JP3638077B2 - パワーセーブモード制御方法及び記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパワーセーブモード制御方法及び記憶装置に係り、特に複数の異なるフォーマットの記録媒体をサポートする記憶装置のパワーセーブモードを制御するパワーセーブモード制御方法及びこのようなパワーセーブモード制御方法を用いる記憶装置に関する。
【0002】
本明細書では、異なるフォーマットの記録媒体とは、異なる記憶容量の記録媒体を含む。
光ディスクや光磁気ディスク等をサポートするディスク装置では、ホスト装置からの動作命令が一定時間ないと、消費電力を削減するためのパワーセーブモードに移行する。パワーセーブモードでは、ディスク装置の一部が停止されるので、パワーセーブモードからリード/ライトモード等の動作モードに復帰する場合には、停止していたディスク装置の一部を素早く動作状態に復帰させることが望まれる。
【0003】
【従来の技術】
例えば光ディスク装置では、ホスト装置からの動作命令が来ない時間に応じて複数のパワーセーブモードが設けられており、効率良く光ディスク装置の消費電力を削減するようにしている。或るパワーセーブモードでは、光ディスク装置内の自動調整回路(AFT:Automatic Filter Tuning)のカットオフ周波数を設定するのに用いる水晶振動子及びシンセサイザのクロックが停止される。他方、光ディスク装置を上記或るパワーセーブモードからリード/ライトモードに復帰させる場合には、光ディスク装置内のリード回路のイニシャルシーケンスを行って水晶振動子及びシンセサイザのクロックの設定を行う。このようなリード回路のイニシャルシーケンスは、どのパワーセーブモードからのリード/ライトモードへの復帰であっても行われる。
【0004】
先ず、光ディスク装置の水晶振動子及びシンセサイザのクロックが例えば640MBの記憶容量の光ディスクに対して予め設定されている状態で640MBの光ディスクがロードされている場合に、光ディスク装置をパワーセーブモードからリード/ライトモードに復帰させる際の動作を説明する。説明の便宜上、光ディスク装置のモードは時間t1からパワーセーブモードであり、時間t2にホスト装置からリード/ライト命令が入来するものとする。
【0005】
時間t2からは、予め設定された水晶振動子及びシンセサイザのクロックに基づいて上記自動調整回路のカットオフ周波数の設定を行い、時間t3から時間t4まではリード/ライト処理が行われる。ここで、t1<t2<t3<t4である。従って、パワーセーブモードからリード/ライトモードへの復帰時間は、時間t2から時間t3までの間の時間である。
【0006】
ところで、光ディスク装置がサポートする光ディスクには、複数の異なるフォーマットの光ディスクが存在する。このため、光ディスク装置の水晶振動子及びシンセサイザのクロックは、光ディスク装置にロードされている光ディスクのフォーマットに応じて設定する必要がある。
図11は、光ディスク装置の水晶振動子及びシンセサイザのクロックが例えば640MBの記憶容量の光ディスクに対して予め設定されている状態で230MBの記憶容量の光ディスクがロードされている場合に、光ディスク装置をパワーセーブモードからリード/ライトモードに復帰させる際の動作を説明するタイムチャートである。この場合、光ディスク装置内のリード回路のイニシャルシーケンスを行って、水晶振動子及びシンセサイザのクロックを230MBの光ディスクに対して設定し直す必要がある。同図中、光ディスク装置のモードは時間t1からパワーセーブモードであり、時間t2にホスト装置からリード/ライト命令が入来するものとする。
【0007】
この場合、水晶振動子及びシンセサイザのクロックは、230MBの光ディスクに対して設定されている可能性があるので、図11に示す時間t2からは、光ディスク装置内のリード回路のイニシャルシーケンスを行って、640MBの光ディスクに対して水晶振動子及びシンセサイザのクロックを上記設定に基づいて再設定する。そして、時間t2aからは、再設定された水晶振動子及びシンセサイザのクロックに基づいて上記自動調整回路のカットオフ周波数の設定を行う。自動調整回路のカットオフ周波数は、この場合はロードされる光ディスクの記憶容量に拘らず640MBの光ディスク用に設定されるので、カットオフ周波数の設定の前に640MBの光ディスクに対して水晶振動子及びシンセサイザのクロックを設定する必要がある。更に、時間t2bからは、ロードされている230MBの光ディスクに対して水晶振動子及びシンセサイザのクロックを設定し直し、時間t3aから時間t4aまではリード/ライト処理が行われる。従って、パワーセーブモードからリード/ライトモードへの復帰時間は、時間t2から時間t3aまでの間の時間である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図11からもわかるように、光ディスク装置の水晶振動子及びシンセサイザのクロックが640MBの光ディスクに対して予め設定されている状態で230MBの光ディスクがロードされている場合には、パワーセーブモードからリード/ライトモードへの復帰時間は、時間t2から時間t2aまでの設定時間と、時間t2aから時間t2bまでの設定時間と、時間t2bから時間t3aまでの設定時間との和である。特に、時間t2から時間t2aまでの設定時間及び時間t2bから時間t3aまでの設定時間は、夫々水晶振動子が安定動作するまでの例えば約50ms程度の発振安定待ち時間をも含むため、上記復帰時間が長くなってしまうという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、記憶装置のパワーセーブモードから他のモードへの復帰時間を短縮することが可能なパワーセーブモード制御方法及び記憶装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、複数の異なるフォーマットの記録媒体がロード可能な記憶装置におけるパワーセーブモード制御方法であって、該記憶装置にロードされた記録媒体のフォーマットが、該記憶装置に対して予め設定された第1のフォーマット以外の場合、パワーセーブモードへの移行時に該記憶装置内のクロック周波数を第1のフォーマットの記録媒体用の第1の周波数に設定するステップを含むパワーセーブモード制御方法によって達成される。
【0011】
本発明になるパワーセーブモード制御方法によれば、記憶装置のパワーセーブモードから他のモードへの復帰時間を短縮することが可能となる。
パワーセーブモード制御方法は、前記記憶装置に前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットの記録媒体がロードされている場合に、前記パワーセーブモードから所定モードへの移行時に前記クロック周波数を前記第1の周波数とは異なる該第2のフォーマット用の第2の周波数に設定するステップを更に含むようにしても良い。
【0012】
本発明になるパワーセーブモード制御方法によれば、記憶装置にロードされる記憶媒体のフォーマットに応じてクロック周波数が自動的に設定されるので、ユーザはロードする記録媒体のフォーマットを意識する必要がない。
パワーセーブモード制御方法において、前記所定モードは、リード/ライトモードであっても良い。
【0013】
パワーセーブモード制御方法において、前記パワーセーブモードは、前記記憶装置に設けられた複数のパワーセーブモードのうちの1つのモードであっても良い。
パワーセーブモード制御方法において、前記クロックは、2つ以上の水晶振動子の1つを選択して自動調整を行う前記記憶装置内の自動調整回路のカットオフ周波数設定用のクロックであっても良い。
【0014】
上記の課題は、複数の異なるフォーマットの記録媒体がロード可能な記憶装置であって、ロードされた記録媒体のフォーマットが、該記憶装置に対して予め設定された第1のフォーマット以外の場合、パワーセーブモードへの移行時に該記憶装置内のクロック周波数を第1のフォーマットの記録媒体用の第1の周波数に設定する手段を備えた記憶装置によっても達成される。
【0015】
本発明になる記憶装置によれば、記憶装置のパワーセーブモードから他のモードへの復帰時間を短縮することが可能となる。
記憶装置は、前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットの記録媒体がロードされている場合に、前記パワーセーブモードから所定モードへの移行時に前記クロック周波数を前記第1の周波数とは異なる該第2のフォーマット用の第2の周波数に設定する手段を更に備えても良い。
【0016】
本発明になる記憶装置によれば、記憶装置にロードされる記憶媒体のフォーマットに応じてクロック周波数が自動的に設定されるので、ユーザはロードする記録媒体のフォーマットを意識する必要がない。
記憶装置において、前記所定モードは、リード/ライトモードであっても良い。
【0017】
記憶装置において、前記パワーセーブモードは、前記記憶装置に設けられた複数のパワーセーブモードのうち1つのモードであっても良い。
記憶装置は、2つ以上の水晶振動子の1つを選択して自動調整を行う自動調整回路を更に備え、前記クロックは該自動調整回路のカットオフ周波数設定用のクロックであっても良い。
【0018】
記憶装置は、ロードされた記録媒体からリードされた情報に基づいて該記憶媒体のフォーマットを判別する手段を更に備えても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面と共に説明する。
【0020】
【実施例】
先ず、本発明になるパワーセーブモード制御方法の一実施例を図1及び図2と共に説明する。本実施例では、本発明が光ディスク装置に適用されている。
図1は、光ディスク装置の水晶振動子及びシンセサイザのクロックが例えば640MBの記憶容量の光ディスクに対して予め設定されている状態で640MBの光ディスクがロードされている場合に、光ディスク装置をパワーセーブモードからリード/ライトモードに復帰させる際の動作を説明するタイムチャートである。同図中、光ディスク装置のモードは時間t11からパワーセーブモードであり、時間t12にホスト装置からリード/ライト命令が入来するものとする。
【0021】
時間t12からは、予め設定された水晶振動子及びシンセサイザのクロックに基づいて上記自動調整回路のカットオフ周波数の設定を行い、時間t13から時間t14まではリード/ライト処理が行われる。従って、パワーセーブモードからリード/ライトモードへの復帰時間は、時間t12から時間t13までの間の時間である。
【0022】
ところで、光ディスク装置がサポートする光ディスクには、複数の異なるフォーマットの光ディスクが存在する。このため、光ディスク装置の水晶振動子及びシンセサイザのクロックは、光ディスク装置にロードされている光ディスクのフォーマットに応じて設定する必要がある。
図2は、光ディスク装置の水晶振動子及びシンセサイザのクロックが例えば640MBの記憶容量の光ディスクに対して予め設定されている状態で230MBの記憶容量の光ディスクがロードされている場合に、光ディスク装置をパワーセーブモードからリード/ライトモードに復帰させる際の動作を説明するタイムチャートである。この場合、光ディスク装置内のリード回路のイニシャルシーケンスを行って、水晶振動子及びシンセサイザのクロックを230MBの光ディスクに対して設定し直す必要がある。同図中、光ディスク装置のモードは時間t11からパワーセーブモードであり、時間t12にホスト装置からリード/ライト命令が入来するものとする。
【0023】
この場合、時間t12以降の復帰処理を行う際、水晶振動子及びシンセサイザのクロックは、230MBの光ディスクに対して設定されている可能性がある。そこで、図2に示す時間t11からは、640MBの光ディスクに対して水晶振動子及びシンセサイザのクロックを上記設定に基づいて再設定する。そして、時間t12からは、光ディスク装置内のリード回路のイニシャルシーケンスを行って、再設定された水晶振動子及びシンセサイザのクロックに基づいて、上記自動調整回路のカットオフ周波数の設定を行う。自動調整回路のカットオフ周波数は、この場合はロードされる光ディスクの記憶容量に拘らず記憶容量の大きい方の640MBの光ディスク用に設定されるので、カットオフ周波数の設定の前に640MBの光ディスクに対して水晶振動子及びシンセサイザのクロックを設定する必要がある。更に、時間t12aからは、ロードされている230MBの光ディスクに対して水晶振動子及びシンセサイザのクロックを設定し直し、時間t13から時間t14まではリード/ライト処理が行われる。従って、パワーセーブモードからリード/ライトモードへの復帰時間は、時間t12から時間t13までの間の時間である。
【0024】
このように、本実施例では、パワーセーブモードの開始時に640MBの光ディスクに対して水晶振動子及びシンセサイザのクロックを上記設定に基づいて再設定する。このため、時間t12以降の光ディスク装置内のリード回路のイニシャルシーケンスを行って、復帰処理を行う際には、水晶振動子及びシンセサイザのクロックを再設定する必要はなく、図11との比較からも明らかなように、復帰時間を水晶振動子及びシンセサイザのクロックを再設定するのに要する時間分短縮することができる。
【0025】
尚、複数のパワーセーブモードが設けられている場合には、そのうちの1つのパワーセーブモードの開始時に水晶振動子及びシンセサイザのクロックを再設定しても良い。この場合、複数のパワーセーブモードのうち、光ディスク装置内リード回路が停止されるパワーセーブモードや光ディスク装置の消費電力が最も大きいパワーセーブモード等の開始時に水晶振動子及びシンセサイザのクロックを再設定しても良い。
【0026】
次に、本発明になる記憶装置の一実施例を図3〜図10と共に説明する。図3は、記録装置の一実施例の概略構成を示すブロック図である。本実施例では、本発明が光ディスク装置に適用されている。
図3に示すように、光ディスク装置は、大略コントロールユニット10とエンクロージャ11とからなる。コントロールユニット10は、光ディスク装置の全体的な制御を行うMPU12、ホスト装置(図示せず)との間でコマンド及びデータのやり取りを行うインタフェース17、光ディスク(図示せず)に対するデータのリード/ライトに必要な処理を行う光ディスクコントローラ(ODC)14、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)16及びバッファメモリ18を有する。バッファメモリ18は、MPU12、ODC14及びインタフェース17で共用され、例えばダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含む。水晶振動子101は、MPU12と接続されている。
【0027】
ODC14には、フォーマッタ14−1と、誤り訂正符号(ECC)処理部14−2とが設けられている。ライトアクセス時には、フォーマッタ14−1がNRZライトデータを光ディスクのセクタ単位に分割して記録フォーマットを生成し、ECC処理部14−2がセクタライトデータ単位にECCを生成して付加すると共に、必要に応じて巡回冗長検査(CRC)符号を生成して付加する。更に、ECC処理部14−2はECCの符号化が済んだセクタデータを例えば1−7ランレングスリミテッド(RLL)符号に変換する。
【0028】
リードアクセス時には、セクタデータに対して1−7RLLの逆変換を行い、次にECC処理部14−2でCRCを行った後にECCによる誤り検出及び誤り訂正を行う。更に、フォーマッタ14−1でセクタ単位のNRZデータを連結してNRZリードデータのストリームとしてホスト装置に転送させる。
ODC14に対しては、ライト大規模集積回路(LSI)20が設けられ、ライトLSI20は、ライト変調部21とレーザダイオード制御回路22とを有する。レーザダイオード制御回路22の制御出力は、エンクロージャ11側の光学ユニットに設けられたレーザダイオードユニット30に供給される。レーザダイオードユニット30は、レーザダイオード30−1とモニタ用ディテクタ30−2とを一体的に有する。ライト変調部21は、ライトデータをピットポジションモジュレーション(PPM)記録(マーク記録とも言う)又はパルスウィドスモジュレーション(PWM)記録(エッジ記録とも言う)でのデータ形式に変換する。
【0029】
レーザダイオードユニット30を使用してデータの記録再生を行う光ディスク、即ち、書き換え可能な光磁気(MO)カートリッジ媒体として、本実施例では128MB,230MB,540MB,640MBのいずれかを使用することができる。128MB及び230MBのMOカートリッジ媒体では、光ディスク上のマークの有無に対応してデータを記録するPPM記録が採用されている。又、光ディスクの記録フォーマットは、ゾーンコンスタントアンギュラベロシティ(CAV)であり、ユーザ領域のゾーン数は128MBの光ディスクで1ゾーン、230MBの光ディスクで10ゾーンである。
【0030】
高密度記録を行う540MB及び640MBのMOカートリッジ媒体については、マークのエッジ、即ち、前縁及び後縁とをデータに対応させて記録するPWM記録が採用されている。ここで、540MBの光ディスクと640MBの光ディスクとの記憶容量の差は、セクタ容量の違いによるものであり、セクタ容量が2048バイトの場合は640MBの光ディスクとなり、セクタ容量が512バイトの場合は540MBの光ディスクとなる。又、光ディスクの記録フォーマットは、ゾーンCAVであり、ユーザ領域のゾーン数は640MBの光ディスクで11ゾーン、540MBの光ディスクで18ゾーンである。
【0031】
このように、本実施例では、128MB,230MB,540MB,640MBの光ディスク、更に、ダイレクトオーバライト対応の230MB,540MB,640MBの光ディスクにも対応可能である。従って、光ディスク装置に光ディスクをロードすると、先ず光ディスクの識別(ID)部をリードしてそのピット間隔からMPU12で光ディスクの種別を認識し、種別の認識結果をODC14に通知する。
【0032】
ODC14に対するリード系統としては、リードLSI24が設けられ、リードLSI24にはリード復調部25と周波数シンセサイザ26とが内蔵される。リードLSI24に対しては、エンクロージャ11に設けたID/MO用ディテクタ32によるレーザダイオード30−1からのレーザビームの戻り光の受光信号が、ヘッドアンプ34を介してID信号及びMO信号として入力されている。
【0033】
リードLSI24のリード復調部25には、自動利得制御(AGC)回路、フィルタ、セクタマーク検出回路等の回路機能が設けられ、リード復調部25は入力されたID信号及びMO信号からリードクロック及びリードデータを生成してPPMデータ又はPWMデータを元のNRZデータに復調する。又、ゾーンCAVを採用しているため、MPU12からリードLSI24に内蔵された周波数シンセサイザ26に対してゾーン対応のクロック周波数を発生させるための分周比の設定制御が行われる。
【0034】
周波数シンセサイザ26は、プログラマブル分周器を備えたフェーズロックドループ(PLL)回路であり、光ディスク上のゾーン位置に応じて予め定めた固有の周波数を有する基準クロックをリードクロックとして発生する。即ち、周波数シンセサイザ26は、プログラマブル分周器を備えたPLL回路で構成され、MPU12がゾーン番号に応じて設定した分周比m/nに従った周波数foの基準クロックを、fo=(m/n)・fiに従って発生する。
【0035】
ここで、分周比m/nの分母の分周値nは、128MB,230MB,540MB又は640MBの光ディスクの種別に応じた固有の値である。又、分周比m/nの分子の分周値mは、光ディスクのゾーン位置に応じて変化する値であり、各光ディスクに対してゾーン番号に対応した値のテーブル情報として予め準備されている。更に、fiは、周波数シンセサイザ26の外部で発生した基準クロックの周波数を示す。
【0036】
リードLSI24で復調されたリードデータは、ODC14のリード系統に供給され、1−7RLLの逆変換を行った後にECC処理部14−2の符号化機能によりCRC及びECC処理を施され、NRZセクタデータに復元される。次に、フォーマッタ14−1でNRZセクタデータを繋げたNRZリードデータのストリームに変換し、バッファメモリ18を経由してインタフェース17からホスト装置に転送される。
【0037】
MPU12に対しては、DSP16を経由してエンクロージャ11側に設けた温度センサ36の検出信号が供給されている。MPU12は、温度センサ36で検出した光ディスク装置内部の環境温度に基づき、レーザダイオード制御回路22におけるリード、ライト及びイレーズの各発光パワーを最適値に制御する。
MPU12は、DSP16を経由してドライバ38によりエンクロージャ11側に設けたスピンドルモータ40を制御する。本実施例では、光ディスクの記録ドーマットがゾーンCAVであるため、スピンドルモータ40は例えば3000rpmの一定速度で回転される。
【0038】
又、MPU12は、DSP16を経由してドライバ42を介してエンクロージャ11側に設けた電磁石44を制御する。電磁石44は、光ディスク装置内にロードされた光ディスクのビーム照射側と反対側に配置されており、記録時及び消去時に光ディスクに外部磁界を供給する。
DSP16は、光ディスクに対してレーザダイオード30からのビームの位置決めを行うためのサーボ機能を備え、目的トラックにシークしてオントラックするためのシーク制御部及びオントラック制御部として機能する。このシーク制御及びオントラック制御は、MPU12による上位コマンドに対するライトアクセス又はリードアクセスに並行して同時に実行することができる。
【0039】
DSP16のサーボ機能を実現するため、エンクロージャ11側の光学ユニットに光ディスクからのビーム戻り光を受光するフォーカスエラー信号(FES)用ディテクタ45を設けている。FES検出回路46は、FES用ディテクタ45の受光出力からFESE1を生成してDSP16に入力する。
エンクロージャ11側の光学ユニットには、光ディスクからのビーム戻り光を受光するトラッキングエラー信号(TES)用ディテクタ47も設けられている。TES検出回路48は、TES用ディテクタ47の受光出力からTESE2を生成してDSP16に入力する。TESE2は、トラックゼロクロス(TZC)検出回路50にも入力され、TZCパルスE3が生成されてDSP16に入力される。
【0040】
エンクロージャ11側には、光ディスクに対してレーザビームを照射する対物レンズの位置を検出するレンズ位置センサ52が設けられており、レンズ位置センサ52からのレンズ位置検出信号(LPOS)E4はDSP16に入力される。DSP16は、光ディスク上のビームスポットの位置を制御するため、ドライバ58,62,66を介してフォーカスアクチュエータ60、レンズアクチュエータ64及びボイスコイルモータ(VCM)68を制御して駆動する。
【0041】
図4は、エンクロージャ11の概略構成を示す断面図である。図4に示すように、ハウジング67内にはスピンドルモータ40が設けられ、インレットドア69側からMOカートリッジ70を挿入することで、MOカートリッジ70に収納された光ディスク(MOディスク)72がスピンドルモータ40の回転軸のハブに装着されて光ディスク72が光ディスク装置にロードされる。
【0042】
ロードされたMOカートリッジ70内の光ディスク72の下側には、VCM64により光ディスク72のトラックを横切る方向に移動自在なキャリッジ76が設けられている。キャリッジ76上には対物レンズ80が搭載され、固定光学系78に設けられているレーザダイオード(30−1)からのビームを立ち上げミラー82を介して入射して光ディスク72の記録面にビームスポットを結像する。
【0043】
対物レンズ80は、図3に示すエンクロージャ11のフォーカスアクチュエータ60により光軸方向に移動制御され、又、レンズアクチュエータ64により光ディスク72のトラックを横切る半径方向に例えば数十トラックの範囲内で移動可能である。このキャリッジ76に搭載されている対物レンズ80の位置が、図3のレンズ位置センサ54により検出される。レンズ位置センサ54は、対物レンズ80の光軸が直上に向かう中立位置でレンズ位置検出信号をゼロとし、光ディスク72のアウタ側への移動とインナ側への移動に対して夫々異なる曲性の移動量に応じたレンズ位置検出信号E4を出力する。
【0044】
図5は、図3に示す光ディスク装置におけるMPU12のリードLSI24、ODC14及びDSP16に対するパラメータ設定制御と整定待ち機能を説明するブロック図である。
MPU12には、ホスト装置からのリードコマンドに基づいて動作するパラメータの設定制御部90と、パラメータ設定後の整定待ち処理部92とが設けられている。設定制御部90は、バッファメモリ18に含まれるRAM等に展開されたパラメータテーブル94を使用して各種アクセスに必要なパラメータの設定制御を行う。
【0045】
リードLSI24には、MPU12に設けた設定制御部90によるパラメータ設定の対象として、周波数シンセサイザ26と、ID/MO用ディテクタ32から得られるMO信号の等化回路95とが設けられている。周波数シンセサイザ26に対しては、本実施例では3つの制御レジスタ96,98,100が設けられている。
【0046】
制御レジスタ96,98,100の夫々には、MPU12の設定制御部90により分周比m/n、電圧制御発振器(VCO)周波数設定及びPLLダンピング抵抗選択の各パラメータが設定される。又、等化回路95に対しては、制御レジスタ102が設けられており、MPU12の設定制御部90によりイコライザカットオフ周波数が設定される。更に、ODC14に設けられているセクタマーク検出回路104に対しては、制御レジスタ106が設けられており、MPU12の設定制御部90によりセクタマーク検出カットオフ周波数が設定制御される。
【0047】
DSP16には、MPU12でホスト装置からのリードコマンドを実行する際にシークコマンドが転送される。DSP16は、このシークコマンドに基づいてMPU12の処理に並行して同時にビームスポットを光ディスク72の目標トラックに位置付けるためのシーク制御を行うシーク制御部108を備えている。
このように、MPU12の設定制御部90は、リードLSI24に設けられているMO信号の等化回路95のカットオフ周波数を制御レジスタ102の設定制御で最適化できる。又、設定制御部90は、リードLSI24に設けられている周波数シンセサイザ26の分周比m/n、VCO周波数設定及びPLLダンピング抵抗選択の各パラメータを制御レジスタ96,98,100の設定制御で最適化できる。更に、設定制御部90は、ODC14に設けられているセクタマーク検出回路104のカットオフ周波数を制御レジスタ106の設定制御で最適化できる。
【0048】
次に、本実施例では、複数のパワーセーブモードが設けられており、光ディスク装置の使用状況に応じて消費電力を最も効率的に低減するパワーセーブモードが選択される。図6は、本実施例におけるパワーセーブモードへの移行を説明するフローチャートであり、図3に示すMPU12の動作に対応する。尚、説明の便宜上、光ディスク装置は640MBの光ディスク72用に予め設定されているものとし、光ディスク装置には230MBの光ディスク72がロードされているものとする。
【0049】
図6において、ステップS0で光ディスク72が光ディスク装置のエンクロージャ11に挿入されたことを周知の手段で検出すると、ステップS1で光ディスク72をスピンドルモータ40の回転軸のハブに対して装着するロード処理を行う。ステップS2は、ロード処理が正しく行われたか否かを周知の手段で判定し、判定結果がNOであると処理はステップS0へ戻る。他方、ステップS2の判定結果がYESであると、ステップS3は、ロードされた光ディスク72から光ディスク72のID部をリードしてそのピット間隔から光ディスク72の種別を認識し、上記の如く種別の認識結果をODC14に通知するので、この状態では、ロードされている光ディスク72の種別、即ち、記憶容量を含むフォーマットが認識されている。ステップS3の後、処理はステップS4へ進む。
【0050】
ステップS4は、光ディスク装置のモードをパワーセーブモードM1に設定する。パワーセーブモードM1では、図3に示すリードLSI24は停止されると共に、ステップS3により230MBの光ディスク72がロードされていると認識されている場合には、図2に示したように、水晶振動子101及びリードLSI24内の周波数シンセサイザ26のクロックを640MBの光ディスク72用に設定する。ステップS3により640MBの光ディスク72がロードされていると認識されている場合には、図1に示したように、水晶振動子101及びリードLSI24内の周波数シンセサイザ26のクロックを640MBの光ディスク72用に設定する処理は行われない。
【0051】
ステップS5は、一定時間T1内にホスト装置から命令があるか否かを判定し、判定結果がNOの場合、ステップS6は、光ディスク装置のモードをパワーセーブモードM2に設定する。パワーセーブモードM2では、水晶振動子101、周波数シンセサイザ26、ドライバ58,62,66、ヘッドアンプ34、FES検出回路46及びTES検出回路48内のアンプ等が停止され、DSP16、ODC14及びMPU12のクロックが低下されると共に、バッファメモリ18に含まれるDRAMのリフレッシュ動作を一段階低下させる。
【0052】
ステップS7は、一定時間T2(T2>T1)内にホスト装置から命令があるか否かを判定し、判定結果がNOの場合、ステップS8は、光ディスク装置のモードをパワーセーブモードM3に設定する。パワーセーブモードM3では、レーザダイオード30−1、スピンドルモータ40等が停止され、DSP16のクロックが停止されると共にバッファメモリ18に含まれるDRAMのリフレッシュ動作をパワーセーブモードM2より更に一段階低下させる。
【0053】
ステップS9は、一定時間T3(T3>T2)内にホスト装置から命令があるか否かを判定し、判定結果がNOの場合、ステップS10は、光ディスク装置のモードをパワーセーブモードM4に設定する。パワーセーブモードM4では、あるホストインタフェースでは、MPU12、バッファメモリ18に含まれるDRAMのリフレッシュ動作等が停止される。ステップS10の後、処理はステップS9へ戻る。
【0054】
他方、ステップS5、S7又はS9の判定結果がYESの場合、処理はステップS11へ進んでパワーセーブモードからのパワーセーブモード以外のモードへの復帰処理が行われると共に、リード/ライト処理が行われ、その後に処理はステップS4へ戻る。
図7は、図6に示すステップS11による復帰処理を説明するフローチャートである。同図中、ステップS21は、リードLSI24の復帰処理を行い、ステップS22は、ロードされている光ディスク72用のパラメータをリードLSI24に設定する。ステップS23は、光ディスク72のゾーンを検出し、ステップS24は、光ディスク72のゾーン毎のパラメータをリードLSI24に設定し、処理は終了する。
【0055】
図8及び図9は、図7に示すステップS21によるリードLSI24の復帰処理を説明するフローチャートである。図8中、ステップS31は、水晶振動子101及び周波数シンセサイザ26のクロックが640MBの光ディスク72用に設定されているか否かを判定する。ステップS31の判定結果がNOであると、ステップS32は、水晶振動子101及び周波数シンセサイザ26のクロックを640MBの光ディスク72用に設定する。ステップS31の判定結果がYES又はステップS32の後、ステップS33は、イコライザブースト、ピーククランプ、ACサグキャンセラ振幅補正等の各パラメータを制御レジスタ96,98,100の設定制御により標準値に設定する。又、ステップS34は、リードLSI24を停止状態(スリープモード)から解除する。ステップS34の後、処理は図9に示すステップS35へ進む。
【0056】
図9において、ステップS35は、周波数シンセサイザ26の分周比m/n,VCO周波数の分周率及び基準クロックの分周率を設定する。ステップS36は、リードLSI24内のノーマル時、セクタマーク検出時のカットオフ周波数を決定する。ステップS37〜S40からなるシーケンスSQは、AFTのカットオフ周波数の設定動作に対応する。ステップS37は、AFTのパワーをオン状態とし、ステップS38は、AFTの初期化を行う。ステップS39は、AFTによる自動調整処理を行い、ステップS40は、AFTのパワーをオフ状態とする。そして、ステップS41は、リードLSI24内の制御レジスタ102にMO信号の等化回路95のカットオフ周波数を設定し、処理は終了する。
【0057】
図10は、本実施例におけるAFTのカットオフ周波数設定動作を行うための処理を説明するタイムチャートである。同図中、(a)は周波数シンセサイザ26の分周比m/n、VCO周波数設定及びPLLダンピング抵抗選択の各パラメータの設定タイミング、(b)は周波数シンセサイザ26の基準クロックの設定タイミング、(c)はセクタマーク検出回路104によるセクタマークの検出時のカットオフ周波数決定タイミング、(d)は整定待ち時間のタイミング、(e)はAFTのカットオフ周波数設定タイミングを示す。
【0058】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】
本発明になるパワーセーブモード制御方法によれば、記憶装置のパワーセーブモードから他のモードへの復帰時間を短縮することが可能となる。
又、前記記憶装置に前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットの記録媒体がロードされている場合に、前記パワーセーブモードから所定モードへの移行時に前記クロック周波数を前記第1の周波数とは異なる該第2のフォーマット用の第2の周波数に設定するようにすると、記憶装置にロードされる記憶媒体のフォーマットに応じてクロック周波数が自動的に設定されるので、ユーザはロードする記録媒体のフォーマットを意識する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるパワーセーブモード制御方法の一実施例を説明するタイムチャートである。
【図2】本発明になるパワーセーブモード制御方法の一実施例を説明するタイムチャートである。
【図3】本発明になる記憶装置の一実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図4】エンクロージャの概略構成を示す断面図である。
【図5】光ディスク装置におけるMPUのリードLSI、ODC及びDSPに対するパラメータ設定制御と整定待ち機能を説明するブロック図である。
【図6】パワーセーブモードへの移行を説明するフローチャートである。
【図7】図6に示すステップS11による復帰処理を説明するフローチャートである。
【図8】図7に示すステップS21によるリードLSIの復帰処理を説明するフローチャートである。
【図9】図7に示すステップS21によるリードLSIの復帰処理を説明するフローチャートである。
【図10】AFTのカットオフ周波数設定動作を行うための処理を説明するタイムチャートである。
【図11】従来の光ディスク装置におけるパワーセーブモードからリード/ライトモードへの復帰動作を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
10 コントロールユニット
11 エンクロージャ
12 MPU
14 ODC
16 DSP
18 バッファメモリ
24 リードLSI
26 周波数シンセサイザ
72 光ディスク
101 水晶振動子
Claims (11)
- 複数の異なるフォーマットの記録媒体がロード可能であると共に、パワーセーブモードからの復帰時には第1のフォーマットの記録媒体用のクロックによりカットオフ周波数が設定される自動調整回路を備えた記憶装置におけるパワーセーブモード制御方法であって、
該記憶装置にロードされた記録媒体のフォーマットが該第1のフォーマット以外の場合、パワーセーブモード中に該記憶装置内で設定されるクロックの周波数を該第1のフォーマットの記録媒体用の第1の周波数に設定するステップを含む、パワーセーブモード制御方法。 - 前記記憶装置に前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットの記録媒体がロードされている場合に、前記パワーセーブモードから所定モードへの復帰中に前記クロック周波数を前記第1の周波数とは異なる該第2のフォーマット用の第2の周波数に設定するステップを更に含む、請求項1記載のパワーセーブモード制御方法。
- 前記所定モードは、リード/ライトモードである、請求項2記載のパワーセーブモード制御方法。
- 前記パワーセーブモードは、前記記憶装置に設けられた複数のパワーセーブモードのうちの1つのモードである、請求項1〜3のいずれか1項記載のパワーセーブモード制御方法。
- 前記クロックは、2つ以上の水晶振動子の1つを選択して自動調整を行う前記自動調整回路のカットオフ周波数設定用のクロックである、請求項1〜4のいずれか1項記載のパワーセーブモード制御方法。
- 複数の異なるフォーマットの記録媒体がロード可能であると共に、パワーセーブモードからの復帰時には第1のフォーマットの記録媒体用のクロックによりカットオフ周波数が設定される自動調整回路を有する記憶装置であって、
ロードされた記録媒体のフォーマットが該第1のフォーマット以外の場合、パワーセーブモード中に該記憶装置内で設定されるクロックのクロック周波数を第1のフォーマットの記録媒体用の第1の周波数に設定する手段を備えた、記憶装置。 - 前記第1のフォーマットとは異なる第2のフォーマットの記録媒体がロードされている場合に、前記パワーセーブモードから所定モードへの復帰中に前記クロック周波数を前記第1の周波数とは異なる該第2のフォーマット用の第2の周波数に設定する手段を更に備えた、請求項6記載の記憶装置。
- 前記所定モードは、リード/ライトモードである、請求項7記載の記憶装置。
- 前記パワーセーブモードは、前記記憶装置に設けられた複数のパワーセーブモードのうち1つのモードである、請求項6〜8のいずれか1項記載の記憶装置。
- 前記自動調整回路は、2つ以上の水晶振動子の1つを選択して自動調整を行い、前記クロックは該自動調整回路のカットオフ周波数設定用のクロックである、請求項6〜9のいずれか1項記載の記憶装置。
- ロードされた記録媒体からリードされた情報に基づいて該記憶媒体のフォーマットを判別する手段を更に備えた、請求項6〜10のいずれか1項記載の記憶装置。
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