JPH07161042A - Z−cav光学式情報記録再生装置 - Google Patents

Z−cav光学式情報記録再生装置

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JPH07161042A
JPH07161042A JP30551793A JP30551793A JPH07161042A JP H07161042 A JPH07161042 A JP H07161042A JP 30551793 A JP30551793 A JP 30551793A JP 30551793 A JP30551793 A JP 30551793A JP H07161042 A JPH07161042 A JP H07161042A
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zone
recording
clock
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track
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JP30551793A
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Osamu Nakano
治 中野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により記録または再生のための情
報の転送レートを各ゾーン群で略一定にして、安定かつ
高速な記録または再生スピードにより情報を記録あるい
は再生する。 【構成】 光ディスク3を回転させるスピンドルモータ
4と、光ディスク3を複数のゾーンに分割しゾーン毎に
異なるクロックを発生するクロック発生手段12と、ス
ピンドルモータ4を制御しゾーン群毎に光ディスク4を
異なる回転数で回転させる回転数制御手段13と、ゾー
ン及び回転制御手段12によるスピンドルモータ4の回
転数に基づいてクロック発生手段12が発生するクロッ
クの周波数を制御するCPU10とを備え、回転数制御
手段13は、最外周ゾーンの線速度と、その他のゾーン
群のそれぞれの線速度とが略等しくなるように、スピン
ドルモータ4を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同心円状あるいはスパ
イラル状に形成された記録領域を複数のゾーンに分割し
た光記録媒体に情報の記録あるいは再生を行うZ−CA
V光学式情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクドライブの高密度化の標
準として、1992年12月に130mmの1.3GI
GA BYTES Z−CAV光磁気ディスクの標準規
格がECMAで決定された。
【0003】この標準規格では、光磁気ディスクのユー
ザエリアを0〜15のゾーンに分け、光磁気ディスクを
角速度一定(CAV)で回転させる。各ゾーンの最内周
では最短ドメイン長が同じになるように、記録再生用の
標準クロックを16種類用意しておく。このECMAの
標準規格の一部を表1に示す。
【0004】
【表1】 この表の右端には、各ゾーンに対応した、光磁気ディス
クを1800(rpm)で回転させた場合の基準クロッ
ク(2FCK)を示している。
【0005】このような標準規格の光磁気ディスクを、
例えば所望のトラックへシークし情報を記録させる場合
は、あらかじめ所望のトラックが存在するゾーンに対応
する上記基準クロックをシーク中に発生させる。そし
て、この基準クロックに基づいて、シーク先のゾーンに
到達した時に、あらかじめトラックに記録されているI
D情報を再生し、このID情報に基づき所望トラックを
検出し、情報の記録を開始する。尚、再生時にも同様な
ことが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Z−C
AV方式の記録再生では、上述したように、記録または
再生用の基準クロックをゾーン毎に可変することで記録
密度を上げてはいるが、角速度一定で光ディスクを回転
駆動しているので内周ゾーンと外周ゾーンでの線速度が
異なり、記録または再生のための情報の転送レート、す
なわち、光ヘッドの単位時間あたりの記録または再生可
能な情報量は、最外周で最も高く、内周側のゾーンに行
くに従い低くなる。
【0007】つまり、従来のZ−CAV方式の情報記録
再生装置は、光ディスクへの光ヘッドによる記録または
再生スピードがばらつき、記録または再生スピードを向
上させることができないといった問題がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構成により記録または再生のための情報
の転送レートを各ゾーン群で略一定にすることにより、
安定かつ高速な記録または再生スピードにより情報を記
録あるいは再生することのできるZ−CAV光学式情報
記録再生装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明のZ−C
AV光学式情報記録再生装置は、同心円状あるいはスパ
イラル状に形成された情報記録領域を備えた円盤状の情
報記録媒体を回転させる回転駆動手段と、前記情報記録
領域を複数のゾーンに分割し前記ゾーン毎に異なるクロ
ックを生成するクロック生成手段とを備え、前記クロッ
クに基づいて情報を記録あるいは再生するZ−CAV光
学式情報記録再生装置において、前記回転駆動手段を制
御し、複数の前記ゾーンを内周側の前記ゾーンと外周側
の前記ゾーンとに少なくとも2つのゾーン群に分割し
て、前記ゾーン群毎に前記情報記録媒体を少なくとも2
つ以上の回転数で回転させる回転数制御手段と、前記ゾ
ーン及び前記回転制御手段による前記回転駆動手段の回
転数に基づいて、前記クロック生成手段が生成するクロ
ックの周波数を制御するクロック制御手段とを備え、前
記回転数制御手段は、前記ゾーン群の最外周ゾーン群の
最外周ゾーンの線速度と、前記最外周ゾーン群以外の前
記ゾーン群の最外周ゾーンのそれぞれの線速度とが略等
しくなるように、前記回転駆動手段を制御することで、
簡単な構成により記録または再生のための情報の転送レ
ートを各ゾーン群で略一定にして、安定かつ高速な記録
または再生スピードにより情報を記録あるいは再生する
ことを可能とする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0011】図1及び図2は本発明の一実施例に係わ
り、図1はZ−CAV式光ディスク記録再生装置の構成
を示すブロック図、図2は図1のZ−CAV式光ディス
ク記録再生装置の記録・再生動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【0012】図1に示すように、本実施例のZ−CAV
式光ディスク記録再生装置1は、カートリッジ2内に収
納されたスパイラル状に形成された複数のトラックから
なる記録領域を16個のゾーンに分割した光ディスク3
を回転駆動するスピンドルモータ4と、光ディスク3に
光ビームを照射し情報の記録・再生を行う光ヘッド5を
備えている。この光ディスク3は、130mmの1.3
GIGA BYTESZ−CAVのECMAの標準規格
を満たす光ディスクであり、各トラックには予めトラッ
クのアドレス等からなるID情報が記録されている。
【0013】そして、光ヘッド5は、光ディスク3に再
生用光ビームを照射して戻り光を受光することで情報再
生信号とトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー
信号を得て再生手段7に出力する。再生手段7は、光ヘ
ッド5からの情報再生信号を図示しない復調手段により
復調し再生情報を得ると共に、トラッキングエラー信号
及びフォーカスエラー信号よりトラッキング制御及びフ
ォーカス制御を行うサーボ信号を生成する。
【0014】前記再生手段7からの再生情報及びサーボ
信号は、オプティカル・ディスク・コントローラ(以
下、ODCと記す)8に出力される。ODC8は、例え
ば再生信号よりトラックのID情報を検出しキックバッ
ク信号を生成すると共に、このキックバック信号及びサ
ーボ信号に基づいた2値化信号を、光ヘッド5からの光
ビームの所望トラックへの照射の微調整を行うファイン
制御回路9に出力し、さらに、前記再生情報をCPU1
0に出力する。
【0015】このファイン制御回路9は、光ヘッド5の
図示しないアクチュエータにより図示しない対物レンズ
を駆動して、公知のトラッキング制御及びフォーカス制
御を行うと共に、キックバック信号により光ディスク3
が1回転する毎に所望のトラックを保持させるために、
光ヘッドの光ビームをトラックジャンプさせる。
【0016】前記CPU10は、ODC8を介して記録
する記録データを記録手段11に出力し、この記録手段
11は、記録データを変調して記録信号を前記光ヘッド
5に出力するようになっている。そして、光ヘッド5
は、この記録データに基づいて記録用光ビームを照射し
所望のトラックに情報を記録する。記録手段11及び再
生手段7による記録及び再生のタイミングは、図示しな
い周波数シンセサイザを備えて構成されるクロック発生
手段12からのクロックに基づいたクロックにより行わ
れ、このクロック発生手段12は、CPU10の制御に
より光ディスク3のゾーン毎のクロックを発生する。
【0017】また、CPU10は、前記スピンドルモー
タ4の回転数を制御する回転数制御手段13を制御し、
7ゾーンの線速度が最外周ゾーン15の線速度と等しく
なるようにゾーン毎に以下の表2に示す回転数でスピン
ドルモータ4が回転駆動させるようになっている。
【0018】
【表2】 そして、スピンドルパルス発生回路14は、スピンドル
モータ4の回転を検出することで、1回転毎に1パルス
発生するパルス信号をファイン制御回路9に出力する。
ファイン制御回路9は、回転数制御手段13によるスピ
ンドルモータ4の回転数の切り換え時(このタイミング
はCPU10からの制御信号により行われる)におい
て、前記キックバック信号の代わりに、スピンドルパル
ス発生回路14からのパルス信号によりトラックジャン
プを行い所望のトラックを保持する。
【0019】さらに、CPU10は、情報の記録あるい
は再生の指示が図示しない入力手段より入力されると、
光ヘッド5の光ビームの所望トラックへの照射の粗調整
を行うコース制御手段15を制御し、光ヘッド5を光デ
ィスク3の径方向に駆動し、続いて前記ファイン制御手
段9を制御して所望トラックへのシーク動作を行うよう
になっている。
【0020】このように構成された本実施例のZ−CA
V式光ディスク記録再生装置1の情報の記録あるいは再
生の動作を、図2のフローチャートを用いて説明する。
【0021】まず、Z−CAV式光ディスク記録再生装
置1の最初の状態は、光ヘッド5が最外周ゾーン15に
あり、そのときのスピンドルモータの回転数は基準回転
数1800rpmになっており、クロック発生手段は、
最外周ゾーン15に対応したECMAの標準規格のクロ
ックを発生している。
【0022】この状態で、CPU10は、ステップS1
で図示しない入力手段より所望トラックへの情報の記録
あるいは再生の指示が入力されると、ステップS2でシ
ーク先のトラックが存在するゾーンを認識すると共に、
ODC8からのトラックのID情報により現在いるトラ
ックのゾーンを認識することで、所望トラックのゾーン
が現在ゾーンより内周にあるかどうか判断する。最初の
状態ではシーク先は、内周にあるので、ステップS6に
進む。
【0023】ステップS6では、CPU10は、コース
制御手段15により光ヘッド5をシークさせ、シーク中
に所望ゾーンに対応したECMAの標準規格のクロック
をクロック制御手段12により発生させる。そして、コ
ース制御手段15による粗調整のシーク動作の後、ファ
イン制御回路9により光ヘッド5が所望トラックに微調
整される。このとき、クロック制御手段12からのクロ
ックによりトラックのID情報を検出し、このID情報
によりODC8がキックバック信号をファイン制御回路
9に出力することで、1回転毎にトラックジャンプを行
い所望トラックを保持する。
【0024】次にステップS7で、ファイン制御回路9
はスピンドルパルス発生回路14からのパルス信号を検
出し、ODC8がキックバック信号の代わりにパルス信
号を用いて、1回転毎にトラックジャンプを行い所望ト
ラックを保持する。
【0025】そして、ステップS8で回転数制御回路1
3により所望ゾーンの表2に示した回転数でスピンドル
モータ4を回転させ、7ゾーンの線速度を最外周ゾーン
15での線速度に等しくする。この場合は内周側ゾーン
群へのシークであるので、回転数はアップされる。この
とき、トラックのID情報は検出できなくなるが、ステ
ップS7で説明したように、スピンドルパルス発生回路
14からのパルス信号により確実に所望トラックに保持
されている。
【0026】ステップS9で、回転数制御回路13によ
る回転数の切り換え(回転数アップ)中に、(シーク先
ゾーンの線速度を最外周ゾーン15の線速度に等しくな
るような回転数にしているので)表2に示す所望のゾー
ンのクロックを発生し、スピンドルモータ4の回転が安
定して一定となった後(例えば、ファイン制御回路9が
スピンドルパルス発生回路14からのパルス信号の周期
をカウントすることにより検出)に、再びクロック制御
手段12からのクロックによりトラックのID情報を検
出し、このID情報によりODC8がキックバック信号
をファイン制御回路9に出力することで、1回転毎にト
ラックジャンプを行い所望トラックを保持する。そして
ステップS10で、所望トラックへの情報の記録あるい
は再生を実行し処理を終了する。
【0027】次に、このシーク先からのさらなる情報の
記録あるいは再生の動作を説明する。
【0028】上述と同様に、ステップS1で図示しない
入力手段より所望トラックへの情報の記録あるいは再生
の指示が入力されると、ステップS2でシーク先のトラ
ックが存在するゾーンを認識すると共に、ODC8から
のトラックのID情報により現在いるトラックのゾーン
を認識することで、所望トラックのゾーンが現在ゾーン
より内周にあるかどうか判断する。そして、内周にある
場合には、シーク先におけるゾーンの線速度は、最外周
ゾーン15の最大線速度を越えることがないので、現在
の回転数におけるシーク先ゾーンの線速度に応じたクロ
ックをクロック制御手段12により発生することで、ス
テップS6以降の処理を行う。詳細は上記と同じなので
省略する。
【0029】次に、ステップS2でシーク先ゾーンが現
在ゾーンより外周にあると判断した場合は、ステップS
3に進む。この場合、シーク先におけるゾーンの線速度
は、最外周ゾーン15の最大線速度を越えてしまい、最
大周波数のクロックである最外周ゾーン15に対応した
ECMAの標準規格のクロックより高い周波数のクロッ
クでなければシーク先の所望トラックのID情報を検出
することができない。ところが、クロック制御手段12
が発生するクロックは、最外周ゾーン15に対応したク
ロックに基づいて発生するので、(記録、再生、サーボ
特性の最大能力は15ゾーンで決まっているため)ドラ
イブ装置の最大周波数クロックより高い周波数のクロッ
ク発生させることができない。そこで、ステップS3で
は、現在トラックでのトラック保持をスピンドルパルス
発生回路14からのパルス信号により行い、続いてステ
ップS4で回転制御手段13により、例えば基準回転数
1800rpmにスピンドルモータ4の回転数をダウン
させる。そして、ステップ5で、クロック制御手段12
で現在ゾーンのECMAの標準規格のクロックを発生さ
せて、スピンドルモータ4の回転が安定して一定となっ
た後に、クロック制御手段12からのクロックにより現
在トラックのID情報を検出し、このID情報によりO
DC8がキックバック信号をファイン制御回路9に出力
することで、1回転毎にトラックジャンプを行い現在ト
ラックを保持する。そしてステップS11に進む。その
後の処理は、内周ゾーンへの記録あるいは再生動作と同
じなので、説明は省略する。
【0030】このように本実施例のZ−CAV式光ディ
スク記録再生装置1によれば、回転数制御回路13によ
り記録あるいは再生を行うトラックの1〜7ゾーンでの
回転数をアップして、7ゾーンの線速度を最外周ゾーン
15での線速度に等しくあるいは略等しく(最外周ゾー
ン15の線速度を越えることなく)なるように設定し、
クロック制御手段12により切り換え後の回転数に対応
するクロックにより光ヘッド5で情報の記録再生を行う
ので、記録または再生のための情報の光ディスクの転送
レートを内周側ゾーン(1〜7ゾーン)でアップするこ
とができ、その結果安定かつ高速な記録または再生スピ
ードにより情報を記録あるいは再生することができる。
【0031】尚、上記実施例において、例えば回転数の
切り換えをゾーン0〜7とゾーン8〜15の2つの領域
をゾーン群とし、このゾーン群毎で回転数を切り換える
2段階とし、ゾーン7の線速度をゾーン15の線速度が
等しくなるようにしたが、これに限らず、ゾーン群の数
を2つ以上にしての良い。光ディスクの容量がより高密
度化された高密度光ディスクにおいては、記録領域を複
数(例えば2つ)の領域に分割して複数(例えば2枚)
の光ディスクとして利用することが有効な使用法となる
が、この場合、高密度光ディスクの全面の任意の領域に
記録あるいは再生動作を行うことは少なくなり、分割し
た領域内でのシーク動作が多くなる。そこで上記のよう
に回転数切り換えを設定することにより、内周側の記録
領域での転送レートを最外周側の記録領域の転送レート
と同じく高くすることができ、高密度化した光ディスク
に対しても内周側の記録領域での転送レートを上げるこ
とで、安定かつ高速な記録または再生スピードにより情
報を記録あるいは再生することができる。
【0032】尚、上記実施例の光ディスクは、相変化型
光ディスクでも、追記型光ディスクでもよく、さらに、
光ディスクを光磁気ディスクとして、光磁気ディスクに
光磁気記録・再生を行う磁界印加手段を備えた構成のZ
−CAV方式の光磁気ディスク装置に対しても適用でき
ることはいうまでもない。
【0033】また、上記の光ディスクのトラックがスパ
イラル状に形成されるとしたが、これに限らず、同心円
状に形成されたトラックを備えた光ディスクでもよく、
スパイラル状の光ディスクでのキックバック信号等によ
るトラックジャンプでのトラックキープに対して、同心
円状の光ディスクではキックバック信号等によるトラッ
クキープを必要としないので、構成を簡略化できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明のZ−CAV
光学式情報記録再生装置によれば、回転数制御手段は、
ゾーン群の最外周ゾーン群の最外周ゾーンの線速度と、
最外周ゾーン群以外のゾーン群の最外周ゾーンのそれぞ
れの線速度とが略等しくなるように、回転駆動手段を制
御するので、簡単な構成により記録または再生のための
情報の転送レートを各ゾーンで略一定にして、安定かつ
高速な記録または再生スピードにより情報を記録あるい
は再生することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のZ−CAV式光ディスク記
録再生装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1のZ−CAV式光ディスク記録再生装置の
記録・再生動作の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1…Z−CAV式光ディスク記録再生装置 3…光ディスク 4…スピンドルモータ 5…光ヘッド 7…再生手段 8…ODC 9…ファイン制御手段 10…CPU 11…記録手段 12…クロック発生手段 13…回転数制御手段 14…スピンドルパルス発生回路 15…コース制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】この状態で、CPU10は、ステップS1
で図示しない入力手段より所望トラックへの情報の記録
あるいは再生の指示が入力されると、ステップS2でシ
ーク先のトラックが存在するゾーンを認識すると共に、
ODC8からのトラックのID情報により現在いるトラ
ックのゾーンを認識することで、所望トラックのゾーン
内周側のゾーン群かそれとも外周側のゾーン群か判断
する。最初の状態ではシーク先は、内周にあるので、ス
テップS6に進む。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】上述と同様に、ステップS1で図示しない
入力手段より所望トラックへの情報の記録あるいは再生
の指示が入力されると、ステップS2でシーク先のトラ
ックが存在するゾーンを認識すると共に、ODC8から
のトラックのID情報により現在いるトラックのゾーン
を認識することで、所望トラックのゾーンが内周側・外
周側のどちらのゾーン群にあるか判断する。そして、内
周側にある場合には、シーク先におけるゾーンの線速度
は、最外周ゾーン15の最大線速度を越えることがない
ので、現在の回転数におけるシーク先ゾーンの線速度に
応じたクロックをクロック制御手段12により発生する
ことで、ステップS6以降の処理を行う。詳細は上記と
同じなので省略する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】次に、ステップS2でシーク先のトラック
のあるゾーンが現在ゾーン群より外周側にあると判断し
た場合は、ステップS3に進む。この場合、シーク先に
おけるゾーンの線速度は、最外周ゾーン15の最大線速
度を越えてしまい、最大周波数のクロックである最外周
ゾーン15に対応したECMAの標準規格のクロックよ
り高い周波数のクロックでなければシーク先の所望トラ
ックのID情報を検出することができない。ところが、
クロック制御手段12が発生するクロックは、最外周ゾ
ーン15に対応したクロックに基づいて発生するので、
(記録、再生、サーボ特性の最大能力は15ゾーンで決
まっているため)ドライブ装置の最大周波数クロックよ
り高い周波数のクロックを発生させることができない。
そこで、ステップS3では、現在トラックでのトラック
保持をスピンドルパルス発生回路14からのパルス信号
により行い、続いてステップS4で回転制御手段13に
より、例えば外周側ゾーン群用の回転数1800rpm
にスピンドルモータ4の回転数を合わせる。そして、ス
テップ5で、クロック制御手段12で現在ゾーンのEC
MAの標準規格のクロックを発生させて、スピンドルモ
ータ4の回転が安定して一定となった後に、クロック制
御手段12からのクロックにより現在トラックのID情
報を検出し、このID情報によりODC8がキックバッ
ク信号をファイン制御回路9に出力することで、1回転
毎にトラックジャンプを行い現在トラックを保持する。
そしてステップS11で所望トラックにシークし、ステ
ップS10にて情報の記録あるいは再生を行う。また、
所望のトラックが現在ゾーン群の中に存在する場合に
は、通常のZ−CAVと同様のシーク、記録あるいは再
生動作を行わせる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】このように本実施例のZ−CAV式光ディ
スク記録再生装置1によれば、回転数制御回路13によ
り記録あるいは再生を行うトラックの〜7ゾーンでの
回転数をアップして、7ゾーンの線速度を最外周ゾーン
15での線速度に等しくあるいは略等しく(最外周ゾー
ン15の線速度を越えることなく)なるように設定し、
クロック制御手段12により切り換え後の回転数に対応
するクロックにより光ヘッド5で情報の記録再生を行う
ので、記録または再生のための情報の光ディスクの転送
レートを内周側ゾーン群(0〜7ゾーン)でアップする
ことができ、その結果安定かつ高速な記録または再生ス
ピードにより情報を記録あるいは再生することができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】尚、上記実施例において、例えば回転数の
切り換えをゾーン0〜7とゾーン8〜15の2つの領域
をゾーン群とし、このゾーン群毎で回転数を切り換える
2段階とし、ゾーン7の線速度をゾーン15の線速度
等しくなるようにしたが、これに限らず、ゾーン群の数
を2つ以上にしても良い。光ディスクの容量がより高密
度化された高密度光ディスクにおいては、記録領域を複
数(例えば2つ)の領域に分割して複数(例えば2枚)
の光ディスクとして利用することが有効な使用法となる
が、この場合、高密度光ディスクの全面の任意の領域に
記録あるいは再生動作を行うことは少なくなり、分割し
た領域内でのシーク動作が多くなる。そこで上記のよう
に回転数切り換えを設定することにより、内周側の記録
領域での転送レートを最外周側の記録領域の転送レート
と同じく高くすることができ、高密度化した光ディスク
に対しても内周側の記録領域での転送レートを上げるこ
とで、安定かつ高速な記録または再生スピードにより情
報を記録あるいは再生することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状あるいはスパイラル状に形成さ
    れた情報記録領域を備えた円盤状の情報記録媒体を回転
    させる回転駆動手段と、 前記情報記録領域を複数のゾーンに分割し、前記ゾーン
    毎に異なるクロックを生成するクロック生成手段とを備
    え、 前記クロックに基づいて情報を記録あるいは再生するZ
    −CAV光学式情報記録再生装置において、 前記回転駆動手段を制御し、複数の前記ゾーンを内周側
    の前記ゾーンと外周側の前記ゾーンとに少なくとも2つ
    のゾーン群に分割して、前記ゾーン群毎に前記情報記録
    媒体を少なくとも2つ以上の回転数で回転させる回転数
    制御手段と、 前記ゾーン及び前記回転制御手段による前記回転駆動手
    段の回転数に基づいて、前記クロック生成手段が生成す
    るクロックの周波数を制御するクロック制御手段とを備
    え、 前記回転数制御手段は、前記ゾーン群の最外周ゾーン群
    の最外周ゾーンの線速度と、前記最外周ゾーン群以外の
    前記ゾーン群の最外周ゾーンのそれぞれの線速度とが略
    等しくなるように、前記回転駆動手段を制御することを
    特徴とするZ−CAV光学式情報記録再生装置。
JP30551793A 1993-12-06 1993-12-06 Z−cav光学式情報記録再生装置 Withdrawn JPH07161042A (ja)

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JP30551793A JPH07161042A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 Z−cav光学式情報記録再生装置

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JP30551793A JPH07161042A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 Z−cav光学式情報記録再生装置

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JP30551793A Withdrawn JPH07161042A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 Z−cav光学式情報記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1193704A2 (en) * 2000-09-29 2002-04-03 Fujitsu Limited Rotation control method for recording medium and storage apparatus
KR20020047862A (ko) * 2000-12-14 2002-06-22 윤종용 고배속으로 기록 가능한 광 디스크 기록 방법 및 그 장치

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