JPH064892A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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Publication number
JPH064892A
JPH064892A JP18578592A JP18578592A JPH064892A JP H064892 A JPH064892 A JP H064892A JP 18578592 A JP18578592 A JP 18578592A JP 18578592 A JP18578592 A JP 18578592A JP H064892 A JPH064892 A JP H064892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
recording
data
optical
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP18578592A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoji Hayashi
豊史 林
Akio Nose
彰士 野勢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP18578592A priority Critical patent/JPH064892A/ja
Publication of JPH064892A publication Critical patent/JPH064892A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ディスクの面振れの影響を除いて高品位信号
記録を可能とした光ディスク記録装置を提供することを
目的とする。 【構成】光ディスク1の面振れの大きさを検出するチル
ト・センサ12を設け、このチルト・センサ12の出力
を受けたマイクロコンピュータ9は、面振れが予め定め
られたしきい値より大きい場合には、記録時の光ディス
ク1の回転速度を上げ、同時にデータクロック回路10
および信号変調回路11からの記録すべきデータの光デ
ィスク1への転送速度を上げるという制御を行うように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学的に情報の記録
再生を行う光ディスク装置に係り、特に光ディスク記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録再生可能な光ディスクでのデ
ータ記録は、レッドブック(DC規格書)規格の線速
1.2〜1.4m/sec で行われている。ところが光デ
ィスクは、その材質および大きさによって面振れ(反り
を含む)が生じる。データ記録時の光ディスクの面振れ
が大きいと、光ピックアップから照射される光ビームと
ディスク面とのなす角度(記録傾角)がディスクの径方
向の位置に応じて大きく変化し、これにより記録信号品
位が低下する。この様な記録信号品位の低下をもたらさ
ないためには、記録傾角を補正するための機構、例えば
チルトサーボが必要となり、或いは傾角依存性の小さい
光ピックアップが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光ディスクの
面振れによる記録信号品位の低下を避けるために、チル
トサーボ機構を設けることは、装置を複雑にし、ひいて
は装置の信頼性低下をもたらす。傾角依存性のより小さ
い光ピックアップの開発は勿論望ましいが、技術的に簡
単ではない。また、光ディスクの面振れは、光ピックア
ップのフォーカシング制御やトラッキング制御をも難し
くするといった問題もある。この発明は、この様な事情
を考慮してなされたもので、光ディスクの面振れの影響
を比較的簡単に除いて高品位信号記録を可能とした光デ
ィスク記録装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ディス
ク記録装置は、光ディスクの面振れの大きさを検出する
面振れ検出手段と、この面振れ検出手段の出力に応じて
記録時の光ディスクの回転速度および記録すべきデータ
の光ディスクへの転送速度を制御する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明によると、光ディスクの面振れがある
程度以上大きくなったときには、光ディスクの回転速度
を上げることで面振れを小さくし、これに応じて記録す
べきデータの転送速度を速くするという制御を行うこと
によって、面振れによる記録信号品位の低下を防止する
ことができる。面振れの大きさの検出は、従来より知ら
れているチルトセンサにより可能であり、またこの検出
出力による光ディスク回転速度およびデータ転送速度の
制御も技術的に容易である。また、チルトサーボ機構を
設けるのと異なり、装置を複雑にすることはない。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を説明する。図1は、この発明の一実施例に係る光ディ
スク記録装置の概略構成である。1は書込み可能な光デ
ィスクであり、2はこれを回転駆動するスピンドル・モ
ータである。3は、記録用レーザビームを光ディスク1
に照射する光ピックアップであり、4はその送り駆動を
行うフィード・モータである。スピンドル・モータ2の
回転速度制御を行うためにスピンドル・サーボ制御回路
6が設けられ、光ピックアップ3のフォーカシング制御
およびトラッキング制御を行うためにフォカシング/ト
ラッキング・サーボ制御回路7が設けられ、フィード・
モータ4の回転速度制御を行うためにフィード・サーボ
制御回路8が設けられている。
【0007】データクロック回路10および信号変調回
路11は、記録すべきデータを光ピックアップ3に転送
するデータ回路である。ここで信号変調回路11は、デ
ータ圧縮を行うためのエンコーダ、更に圧縮データにE
FM変調やCIRC変調をかけるエンコーダを含む。信
号変調回路11の出力データ信号がレーザ駆動回路5に
供給され、このレーザ駆動回路5の出力により光ピック
アップ3の出力パワーが制御されることになる。マイク
ロコンピュータ9は、データクロック回路10、信号変
調回路11、各サーボ制御回路6,7,8のタイミング
等の制御を行う、いわばシステムコントローラである。
【0008】光ディスク1の下方には、その面振れの大
きさを検出するために、チルト・センサ12が設けられ
ている。このチルト・センサ12は、例えば面振れが最
も大きくなるディスク11の外周部近くに固定されてい
る。チルト・センサ12の出力はマイクロコンピュータ
9に送られる。これによりマイクロコンピュータ9で
は、面振れの大きさに応じて、光ディスク1の回転速度
制御を行うと同時に、回転速度変更に応じて書き込むべ
きデータの光ピックアップ3へのデータ転送速度の制御
を行うことになる。
【0009】図2は、光ディスクの回転速度と面振れの
様子を示している。低速回転時は実線で示すように面振
れが大きく、高速回転を行うことにより、大きな遠心力
が働いて、破線で示すように面振れが小さくなる。図3
は、より具体的に、二つの光ディスクの回転周波数と面
振れの大きさを測定したデータである。材質の異なる光
ディスクA,Bでは、面振れの大きさ、および回転周波
数依存性が異なる。
【0010】この実施例では以上のようなデータに基づ
いて、具体的には光ディスク1の回転速度制御と、光ピ
ックアップ3へのデータ転送速度制御を次のようにす
る。まず予め、光ディスクの最外周部で面振れの大きさ
にあるしきい値を定め、そのしきい値以下での光ディス
クの回転速度およびデータ書込み速度とを設定する。一
方、しきい値を越えている場合には、面振れをある範囲
内に収めるべく光ディスクの回転速度を上げ、これに応
じてデータ転送速度を上げて、実際の光ディスク上のト
ラックに沿って書かれるデータの密度分布を一定に保つ
ようにする。以上の制御は、マイクロコンピュータ9の
プログラミングにより容易に実現できる。
【0011】具体的な制御フローを図4に示す。図に示
すようにチルト・センサの出力から面振れ量を計算によ
り求め、これが予め設定されたしきい値を越えか否かを
判断して、その結果に応じて通常記録か高速記録かを決
定する。面振れ量のしきい値は例えば、0.2°程度と
する。これ以上の面振れがあると、ジッタが多くなる
等、記録品位が低下するからである。通常記録では、デ
ィスク回転速度を線速1.2〜1.4m/s、データ転
送速度はCD−ROMの場合で150kbyte/s、CD
−DAの場合で176.4kbyte/sとし、高速記録で
はディスク回転速度およびデータ転送速度を共に通常記
録の場合の2倍とする。なお高速記録時のディスク回転
速度を通常記録の場合の2倍としているが、一般に整数
倍、特に2n 倍とすることが好ましい。これはデータ転
送クロックを分周しやすくまたデータ信号の圧縮等の処
理が容易だからである。
【0012】この実施例によれば、チルト・サーボ機構
を用いることなく、記録傾角依存性による記録信号品位
の低下を防止することができる。また、光ディスクの面
振れがある値以下に抑えられる結果、光ピックアップの
フォーカシング制御やトラッキング制御も容易になる。
高速回転を行うことによる記録時間短縮という効果も得
られる。
【0013】この発明は、上記実施例に限られるもので
はない。例えば実施例では、チルト・センサを面振れが
最も大きい外周部に固定するものとしたが、これを光ピ
ックアップと連動させてもよい。また、光ピックアップ
の出力を監視することによっても記録傾角を知ることが
できるから、光ピックアップがチルト・センサを兼ねて
もよい。これらの場合には、面振れが光ピックアップ位
置に依存するから、記録時にリアルタイムで面振れを検
出しながら、記録の途中でディスク回転速度とデータ転
送速度を切り替えるという制御を行うことができる。ま
たこれらの場合に、面振れのしきい値を複数個設定し
て、ディスク回転速度を3段階以上に切り替えられるよ
うにしてもよい。また、データ書き込みに先立って光ピ
ックアップを予備走査して面振れの大きさを検出し、こ
の結果によりディスク回転速度およびデータ転送速度を
決定する、という制御を行うこともできる。またこの発
明にいう光ディスクは、光ビーム照射のみで記録を行う
狭義のものに限られず、磁界変調方式を利用したいわゆ
る光磁気ディスクをも含む。
【0014】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
光ディスクの記録傾角依存性による記録信号品位の低下
を効果的に防止した光ディスク記録装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る光ディスク記録装置
の構成を示す図である。
【図2】光ディスクの面振れの回転速度依存性を示す図
である。
【図3】光ディスクの面振れの回転周波数依存性を示す
データである。
【図4】実施例の制御フローを示す図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…スピンドル・モータ、3…光ピッ
クアップ、4…フィード・モータ、5…レーザ駆動回
路、6…スピンドル・サーボ制御回路、7…フォーカシ
ング/トラッキング・サーボ制御回路、8…フィード・
サーボ制御回路、9…マイクロコンピュータ、10…デ
ータクロック回路、11…信号変調回路、12…チルト
・センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクの面振れの大きさを検出する面
    振れ検出手段と、この面振れ検出手段の出力に応じて記
    録時の光ディスクの回転速度および記録すべきデータの
    光ディスクへの転送速度を制御する手段とを備えたこと
    を特徴とする光ディスク記録装置。
JP18578592A 1992-06-19 1992-06-19 光ディスク記録装置 Pending JPH064892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18578592A JPH064892A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 光ディスク記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18578592A JPH064892A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 光ディスク記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064892A true JPH064892A (ja) 1994-01-14

Family

ID=16176859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18578592A Pending JPH064892A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 光ディスク記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064892A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096435A1 (ja) * 2007-02-08 2008-08-14 Pioneer Corporation 描画装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
JP2008287782A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Teac Corp 光ディスク装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096435A1 (ja) * 2007-02-08 2008-08-14 Pioneer Corporation 描画装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
JP2008287782A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Teac Corp 光ディスク装置
US8050161B2 (en) 2007-05-16 2011-11-01 Teac Corporation Optical disk drive

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