JPH06162223A - シングルチップ・マイクロコンピュータ - Google Patents

シングルチップ・マイクロコンピュータ

Info

Publication number
JPH06162223A
JPH06162223A JP4314479A JP31447992A JPH06162223A JP H06162223 A JPH06162223 A JP H06162223A JP 4314479 A JP4314479 A JP 4314479A JP 31447992 A JP31447992 A JP 31447992A JP H06162223 A JPH06162223 A JP H06162223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillator
output
frequency oscillator
power source
oscillation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4314479A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ban
明 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP4314479A priority Critical patent/JPH06162223A/ja
Publication of JPH06162223A publication Critical patent/JPH06162223A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】発振安定時間を短縮すると共に、低電圧化、低
消費電力化が可能になる。 【構成】昇圧回路17と、カウンタ14の出力により低
数波発振器13の電源を昇圧回路17の出力または内部
電源16に切替える切替回路15を備え、操作立上り時
に昇圧回路17からの高電圧を印加して発振器13の立
上り時間を早くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発振器を内蔵したシング
ルチップマイクロコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、シングルチップマイクロコンピュ
ータは、低電圧化と低消費電力化が要求されている。し
かし、発振器を内蔵するシングルチップマイクロコンピ
ュータにおいては、低電圧化、低消費電力化に伴って発
振器が発振しにくくなるという弱点が有った。
【0003】図2は、一般的なシングルチップマイクロ
コンピュータに内蔵する発振器の回路図である。発振器
接続用端子11は、Pチャネル型MOSFETQ21の
ゲートと、Nチャネル型MOSFETQ2のゲートと、
抵抗R1に接続されている。Pチャネル型MOSFET
Q1のソースは内部電源用端子16と、またそのドレイ
ンはこの発振器からシングルチップマイクロコンピュー
タの内部に信号をとりこむ発振器出力端子20と接続さ
れ、この出力端子20は発振器接続用端子12と抵抗R
1に接続されている。 実際に使用する場合は発振接続
用端子11,12の間に所定の周波数の水晶発振子を接
続して発振させるが、この水晶発振子が発振を開始する
ためには或るレベル以上のエネルギーが必要であり、内
部電源の電圧が低いと、発振しなかったり、また発振を
開始してから安定な発振状態となるまで非常に時間がか
かることになる。低消費電力化のためにPチャネル型M
OSFETQ1およびNチャネル型MOSFETQ2の
gmを小さくした場合にも同様な状態となる。なお、一
度安定な発振状態になった後の発振を維持するためのエ
ネルギーは、発振を開始するためのエネルギーより小さ
くてよい。
【0004】一般に、シングルチップマイクロコンピュ
ータは、通常動作用の高周波発振器と、電源用の電池を
長期間もたせるために低電圧低消費電力動作用の低周波
発振器の2つを内蔵している。これら発振器の回路は基
本的に、図2と同じであり、低周波発振器は低電圧、低
消費電力が目的のためPチャネル型MOSFENTとN
チャネル型MOSFETのgmが非常に小さく設計され
ている。
【0005】また、シングルチップマイクロコンピュー
タを実際に使用する場合は、電源をオンとし、高周波発
振器の発振安定を待ち、諸条件の設定を行い操作待ち状
態にし、シングルチップマイクロコンピュータのクロッ
ク供給源を低周波発振器に切替え、高周波発振器を停止
させ、電源電圧を低電圧にするという順が一般的であ
る。この特定周波発振器は電源から発振安定までに非常
に時間がかかる(例えば数秒〜十数秒)ため、電源オン
から操作待ち状態までが早く(例えば数十ミリ秒)終っ
たとしても、低周波発振器の発振安定を待たなくてはな
らず、装置全体の高速化の妨げになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
シングルチップマイコンに内蔵した発振器においては、
低電圧化,低消費電力化を計った場合、発振しないまた
は発振安定までに非常な時間がかかるという不具合を生
じていた。
【0007】本発明の目的は、このような問題を解決
し、発振の立上り時間を早くし、操作立上りを早くした
シングルチップマイクロコンピュータを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、高周波
発振器と低周波発振器とを内蔵したシングルチップマイ
クロコンピュータにおいて、前記高周波発振器の出力か
ら高電圧を出力する昇圧回路と、この昇圧回路の出力御
電圧と前記マイクロコンピュータの内部電源とを制御信
号により切替える切替回路と、この切替回路の出力電圧
により駆動される前記低周波発振器の出力を所定数計数
して前記制御信号を出力するカウンタとを備え、前記制
御信号により前記昇圧回路の出力が接続され、次に前記
内部電源の電圧が接続されるようにしたことを特徴とす
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。発振器接続用端子11,12は低周波発振器13に
接続され、低周波発振器13の出力はカウンタ14へ、
電源は切替回路15に接続されている。昇圧回路17の
入力には内部高周波発振器出力18が接続されている。
【0010】低周波発振器13は図2と同じ回路構成で
あり、内部電源端子16が切替回路15に接続され、図
2の発振器出力端20が図1のカウンタ14に接続され
る。
【0011】この図1の動作について説明する。発振子
接続用端子11,12間に水晶発振子を接続し、高周波
発振器側にも水晶発振子を接続し、このシングルチップ
マイクロコンピュータの電源端子16に電力を供給する
と、まず高周波発振器が発振し、内部高周波発振器出力
端子18に発振信号が出力され、昇圧回路17が動作す
る。この切替回路15を昇圧回路17の出力が選択され
るようにしておくことで、低周波発振器13の電源に、
昇圧回路17の出力が供給される。
【0012】低周波発振器13は、内部電源16よりも
高い電圧の昇圧回路17の出力が供給されるため、内部
電源が供給された場合よりも短い時間で発振が安定す
る。この発振が安定すれば、供給する電圧を低くするこ
とが可能になるため、カウント14のカウント数が適当
な値になったところで切替回路15を動作させて、低周
波発振器13の電源を昇圧回路17の出力から内部電源
16に切替え、低電力で動作させることができる。
【0013】昇圧回路17の出力電圧とカウンタ14の
カウント数を適当な値にしておくことにより、低周波発
振器13が安定した発振状態になるまでの時間を、内部
電源16から電源供給した場合に比べて非常に短かくす
ることが可能になる。
【0014】この昇圧回等17の出力が、低周波発振器
13に電力を供給している期間は、消費電力が増大する
が、発振が安定してから内部電源側に切替えた後、内部
電源16の電圧を従来より低くすることができ、また発
振安定までの時間は操作待ち状態にしておく時間に比べ
れば非常に短いため、このシングルチップマイクロコン
ピュータ全体の消費電力を従来より低く抑えることがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれは発
振器を内蔵したシングルチップマイクロコンピュータに
おいて、発振安定時間を短くすることができ、さらに消
費電力も低く抑えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来の発振器の一例の回路図である。
【符号の説明】
11,12, 発振子接続用端子 13 低周波発振器 14 カウンタ 15 切替回路 16 内部電源 17 昇圧回路 18 内部高周波発振器出力端 19 接地端子 20 発振器出力端子 Q1 Pチャネル型MOSFET Q2 Nチャネル型MOSFET R1 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波発振器と低周波発振器とを内蔵し
    たシングルチップマイクロコンピュータにおいて、前記
    高周波発振器の出力から高電圧を出力する昇圧回路と、
    この昇圧回路の出力御電圧と前記マイクロコンピュータ
    の内部電源とを制御信号により切替える切替回路と、こ
    の切替回路の出力電圧により駆動される前記低周波発振
    器の出力を所定数計数して前記制御信号を出力するカウ
    ンタとを備え、前記制御信号により前記昇圧回路の出力
    が接続され、次に前記内部電源の出力電圧が接続される
    ようにしたことを特徴とするシングルチップマイクロコ
    ンピュータ。
JP4314479A 1992-11-25 1992-11-25 シングルチップ・マイクロコンピュータ Withdrawn JPH06162223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4314479A JPH06162223A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 シングルチップ・マイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4314479A JPH06162223A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 シングルチップ・マイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06162223A true JPH06162223A (ja) 1994-06-10

Family

ID=18053813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4314479A Withdrawn JPH06162223A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 シングルチップ・マイクロコンピュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06162223A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6381204B1 (en) 1998-01-20 2002-04-30 Fujitsu Limited Power save mode control method and storage unit
CN107707199A (zh) * 2017-08-16 2018-02-16 国民技术股份有限公司 一种晶体振荡器供电方法、装置及电子设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6381204B1 (en) 1998-01-20 2002-04-30 Fujitsu Limited Power save mode control method and storage unit
CN107707199A (zh) * 2017-08-16 2018-02-16 国民技术股份有限公司 一种晶体振荡器供电方法、装置及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4956618A (en) Start-up circuit for low power MOS crystal oscillator
EP0939495B1 (en) Power saving system for an electronic portable device
US5325074A (en) Oscillator with supply voltage changeover according to activated and disabled states of a microcomputer
US6172575B1 (en) Oscillation circuit and method of obtaining an oscillation signal
JP2002359524A (ja) 水晶発振回路
JPH06162223A (ja) シングルチップ・マイクロコンピュータ
JP2004304253A (ja) 発振器とこれを用いた電子機器
US4131864A (en) Low voltage compensator for power supply in a complementary MOS transistor crystal oscillator circuit
JP2000286637A (ja) 発振回路
JPH11284438A (ja) 圧電発振器
JP2004040487A (ja) クロック発振回路
JPH08147064A (ja) 間欠動作回路
JPH02122705A (ja) 低消費電流型cmos水晶発振回路
JP2002237722A (ja) 電圧制御発振回路
US20040263271A1 (en) Control circuit and method for crystal oscillator circuitry
JP3255581B2 (ja) 発振回路
JP2002314336A (ja) 発振回路
JPH03155205A (ja) 発振回路
JPH02277317A (ja) 発振回路
JPH11284437A (ja) 発振回路
KR100884263B1 (ko) 주파수 발진 지연 회로 및 이를 구동하는 방법
JPH11186849A (ja) 発振回路
JPH0157317B2 (ja)
JPS60105026A (ja) マイクロコンピユ−タ
JP2003084085A (ja) 電子時計

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201