JPH09506150A - 可動体を収容し、一時的に保管し、出すためのシステム - Google Patents
可動体を収容し、一時的に保管し、出すためのシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
本発明の主題は無人の移動可能な車を駐車場に一時的に保管しまた駐車場から出しかつ移送プラットホーム3からこの無人の車を駐車場所に移しまたその逆を行なうためのシステムであって、このシステムは車を持上げ、持上げ位置まで車を移動させ、かつ他の位置に車を下ろすための手段を含む。車輪の領域に到達するまで垂直方向に延びるキャリアアーム13、14、15、16は長手方向に車の下に移動可能な長手キャリア(17)上に配され、キャリアアームのうち少なくとも2つが長手キャリアの方向に向いた位置から直角に延びる位置へ回動可能であり、その位置でキャリアは圧力下に車輪の下側の領域を支えその位置から持上げる。4つのキャリアアーム13、14、15、16を使って車の前輪のみを持上げ、かつ後輪で転がる車を移動させることができ、または車の4つの車輪全部を持上げる場合にはさらに2つのキャリアアームを設ける。
Description
【発明の詳細な説明】
可動体を収容し、一時的に保管し、出すためのシステム
この発明は、可動体、特に無人動力車を収容し、一時的に保管し、出すための
システムに関する。無人の動力車は、各々中心軸のまわりに回転可能に支持され
るテンダーからなりかつ少なくとも1つのキャリアアームを備える搬送装置によ
って少なくとも1つの入口プラットホームから運び込まれ、複数のプラットホー
ムのうちの空いている1つに置かれるか、またはそれぞれ再びそこから取出され
て出口プラットホームへ運ばれる。これらのプラットホームはテンダー用のらせ
ん状に走るレールに沿って半径方向に隣同士に配列されている。
複数の車、特に乗用車を収容するための建造物、たとえば多階の駐車場や大規
模駐車場においては、利用できる駐車スペースに可能な限りの台数の車を置くこ
とが必要である。駐車場所や進入路が、各駐車場所に車を別個に入れられるよう
な構造になっていれば、駐車場所1ヵ所に必要な面積とほとんど同じ面積が進入
路と車を操作するための空間として必要となるため、全面積のうちかなりの部分
が使われないままになる。したがって利用可能な面積のうち約半分が使われない
ままになる。
空間を節約する目的で、これまでもパタノスタ型(循環型)リフトまたは水平
方向に配列されたコンベアなどの方式で車を可動駐車場所に配置するような装置
が開発されて
おり、要求に応じて、常に複数の駐車場所のうちの一カ所のみが入口または出口
の前に移動してくる。このようなシステムには複雑な駆動機構が必要であり、1
台の車が出入りするたびに車を載せたすべての駐車場所を移動させる必要が生じ
る。
このほかに知られたシステムとしては、駐車場所を互いに隣にまたは上下に堅
固に配置し、1つまたは複数の搬送用プラットホームを設けて、車を収容し、あ
る1カ所の駐車場所の前まで運んで行き、そこに車を運び込ませるような方式が
あり、この場合規模は先ほどのものより小さくなる。車を出すときは、車をこの
搬送プラットホームを使って出口まで運んでいく。この場合、車を運転して搬送
プラットホームから駐車場所へ搬送する必要が生じる。
このような一般的な機械的駐車システムにおいては、駐車場所は半径方向にら
せん状に配列されている。残りの円筒状の空間では、テンダーと称する移送装置
がらせんに沿って曲げられたレールの上を移動しており、このレール上に2つの
動く車輪によって支持される少なくとも1つのテンダーアームが設けられる。こ
のアームに載せて、駐車する車を上または下に搬送することができ、テンダーは
自軸を中心に回転して引上げたり下ろしたりする動作を行ない、車をアームによ
って入口プラットホームから空いている駐車場所へ、または駐車場所から出口プ
ラットホームへそれぞれ移動させることができる。
そこで本発明の目的は一般的なシステムをより発展させることにある。発展さ
せたシステムでは、前輪および/または後輪にブレーキをかけた車の搬送を完全
に自動的に行なうため、車自体を運転する必要がない。さらに、このシステムは
、操作の信頼性、安定性および耐久性、特に冬における耐久性の点から見て、毎
日使用する間に生じる粗雑な操作条件にもかなりの程度まで対応するものである
。
この目的は請求項1に述べる特徴により解決される。
本発明に従う搬送装置によれば、入口プラットホームに置かれた車を取込んで
、テンダーアーム上へ移動させ、らせん状に曲げられたレールに沿って上下方向
に移動するこのテンダーアームを使用して車を駐車ボックスの前へ運んで行き、
駐車ボックスのプラットホーム上に置くことができる。また逆に駐車した車を取
出すときは、駐車場所から車をテンダーアーム上へ引出して、出口プラットホー
ムに渡し、そこから運転者が車を運転してそこを出ることができる。
本明細書に述べる優れた方式のこの搬送装置は、プラットホーム上に立つ車の
車輪間の長手方向に移動可能なフレーム手段を備え、車の車輪の領域が前記フレ
ーム手段上に配置されるまで少なくとも4つのキャリアアームが鉛直方向に延び
る。本発明によれば、キャリアアームのうち少なくとも2つがフレーム手段に向
かう位置から鉛直方向に延びた位置まで回動することが可能であり、この鉛直方
向に
延びた位置でこれらのアームはそれぞれ車の車輪の下側の領域を載せて床の空間
から持ち上げる。本件においては、このフレーム手段は本質的にはテンダーアー
ムの長さ方向に延びる2つの長さ方向のキャリアにより形成される。キャリアは
、内側の端部がテンダーアームの中心軸に向きかつ外側の端部がテンダーキャリ
アアームに向いている領域でクロスビームによって互いに接続される4つのキャ
リアアームは車の前輪と相関関係にあり、このうちテンダーの軸に向いた2つの
キャリアアームは長手方向のキャリアの内側の端部の領域に堅固に配置されてお
り、かつ残りの2つのキャリアアームは前輪の裏側に対して回動できるという利
点を有し、これによって前輪を固く持上げられたキャリアアームに押しつけて持
上げる。車の車軸に対して直径方向に配列された2つのキャリアアームのみが車
の2つの後輪と相関関係にある。このように前面に4つのキャリアアームを備え
た装置の実施例は、車の後輪がそれぞれテンダーアームの走行面や駐車場所の床
上で転がる可能性があるような場合に意味のある構造であり、かつ十分に対応で
きる。つまり、移動させる車の後輪にはブレーキがかけられていない。しかし、
後輪にブレーキがかかっている場合、すなわち、たとえば自動変速機を備えた場
合や盗難防止を目的とする場合などに、本発明による装置は車の後輪に相関する
回動可能なキャリアアームをさらに2つ備えており、そのうち1つが一方の後輪
の前側に対して回動可能であり、
かつもう一方が残りの後輪の後側に対して回動可能である。このようにして車の
4つの車輪すべてが優れた方式で搬送装置によって取込まれかつ持上げられるの
で、車はいわば背中に載せて運ばれるような形でボックスに出し入れされる。
さまざまなホィールベースに対して本発明による搬送装置の適用を可能にする
ため、車の後輪に相関するキャリアアームと車の前輪に相関するキャリアアーム
との間隔を調節可能にするという優れた方式をとっている。このような調節は機
械的にはスクリュースピンドルを用いて行ないまた液圧を利用するやり方として
はピストン/シリンダ装置を用いて行ない、または電気モータでは歯付ラックを
用いて行なうことができる。1つの回動可能なキャリアアームを一方の後輪の前
に配しかつもう1つの回動可能なキャリアアームをもう一方の後輪の後に配する
ことによって、キャリアアームが後輪のタイヤに接触する際に生じる水平方向の
力が互いに釣り合う。キャリアアームが両方とも後輪のタイヤの前側に当たるよ
うなシステムと比べて、本システムは、この水平方向の力によってそれぞれの支
持位置から2つの前輪が引出されるという危険が回避できるという利点がある。
キャリアアームと車輪との間の摩擦力を減じるため、自由に回転可能な態様で
支持されるローラを車輪と接触状態になる長い側の領域に設けている。フレーム
手段自体は、
テンダーアームの長手方向の縁に沿った2つの移動コースのうち上側にある動く
ロールによって対応するプラットホームに当たるところまでに移動させることが
できる。さらに、この移動コースには、横方向にセットされたエッジがあり、こ
れに抗してロールにより移動コースの上側に支持されるキャリアアームが鉛直軸
を中心に回転可能なガイドロールによって移動する。このように、本発明による
搬送装置は長さ方向に動きながら移動コースの横方向にセットされたエッジの間
をガイドされる。
本件のテンダーは好ましくは4つのテンダーアームを備えその各々がたとえば
同期ベルト駆動装置のような移送手段に接続されて搬送装置のフレーム手段を駆
動する。もちろん、たとえばチェーンドライブや液圧ドライブのような他の駆動
システムを用いることも可能である。この同期ベルトドライブには、水平歯付デ
ィスク上をガイドされるエンドレス歯付ベルトが含まれ、1つがテンダーキャリ
アアーム各々のそれぞれ内側と外側の端部上に支持される。このように歯付ベル
トを鉛直方向に配することによって、駆動手段の破壊を早める原因となり得る埃
が歯付ベルトの上に積もらないようにできる。搬送装置は好ましくはその後端部
でたとえばクランプ継手によって歯付ベルトに接続されるので、歯付ディスクの
回転方向に従ってテンダーアームから突き出すように駐車ボックス内へ押入れら
れたり、または駐車ボックスからテンダーアームのなかへ押し戻さ
れたりすることが可能である。そこで駐車ボックスからとめてある車を取出す際
には、搬送装置を、テンダーアームから駐車ボックスの方向に、2つの固定され
たキャリアアームが入口プラットホーム上に置かれた車の前輪の高さにほとんど
立つ状態になるまで移動させることができる。この2つの回動可能なキャリアア
ームはこの位置までは依然として停止位置にあり、すなわち搬送装置のフレーム
手段の2つの長手のキャリアに対して平行に位置する。したがって、これらのキ
ャリアアームを2つの前輪の間に押し入れることができる。固定されたキャリア
アームがそれぞれ端部の位置に立ちかつ搬送手段が停止すると同時に、2つの回
動可能なキャリアアームを2つの液圧プレスを用いてそれぞれ90度回動させて
それぞれのキャリアアームに対し平行な位置に置く。この回動による移動の最後
の段階で回動可能なキャリアは前輪のタイヤの後ろ側に接触して、最後は上方向
に前輪を平行な最終位置まで押し上げる。その位置までくると、2つの前輪は駐
車場所のフロアから持上げられる。
好ましくは、車を半径方向により外側へ移動させるためのポールを搬送装置と
歯付ベルトとの間に設ける。人が乗り降りするためにそれぞれ入口ボックスおよ
び/または出口ボックスにある車が駐車ボックスにある場合よりもより外側にお
される場合には、車と隣接するボックスとの横方向の距離はより長くなる。これ
によって、開いたドアが隣
接する壁に囲まれることもなく、車への人の乗り降りが快適になる。
搬送装置が移動する際に、ねじり(ツイスト)および/またはねじれ(トーシ
ョン)に対してポールを安定させるため、ポールは、回転しても安定な角形ピー
スで構成されかつスライド部材の間で受けるガイド手段を有する。始めに所与の
走路を経た後、搬送装置はキャリアアーム上の、駐車場所の側面方向にセットさ
れたエッジに配されたガイドロールによってガイドすることができる。このシス
テムで可能な限りの台数を入れるため、個々の駐車場所はそれぞれの側面の内側
の区画で交差するようになっており、限られた空間という条件で、駐車場所に横
方向にエッジを設定しないことによってキャリアアーム上のガイドロールにより
搬送装置をガイドする必要がない。この領域では、ポールがガイドすることによ
って搬送装置を安全かつ正確にガイドすることができる。
搬送装置の2つの長手方向のキャリアは荷物を運ぶ走行ロールのトラック内に
配列されており、たとえば荷物を運ぶ走行車輪のトラック内には配列されない。
これによって、積載物が直接キャリアアームの走行ロールによって走行領域に導
入され、搬送手段は本質的にその自重だけを引継ぎかつ吸収することになるので
、搬送装置を低くかつごく簡単に組立てることができる。
この4車輪搬送装置の利点はとりわけ車の厳密な重量か
ら生じる負荷が車のトラックとは無関係に常にこの搬送装置のキャリアアーム上
に配列された走行ロールの進路でプラットホームまたは走行路それぞれに移され
る点にある。搬送装置の実施例においては、車を両方の後輪で転がし、前輪のみ
で持上げるので、負荷を導入する位置は車のさまざまな進路による。
車の後輪に相関する回動可能なスイングアームはそれ自体がベアリングで長手
方向のキャリア上をガイドされるそり上に支持される。前後キャリアアームの間
隔はこのそりと適当な駆動装置とによって変更することができ、搬送装置を異な
る車のさまざまなホイールベースに適応させることができる。長手方向のキャリ
ア上でそりをガイドするベアリングは好ましくはPTFEスライドベアリングで
ある。また、キャリアアームがテンダーアームの走路またはプラットホームにス
イングした後、そりを停止位置に支持してくれる走行ロールがそりの2つの長手
方向の側面に設けられる。
テンダーアームまたはプラットホームの表面の走行路と反対の長手方向のキャ
リアの長手方向に延びる停止位置にスイングして戻ってくる間キャリアアームが
かならず接触せずにガイドされるように、長手方向のキャリアは長手方向へスイ
ングする間傾斜した面に沿って持上げられる。
テンダーアームは、横ならびにかつ半径方向にテンダーのまわりに配列された
プラットホームに対してテンダーの
対応する回転動作によって調節することができる。1以上の入口または出口プラ
ットホームを、互いに構造が同じの駐車ボックスのプラットホームのそばに設け
ることができる。各プラットホームは車の最大長まで延びるシートメタルで形成
され、少なくとも側面にセットされたエッジを有し、エッジはフレームワークの
サブ構造の上に載る。フレームワークのサブ構造は、局所的にさまざまにかかる
負荷を吸収する少なくとも2つの長手方向のキャリアを含み、このキャリア自体
が負荷を建物の柱へ伝える少なくとも2つの交差するキャリア上に支持される。
内側プラットフォームの端(テンダーの軸に面する方)をクロスキャリアを用い
てテンダー走行レールのコンソール上に支持することができる。
本件のやり方では、シートメタルを、防氷用の塩溶液に対し錆止め効果のある
耐耗性の材料特にフェライト系クロム合金鋼から製作する。この材料には高い耐
耗性があり、腐食を抑制する上、特に弱い塩溶液に耐性を示すとともにニッケル
の含有量が低いことにより、摩耗に対しても高い耐性を示す。この鋼鉄は標準的
な鋼鉄に比べてその熱膨張係数がかなり低いので、標準的な鋼鉄を溶接する際に
生じるかなりの熱による歪を考える必要がない。また、その価格は標準的なクロ
ムニッケル鋼鉄の価格の約半分である。好ましくは10.5から12.5%のC
rを含み、Niは0.3から1.0%しか含んでいないフェライト系クロム
合金鋼を使用する。
その独自の機能に加えて、このシートメタルにはある種の支援機能といったよ
うなものがある。
すなわち、このシートメタルは搬送装置の2つの長手のキャリア上に配列され
た走行ロールを経由してカバーリングシートの固くなっていない部分へ伝わる搬
送装置の正味の重さを吸収する。さらに、テンダーにブレーキをかけたりまたテ
ンダーをスタートさせることによってテンダーのレールの支持コンソールに生じ
る水平方向の力は建物の内側方向に延びるプラットホームに伝えられ、その力は
スラスト領域としての役割を果たすカバーリングシートを介して柱内へそらされ
るはずである。最後に、駐車する車の進路がさまざまなため、車の後輪または前
輪それぞれがプラットホームの2つの固くなる長手のキャリアに対して配列が横
向きになるかもしれない。この領域においてカバーリングシートが局所的に硬く
なることを避けるため、4mmの厚さのシートメタルでこれら車の車輪の負荷を
プレートおよび主にメンブレン効果によって吸収できることが「有限要素実験」
(Finite Element Examination)によってわかった。メンブレン効果から生じる
標準的な力を吸収するためにはエッジをセットすることによって下のシートの2
つの長手の縁に湾曲防止端キャリアを作る必要がある。これらセットされたエッ
ジは同時に車から流れてくる水が横方向に流れることを防止する意味でも必要で
ある。
本発明のさらに有利な特徴は、シートメタルを長手方向またはクロスキャリア
それぞれにクランプする力によってのみ保持している点である。さらに、耐耗性
の弾性材料特にゴムなどでできた衝撃吸収層をシートメタルとサブ構造との間に
設けている。この層によって上のシートと長手またはクロスキャリアそれぞれと
の間の直接の接触が避けられる。たとえばゴム紐といった形で長手のキャリア上
方に置かれたこの弾性材料によって搬送装置の回動自在キャリアアームの走行ロ
ールからの負荷の伝達が改善されかつシートメタルが長手のキャリアに対し相対
的に動くことによって生じるかもしれない摩耗が防がれる。
車の前輪を固定するため、特に溶接によって生じるかもしれない歪をさけるた
め上側にねじで止めるなどしてフラットを置くことができる。キャリア上にシー
トメタルを固定するためのクランプおよび前輪用のフラットのクランプはショッ
トイン(shot-in)ねじボルトで止める。ショットインねじボルトを使用すれば
、貫通孔ができないので、孔を通って下に駐車している車の上に水滴が落ちるよ
うなことはない。
本件では、プラットホームはすべて建物の外側方向に約2%傾斜を付けている
。この傾斜によって滴り落ちる水滴が外側へ導かれて建物の基礎の環状に設けら
れた溝に落ちる。使用する材料には腐食を抑制する効果しかないので、防氷用の
塩水を含む水が長期間下側のシートの表面に留ま
っているような事態を避ける必要がある。
テンダーアームは一時的にではあるがあるプラットホームに対して相関関係に
なるため、少なくとも入口および出口プラットホームまたは他のプラットホーム
それぞれの内側に、人がプラットホームの領域に存在する間はプラットホーム領
域を閉じることができる、人を保護する手段を設ける必要がある。それ以外の場
合は、人が駐車ボックス領域にいることはないので、駐車ボックスプラットホー
ムをこのような手段で守る必要はない。
機械的な駐車システムすべてにおいて搬送システムのアクセス時間および/ま
たは時間あたりの搬送能力というものがその駐車システムの経済効率およびこの
システムが市場に受入れられるかといった面での決定的な要因であることを考え
なければならない。水平方向および鉛直方向の動きが順次行なわれる直線的な駐
車システムを用する多層の駐車場においては、アクセス時間が大変長くなってし
まい、搬送能力も低くなる。これに対して、本発明による駐車システムを備える
駐車場では、アクセス時間は1台の車当り実質的に2分まで短縮することができ
る。すなわち、持上げかつ/または下ろす動きそれぞれと、テンダーの回転運動
とが同時に行なわれる。このような短いアクセス時間は、さまざまな移送動作を
並行して行ないかつテンダー上での高速移送または搬送装置を用いての移送によ
ってのみ実現されるものである。
この搬送システムによる最適移送能力を実現するため本件ではテンダーが互い
に90度の角度で配置された4つのキャリアアームを備えかつ4つの入口プラッ
トホーム各々がテンダーアームに対して交差するように配列されている。この4
つのアームのテンダーによる能力一杯の移送は、入口プラットホームから4つの
テンダーアームへ車を同時に押し込むことができかつできればそれに続くテンダ
ーアームから駐車場所への搬送が同時に行なわれて初めて発揮され得るものであ
る。テンダーアームを各々90度角度をつけて配列しているので、これに対応し
て入口プラットホームも90度角度をつけての配置となり、かつ出口プラットホ
ームも入口ボックスに対してたとえば45度の角度をつけた配置となる。駐車シ
ステムの個々の階では、車は駐車場所に駐車し、できれば互いに90度の角度を
付けて配置される。時間がたてば、各階でばらばらな時間に車は駐車場を出てい
くので、まだ空いている駐車場所ではこの90度の配置が崩れるので、90度の
角度をつけて置かれた少なくとも2つのまだ空いている駐車場所を各々コンピュ
ータプログラムによって選択し、少なくとも2つの駐車動作が同時に行なわれる
ようにする。
スペースの関係で、上で述べたような入口プラットホームと出口プラットホー
ムの交差する配置が無理なら、好ましい方法としては少なくとも3つの隣接する
入口プラットホームに、これら入口プラットホーム各々に対して90度
の角度をもって配置された3つの出口プラットホームを組合せるやり方である。
この場合テンダーは駐車場所から3つの車しかピックアップせず、したがって
、アームは1本空いたままになる。この空いたアームを入口プラットホームの前
に移動させ、これに対して90度の角度で配置された第2のテンダーアームを出
口プラットホームの前に置く。こうすれば、車を載せたテンダーアームから出口
プラットホームに1台のくるまが押し出されると同時に空いたテンダーアームに
車を1台押し入れることができる。その後、テンダーアームはさらに90度±d
z移動するので、車を入口プラットホームで空いたばかりのテンダーアーム内に
ピックアップすることができかつ同時に次の車を載せたテンダーアームから1台
を次の出口プラットホームに押し出すことができる。
好ましくは、搬送装置の移動速度を制御可能にし、車を載せていない搬送装置
は車を載せた搬送装置よりも素早く動けるようにする。搬送装置の後部の延長部
分が車の後輪を引っかける動作は常に時間がかかるが、後輪にブレーキがかかっ
ていない場合にはこの必要がないので、どんな場合でも運転者に対して入るとき
に駐車ブレーキを緩めるように要求する。オートマティックトランスミッション
の車だけは後輪のブロックを駐車の際に緩めることができない。
さて後輪がブロックされているかどうか入口プラットホームにある車をチェッ
クするため、本件では搬送装置のそ
りを延ばしかつ車の後輪用のキャリアアームを、搬送装置の同期ベルトドライブ
の所与のしきい値を超えるドライブモータの電流消費量に基づいて回転させる。
すなわちその動作は次のとおりである。
2つのキャリアアームの対を有する搬送手段が車の2つの前輪をとらえ、キャ
リアアームがスイングして2つの前輪を持ち上げる。その後搬送装置はテンダー
アームの方向に移動する。ドライブモータの電流消費量を測定して発生した駆動
抵抗の指標とする。車の回転抵抗値はタイヤの負荷の約1.5%にすぎないが、
これに対してブロックされた後輪を引きずって土台との間に滑り摩擦が生じるよ
うな場合タイヤの負荷の少なくとも約50%の抵抗が生じるので、後輪にブレー
キをかけた最も軽量な車を移動させるのにかかる抵抗は後輪が自由に動く最も重
いと思われる車を移動させるよりも大きくなってしまう。そこで車の重量に関係
なく搬送装置のドライブモータの電流消費量に基づき後輪がブロックされている
か否かを判断することができる。後輪がブロックされているという比較的稀なケ
ースにのみ搬送装置の後部を延ばす。このような方法により、時間当りの移送能
力はほとんど2倍になる。
本発明の実施例においては、テンダーまたは搬送手段それぞれの上の車の位置
がずれないように安定させる対策を講じている。それによってテンダー上に載せ
られた車がテンダーが回転する間に生じる遠心力によって搬送手段の位
置決め手段から振り落とされる事態を防ぐ。このような事態は車輪だけが2本の
前方のスイングアームの間に収められ、車が後部のアームによって保持されてい
ない場合に特に問題になる。さらに、遠心力が車の質量に線形に依存し、車の重
心の速度には平方的に依存する点を考慮に入れる必要がある。トランクに荷物を
一杯積んだ大型の車両の場合には、車の重心は半径方向に外側に回転速度がより
高い領域へ移動する。そこで生じる遠心力は好ましくは2つの装置によって吸収
することができる。第1の装置は搬送装置の前方のキャリアアーム上の前輪のタ
イヤの支持位置に置き、かつ第2の装置は後部のバンパーの後に置く。バンパー
が吸収できる力は限られているので、車のタイヤの弾性効果を利用して、遠心力
を前方と後方に置かれた装置に細分化することができる。
後方のバンパーに置かれた装置は好ましくは半径方向に搬送装置を保持する歯
付ベルトが裂けたような特別の場合を想定する。その場合、遠心力は後方のバン
パーのみが障壁となって吸収することができる。確かにこのような状態で、バン
パーにダメージが生じる可能性はあるが、テンダーから動くことによる車全体へ
のダメージは避けられる。
一般に、テンダーが回転している場合にテンダー上にある車の受渡しを安全に
行なうことを保証する必要がある。またトランクが荷物で一杯になっていたり、
前方の車軸が外れているため前方のスイングアーム上の保持力が減じら
れているような場合にも安全対策を考える必要がある。
好ましくは、上記の手段は、車の2つの前輪の一方の車輪の半径方向に外側の
側面に係合する少なくとも1つの回動自在なあぶみを含む。このあぶみはテンダ
ーアームかまたは2つの前方のスイングアームのいずれかに配置することができ
る。このあぶみを車の車輪の方へモータでスイングさせ、テンダー上の車が遠心
力によって動くのを防止する。スイング駆動モータは、タイヤに対してあぶみが
予め調節可能な押力に達した場合にスイッチが切れるような制御を行なうことが
できる。さらに、これ以外のやり方としては搬送装置のスイングアーム各々の上
に、前輪の後側に働くレバーを設けて、このレバーで遠心力にも車が動かないよ
うにすることもできる。この場合、このレバーはすぐにはねてから硬くなって、
さまざまなタイプの車のタイヤの直径の差を調節することができる。
本件の実施例では、安全性を確保する手段として搬送手段上にフラップを設け
、このフラップは車の後側では車のバンパーに対し折り曲げることができるので
搬送装置上の車の位置を安定させることができる。
本発明のさらなる特徴、利点および詳細については図面とともに本発明の好ま
しい実施例の記載から明らかになるであろう。
図1は本発明に従うシステムの一部破断斜視図であり、一部駐車ボックスに車
が入れられているところを示す。
図2はテンダーアーム上に支持される搬送装置の平面図である。
図3は搬送装置の側面図である。
図4は(図4a)の破断線C−Cおよび図2の(図4b)のD−Dで破断した
断面図である。
図5はそりの一部を拡大した平面図である。
図6はそりを拡大して示す側面図である。
図7はプラットホームの下側のシートの平面図である。
図8は図7のプラットホームを長手方向に破断した図である。
図9は搬送装置の側面図で、ポールが設けられたところを示す図である。
図10はポールと搬送装置の断面平面図である。
図11はポールの拡大平面図である。
図12はポールの拡大断面側面図である。
図13は側面図において安定した車輪を拡大して示す断面図である。
図14は側面図においてさらなる実施例の安定した車輪を拡大して示す断面図
である。
図15はテンダー上に配されたスイングバリアの側面図である。
図16は図15のスイングバリアの平面図である。
図17は図15および16のスイングバリアの正面図である。
図18は車を伴なうテンダー上の搬送装置の側面図であり、傾斜をつける手段
が設けられたところを示す図である。
図19は自己ロックバリアとともに車輪を示す拡大断面図である。
図1に示されるシステムは地下に設けられた駐車場を構成し、その基本的構造
は中空の円筒である。地上部分では、1が入口で、2が出口である。複数の駐車
場所3はその長手方向に放射状に配列され、放射状に外側に端部を有し、中空の
円筒の内側の壁に隣接し、中空の円筒の内部に配列される。駐車場所3はらせん
に沿って配列され、一番目から最後までかつ一番上から一番下の駐車場所まで遮
られることなく隣同士に並べられる。駐車場所はその半径方向の内側で互いにレ
ール4によって接続されており、レール4も対応してらせん状に延びる。
駐車場所3によって占められていない内側の円筒空間には、4つのキャリアア
ーム6を有するいわゆるテンダー5が配される。テンダーのキャリアアームの各
々は各々2つの走行車輪7によってレール4上に支持される。テンダー5の4つ
のアーム上には駐車する4台の車8が一緒に上方向または下方向それぞれに運ば
れ得る。テンダー5は持上げたり下ろしたりする動作の間、自己の軸のまわりを
回転して、4つのアームの各々がそれぞれ空いている駐車場所もしくは入口また
は出口プラットホームに移動できるようにする。
本発明による搬送装置9は本質的に車8の前輪10と後輪11との間で長手方
向に移動可能なフレーム手段を一つ備え、このフレーム手段上には、前輪10用
に前輪10の領域に垂直に延びることができる4つのキャリアアーム13、14
および後輪11用にはキャリアアーム15、16が設けられる。
フレーム手段12は、テンダーアーム6の長手方向に延びかつ中心テンダー軸
に向いた内側端部とテンダーキャリアアームの端部に向いた外側端部の領域でク
ロスキャリア18、19により接続される2つの長手のキャリア17を含む。長
手キャリアは、たとえば長さ5.60mでありかつRROのプロファイルからな
る。中心テンダー軸に向いた内側クロスキャリア18は上下の長手方向のキャリ
アに置かれたシート20により覆われる。テンダーアームの方向にある外側クロ
スキャリア19は交差する方向に四角いチューブから構成される。キャリアアー
ム13はフレーム手段12の内側端部上にしっかりと支持され、キャリアアーム
14は回転点21を中心に水平面で2つの液圧ピストンにより90度回転させる
ことができる。キャリアアームにはその長手方向の延長部分の中心あたりに走行
ロール22が備えられ、このロールでキャリアアームはテンダーアーム6の走行
面上に載る。
さらに、ガイドロール24がキャリアアーム13、14、15、16の外側端
部上に配置され、このロールによって
車8は駐車場所3のそれぞれ走行面23または26のセットされたエッジ25上
の側に横方向に導かれる(図7および図8を参照)。
後部キャリアアーム15、16は回動自在にそり27上に装着され、そりはP
TFE滑りベアリング28(図5および図6を参照)を使って鉛直方向には長手
方向のキャリア17上に支持され、かつ水平方向には支持ロール29を使って長
手方向のキャリア17上に支持される。長手方向のキャリアおよびそりは、そり
に積載物がなくかつキャリアアーム15または16それぞれがスイングして入っ
てくる場合に、走行車輪30を使って走行面23上を移動可能である。液圧シリ
ンダ31を使ってキャリアアームを回動させることができる。回動運動の間、そ
れぞれのキャリアアーム14、15、16は斜面に沿って移動し、ローラ32は
走行面23から持上げられる。
前方のキャリアアーム13、14と後方のキャリアアーム15、16との間の
距離は、液圧シリンダ34を使って、矢印33の方向にそりを調節することによ
って調節できる。
移送手段、特に同期ベルトドライブ35をフレーム手段12の長手方向の移動
用に4つのテンダーアーム6の各々の上に設ける。この同期ベルトドライブ35
はエンドレス歯付ベルト36を含み、このベルトはテンダーキャリアアーム6の
内側および外側それぞれの端部上に支持される水平歯付ディスク37、38上方
を導かれる。内側端部で、
搬送装置はクランプコネクタにより歯付ベルト36に接続されており、したがっ
て、駆動された歯付ディスク37、38の回転方向により延長される形で駐車ボ
ックス内に押入れるかまたは駐車ボックスからテンダーアームへ引き戻すことが
できる。駐車場所3から駐車している車8をピックアップする際には、2つの固
定キャリアアーム13が前輪10のおよそ前のエッジの高さに来るまで搬送装置
9をテンダーアーム6から駐車ボックスの方向にシフトさせる。この位置に来る
まで2つの回動自在なキャリアアーム14は依然として停車位置にあり、すなわ
ち2つの長手方向のキャリア17に対して平行に延びている。このため、この2
つのキャリアアームは、2つの前輪10の間を押して通すことができる。
固定キャリアアーム13がその端部位置にきてかつ搬送装置9が停止すると、
2の回動自在なキャリアアーム14を液圧シリンダ31を使って90度回動させ
固定キャリアアームに平行な位置に置く。この回動動作の最後の段階で、スイン
グアーム14が前輪10の後側に当たりかつ最終的な平行位置になるまでの残り
の回動動作の間に前輪を上方向に押圧する。これによって2つの前輪10は駐車
ボックス3の下側のシートから持上げられる。
そこで搬送装置9は同期ベルトドライブ35によってテンダーの中心方向に引
き戻されるので、車は2つの後輪11が回転してテンダーアームの方に引きずら
れる。この位
置でテンダー5と対応するテンダーアーム6が出口プラットホームの方へ移動し
、そこで搬送装置9が、2つの後輪11が自由に回転する車8を、いわば逆ドラ
イビング方向に出口ボックス内へシフトする。2つのスイングアーム14をフレ
ーム手段12の長手方向のキャリア17に平行な停止位置へ再び回動させ、2つ
の前輪10を出口ボックスの駐車場所まで下ろす。その後搬送装置9をテンダー
アーム上に引込めることでがきる。
車を背負った形で入口ボックスから駐車ボックスへ搬送する場合には、そり2
7上に回動自在に支持される後部スイングアーム15、16も使用する。2つの
長手キャリア17の間に配置された液圧シリンダ34で、車の2つの後輪11の
高さまでそり27を移動させ、そこでセンサで制御する方法でそりの移動を停止
させる。
次に、シフト可能なそり27上の左右両側に配列された2つのキャリアアーム
15、16を90度逆回転方向に回動させて延ばす。そこでキャリアアーム15
は後輪11の前側に当りかつキャリアアーム16は対応するもう一方の後輪11
の後側に当たる。2つの回動自在なキャリアアームの縦軸の距離と、車の後輪の
直径によっては、回動動作の最終段階で2つの後輪をいく分高く上げる。一方の
後輪11の前に一方の回動自在キャリアアーム15を置きかつもう一方の後輪1
1の後にもう一方の回動自在アーム16を置くことによって、キャリアアームが
後輪に接触する際
に生じる水平方向の力が互いに釣り合う。
図7および図8は、駐車場所3のプラットホーム40を平面および断面で示し
た図である。プラットホーム40は、車の最大長にわたって延びかつフレーム構
造42上に載る側面にセットされたエッジ26を伴なうシートメタル41を含む
。このフレーム構造は、さまざまな位置にかかる個々の負荷を吸収する2つの長
手キャリア43を含み、これらキャリアは負荷を建物の柱46に移す少なくとも
2つのクロスキャリア44、45上に支持される。内側プラットホームの端部4
7はクロスキャリア48を介してテンダー走行レール4のコンソール上に支持さ
れる。
車8の前輪10をシートメタル41の上側に固定するために、フラット49は
特にねじで装着する。これらのフラットはフラット49の間に溜まる防氷水がプ
ラットホームの外側へ流れることができるようにプラットホーム40の長手方向
の軸に対して角度をつけて配列される。これらフラットは内側から外側にかけて
約2%の傾斜がある。防氷水を流すことができるすき間51は建物の壁と外側プ
ラットホームの端部50との間に設ける。また側面にセットしたエッジ26によ
って横に流れた水が車から滴り落ちるのを防ぐ。
図3に示す移送装置の構成と別の形では、図9と図10に示すとおり、ポール
60をクランプコネクタ39と搬送装置との間に設けることができる。この場合
、ポール60
は搬送装置による半径を延ばし、ポールの長さは好ましくは1メートルと2メー
トルの間の長さになる。搬送装置(図では部分的にしか示していない)をポール
の長さの分だけさらに外側に入口および出口ボックス内へシフトすることができ
る。図面ではポール60の最大延長位置を破線で示している。
歯付ベルト36は歯付ベルトガイド52で導かれるので、歯付ベルト36は詰
まったり横方向に脱落したりする心配はない。
図11は、ポール60の平面図である。その一方端部で、ポール60はクロス
キャリア18にねじで固定されかつ溶接接着されている。ポール60のもう一方
の端部では、クランプコネクタ39を設けて、ポール60を歯付ベルト36に接
続する。
図12はポール60の側面図でありかつポールガイド61の一部が示される。
中空の四角いプロファイルを有するポールにガイドシートを溶接接着し、ガイド
シートには2つのプラスチックのプレートがネジで止められている。ポールガイ
ド61のプラスチックプレートを設けることでポールガイドのレールにおける滑
りの摩擦を低くできる。ポールガイド61により、そりを導くための横方向のシ
ートが設けられていない駐車ボックスの最初の領域でも搬送装置を駐車ボックス
内に正確に移動させるこことができる。
図13は2つのキャリアアーム13および14上に支持
される前輪10の拡大断面図である。前輪10が移動しないようにするため、そ
の後側にバウ62を設け、このバウを前輪10の後側に押し付ける。バウ62は
テンダーアーム上に回動自在に配置することができる。またこのバウ62を搬送
装置5自体の上に設けることもできる。
図14は2つのキャリアアーム上に支持される前輪10を安定させるための他
の可能な形を示す図である。車輪が動かないようにするため、キャリアアーム1
4に回転自在に接続されたスイングレバー67をその裏側に設ける。
スイングレバー67はボールベアリングでスイングアーム軸70上に支持する
。スイングレバー67はチューブ71を含み、その一方端部にはV型のノーズの
端部が溶接接着される。搬送装置のキャリアアーム14を前輪の裏側に押しつけ
、スイングレバー67を右回りに回転させて垂直な位置まで持ってくる。スイン
グレバー67がその端部位置に到達すると、ストップ72でスイングレバー67
は止まりタイヤは上昇位置10′に上がる。車をもう一度下ろしかつキャリアア
ーム14をスイングして戻すときは、スイングレバー67はレグスプリング68
により再び回転してその基本位置に戻る。基本位置に戻ると、チューブ71に溶
接接着したストップ74がキャリアアーム14に溶接接着された端部ピース73
に当たる。
図15から図17は、テンダー上に車を安定させるための他の実施例を示す図
である。スイングバリア75はそり
76上に回動自在に支持される。そり76はテンダーの長手方向に2つのガイド
ロッド81上を移動することができる。シフトはテンダーアームに装着されたチ
ェーンホイルで行ない、このホイルはそりに固定されたチェーンラックに係合す
る。
スプライン軸77はテンダーのトラスけた内の2つの台軸受に回転自在に支持
される。スイングバリア75は中空の四角いプロファイル78に溶接接着される
。スプライン軸77と逆のプロファイルを構成する2つの突起物を中空のプロフ
ァイル78内に溶接接着する。スプライン軸77をスプライン軸77上に配され
たレバー80によりリニアドライブ79を介して90度回転させることができる
。そりがテンダーアームに沿ってシフトすると、中空の四角いプロファイル78
はスプライン軸77上をスライドする。
本発明の実施例では、車は前輪上ではスイングレバー67により、バンパー上
ではスイングバリア76によって安定する。スイングバリア75はさまざまな車
種に対応するため移動可能にする必要がある。さらに、バンパーは車の方向にか
かる力の限られた部分しか吸収できないので、車にかかりさらには両方の支持手
段にかかる遠心力を分散させる必要がある。このため、タイヤがある程度の弾性
を有しているという事実を利用する。テンダーの停止位置で、スイングバリア7
5をまず車のバンパーの背後1から2センチの位置に置く。テンダーが回転しか
つ遠心力が車にか
かると同時に、車は前輪のタイヤの弾性力によって若干外側に移動するので、ス
イングバリア75は車のバンパーに当たる。スイングバリア75に伝えられる遠
心力の部分はバンパーとスイングバリア75との間の距離を調節することによっ
て調節することができる。テンダーの上で車を安定させるためにに2つの装置を
備えるためこのシステムは十分な安全性を確保する。
車8を安定させるための他の可能な形が図18に示される。車8を搬送装置9
に収容する前に、搬送装置はテンダー5上に配置された傾斜装置65上に転がっ
ていく。搬送装置9がその最終的な位置に達した後、傾斜装置65は持上げ手段
64を使って車の正面の方向に下げられ、装置9は傾斜した位置にくる。この傾
斜した位置によって、テンダーが回転した際に生じる遠心力により車8が搬送装
置9に対して逆の方向に移動するのを防ぐことができる。
図19は車8の車輪を安定させる他の可能な形を示す図である。この場合の車
輪、後輪11を自己ロックバリア66により安定させる。バリア66はテンダー
5上に回動自在に配される。そこでバリア66を上方向に下げることで、前輪は
バリア66の面積にわたって転がることができる。車8が搬送装置9上に転がさ
れる際に、後輪11がバリア66上を回転し、バリア66は90度回転するので
、後輪の移動が避けられる。バリア66に予め引張力を与えるねじりばね69を
バリア66に設けており、バリア66を車
を受けることができる位置に保持することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ペッツ,ロラント
ドイツ連邦共和国、デー―80689 ミュン
ヘン、アインドルファーシュトラーセ、
117/0
(72)発明者 ボイトレル,ハンス
ドイツ連邦共和国、デー―81925 ミュン
ヘン、クーニグ―ハインリッヒ―シュトラ
ーセ、2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 可動体、特に無人の動力車を収容し、一時的に保管しかつ出すためのシス テムであって、車は、中心軸を中心に回転自在に支持されかつ少なくとも1つの キャリアアームを含むテンダーからなる搬送装置によって、少なくとも1つの入 口プラットホームから取込まれて複数のプラットホームのうちの空いている1つ に置かれるか、または再び置かれたプラットホームから取出されて出口プラット ホームに移送され、プラットホームがテンダー用のらせん状の走行レールに沿っ て半径方向に隣合せに配列されたシステムであって、 テンダー(5)のキャリアアーム(6)上に支持された搬送装置(9)がプラ ットホーム(3)上にある車(8)の車輪(10、11)の間を長手方向に移動 可能なフレーム手段(12)と、車の車輪(10、11)の領域が前記フレーム 手段上に配列されるまで垂直に延びる少なくとも4つのキャリアアーム(13、 14;15、16)とを含み、かつキャリアアーム(15、16)の少なくとも 2つが、圧力でそれぞれの車の車輪の下側の領域を支えかつ同領域をその載置表 面から静止位置へ持上げることを特徴とする、システム。 2. 2つのキャリアアームがフレーム手段(12)の方向に向いた位置から直 角をなす方向に延びる位置へ回動可能な、請求項1に記載のシステム。 3. フレーム手段(12)がテンダーキャリアアーム(6)の長手方向に延び かつ内側端部が中央テンダー軸に向きかつ外側端部がテンダーキャリアアームの 端部に向いた領域でクロスキャリア(18、19)により互いに接続されている 2つの長手のキャリア(17)を含む、請求項1または請求項2に記載のシステ ム。 4. 車の2つの前輪に相関する4つのキャリアアーム(13、14)が設けら れ、そのうち2つ(13)が長手のキャリア(17)上の内側端部の領域に堅固 に配置され、かつ長手キャリア(17)が車(8)の下に移動すると前輪の各々 の前側を支え、かつ他の2つのキャリアアーム(14)が前輪(10)の後側に 当たって回動して堅固に配置されたキャリアアーム(13)を押圧し持上げるこ とを特徴とする、先行の請求項の1つに記載のシステム。 5. 車(8)の後輪(11)に相関するさらに2つの回動自在なキャリアアー ム(15、16)が設けられ、そのうち1つ(15)が後輪(11)の前側に当 たって回動可能であり、かつもう一方(16)がもう一方の後輪の後側に当たっ て回動可能である、先行の請求項の1つに記載のシステム。 6. 車(8)の後輪(11)と車の前輪(10)とに相関するキャリアアーム (13、14;15、16)の間の距離が調節可能である、先行の請求項の1つ に記載のシステム。 7. 前記距離を調節するためにねじスピンドルが設けられている、請求項6に 記載のシステム。 8. 液圧ピストン/シリンダ装置(34)またはピニオンとラックとを含む電 気モータドライブを設けて前記距離を調節する請求項6に記載のシステム。 9. キャリアアーム(13、14;15、16)がその長手側に車輪(10、 11)と接触状態に至る回動自在に支持されたローラ(32)を含む、先行の請 求項の1つに記載のシステム。 10. フレーム手段(12)が縁上に延びる2つの走行路(23)の上側をプ ラットホーム(3)に当たるまでテンダーキャリアアームの長手方向に移動可能 である、先行の請求項の1つに記載のシステム。 11. 長手キャリア(17)が負荷移送走行ロール(22)のトラック内に配 置される、先行の請求項の1つに記載のシステム。 12. 走行路(23)が側面側ににセットされたエッジを有する、請求項11 に記載のシステム。 13. キャリアアーム(13、14;15、16)がロール(22)で走行路 の上側に支持される、先行の請求項の1つに記載のシステム。 14. 搬送装置の少なくとも外側のキャリアアームが前記アームの長手方向の 延長部分のおよそ中心で4つのロール(22、30)各々上に支持され、前記ロ ールが車( 8)の後輪の全負荷をプラットホーム(3)に伝える、請求項13に記載のシス テム。 15. キャリアアーム(13、14;15、16)の外側端部に、垂直軸中心 に回転可能なロール(24)を配し走行路の側面にセットされたエッジ(25、 26)を支える、先行の請求項の1つに記載のシステム。 16. 液圧ピストン/シリンダ装置(31)を設けてキャリアアーム(13、 14;15、16)を長手キャリア(17)に対してスイングさせる、先行の請 求項の1つに記載のシステム。 17. 液圧ピストン/シリンダ装置を設けてフレーム手段(12)を長手方向 に移動させる、先行の請求項の1つに記載のシステム。 18. 移送手段、特に同期ベルトドライブ(35)を設けてフレーム手段(1 2)を長手方向に移動させる、請求項1から請求項16の1つに記載のシステム 。 19. 同期ベルトドライブ(35)が、テンダーキャリアアーム(6)の内側 または外側それぞれの端部上に各々支持される水平歯付ディスク(37、38) 上方をガイドされるエンドレス歯付ベルト(36)を有する、請求項18に記載 のシステム。 20. ポール(60)をそれぞれ移送手段すなわち同期ベルトドライブ(35 )上に配し、前記ポールが搬送装置に接続され搬送装置の移動範囲を広げる、請 求項18また は19に記載のシステム。 21. ポール(60)が中空の四角いプロフィールで構成される、請求項20 に記載のシステム。 22. ポールガイドによってポールのねじりおよび/またはねじれを防止され る、請求項20または21に記載のシステム。 23. 前記ねじりおよび/またはねじれ防止がガイド手段(61)、特にスラ イド部材の間で受けるガイドプレートにより構成される、請求項22に記載のシ ステム。 24. 車(8)の後輪(11)に相関する回動自在キャリアアーム(15、1 6)がベアリングで長手キャリア(17)上をガイドされるそり(27)上に配 される、先行の請求項の1つに記載のシステム。 25. ベアリング(28)がPTFE滑りベアリングである、請求項24に記 載のシステム。 26. 走行ロール(30)がそり(27)の長手側双方に配され、前記ロール によってキャリアアーム(15、16)がスイングして入った後の停止位置にあ るそりをテンダーキャリアアーム(6)および/またはプラットホーム(3)の 走行路(23)上にそれぞれ支持する、先行の請求項の1つに記載のシステム。 27. キャリアアーム(14;15、16)が長手キャリア(17)の長手方 向にスイングする間傾斜した面に沿って持ち上げられ、それによって走行ロール (22)がテ ンダーキャリアアームの走行路(23)と接触しないようにする、先行の請求項 の1つに記載のシステム。 28. テンダー(5)および同期ベルトドライブ(35)は電気モータで駆動 される、先行の請求項の1つに記載のシステム。 29. プラットホーム(40)が車の最大長にわたって延びかつ少なくとも側 面にセットされたエッジ(26)を有するシートメタル(41)により形成され 、前記シートがフレームサブ構造(42)の上に載る、先行の請求項の1つに記 載のシステム。 30. フレームサブ構造(42)がさまざまな位置でかかる個々の負荷を吸収 する少なくとも2つの長手キャリア(43)を含み、前記キャリアが前記負荷を 建物の柱(46)に伝える少なくとも2つのクロスキャリア(44、45)上に 支持される、請求項29に記載のシステム。 31. 内側プラットホーム端部(47)がクロスキャリアによりテンダー走行 レール(4)のコンソール上に支持される、請求項29または請求項30に記載 のシステム。 32. シートメタル(41)が防氷用塩溶液による腐食に耐性がありかつ耐耗 性を有する材料、特にフェライト系クロム合金鋼鉄から製作される、請求項29 に記載のシステム。 33. シートメタル(41)がクランプ力によりサブ構造(42)上に保持さ れる、先行の請求項の1つに記載の システム。 34. 耐耗性弾性材料、特にゴムからなる層をシート(41)とサブ構造(4 2)との間に設けた、先行の請求項の1つに記載のシステム。 35. 前輪(10)を固定するためにフラット(49)をシートメタル(41 )の上側に特にねじで装着した、先行の請求項の1つに記載のシステム。 36. プラットホーム(3)が建物の外側の方向に約2%の傾斜を有する、先 行の請求項の1つに記載のシステム。 37. 折り畳んでしまうことができかつ人がプラットホーム領域に存在してい る限りプラットホーム領域をテンダー領域に対し閉じる人保護手段を入口プラッ トホームと出口プラットホームの内側に設けた、先行の請求項の1つに記載のシ ステム。 38. テンダー(5)が互いに90度の角度で配された4つのテンダーキャリ アアーム(6)を含み、かつ4つの入口プラットホームおよび出口プラットホー ムそれぞれがテンダーアーム(6)に対して交差するように配列される、先行の 請求項の1つに記載のシステム。 39. テンダー(5)が互いに90度の角度で配された4つのテンダーキャリ アアーム(6)を有し、かつ3つの隣接する入口プラットホームそれぞれが入口 プラットホームに対して各々90度の角度をつけて配された3つの出口プラット ホームと組合されている、先行の請求項1から請 求項37の1つに記載のシステム。 40. 搬送装置(9)の移送速度が、空の搬送装置を積載物がある搬送装置よ りもより早く移動させることができるように調節可能な先行の請求項の1つに記 載のシステム。 41. 搬送装置(9)のそり部分(27)の延長と車(8)の後輪(11)用 のキャリアアーム(15、16)の揺動を、搬送装置(9)の同期ベルトドライ ブ(35)の駆動モータの所与のしきい値を超える電流消費量に依存して行なう 、先行の請求項の1つに記載のシステム。 42. テンダー上の車の位置が移動しないよう安定させるための手段が設けら れる、先行の請求項の1つに記載のシステム。 43. 予め調節可能な引張力のあるなしにかかわらず、内側に向かって半径方 向に車の1つの車輪に係合する少なくとも1つの回動自在なバウ(62)を含む 、請求項42に記載のシステム。 44. 前記手段が前輪の後側に係合する2つのキャリアアームの少なくとも1 つの上に配されたスイングレバー(67)を含む、請求項42に記載のシステム 。 45. 前記手段が車の後側のバンパーに対して折り畳むことが可能なスイング レバー(75)を含む、請求項42に記載のシステム。 46. 前記手段がスイングレバー(67)およびスイングバリア(75)を含 む、請求項42から請求項45に記 載のシステム。 参照番号の一覧 1 入口、2 出口、3 駐車場所、4 レール、5 テンダー、6 キャリア アーム、7 走行車輪、8 車、9 搬送装置、10 前輪、11 後輪、12 フレーム手段、13 キャリアアーム、14 キャリアアーム、15 キャリ アアーム、16 キャリアアーム、17 長手キャリア、18 クロスキャリア 、19 クロスキャリア、20 シートメタル、21 回転中心、22 走行ロ ール、23 走行領域、24 ガイドロール、25 セットエッジ、26 セッ トエッジ、27 そり、28 PTFE滑りベアリング、29 支持ロール、3 0 走行ロール、31 液圧シリンダ、32 ローラ、33 調節手段、34 液圧シリンダ、35 同期ベルトドライブ、36 歯付ベルト、37 歯付ディ スク、38 歯付ディスク、39 クランプコネクタ、40 プラットホーム、 41 シートメタル、42 フレーム構造、43 長手キャリア、44 クロス キャリア、45 クロスキャリア、46 建物の柱、47 内側プラットホーム 端部、48 クロスキャリア、49 建物の壁、50 外側プラットホーム端部 、51 すき間、52 歯付ベルトガイド、60 ポール、61 ポールガイド 、62 バウ、63 安全フラップ、64 持上げ手段、65 傾斜手段、66 バリア、67 スイングレバー、68 レグスプリング、69 ねじりばね、 70 ベアリングシャフト、71 チューブ、72 ストップ、73 エンドピース、74 ストップ、75 スイングバリア、7 6 そり、77 スプライン軸、78 中空プロファイル(四角)、79 リニ アドライブ、80 レバー、81 ガイドロッド
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