変化させるように制御するモータ
    の回転数制御装置において、 前記円盤状記録媒体を一定の線速度で回転させる場合の
    理想的な回転数と実際の回転数の誤差を予め設定された
    所定の範囲内とするために、前記変化率が零となる区間
    が存在しないように、当該変化率の変化の切換点に相当
    する前記円盤状記録媒体上の半径位置及び当該切換点に
    おける回転数並びに各前記切換点間における各前記変化
    率を算出する算出手段と、 前記円盤状記録媒体に対して情報を記録再生する際に、
    当該情報を記録再生するためのピックアップの記録再生
    位置に対応する前記円盤状記録媒体上の半径位置を検出
    する検出手段と、 前記検出された半径位置に基づいて、前記記録再生位置
    が前記切換点にあるとき、モータの回転数が当該切換点
    に対応する前記回転数となるように制御するとともに、
    前記記録再生位置が各前記切換点間にあるとき、モータ
    の回転数を当該切換点間に対応する前記変化率で変化さ
    せるように制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするモータの回転数制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のモータの回転数制御装
    置において、 前記変化率を、前記円盤状記録媒体の外周部側に向かっ
    て段階的に小さくすることを特徴とするモータの回転数
    制御装置。
  8. 【請求項8】 円盤状記録媒体を回転させるモータの回
    転数を当該円盤状記録媒体の半径方向の位置の変化に対
    して一定の変化率で変化させる第1区間と、一定の回転
    数で回転させる第2区間と、が半径方向に連続して交互
    に存在するように制御するモータの回転数制御装置にお
    いて、 前記円盤状記録媒体を一定の線速度で回転させる場合の
    理想的な回転数と実際の回転数との誤差が予め設定され
    た所定の範囲内となるように、前記各区間に対応する前
    記円盤状記録媒体上の半径位置及び各前記第1区間にお
    ける前記変化率並びに各第2区間における回転数を算出
    する算出手段と、 前記円盤状記録媒体に対して情報を記録再生する際に、
    当該情報を記録再生するためのピックアップの記録再生
    位置に対応する前記円盤状記録媒体上の半径位置を検出
    する検出手段と、 前記検出した半径位置に基づいて、前記モータの回転数
    を各前記第1区間に対応する前記変化率又は各前記第2
    区間に対応する前記回転数で回転するように制御する制
    御手段と、を備え、 各前記第1区間の長さは対応する各前記第2区間の長さ
    より長いことを特徴とするモータの回転数制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のモータの回転数制御装
    置において、 各前記第1区間の前記変化率を、前記円盤状記録媒体の
    外周部側に向かって段階的に小さくすることを特徴とす
    るモータの回転数制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のモータの回転数制御
    装置において、 前記第2区間の長さに対応する時間を、前記第1区間の
    長さに対応する時間と前記第2区間の長さに対応する時
    間とを加えた時間で除した比が、0.1以下であること
    を特徴とするモータの回転数制御装置。
JP7040370A 1995-02-28 1995-02-28 モータの回転数制御方法及び制御装置 Pending JPH08235769A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7040370A JPH08235769A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 モータの回転数制御方法及び制御装置
US08/606,754 US5780982A (en) 1995-02-28 1996-02-27 Method of and apparatus for controlling rotation number of motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7040370A JPH08235769A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 モータの回転数制御方法及び制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08235769A true JPH08235769A (ja) 1996-09-13

Family

ID=12578765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7040370A Pending JPH08235769A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 モータの回転数制御方法及び制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5780982A (ja)
JP (1) JPH08235769A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299291C (zh) * 1998-02-10 2007-02-07 三菱电机株式会社 盘旋转控制装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6088314A (en) * 1997-01-28 2000-07-11 Funai Electric Co., Ltd. Disc reading apparatus using optical pick-up
JP3795738B2 (ja) * 2000-09-29 2006-07-12 富士通株式会社 記録媒体の回転制御方法及び記憶装置
TW494388B (en) * 2001-02-16 2002-07-11 Mediatek Inc Device and method for calibrating linear velocity and track pitch for optical disc
JP3758614B2 (ja) * 2002-06-28 2006-03-22 ヤマハ株式会社 光ディスク記録装置及び光ディスクに対する画像形成方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416867A (ja) * 1990-05-10 1992-01-21 Canon Inc 接触帯電装置
EP0484555B1 (en) * 1990-05-25 1997-10-15 Hitachi, Ltd. Optical information recording/reproducing device using pit edge recording system
US5388090A (en) * 1991-07-09 1995-02-07 Hitachi, Ltd. Method, apparatus, and medium for recording information in data sections having number of bytes which increases with increase in circumference of tracks on medium
JP3691861B2 (ja) * 1994-09-14 2005-09-07 株式会社東芝 光ディスク用光パルス幅制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299291C (zh) * 1998-02-10 2007-02-07 三菱电机株式会社 盘旋转控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5780982A (en) 1998-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3039099B2 (ja) 光ディスク記録装置およびその方法
JP2809206B2 (ja) 光ディスク記録再生方法及び光ディスク装置
JP2655109B2 (ja) 光ディスク装置
US20030185123A1 (en) Optical disk unit
JP3697962B2 (ja) 光ディスクドライブ装置
JPH06176367A (ja) 光ディスク及び原盤記録装置
JP4225580B2 (ja) ディスク駆動システム用ランアウト校正
JPH0896534A (ja) ディスク装置
US6549492B1 (en) Method and apparatus for run-out correction in a disk drive
US5063552A (en) Optical disk apparatus with data transfer rate and rotational speed variable by annular zones
JPH08235769A (ja) モータの回転数制御方法及び制御装置
JP2003346369A (ja) 光学式記録再生装置及びチルト制御方法
JPH08138253A (ja) 光ディスク装置及びトラッキング制御方法
JP3530609B2 (ja) ディスク装置
JPH0896535A (ja) ディスク装置
JP3768111B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2800778B2 (ja) 光ディスクの回転制御装置
JP3812378B2 (ja) 光ディスク装置
JP2002329335A (ja) 読取制御装置
JP2004234712A (ja) 光ディスク装置
KR100960557B1 (ko) 광디스크 장치에서의 광파워 조절방법
JP2001023199A (ja) 光ディスク装置
JP2003317245A (ja) 光情報記録装置及び光情報記録方法
JP2001344774A (ja) ディスク制御装置
JPH08221917A (ja) 光学ディスクの高速アクセス装置