JP2002109821A - 記録媒体の回転制御方法及び記憶装置 - Google Patents

記録媒体の回転制御方法及び記憶装置

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JP2002109821A
JP2002109821A JP2000301461A JP2000301461A JP2002109821A JP 2002109821 A JP2002109821 A JP 2002109821A JP 2000301461 A JP2000301461 A JP 2000301461A JP 2000301461 A JP2000301461 A JP 2000301461A JP 2002109821 A JP2002109821 A JP 2002109821A
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茂知 柳
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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/26Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive-transfer means therefor

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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は記録媒体の回転制御方法及び記憶装
置に関し、記録媒体の使用状況に応じて、データ転送速
度及びランダムアクセス性能を最適に設定可能とするこ
とを目的とする。 【解決手段】 半径方向に分割された複数のゾーンを有
するZCAV方式の記録媒体の回転を制御する際に、記
録媒体を第1の回転数で回転させる制御を行う通常モー
ドと、半径方向に分割された複数のエリアの夫々に対応
する複数の回転数で記録媒体を回転させる制御を行う高
速モードとのうち、一方のモードに設定するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体の回転制
御方法及び記憶装置に関し、特に光ディスク等の記録媒
体の回転制御方法及びこのような記録媒体の回転制御方
法を採用する記憶装置に関する。
【0002】光ディスク等の記録媒体には、ZCAV
(Zone Constant Angular Ve
locity)方式を採用するものと、ZCLV(Zo
neConstant Linear Velocit
y)方式を採用するものとがある。ZCAV方式を採用
した場合、記録媒体へのランダムアクセス性能が高くな
るが、記録/再生クロック周波数が低くなる、例えば光
ディスクのインナ側では、データ転送速度が遅くなる。
他方、ZCLV方式を採用した場合、データ転送速度は
高くなるが、例えば光ディスク等の記録媒体へのアクセ
ス時には光ディスクの回転数変化を伴うため、記録媒体
へのランダムアクセス性能が低くなる。
【0003】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、ユ
ーザは通信回線等を介して音楽や映像等のデータをダウ
ンロードして記録媒体に記録する機会が増加してきた。
この場合、記録媒体としては、ハードディスクドライブ
(HDD)の磁気ディスクや、DVD(Digital
Versatile Disk)−RAM及び光磁気
(MO)ディスク等のリムーバブルな光ディスク等が使
用される。
【0004】映像データの場合、1つのファイルサイズ
が比較的大きい。このため、映像データは、必然的に連
続データであり、コマ落ち等の画像乱れを発生させない
ためには、光ディスクへの記録/再生時には連続的に安
定した所定以上のデータ転送速度を保つ必要がある。
【0005】他方、パーソナルコンピュータ等は、通常
は光ディスクの一部にディスク管理エリアを設け、各々
のプログラムやファイルを管理している。従って、これ
らのプログラムやファイルにアクセスする度に、ディス
ク管理エリアをアクセスする必要が生じる。このため、
各ファイルサイズが比較的小さい場合、ファイルへのア
クセスとディスク管理エリアへのアクセスとが繰り返さ
れ、光ディスクへのランダムアクセスが発生する。
【0006】このように、扱うデータの種類、ファイル
サイズ、記録媒体の用途等の記録媒体の使用状況に応じ
て、要求されるデータ転送速度及びランダムアクセス性
能が異なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、扱うデータの種類、ファイルサイズ、記録媒体の用
途等の記録媒体の使用状況に応じて、データ転送速度及
びランダムアクセス性能を適切に設定することはできな
いという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、記録媒体の使用状況に
応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性能を最
適に設定可能な記録媒体の回転制御方法及び記憶装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、半径方向に
分割された複数のゾーンを有するZCAV方式の記録媒
体の回転制御方法であって、前記記録媒体を第1の回転
数で回転させる制御を行う通常モードと、半径方向に分
割された複数のエリアの夫々に対応する複数の回転数で
前記記録媒体を回転させる制御を行う高速モードとの間
で、モードを切り替える切り替えステップを含むことを
特徴とする記録媒体の回転制御方法により達成できる。
【0010】上記の課題は、半径方向に分割された複数
のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転を制御
する機能を備えた記憶装置であって、前記記録媒体を第
1の回転数で回転させる制御を行う通常モードと、半径
方向に分割された複数のエリアの夫々に対応する複数の
回転数で前記記録媒体を回転させる高速モードとのう
ち、一方のモードに設定する設定手段を備えたことを特
徴とする記憶装置によっても達成できる。
【0011】上記の課題は、半径方向に分割された複数
のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転を制御
する機能そ備えた記憶装置であって、半径方向に分割さ
れた複数のエリアのうち、任意のエリアよりインナ側の
エリアへのアクセスの際と、アウタ側のエリアへのアク
セスの際とで、インナ側のエリアへのアクセスの際の転
送速度が3700KByte/s以上となるように、前
記ディスクの回転数を多段階に切り替え制御する制御手
段を備えたことを特徴とする記憶装置によっても達成で
きる。
【0012】従って、本発明によれば、記録媒体の使用
状況に応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性
能を最適に設定可能な記録媒体の回転制御方法及び記憶
装置を実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明になる記録媒体の回転制御
方法及び記憶装置の各実施例を、以下に図面と共に説明
する。
【0014】
【実施例】先ず、本発明になる記憶装置の第1実施例を
図1及び図2と共に説明する。図1は、記録装置の第1
実施例の構成を示すブロック図である。記憶装置の第1
実施例では、本発明が光ディスク装置に適用されてい
る。又、記憶装置の第1実施例は、本発明になる記録媒
体の回転制御方法の第1実施例を採用する。
【0015】図1に示すように、光ディスク装置は、大
略コントロールユニット10とエンクロージャ11とか
らなる。コントロールユニット10は、光ディスク装置
の全体的な制御を行うMPU12、ホスト装置(図示せ
ず)との間でコマンド及びデータのやり取りを行うイン
タフェース17、光ディスク(図示せず)に対するデー
タのリード/ライトに必要な処理を行う光ディスクコン
トローラ(ODC)14、デジタルシグナルプロセッサ
(DSP)16及びメモリ18を有する。メモリ18
は、MPU12、ODC14及びインタフェース17で
共用され、例えばダイナミックランダムアクセスメモリ
(DRAM)や、制御プログラムやフラグ情報等を格納
する不揮発性メモリ等を含む。水晶振動子101は、M
PU12と接続されている。
【0016】ODC14には、フォーマッタ14−1
と、誤り訂正符号(ECC)処理部14−2とが設けら
れている。ライトアクセス時には、フォーマッタ14−
1がNRZライトデータを光ディスクのセクタ単位に分
割して記録フォーマットを生成し、ECC処理部14−
2がセクタライトデータ単位にECCを生成して付加す
ると共に、必要に応じて巡回冗長検査(CRC)符号を
生成して付加する。更に、ECC処理部14−2はEC
Cの符号化が済んだセクタデータを例えば1−7ランレ
ングスリミテッド(RLL)符号に変換する。
【0017】リードアクセス時には、セクタデータに対
して1−7RLLの逆変換を行い、次にECC処理部1
4−2でCRCを行った後にECCによる誤り検出及び
誤り訂正を行う。更に、フォーマッタ14−1でセクタ
単位のNRZデータを連結してNRZリードデータのス
トリームとしてホスト装置に転送させる。
【0018】ODC14に対しては、ライト大規模集積
回路(LSI)20が設けられ、ライトLSI20は、
ライト変調部21とレーザダイオード制御回路22とを
有する。レーザダイオード制御回路22の制御出力は、
エンクロージャ11側の光学ユニットに設けられたレー
ザダイオードユニット30に供給される。レーザダイオ
ードユニット30は、レーザダイオード30−1とモニ
タ用ディテクタ30−2とを一体的に有する。ライト変
調部21は、ライトデータをピットポジションモジュレ
ーション(PPM)記録(マーク記録とも言う)又はパ
ルスウィドスモジュレーション(PWM)記録(エッジ
記録とも言う)でのデータ形式に変換する。
【0019】レーザダイオードユニット30を使用して
データの記録再生を行う光ディスク、即ち、書き換え可
能な光磁気(MO)カートリッジ媒体として、本実施例
では、光ディスク上のマークエッジの有無に対応してデ
ータを記録するPWM記録が採用されている。又、光デ
ィスクの記録フォーマットは、超解像技術(MSR)を
使用した1.3GBフォーマットであり、ZCAV方式
を採用している。光ディスク装置に光ディスクをロード
すると、先ず光ディスクの識別(ID)部をリードして
そのピット間隔からMPU12で光ディスクの種別(記
憶容量等)を認識し、種別の認識結果をODC14に通
知する。
【0020】ODC14に対するリード系統としては、
リードLSI24が設けられ、リードLSI24にはリ
ード復調部25と周波数シンセサイザ26とが内蔵され
る。リードLSI24に対しては、エンクロージャ11
に設けたID/MO用ディテクタ32によるレーザダイ
オード30−1からのレーザビームの戻り光の受光信号
が、ヘッドアンプ34を介してID信号及びMO信号と
して入力されている。リードLSI24のリード復調部
25には、自動利得制御(AGC)回路、フィルタ、セ
クタマーク検出回路等の回路機能が設けられ、リード復
調部25は入力されたID信号及びMO信号からリード
クロック及びリードデータを生成してPWMデータを元
のNRZデータに復調する。又、ゾーンCAVを採用し
ているため、MPU12からリードLSI24に内蔵さ
れた周波数シンセサイザ26に対してゾーン対応のクロ
ック周波数を発生させるための分周比の設定制御が行わ
れる。
【0021】周波数シンセサイザ26は、プログラマブ
ル分周器を備えたフェーズロックドループ(PLL)回
路であり、光ディスク上のゾーン位置に応じて予め定め
た固有の周波数を有する再生用基準クロックをリードク
ロックとして発生する。即ち、周波数シンセサイザ26
は、プログラマブル分周器を備えたPLL回路で構成さ
れ、通常モードでは、MPU12がゾーン番号に応じて
設定した分周比m/nに従った周波数foの記録/再生
用基準クロックを、fo=(m/n)・fiに従って発
生する。
【0022】ここで、分周比m/nの分母の分周値n
は、光ディスクの種別に応じた固有の値である。又、分
周比m/nの分子の分周値mは、光ディスクのゾーン位
置に応じて変化する値であり、各光ディスクに対してゾ
ーン番号に対応した値のテーブル情報として予め準備さ
れている。更に、fiは、周波数シンセサイザ26の外
部で発生した記録/再生用基準クロックの周波数を示
す。
【0023】リードLSI24で復調されたリードデー
タは、ODC14のリード系統に供給され、1−7RL
Lの逆変換を行った後にECC処理部14−2の符号化
機能によりCRC及びECC処理を施され、NRZセク
タデータに復元される。次に、フォーマッタ14−1で
NRZセクタデータを繋げたNRZリードデータのスト
リームに変換し、メモリ18を経由してインタフェース
17からホスト装置に転送される。
【0024】MPU12に対しては、DSP16を経由
してエンクロージャ11側に設けた温度センサ36の検
出信号が供給されている。MPU12は、温度センサ3
6で検出した光ディスク装置内部の環境温度に基づき、
レーザダイオード制御回路22におけるリード、ライト
及びイレーズの各発光パワーを最適値に制御する。
【0025】MPU12は、DSP16を経由してドラ
イバ38によりエンクロージャ11側に設けたスピンド
ルモータ40を制御する。本実施例では、光ディスクの
記録フォーマットがZCAV方式であるため、スピンド
ルモータ40は例えば3637rpmの一定速度で回転
される。
【0026】又、MPU12は、DSP16を経由して
ドライバ42を介してエンクロージャ11側に設けた電
磁石44を制御する。電磁石44は、光ディスク装置内
にロードされた光ディスクのビーム照射側と反対側に配
置されており、記録時及び消去時に光ディスクに外部磁
界を供給する。超解像技術を用いた1.3GBフォーマ
ットの光ディスクでは、MSR再生を行う際にも外部磁
界を供給する。
【0027】DSP16は、光ディスクに対してレーザ
ダイオード30からのビームの位置決めを行うためのサ
ーボ機能を備え、目的トラックにシークしてオントラッ
クするためのシーク制御部及びオントラック制御部とし
て機能する。このシーク制御及びオントラック制御は、
MPU12による上位コマンドに対するライトアクセス
又はリードアクセスに並行して同時に実行することがで
きる。
【0028】DSP16のサーボ機能を実現するため、
エンクロージャ11側の光学ユニットに光ディスクから
のビーム戻り光を受光するフォーカスエラー信号(FE
S)用ディテクタ45を設けている。FES検出回路4
6は、FES用ディテクタ45の受光出力からFESE
1を生成してDSP16に入力する。
【0029】エンクロージャ11側の光学ユニットに
は、光ディスクからのビーム戻り光を受光するトラッキ
ングエラー信号(TES)用ディテクタ47も設けられ
ている。TES検出回路48は、TES用ディテクタ4
7の受光出力からTESE2を生成してDSP16に入
力する。TESE2は、トラックゼロクロス(TZC)
検出回路50にも入力され、TZCパルスE3が生成さ
れてDSP16に入力される。
【0030】エンクロージャ11側には、光ディスクに
対してレーザビームを照射する対物レンズの位置を検出
するレンズ位置センサ54が設けられており、レンズ位
置センサ54からのレンズ位置検出信号(LPOS)E
4はDSP16に入力される。DSP16は、光ディス
ク上のビームスポットの位置を制御するため、ドライバ
58,62,66を介してフォーカスアクチュエータ6
0、レンズアクチュエータ64及びボイスコイルモータ
(VCM)68を制御して駆動する。
【0031】図2は、エンクロージャ11の概略構成を
示す断面図である。図2に示すように、ハウジング67
内にはスピンドルモータ40が設けられ、インレットド
ア69側からMOカートリッジ70を挿入することで、
MOカートリッジ70に収納された光ディスク(MOデ
ィスク)72がスピンドルモータ40の回転軸のハブに
装着されて光ディスク72が光ディスク装置にロードさ
れる。
【0032】ロードされたMOカートリッジ70内の光
ディスク72の下側には、VCM64により光ディスク
72のトラックを横切る方向に移動自在なキャリッジ7
6が設けられている。キャリッジ76上には対物レンズ
80が搭載され、固定光学系78に設けられているレー
ザダイオード30−1からのビームを立ち上げミラー8
2を介して入射して光ディスク72の記録面にビームス
ポットを結像する。
【0033】対物レンズ80は、図1に示すエンクロー
ジャ11のフォーカスアクチュエータ60により光軸方
向に移動制御され、又、レンズアクチュエータ64によ
り光ディスク72のトラックを横切る半径方向に例えば
数十トラックの範囲内で移動可能である。このキャリッ
ジ76に搭載されている対物レンズ80の位置が、図1
のレンズ位置センサ54により検出される。レンズ位置
センサ54は、対物レンズ80の光軸が直上に向かう中
立位置でレンズ位置検出信号をゼロとし、光ディスク7
2のアウタ側への移動とインナ側への移動に対して夫々
異なる曲性の移動量に応じたレンズ位置検出信号E4を
出力する。
【0034】光ディスク72は、ZCAV方式を採用し
ているので、半径方向に複数のゾーンに分割されてい
る。通常モードでは、光ディスク72はスピンドルモー
タ40により一定回転速度で回転され、各ゾーン内の記
録/再生用基準クロックは、同じ周波数を有する。又、
記録/再生用基準クロックの周波数は、光ディスク72
の外周(アウタ)側のゾーンの方が、内周(インナ)側
のゾーンより高く設定されている。本実施例では、この
ような光ディスク72を、アウタ側からインナ側にかけ
てゾーン数以下のエリアに分割し、高速モードでは、各
エリア毎にインナ側に向かうにつれて光ディスク72の
回転速度が高くなるようにスピンドルモータ40が制御
される。つまり、高速モードでは、光ディスク72の回
転数を、各エリア毎にランダムアクセス性能への悪影響
を抑えられる程度の回数だけ切り替えると共に、記録/
再生用基準クロック及びレーザダイオード制御回路22
における記録/再生パワーを切り替える。従って、通常
モードでは、ZCAV方式の光ディスク72をZCAV
方式を採用して使用するのでランダムアクセス性能が高
く、高速モードでは、ZCAV方式の光ディスク72を
一種のZCLV方式を採用して使用するので記録/再生
時の光ディスク72のデータ転送速度が高くなる。
【0035】通常モードでは、光ディスク72の回転数
を一定に制御する。他方、高速モードでは、光ディスク
72の回転数を多段階で切り替え制御する。
【0036】図3は、本実施例における光ディスク72
上のゾーンと、データ転送レートと、光ディスク72の
回転数との関係を示す図である。図3では、説明の便宜
上、1つのエリアがゾーン単位毎からなる場合を示す
が、上記の如く、エリアとゾーンとの関係はこれに限定
されるものではない。又、図4は、光ディスク72上の
ゾーンに対するデータ転送レート及び光ディスク72の
回転数の関係を示す図である。図4中、四角印はデータ
転送速度、三角印は光ディスク72の回転数を示す。図
3及び図4は、光ディスク72の記憶容量が1.3GB
であり、高速モードにおいて切り替えられる回転数が3
通りある場合を示す。又、説明の便宜上、ゾーン0が光
ディスク72のアウタ側に位置し、ゾーン17がインナ
側に位置するものとする。
【0037】高速モードにおいて、例えば光ディスク7
2の最インナ側のゾーン17では、光ディスク72の回
転数が5001rpmに切り替えられ、データ転送速度
は4097Kbyte/sである。通常モードでは、ゾ
ーン17における回転数は3637rpmであり、デー
タ転送速度は2979Kbyte/sであるので、高速
モードではデータ転送速度が改善されることがわかる。
従って、3700〜3800Kbyte/sの所望の転
送速度以上を得ることができる。尚、本実施例では、回
路の限界周波数の関係で、上限のデータ転送速度は51
21Kbyte/s以下に制限されるので、ゾーン11
よりアウタ側のゾーン0〜10では、5001rpmの
回転数での動作は行えないが、切り替えられる回転数及
びデータ転送速度は夫々図3及び図4に示すものに限定
されず、又、切り替えられる回転数は複数であれば良
く、3通りに限定されない。
【0038】映像や音楽等の大容量連続データの場合、
ある基準以上の転送速度を保たないと、記録/再生の途
中で映像や音楽が止まってしまい、画像乱れやコマ落ち
が生じてしまう。ディジタルビデオ(DV)フォーマッ
トの記録/再生時の転送速度は、3700〜3800K
Byte/sであり、この転送速度を下回ると画像や音
声の途切れが生じてしまう。図3の場合、回転数が36
37rpmの場合には、ゾーン12〜17のインナ側で
は、転送速度が3700KByte/sを下回ってお
り、映像や音楽等の大容量連続データの記録/再生には
適していないことがわかる。そこで、回転数を5001
rpmとすることで、光ディスク72のインナ側からア
ウタ側まで3700〜3800KByte/s以上の転
送速度を保証することができる。尚、回路の限界周波数
の関係で、光ディスク72の全てのエリアで回転数を5
001rpm以上とすることはできないので、回転数が
4138rpmに設定されるエリアも設けている。この
ようにして、光ディスク72のインナ側からアウタ側ま
での全エリアで転送速度が3700〜3800KByt
e/s以上となるように、エリアによって回転数を変え
ている。
【0039】図5及び図6は、本実施例におけるMPU
12の動作を説明するフローチャートである。
【0040】図5において、ステップS1は、ホスト装
置から記録/再生指示が発行されたか否かを判定し、判
定結果がYESになると、ステップS2は、通常モー
ド、即ち、ZCAV方式の低速回転固定モードが指定さ
れているか否かを判定する。ステップS2の判定結果が
YESであると、ステップS3は、低速回転要求をセッ
トし、処理は図6と共に後述するステップS21へ進
む。
【0041】他方、ステップS2の判定結果がNOであ
ると、一種のZCLV方式のモードが指定されているの
で、ステップS4は、光ディスク72上の現在記録/再
生位置が、高速モードで記録/再生可能な位置、即ち、
高速回転可能位置よりインナ側であるか否かを判定す
る。ステップS4の判定結果がNOであると、ステップ
S5は、現在記録/再生位置が光ディスク72の最アウ
タ側、即ち、先頭領域付近であるか否かを判定する。ス
テップS5の判定結果がNOであると、ステップS6は
MPU12内のインナアクセスカウンタを初期化し、ス
テップS7はMPU12内で管理されるインナアクセス
時間を初期化し、処理はステップS3へ進む。又、ステ
ップS5の判定結果がYESであると、ステップS8は
インナアクセスカウンタの値をαだけ減算し、ステップ
S9はインナアクセス時間の値をβだけ加算し、処理は
ステップS3へ進む。
【0042】このように、光ディスク72の先頭領域に
ついては、アクセスの連続性判断の条件を緩和してお
き、より簡単に回転数が上昇するようにしている。先頭
領域には、FAT領域やディレクトリ領域等の、ファイ
ルの使用状況を管理するための領域が存在する。ホスト
装置は、光ディスク72のインナ側の領域に対してシー
ケンシャルな処理を行っていても、ファイル情報の更新
や追加のために、時々ディレクトリ領域を更新するた
め、先頭領域へのアクセスが発生する。従って、アクセ
スの連続性判断の条件を緩和することで、シーケンシャ
ルな処理中のディレクトリ情報だけの更新で回転数が低
下しても、ランダムアクセスよりも先に回転数が上昇し
てランダムアクセス性能の低下を防止している。
【0043】ステップS4の判定結果がYESである
と、ステップS11は、アクセスの連続性の判断が必要
であるか否かを判定し、判定結果がNOであると、処理
は後述するステップS15へ進む。他方、ステップS1
1の判定結果がYESであると、ステップS12はイン
ナアクセスカウンタを「1」だけ加算し、ステップS1
3は、インナアクセスカウンタが規定値以上であるか否
かを判定する。ステップS13の判定結果がNOである
と処理はステップS3へ進み、判定結果がYESである
と、処理はステップS14へ進む。ステップS14は、
低速モードで行った最後のアウタアクセスから規定時間
が経過しているか否かを判定し、判定結果がNOである
と、処理はステップS3へ進む。ステップS14の判定
結果がYES、又は、ステップS11の判定結果がNO
であると、ステップS15は、高速モードで記録/再生
するための高速回転要求をセットし、処理は図6に示す
ステップS21へ進む。
【0044】上記規定時間は、一度低下した光ディスク
72の回転数を再度上昇しにくくして、回転数の切り替
えが頻発することによるランダムアクセス性能の低下及
びデータ転送速度の低下を防止している。
【0045】図6において、ステップS21は、高速回
転要求があるか否かを判定し、判定結果がNOである
と、処理はステップS22へ進む。ステップS22は、
現在通常モード、即ち、低速回転中であるか否かを判定
し、判定結果がYESであると、ステップS23は光デ
ィスク72上の目的トラックへシークし、記録/再生を
実行する。ステップS22の判定結果がNOであると、
ステップS24は、低速回転切り替え要求をセットし、
処理は後述するステップS27へ進む。
【0046】ステップS21の判定結果がYESである
と、ステップS25は、現在高速モード、即ち、高速回
転中であるか否かを判定し、判定結果がYESである
と、処理はステップS23へ進む。ステップS25の判
定結果がNOの場合、又は、ステップS24の後、ステ
ップS27は、TESE2に基くトラッキングサーボを
オフとする。ステップS28は、高速回転要求があるか
否かを判定し、判定結果がNOであると、ステップS2
9は、光ディスク72上のデータの破壊を防止するため
に、FESE1に基くフォーカスサーボをオフとすると
共に、レーザダイオード30−1をオフとする。ステッ
プS28の判定結果がYESの場合、又は、ステップS
29の後、ステップS30は、回転数の切り替えを開始
する。回転数の切り替えは、例えば図3に示す関係を示
すテーブルを例えばメモリ18に格納しておき、このテ
ーブルに基いて切り替えれば良い。
【0047】ステップS31は、切り替え後の光ディス
ク72の新たな回転数に応じて、例えばメモリ18内の
偏心加速度テーブルの内容(偏心加速度情報)を入れ替
えるか、或いは、計算し直す。偏心加速度情報は、光デ
ィスク72の偏心によって発生する加速度に関する情報
であり、後述する。ステップS32は、新たな回転数に
応じて、記録/再生時に用いる各種記録/再生パラメー
タを変更する。ステップS33は、光ディスク72の回
転の安定化を確認する。ステップS34は、レーザダイ
オード30−1がオフになっていれば、オンにする。ス
テップS35は、フォーカスサーボがオフになっていれ
ば、オンにする。又、ステップS36は、トラッキング
サーボがオフになっていれば、オンにして、処理はステ
ップS23へ進む。
【0048】上記の動作により、(1)低速回転固定モ
ードと回転数切り替えモードの切り替え設定、及び、
(2)回転数切り替えモードにおけるアクセスの連続性
判断の有無の切り替え設定に対する処理が行われる。前
者(1)の低速回転固定モードと回転数切り替えモード
の切り替え設定は、ステップS2の判断で使用されるフ
ラグをセットすることで可能となる。又、後者(2)の
回転数切り替えモードにおけるアクセスの連続性判断の
有無の切り替え設定は、前者(1)の低速回転固定モー
ドと回転数切り替えモードの切り替え設定において回転
数切り替えモードに設定した状態で、ステップS11の
判断で使用されるフラグをセットすることで可能とな
る。これらのフラグのセット方法は特に限定しないが、
例えばホスト装置からのモードを設定する方法、メモリ
18内の不揮発性メモリにモードを設定する方法、ホス
ト装置により光ディスク72上にモード設定情報を書き
込んでおきその書き込まれたモード設定情報に基いてモ
ードを設定する方法等が採用可能である。
【0049】尚、ステップS32において変更される記
録/再生パラメータには、記録/再生用クロックの周波
数やレーザダイオード30−1の記録/再生パワー等が
含まれる。図7及び図8は、変更される記録/再生パラ
メータを説明する図である。
【0050】図7は、光ディスク72上のゾーンと、記
録/再生クロック周波数と、光ディスク72の回転数と
の関係を示す図である。同図中、記録/再生クロック周
波数の単位は、MHzである。
【0051】図8は、光ディスク72上のゾーンと、記
録/再生パワーと、光ディスク72の回転数との関係を
示す図である。同図中、四角印は回転数が3637rp
mの場合、三角印は回転数が4138rpmの場合、丸
印は回転数が5001rpmの場合を示す。
【0052】例えば、特開平11−73669号公報に
て提案されているように、テストライトでは、パワーデ
フォルトテーブルのデフォルト記録/再生パワーに対す
る最適記録/再生パワーのずれ量を求め、記録/再生パ
ワーの最適化が図られる。このため、本実施例では、回
転数の切り替えの度にテストライトを行う必要はない。
つまり、回転数の切り替え時には、各回転数に対応する
パワーデフォルトテーブルのみを切り替えれば良く、各
回転数での最適記録/再生パワーは、該当するパワーデ
フォルトテーブルのデフォルト記録/再生パワーを同じ
ずれ量で補正することで最適化することができる。
【0053】更に、本実施例では、偏心加速度情報や記
録/再生パラメータ等の、光ディスク72の回転数に依
存するパラメータを変更する処理を、回転数の切り替え
処理と並行して行うので、処理時間の短縮を図ることが
可能である。
【0054】図9は、図6に示すステップS31の偏心
加速度情報切り替え処理を説明するフローチャートであ
る。本実施例では、説明の便宜上、偏心加速度情報切り
替え処理が、MPU12の制御下でDSP16により行
われるものとする。図9において、ステップS41は、
光ディスク72の新たな回転数での偏心加速度情報が過
去に測定済みであるか否かを判定し、判定結果がNOで
あると、ステップS42は、偏心加速度情報再測定要求
をセットし、処理は終了する。これにより、新たな回転
数での偏心加速度情報を周知の方法で測定して偏心加速
度テーブルに格納する。偏心加速度情報の測定や学習に
関しては、先に本出願人が特願平10−366326号
公報、特願平11−75043号公報や特願平11−3
08244号等でも提案されている。
【0055】他方、ステップS41の判定結果がYES
であると、ステップS43は、DSP16内のメモリ又
はメモリ18内の旧回転数に対応する偏心加速度情報を
バックアップする。ステップS44は、新たな回転数に
対応する偏心加速度情報を、DSP16内のメモリ又は
メモリ18内に展開する。ステップS45は、旧回転数
に対応する偏心加速度情報に対するフラグをセットし、
処理は終了する。
【0056】このように、偏心加速度情報は、光ディス
ク72の回転数が変化すると変化するので、回転数に応
じて求める必要がある。偏心加速度情報の測定及び格納
には、時間を要するため、可能な限り回転数の切り替え
時に再測定処理を行わないことが望ましい。そこで、本
実施例では、新たな回転数に対する偏心加速度情報が測
定済みであるか否かを判定し、測定済みであれば、偏心
加速度テーブルの内容の入れ替えのみを行うことで、再
測定処理を省略して処理時間の短縮を図る。
【0057】図10は、図6に示すステップS31の偏
心加速度情報切り替え処理を説明する図である。具体的
には、図10は、計算によって偏心加速度情報を切り替
える場合を説明する図である。図10において、縦軸は
偏心加速度を任意単位で示し、横軸はDSP16内のメ
モリ又はメモリ18内のメモリセル番号を示す。又、四
角印は回転数が5001rpmの場合に対応する偏心加
速度を示し、菱形印は回転数が3637rpmの場合に
対応する偏心加速度を示す。
【0058】DSP16内では、リードLSI回路24
及びODC14を介して得られる信号に基いて、光ディ
スク72の1回転を表す基準信号を生成される。この基
準信号は、光ディスク72の回転数が変化しても、光デ
ィスク72の円周方向上の位置との関係は保たれる。従
って、DSP16は、基準信号に基いて、DSP16内
のメモリ又はメモリ18内のメモリセル番号に、1回転
分の偏心加速度情報(偏心加速度遷移)を計算して順次
格納する。図10では、説明の便宜上、3637rpm
の回転数に対応する偏心加速度テーブルの偏心加速度情
報から、5001rpmの回転数に対応する偏心加速度
テーブルの偏心加速度情報を計算する場合を示す。従っ
て、光ディスク72の回転数の変化に伴い、偏心加速度
はこの場合(5001/3637)倍となり、メモリ
セル番号に格納された偏心加速度情報が(5001/3
637)倍された偏心加速度テーブルが計算される。
更に、1つのメモリセルに対応する経過時間は、(36
37/5001)倍になっているため、3637rpm
の回転数の場合のメモリセルの更新時間を1とすると、
5001rpmの回転数の場合は1×(3637/50
01)ずつメモリセルを更新するように、DSP16に
対してパラメータの設定を行う。
【0059】このように、本実施例では、記録/再生ク
ロック周波数、記録/再生パワー、偏心加速度情報等の
記録/再生パラメータのテーブルを、光ディスク72の
回転数の切り替えの際に切り替えることで、用途に応じ
た、最適なランダムアクセス性能又はデータ転送速度を
実現できる。
【0060】次に、本発明になる記憶装置の第2実施例
を図11と共に説明する。記録装置の第2実施例の構成
は、図1及び図2に示す記憶装置の第1実施例の構成と
同じであり、その図示は省略する。記憶装置の第2実施
例では、本発明が光ディスク装置に適用されている。
又、記憶装置の第2実施例は、本発明になる記録媒体の
回転制御方法の第2実施例を採用する。
【0061】図11は、光ディスク72上に設けられた
バッファ領域を説明する図である。同図に囲み線で示す
ように、本実施例では、光ディスク72上の通常モード
でアクセス可能な領域と、高速モードでアクセス可能な
領域との境界部分に、バッファ領域が設けられている。
通常モードにおいて、高速モードでアクセス可能な領域
へのアクセス要求が発生すると、バッファ領域よりイン
ナ側の領域にアクセスが発生したことが検出され、光デ
ィスク72が高速回転されてモードが高速モードに切り
替えられる。つまり、本実施例におけるMPU12の動
作は、バッファ領域を認識する点を除けば、実質的に第
1実施例の場合の動作と同様である。
【0062】尚、高速モードにおいて、光ディスク72
のアウタ側の領域へのアクセス要求が発生した場合、そ
の領域がバッファ領域であれば、直ちに通常モードへは
切り替えず、バッファ領域よりアウタ側の領域へのアク
セスが発生した時点で通常モードへ切り替えるようにす
ることもできる。又、光ディスク72上の高速モードで
アクセス可能な領域へのアクセス要求が発生した場合、
光ディスク72の回転数を直ちに高速回転に切り替えず
に、アクセス状況を測定して連続的にバッファ領域より
インナ側へアクセスが発生した時点で初めて高速回転に
切り替えるようにしても良い。更に、光ディスク72上
のインナ側の領域を高速モードでアクセス中に、アウタ
側の領域へのアクセス要求が発生した場合、回転数を直
ちにアウタ側の領域の回転数に切り替えることも可能で
ある。
【0063】このように、バッファ領域を設けて、光デ
ィスク72の回転数の切り替えをヒステリシス的に行わ
せることで、アクセスの連続性に加えて、回転数の切り
替えが頻発しないようにして、ランダムアクセス性能及
びデータ転送速度の低下を防止することができる。
【0064】上記第1及び第2実施例の変形例として、
モードの切り替えを不動作として、モードを通常モード
及び高速モードの一方に固定する構成としても良い。こ
の場合、ホスト装置からのモード固定要求に応答して、
MPU12がモードの切り替えを不動作とするようにす
れば良い。通常モードしかサポートしない光ディスクを
使用する場合や、主にランダムアクセスが多い使用形態
の光ディスクを使用する場合等には、モードを通常モー
ドに固定すれば良い。他方、音楽や映像等の大容量連続
データを扱う場合や、高い転送速度で利用したい場合等
には、モードを高速モードに固定すれば良い。
【0065】このようなモード固定要求は、ホスト装置
を使用するユーザからの指示に基いて発生したり、ホス
ト装置のアプリケーションソフトウェアと連動して発生
したりすることができ、メモリ18内の不揮発性メモリ
にフラグをセットすることで実現できる。又、モード固
定要求のフラグは、アクセスの連続性判断の有無を示す
フラグと共に管理しても良い。例えば、下記に示すケー
スA〜Cにおいては、3種類のフラグはいずれも「0」
が無効、「1」が有効を示す。 フラグ ケースA ケースB ケースC 通常モード固定 1 0 0 高速モード固定 0 1 1 アクセス連続性判断 0 0 1 ケースAは、ユーザが高い転送速度を望まない場合、
ユーザが記録/再生の信頼性を確保したい場合、1
28MB〜640MBの光ディスクの場合(回転数は4
600〜5400rmpでも回路的には問題なく記録/
再生クロックを発生できるため、回転数は5400rp
mに固定して一定回転数で光ディスクのインナからアウ
タまでの記録/再生が可能な場合)、製造バラツキ等
に起因して光ディスク装置と光ディスク装置との相性が
悪く、エラー及びそれに伴うリトライが多発し、光ディ
スク装置の信頼性を確保するために回転数を一定に制御
する場合等に好適である。の場合、例えば1.3GB
の光ディスクの場合、約3600rpmの低速回転に制
御する。フラグが高速モードにセットされている場合に
は、光ディスク装置自体又はユーザが、フラグを通常モ
ードに固定するようにセットし直す。
【0066】ケースBは、映像や音楽等のデータに関
係なく、ユーザが高い転送速度を望む場合、映像や音
楽などの大容量連続データを取り扱うために所定の転送
速度を要求する場合等に好適である。映像や音楽等のデ
ータ専用の光ディスク装置の場合は、出荷時にフラグを
高速モードに固定するように予めセットしておけば良
い。
【0067】ケースCは、上記ケースBに加え、ユー
ザがパーソナルコンピュータ等のホスト装置のデータの
みならず、映像や音楽等の大容量連続データを取り扱い
たい場合等に好適である。この場合、多様化するユーザ
の使用形態に合わせるために、ユーザ自身又は光ディス
ク装置自体で、フラグを高速モード及びアクセスの連続
性判断有りに固定可能とすれば良い。
【0068】上記各実施例では、認識された光ディスク
の種別が、容量が例えば128MB,230MB,54
0MB,640MB,1.3GB等の場合に、図3、図
7及び図11の如きテーブルに対応するテーブルに基い
て、モードを高速モードと通常モードとで切り替え設定
する。しかし、光ディスク装置が光磁気ディスク以外の
CAV/ZCAVを採用したDVD−RAM等の光ディ
スクと互換性のある構成の場合、このような、容量以外
の光ディスクの種別に基いて、モードを高速モードと通
常モードとで切り替え設定することも可能である。更
に、光ディスク自体にモード識別フラグを付与しておけ
ば、例えば容量が1.3GBの光ディスクであっても、
通常モードで固定して使用する媒体として識別すること
もできる。
【0069】図12は、ロードされた光ディスク72の
種別に応じたモードの設定を説明するフローチャートで
ある。同図に示す処理は、MPU12により実行され
る。同図中、ロード処理が開始されると、ステップS5
1は、スピンドルモータ40を回転し、ステップS52
は、レーザダイオード30−1をオンとして発光させ
る。ステップS53は、フォーカスサーボをオンとし、
ステップS54は、トラッキングサーボをオンとする。
ステップS55は、媒体種別識別処理を行い、ここでは
ID信号を読み取ることで光ディスク72の種別を識別
する。ステップS56は、識別された光ディスク72の
種別に基いて、CLV方式で使用可能な媒体であるか否
かを判定する。ステップS56の判定結果がYESであ
ると、ステップS57は通常モードの設定をクリアし、
ロード処理は終了する。他方、ステップS56の判定結
果がNOであると、ステップS58はモードを通常モー
ドに設定し、ロード処理は終了する。
【0070】更に、リード/ライト時のエラーの回数又
は内容に応じて、高速モードと通常モードの切り替え設
定を行うようにしても良い。
【0071】図13は、エラー回数に応じたモードの設
定を説明するフローチャートである。同図に示す処理
は、MPU12により実行される。説明の便宜上、ライ
ト処理の場合について説明するが、リード処理の場合も
同様な処理を行えることは言うまでもない。
【0072】図13中、ライト処理が開始されると、ス
テップS61は、シーク・アンド・イレーズ処理を行
い、ステップS62は、シーク・アンド・ライト処理を
行い、ステップS63は、シーク・アンド・ベリファイ
処理を行う。ステップS64は、ステップS61〜S6
3の処理が正常終了したか否かを判定する。ステップS
64の判定結果がYESであると、処理はステップS6
5へ進む。他方、ステップS64の判定結果がNOであ
ると、ステップS66は、例えばMPU12内部のエラ
ーカウンタを「1」だけインクリメントし、処理はステ
ップS65へ進む。
【0073】ステップS65は、エラーカウンタの値が
規定値より大きいか否かを判定する。ステップS65の
判定結果がYESであると、ステップS67は、モード
を低速回転固定モードに設定し、ライト処理は終了す
る。他方、ステップS65の判定結果がNOであると、
ステップS68は、低速回転固定モードの設定をクリア
し、ライト処理は終了する。
【0074】又、上記各実施例では、本発明が光磁気デ
ィスクを用いる光ディスク装置に適用されているが、他
の相変化型の光ディスクや磁気ディスク等のディスク状
記録媒体を用いる装置にも同様に適用可能であること
は、言うまでもない。又、記録媒体の形状は、ディスク
形状に限定されず、上記実施例におけるディスクと同様
な螺旋状又は略同心円状のトラックを有するカード形状
等であっても良い。
【0075】尚、本発明は、以下に付記する発明をも包
含するものである。
【0076】(付記1) 半径方向に分割された複数の
ゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転制御方法
であって、前記記録媒体を第1の回転数で回転させる制
御を行う通常モードと、半径方向に分割された複数のエ
リアの夫々に対応する複数の回転数で前記記録媒体を回
転させる制御を行う高速モードとの間で、モードを切り
替える切り替えステップを含むことを特徴とする、記録
媒体の回転制御方法。
【0077】(付記2) 前記切り替えステップは、前
記記録媒体の種別に応じてモードの切り替えを行うこと
を特徴とする、(付記1)記載の記録媒体の回転制御方
法。
【0078】(付記3) 前記切り替えステップによる
回転数の切り替えに応答して、記録/再生クロック、記
録/再生パワー及び偏心加速度情報の少なくとも1つを
変更する変更ステップを更に含むことを特徴とする、
(付記1)又は(付記2)記載の記録媒体の回転制御方
法。
【0079】(付記4) 前記通常モード時における前
記任意のエリアよりインナ側のエリアへのアクセスの連
続性を判断する判断ステップを更に含み、前記切り替え
ステップは、前記判断ステップによりアクセスの連続性
が判断された場合に初めて回転数を第2の回転数に切り
替えることを特徴とする、(付記1)〜(付記3)のい
ずれか1項記載の記録媒体の回転制御方法。
【0080】(付記5) 前記判断ステップは、前記記
録媒体上の、ファイルの使用状況を管理するための領域
へのアクセス時には、アクセスの連続性判断の条件を緩
和することを特徴とする、(付記4)記載の記録媒体の
回転制御方法。
【0081】(付記6) 前記切り替えステップは、前
記高速モード時における前記任意のエリアよりアウタ側
のエリアへのアクセス時には、直ちに回転数を第1の回
転数に切り替えることを特徴とする、(付記4)又は
(付記5)記載の記録媒体の回転制御方法。
【0082】(付記7) 前記切り替えステップによる
回転数の切り替えにより回転数が減少させる場合に、記
録/再生用のレーザダイオードをオフとするステップを
更に含むことを特徴とする、(付記1)〜(付記6)の
いずれか1項記載の記録媒体の回転制御方法。
【0083】(付記8) 前記切り替えステップは、前
記記録媒体へのアクセス状況に応じてモードの切り替え
を行うことを特徴とする、(付記1)記載の記録媒体の
回転制御方法。
【0084】(付記9) 前記切り替えステップは、通
常モードで行った最後のアウタアクセスからの経過時間
が規定値以上であると高速モードに切り替えることを特
徴とする、(付記8)項記載の記録媒体の回転制御方
法。
【0085】(付記10) 前記記録媒体上の前記任意
のエリアと、前記任意のエリアよりインナ側のエリアと
の間にはバッファ領域が設けられ、前記切り替えステッ
プは、通常モード時における前記バッファ領域よりイン
ナ側のエリアへのアクセス時に初めて回転数を第2の回
転数に切り替えることを特徴とする、(付記1)〜(付
記9)のいずれか1項記載の記録媒体の回転制御方法。
【0086】(付記11) 半径方向に分割された複数
のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転を制御
する機能を備えた記憶装置であって、前記記録媒体を第
1の回転数で回転させる制御を行う通常モードと、半径
方向に分割された複数のエリアの夫々に対応する複数の
回転数で前記記録媒体を回転させる制御を行う高速モー
ドとのうち、一方のモードに設定する設定手段を備えた
ことを特徴とする、記憶装置。
【0087】(付記12) 前記設定手段は、前記記録
媒体の種別に応じてモードの設定を行うことを特徴とす
る、(付記11)記載の記憶装置。
【0088】(付記13) 前記設定手段による回転数
の設定に応答して、記録/再生クロック、記録/再生パ
ワー及び偏心加速度情報の少なくとも1つを変更する変
更手段を更に備えたことを特徴とする、(付記11)又
は(付記12)記載の記憶装置。
【0089】(付記14) 前記設定手段は、前記記録
媒体へのアクセス状況に応じてモードの設定を行うこと
を特徴とする、(付記11)記載の記憶装置。
【0090】(付記15) 前記設定手段は、前記通常
モードで行った最後のアウタアクセスからの経過時間が
規定値以上であると高速モードに切り替えることを特徴
とする、(付記14)記載の記録媒体の記憶装置。
【0091】(付記16) 前記通常モード時における
前記任意のエリアよりインナ側のエリアへのアクセスの
連続性を判断する判断手段を更に備え、前記設定手段
は、前記判断手段によりアクセスの連続性が判断された
場合に初めて回転数を第2の回転数に設定することを特
徴とする、(付記14)記載の記憶装置。
【0092】(付記17) 前記判断手段は、前記記録
媒体上の、ファイルの使用状況を管理するための領域へ
のアクセス時には、アクセスの連続性判断の条件を緩和
することを特徴とする、(付記16)記載の記憶装置。
【0093】(付記18) 前記設定手段は、前記高速
モード時における前記任意のエリアよりアウタ側のエリ
アへのアクセス時には、直ちに回転数を第1の回転数に
設定することを特徴とする、(付記16)又は(付記1
7)記載の記憶装置。
【0094】(付記19) 前記設定手段による回転数
の設定により回転数が減少させる場合に、記録/再生用
のレーザダイオードをオフとする手段を更に備えたこと
を特徴とする、(付記11)〜(付記18)のいずれか
1項記載の記憶装置。
【0095】(付記20) 前記記録媒体上の前記任意
のエリアと、前記任意のエリアよりインナ側のエリアと
の間にはバッファ領域が設けられ、前記設定手段は、通
常モード時における前記バッファ領域よりインナ側のエ
リアへのアクセス時に初めて回転数を第2の回転数に設
定することを特徴とする、(付記11)〜(付記19)
のいずれか1項記載の記憶装置。
【0096】(付記21) 半径方向に分割された複数
のゾーンを有するZCAV方式の記録媒体の回転を制御
する機能を備えた記憶装置であって、半径方向に分割さ
れた複数のエリアのうち、任意のエリアよりインナ側の
エリアへのアクセスの際と、アウタ側のエリアへのアク
セスの際とで、インナ側のエリアへのアクセスの際の転
送速度が3700KByte/s以上となるように、前
記記録媒体の回転数を多段階に切り替え制御する制御手
段を備えたことを特徴とする、記憶装置。
【0097】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは、言
うまでもない。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、記録媒体の使用状況に
応じて、データ転送速度及びランダムアクセス性能を最
適に設定可能な記録媒体の回転制御方法及び記憶装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる記録装置の第1実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】エンクロージャの概略構成を示す断面図であ
る。
【図3】光ディスク上のゾーンと、データ転送レート
と、光ディスクの回転数との関係を示す図である。
【図4】光ディスク上のゾーンに対するデータ転送レー
ト及び光ディスクの回転数の関係を示す図である。
【図5】第1実施例におけるMPUの動作を説明するフ
ローチャートである。
【図6】第1実施例におけるMPUの動作を説明するフ
ローチャートである。
【図7】光ディスク上のゾーンと、記録/再生クロック
周波数と、光ディスクの回転数との関係を示す図であ
る。
【図8】光ディスク上のゾーンと、記録/再生パワー
と、光ディスクの回転数との関係を示す図である。
【図9】偏心加速度情報切り替え処理を説明するフロー
チャートである。
【図10】偏心加速度情報切り替え処理を説明する図で
ある。
【図11】光ディスク上に設けられたバッファ領域を説
明する図である。
【図12】ロードされた光ディスクの種別に応じたモー
ドの設定を説明するフローチャートである。
【図13】エラー回数に応じたモードの設定を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
10 コントロールユニット 11 エンクロージャ 12 MPU 14 ODC 16 DSP 18 メモリ 20 ライトLSI回路 24 リードLSI回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 巳代三 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 CC01 CC04 DD03 FF21 HH01 HH03 KK03 LL04 5D109 KA02 KB23 KC04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向に分割された複数のゾーンを有
    するZCAV方式の記録媒体の回転制御方法であって、 前記記録媒体を第1の回転数で回転させる制御を行う通
    常モードと、半径方向に分割された複数のエリアの夫々
    に対応する複数の回転数で前記記録媒体を回転させる制
    御を行う高速モードとの間で、モードを切り替える切り
    替えステップを含むことを特徴とする、記録媒体の回転
    制御方法。
  2. 【請求項2】 前記切り替えステップは、前記記録媒体
    の種別に応じてモードの切り替えを行うことを特徴とす
    る、請求項1記載の記録媒体の回転制御方法。
  3. 【請求項3】 前記切り替えステップによる回転数の切
    り替えに応答して、記録/再生クロック、記録/再生パ
    ワー及び偏心加速度情報の少なくとも1つを変更する変
    更ステップを更に含むことを特徴とする、請求項1又は
    2記載の記録媒体の回転制御方法。
  4. 【請求項4】 前記切り替えステップは、前記記録媒体
    へのアクセス状況に応じてモードの切り替えを行うこと
    を特徴とする、請求項1記載の記録媒体の回転制御方
    法。
  5. 【請求項5】 前記切り替えステップは、前記通常モー
    ドで行った最後のアウタアクセスからの経過時間が規定
    値以上であると高速モードに切り替えることを特徴とす
    る、請求項4記載の記録媒体の回転制御方法。
  6. 【請求項6】 半径方向に分割された複数のゾーンを有
    するZCAV方式の記録媒体の回転を制御する機能を備
    えた記憶装置であって、 前記記録媒体を第1の回転数で回転させる制御を行う通
    常モードと、半径方向に分割された複数のエリアの夫々
    に対応する複数の回転数で前記記録媒体を回転させる制
    御を行う高速モードとのうち、一方のモードに設定する
    設定手段を備えたことを特徴とする、記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記設定手段は、前記記録媒体の種別に
    応じてモードの設定を行うことを特徴とする、請求項6
    記載の記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段による回転数の設定に応答
    して、記録/再生クロック、記録/再生パワー及び偏心
    加速度情報の少なくとも1つを変更する変更手段を更に
    備えたことを特徴とする、請求項6又は7記載の記憶装
    置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段は、前記記録媒体へのアク
    セス状況に応じてモードの設定を行うことを特徴とす
    る、請求項6記載の記憶装置。
  10. 【請求項10】 半径方向に分割された複数のゾーンを
    有するZCAV方式の記録媒体の回転を制御する機能を
    備えた記憶装置であって、 半径方向に分割された複数のエリアのうち、任意のエリ
    アよりインナ側のエリアへのアクセスの際と、アウタ側
    のエリアへのアクセスの際とで、インナ側のエリアへの
    アクセスの際の転送速度が3700KByte/s以上
    となるように、前記記録媒体の回転数を多段階に切り替
    え制御する制御手段を備えたことを特徴とする、記憶装
    置。
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