JPH09251709A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH09251709A
JPH09251709A JP8059596A JP5959696A JPH09251709A JP H09251709 A JPH09251709 A JP H09251709A JP 8059596 A JP8059596 A JP 8059596A JP 5959696 A JP5959696 A JP 5959696A JP H09251709 A JPH09251709 A JP H09251709A
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JP
Japan
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rotation speed
optical disk
maximum rotation
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magneto
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JP8059596A
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English (en)
Inventor
Hironari Hoshino
弘就 星野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 品質の良好な光ディスクの特性を装置自体に
反映させることができ、高性能なコンピュータシステム
の構築を行なえるようにする。 【解決手段】 装着された光磁気ディスクDを、設定さ
れた最大回転数以下の回転速度で回転駆動するスピンド
ルモータ1と、光磁気ディスクDに対して光学的に情報
信号をアクセスする光学ヘッド2と、光磁気ディスクD
の品質に関する属性(面振れ量及び偏心量ディスクの加
速度)を検出して、その検出した面振れ量及び偏心量等
に基づいて、光磁気ディスクDにとって最適な最大回転
数を設定する最大回転数設定回路40とを設け、システ
ムコントローラ30内に上記最大回転数設定回路40に
て設定された最大回転数をサーボ制御回路に出力するた
めの最大回転数設定処理手段を組み込んで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状記録媒体
(再生専用型光ディスク,追記型光ディスク,書込み可
能型光ディスク等)を回転駆動させて、該円盤状記録媒
体に対して情報信号のアクセスを行なう光ディスク装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク(再生専用型光ディ
スク,追記型光ディスク,書込み可能型光ディスク等)
を回転駆動させて、該光ディスクに対して情報信号のア
クセスを行なう光ディスク装置においては、装置の性能
に見合う回転数(光ディスクの回転数)が決められ、そ
れに見合うデバイスの特性、例えば転送レート、光ディ
スクへの記録再生特性等が要求されている。
【0003】即ち、上記デバイスの特性は、光ディスク
の特性と大きな因果関係を有しており、光ディスクの特
性が決定されることによって、その決定された光ディス
クの特性に基づいてデバイス特性が決定されることにな
る。
【0004】具体的には、例えば光ディスクの回転数
は、目標とする性能に見合うように決定され、この決定
された回転数に基づいて、光ディスク装置の能力(帯域
特性)及び内部クロックの周波数を決めるようにしてい
る。そして、デバイスの能力は、光ディスクの持つ品質
によるところが大きい。ここでいう光ディスクの品質と
は「メディアの感度」,「光ディスクの加速度」といっ
たパラメータで表わされるものである。
【0005】しかし、光ディスクは、通常、ディスクカ
ートリッジ等に回転自在に収容されて、光ディスク装置
に対して出し入れ自由とされており、同一の光ディスク
に限らず別の光ディスクが出し入れされる場合が多い。
つまり、光ディスク装置に使用される光ディスクは容易
に交換可能(リムーバブル)とされている。
【0006】このように、様々な光ディスクが出し入れ
される光ディスク装置においては、光ディスクの特性
(品質)が特定されないため、デバイス特性も特定でき
ないという問題がある。
【0007】そこで、従来では、光ディスクの特性の最
低ラインを規格で定め、その規格の値をもとにデバイス
特性が決定され、該特性に基づいて光ディスク装置が設
計されている。
【0008】光ディスクの特性、例えばディスクの面振
れ及び偏心を例にしてデバイス特性との因果関係を以下
に説明する。光ディスクの面振れ及び偏心においては、
フォーカス制御及びトラッキング制御の適応性(追従
性)が関係してくる。
【0009】フォーカス制御及びトラッキング制御は、
対物レンズ(光ヘッドから出射されるレーザ光を光ディ
スクの記録面に集光するためのもの)を二軸方向に移動
させる二次元アクチュエータが、サーボ制御回路からの
フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基
づいて、上記対物レンズを移動させることによって行な
われる。このサーボ制御回路から出力される各エラー信
号は、光ヘッドにて検出された光ディスクからの反射光
(変調光)に基づく光検出信号(RF信号)に対し所定
の演算を施すことによって得られる。
【0010】このとき、光ディスクを一定速度で回転さ
せた場合において、光ディスクの面振れが小さい場合
は、二次元アクチュエータによる対物レンズの上下方向
への移動量が少ないため、サーボ制御回路からのフォー
カスエラー信号の信号レベルの時間変化(周波数)に追
従させて対物レンズを良好にフォーカス制御することが
可能となる。これは、トラッキング制御についても同様
である。
【0011】一方、光ディスクの面振れが大きい場合、
二次元アクチュエータによる対物レンズの上下方向への
移動量が大きくなるため、サーボ制御回路からのフォー
カスエラー信号の信号レベルの時間変化(周波数)に応
じて対物レンズの上下移動を追従させることが困難にな
りやすく、フォーカス制御の適応範囲が狭くなる。これ
は、トラッキング制御についても同様である。
【0012】即ち、光ディスクの面振れや偏心が小さい
場合は、フォーカス制御及びトラッキング制御を行なう
に十分な光ディスクの回転数の許容上限値が高く、光デ
ィスクの面振れや偏心が大きい場合は、上記回転数の許
容上限値は低くなる。
【0013】このことから、現在では、光ディスクの面
振れ及び偏心等の各特性の許容範囲を規格で規定し、そ
の最低ラインの値をもとに光ディスクの回転数等を定め
るようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の光
ディスク装置においては、規格の最低ラインに係る光デ
ィスクの特性に基づいてデバイス特性(光ディスクの回
転数等)を設計段階にて定め、そのデバイス特性に従っ
て光ディスクに対する情報信号のアクセスを行なうよう
にしている。厳密には、従来の光ディスク装置、特に光
ディスクの回転数については、光ディスクの種類(記録
容量)、データのアクセスゾーン(外周〜内周)などで
変化をさせることはあるものの、設計の段階で定めるよ
うにしている。
【0015】ところで、最近では、光ディスク装置の適
用範囲が広がり、コンピュータの周辺機器、例えば外部
記憶装置としても使用されるようになっている。コンピ
ュータの周辺機器においては、データの転送レートの向
上が直接コンピュータを用いたシステムの性能向上につ
ながる。
【0016】上記データの転送レートは、光ディスク装
置を外部記憶装置に使用している場合、光ディスクの回
転数を上げることによって向上させることが可能とな
る。即ち、光ディスクの回転数は、光ディスク装置のデ
ータの転送レートなどの性能に大きく関与している。
【0017】しかし、従来の光ディスク装置において
は、上述したように、規格によって定められた最低ライ
ンをもとに光ディスクの回転数が決められているため、
データの転送レートを上げることできないという問題が
ある。
【0018】また、実際に市場に供給される光ディスク
は、規格で決められた最低ラインよりはるかに品質のよ
い場合が多々ある。この場合、特性の良好な光ディスク
が光ディスク装置に装着されるわけだが、この光ディス
クの特性の良さが光ディスク装置に反映されず、また、
デバイス特性からみた場合、オーバースペックとなって
しまう。
【0019】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、特性の良好な光ディス
クが装着された場合において、その特性の良さを装置自
体に反映させることができ、高性能なコンピュータシス
テムの構築を行なうことができる光ディスク装置を提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
装置は、装着された円盤状記録媒体を、設定された最大
回転数以下の回転速度で回転駆動する回転駆動手段と、
上記円盤状記録媒体に対して光学的に情報信号をアクセ
スする光学ヘッドと、上記円盤状記録媒体の品質に関す
る属性を検知する属性検知手段と、上記属性検知手段に
よる検知結果に基づいて、上記回転駆動手段にて回転駆
動される上記円盤状記録媒体の上記最大回転数を設定す
る回転数設定手段とを設けて構成する。
【0021】これにより、まず、回転駆動手段によって
円盤状記録媒体が設定された最大回転数以下で回転駆動
される。このとき、属性検知手段によって円盤状記録媒
体の品質に関する属性が検知される。回転数設定手段
は、上記属性検知手段による検知結果に基づいて、上記
回転駆動手段にて回転駆動される上記円盤状記録媒体の
上記最大回転数を設定する。
【0022】上記回転数設定手段にて今回の円盤状記録
媒体に対する最大回転数が設定された段階で、回転駆動
手段は、円盤状記録媒体をその設定された最大回転数以
下で回転駆動する。その後、光ヘッドによって円盤状記
録媒体に対する情報信号のアクセスが行なわれる。
【0023】従来は、最大回転数が円盤状記録媒体の特
性に関する規格の最低ラインをもとに定められていた
が、本発明においては、円盤状記録媒体の属性を属性検
知手段にて検知してその検知結果に基づいて回転数設定
手段によってその円盤状記録媒体にとって最適な最大回
転数が設定されることから、規格の最低ラインよりもは
るかに品質の良好な円盤状記録媒体が装着された場合
に、その特性の良さが光ディスク装置のデバイス特性
(円盤状記録媒体の最大回転数)に直接反映されること
となる。
【0024】その結果、当該本発明に係る光ディスク装
置を例えばコンピュータシステムにおける外部記憶装置
に使用した場合に、コンピュータと外部記憶装置間のデ
ータアクセスについてのデータの転送レートを向上させ
ることができ、コンピュータシステムの性能を大幅に向
上させることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ディスク装
置を、光ディスクとして例えば5インチ光磁気(MO)
ディスクを用いた磁界変調型の記録再生装置に適用した
実施の形態例(以下、単に実施の形態に係る記録再生装
置と記す)を図1〜図6を参照しながら説明する。
【0026】この実施の形態に係る記録再生装置は、例
えば光磁気ディスクを記録媒体とするディスク用の記録
再生装置にて構成されるものであり、詳しくは、図1に
示すように、内部に例えば磁界変調方式に対応した光磁
気ディスクDが回転自在に収納されたディスクカートリ
ッジ(図示せず)が挿入される図示しないカートリッジ
ホルダと、このカートリッジホルダに挿入された上記デ
ィスクカートリッジ内の光磁気ディスクDを回転駆動す
るスピンドルモータ1と、上記光磁気ディスクDに対し
て情報信号の再生を行う光ヘッド2と、上記スピンドル
モータ1によって回転駆動される光磁気ディスクDに対
し、記録用磁界を印加して、光磁気ディスクDの垂直磁
化膜(記録層)中、光ヘッド2からのレーザ光Lが照射
されている部分(キューリー点を越える温度となってい
る部分)を、記録信号に応じて磁化させる記録用磁界発
生装置(内部に励磁コイルを有して構成される)3を有
する。この図1においては、図面の複雑化を回避するた
め、上記ディスクカートリッジを省略して図示してあ
る。
【0027】上記カートリッジホルダは、その内部に上
記ディスクカートリッジのシャッタ(図示せず)を開閉
させる図示しない既知のシャッタ開閉機構が設けられて
いる。
【0028】従って、上記ディスクカートリッジを上記
カートリッジホルダ内に挿入することにより、上記シャ
ッタ開閉機構によってシャッタが開かれ、このシャッタ
が完全に開状態となった位置、即ちディスクカートリッ
ジがカートリッジホルダに完全に挿入された位置でディ
スクカートリッジの記録再生装置内への装着が完了す
る。
【0029】スピンドルモータ1は、装着されたディス
クカートリッジの中央部分に対応した下方の位置に設け
られており、例えばステッピングモータと回転−直線運
動変換機構を主体とする既知のスピンドルモータ用上下
移動機構(図示せず)によって、上下方向、即ちディス
クカートリッジの接離方向に移動自在とされている。ま
た、このスピンドルモータ1におけるモータ軸の上端に
は、マグネット付きのターンテーブル4が設けられてい
る。
【0030】このスピンドルモータ1は、上記ディスク
カートリッジが装着されたことに基づいて、上記スピン
ドルモータ用上下移動機構によって上方に移動し、この
移動によって、ターンテーブル4がディスクカートリッ
ジの裏面側開口部を通してディスクカートリッジ内に進
入する。このとき、マグネットの吸引によってターンテ
ーブル4の上面とディスクカートリッジ内の光磁気ディ
スクDのセンターハブ同士が互いに密着、保持され、デ
ィスクカートリッジ内にある光磁気ディスクDがスピン
ドルモータ1に装着されることになる。
【0031】光ヘッド2は、上記ディスクカートリッジ
中、記録再生装置内部に露出した裏面側開口部の下方の
位置に設けられている。この光ヘッド2は、ボイスコイ
ルモータ及びガイド軸を主体とする光ヘッド用スライド
機構5によって、ディスクカートリッジにおける光磁気
ディスクDの径方向に移動自在とされている。
【0032】光ヘッド用スライド機構5は、図2に示す
ように、ユニット化された光ヘッドが収容された外筺
(以下、単にキャリッジ11と記す)を光磁気ディスク
Dの径方向に案内する二つの案内軸12a及び12b
と、キャリッジ11を光磁気ディスクDの径方向に移動
駆動するための駆動源である2つのボイスコイルモータ
(第1及び第2のボイスコイルモータ13a及び13
b)を有して構成されている。なお、第1及び第2のボ
イスコイルモータ13a及び13bは、図示するよう
に、それぞれショート・コイル型のボイスコイルモータ
とされている。
【0033】上記光ヘッド2は、図示しないが、光ビー
ムLの光源である半導体レーザからなる上記レーザ光源
と、光ビームLを光磁気ディスクD上に集光させる上記
対物レンズと、この光磁気ディスクD上で反射した戻り
光を検出して、その光量に応じた電流レベルの電気信号
(検出信号)に変換する光検出器を含む光学系の全体
が、1個のユニットとして構成されている。
【0034】この光学系には、上記光学部品のほかに、
レーザ光源から出射された光ビームLを平行光にするコ
リメータレンズと、光ビームLを少なくとも3本の光束
成分に分離する位相回折格子と、レーザ光源からの光ビ
ームLと光磁気ディスクDからの戻り光とを分離するビ
ームスプリッタ等が配設されている。
【0035】また、戻り光の光路中においては、該戻り
光を光検出器上に収束する結像レンズと、上記戻り光の
焦点距離の調整と非点収差を発生させるためのシリンド
リカル・レンズ及び凹レンズで構成されるマルチレンズ
が配設される。
【0036】また、ビームスプリッタの上記結像レンズ
側とは反対側には、レーザ光源からの光ビームL(ここ
では、P偏光とする)の一部(上記ビームスプリッタの
境界面にて反射した光成分)を検出し、その光成分の光
量に応じた出力レベル(電流レベル)の電気信号(検出
信号)に変換する図示しないモニタ用のフォトディテク
タが配設されている。
【0037】この実施の形態では、上記ビームスプリッ
タの特性を、例えば、P偏光の透過率:TP=80%、
S偏光の反射率:RS=100%としているため、ビー
ムスプリッタに入射するレーザ光源からの光ビームLの
うち、その20%がその境界面にて反射されて、上記モ
ニタ用のフォトディテクタに入射されることになる。
【0038】上記モニタ用のフォトディテクタの後段に
は、該フォトディテクタからの検出信号に基づいて、レ
ーザ光源が安定に発振するようにレーザ光源に対して制
御信号を出力する光量制御回路(一般に、APC回路と
称されている)21が接続されている。
【0039】即ち、上記APC回路21は、レーザ光源
から出射される光ビームLの出力(光量)が、後述する
システムコントローラ30から供給される設定値データ
Dpに示される値になるように、かつレーザ光源が安定
に発振するように、光ヘッド2のレーザ光源に制御信号
Spを出力する。上記システムコントローラ30からの
設定値データDpが示す値は、光磁気ディスクDから情
報信号を再生する場合と、光磁気ディスクDに情報信号
を記録する場合で異なり、情報信号の記録時における光
ビームの出力が再生時よりも大きくなるように、その値
が設定される。
【0040】また、上記光ヘッド2における対物レンズ
は、二次元アクチュエータ22によって、光磁気ディス
クDの接離方向及び光磁気ディスクDの径方向にそれぞ
れ僅かに移動するようになっている。この二次元アクチ
ュエータ22は、例えばフォーカス・コイル、トラッキ
ング・コイル及びマグネットからなる磁気回路にて構成
されている。
【0041】記録用磁界発生装置3は、ディスクカート
リッジ中、記録再生装置内部に露出した上面側開口部の
上方の位置に設けられている。この記録用磁界発生装置
3は、例えばステッピングモータと回転−直線運動変換
機構を主体とする既知の上下移動機構(図示せず)によ
って、上下方向、即ち、ディスクカートリッジの上面側
開口部に対して接離方向に移動自在とされている。ま
た、この記録用磁界発生装置3は、図示しない連動機構
によって、光ヘッド2と連動して光磁気ディスクDの径
方向に移動するようになっている。
【0042】この実施の形態に係る記録再生装置の回路
系は、上記APC回路21のほかに、図1に示すよう
に、RFアンプ23、演算回路24、エンコーダ25、
磁界発生駆動回路26、サーボ制御回路27、デコーダ
28、光ヘッド用スライド駆動回路29及びこれら各種
回路を制御するシステムコントローラ30を有して構成
されている。システムコントローラ30は、外部に設置
されたホストコンピュータ31に対し、インターフェー
スバス32(例えばSCSIバス)及びインターフェー
ス回路33を介してデータの転送が行なわれるように配
線接続されている。
【0043】インターフェース回路33は、この記録再
生装置が接続されたホストコンピュータ31から送られ
てくるコマンドの内容を解読し、システムコントローラ
30にその動作内容を伝達する回路である。また、この
インターフェース回路33は、ホストコンピュータ31
とのデータを授受するためのバッファとしても機能し、
この場合、ディスク欠陥に対する誤り訂正(ECC)を
行なうように構成されている。
【0044】RFアンプ23は、光ヘッド2内の光検出
器からの光検出信号(電流信号)を電圧信号に変換して
所定のゲインにて増幅する回路である。演算回路24
は、RFアンプ23からの光検出信号(電圧信号)に基
づいて各種信号、ここでは、トラッキングエラー信号S
t、フォーカスエラー信号Sf及びRF信号Srfを生
成するための回路である。
【0045】エンコーダ25は、インターフェース回路
33を通じて送られてくるホストコンピュータ31から
の記録データDwに、エラー訂正等の符号化処理と例え
ばEFM変調を行なって、記録情報データに変換し、更
にこの記録情報データを二値化データに変換して、オン
オフ信号Soとして出力する回路である。
【0046】磁界発生駆動回路26は、システムコント
ローラ30からの起動信号Sdに基づいて活性化(電源
供給)され、エンコーダ13からのオンオフ信号Soに
基づいて、記録用磁界発生装置3内の励磁コイルへの電
流供給を正方向及び負方向に切り換える回路である。
【0047】具体的には、励磁コイルに対して正方向に
電流を流すことにより、光磁気ディスクDの記録層中、
上記光ヘッド2からのレーザ光照射によって温度がキュ
ーリー点を超えている部分が、例えば正方向に磁化さ
れ、励磁コイルに対して負方向に電流を流すことによ
り、上記部分が、例えば負方向に磁化されることとな
る。
【0048】そして、その後に、光ヘッド2による再生
用のレーザ光Lを照射することにより、正方向に磁化さ
れた部分又は負方向に磁化された部分にて変調された反
射光束中のカー回転角を、光ヘッド2内に組み込まれた
例えばpn接合のフォトダイオードからなる光検出器に
て検出することによって、光磁気ディスクDに記録され
た磁化情報の再生信号を得ることができるようになって
いる。
【0049】サーボ制御回路27は、その内部に、フォ
ーカス・サーボ回路、トラッキング・サーボ回路、スピ
ンドル・サーボ回路、スライド・サーボ回路及び各種移
動機構の駆動源であるモータに対してサーボ制御を行う
モータ用サーボ回路等が組み込まれており、これら各種
サーボ回路は、それぞれシステムコントローラ30から
のサーボ制御に関するデータ(サーボゲイン等)や駆動
信号などのサーボ駆動制御信号や演算回路24からのサ
ーボ用演算信号が入力されるようになっている。
【0050】上記スピンドル・サーボ回路は、システム
コントローラ30からの最大回転数データに基づいて、
その最大回転数以下の回転数でスピンドルモータ1を駆
動して、ターンテーブル4に装着されている光磁気ディ
スクDをCLV(線速度一定:Constant Angular Veroc
ity )方式又はCAV(角速度一定:Constant Linear
Verocity)で回転駆動させる回路である。
【0051】上記フォーカス・サーボ回路は、演算回路
24からのフォーカスエラー信号Sf、具体的には、光
磁気ディスクDに形成された記録面へのレーザ光照射に
伴う該記録面からの反射光量に応じた検出信号を演算回
路24にて所定の演算を行なって得た信号に基づいて、
光ヘッド2の上記二次元アクチュエータ22を駆動・制
御することにより、対物レンズを光磁気ディスクDの接
離方向に移動させてその焦点調整を行う回路である。
【0052】上記トラッキング・サーボ回路は、演算回
路24からのトラッキングエラー信号St、具体的に
は、光磁気ディスクDに形成されているサーボ領域内の
サーボピットの検出に伴う検出信号を演算回路24にて
所定の演算を行なって得た信号に基づいて、光ヘッド2
の上記二次元アクチュエータ22を駆動・制御すること
により、対物レンズを光磁気ディスクDの径方向に移動
させてそのトラッキング調整を行う回路である。
【0053】スライド・サーボ回路は、システムコント
ローラ30から順次送られてくる目標位置データと光ヘ
ッド2の現在位置データ(リニア・エンコーダから得ら
れる位置データ)とを比較しながら光ヘッド2を基準位
置データが示す位置に到達するように光ヘッド用スライ
ド駆動回路29に制御信号を出力する回路である。
【0054】光ヘッド用スライド駆動回路29は、上記
スライド・サーボ回路からの上記制御信号のレベル(電
流レベル,電圧レベルあるいは周波数等)に応じて光ヘ
ッド用スライド機構5の駆動源である二つのボイスコイ
ルモータ13a及び13bを駆動制御し、光ヘッド2を
上記目標位置データが示す位置に移動駆動させる。
【0055】デコーダ28は、演算回路24からの再生
信号Srf、具体的には、光磁気ディスクDの記録層に
記録されている磁化情報に応じて変調された反射光のP
偏光成分とS偏光成分に対して所定の演算を行なうこと
によって得た信号をデジタルデータに変換し、更にこの
変換したデジタルデータに付加されているエラー訂正等
の符号化処理を復号化処理して再生データDrとして出
力する回路である。このデコーダ28からの再生データ
Drは、インターフェース回路33及びインターフェー
スバス32を介して外部に接続されたホストコンピュー
タ31に供給される。なお、ホストコンピュータ31に
供給される再生データDrのうち、セクタ同期信号やセ
クタアドレス信号等のサブコードDsは、スピンドルモ
ータ1の回転制御やシーク動作時の光ヘッド2の走査位
置の制御のためにシステムコントローラ30に供給され
る。
【0056】そして、本実施の形態に係る記録再生装置
においては、演算回路24からのフォーカスエラー信号
Sf及びトラッキングエラー信号Stに基づいて、今回
装着された光磁気ディスクDにとって最適な最大回転数
を設定する最大回転数設定回路40を有して構成されて
いる。
【0057】この最大回転数設定回路40は、図3に示
すように、演算回路24から出力されるフォーカスエラ
ー信号Sfに基づいて、一定回転数(予め設定されてい
る回転数)下での面振れ状態と、光磁気ディスクDのフ
ォーカス方向の加速度を検出し、そのピークレベルを検
出・保持する面振れ・加速度検出回路41と、該面振れ
・加速度検出回路41からのピーク検出信号Sp1に基
づいて、面振れと加速度に基づく最大回転数(第1の最
大回転数Dm1)を演算する第1の回転数演算回路と、
上記演算回路24から出力されるトラッキングエラー信
号Stに基づいて、一定回転数(予め設定されている回
転数)下での偏心状態と、光磁気ディスクDのトラッキ
ング方向の加速度を検出し、そのピークレベルを検出・
保持する偏心・加速度検出回路43と、該偏心・加速度
検出回路43からのピーク検出信号Sp2に基づいて、
偏心と加速度に基づく最大回転数(第2の最大回転数D
m2)を演算する第2の回転数演算回路44と、上記第
1の回転数演算回路42にて得られた第1の最大回転数
Dm1と上記第2の回転数演算回路44にて得られた第
2の最大回転数Dm2とを比較して、そのうち値の低い
回転数を回転数データDmとしてシステムコントローラ
30に出力する回転数出力回路45とを有して構成され
ている。
【0058】システムコントローラ30は、上記最大回
転数設定回路40における回転数出力回路45からの最
大回転数データDmをサーボ制御回路27、特にスピン
ドルモータのサーボ制御を行なうスピンドル・サーボ回
路に出力するという処理(最大回転数設定処理)を行な
う。この最大回転数設定処理を行なう手段は、デジタル
回路のみのハードウェアとして、あるいは上記処理手順
が記述されたプログラムをCPUにて順次実行するよう
に構成されたソフトウェアとしてシステムコントローラ
30に組み込まれている。
【0059】上記最大回転数設定処理を行なう手段の構
成を図4に示す。この手段は、上記最大回転数設定回路
40からの入力割込みSmを検知して、該入力割込みが
あった場合に、後段の各種手段を活性化させる最大回転
数入力手段51と、該最大回転数入力手段51からの起
動指令S1に基づいて上記最大回転数設定回路40から
送られてくる最大回転数データDmを受け取ってメモリ
52の所定領域に格納する最大回転数受取り手段53
と、該最大回転数受取り手段53からの受取り完了指令
S2に基づいて、メモリ52の上記所定領域から最大回
転数データDmを読み出してサーボ制御回路27に出力
する最大回転数出力手段54とを有して構成されてい
る。
【0060】次に、上記実施の形態に係る記録再生装置
の動作を説明する。まず、ディスクカートリッジが装置
内に挿入されて該ディスクカートリッジ内の光磁気ディ
スクDがスピンドルモータ1のターンテーブル4に装着
された段階で、サーボ制御回路27におけるスピンドル
・サーボ回路は、システムコントローラ30から供給さ
れたこの装置の設計段階で予め設定された最大回転数以
下の回転数、特にTOCデータを読み取るために最適な
回転数データに基づいてスピンドルモータ1を回転制御
する。
【0061】光磁気ディスクDが上記回転数にて一定回
転した段階で、サーボ制御回路27におけるスライド・
サーボ回路は、光ヘッド2を光磁気ディスクDの最内周
側に移動させ、その後、光ヘッド2をゆっくりと光磁気
ディスクDの外周側に移動させる。光ヘッド2からの検
出、例えばフォーカスエラー信号Sfのレベル変化等に
基づいてTOCデータが記録されている領域が検出され
ると、システムコントローラ30は、光ヘッド2にて検
出されるTOCデータを内部のメモリに取り込む。
【0062】システムコントローラ30は、TOCデー
タの取込みが終了した段階で、TOCデータからこの光
磁気ディスクDの種類(記録容量)及びこの光磁気ディ
スクDのアクセスゾーン(内周〜外周)に関するデータ
を読み取る。その後、システムコントローラ30は、予
め設定されている最大回転数の情報テーブルから上記読
み取ったデータに対応した最大回転数を読み取る。
【0063】システムコントローラ30は、上記読み取
った最大回転数データをサーボ制御回路27におけるス
ピンドル・サーボ回路に供給する。このスピンドル・サ
ーボ回路は、システムコントローラ30から供給された
上記最大回転数以下の回転数でスピンドルモータ1を回
転制御する。
【0064】通常は、上記最大回転数以下の回転数にて
回転駆動されている光磁気ディスクDに対し、光ヘッド
2を通じてのアクセスが行なわれることになる。この場
合、上記最大回転数は、規格で定められた最低ラインの
品質に基づく最大回転数である。
【0065】ここで、上記最低ラインの品質に基づく最
大回転数とデバイス特性の周波数特性(フォーカス方
向)との関係を図5に基づいて説明すると、まず、対物
レンズを二次元アクチュエータ22にて上下方向に移動
すべき量(移動量)は、光磁気ディスクDの面振れの状
態(振れ量)によって決定される。また、1秒間に対物
レンズを上下方向に移動すべき回数(周波数)は光磁気
ディスクDの回転数にて決定される。
【0066】そして、これら移動量と周波数との関係
は、周波数が低いほど対物レンズの移動量を多くとるこ
とができる。即ち、二次元アクチュエータ22にて対物
レンズを上下方向に移動できる量(移動可能量)は、光
磁気ディスクDの回転数が少ないほど多くとれることに
なる。図5は、記録再生装置における上記移動可能量
(dB表示)と周波数との関係を示すもので、周波数=
25Hzまでは対物レンズの移動可能量を二次元アクチ
ュエータ22の最大上下移動量(ほぼ100dB)とす
ることができ、周波数が25Hzを越える場合、対物レ
ンズの移動可能量は周波数の増加に従って直線的に少な
くなる(実線1参照)。
【0067】光磁気ディスクDにおいて、その規格で定
められる面振れ量の最低ラインは、二次元アクチュエー
タ22での上下方向の移動量でみた場合、フォーカスエ
ラー信号Sfのピークレベルとしてほぼ82dBに相当
する移動量であり(100dBは二次元アクチュエータ
22の最大移動量となる)、図5上では破線2で示すラ
インである。この最低ラインに規制した場合、二次元ア
クチュエータ22の上下移動回数、即ち周波数は40H
zであって、この周波数40Hzで決まる光磁気ディス
クDの回転数が規格で定められる最大回転数となる。
【0068】上記例は、品質の最低ラインに基づくフォ
ーカス方向の移動可能量によって二次元アクチュエータ
22のフォーカス方向の周波数を定め、その決められた
周波数に基づいて光磁気ディスクDの最大回転数を求め
る場合について説明したが、これは品質の最低ラインに
基づくトラッキング方向の移動可能量によって光磁気デ
ィスクの最大回転数を求める場合も同様である。実際に
は、フォーカス方向の移動可能量によって決定された最
大回転数とトラッキング方向の移動可能量によって決定
された最大回転数のうち、小さい方の最大回転数を正式
な最大回転数として設定する。従って、実際の最大回転
数としては、上述した周波数=40Hzに対応する回転
数よりも下がる場合がある。
【0069】次に、本実施の形態に係る記録再生装置
は、上記処理、即ち予め設定されている最大回転数以下
で光磁気ディスクDを回転させるという処理が終了した
段階で、今度は、上記最大回転数設定回路40における
面振れ・加速度検出回路41において、演算回路24か
らのフォーカスエラー信号Sfの入力に基づいて、光磁
気ディスクDの実際の面振れ量とフォーカス方向の加速
度を検出する。具体的には、面振れ・加速度検出回路4
1において、入力されるフォーカスエラー信号Sfの最
大ピークレベルが検出されて保持されることになる。保
持された最大ピークレベルはピーク検出信号Sp1とし
て後段の第1の回転数演算回路42に出力される。
【0070】第1の回転数演算回路42は、上記面振れ
・加速度検出回路41からのピーク検出信号Sp1に対
し所定の演算を行なって、面振れと加速度に基づく第1
の最大回転数を求める。得られた第1の最大回転数は、
第1の最大回転数データDm1として後段の回転数出力
回路45に出力される。
【0071】一方、偏心・加速度検出回路43において
は、演算回路24からのトラッキングエラー信号Stの
入力に基づいて、光磁気ディスクDの実際の偏心量とト
ラッキング方向の加速度を検出する。具体的には、この
偏心・加速度検出回路43において、入力されるトラッ
キングエラー信号Stの最大ピークレベルが検出されて
保持されることになる。保持された最大ピークレベルは
ピーク検出信号Sp2として後段の第2の回転数演算回
路44に出力される。
【0072】第2の回転数演算回路44は、上記偏心・
加速度検出回路43からのピーク検出信号Sp2に対し
所定の演算を行なって、偏心と加速度に基づく第2の最
大回転数を求める。得られた第2の最大回転数は、第2
の最大回転数データDm2として後段の回転数出力回路
45に出力される。
【0073】回転数出力回路45は、第1及び第2の回
転数演算回路42及び44からの第1及び第2の最大回
転数データDm1及びDm2の各値を比較して、回転数
値が少ない方の最大回転数データを今回の最大回転数デ
ータDmとしてシステムコントローラ30に出力する。
【0074】システムコントローラ30、特に最大回転
数設定処理手段は、まず、最大回転数入力手段51にお
いて上記最大回転数設定回路40からの入力割込みSm
があったかどうかの判別が行なわれ、入力割込みSmが
あった場合に、後段の各種手段(最大回転数受取り手段
53及び最大回転数出力手段54)をそれぞれ活性化さ
せる。この活性化は、最大回転数設定処理手段がデジタ
ル回路にて構成されている場合は、各種手段に対する電
源供給であり、最大回転数設定処理手段がソフトウェア
にて構成されている場合は、動作用メモリ(主記憶装
置)へのストア処理などである。
【0075】上記最大回転数入力手段51にて活性化さ
れた最大回転数読出し手段53は、最大回転数設定回路
40からデータバスを通じて送られてくる最大回転数デ
ータDmを受け取ってメモリ52の所定領域に格納する
という処理を行ない、該処理が終了した段階で最大回転
数出力手段54に受取り完了指令S2を出力する。
【0076】最大回転数出力手段54は、上記最大回転
数受取り手段53からの受取り完了指令S2に基づい
て、メモリ52の上記所定領域に格納されている最大回
転数データDmを読み出してデータバスを通じてサーボ
制御回路27におけるスピンドル・サーボ回路に出力す
る。
【0077】スピンドル・サーボ回路は、システムコン
トローラ30から新たに供給された上記最大回転数デー
タDmが示す最大回転数以下の回転数でスピンドルモー
タ1を回転制御する。
【0078】即ち、この実施の形態に係る記録再生装置
は、予め設定された最大回転数以下の回転数で光磁気デ
ィスクDを回転駆動し、その後、最大回転数設定回路4
0にて、光磁気ディスクDの回転に伴う面振れ量とフォ
ーカス方向の加速度並びに偏心量とトラッキング方向の
加速度を検出して当該面振れ量及び偏心量等に基づく新
たな最大回転数を求め、この求めた最大回転数以下の回
転数で光磁気ディスクDを回転制御するようにしてい
る。
【0079】実際に市場に供給される光磁気ディスクD
は、規格で決められた最低ラインよりはるかに品質のよ
い場合が多々ある。この場合、特性の良好な光磁気ディ
スクDがこの実施の形態に係る記録再生装置に装着され
ることとなる。
【0080】この品質の良好な光磁気ディスクにおいて
は、面振れ量及び偏心量等が規格で定めた最低ラインよ
りもはるかに小さな量となっている。従って、例えば図
5の一点鎖線Aで示すように、二次元アクチュエータ2
2での上下方向の移動量でみたときに、フォーカスエラ
ー信号Sfのピークレベルとしてほぼ78dBに相当す
る面振れ量である場合は、二次元アクチュエータ22で
の対物レンズの上下移動回数(周波数)を60Hzまで
上げることが可能となり、その分、最大回転数も上げる
ことができる。
【0081】即ち、上記面振れ検出回路41にて検出さ
れたフォーカスエラー信号Sfの最大ピークレベルがほ
ぼ78dBである場合、第1の回転数演算回路42から
出力される第1の最大回転数データDm1の値は、上記
周波数が60Hzであるときの最大回転数となる。そし
て、トラッキングエラー信号Stの最大ピークレベルに
基づく最大回転数(第2の最大回転数)が上記第1の最
大回転数データDm1が示す値よりも大きければ、上記
第1の最大回転数データDm1が示す回転数が今回の最
大回転数として新たに設定され、この新たに設定された
最大回転数以下の回転数で光磁気ディスクDが回転駆動
されて、光磁気ディスクDに対する光ヘッド2によるデ
ータ再生又は光ヘッド2及び記録用磁界発生装置3によ
るデータ記録が行なわれることになる。
【0082】このように、上記本実施の形態に係る記録
再生装置においては、光磁気ディスクDの面振れ量とフ
ォーカス方向の加速度並びに偏心量とトラッキング方向
の加速度をそれぞれ面振れ・加速度検出回路41及び偏
心・加速度検出回路43にて検出し、その検出結果に基
づいて第1及び第2の回転数演算回路42及び44並び
に回転数出力回路45によってその光磁気ディスクDに
とって最適な最大回転数が設定されることから、規格の
最低ラインよりもはるかに品質の良好な光磁気ディスク
Dが装着された場合に、その特性の良さが記録再生装置
のデバイス特性(光磁気ディスクDの最大回転数)に直
接反映されることとなる。
【0083】その結果、本実施の形態に係る記録再生装
置のように、ホストコンピュータ31の外部記憶装置に
使用した場合に、ホストコンピュータ31と当該記録再
生装置間のデータアクセスについてのデータの転送レー
トを向上させることができ、コンピュータシステムの性
能を大幅に向上させることが可能となる。
【0084】しかも、光磁気ディスクDの面振れ量及び
偏心量等をそれぞれフォーカスエラー信号Sf及びトラ
ッキングエラー信号Stの各最大ピークレベルに基づい
て検出するようにしているため、回路構成が非常に簡単
であり、これら面振れ量及び偏心量を検出するための回
路系を付加したことによる構造の複雑化を回避すること
ができる。
【0085】なお、上記例では、光ディスクとして光磁
気ディスクDを用いた場合に適用した例を示したが、再
生専用の光ディスク(コンパクト・ディスクやCD−R
OM)、追記型の光ディスク(相変化型の光ディスク
等)にも適用させることが可能である。
【0086】次に、上記実施の形態に係る記録再生装置
の変形例について説明する。この変形例に係る記録再生
装置は、上記実施の形態に係る記録再生装置とほぼ同じ
構成を有するが、新たに設定された最大回転数に関する
情報を光磁気ディスクDの所定領域に記録する手段を有
する点で異なる。
【0087】通常、光磁気ディスクDには、上記光磁気
ディスクDの種類等が記録されたTOCデータのほか
に、ユーザが光磁気ディスクDに情報データを記録する
ことによって順次作成されるユーザTOCデータが所定
領域に記録される。従って、上記新たに設定された最大
回転数に関するデータは、ユーザTOCの予備領域に記
録されることになる。
【0088】この変形例に係る記録再生装置は、図1の
破線で示すように、システムコントローラ30からエン
コーダ25に対して、最大回転数設定回路40にて設定
された新たな最大回転数データDmを出力させるための
配線ラインが設けられている。
【0089】そして、この変形例に係る記録再生装置、
特にシステムコントローラ30内に組み込まれる最大回
転数設定処理手段は、図6に示すように、上記図4で示
す実施の形態に係る記録再生装置のシステムコントロー
ラ30に組み込まれる最大回転数設定処理手段とほぼ同
じ構成を有するが、最大回転数データDmを光磁気ディ
スクDの所定領域に書き込むためのアドレスを設定する
書込みアドレス設定手段61を有する点と、最大回転数
データDmが送出されるデータバスがサーボ制御回路2
7のほかにエンコーダ25にも接続されている点で異な
る。
【0090】システムコントローラ30は、また、デー
タをアクセスするためのアクセス処理手段を有する。
【0091】このアクセス処理手段は、インターフェー
ス回路33から送出された記録用データDwのうち、ア
ドレスバスを通じて入力される書込みアドレスを受け取
って、デコーダ28からのサブコードDsに含まれる現
在のシークアドレスと比較するアドレス比較手段62
と、APC回路21に対してレーザ出力を再生用の出力
にするための再生用設定データDp1を出力し、かつ、
アドレス比較手段62からの比較結果Ssに基づいて目
標位置データDzをサーボ制御回路27のスライド・サ
ーボ回路及びトラッキング・サーボ回路に出力する再生
系63と、アドレス比較手段62からのアドレス一致を
示す信号Seの入力に基づいてAPC回路21に対しレ
ーザ出力を記録用の出力にするための記録用設定データ
Dp2を出力し、かつ、磁界発生駆動回路26に対して
起動信号Sd(磁界発生駆動回路26に電源供給を行な
わせるためのスイッチング信号)を出力する記録系64
とを有する。
【0092】上記書込みアドレス設定手段61は、上記
最大回転数設定処理手段における最大回転数出力回路5
4からの記録要求信号Swの入力に基づいて最大回転数
データDmを記録すべきアドレスDaをアドレスバスを
通じてアドレス比較手段62に出力するという処理を行
なう。
【0093】次に、上記変形例に係る記録再生装置にお
ける最大回転数設定処理手段での処理動作を説明する。
この場合、再生系63からAPC回路21に対して再生
用設定データDp1が出力されて光ヘッド2から光磁気
ディスクDに対して再生用の出力を有するレーザ光Lが
出射されている状態である。
【0094】まず、最大回転数入力手段51において最
大回転数設定回路40からの入力割込みSmがあったか
どうかの判別が行なわれ、入力割込みSmがあった場合
に、後段の各種手段(最大回転数受取り手段53及び最
大回転数出力手段54)をそれぞれ活性化させる。
【0095】最大回転数読出し手段53は、最大回転数
設定回路40からデータバスを通じて送られてくる最大
回転数データDmを受け取ってメモリ52の所定領域に
格納するという処理を行ない、該処理が終了した段階で
最大回転数出力手段54に受取り完了指令S2を出力す
る。
【0096】最大回転数出力手段54は、上記最大回転
数受取り手段53からの受取り完了指令S2に基づい
て、メモリ52の上記所定領域に格納されている最大回
転数データDmを読み出してデータバスを通じてサーボ
制御回路27におけるスピンドル・サーボ回路に出力す
る。
【0097】この段階から、スピンドル・サーボ回路
は、システムコントローラ30から新たに供給された上
記最大回転数データDmが示す最大回転数以下の回転数
でスピンドルモータ1を回転制御する。
【0098】また、上記最大回転数出力手段54は、サ
ーボ制御回路27に対して最大回転数データDmを出力
した後、書込みアドレス設定手段61に記録要求信号S
wを出力する。
【0099】書込みアドレス設定手段61は、上記最大
回転数出力手段54からの記録要求信号Swの入力に基
づいて最大回転数データDmを記録すべきアドレスDa
をアドレスバスを通じてアドレス比較手段62に出力す
る。
【0100】アドレス比較手段62は、デコーダ28か
ら順次送られてくるサブコードDsに含まれるアドレス
と上記書込みアドレス設定手段62からのアドレスDa
を比較してその差分情報Ssを再生系63に出力する。
再生系63はアドレス比較手段62から順次送られてく
る差分情報Ssをシーク用の目標位置データDzに変換
してサーボ制御回路27のスライド・サーボ回路及びト
ラッキング・サーボ回路に出力する。これによって、光
ヘッド2は、最大回転数データDmを記録すべき領域に
対応した位置に移動することとなる。
【0101】そして、アドレス比較手段62での比較結
果が「一致」である場合、該アドレス比較手段62から
記録系64及び最大回転数出力手段54に対して一致信
号Seが出力される。記録系64は、アドレス比較手段
62からの一致信号Seの入力に基づいてAPC回路2
1に対して記録用設定データDp2を出力する。この段
階から光ヘッド2より出射されるレーザ光Lの出力は記
録用の出力となる。また、この記録系64は、上記記録
用設定データDp2の出力と並行して磁界発生駆動回路
26に起動信号Sdを出力する。この段階からエンコー
ダ25から出力されるオンオフ信号Soが磁界発生駆動
回路26を通じて記録用磁界発生装置3に供給されるこ
とになる。
【0102】一方、最大回転数出力手段54は、上記ア
ドレス比較手段62からの一致信号Seの入力に基づい
て、エンコーダ25に対して最大回転数データDmを出
力する。
【0103】上記一連の動作によって、エンコーダ25
から出力される最大回転数データDmに関するオンオフ
信号Soが磁界発生駆動回路26を通じて記録用磁界発
生装置3に供給されて、光磁気ディスクDの所定領域
(最大回転数データDmを記録すべき領域)に最大回転
数データDmが記録されることになる。
【0104】この変形例に係る記録再生装置は、上記の
ように最大回転数データDmを光磁気ディスクDに記録
する機能のほかに、以下に示す判別機能をも有する。
【0105】即ち、この判別機能は、図示しないが、新
たに装着された光磁気ディスクDの所定領域に最大回転
数データDmが記録されているかどうかを判別するもの
である。
【0106】そして、最大回転数データDmが記録され
ていない場合は、初めて装着された光磁気ディスクDで
あると認識し、最大回転数設定回路40を通じて当該光
磁気ディスクDにとって最適な最大回転数を検出し、そ
の検出した最大回転数にてスピンドルモータ1を回転制
御し、更に、その最大回転数データDmをシステムコン
トローラ30内の最大回転数設定処理手段を通じて光磁
気ディスクDの所定領域に記録するという処理が行なわ
れる。
【0107】反対に最大回転数データDmが記録されて
いると判別された場合は、その記録されている最大回転
数データDmを再生し、その再生データ(最大回転数デ
ータDm)をシステムコントローラ30を通じてサーボ
制御回路27のスピンドル・サーボ回路に出力するとい
う処理が行なわれる。
【0108】なお、二次元アクチュエータ22の特性
は、記録再生装置間で若干異なる場合があるため、同一
の光磁気ディスクDに対する最適な最大回転数も記録再
生装置間で僅かに異なる場合がある。従って、光磁気デ
ィスクDに最大回転数データDmを記録する場合に、記
録再生装置の製番(ロット番号)を記録するようにし
て、装着された光磁気ディスクDに記録されてるロット
番号が当該記録再生装置のロット番号と異なる場合は、
その装置の特性に合致した最大回転数を求めて当該記録
再生装置のロット番号とともに光磁気ディスクDに記録
するようにする。
【0109】このようにすれば、記録再生装置間でのデ
バイス特性のばらつきを吸収することが可能となり、当
該記録再生装置及び光磁気ディスクDにとって最適な最
大回転数以下の回転数で光磁気ディスクDを回転制御す
ることができ、アクセス速度の向上及びデータの転送レ
ートの向上をより有効に図ることができる。
【0110】また、光磁気ディスクDは、時間の経過に
よってその面振れ状態も経時変化することから、光磁気
ディスクDに対して最大回転数データDmを記録すると
ともにその記録した時刻も記録しておく。そして、光磁
気ディスクDが装着されるたびに、その時刻データを読
み込んで現在の時刻と比較し、所定年数あるいは所定月
数経過している場合に、改めて最大回転数を求めて現在
の時刻とともに記録し直すようにしてもよい。
【0111】上記例は、光ディスクとして光磁気ディス
クDを用いた場合に適用した例を示したが、追記型の光
ディスク(相変化型の光ディスク等)にも適用させるこ
とが可能である。
【0112】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る光ディスク
装置によれば、装着された円盤状記録媒体を、設定され
た最大回転数以下の回転速度で回転駆動する回転駆動手
段と、上記円盤状記録媒体に対して光学的に情報信号を
アクセスする光学ヘッドと、上記円盤状記録媒体の品質
に関する属性を検知する属性検知手段と、上記属性検知
手段による検知結果に基づいて、上記回転駆動手段にて
回転駆動される上記円盤状記録媒体の上記最大回転数を
設定する回転数設定手段とを設けるようにしたので、特
性の良好な光ディスクが装着された場合において、その
特性の良さを装置自体に反映させることができ、高性能
なコンピュータシステムの構築を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置を、光ディスクと
して例えば5インチ光磁気(MO)ディスクを用いた磁
界変調型の記録再生装置に適用した実施の形態例(以
下、単に実施の形態に係る記録再生装置と記す)を示す
構成図である。
【図2】本実施の形態に係る記録再生装置の内部構成を
示す分解斜視図である。
【図3】本実施の形態に係る記録再生装置の最大回転数
設定回路を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係る記録再生装置のシステムコ
ントローラ内に組み込まれる最大回転数設定処理手段を
示すブロック図である。
【図5】本実施の形態に係る記録再生装置のデバイス特
性、特にフォーカス方向の周波数特性を示す特性図であ
る。
【図6】変形例に係る記録再生装置のシステムコントロ
ーラ内に組み込まれる最大回転数設定処理手段及びアク
セス処理手段を示すブロック図である。
【符号の説明】
D 光磁気ディスク、1 スピンドルモータ、2 光ヘ
ッド、3 記録用磁界発生装置、22 二次元アクチュ
エータ、23 RFアンプ、24 演算回路、25 エ
ンコーダ、26 磁界発生駆動回路、27 サーボ制御
回路、28 デコーダ、30 システムコントローラ、
31 ホストコンピュータ、33 インターフェース回
路、40 最大回転数設定回路、41 面振れ検出回
路、42,44 第1及び第2の回転数演算回路、43
偏心検出回路、45 回転数出力回路、51 最大回
転数入力手段、52 メモリ、53 最大回転数受取り
手段、54 最大回転数出力手段、61 書込みアドレ
ス設定手段、62 アドレス比較手段、63 再生系、
64 記録系

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着された円盤状記録媒体を、設定され
    た最大回転数以下の回転速度で回転駆動する回転駆動手
    段と、 上記円盤状記録媒体に対して情報信号をアクセスする光
    学ヘッドと、 上記円盤状記録媒体の品質に関する属性を検知する属性
    検知手段と、 上記属性検知手段による検知結果に基づいて、上記回転
    駆動手段にて回転駆動される上記円盤状記録媒体の上記
    最大回転数を設定する回転数設定手段とを有することを
    特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記回転数設定手段にて設定された最大
    回転数に関する情報を上記円盤状記録媒体に記録するた
    めの回転数情報記録系を有することを特徴とする請求項
    1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記円盤状記録媒体の品質に関する属性
    は、少なくとも上記光学ヘッドにおけるフォーカス方向
    の変位量に関するものであって、 上記属性検知手段は、上記光学ヘッドからのフォーカス
    エラー信号のレベル変化に基づいて、上記円盤状記録媒
    体の品質に関する属性を検知することを特徴とする請求
    項1又は2記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 上記円盤状記録媒体の品質に関する属性
    は、少なくとも上記光学ヘッドにおけるトラッキング方
    向の変位量に関するものであって、 上記属性検知手段は、上記光学ヘッドからのトラッキン
    グエラー信号のレベル変化に基づいて、上記円盤状記録
    媒体の品質に関する属性を検知することを特徴とする請
    求項1又は2記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 上記円盤状記録媒体の品質に関する属性
    は、少なくとも上記光学ヘッドにおけるフォーカス方向
    の変位量に関する第1の属性と、上記光学ヘッドにおけ
    るトラッキング方向の変位量に関する第2の属性であっ
    て、 上記属性検知手段は、上記光学ヘッドからのフォーカス
    エラー信号のレベル変化に基づいて上記第1の属性を検
    知する第1の検知手段と、上記光学ヘッドからのトラッ
    キングエラー信号のレベル変化に基づいて上記第2の属
    性を検知する第2の検知手段を有し、 上記回転数設定手段は、上記第1の検知手段にて検知さ
    れた上記第1の属性に基づく最大回転数と、上記第2の
    検知手段にて検知された上記第2の属性に基づく最大回
    転数のうち、小さい方の最大回転数を、上記円盤状記録
    媒体の最大回転数として設定することを特徴とする請求
    項1又は2記載の光ディスク装置。
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