JP3795738B2 - 記録媒体の回転制御方法及び記憶装置 - Google Patents

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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体の回転制御方法及び記憶装置に関し、特に光ディスク等の記録媒体の回転制御方法及びこのような記録媒体の回転制御方法を採用する記憶装置に関する。
【0002】
光ディスク等の記録媒体には、ZCAV(Zone Constant Angular Velocity)方式を採用するものと、ZCLV(Zone Constant Linear Velocity)方式を採用するものとがある。ZCAV方式を採用した場合、記録媒体へのランダムアクセス性能が高くなるが、記録/再生クロック周波数が低くなる、例えば光ディスクのインナ側では、データ転送速度が遅くなる。他方、ZCLV方式を採用した場合、データ転送速度は高くなるが、例えば光ディスク等の記録媒体へのアクセス時には光ディスクの回転数変化を伴うため、記録媒体へのランダムアクセス性能が低くなる。
【0003】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及に伴い、ユーザは通信回線等を介して音楽や映像等のデータをダウンロードして記録媒体に記録する機会が増加してきた。この場合、記録媒体としては、ハードディスクドライブ(HDD)の磁気ディスクや、DVD(Digital Versatile Disk)−RAM及び光磁気(MO)ディスク等のリムーバブルな光ディスク等が使用される。
【0004】
映像データの場合、1つのファイルサイズが比較的大きい。このため、映像データは、必然的に連続データであり、コマ落ち等の画像乱れを発生させないためには、光ディスクへの記録/再生時には連続的に安定した所定以上のデータ転送速度を保つ必要がある。
【0005】
他方、パーソナルコンピュータ等は、通常は光ディスクの一部にディスク管理エリアを設け、各々のプログラムやファイルを管理している。従って、これらのプログラムやファイルにアクセスする度に、ディスク管理エリアをアクセスする必要が生じる。このため、各ファイルサイズが比較的小さい場合、ファイルへのアクセスとディスク管理エリアへのアクセスとが繰り返され、光ディスクへのランダムアクセスが発生する。
【0006】
このように、扱うデータの種類、ファイルサイズ、記録媒体の用途等の記録媒体の使用状況に応じて、要求されるデータ転送速度及びランダムアクセス性能が異なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術では、扱うデータの種類、ファイルサイズ、記録媒体の用途等の記録媒体の使用状況に応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性能を適切に設定することはできないという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、記録媒体の使用状況に応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性能を最適に設定可能な記録媒体の回転制御方法及び記憶装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、半径方向に分割された複数のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転制御方法であって、前記記録媒体を第1の回転数で回転させる制御を行う通常モードと、半径方向に分割された複数のエリアの夫々に対応する複数の第2の回転数で前記記録媒体を回転させる制御を行う高速モードとの間で、モードを切り替える切り替えステップを含み、該切り替えステップは、該第1の回転数で行った最後のアウタアクセスからの経過時間が規定値以上であると該第1の回転数より高い該第2の回転数に切り替えてモードを該通常モードから該高速モードに切り替えることを特徴とする記録媒体の回転制御方法により達成できる。
【0010】
上記の課題は、半径方向に分割された複数のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転を制御する機能を備えた記憶装置であって、前記記録媒体を第1の回転数で回転させる制御を行う通常モードと、半径方向に分割された複数のエリアの夫々に対応する複数の第2の回転数で前記記録媒体を回転させる高速モードとのうち、一方のモードに設定する設定手段を備え、該設定手段は、該第1の回転数で行った最後のアウタアクセスからの経過時間が規定値以上であると該第1の回転数より高い該第2の回転数に切り替えてモードを該通常モードから該高速モードに切り替え設定することを特徴とする記憶装置によっても達成できる。
【0011】
上記記憶装置の設定手段は、前記記録媒体へのアクセスの際の転送速度が該記録媒体上のインナ側からアウタ側までの全エリアで3700KByte / s以上となるように、前記記録媒体の回転数を多段階に切り替え設定するものであっても良い。
【0012】
従って、本発明によれば、記録媒体の使用状況に応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性能を最適に設定可能な記録媒体の回転制御方法及び記憶装置を実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明になる記録媒体の回転制御方法及び記憶装置の各実施例を、以下に図面と共に説明する。
【0014】
【実施例】
先ず、本発明になる記憶装置の第1実施例を図1及び図2と共に説明する。図1は、記録装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。記憶装置の第1実施例では、本発明が光ディスク装置に適用されている。又、記憶装置の第1実施例は、本発明になる記録媒体の回転制御方法の第1実施例を採用する。
【0015】
図1に示すように、光ディスク装置は、大略コントロールユニット10とエンクロージャ11とからなる。コントロールユニット10は、光ディスク装置の全体的な制御を行うMPU12、ホスト装置(図示せず)との間でコマンド及びデータのやり取りを行うインタフェース17、光ディスク(図示せず)に対するデータのリード/ライトに必要な処理を行う光ディスクコントローラ(ODC)14、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)16及びメモリ18を有する。メモリ18は、MPU12、ODC14及びインタフェース17で共用され、例えばダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)や、制御プログラムやフラグ情報等を格納する不揮発性メモリ等を含む。水晶振動子101は、MPU12と接続されている。
【0016】
ODC14には、フォーマッタ14−1と、誤り訂正符号(ECC)処理部14−2とが設けられている。ライトアクセス時には、フォーマッタ14−1がNRZライトデータを光ディスクのセクタ単位に分割して記録フォーマットを生成し、ECC処理部14−2がセクタライトデータ単位にECCを生成して付加すると共に、必要に応じて巡回冗長検査(CRC)符号を生成して付加する。更に、ECC処理部14−2はECCの符号化が済んだセクタデータを例えば1−7ランレングスリミテッド(RLL)符号に変換する。
【0017】
リードアクセス時には、セクタデータに対して1−7RLLの逆変換を行い、次にECC処理部14−2でCRCを行った後にECCによる誤り検出及び誤り訂正を行う。更に、フォーマッタ14−1でセクタ単位のNRZデータを連結してNRZリードデータのストリームとしてホスト装置に転送させる。
【0018】
ODC14に対しては、ライト大規模集積回路(LSI)20が設けられ、ライトLSI20は、ライト変調部21とレーザダイオード制御回路22とを有する。レーザダイオード制御回路22の制御出力は、エンクロージャ11側の光学ユニットに設けられたレーザダイオードユニット30に供給される。レーザダイオードユニット30は、レーザダイオード30−1とモニタ用ディテクタ30−2とを一体的に有する。ライト変調部21は、ライトデータをピットポジションモジュレーション(PPM)記録(マーク記録とも言う)又はパルスウィドスモジュレーション(PWM)記録(エッジ記録とも言う)でのデータ形式に変換する。
【0019】
レーザダイオードユニット30を使用してデータの記録再生を行う光ディスク、即ち、書き換え可能な光磁気(MO)カートリッジ媒体として、本実施例では、光ディスク上のマークエッジの有無に対応してデータを記録するPWM記録が採用されている。又、光ディスクの記録フォーマットは、超解像技術(MSR)を使用した1.3GBフォーマットであり、ZCAV方式を採用している。光ディスク装置に光ディスクをロードすると、先ず光ディスクの識別(ID)部をリードしてそのピット間隔からMPU12で光ディスクの種別(記憶容量等)を認識し、種別の認識結果をODC14に通知する。
【0020】
ODC14に対するリード系統としては、リードLSI24が設けられ、リードLSI24にはリード復調部25と周波数シンセサイザ26とが内蔵される。リードLSI24に対しては、エンクロージャ11に設けたID/MO用ディテクタ32によるレーザダイオード30−1からのレーザビームの戻り光の受光信号が、ヘッドアンプ34を介してID信号及びMO信号として入力されている。リードLSI24のリード復調部25には、自動利得制御(AGC)回路、フィルタ、セクタマーク検出回路等の回路機能が設けられ、リード復調部25は入力されたID信号及びMO信号からリードクロック及びリードデータを生成してPWMデータを元のNRZデータに復調する。又、ゾーンCAVを採用しているため、MPU12からリードLSI24に内蔵された周波数シンセサイザ26に対してゾーン対応のクロック周波数を発生させるための分周比の設定制御が行われる。
【0021】
周波数シンセサイザ26は、プログラマブル分周器を備えたフェーズロックドループ(PLL)回路であり、光ディスク上のゾーン位置に応じて予め定めた固有の周波数を有する再生用基準クロックをリードクロックとして発生する。即ち、周波数シンセサイザ26は、プログラマブル分周器を備えたPLL回路で構成され、通常モードでは、MPU12がゾーン番号に応じて設定した分周比m/nに従った周波数foの記録/再生用基準クロックを、fo=(m/n)・fiに従って発生する。
【0022】
ここで、分周比m/nの分母の分周値nは、光ディスクの種別に応じた固有の値である。又、分周比m/nの分子の分周値mは、光ディスクのゾーン位置に応じて変化する値であり、各光ディスクに対してゾーン番号に対応した値のテーブル情報として予め準備されている。更に、fiは、周波数シンセサイザ26の外部で発生した記録/再生用基準クロックの周波数を示す。
【0023】
リードLSI24で復調されたリードデータは、ODC14のリード系統に供給され、1−7RLLの逆変換を行った後にECC処理部14−2の符号化機能によりCRC及びECC処理を施され、NRZセクタデータに復元される。次に、フォーマッタ14−1でNRZセクタデータを繋げたNRZリードデータのストリームに変換し、メモリ18を経由してインタフェース17からホスト装置に転送される。
【0024】
MPU12に対しては、DSP16を経由してエンクロージャ11側に設けた温度センサ36の検出信号が供給されている。MPU12は、温度センサ36で検出した光ディスク装置内部の環境温度に基づき、レーザダイオード制御回路22におけるリード、ライト及びイレーズの各発光パワーを最適値に制御する。
【0025】
MPU12は、DSP16を経由してドライバ38によりエンクロージャ11側に設けたスピンドルモータ40を制御する。本実施例では、光ディスクの記録フォーマットがZCAV方式であるため、スピンドルモータ40は例えば3637rpmの一定速度で回転される。
【0026】
又、MPU12は、DSP16を経由してドライバ42を介してエンクロージャ11側に設けた電磁石44を制御する。電磁石44は、光ディスク装置内にロードされた光ディスクのビーム照射側と反対側に配置されており、記録時及び消去時に光ディスクに外部磁界を供給する。超解像技術を用いた1.3GBフォーマットの光ディスクでは、MSR再生を行う際にも外部磁界を供給する。
【0027】
DSP16は、光ディスクに対してレーザダイオード30からのビームの位置決めを行うためのサーボ機能を備え、目的トラックにシークしてオントラックするためのシーク制御部及びオントラック制御部として機能する。このシーク制御及びオントラック制御は、MPU12による上位コマンドに対するライトアクセス又はリードアクセスに並行して同時に実行することができる。
【0028】
DSP16のサーボ機能を実現するため、エンクロージャ11側の光学ユニットに光ディスクからのビーム戻り光を受光するフォーカスエラー信号(FES)用ディテクタ45を設けている。FES検出回路46は、FES用ディテクタ45の受光出力からFESE1を生成してDSP16に入力する。
【0029】
エンクロージャ11側の光学ユニットには、光ディスクからのビーム戻り光を受光するトラッキングエラー信号(TES)用ディテクタ47も設けられている。TES検出回路48は、TES用ディテクタ47の受光出力からTESE2を生成してDSP16に入力する。TESE2は、トラックゼロクロス(TZC)検出回路50にも入力され、TZCパルスE3が生成されてDSP16に入力される。
【0030】
エンクロージャ11側には、光ディスクに対してレーザビームを照射する対物レンズの位置を検出するレンズ位置センサ54が設けられており、レンズ位置センサ54からのレンズ位置検出信号(LPOS)E4はDSP16に入力される。DSP16は、光ディスク上のビームスポットの位置を制御するため、ドライバ58,62,66を介してフォーカスアクチュエータ60、レンズアクチュエータ64及びボイスコイルモータ(VCM)68を制御して駆動する。
【0031】
図2は、エンクロージャ11の概略構成を示す断面図である。図2に示すように、ハウジング67内にはスピンドルモータ40が設けられ、インレットドア69側からMOカートリッジ70を挿入することで、MOカートリッジ70に収納された光ディスク(MOディスク)72がスピンドルモータ40の回転軸のハブに装着されて光ディスク72が光ディスク装置にロードされる。
【0032】
ロードされたMOカートリッジ70内の光ディスク72の下側には、VCM64により光ディスク72のトラックを横切る方向に移動自在なキャリッジ76が設けられている。キャリッジ76上には対物レンズ80が搭載され、固定光学系78に設けられているレーザダイオード30−1からのビームを立ち上げミラー82を介して入射して光ディスク72の記録面にビームスポットを結像する。
【0033】
対物レンズ80は、図1に示すエンクロージャ11のフォーカスアクチュエータ60により光軸方向に移動制御され、又、レンズアクチュエータ64により光ディスク72のトラックを横切る半径方向に例えば数十トラックの範囲内で移動可能である。このキャリッジ76に搭載されている対物レンズ80の位置が、図1のレンズ位置センサ54により検出される。レンズ位置センサ54は、対物レンズ80の光軸が直上に向かう中立位置でレンズ位置検出信号をゼロとし、光ディスク72のアウタ側への移動とインナ側への移動に対して夫々異なる曲性の移動量に応じたレンズ位置検出信号E4を出力する。
【0034】
光ディスク72は、ZCAV方式を採用しているので、半径方向に複数のゾーンに分割されている。通常モードでは、光ディスク72はスピンドルモータ40により一定回転速度で回転され、各ゾーン内の記録/再生用基準クロックは、同じ周波数を有する。又、記録/再生用基準クロックの周波数は、光ディスク72の外周(アウタ)側のゾーンの方が、内周(インナ)側のゾーンより高く設定されている。本実施例では、このような光ディスク72を、アウタ側からインナ側にかけてゾーン数以下のエリアに分割し、高速モードでは、各エリア毎にインナ側に向かうにつれて光ディスク72の回転速度が高くなるようにスピンドルモータ40が制御される。つまり、高速モードでは、光ディスク72の回転数を、各エリア毎にランダムアクセス性能への悪影響を抑えられる程度の回数だけ切り替えると共に、記録/再生用基準クロック及びレーザダイオード制御回路22における記録/再生パワーを切り替える。従って、通常モードでは、ZCAV方式の光ディスク72をZCAV方式を採用して使用するのでランダムアクセス性能が高く、高速モードでは、ZCAV方式の光ディスク72を一種のZCLV方式を採用して使用するので記録/再生時の光ディスク72のデータ転送速度が高くなる。
【0035】
通常モードでは、光ディスク72の回転数を一定に制御する。他方、高速モードでは、光ディスク72の回転数を多段階で切り替え制御する。
【0036】
図3は、本実施例における光ディスク72上のゾーンと、データ転送レートと、光ディスク72の回転数との関係を示す図である。図3では、説明の便宜上、1つのエリアがゾーン単位毎からなる場合を示すが、上記の如く、エリアとゾーンとの関係はこれに限定されるものではない。又、図4は、光ディスク72上のゾーンに対するデータ転送レート及び光ディスク72の回転数の関係を示す図である。図4中、四角印はデータ転送速度、三角印は光ディスク72の回転数を示す。図3及び図4は、光ディスク72の記憶容量が1.3GBであり、高速モードにおいて切り替えられる回転数が3通りある場合を示す。又、説明の便宜上、ゾーン0が光ディスク72のアウタ側に位置し、ゾーン17がインナ側に位置するものとする。
【0037】
高速モードにおいて、例えば光ディスク72の最インナ側のゾーン17では、光ディスク72の回転数が5001rpmに切り替えられ、データ転送速度は4097Kbyte/sである。通常モードでは、ゾーン17における回転数は3637rpmであり、データ転送速度は2979Kbyte/sであるので、高速モードではデータ転送速度が改善されることがわかる。従って、3700〜3800Kbyte/sの所望の転送速度以上を得ることができる。尚、本実施例では、回路の限界周波数の関係で、上限のデータ転送速度は5121Kbyte/s以下に制限されるので、ゾーン11よりアウタ側のゾーン0〜10では、5001rpmの回転数での動作は行えないが、切り替えられる回転数及びデータ転送速度は夫々図3及び図4に示すものに限定されず、又、切り替えられる回転数は複数であれば良く、3通りに限定されない。
【0038】
映像や音楽等の大容量連続データの場合、ある基準以上の転送速度を保たないと、記録/再生の途中で映像や音楽が止まってしまい、画像乱れやコマ落ちが生じてしまう。ディジタルビデオ(DV)フォーマットの記録/再生時の転送速度は、3700〜3800KByte/sであり、この転送速度を下回ると画像や音声の途切れが生じてしまう。図3の場合、回転数が3637rpmの場合には、ゾーン12〜17のインナ側では、転送速度が3700KByte/sを下回っており、映像や音楽等の大容量連続データの記録/再生には適していないことがわかる。そこで、回転数を5001rpmとすることで、光ディスク72のインナ側からアウタ側まで3700〜3800KByte/s以上の転送速度を保証することができる。尚、回路の限界周波数の関係で、光ディスク72の全てのエリアで回転数を5001rpm以上とすることはできないので、回転数が4138rpmに設定されるエリアも設けている。このようにして、光ディスク72のインナ側からアウタ側までの全エリアで転送速度が3700〜3800KByte/s以上となるように、エリアによって回転数を変えている。
【0039】
図5及び図6は、本実施例におけるMPU12の動作を説明するフローチャートである。
【0040】
図5において、ステップS1は、ホスト装置から記録/再生指示が発行されたか否かを判定し、判定結果がYESになると、ステップS2は、通常モード、即ち、ZCAV方式の低速回転固定モードが指定されているか否かを判定する。ステップS2の判定結果がYESであると、ステップS3は、低速回転要求をセットし、処理は図6と共に後述するステップS21へ進む。
【0041】
他方、ステップS2の判定結果がNOであると、一種のZCLV方式のモードが指定されているので、ステップS4は、光ディスク72上の現在記録/再生位置が、高速モードで記録/再生可能な位置、即ち、高速回転可能位置よりインナ側であるか否かを判定する。ステップS4の判定結果がNOであると、ステップS5は、現在記録/再生位置が光ディスク72の最アウタ側、即ち、先頭領域付近であるか否かを判定する。ステップS5の判定結果がNOであると、ステップS6はMPU12内のインナアクセスカウンタを初期化し、ステップS7はMPU12内で管理されるインナアクセス時間を初期化し、処理はステップS3へ進む。又、ステップS5の判定結果がYESであると、ステップS8はインナアクセスカウンタの値をαだけ減算し、ステップS9はインナアクセス時間の値をβだけ加算し、処理はステップS3へ進む。
【0042】
このように、光ディスク72の先頭領域については、アクセスの連続性判断の条件を緩和しておき、より簡単に回転数が上昇するようにしている。先頭領域には、FAT領域やディレクトリ領域等の、ファイルの使用状況を管理するための領域が存在する。ホスト装置は、光ディスク72のインナ側の領域に対してシーケンシャルな処理を行っていても、ファイル情報の更新や追加のために、時々ディレクトリ領域を更新するため、先頭領域へのアクセスが発生する。従って、アクセスの連続性判断の条件を緩和することで、シーケンシャルな処理中のディレクトリ情報だけの更新で回転数が低下しても、ランダムアクセスよりも先に回転数が上昇してランダムアクセス性能の低下を防止している。
【0043】
ステップS4の判定結果がYESであると、ステップS11は、アクセスの連続性の判断が必要であるか否かを判定し、判定結果がNOであると、処理は後述するステップS15へ進む。他方、ステップS11の判定結果がYESであると、ステップS12はインナアクセスカウンタを「1」だけ加算し、ステップS13は、インナアクセスカウンタが規定値以上であるか否かを判定する。ステップS13の判定結果がNOであると処理はステップS3へ進み、判定結果がYESであると、処理はステップS14へ進む。ステップS14は、低速モードで行った最後のアウタアクセスから規定時間が経過しているか否かを判定し、判定結果がNOであると、処理はステップS3へ進む。ステップS14の判定結果がYES、又は、ステップS11の判定結果がNOであると、ステップS15は、高速モードで記録/再生するための高速回転要求をセットし、処理は図6に示すステップS21へ進む。
【0044】
上記規定時間は、一度低下した光ディスク72の回転数を再度上昇しにくくして、回転数の切り替えが頻発することによるランダムアクセス性能の低下及びデータ転送速度の低下を防止している。
【0045】
図6において、ステップS21は、高速回転要求があるか否かを判定し、判定結果がNOであると、処理はステップS22へ進む。ステップS22は、現在通常モード、即ち、低速回転中であるか否かを判定し、判定結果がYESであると、ステップS23は光ディスク72上の目的トラックへシークし、記録/再生を実行する。ステップS22の判定結果がNOであると、ステップS24は、低速回転切り替え要求をセットし、処理は後述するステップS27へ進む。
【0046】
ステップS21の判定結果がYESであると、ステップS25は、現在高速モード、即ち、高速回転中であるか否かを判定し、判定結果がYESであると、処理はステップS23へ進む。ステップS25の判定結果がNOの場合、又は、ステップS24の後、ステップS27は、TESE2に基くトラッキングサーボをオフとする。ステップS28は、高速回転要求があるか否かを判定し、判定結果がNOであると、ステップS29は、光ディスク72上のデータの破壊を防止するために、FESE1に基くフォーカスサーボをオフとすると共に、レーザダイオード30−1をオフとする。ステップS28の判定結果がYESの場合、又は、ステップS29の後、ステップS30は、回転数の切り替えを開始する。回転数の切り替えは、例えば図3に示す関係を示すテーブルを例えばメモリ18に格納しておき、このテーブルに基いて切り替えれば良い。
【0047】
ステップS31は、切り替え後の光ディスク72の新たな回転数に応じて、例えばメモリ18内の偏心加速度テーブルの内容(偏心加速度情報)を入れ替えるか、或いは、計算し直す。偏心加速度情報は、光ディスク72の偏心によって発生する加速度に関する情報であり、後述する。ステップS32は、新たな回転数に応じて、記録/再生時に用いる各種記録/再生パラメータを変更する。ステップS33は、光ディスク72の回転の安定化を確認する。ステップS34は、レーザダイオード30−1がオフになっていれば、オンにする。ステップS35は、フォーカスサーボがオフになっていれば、オンにする。又、ステップS36は、トラッキングサーボがオフになっていれば、オンにして、処理はステップS23へ進む。
【0048】
上記の動作により、(1)低速回転固定モードと回転数切り替えモードの切り替え設定、及び、(2)回転数切り替えモードにおけるアクセスの連続性判断の有無の切り替え設定に対する処理が行われる。前者(1)の低速回転固定モードと回転数切り替えモードの切り替え設定は、ステップS2の判断で使用されるフラグをセットすることで可能となる。又、後者(2)の回転数切り替えモードにおけるアクセスの連続性判断の有無の切り替え設定は、前者(1)の低速回転固定モードと回転数切り替えモードの切り替え設定において回転数切り替えモードに設定した状態で、ステップS11の判断で使用されるフラグをセットすることで可能となる。これらのフラグのセット方法は特に限定しないが、例えばホスト装置からのモードを設定する方法、メモリ18内の不揮発性メモリにモードを設定する方法、ホスト装置により光ディスク72上にモード設定情報を書き込んでおきその書き込まれたモード設定情報に基いてモードを設定する方法等が採用可能である。
【0049】
尚、ステップS32において変更される記録/再生パラメータには、記録/再生用クロックの周波数やレーザダイオード30−1の記録/再生パワー等が含まれる。図7及び図8は、変更される記録/再生パラメータを説明する図である。
【0050】
図7は、光ディスク72上のゾーンと、記録/再生クロック周波数と、光ディスク72の回転数との関係を示す図である。同図中、記録/再生クロック周波数の単位は、MHzである。
【0051】
図8は、光ディスク72上のゾーンと、記録/再生パワーと、光ディスク72の回転数との関係を示す図である。同図中、四角印は回転数が3637rpmの場合、三角印は回転数が4138rpmの場合、丸印は回転数が5001rpmの場合を示す。
【0052】
例えば、特開平11−73669号公報にて提案されているように、テストライトでは、パワーデフォルトテーブルのデフォルト記録/再生パワーに対する最適記録/再生パワーのずれ量を求め、記録/再生パワーの最適化が図られる。このため、本実施例では、回転数の切り替えの度にテストライトを行う必要はない。つまり、回転数の切り替え時には、各回転数に対応するパワーデフォルトテーブルのみを切り替えれば良く、各回転数での最適記録/再生パワーは、該当するパワーデフォルトテーブルのデフォルト記録/再生パワーを同じずれ量で補正することで最適化することができる。
【0053】
更に、本実施例では、偏心加速度情報や記録/再生パラメータ等の、光ディスク72の回転数に依存するパラメータを変更する処理を、回転数の切り替え処理と並行して行うので、処理時間の短縮を図ることが可能である。
【0054】
図9は、図6に示すステップS31の偏心加速度情報切り替え処理を説明するフローチャートである。本実施例では、説明の便宜上、偏心加速度情報切り替え処理が、MPU12の制御下でDSP16により行われるものとする。図9において、ステップS41は、光ディスク72の新たな回転数での偏心加速度情報が過去に測定済みであるか否かを判定し、判定結果がNOであると、ステップS42は、偏心加速度情報再測定要求をセットし、処理は終了する。これにより、新たな回転数での偏心加速度情報を周知の方法で測定して偏心加速度テーブルに格納する。偏心加速度情報の測定や学習に関しては、先に本出願人が特願平10−366326号公報、特願平11−75043号公報や特願平11−308244号等でも提案されている。
【0055】
他方、ステップS41の判定結果がYESであると、ステップS43は、DSP16内のメモリ又はメモリ18内の旧回転数に対応する偏心加速度情報をバックアップする。ステップS44は、新たな回転数に対応する偏心加速度情報を、DSP16内のメモリ又はメモリ18内に展開する。ステップS45は、旧回転数に対応する偏心加速度情報に対するフラグをセットし、処理は終了する。
【0056】
このように、偏心加速度情報は、光ディスク72の回転数が変化すると変化するので、回転数に応じて求める必要がある。偏心加速度情報の測定及び格納には、時間を要するため、可能な限り回転数の切り替え時に再測定処理を行わないことが望ましい。そこで、本実施例では、新たな回転数に対する偏心加速度情報が測定済みであるか否かを判定し、測定済みであれば、偏心加速度テーブルの内容の入れ替えのみを行うことで、再測定処理を省略して処理時間の短縮を図る。
【0057】
図10は、図6に示すステップS31の偏心加速度情報切り替え処理を説明する図である。具体的には、図10は、計算によって偏心加速度情報を切り替える場合を説明する図である。図10において、縦軸は偏心加速度を任意単位で示し、横軸はDSP16内のメモリ又はメモリ18内のメモリセル番号を示す。又、四角印は回転数が5001rpmの場合に対応する偏心加速度を示し、菱形印は回転数が3637rpmの場合に対応する偏心加速度を示す。
【0058】
DSP16内では、リードLSI回路24及びODC14を介して得られる信号に基いて、光ディスク72の1回転を表す基準信号を生成される。この基準信号は、光ディスク72の回転数が変化しても、光ディスク72の円周方向上の位置との関係は保たれる。従って、DSP16は、基準信号に基いて、DSP16内のメモリ又はメモリ18内のメモリセル番号に、1回転分の偏心加速度情報(偏心加速度遷移)を計算して順次格納する。図10では、説明の便宜上、3637rpmの回転数に対応する偏心加速度テーブルの偏心加速度情報から、5001rpmの回転数に対応する偏心加速度テーブルの偏心加速度情報を計算する場合を示す。従って、光ディスク72の回転数の変化に伴い、偏心加速度はこの場合(5001/3637)倍となり、メモリセル番号に格納された偏心加速度情報が(5001/3637)倍された偏心加速度テーブルが計算される。更に、1つのメモリセルに対応する経過時間は、(3637/5001)倍になっているため、3637rpmの回転数の場合のメモリセルの更新時間を1とすると、5001rpmの回転数の場合は1×(3637/5001)ずつメモリセルを更新するように、DSP16に対してパラメータの設定を行う。
【0059】
このように、本実施例では、記録/再生クロック周波数、記録/再生パワー、偏心加速度情報等の記録/再生パラメータのテーブルを、光ディスク72の回転数の切り替えの際に切り替えることで、用途に応じた、最適なランダムアクセス性能又はデータ転送速度を実現できる。
【0060】
次に、本発明になる記憶装置の第2実施例を図11と共に説明する。記録装置の第2実施例の構成は、図1及び図2に示す記憶装置の第1実施例の構成と同じであり、その図示は省略する。記憶装置の第2実施例では、本発明が光ディスク装置に適用されている。又、記憶装置の第2実施例は、本発明になる記録媒体の回転制御方法の第2実施例を採用する。
【0061】
図11は、光ディスク72上に設けられたバッファ領域を説明する図である。同図に囲み線で示すように、本実施例では、光ディスク72上の通常モードでアクセス可能な領域と、高速モードでアクセス可能な領域との境界部分に、バッファ領域が設けられている。通常モードにおいて、高速モードでアクセス可能な領域へのアクセス要求が発生すると、バッファ領域よりインナ側の領域にアクセスが発生したことが検出され、光ディスク72が高速回転されてモードが高速モードに切り替えられる。つまり、本実施例におけるMPU12の動作は、バッファ領域を認識する点を除けば、実質的に第1実施例の場合の動作と同様である。
【0062】
尚、高速モードにおいて、光ディスク72のアウタ側の領域へのアクセス要求が発生した場合、その領域がバッファ領域であれば、直ちに通常モードへは切り替えず、バッファ領域よりアウタ側の領域へのアクセスが発生した時点で通常モードへ切り替えるようにすることもできる。又、光ディスク72上の高速モードでアクセス可能な領域へのアクセス要求が発生した場合、光ディスク72の回転数を直ちに高速回転に切り替えずに、アクセス状況を測定して連続的にバッファ領域よりインナ側へアクセスが発生した時点で初めて高速回転に切り替えるようにしても良い。更に、光ディスク72上のインナ側の領域を高速モードでアクセス中に、アウタ側の領域へのアクセス要求が発生した場合、回転数を直ちにアウタ側の領域の回転数に切り替えることも可能である。
【0063】
このように、バッファ領域を設けて、光ディスク72の回転数の切り替えをヒステリシス的に行わせることで、アクセスの連続性に加えて、回転数の切り替えが頻発しないようにして、ランダムアクセス性能及びデータ転送速度の低下を防止することができる。
【0064】
上記第1及び第2実施例の変形例として、モードの切り替えを不動作として、モードを通常モード及び高速モードの一方に固定する構成としても良い。この場合、ホスト装置からのモード固定要求に応答して、MPU12がモードの切り替えを不動作とするようにすれば良い。通常モードしかサポートしない光ディスクを使用する場合や、主にランダムアクセスが多い使用形態の光ディスクを使用する場合等には、モードを通常モードに固定すれば良い。他方、音楽や映像等の大容量連続データを扱う場合や、高い転送速度で利用したい場合等には、モードを高速モードに固定すれば良い。
【0065】
このようなモード固定要求は、ホスト装置を使用するユーザからの指示に基いて発生したり、ホスト装置のアプリケーションソフトウェアと連動して発生したりすることができ、メモリ18内の不揮発性メモリにフラグをセットすることで実現できる。又、モード固定要求のフラグは、アクセスの連続性判断の有無を示すフラグと共に管理しても良い。例えば、下記に示すケースA〜Cにおいては、3種類のフラグはいずれも「0」が無効、「1」が有効を示す。
フラグ ケースA ケースB ケースC
通常モード固定 1 0 0
高速モード固定 0 1 1
アクセス連続性判断 0 0 1
ケースAは、▲1▼ユーザが高い転送速度を望まない場合、▲2▼ユーザが記録/再生の信頼性を確保したい場合、▲3▼128MB〜640MBの光ディスクの場合(回転数は4600〜5400rmpでも回路的には問題なく記録/再生クロックを発生できるため、回転数は5400rpmに固定して一定回転数で光ディスクのインナからアウタまでの記録/再生が可能な場合)、▲4▼製造バラツキ等に起因して光ディスク装置と光ディスク装置との相性が悪く、エラー及びそれに伴うリトライが多発し、光ディスク装置の信頼性を確保するために回転数を一定に制御する場合等に好適である。▲4▼の場合、例えば1.3GBの光ディスクの場合、約3600rpmの低速回転に制御する。フラグが高速モードにセットされている場合には、光ディスク装置自体又はユーザが、フラグを通常モードに固定するようにセットし直す。
【0066】
ケースBは、▲1▼映像や音楽等のデータに関係なく、ユーザが高い転送速度を望む場合、▲2▼映像や音楽などの大容量連続データを取り扱うために所定の転送速度を要求する場合等に好適である。映像や音楽等のデータ専用の光ディスク装置の場合は、出荷時にフラグを高速モードに固定するように予めセットしておけば良い。
【0067】
ケースCは、上記ケースBに加え、▲3▼ユーザがパーソナルコンピュータ等のホスト装置のデータのみならず、映像や音楽等の大容量連続データを取り扱いたい場合等に好適である。この場合、多様化するユーザの使用形態に合わせるために、ユーザ自身又は光ディスク装置自体で、フラグを高速モード及びアクセスの連続性判断有りに固定可能とすれば良い。
【0068】
上記各実施例では、認識された光ディスクの種別が、容量が例えば128MB,230MB,540MB,640MB,1.3GB等の場合に、図3、図7及び図11の如きテーブルに対応するテーブルに基いて、モードを高速モードと通常モードとで切り替え設定する。しかし、光ディスク装置が光磁気ディスク以外のCAV/ZCAVを採用したDVD−RAM等の光ディスクと互換性のある構成の場合、このような、容量以外の光ディスクの種別に基いて、モードを高速モードと通常モードとで切り替え設定することも可能である。更に、光ディスク自体にモード識別フラグを付与しておけば、例えば容量が1.3GBの光ディスクであっても、通常モードで固定して使用する媒体として識別することもできる。
【0069】
図12は、ロードされた光ディスク72の種別に応じたモードの設定を説明するフローチャートである。同図に示す処理は、MPU12により実行される。同図中、ロード処理が開始されると、ステップS51は、スピンドルモータ40を回転し、ステップS52は、レーザダイオード30−1をオンとして発光させる。ステップS53は、フォーカスサーボをオンとし、ステップS54は、トラッキングサーボをオンとする。ステップS55は、媒体種別識別処理を行い、ここではID信号を読み取ることで光ディスク72の種別を識別する。ステップS56は、識別された光ディスク72の種別に基いて、CLV方式で使用可能な媒体であるか否かを判定する。ステップS56の判定結果がYESであると、ステップS57は通常モードの設定をクリアし、ロード処理は終了する。他方、ステップS56の判定結果がNOであると、ステップS58はモードを通常モードに設定し、ロード処理は終了する。
【0070】
更に、リード/ライト時のエラーの回数又は内容に応じて、高速モードと通常モードの切り替え設定を行うようにしても良い。
【0071】
図13は、エラー回数に応じたモードの設定を説明するフローチャートである。同図に示す処理は、MPU12により実行される。説明の便宜上、ライト処理の場合について説明するが、リード処理の場合も同様な処理を行えることは言うまでもない。
【0072】
図13中、ライト処理が開始されると、ステップS61は、シーク・アンド・イレーズ処理を行い、ステップS62は、シーク・アンド・ライト処理を行い、ステップS63は、シーク・アンド・ベリファイ処理を行う。ステップS64は、ステップS61〜S63の処理が正常終了したか否かを判定する。ステップS64の判定結果がYESであると、処理はステップS65へ進む。他方、ステップS64の判定結果がNOであると、ステップS66は、例えばMPU12内部のエラーカウンタを「1」だけインクリメントし、処理はステップS65へ進む。
【0073】
ステップS65は、エラーカウンタの値が規定値より大きいか否かを判定する。ステップS65の判定結果がYESであると、ステップS67は、モードを低速回転固定モードに設定し、ライト処理は終了する。他方、ステップS65の判定結果がNOであると、ステップS68は、低速回転固定モードの設定をクリアし、ライト処理は終了する。
【0074】
又、上記各実施例では、本発明が光磁気ディスクを用いる光ディスク装置に適用されているが、他の相変化型の光ディスクや磁気ディスク等のディスク状記録媒体を用いる装置にも同様に適用可能であることは、言うまでもない。又、記録媒体の形状は、ディスク形状に限定されず、上記実施例におけるディスクと同様な螺旋状又は略同心円状のトラックを有するカード形状等であっても良い。
【0075】
尚、本発明は、以下に付記する発明をも包含するものである。
【0076】
(付記1) 半径方向に分割された複数のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転制御方法であって、
前記記録媒体を第1の回転数で回転させる制御を行う通常モードと、半径方向に分割された複数のエリアの夫々に対応する複数の回転数で前記記録媒体を回転させる制御を行う高速モードとの間で、モードを切り替える切り替えステップを含むことを特徴とする、記録媒体の回転制御方法。
【0077】
(付記2) 前記切り替えステップは、前記記録媒体の種別に応じてモードの切り替えを行うことを特徴とする、(付記1)記載の記録媒体の回転制御方法。
【0078】
(付記3) 前記切り替えステップによる回転数の切り替えに応答して、記録/再生クロック、記録/再生パワー及び偏心加速度情報の少なくとも1つを変更する変更ステップを更に含むことを特徴とする、(付記1)又は(付記2)記載の記録媒体の回転制御方法。
【0079】
(付記4) 前記通常モード時における前記任意のエリアよりインナ側のエリアへのアクセスの連続性を判断する判断ステップを更に含み、
前記切り替えステップは、前記判断ステップによりアクセスの連続性が判断された場合に初めて回転数を第2の回転数に切り替えることを特徴とする、(付記1)〜(付記3)のいずれか1項記載の記録媒体の回転制御方法。
【0080】
(付記5) 前記判断ステップは、前記記録媒体上の、ファイルの使用状況を管理するための領域へのアクセス時には、アクセスの連続性判断の条件を緩和することを特徴とする、(付記4)記載の記録媒体の回転制御方法。
【0081】
(付記6) 前記切り替えステップは、前記高速モード時における前記任意のエリアよりアウタ側のエリアへのアクセス時には、直ちに回転数を第1の回転数に切り替えることを特徴とする、(付記4)又は(付記5)記載の記録媒体の回転制御方法。
【0082】
(付記7) 前記切り替えステップによる回転数の切り替えにより回転数が減少させる場合に、記録/再生用のレーザダイオードをオフとするステップを更に含むことを特徴とする、(付記1)〜(付記6)のいずれか1項記載の記録媒体の回転制御方法。
【0083】
(付記8) 前記切り替えステップは、前記記録媒体へのアクセス状況に応じてモードの切り替えを行うことを特徴とする、(付記1)記載の記録媒体の回転制御方法。
【0084】
(付記9) 前記切り替えステップは、通常モードで行った最後のアウタアクセスからの経過時間が規定値以上であると高速モードに切り替えることを特徴とする、(付記8)項記載の記録媒体の回転制御方法。
【0085】
(付記10) 前記記録媒体上の前記任意のエリアと、前記任意のエリアよりインナ側のエリアとの間にはバッファ領域が設けられ、
前記切り替えステップは、通常モード時における前記バッファ領域よりインナ側のエリアへのアクセス時に初めて回転数を第2の回転数に切り替えることを特徴とする、(付記1)〜(付記9)のいずれか1項記載の記録媒体の回転制御方法。
【0086】
(付記11) 半径方向に分割された複数のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転を制御する機能を備えた記憶装置であって、
前記記録媒体を第1の回転数で回転させる制御を行う通常モードと、半径方向に分割された複数のエリアの夫々に対応する複数の回転数で前記記録媒体を回転させる制御を行う高速モードとのうち、一方のモードに設定する設定手段を備えたことを特徴とする、記憶装置。
【0087】
(付記12) 前記設定手段は、前記記録媒体の種別に応じてモードの設定を行うことを特徴とする、(付記11)記載の記憶装置。
【0088】
(付記13) 前記設定手段による回転数の設定に応答して、記録/再生クロック、記録/再生パワー及び偏心加速度情報の少なくとも1つを変更する変更手段を更に備えたことを特徴とする、(付記11)又は(付記12)記載の記憶装置。
【0089】
(付記14) 前記設定手段は、前記記録媒体へのアクセス状況に応じてモードの設定を行うことを特徴とする、(付記11)記載の記憶装置。
【0090】
(付記15) 前記設定手段は、前記通常モードで行った最後のアウタアクセスからの経過時間が規定値以上であると高速モードに切り替えることを特徴とする、(付記14)記載の記録媒体の記憶装置。
【0091】
(付記16) 前記通常モード時における前記任意のエリアよりインナ側のエリアへのアクセスの連続性を判断する判断手段を更に備え、
前記設定手段は、前記判断手段によりアクセスの連続性が判断された場合に初めて回転数を第2の回転数に設定することを特徴とする、(付記14)記載の記憶装置。
【0092】
(付記17) 前記判断手段は、前記記録媒体上の、ファイルの使用状況を管理するための領域へのアクセス時には、アクセスの連続性判断の条件を緩和することを特徴とする、(付記16)記載の記憶装置。
【0093】
(付記18) 前記設定手段は、前記高速モード時における前記任意のエリアよりアウタ側のエリアへのアクセス時には、直ちに回転数を第1の回転数に設定することを特徴とする、(付記16)又は(付記17)記載の記憶装置。
【0094】
(付記19) 前記設定手段による回転数の設定により回転数が減少させる場合に、記録/再生用のレーザダイオードをオフとする手段を更に備えたことを特徴とする、(付記11)〜(付記18)のいずれか1項記載の記憶装置。
【0095】
(付記20) 前記記録媒体上の前記任意のエリアと、前記任意のエリアよりインナ側のエリアとの間にはバッファ領域が設けられ、
前記設定手段は、通常モード時における前記バッファ領域よりインナ側のエリアへのアクセス時に初めて回転数を第2の回転数に設定することを特徴とする、(付記11)〜(付記19)のいずれか1項記載の記憶装置。
【0096】
(付記21) 半径方向に分割された複数のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転を制御する機能を備えた記憶装置であって、
半径方向に分割された複数のエリアのうち、任意のエリアよりインナ側のエリアへのアクセスの際と、アウタ側のエリアへのアクセスの際とで、インナ側のエリアへのアクセスの際の転送速度が3700KByte/s以上となるように、前記記録媒体の回転数を多段階に切り替え制御する制御手段を備えたことを特徴とする、記憶装置。
【0097】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは、言うまでもない。
【0098】
【発明の効果】
本発明によれば、記録媒体の使用状況に応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性能を最適に設定可能な記録媒体の回転制御方法及び記憶装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる記録装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】エンクロージャの概略構成を示す断面図である。
【図3】光ディスク上のゾーンと、データ転送レートと、光ディスクの回転数との関係を示す図である。
【図4】光ディスク上のゾーンに対するデータ転送レート及び光ディスクの回転数の関係を示す図である。
【図5】第1実施例におけるMPUの動作を説明するフローチャートである。
【図6】第1実施例におけるMPUの動作を説明するフローチャートである。
【図7】光ディスク上のゾーンと、記録/再生クロック周波数と、光ディスクの回転数との関係を示す図である。
【図8】光ディスク上のゾーンと、記録/再生パワーと、光ディスクの回転数との関係を示す図である。
【図9】偏心加速度情報切り替え処理を説明するフローチャートである。
【図10】偏心加速度情報切り替え処理を説明する図である。
【図11】光ディスク上に設けられたバッファ領域を説明する図である。
【図12】ロードされた光ディスクの種別に応じたモードの設定を説明するフローチャートである。
【図13】エラー回数に応じたモードの設定を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 コントロールユニット
11 エンクロージャ
12 MPU
14 ODC
16 DSP
18 メモリ
20 ライトLSI回路
24 リードLSI回路

Claims (10)

  1. 半径方向に分割された複数のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転制御方法であって、
    前記記録媒体を第1の回転数で回転させる制御を行う通常モードと、半径方向に分割された複数のエリアの夫々に対応する複数の第2の回転数で前記記録媒体を回転させる制御を行う高速モードとの間で、モードを切り替える切り替えステップを含み、
    該切り替えステップは、該第1の回転数で行った最後のアウタアクセスからの経過時間が規定値以上であると該第1の回転数より高い該第2の回転数に切り替えてモードを該通常モードから該高速モードに切り替えることを特徴とする、記録媒体の回転制御方法。
  2. 前記切り替えステップは、前記記録媒体の種別に応じてモードの切り替えを行うことを特徴とする、請求項1記載の記録媒体の回転制御方法。
  3. 前記切り替えステップによる回転数の切り替えに応答して、記録/再生クロック、記録/再生パワー及び偏心加速度情報の少なくとも1つを変更する変更ステップを更に含むことを特徴とする、請求項1又は2記載の記録媒体の回転制御方法。
  4. 前記切り替えステップは、前記記録媒体へのアクセス状況に応じてモードの切り替えを行うことを特徴とする、請求項1記載の記録媒体の回転制御方法。
  5. 前記通常モード時における任意のエリアよりインナ側のエリアへのアクセスの連続性を判断する判断ステップを更に含み、
    前記切り替えステップは、前記判断ステップによりアクセスの連続性が判断された場合に初めて回転数を前記第2の回転数に切り替えることを特徴とする、請求項1記載の記録媒体の回転制御方法。
  6. 半径方向に分割された複数のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転を制御する機能を備えた記憶装置であって、
    前記記録媒体を第1の回転数で回転させる制御を行う通常モードと、半径方向に分割された複数のエリアの夫々に対応する複数の第2の回転数で前記記録媒体を回転させる制御を行う高速モードとのうち、一方のモードに設定する設定手段を備え
    該設定手段は、該第1の回転数で行った最後のアウタアクセスからの経過時間が規定値以上であると該第1の回転数より高い該第2の回転数に切り替えてモードを該通常モードから該高速モードに切り替え設定することを特徴とする、記憶装置。
  7. 前記設定手段は、前記記録媒体の種別に応じてモードの設定を行うことを特徴とする、請求項6記載の記憶装置。
  8. 前記設定手段による回転数の設定に応答して、記録/再生クロック、記録/再生パワー及び偏心加速度情報の少なくとも1つを変更する変更手段を更に備えたことを特徴とする、請求項6又は7記載の記憶装置。
  9. 前記設定手段は、前記記録媒体へのアクセス状況に応じてモードの設定を行うことを特徴とする、請求項6記載の記憶装置。
  10. 前記設定手段は、前記記録媒体へのアクセスの際の転送速度が該記録媒体上のインナ側からアウタ側までの全エリアで3700KByte / s以上となるように、前記記録媒体の回転数を多段階に切り替え設定することを特徴とする、請求項6記載の記憶装置。
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