JPH09505114A - 衣類のミスト処理 - Google Patents

衣類のミスト処理

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JPH09505114A JP7521916A JP52191695A JPH09505114A JP H09505114 A JPH09505114 A JP H09505114A JP 7521916 A JP7521916 A JP 7521916A JP 52191695 A JP52191695 A JP 52191695A JP H09505114 A JPH09505114 A JP H09505114A
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Abstract

(57)【要約】 織物表面処理剤を衣類又は衣類のワークピースに施す装置及び方法を提供する。該装置は、回転ドラム(32)と、該回転ドラム(32)の内部で織物処理剤の微細なミストを発生させるノズル(15)を含んでいる。装置は、専用の処理用機械として作ってもよいし、或は従来の業務用洗濯機又は乾燥機に適当なノズル(15)及び供給ライン(16)(19)を取り付けることにより、本来の目的のためと、織物処理剤を供給する2つの目的のために選択的に使用できる機械としてもよい。ノズル手段(15)によって生成されたミスト中に衣類を回転させることにより、衣類表面は確実にミストで一様に覆われる。小滴のサイズとミストが発生する時間を制御することによって、衣類が吸収する化学剤の量を調節することができる。微細に空気分散された液剤を使用することによって、処理用化学剤の廃棄は不要となり、より高濃度の化学剤が使用可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】 衣類のミスト処理発明の背景 織物(textile)を処理する際に、化学剤処理の技術を使用して、織地(fabric) の物理的及び化学的特徴に影響を与えることは、広く行なわれている。織物の処 理技術についてうまくまとめられた文献として、次のものがある:TEXTILE TECH NOLOGY,Encyclopedia Of Chemical Technology,Edited by R.E.Kirk & D.F. Othmer,13,856-907(1954)。衣類(garment)産業では、消費者が望む衣類の特性 を達成するために、業界内で、通常、「表面処理(finishing)」と呼ばれる化学 剤処理技術を使用している。これらの特性とは、一般的には、衣類の外観、洗浄 性(washability)、又は柔らかさに関するものである。例えば、カプラー(Kapple r)等に付与された米国特許第4218220号には、漂白剤、織地軟化剤及び洗 剤を使用し、洗滌サイクルを実施することにより、ブルージーンズを予め脱色し た外観を得る方法が開示されている。ビラモンテス(Viramontes)に付与された米 国特許第4575887号には、「ストーンウォッシュ」した外観を出すために 、研摩粒を用いて衣類を洗滌する方法が開示されている。通常、これらの処理工 程では、例え ばユニマック(UniMac)製の正面投入(front-loading)型回転洗濯機のような公知 の業務用二ドラム式洗濯機、又は、ブレッシング(Blessing)に付与された米国特 許第4941333号にて開示されるような単一ドラム式織地表面処理機の中で 浸漬(immersion)される。 デニム衣類の「ストーンウォッシュ」した外観は、色褪せた様子及び柔らかい 触感が消費者に大きくアピールすることから、衣類業界では特に関心をもってい る。衣類の「ストーンウォッシュ」した外観及び柔らかさが、濡れた衣類を軽石 と接触させてかき回すことによって得られることは、当該分野の専門家にとって 広く知られている。ブラシングトン(Brasington)に付与された米国特許第484 5790号には、軽石を漂白剤と組み合わせて使用する衣類処理技術が開示され ている。 軽石を用いて衣類を処理する場合、以下のような重大な欠点が数多くある:( 1)衣類の摩耗状態を正確に制御することができず、所望通りの「外観」を得る ことができない、(2)衣類の処理ロット毎に、外観及び柔らかさが一致しない 、(3)ストーンウォッシュ工程に使用される装置の摩耗が著しい、(4)衣類 の折れ目部分から軽石(pumice rock)を取り除くために、長時間のすすぎサイク ルを必要とする、(5)衣類のポケットに入った軽石を手で取り出す必要がある 、(6)擦り減った軽石を処分する必要がある。これら公知の問題点の説明 に関しては、例えば、オルソン(0lson)等に付与された米国特許第500612 6号を参照することができる。このように、軽石の使用に伴う不都合をを受ける ことなく、「ストーンウォッシュ」した効果を得られるように、大きな努力が払 われている。 例えば、ディクソン(Dickson)等に付与された米国特許第5190562号に は、デニム衣類の処理によって色褪せた外観を得るために、不活性キャリヤー( 例えば、珪藻土)に吸収された化学漂白剤を調合して使用することが示されてい る。乾燥した粉末が、濡れた衣類と共に回転ドラムの中で回転させられ(tumble) 、その後にすすぎ工程及び乾燥工程が行なわれる。この方法は、軽石を使用して いないが、使用済キャリヤーを処分するためと、衣類の縫目やポケットに入った キャリヤーを除去するために、長時間のすすぎサイクルを必要とする問題点を解 決していない。ミロラ(Milora)等に付与された米国特許第5215543号には 、衣類を擦り減らすのに、すすぎ水に可溶な化学組成を有する石を使用すること が示されている。軽石使用の場合と比べると、この技術は、衣類と処理装置から 残留物を容易に取り除くことができると述べられている。しかしながら、この技 術は、使用済物質を処分する問題と、装置が摩耗するという問題を解決していな い。 オルソン等に付与された米国特許第5213581号 には、水性のセルロース酵素の組成物を使用して、「ストーンウォッシュ」した 外観を作り出すことが示されている。この技術では、研摩材等の固体物質を使用 しなくてすむ。衣類は、水溶液中でかき回されている間に、セルロース酵素の組 成物の作用を受ける。この特許は、セルロースがこの処理の結果として織地から 取り除かれることを開示している。この種の処理の欠点は、(1)セルロース除 去の結果として織地を破損すること、(2)セルロース酵素が効率よく働くのは 、pH及び温度の狭い範囲内であることから、pH及び温度の制御を厳しく行な う必要があること、(3)織地の中、及び処理装置内に含まれる過剰溶液の中に 存在する過剰のセルロース酵素の組成物を中和して処分する必要があることであ る。 さらに、オルソン等が開示した水性処理工程は、漂白剤、軽石、若しくは、染 料、織地軟化剤又は永久プレス型織地処理剤のような水性の処理剤を使用してお り、通常、処理溶液中に衣類を浸漬してかき回すことによって実行される。しか しながら、以下のことを必要とする点において、どんな水性浸漬処理技術におい ても重大な欠点が存在する:(1)処理される衣類の一部分において処理剤の濃 度が過剰になって、ムラになったり見栄えが悪くなるのを防ぐために、処理剤を 希釈する必要がある、(2)希釈された処理剤を処理中に移動又はかき回すため の動力を必要とする、(3)処理工程後の処理剤の溶 液を処理及び/又は処分する必要がある。 オーリッチ(Aurich)に付与された米国特許第5235828号及びクリスト(C hrist)に付与された米国特許第4984317号には、過剰の処理剤を用いるこ となく所望の処理を達成するために、少量の液体を利用した織物の水性処理法が 示されている。オーリッチに付与された米国特許第5235828号は、無端ロ ープ形態の織地の長さ方向に処理剤を噴霧するもので、処理剤は、特別な処理チ ャンバ内で、所定の経路を経て循環する。再循環する液体噴射を利用して、ロー プ織地を移動させて、織地に処理剤が塗布される。クリストに付与された米国特 許第4984317号において、織地は、スプールに巻かれて容器に入れられる 。分散状態の処理剤を含む気体流は、巻かれた織地の中に強制的に送られる。気 体流からもたらされる力によって、処理剤は織地に施される。処理の間、織地は 、格納されるスプール上で静止したままである。オーリッチ及びクリストに開示 された技術は、長尺の織地を表面処理するには適しているが、仕上げられた衣類 又は小さな布片の場合には、無端ロープ状に形成したり、スプール上に巻きつけ ることが容易でなく、これらの技術は不適である。さらに、オーリッチ及びクリ ストによって開示された方法を実施するには、多くの衣服製造工場が所有してい ない特別な装置が必要である。 ホフマン(Hoffmann)等に付与された米国特許第443 2111号には、従来の方法と比べて、使用する水の量が少ないタブ型の洗濯機 の中で、織物を洗滌する方法が示されている。該タブは、0.2g以上の遠心力が 生じる速度で駆動され、該遠心力によって、タブ内の織物は、持ち上げられてタ ブの底部に落下する運動を繰り返す。洗滌液は、織物が、最大吸収量の45〜100 %に相当する量の洗滌液で濡らされるまで、タブの底部に供給されるか又はタブ の中に噴霧される。洗滌サイクルの完了と同時に、洗滌液の大部分は、内部ドラ ムの回転によって放出される。すすぎ工程は、洗滌工程と同様に行なわれる。ホ フマンの方法には、以下の欠点がある:(1)この方法では、吸収されない液体 は流出する(run off)から、織物の処理ロット毎の再現性に欠け、処理ロットに より処理剤の作用状態が一様でないこと、(2)織物が、最大吸収量の45%以上 を吸収するため、処理の完了と同時に水を除去するのに処理能率が低下し、且つ 廃水の処理が必要になること、(3)ドラムが0.2g以上の遠心力を生じる速度 まで回転して、織物が遠心力により押し固められるため、処理剤の使用量が少な いときには、処理剤が織物の表面全体に均一に作用を及ぼさなくなること、(4 )噴霧器により液体の流れを生じさせるから、織物に対して局所的に作用して反 応することになり、処理剤の使用量が少ないときは、処理剤を均一に施すことが できないこと。 従って、研摩粒は使用せず、化学処理剤と水の使用量が最小ですむように、従 来装置を用いて、衣類に所望の化学的又は物理的変化をもたらすことのできる処 理技術の必要性が存在する。発明の要旨 本発明は、衣類又は衣類のワークピースに対し、化学処理剤を用いて処理する 装置及び方法を提供する。この装置は、ハウジングと、該ハウジング内で衣類を 回転させる手段と、ハウジングの内部に、処理剤の水性溶液又は分散液(aqueous solutions or dispersions)の微細なミストを発生させるノズル手段とを含んで いる。装置は、専用の処理機械として作ることもできるし、或いは、従来の洗濯 機又は乾燥機を改造して適当なノズル手段と供給ラインを取り付け、本来の目的 のためと、化学剤をミスト状態にして衣類又は衣類のワークピースを処理するた めとの2重目的のために選択的に使用できるようにしてもよい。ノズル手段によ り発生させられたミストの中で衣類を回転させることによって、衣類の表面は化 学剤で均一に覆われる。小滴の大きさと、ミストの発生する時間を制御すること によって、衣類に施される化学剤の量を調節することができ、且つ廃物(衣類に 吸収されなかった化学剤)を略完全に無くすことができる。微細に空気分散され た液剤を使用するため、比較的高濃度の液体化学剤を用いることが可能となる。 この点につき、従 来は、表面処理された衣類に、見栄えの良くない局所的な変化があちこちに生じ ないようにするため、使用前に十分に希釈する必要があった。例えば、織地軟化 剤、オゾン分解防止化合物、染料、漂白剤、酵素等のように、広範囲に亘る化学 処理剤を使用できる。 一実施例において、本発明は、織物処理剤の水性溶液又は水性分散液を衣類に 施す表面処理装置を提供する。この実施例の装置として、液体不浸透性の固定型 円筒形の外側ドラムと、水平型で有孔円筒形の内側ドラムとを有する従来の業務 用洗濯機又は乾燥機を挙げることができる。内側ドラムは、通常、外側ドラムの 内部で回転可能に配備される。衣類を出し入れするドアが、外側ドラムに配備さ れる。前記した従来の洗濯機又は乾燥機に、内側ドラムの内部に霧状のミストを 作り出す1又2以上のスプレーノズルを取り付けることができる。衣類の処理は 、所定量の織物処理剤を用いて、所定時間、乾燥した衣類或いは湿った衣類をミ スト中で回転させることによって行なわれる。この処理の後、衣類は、さらなる 処理が施されることもあるし、乾燥されることもある。 他の実施例において、本発明は織物処理剤の水性溶液又は水性分散液を施す方 法を提供するもので、浸漬処理で衣類処理を行なうときの欠点を最小にしている 。この実施例の方法は、乾燥した衣類或いは湿った衣類をドラムの内部で回転さ せる工程を含んでおり、ドラムハウジ ングの内部に配備された霧状化ノズルにより、水性処理剤のミストがドラムの中 に作り出され、維持されている。ミストの噴霧と衣類の回転は、所望の効果を得 るのに十分な量として算出された処理剤が加えられるまで続けられる。その後は 、衣類に他の処理が施されることもあるし、衣類を乾燥させてもよい。 当該分野の専門家であれば、本発明の他の目的、特徴、利点及び実施例は、図 面と共に本発明の詳細な説明を参照することにより明らかとなるだろう。図面の簡単な説明 図1は、従来の正面投入型洗濯機又は乾燥機を、本発明の望ましい実施例に基 づいて改造した装置の全体を示す図である。 図2は、図1に示した装置の断面図である。 図3は、従来の洗濯機又は乾燥機の断面図であって、本発明の他の実施例を示 している。詳細な説明 図1は、従来の業務用洗濯機又は乾燥機の如く、織地を回転させるタンブリン グ装置を示しており、該装置は、相対的に液体不浸透性(liquid impermeable)の ハウジング(10)を含んでいる。ハウジング(10)の正面端部(11)には、衣類を出し 入れするドア(12)が設けられる。衣類を出し入れするドア(12)には、その開閉を 容易にするために、ヒンジ(13)その他の公知の構造部材が配備される。 また、洗濯機又は乾燥機が稼働中に、ドアが誤って開かないように、通常は、ド ア留め具(14)が配備される。大容量の業務用洗濯機や乾燥機のように、大型のタ ンブリング装置の場合、衣類を出し入れするドア(12)を確実にロックすることは 、安全の為に特に望ましい。ハウジング(10)は、支持台(25)によって支持される 。シャフト(27)に取り付けられた内側ドラム(32)(図2参照)を公知の如く回転 させるために、モータ駆動部(26)が配備される。例えば、図1に示されるように 、シャフト(27)をモータ駆動部(26)の出力シャフトに接続するプーリ(28)(29)に より、公知の如く回転させられる。内側ドラム(32)を回転させるためのモータ駆 動部(26)の取付構造は、その他にも多くの構成が可能であり、例えば、内側ドラ ムをモータの出力シャフトに直接取り付けることもできる。 霧状化用スプレーノズル(15)は、ドア(12)を通して取り付けられ、ハウジング (10)内部に、織物処理剤のミストを供給する。ノズル(15)は、例えば、スプレイ ングシステムズカンパニー(Spraying Systems Co.)で市販されているモデル#1/2 "JBC-SSバックコネクトノズルのように、高速低圧(HVLP)型の霧状化用ノ ズル装置が望ましい。ノズルによって作り出される霧のパターン形状を変えるた めに、アタッチメントを追加してもよい。例えば、スプレイングシステムズ,イ ンコーポレイテッドは、スプレー器の構成に追加されるネジ固定式アタッチ メントを提供しており、ナンバーSU70、SUE75、SU380Cは、夫々、丸形、フラッ ト形、円形のパターンをもたらす。ノズル(15)は、例えばステンレス鋼等の任意 の適当な材料から作られ、通常、直径が1/8インチ〜3/4インチ又はそれ以上の供 給ラインを受けることができるようにしている。大容量の業務用表面処理機にお いて、本発明と共に使用されるために、最も望ましいラインのサイズは、直径1/ 2インチである。 気体管(16)は、加圧された空気をスプレーノズル(15)に送る。空気圧は、公知 の如く、制御バルブ(17)によって、所定の値に調節され、その圧力値は、圧力ゲ ージ(18)で測定される。 処理剤の水性溶液又は水性分散液は、洗濯機又は乾燥機の外部にある貯蔵器( 図示せず)の中に入れられる。この貯蔵器は、スプレーヘッドの下方で、該ヘッ ドに並べて配置されることが望ましい。貯蔵器に処理剤を加熱する手段を配備し 、使用者が、必要に応じて、霧状化用ノズルの作動によって引き起こされる織物 処理剤の断熱冷却(adiabatic cooling)を相殺できるようにすることが望まし い。また、処理剤の貯蔵器は、ポンプ等の公知の手段を用いて、約1psi〜約50p siに加圧されることが望ましい。供給ライン(19)からノズル(15)に到る処理剤の 流れは、制御バルブ(20)によって調節され、ゲージ(35)によって測定される。こ のように、空気と処理剤は、 加圧下でノズル(15)に送られ、ノズル(15)の中で混合され、略完全に霧状化され て噴霧される。この状態では、通常の処理条件の下で、ハウジング(10)の底部に 液体は殆んど残らない。貯蔵器からの流速は、圧力と直接関係する。ノズル(15) への液体の流れは、流体の圧力が上昇するにつれて増加するだろう。従って、流 体の圧力が高くなると、適当な混合による霧を作り出すために、ノズル(15)への 空気圧を高くする必要がある。例えば、スプレイングシステムズカンパニーのモ デルJBC-SSバックコネクトノズル(1/2インチの供給ラインを受けることができ る)が、スプレイングシステムズカンパニーのSUE-75噴霧アタッチメントと共に 使用され、且つ液体の圧力が30psiの液圧に設定されるとき、空気圧が80psiの空 気圧に設定されると、霧が作り出される。これらの条件の下では、作られる小滴 における容積直径のメジアン計算値は、137μである。 望ましい実施例において、気体は、ハウジング(10)から、公知の管を通じて、 又は管を開閉するバルブ(22)が配備された管(21)を通じて排気される。これによ り、作業者は、気体を排気するか、或いは、織物処理剤を飛沫同伴する(entrain )ために使用された気体を、実質的に閉じた系の中で再循環してもよい。 従来の洗濯機は、典型的には、ドレンバルブ(24)によって制御されるドレン管 (23)が配備されており、該ドレ ン管(23)の操作により、従来の浸漬洗滌工程又はすすぎ工程の間、(バルブ(24) を閉じると)ドラムを洗滌液で満たすことができ、(バルブ(24)を開くと)洗滌 液を排出できる。これらの構成要素は、本発明の実施に必要とは限らないが、も し、本発明に従って処理した直後に、衣類を洗滌することが望ましい場合、これ らの構成要素は、便利で有用であることは明らかであろう。その場合、衣類を回 転させるタンブリング装置として洗濯機を用いることが最も望ましい。 図2は、図1に示される本発明の望ましい実施例について、(明瞭のために) モータ駆動部(26)を省略した断面図を示す。望ましい実施例では、ハウジング(1 0)内部で回転させるために、内側ドラム(30)が配備される。内側ドラム(30)は、 円筒形状であり、内側ドラム(30)の側壁には、貫通孔(31)が開設されている。内 側ドラム(30)を回転させるシャフト(27)は、内側ドラム(30)の背面端部(32)の中 心に配備されることが望ましい。ベアリング(33)は、回転機構を形成し、シャフ ト(27)を、ハウジング(10)の背面端部(34)を通じて自由に回転できるようにして いる。ベアリング(33)は、実質的に水不浸透性のシールをもたらし、内側ドラム (30)の回転水平軸と軸線を共通して配置されることが望ましい。 ドア留め具(14)を外してドア(12)を開くことにより、内ドラム(30)の内部への 出し入れが可能となる。図2に 示される実施例において、1又は2以上の固定型霧状化用噴霧ヘッド(15)は、ド ア(12)を通じて配備されて、内ドラム(30)の内部で衣類を処理するために、霧状 化したミストを作り出す。この実施例において、稼働中、内ドラム(30)は回転し ているが、ドア(12)と取り付けられた噴霧ヘッド(15)は、静止したままである。 本発明の他の実施例では、1又は2以上の噴霧ヘッド(128)(138)が、回転する 内ドラムの内部に配備されており、該ヘッドは図3に示されている。この実施例 において、ほぼ液体不浸透性のハウジング(101)には、留め具(103)によって閉め られる正面端部ドア(102)が形成される。ハウジング(101)は、基部(104)によっ て支持される。 内側の回転ドラム(112)は、孔(117)が形成されてもよく、該ドラムは、回転す るために、ハウジング(101)の後部にある開口部を貫通する中空シャフト(113)上 に配備される。回転ユニットを形成するベアリング(124)により、シャフト(113) は、固定ハウジング(101)の中で回転できる。ベアリング(124)によって、シャフ ト(113)は自由に回転でき、シャフト(113)が通過するハウジング(101)の後壁(11 6)の開口部を密閉する。ベアリング(124)は、軸線が内ドラム(112)の回転水平軸 と略一致する位置に、配置されることが望ましい。シャフト(113)の回転は、例 えば、プーリ(115)を介して行なわれ、該プーリは、ベルト又はシャフトドライ ブ(図示せず)により、 図1に示されるものと同様な配置のモータ(図示せず)に接続される。図3に示 されるように、内側の回転ドラム(112)には、ドア(139)が配備され、該ドアは、 ヒンジ(134)に取り付けられており、選択的に開閉されて、処理する衣類を出し 入れすることができる。稼働中にドア(139)を閉位置で固定するために、ロック 手段(図示せず)が配備される。 空気管(105)と液体管(106)は、取付具(107)(108)を用いてドア(102)の開口部( 142)に固定される。ベアリング(135)は、内ドラムの回転水平軸に合わせて、内 部ドア(133)の中に配備され、内ドラムが固定管(105)(106)の周りを回転できる ようにする。固定された管(105)(106)の終端には、固定ノズル(138)が配備され ており、該ノズル(138)は、回転軸に沿って配備されてもよいし、図3に示され るように、回転軸からずれた位置に配備されてもよい。これについては、後でよ り詳しく説明する。 同様に、空気管(129)と液体管(130)は、中空シャフト(113)を貫通しており、 該シャフト(113)は、後壁(114)の開口部(143)の中に取り付けられることが望ま しい。ベアリング(126)は、軸線が内ドラム(112)の回転軸と略一致する位置にて 後壁(114)(又は、ドラムの後部に配備される第2のドアの中)に配備され、内 ドラム(112)が、固定された管(129)(130)の周りを回転できるようにする。固定 された管(129)(130)の終端には、固定ノズル (128)が配備されており、該ノズル(128)は、回転軸に沿って配備されてもよいし 、図3に示されるように、回転軸からずれた位置に配備されてもよい。これにつ いては、後でより詳しく説明する。 管(16)(19)(105)(106)(129)(130)の材質は、ここに記載した圧力に耐えること のできるものであればよく、任意の適当な管材から選択することができる。管は 、内径が約1/8インチ〜約1/2インチのポリエチレン管から形成されることが望ま しい。管(19)(105)(130)は、管の中に織物処理剤が存在することを視覚的に表示 するために、透明であることが最も望ましい。 空気管(106)(129)を通る加圧空気の流れは、調節バルブ(109)(132)によって所 定の値に調節され、この値は、空気圧ゲージ(110)(133)にて夫々測定される。管 (105)(130)を通る液体処理剤の流れは、バルブ(111)(131)によって、所定の値に 調節され、この値は、ゲージ(118)(119)にて夫々測定される。気体は、管(120) とバルブ(121)から構成される従来の排出構造部を通って、ハウジング(101)から 排出されることが望ましい。或いは、処理用の霧を作り出すために用いられる推 進空気(propellant air)を再循環させることにより、閉じた系にすることもでき る。 もし、従来の洗濯機がタンブリング機構として選択され、公知の如く、処理工 程後の衣類を洗滌するために使 用される場合、洗滌液は、上述のように、管(122)及びバルブ(123)を通って除去 することができる。 1又は2以上の霧状化用スプレーノズルは、内側ドラム(112)の後壁(114)に隣 接して配備され得る。ノズル(128)(138)は、内側ドラム(112)の回転軸の中心線 に沿う位置に配備されることが最も望ましい。しかしながら、ノズル(128)(138) は、図3に示されるように、内側ドラムの回転軸の中心からずれた位置に配備さ れることもできる。これは、管(105)(106)及び管(130)(129)が、回転する内側ド ラムの内部にあることを意味する。それゆえ、回転する衣類が管に引っ掛からな いように、また、引っ掛かった衣類に対する処理用ミストの塗付が不均一になら ないように、それらを防止する構造が設けられるべきである。 例えば、ブラケット(125)(136)を、管(105)(106)及び管(130)(129)に沿って配 備することができる。図3に示されるように、ブラケット(125)(136)は、ハウジ ング(101)の前部(102)と後部(116)に形成される開口部の中を通っている。ベア リング(126)は、軸線が内側ドラム(112)の回転水平軸と略一致する位置にて、内 側ドラム(112)の後端部(114)に配備される。ベアリング(126)は、内側ドラムと 共に回転するから、内側ドラム(112)が回転すると、ブラケット(125)は静止状態 のままである。同様に、ベアリング(135)は、軸線が内側ドラムの回転水平 軸と略一致する位置にて、内部ドア(133)の中に配備される。従って、ブラケッ ト(136)がベアリング(135)の中を通して取り付けられると、内側ドラムが回転す るとき、ブラケット(136)は、静止したままである。 また、ブラケット(125)(136)は、回転可能な内側ドラム(112)の内部に、固定 パネル(127)(137)を取り付けるための構造部材として供することもできる。図3 に示される実施例において、パネル(127)(137)は、内側ドラム(112)の各端部の 近傍位置にて、ブラケット(125)(136)の上に略平行に取り付けられ、ドラム内の 衣類が、スプレーヘッド(128)(138)に液体及び気体を供給する管と接触しないよ うにしている。各パネル(127)(137)の外縁は、内側ドラム(112)の円筒壁の輪郭 に倣っているが、壁とは接触しない。霧状化用スプレーノズル(128)(138)は、例 えば、図3に示されるように、パネル(127)(137)の上に取り付けられる。ブラケ ット(125)(136)、管(105)(106)及び管(129)(130)が通るベアリング(126)(135)内 部の空間には、実質的に液体が透過できないシールを設けることが望ましい。当 該分野の専門家であれば直ちに理解されるように、ブラケット(125)(136)は、処 理中に、内側ドラムの運動と衣類の回転運動に耐えるために、非常に強く且つ安 定したものでなければならない。 上述の望ましい実施例は、回転する内側ドラムと静止している外側ドラムとの 2個のドラムの配置例を示して いる。その理由は、多くの衣類製造業者が所有し且つ使用しており、最も普及し ている業務用洗濯機又は乾燥機の典型的な構造であるからである。しかしながら 、当該技術の専門家であれば、米国特許第4941333号に開示されているよ うな、ドラムが1個の洗濯機又は乾燥機を、該本発明の開示を用いて変更を加え 、本発明の装置を作ることは容易になし得るであろう。同様に、チャンバ内で作 られた霧状の処理剤が存在する中で、衣類を回転させるために、チャンバは、( 1)チャンバ自身が回転するようにしてもよいし、(2)チャンバ内に、回転す る有孔ドラム又はバスケットを設けてもよい。 乾いた衣類或いは湿った衣類は、図1〜図3に示されるような本発明の装置に て処理されることが望ましい。「湿った(damp)」というのは、衣類が、他の処理 工程の間に、乾燥重量の約125%以下の水分を吸収していることを意味する。衣 類は、本発明の方法を用いて以下のように処理され得る。 織物処理剤の貯蔵器は、衣類に塗付されるべき所望の織物処理剤の溶液又は分 散液で満たされている。これらは、通常、織地軟化剤、オゾン分解防止化合物、 永久プレス型織地処理剤、漂白剤、過マンガン酸カリウム溶液、染料、又は他の 化学剤を含んでいる。もし織物処理剤の温度が重要であるならば、該処理剤は、 加熱されるべきである。この場合は、例えば、織物表面処理剤の溶液又 は分散液を、所望の温度まで加熱して、表面処理を始める直前に貯蔵器に入れる ことによって行なってもよいし、貯蔵器内の織物表面処理剤の溶液又は分散液を 、加熱要素を用いて加熱することによって行なってもよい。溶液の霧は、衣類に 接触するとき、その温度が断熱冷却によって下がることから(ノズルから出て行 くときの、液体の圧力降下に依存する)、貯蔵器内の溶液又は分散液の温度は、 衣類と接触する時点で所望される温度よりも幾分高くすべきである。また、貯蔵 器は、約1psi〜約50psiの範囲の圧力に加圧されることが望ましい。 所定量の乾いた衣類又は湿った衣類が、内側ドラム(32)/(112)の内部に入れ られてから、ドアが閉じられて留め具(14)/(103)が掛けられる。モータ駆動部( 26)は、約10回転/分(rpm)〜約35rpm、より望ましくは約20rpm〜約30rpmの速 度で、内側ドラムを回転させる。内側ドラムをこの速度で回転することにより、 衣類は、内側ドラム(32)/(112)の中で回転される。衣類は、ミストの生成が始 まる前に、短時間回転されることが望ましい。もし、改造された乾燥機を用いて 上記手順を実行する場合、前もって衣類をタンブリングすることにより、処理剤 の霧状化が始まる前に、装置及び衣類を均一な温度にすることができる。この温 度は、装置の作動能力の範囲内の任意の温度であってよい。また、そのように温 度を平衡化することは、霧状化する間、処理剤の断熱冷却に よる温度降下を打消す役割を果たす。 処理剤を霧状化するために、バルブ(17)(20)/(109)(111)(131)(132)を開いて 、空気その他の同伴気体が、所定の圧力でスプレーノズルに供給されるように調 節される。空気圧は、圧力ゲージ(18)/(110)(133)にて測定される。空気圧の望 ましい範囲は、約40psi〜約80psiであるが、約100psiにまで範囲を広げることも できる。 加圧された液体のノズルへの流れは、液体制御バルブ(20)/(111)(131)によっ て約10psi〜約40psiとなるように調節され、これは、ゲージ(35)/(118)(119)に よって測定される。液体の流量は、約1〜3ガロン/分が望ましい。しかしなが ら、この処理は、約0.05ガロン/分以上、約10ガロン/分以下の範囲内の流量で 実施することができる。 織物処理剤がノズルにより気体流の中に飛沫同伴すると、内側ドラムの内部で 処理剤のミストが作り出される。衣類は、内側ドラムの中で回転されるので、処 理剤は均一に衣類に塗布される。ミストの噴霧中、噴霧ノズルを通して導入され た空気を排出するため、バルブ(22)/(121)を開けることができる。衣類をミス トの中で所定時間回転させることにより、所定量の処理剤が衣類に施される。 衣類がドラム内で回転している間、ミストは連続的に作られてもよいし、断続 的に作られてもよい。例えば、 間欠的方法を用いる場合、衣類は、30秒間ミストを生成し、60秒間ミストの生成 を中止し、次に30秒間ミストを生成するといったサイクルを繰り返し、その間、 衣類を回転させる。もし、所望量の織物処理剤だけが貯蔵器の中に入れられ、透 明の管が管(19)/(105)(130)に用いれられるようにすると、これら管内の液体が 無くなったとき、処理が終了したことがわかる。所望量の処理剤が加えられたと き、バルブ(17)/(109)(132)を閉じて、空気と液体のノズル(15)/(138)(128)へ の流れを停止する。ミスト発生後、衣類は、約1分〜約10分間回転させられ、回 転する衣類に対して、ハウジング内に残っている化学剤のミストが均等に分配さ れ、衣類により吸収された水分が衣類間に均等に分配される。この方法により処 理された衣類は、通常は、乾燥重量の約5%〜約100%の範囲の量の織物処理剤 を吸収し、衣類又は衣類のワークピースの製造に使用される布地と所望される表 面処理によっては、おそらく、乾燥重量の約150%まで吸収できる。衣類は、次 に、他の処理を施してもよいし、乾燥させてもよい。 衣類に添加され吸収される処理剤の量は、処理剤の流量と処理時間によって調 節される。特定の結果を得るために必要とされる処理剤の量は、簡単な実験によ って容易に測定することができ、使用された液剤の濃度、織地に及ぼす能力、衣 類を作るのに使用される織地の種類、 衣類のスタート色及び「手触り(hand)」、並びに所望される最終的な仕上りに依 存する。 以下の例は、上述の方法を説明するために記載されている。如何なる意味にお いても、本発明を限定するものと解されるべきでない。 例1 ミルノー(Milnor)のモデル450洗濯機に、スプレイングシステムズカンパニー の型番1/2JBC-SSバックコネクトノズルを取り付け、スプレイングシステムズカ ンパニーのSUE75アダプタを用いて開放型のフラットスプレーに改変し、洗濯機 ドラムの回転軸と略同一線上の位置に取り付けた。200ポンドの木綿製キャンバ スズボンをドラムに入れた。架橋結合させ、手入れを容易にさせる(例えば、永 久プレス型)織地仕上げ剤を含む200ポンドの水性溶液を調製し、該溶液を化学 貯蔵器の中に入れた。30rpmの回転速度で回転が開始した。空気圧は、80psiに設 定した。液体の流量は、大気圧下で25ポンド/分に設定した。6分後に、霧状化 を中止し、回転は、合計10分間続けた。この時点で、ドアを開いて、衣類の水分 分布を検査した。使用された160ポンドの溶液のうち、150〜154ポンドが衣類に よって吸収された(衣類の乾燥質量の約75〜77%)。洗濯機ドラムの底部に液体 は残っていなかった。処理後、衣類は、乾燥機に移され、180 度で乾燥し、水分の10〜12%以外は全て取り除かれ、その後、10分間冷却した。 処理された衣類は、次に、プレスされた後、織地表面処理剤と反応させるために 320度で6分間以上保持した。均一な保護体が得られ、これは、以前に、同じ手 入れ容易な織地表面処理のために従来の浸漬処理を用いて得られた結果と同じで あった。従来の浸漬処理を使用した場合、典型的には、織地表面処理のために同 じ溶液を1600ポンド使用する必要があった。 例2 サンプルポートを有するユニマック洗濯機(型番UY230)に、サンプルポート から洗濯機ドラムの中に金属ブラケットを配置した。スエージロック精密機器取 付具(1/4"NPTから1/4"管へのステンレス鋼製オス型コネクタ)を用いて、スプ レイングシステムズカンパニーのモデル1/4"JBC-SSバックコネクタノズルを、空 気ライン及び液体ラインに取り付けた。空気ラインと液体ラインを、定格90psi 以下、内径0.295"、外径0.375"のポリエチレン管から形成した。液体ラインと空 気ラインを、容量が2ガロンのビンクス(Binks)圧力噴霧用貯蔵器に取り付けた 。貯蔵器は、2個の空気ゲージを含んでいる。一方のゲージは、容器に入ってく る空気の圧力を測定し、他方のゲージは、液体に作用する圧力を測定する。これ らのゲージは、調節バルブによって制御されており、流入空気用バルブは、空気 を容器の中に均等に導入できるボ ールバルブである。200グラムの陽イオン性ポリエチレン軟化剤を含む4kgの水 性溶液を、貯蔵器の中に入れた。流入空気調節バルブは、供給される空気が80ps iとなるように調節し、流出空気調節バルブは、液体の圧力が20psiとなるように 調節した。流入空気は、120psiの空気を供給できる標準コンプレッサから供給さ れる。木綿100%のデニム衣類5kgを洗濯機の中に入れて、内ドラムの回転を30r pmで開始した。霧状化は、ノズルに通じる制御バルブを開くことによって開始し 、液体供給ラインを通じて流れる液体が無くなるまで継続した。制御バルブを閉 じて、2分間回転することにより、工程を完了とした。衣類は、この処理を行な う間に乾燥重量の約77%となった。衣類を取り出して、従来の乾燥機の中で完全 に乾燥した。最終製品を、視覚と触感によって検査したところ、浸漬技術を用い て得られた製品と同等かそれ以上であることが分かった。 例3 木綿100%の天然デニム(インジゴ又は染料を含まない)800グラムを、ユニマ ック洗濯機(型番UY18)の中に入れた。これらは、公知の如く、前洗滌を行ない 、水分を約60%にした。2リットルの水に、4グラムのレマゾルネイビー(Rema zol Navy)RGBと10グラムの50%NaOHを混合することにより、0.5%染料溶液 を調製した。溶液のpHの測定値は、11.6であった。染料溶液は、18 0°Fの温度に加熱した。加熱された染料溶液2リットルを、貯蔵器の中に入れた 。衣類は、30rpmで回転させ、空気圧を50psi、液体圧を20psiに設定した。前回 転を開始してから数分後にミストが発生し、染料溶液がなくなるまでミストの製 造を続けた。空気バルブと液体バルブを閉じてから2分間、回転を続けた。洗濯 機を開けて、染料ミストの分布を検査した。次に、公知の要領にて洗滌を行ない 、染色工程をを終了した。 本発明の方法及び装置を使用すれば、研摩粒を用いなくても、広範囲に亘る織 地表面処理剤を施すことにより、永久プレス型の手入れ容易な仕上げ、又は一様 に擦り減った柔らかい外観をもたらすことができ、染料その他の織地仕上げに適 用することができる。本発明の方法と装置は、水と化学処理剤を著しく節約でき る。さらに、本発明の方法及び装置によれば、特に漂白剤又は染料と共に使用さ れたとき、従来の手段では達成できない独特の「外観」をもたらすことができる 。本発明では、処理剤のミストを生成し、このミストの中で乾燥した衣類、湿っ た衣類又は織物片を回転させることにより、上記外観を達成できる。 当該分野の専門家であれば、種々の材料から本発明の要素を構成することがで きること、及び、様々な方法で工程を変更できることは理解できるだろう。望ま しい実 施例を添付の図面と共に詳細に説明したが、添付の請求の範囲に規定された発明 の範囲から逸脱することなく、様々な変更をなし得ることは明らかであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1995年9月19日 【補正内容】 請求の範囲 1.実質的に液体不浸透性のハウジングと、 ハウジングに入れられた衣類を回転させる手段と、 ハウジングの中に配備され、液体の織物処理剤を霧状化して織物処理剤のミ ストを発生させるノズル手段と、 加圧状態の推進気体が気体源からノズル手段まで通る気体管と、 実質的に濃縮された液体処理剤が加圧状態で貯蔵器からノズル手段まで通る 液体管とを具える衣類の表面処理装置。 2.衣類を回転させる手段は、中心軸を有し、液体不浸透性ハウジングの内部に 配備されて前記中心軸の周りで回転する円筒形の内側ドラムであり、該ドラムは 、2つの端部と、壁部を有し、壁部には複数の孔が形成されており、孔のサイズ は、ミストはドラムの中に自由に進入することができるが、衣類は通ることがで きない大きさであり、装置は、円筒形の内側ドラムを支持し、該ドラムの中心軸 の周りでドラムを回転させる手段を含んでいる請求項1に記載の装置。 3.衣類を回転させる手段は、液体不浸透性のハウジングを回転軸の周りで回転 させるシャフトとモータ手段を含んでいる請求項1に記載の装置。 4.液体不浸透性のハウジングの前端部を閉じる可動ドアを含んでいる請求項1 に記載の装置。 5.ノズル手段は、ドアの中に取り付けられ、内側ドラムの中で織物処理用ミス トを発生させる請求項4に記載の装置。 6.ノズルは、メジアンサイズが約137ミクロンの小滴を作り出す請求項1に記 載の装置。 7.ハウジングには排気口が設けられている請求項1に記載の装置。 8.内側ドラムの中に衣類を出し入れする開口と、内側ドラムの前記開口を閉じ る可動ドアをさらに有している請求項2に記載の装置。 9.内側ドラムは、該内側ドラムの少なくとも一方の端部を軸方向に貫通する開 口を含んでおり、該開口は、ドラムの中心軸と軸心を共通し、周りを内側ドラム が回転するベアリングが開口の中に配備されている請求項2に記載の装置。 10.ノズル手段は、軸方向に貫通する開口のベアリング内に取り付けられ、ノ ズルは、内側ドラムがベアリングの周りを回転している間は静止したままであり 、ノズルによって生成されたミストは、内側ドラムの内部に送り込まれる請求項 9に記載の装置。 11.1又は2以上の気体管と流体管が、軸方向に貫通する開口のベアリング内 に配備され、前記管は、内側 ドラムが回転している間は静止したままであり、管の一部とノズル手段は前記内 側ドラムの内部に配置される請求項9に記載の装置。 12.内側ドラムの内部に固定バリヤ手段を取り付けるための取付手段が、ベア リングの内部に取り付けられており、前記固定バリヤ手段は、内側ドラムの内部 形状にほぼ倣う形状であり、内側ドラムの端部に平行で且つ前記端部から離れて 取り付けられ、ノズル手段は、固定バリヤ手段に取り付けられ、内側ドラムの内 部に配置された管の大部分は、内側ドラムの端部と固定バリヤ手段との間に位置 している請求項11に記載の装置。 13.貯蔵器は、空気不浸透性であって、液体管の一端を取り付ける手段を含み 、貯蔵器内の液体は、貯蔵器から管の中に移動することができるようにしており 、貯蔵器は、貯蔵器の中に入れられた織物処理剤を加圧するために、貯蔵器の中 に送り込まれる気体が50psiの圧力まで耐えることができる請求項1に記載の装 置。 14.貯蔵器は、加熱する手段を具えており、貯蔵器の中に入れられた液体の織 物処理剤を、周囲温度よりも高い温度に加熱できる請求項13に記載の装置。 15.実質的に液体不浸透性のハウジングと、該ハウジングに入れられた衣類を 回転させる手段と、ハウジングに配備され、織物処理剤のミストを発生させる固 定 ノズル手段と、推進気体を気体源からノズル手段まで通す気体管と、液体織物処 理剤を加圧状態で貯蔵器からノズル手段まで通す液体管とを具える衣類の表面処 理装置を用いて、衣類又は衣類のワークピースに織物処理剤を施す方法であって : 液体不浸透性のハウジングの中で衣類を回転させ; 気体を気体管からノズルまで加圧状態で供給すると共に、所定量の液体織物 処理剤を液体管からノズルまで加圧状態で供給して、ハウジングの中で織物処理 剤のミストを生成し、衣類又は衣類のワークピースが織物処理剤のミストの中で 回転させられると、衣類又は衣類のワークピースが略全部の織物処理剤を略均一 に吸収して、ミストは消散するようにしている。 16.織物処理剤は、織地軟化剤、永久プレス型仕上げ剤、染料、及び漂白剤か らなる群から選択される1種又は2種以上を含む溶液又は分散液である請求項1 5に記載の方法。 17.衣類は、その乾燥重量の約5%乃至約100%の範囲の量の化学処理剤を吸 収する請求項15に記載の方法。 18.織物処理剤は、約20〜約50psiに加圧される請求項15に記載の方法。 19.空気管は、20〜100psiの空気をノズルに供給する、請求項18に記載の方 法。 20.織物処理のミストを発生する間に生成される小滴のメジアンサイズは、約 137ミクロンである請求項19に記載の方法。 21.衣類の回転は、約10回転/分乃至約35回転/分の回転速度で回転する洗濯 機又は乾燥機の中で実行される請求項15に記載の方法。 22.衣類又は衣類のワークピースに織物処理剤を施す方法であって: 衣類又は衣類のワークピースを、液体不浸透性のハウジング内に配備された タンブリング手段の中に入れ; 液体不浸透性ハウジングの中で液体織物処理剤のミストを生成するミスト発 生手段を断続的に作動させて、直径のメジアン値が約137ミクロンの小滴からな るミストを発生させ; 衣類又は衣類のワークピースをミストの中で回転させて、衣類又は衣類のワ ークピースを略均一に湿らせ; 衣類の処理は十分に行なうことができるが液体不浸透性ハウジングの中には 殆んど残留しない程度の量の液体織物処理剤が使い果たされるまで、ミストの発 生とタンブリング手段の回転を継続して行なう、工程からなる。 23.ミスト発生手段は、高速低圧のノズルであり、気 体が加圧下で第1の管を通ってノズルまで流れ、液体の織物処理剤が加圧下で第 2の管を通ってノズルまで流れることによってミストが発生する請求項22に記 載の方法。 24.気体は、約20psi乃至約100psiの範囲に加圧され、液体織物処理剤は、約2 0psi乃至約50psiの範囲に加圧される請求項23に記載の方法。 25.衣類は、回転速度が約10回転/分乃至約35回転/分で回転する有孔バスケ ットの中で回転させられる請求項21に記載の方法。 26.液体織物処理剤は、織地軟化剤、永久プレス型仕上げ剤、染料、及び漂白 剤からなる群のうち1種又は2種以上を含む溶液又は分散液である請求項21に 記載の方法。 27.ミストを発生させる前に、液体織物処理剤を加熱する工程を含んでいる請 求項21に記載の方法。 28.他の衣類ワークピースと縫製されて、新たに作られた衣類又は衣類ワーク ピースに、表面処理を施す方法であって: 液体不浸透性のハウジングの中で衣類又は衣類ワークピースを回転させ; 液体不浸透性のハウジングの中に、直径のメジアン値が約137ミクロンの小 滴からなる液体織物処理剤のミストを発生させ; 液体不浸透性ハウジングの中に殆んど残留することなく衣類又は衣類ワーク ピースに均一に塗布されて外観又は感触を改質できる量の液体織物処理剤が使用 され、衣類又は衣類ワークピースに吸収されてミストが消散してしまうまで、タ ンブリング手段の回転とミストの発生を継続して行なう工程からなる。 29.気体が加圧下で第1の管を通って高速低圧ノズルに流れて、且つ液体織物 処理剤が加圧下で第2の管を通ってノズルに流れることにより、ミストが発生す る請求項28に記載の方法。 30.気体の圧力は、約20psi乃至約100psiの範囲であり、液体織物処理剤の圧 力は、約20psi乃至約50psiの範囲内である請求項29に記載の方法。 31.衣類は、回転速度が約10回転/分乃至約35回転/分の範囲で回転するバス ケットの中で回転させられる請求項28に記載の方法。 32.液体の織物処理剤は、織地軟化剤、永久プレス型仕上げ剤、染料、及び漂 白剤からなる群のうち1種又は2種以上を含む溶液又は分散液であり、その量は 、処理される衣類又は衣類ワークピースの乾燥重量の約5%乃至約100%の範囲 である請求項28に記載の方法。 33.ミストを発生する前に、液体の織物処理剤を加熱する工程を含んでいる請 求項28に記載の方法。 34.ミストは断続的に発生される請求項28に記載の方法。 【手続補正書】 【提出日】1996年10月11日 【補正内容】 請求の範囲 1.実質的に液体不浸透性のハウジングと、 ハウジングに入れられた衣類を回転させる手段と、 ハウジングの中に配備され、液体の織物処理剤を霧状化して織物処理剤のミ ストを発生させるノズル手段と、 加圧状態の推進気体が気体源からノズル手段まで通る気体管と、 実質的に濃縮された液体処理剤が加圧状態で貯蔵器からノズル手段まで通る 液体管とを具える衣類の表面処理装置。 2.衣類を回転させる手段は、中心軸を有し、液体不浸透性ハウジングの内部に 配備されて前記中心軸の周りで回転する円筒形の内側ドラムであり、該ドラムは 、2つの端部と、壁部を有し、壁部には複数の孔が形成されており、孔のサイズ は、ミストはドラムの中に自由に進入することができるが、衣類は通ることがで きない大きさであり、装置は、円筒形の内側ドラムを支持し、該ドラムの中心軸 の周りでドラムを回転させる手段を含んでいる請求項1に記載の装置。 3.衣類を回転させる手段は、液体不浸透性のハウジングを回転軸の周りで回転 させるシャフトとモータ手段を含んでいる請求項1に記載の装置。 4.液体不浸透性のハウジングの前端部を閉じる可動ドアを含んでいる請求項1 に記載の装置。 5.ノズル手段は、ドアの中に取り付けられ、内側ドラムの中で織物処理用ミス トを発生させる請求項4に記載の装置。 6.ノズルは、メジアンサイズが約137ミクロンの小滴を作り出す請求項1に記 載の装置。 7.ハウジングには排気口が設けられている請求項1に記載の装置。 8.内側ドラムの中に衣類を出し入れする開口と、内側ドラムの前記開口を閉じ る可動ドアをさらに有している請求項2に記載の装置。 9.内側ドラムは、該内側ドラムの少なくとも一方の端部を軸方向に貫通する開 口を含んでおり、該開口は、ドラムの中心軸と軸心を共通し、周りを内側ドラム が回転するベアリングが開口の中に配備されている請求項2に記載の装置。 10.ノズル手段は、軸方向に貫通する開口のベアリング内に取り付けられ、ノ ズルは、内側ドラムがベアリングの周りを回転している間は静止したままであり 、ノズルによって生成されたミストは、内側ドラムの内部に送り込まれる請求項 9に記載の装置。 11.1又は2以上の気体管と流体管が、軸方向に貫通する開口のベアリング内 に配備され、前記管は、内側 ドラムが回転している間は静止したままであり、管の一部とノズル手段は前記内 側ドラムの内部に配置される請求項9に記載の装置。 12.内側ドラムの内部に固定バリヤ手段を取り付けるための取付手段が、ベア リングの内部に取り付けられており、前記固定バリヤ手段は、内側ドラムの内部 形状にほぼ倣う形状であり、内側ドラムの端部に平行で且つ前記端部から離れて 取り付けられ、ノズル手段は、固定バリヤ手段に取り付けられ、内側ドラムの内 部に配置された管の大部分は、内側ドラムの端部と固定バリヤ手段との間に位置 している請求項11に記載の装置。 13.貯蔵器は、空気不浸透性であって、液体管の一端を取り付ける手段を含み 、貯蔵器内の液体は、貯蔵器から管の中に移動することができるようにしており 、貯蔵器は、貯蔵器の中に入れられた織物処理剤を加圧するために、貯蔵器の中 に送り込まれる気体が50psiの圧力まで耐えることができる請求項1に記載の装 置。 14.貯蔵器は、加熱する手段を具えており、貯蔵器の中に入れられた液体の織 物処理剤を、周囲温度よりも高い温度に加熱できる請求項13に記載の装置。 15.衣類又は衣類のワークピースに織物処理剤を施す方法であって: 衣類又は衣類のワークピースを、液体不浸透性のハ ウジング内に配備されたタンブリング手段の中に入れ; 液体不浸透性ハウジングの中で液体織物処理剤のミストを生成するミスト発 生手段を断続的に作動させて、直径のメジアン値が約137ミクロンの小滴からな るミストを発生させ; 衣類又は衣類のワークピースをミストの中で回転させて、衣類又は衣類のワ ークピースを略均一に湿らせ; 衣類の処理は十分に行なうことができるが液体不浸透性ハウジングの中には 殆んど残留しない程度の量の液体織物処理剤が使い果たされるまで、ミストの発 生とタンブリング手段の回転を継続して行なう、工程からなる。 16.ミスト発生手段は、高速低圧のノズルであり、気体が加圧下で第1の管を 通ってノズルまで流れ、液体の織物処理剤が加圧下で第2の管を通ってノズルま で流れることによってミストが発生する請求項15に記載の方法。 17.気体は、約20psi乃至約100psiの範囲に加圧され、液体織物処理剤は、約2 0psi乃至約50psiの範囲に加圧される請求項16に記載の方法。 18.衣類は、回転速度が約10回転/分乃至約35回転/分で回転する有孔バスケ ットの中で回転させられる請 求項15に記載の方法。 19.液体織物処理剤は、織地軟化剤、永久プレス型仕上げ剤、染料、及び漂白 剤からなる群のうち1種又は2種以上を含む溶液又は分散液である請求項15に 記載の方法。 20.ミストを発生させる前に、液体織物処理剤を加熱する工程を含んでいる請 求項15に記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.実質的に液体不浸透性のハウジングと、 ハウジングに入れられた衣類を回転させる手段と、 ハウジングの中に配備され、液体の織物処理剤を霧状化して織物処理剤のミ ストを発生させるノズル手段と、 気体源からノズル手段まで、推進気体が通る気体管と、 貯蔵器からノズル手段まで、実質的に濃縮された液体処理剤が通る液体管と を具える衣類の表面処理装置。 2.衣類を回転させる手段は、中心軸を有し、液体不浸透性ハウジングの内部に 配備されて前記中心軸の周りで回転する円筒形の内側ドラムであり、該ドラムは 、2つの端部と、壁部を有し、壁部には複数の孔が形成されており、孔のサイズ は、ミストはドラムの中に自由に進入することができるが、衣類は通ることがで きない大きさであり、装置は、円筒形の内側ドラムを支持し、該ドラムの中心軸 の周りでドラムを回転させる手段を含んでいる請求項1に記載の装置。 3.衣類を回転させる手段は、液体不浸透性のハウジングを回転軸の周りで回転 させるシャフトとモータ手段を含んでいる請求項1に記載の装置。 4.液体不浸透性のハウジングの前端部を閉じる可動ド アを含んでいる請求項1に記載の装置。 5.ノズル手段は、ドアの中に取り付けられ、内側ドラムの中で織物処理用ミス トを発生させる請求項4に記載の装置。 6.ノズルは、メジアンサイズが約137ミクロンの小滴を作り出す請求項1に記 載の装置。 7.ハウジングには排気口が設けられている請求項1に記載の装置。 8.内側ドラムの中に衣類を出し入れする開口と、内側ドラムの前記開口を閉じ る可動ドアをさらに有している請求項2に記載の装置。 9.内側ドラムは、該内側ドラムの少なくとも一方の端部を軸方向に貫通する開 口を含んでおり、該開口は、ドラムの中心軸と軸心を共通し、周りを内側ドラム が回転するベアリングが開口の中に配備されている請求項2に記載の装置。 10.ノズル手段は、軸方向に貫通する開口のベアリング内に取り付けられ、ノ ズルは、内側ドラムが回転している間は静止したままであり、ノズルによって生 成されたミストは、内側ドラムの内部に送り込まれる請求項9に記載の装置。 11.1又は2以上の気体管と流体管が、軸方向に貫通する開口のベアリング内 に配備され、前記管は、内側ドラムが回転している間は静止したままであり、管 の 一部とノズル手段は前記内側ドラムの内部に配置される請求項9に記載の装置。 12.内側ドラムの内部に固定バリヤ手段を取り付けるための取付手段が、ベア リングの内部に取り付けられており、前記固定バリヤ手段は、内側ドラムの内部 形状にほぼ倣う形状であり、内側ドラムの端部に平行で且つ前記端部から離れて 取り付けられ、ノズル手段は、固定バリヤ手段に取り付けられ、内側ドラムの内 部に配置された管の大部分は、内側ドラムの端部と固定バリヤ手段との間に位置 している請求項11に記載の装置。 13.貯蔵器は、空気不浸透性であって、液体管の一端を取り付ける手段を含み 、貯蔵器内の液体は、貯蔵器から管の中に移動することができるようにしており 、貯蔵器は、貯蔵器の中に入れられた織物処理剤を加圧するために、貯蔵器の中 に送り込まれる気体の圧力が50psiになるまで耐えることができる請求項1に記 載の装置。 14.貯蔵器は、加熱する手段を具えており、貯蔵器の中に入れられた液体の織 物処理剤を、周囲温度よりも高い温度に加熱できる請求項13に記載の装置。 15.実質的に液体不浸透性のハウジングと、該ハウジングに入れられた衣類を 回転させる手段と、ハウジングに配備され、織物処理剤のミストを発生させる固 定 ノズル手段と、気体源からノズル手段まで推進気体が通る気体管と、貯蔵器から ノズル手段まで液体処理剤が通る液体管とを具える衣類の表面処理装置を用いて 、衣類又は衣類のワークピースに織物処理剤を施す方法であって: 液体不浸透性のハウジングの中で衣類を回転させ; 加圧された気体を気体管を通してノズルまで供給し、液体を液体管を通して ノズルまで供給して、ハウジングの中で織物処理剤のミストを生成し; 所定量の織物処理剤が分配されるまで、ミストの生成と衣類の回転を継続す る工程からなる。 16.織物処理剤は、織地軟化剤、永久プレス型仕上げ剤、染料、及び漂白剤か らなる群から選択される1種又は2種以上を含む溶液又は分散液である請求項1 5に記載の方法。 17.衣類は、その乾燥重量の約5%乃至約100%の範囲の量の化学処理剤を吸 収する請求項15に記載の方法。 18.織物処理剤は、約20〜約50psiに加圧される請求項15に記載の方法。 19.空気管は、20〜100psiの空気をノズルに供給する、請求項18に記載の方 法。 20.織物処理のミストを発生する間に生成される小滴のメジアンサイズは、約 137ミクロンである請求項1 9に記載の方法。 21.衣類の回転は、約10回転/分乃至約35回転/分の回転速度で回転する洗濯 機又は乾燥機の中で実行される請求項15に記載の方法。
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