JPH0948559A - シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置Info
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- JPH0948559A JPH0948559A JP7203667A JP20366795A JPH0948559A JP H0948559 A JPH0948559 A JP H0948559A JP 7203667 A JP7203667 A JP 7203667A JP 20366795 A JP20366795 A JP 20366795A JP H0948559 A JPH0948559 A JP H0948559A
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Abstract
いるシートが排出口に侵入することなく排出口を通過す
ることができると共に、シートを確実にトレイに排出す
ることができるシート後処理装置及びそれを備えた画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 排出ローラ23の前端を、下部スノコガ
イド33aより前方に突出して設けることにより、排出
されるシートSが排出口50で引っかからないようにす
る。また、トレイ27移動時、ストッパ15を移動して
排出口50を閉じることにより、排出口50を通過する
トレイ27に積載された排出シートSが排出口50に侵
入するのを防ぐ。さらに、排出ローラ23を排出口50
の奥行き方向に移動可能に設けると共に、トレイ移動時
には排出口50開閉部材の移動に伴って奥行き方向に押
されるようにすることにより、トレイ移動時、排出ロー
ラ23をトレイ27の移動を妨げない位置に退避させ
る。
Description
って画像が形成されたシートの綴じ操作を行うシート後
処理装置及びそれを備えた画像形成装置に関するもので
ある。
等の後処理を行う本体と、シートを排出するため本体の
側壁面に形成された排出口と、壁面に傾斜した状態で取
り付けられて排出口より排出されたシートを積載する上
下方向に移動可能なトレイと、このトレイに積載された
シートの上流側端部を規制する非可動な規制部材とを備
えている。
図25に示すように排出口50の内方に配設された排出
ローラ23及び上下方向に移動自在に設けられた移動排
出ローラ30よりなり、シートSを挟持した状態で回転
するローラ対23AによりシートSを排出するようにし
ている。
いては、複数のトレイを上下方向に配すると共に、これ
らのトレイを保持しているトレイユニットを上下方向に
移動させて所定又は任意のトレイを排出口50の下方に
位置させた後、シートSを排出するようにしている。
材、33aは下部規制部材であり、これら上部及び下部
規制部材33,33aは規制部材を上下に分割して排出
口50に非可動状態で配置されると共に、シートSの上
流側端部である傾斜端と当接してシートSの移動を規制
するためのものである。
従来のシート後処理装置においては、例えば特開平1−
313261号公報等に示されるもののように、トレイ
を一つしか有していないものの場合には、排出シートを
ユーザーが取りやすくするためトレイを上昇させるよう
にしている。しかし、このようにトレイを上昇させると
トレイ自体には積載シートを係止する手段が設けられて
いないことから、排出口に排出シートが逆流(侵入)
し、整合性が乱れるという問題点があった。また、この
状態でトレイがさらに上昇すると、逆流したシートが排
出口とトレイとの間にはさまってロック状態となるとい
う問題点があった。
装置では、排出したシートを分類して積載を行う場合に
おいて、シートを積載したトレイが排出口50を通過す
ることがあり、このトレイの排出口通過の際、排出シー
トが排出口50に逆流し、これによりシートが排出口5
0とトレイとの間に挟まってロック状態となるという問
題点があった。
状態によってはシートが帯電していたり、シート間の摩
擦係数が高くなっている場合があり、この場合にはシー
トが適切にトレイに落下して行かず排出ローラ23と下
部規制部材33aとの間に挟まることがあるという問題
点があった。
するためになされたものであり、シートを積載している
トレイが、積載されているシートが排出口に侵入するこ
となく排出口を通過することができると共に、シートを
確実にトレイに排出することができるシート後処理装置
及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的と
するものである。
の後処理を行う本体と、シートを排出するため前記本体
の側壁面に形成された排出口と、前記壁面に傾斜した状
態で取り付けられて前記排出口より排出されたシートを
積載する上下方向に移動可能なトレイと、このトレイに
積載されたシートの上流側端部を規制する非可動な規制
部材と、を備えたシート後処理装置において、前記トレ
イに積載されたシートが前記排出口を越えて上下に移動
する際には、前記排出口を閉じるように移動し、該積載
シートが該排出口に侵入するのを防ぐ排出口開閉部材を
備えることを特徴とするものである。
記排出口を閉じた際、前記規制部材と同一面を形成する
ことを特徴とするものである。
出口の上下に分割されて非可動状態に配置され、前記排
出口開閉部材が閉じた際には同一面を構成することを特
徴とするものである。
成部に画像形成されたシートの後処理を行うシート後処
理装置とを備えてなる画像形成装置にも適応できること
を特徴とするものである。
載されたシートが排出口を越えて上下に移動する際に
は、排出口開閉部材を移動して排出口を閉じることによ
り、トレイに積載された排出シートが排出口に侵入する
のを防ぐようにする。また、規制部材を排出口の上下に
分割して非可動状態に配置すると共に、排出口を閉じた
際、排出口開閉部材が排出口の上下に配置された規制部
材と同一面を形成することにより、排出シートが排出口
で引っかからないようにする。
て図面を用いて説明する。
の一例である複写装置の内部構成を示す図である。同図
において、1は本発明におけるシート後処理装置、10
0は複写装置本体、200はサイズの異なる複数の用紙
を積載するカセット、300は原稿の自動給送を行う原
稿給送装置(以下ADFと称す)である。
1は原稿を積載する原稿台ガラス、103,104はそ
れぞれ原稿の反射光の光路を変更する走査用反射ミラー
(走査ミラー)、105は合焦及び変倍機能を有するレ
ンズ、106はADF300より送られた原稿を読み取
るための照明ランプ及びミラーを持つ第1走査ミラーで
ある。
は感光ドラム及び加圧ローラ、111は画像記録された
記録紙を定着側へ搬送する搬送ベルト、112は搬送さ
れてきた記録紙を熱圧着させる定着器、113,117
は記録紙を搬送する搬送ローラ、114は搬送されてき
た記録紙の搬送方向を切り換えるためのフラッパ、11
5は記録紙をシート後処理装置1の方向へ搬送する搬送
ローラ、116は記録紙の表裏を反転する反転パス、1
18はカセット200から用紙を感光ドラムユニット部
へ搬送する搬送ローラ、119,120,121は手差
しユニットから用紙を搬送するローラ、トレイ及びに分
離パットである。122,123,125は感光ドラム
上に画像を形成するためのレーザー、ポリゴンミラー及
びに光路を変更するミラー、124はポリゴンミラー1
23を駆動すためのモータである。
カセット200から用紙を引き出す搬送ローラ、202
はカセット200から引き出された用紙を上方へ受け渡
す中間ローラである。
電体と導電体を用いたシームレス感光体から成り、この
ドラム108は回動可能に軸支されて、複写開始キーの
押下に応答して作動するメインモータ(図示せず)によ
り、同図の矢印の方向に回転を開始するようになってい
る。なお、ドラム108の所定回転制御及び電位制御処
理(前処理)が終了すると、原稿台ガラス101上に置
かれた原稿は第1走査ミラー106と一体に構成された
照明ランプにより照明され、その原稿の反射光は走査ミ
ラー103,104を経てレンズ105を通り、レンズ
ユニット内部の受光素子にて結像するようになってい
る。
子において電気信号に変換されて画像処理部(図示せ
ず)へ送られる一方、この画像処理部においてユーザー
より本体が受けた所定のデータ処理が行われた後、レー
ザー112へ送られるようになっている。そして、この
データ処理が行われた電気信号はレーザー部112で光
に変換された後、ポリゴンミラー123、ミラー125
を反射して感光ドラム108上で静電潜像となると共に
トナーにより可視化されて後述するように転写紙上に転
写されるようになっている。
イ120にセットされた転写紙は、給送ローラ118,
119,201,202により複写装置本体100内に
送られ、レジストローラ109により、正確なタイミン
グをもって感光ドラム108の方向へ送られ、潜像先端
と転写紙の先端とが一致される。その後、感光ドラム1
08とローラ110との間を転写紙が通過することによ
り、ドラム108上のトナー像が転写紙上へ転写され
る。
分離され、搬送ベルト111により定着器112は導か
れ、加圧及び過熱により定着される。そして、このよう
にして画像形成された転写紙(以下シートという)はフ
ラッパ114により、116に示すパス内に入り、シー
トの後端がフラッパ114を抜けた時点で搬送ローラ1
17は図示する矢印の逆の方向へ回転する。そこでシー
トは116に示すパスを逆方向へ進行し、その先端はフ
ラッパ114により排紙ローラ115の方向へ進行させ
られ、印字面を下向きにシート後処理装置本体1へ出力
される。
稿束302を原稿下向きにセットする積載トレイであ
り、原稿束最下紙よりピックアップローラ304が1枚
ずつ搬送する。305は原稿が複数枚束送りされてきた
場合に1枚ずつ最下紙を送り出す分離手段であり、30
6は分離された原稿の先端ぞろえを行うレジストローラ
対である。なお、レジストローラ306を通過した原稿
は、読み取り部307でミラー台106を固定した状態
で原稿を読み取る(いわゆる流し読み)が行われた後、
排出ローラ308を経て排出トレイ309上へ積載され
るようになっている。
ストッパ部材2が設けられており、複写装置本体100
に接続する際は、このストッパ部材2によって複写装置
本体100の側面に形成されているホールド部60に位
置決め取り付けられている。また、シート後処理装置1
の下部には、シート後処理装置1を支える折り機ユニッ
トもしくは取付台70が配置され、これには移動可能な
ようにキャスタ80が取り付けられている。
付近でのジャム処理やシート後処理装置1と複写装置本
体100の受け渡し部でのジャム処理を行う際は、まず
ストッパ部材2を解除し、次にシート後処理装置1を水
平移動することにより複写装置本体100と離間させる
ことで容易に行うことができる。
出されたシートは、シート後処理装置1内で処理される
場合は、図2においてフラッパ4の上流側端部が下方へ
位置し、ローラ対5を通して第1搬送パス6へ送られ
る。なお、折り装置へコピーシートを搬送する場合は、
フラッパ4の上流側端部が上方へ位置し、第2搬送パス
7を通ってローラ対8により第3搬送パス9からさらに
図示破線矢印の方向へ送られるようになっているが、こ
こではシート後処理装置1内でシートを処理する場合の
みを説明する。
たシートはフラッパ4、ローラ対5及び第1搬送パス6
を通ってさらに下流側の第5搬送パス12へ送られる。
なお、10は第4搬送パス、S1,S2,S3はシート
検知センサであり、通過シートの検知及び滞留シートの
検知等を行うためのものである。
押えコロ、14は排出整合ベルトであり、トレイ排出下
ローラ29と、押えコロ13の間に挟持されて回転し、
かつベルト外れ防止策としてベルト内側の中央部付近に
図示しないエンドレスのリブを設け、トレイ排出下ロー
ラ29と係合して回転する構成である。
の基準面となるものであり、ステイプル可能なホームポ
ジションと、ステイプル20が前後動する際に退避する
位置及びステイプル済紙をトレイ上へ束押し出しする位
置の3ポジションがとることが出来るようになってい
る。なお、ステイプル20の位置を変更する際に突き当
て板21がステイプル20と干渉する場合は、前退避位
置へ移動するように構成されている。また、22は突き
当て板21を動作するレバーであり、図示しないモータ
等で駆動されている。
方向の整合は、図3に示す幅よせガイド17によって行
われる。またステイプル20は、シートに対して2ケ所
綴じ、手前側1ケ所綴じ及び奥側側1ケ所綴じを行うた
め、図3の矢印で示す範囲を平行移動し、各サイズの所
定の位置でステイプルを行う。本実施例の説明では、こ
のステイプル20の説明は省略するが、通常市販されて
いる電動ソレノイドあるいはモータ駆動の自動ホチキス
装置の構成とほぼ同一のもので、シートに対し、ステイ
プル針を打ち込んでシートを綴じる構成のものである。
1,第2,第3トレイであり、シート後処理装置1の側
壁面1aに形成されている排出口50から排出されるシ
ートを積載するためのものであり、25はこれら第1,
第2,第3トレイ26,27,28を上下方向にかつ本
体1側に傾斜した状態で取り付けているトレイユニット
である。
1の側壁面1aに上下方向に移動可能に取り付けられ、
内蔵される駆動源による駆動力によって上下方向の移動
が可能となっている。そして、このトレイユニット25
を上下動することにより、所望するトレイ26,27,
28をシート受け位置に移動させることができるように
している。
テイプル時、シートをトレイ26,27,28と共に保
持するものである。なお、これらトレイ26,27,2
8及びステイプルトレイ32は搬送方向の上流方向へ積
載されたシートが自重で戻るよう角度を付けられてい
る。
ドであり、移動排出ローラ30を回転自在に保持すると
共に、シート排出時、図6に示すカム24が駆動源Mに
て同図の矢印方向に回転することにより、図5に示すよ
うに揺動軸15aを支点として下方に揺動し、移動排出
ローラ30を排出ローラ23に圧接させるためのもので
ある。なお、この揺動ガイド15は、後述するステイプ
ルモードの際には、図7に示すように移動排出ローラ3
0を排出ローラ23から離間させるよう上方に揺動して
2つのローラ23,30の状態をシート排出可能状態か
らシート排出不能状態に切り替えるようにしている。
材であるストッパであり、トレイ移動時に回動軸16a
を支点として回動し、図8に示すように破線位置から矢
印A方向に回動し、上端部に形成されているシャッタ部
16bにより排出口50を塞いでトレイ27が排出口5
0を通過する際、トレイ27に積載されているシートS
が図9の斜線で示す空間Eに入り込んで排出口50とト
レイ27との間に挟まれるのを防ぐためのものである。
出時、シートが排出口50で引っかかることがないよう
図9に示すように排出ローラ23を下部規制部材である
下部スノコガイド33aより前方に突出させている。そ
して、このように排出ローラ23を下部スノコガイド3
3aより前方に突出させることにより、シートSの状態
に拘らずシートSを確実に排出できるようにしている。
させると、トレイ27が上昇する場合には、この排出ロ
ーラ23が邪魔になる。そこで、本実施例では、図10
に示すように排出ローラ23の回転軸23aを保持部材
40に形成されたスライド溝40aに嵌入して排出ロー
ラ23を排出口50の奥行き方向に移動可能な構造とす
る一方、排出口50を閉じる途中のストッパ16を排出
ローラ23に当接させ、このストッパ16の回動に伴っ
て排出ローラ23が奥行き方向に押されるように構成し
ている。なお、この排出ローラ23は、通常はバネ41
により、図8の破線で示す突出位置に保持されている。
が閉じられと、排出ローラ32は、バネ41を縮めなが
ら図8の矢印で示すように排出口50の奥行き側方向に
押されて実線で示すようなトレイ27の移動を妨げない
位置に退避するようになる。このように、トレイ27が
上昇する際、ストッパ16を閉じると、排出口50の空
間E(図9参照)を塞ぐことができると共に、排出ロー
ラ23をトレイ27の移動を妨げない位置に移動するこ
とができるので、シートSを載置したトレイ27は排出
口50にシートSを侵入させることなく通過することが
できる。
6のシャッタ部16bは、上部規制部材である上部スノ
コガイド33及び下部スノコガイド33aと同一平面を
形成するようになっているので、トレイが上昇する際、
積載されたシートは、排出口50付近で引っかかること
はない。
する場合には、図5に示すY方向に回動して排出口50
を解放するようになっており、また後述するステイプル
モードの際には、図7に示すように揺動ガイド15と同
様に排出口50を解放する方向に回動するようになって
いる。なお、このようにストッパ16が回動すると、排
出ローラ23はバネ41の復元力により突出位置に戻る
ようになる。
イド15の作動は、シート後処理装置1の所定位置に設
けられ、図11に示すような制御装置42にて制御され
るようになっている。なお、同図において、M1はスト
ッパ16の駆動源、M2はトレイユニット25の駆動
源、26a,27a,28aはトレイ26,27,28
に設置された紙有センサである。
装置1の動作について説明する。
トを排出する際には、積載トレイ26,27,28に直
接排出するようにしている。図5には、第1トレイ26
にコピーシートを排出する場合を示す。
モードが選択されると、制御装置42は、駆動源Mを駆
動し、図6に示すようにカム24及びワンウェイクラッ
チ機構24aを介して揺動ガイド15を矢印a方向に揺
動させて、移動排出ローラ30を排出ローラ23に圧接
する位置まで下げるようにする。なお、このときストッ
パ16は、図5に示すように揺動ガイド15に対してY
方向に回動した位置まで回動して停止している。
が排出されると、この排出シートは、図2に示す搬送パ
ス6,12を通り、ローラ対13,29に渡されてさら
に下流側へ排出される。この後、揺動ガイド15によっ
て積載トレイの方向へ向けられ、排出ローラ対23,3
0を経てトレイ26上へ排出される。
は、まず制御装置3は、図5に示すようにトレイ26,
27,28に設置された紙有センサ26a,27a,2
8aにより、トレイ26,27,28上にシートが残っ
ていないことを確認し、この後トレイユニット25を第
1トレイ26の1枚目のコピーシートを受ける所定の位
置まで移動させる。
共に、シートの積載枚数が一定数になると、トレイユニ
ット25を積載済シートの上面が1枚目のシートを受け
た面とほぼ同一になるよう定められた位置まで降下させ
る。上記動作を繰り返して、トレイ内に最大積載量のシ
ートが積載されたことを検知すると、複写装置本体10
0へ停止信号を出し、シートの排出を一時停止する。
27でシートを積載するため、第2トレイ27の1枚目
のコピーシートを積載するよう定められた位置まで降下
させる。この後、複写装置本体100にコピー動作を再
開させ、シートの積載を再開する。この後の動作は前述
と同じ動作を、トレイが満載になるまで繰り返す。第3
トレイ28にコピーシートを積載する場合も、第1トレ
イから第2トレイへ移動する場合と同様である。
100は、デジタル方式のものであり、このようなデジ
タル方式の複写装置本体100は、原稿の画像を読み取
るスキャナ部と、画像を再現するプリンタ部で構成され
ており、各々独自に動作することも可能である。スキャ
ナ部では、原稿をランプで照射し、その反射光を受光素
子で小さな点(画像素)に分解すると同時に原稿の濃淡
に応じた電気信号に交換(光電変換)しており、また、
プリンタ部は、スキャナ部より送られてきた電気信号を
もとに、レーザ光でドラムを照射し、ドラム上に静電潜
像を作り、現像、転写、定着を経てコピー画像を形成し
ている。
にインターフェイス500を接続することにより、スキ
ャナ部で読み取った原稿の信号を他のファクシミリ50
1に転送したり、逆に他のファクシミリから受けた電気
信号をインターフェイス500を通してプリンタ部へ送
り画像を転写紙に写しだすことも可能である。また、同
様にパソコンのようなコンピュータ機器502から受け
た画像信号をインターフェイス500を通してプリンタ
部へ送り転写紙へコピーしたり、スキャナ部で読み取っ
た画像をインターフェイス500を通じてパソコンへ取
り込んだりすることができるようになっている。
は、ADF300から送られた原稿や原稿台101上へ
載置された原稿を読み取ってコピーするだけではなく、
インターフェイス500を介在することにより、ファク
シミリとして使用したり、パソコンのプリンタとして使
用することも可能となっている。
を使用するためにはシートを別々のトレイに分類して積
載したり、ユーザの希望によってはトレイの各々に番号
付けを行ってユーザの希望のトレイ上へシートを積載す
る必要がある。
2は第1トレイにはファクシミリの出力し、第2のトレ
イにはパソコンからの出力紙、第3のトレイにはコピー
モード時の出力紙を積載するようにしている。次に、こ
のように各トレイ26,27,28にシートを排出する
場合について説明する。
をある枚数受けた状態からコピーモードのシートSを積
載する場合、即ち第3トレイ28を使用する場合につい
て説明する。この場合は、トレイユニット25を降下さ
せて第3トレイ28の1枚目のコピーシートを受ける位
置へ移動させるが、この動作はコピーモード時におい
て、トレイ内の積載枚数が最大になっていなくても降下
をする点を除くと同一である。
をある枚数受けた状態でファクシミリの出力紙を積載す
る場合、即ち第1トレイ26を使用する場合について説
明する。
積載したまま、トレイユニット24を上昇させるが、こ
の前に図8に示すようにストッパー16を同図の破線位
置から実線位置へ回動させて空間Eを防ぐようにする。
これにより、トレイ27はシートSを排出口50に侵入
させることなく排出口50を通過することができる。な
お、ストッパ16が回動すると、排出ローラ23が、ス
トッパ16に押されながら同図の破線位置から実線位置
までスライドするので、トレイ27は排出ローラ23に
邪魔されることなく排出口50を通過して上方へ移動す
ることができる。
レイ27が排出口50を通過することができるようにす
ることにより、インターフェイスをもつ複写装置本体1
00の性能を十分に生かすことができる。
について説明する。
ルソート時には、積載トレイ26,27,28に直接積
載せず、まず図7におけるステイプルトレイ32に積載
する。
が選択されると、制御装置42は、駆動源Mにより、揺
動ガイド15を同図に示すように排出ローラ23,30
が離間した位置へ揺動させる。ここで排出ローラ23
は、排出口50の奥行き方向に引っ込んだ位置に移動し
ている。
されてきたシートは、搬送パス6,12を通り、ローラ
対13,29に渡された後、このローラ対13,29に
より排出されるようになるが、揺動ガイド15が上方に
揺動しているため、シートは排出されずステイプルトレ
イ32上に積載される。この際トレイ26はノンステイ
プルモード時よりやや上側にあり、図13に示す様にシ
ートSの後端をささえて排出方向上流側へ戻るのを補助
している。
32上へ排出されたシートSは、ステイプルトレイ32
の傾斜及びにトレイ26へのシートSの落下位置を高め
にとることにより、排出方向上流側へ自重落下するのを
補助されているが、更に排出ローラ29と同期して矢印
方向へ回転する排出整合ベルト14によりステイプルト
レイ32上の上流側方向へ付勢されている。
たって排出方向に対して垂直な方向に対して整合され
る。またシートの幅方向の整合は、図3,4,7に示す
幅よせガイド17によって、シートSがステイプルトレ
イに落下して、突き当て板21に突き当たる所定の時間
で動作を開始し、シートSの幅寸法よりも所定の寸法だ
け本体奥側から手前側へ動作することによりシートSは
手前方向に整合される。なお、シートの手前方向の整合
位置は図3におけるFの位置であるが、レバー34はG
点を中心に回動可能であり、シートの幅方向の整合位置
を変更することも可能である。
設定した枚数がステイプルトレイ上にすべて積載される
まで上記動作が繰り返される。
した枚数がステイプルトレイ上に整合されると、ステイ
プラが動作し、ユーザーの設定した位置にステイプルす
る動作を行う。なお、ステイプルが終了すれば図15に
示すように突き当て板21が排出方向下流側へ動作を開
始し、図16に示すようにトレイ26上へステイプルさ
れたシート束Saが排出される。
が画像形成装置から排出されてくるため、次のジョブの
排出紙の先頭の1枚目を本体装置内部に滞留させ、2枚
目のシートSを重ねて排出するという動作を行う。
する。なお、図17は本動作で関係する搬送パスとロー
ラ対、センサ類を示す図である。
ートS1は、図18に示すようにフラッパ4で搬送パス
6内のローラ対5へ送られた後、更に搬送パス12内の
ローラ対11へ受け渡され、シートSの先端Iは、セン
サ15へ達する。
後端Jがセンサ14を抜け、所定量搬送すると、パス6
とパス10の分岐点Hを超える。ここでローラ対11は
図19の矢印方向へ逆転を開始し、このローラ対11の
逆転によりシート後端Jは紙の弾性でストレートパスに
入り込むため、搬送パス10へ入り込む。
矢印方向へ回転しているため、シートS1は矢印方向へ
搬送される。そして、この後後端部Jがセンサ16で検
知された後、所定量だけ搬送されると、先端部Iはロー
ラ対11に挟まれていない位置まで戻り、ローラ対8は
停止する。
止した状態で、図20に示すように2枚目のシートS2
がローラ対5により搬送されてくる。そして、この2枚
目のシートS2は1枚目のシートS1と同じパス内を通
ってローラ対11を通り、図21に示すようにセンサ1
5へ達する。そして、センサ15が2枚目のシートS2
の先端を検知すると、ローラ対8が搬送方向下流側へ動
作を開始し、図22に示すように2枚重ねて排出する。
イプル動作を行っている時間は排出ローラ13,29か
らシートは排出されずステイプル動作を行うことがで
き、かつ複写装置100の動作も停止することがない。
ちがいに搬送されるようにすることにより、本体1内に
滞留するシートの別パスを構成する必要がなくなり、ス
ペースを小型化することが可能である。
イプルシート束を作成するが、図23に示すように、ト
レイ26上に既にステイプルしたシート束Saがあり、
シート束Saのたわみや膨らみが大きい場合には、この
シート束Saの傾斜端部がF点を上側へ超えてしまうこ
とがある。
がF点を超えてしまうと、次排出紙が出てくる際に引っ
かかってジャムしたり、幅よせガイド17が動作して整
合する際の負荷となって整合性が悪化することがあるた
め、本実施例においては、図23に示すようにトレイ2
6のシート束Saの上側端面を押えるストッパー部材3
6を設け、出没可能としている。
レイにシートSを排出するためにトレイが移動したり、
図16における押し出し部材21がステイプルトレイ3
2下流側端面に近い所に来た場合に引き込まれて、トレ
イ36の移動を可能にし、またステイプル済シートSa
の排出を容易にしている。
レイ移動時、ストッパ16により排出口50を塞ぐよう
にしたものについて述べてきたが、例えば図24に示す
様に、各トレイ26,27,28の付け根の先端部分
に、シートSの傾斜端を係止してシートSの移動を阻止
する回動可能な係止部材35を設けるようにしてもよ
い。
ているトレイから別のトレイへシートSを排出するため
に上下動をする際には、この係止部材35を破線位置へ
上昇させて排出口50へのシートSの侵入を阻止するこ
とにより、トレイ27に積載されているシートSがステ
イプルトレイ32内へ落下するのを防ぐことができる。
の下流側端部の所定の位置へ移動後には、この係止部材
35を下方に回動させることにより、ステイプルトレイ
32から排出されてきたシートSを受け取ることができ
るようになっている。このような構成をとることによっ
てもシートを積載したままトレイを移動させることがで
きる。
レイに積載されているシートが排出口を移動する際、排
出口開閉部材を移動して排出口を閉じることにより、ト
レイは積載シートが排出口に侵入することなく排出口を
通過することができる。そして、このようにトレイがシ
ートを積載したまま排出口を通過することができるよう
にすることにより、シートを積載したトレイを上方へ移
動させることができ、ユーザーがシートを取りやすくす
ることができる。またトレイを複数化し、出力されたシ
ートを仕分して積載することも可能となり、ユーザーの
利便性を大幅に向上させることができる。
の断面図。
平面図。
示す図。
る様子を示す図。
示す図。
いだ様子を示す図。
す図。
能に保持する構造を示す図。
す図。
を積載している状態を示す図。
の状態を示す図。
に整合された状態を示す図。
す図。
図。
対、センサ類を示す図。
侵入し始めた状態を示す図。
図。
侵入し始めた様子を示す図。
てゆく様子を示す図。
れる様子を示す図。
を示す図。
付けるようにした本発明の他の実施例にかかるシート後
処理装置の要部側面断面図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 シート綴じ等の後処理を行う本体と、シ
ートを排出するため前記本体の側壁面に形成された排出
口と、前記壁面に傾斜した状態で取り付けられて前記排
出口より排出されたシートを積載する上下方向に移動可
能なトレイと、このトレイに積載されたシートの上流側
端部を規制する非可動な規制部材と、を備えたシート後
処理装置において、 前記トレイに積載されたシートが前記排出口を越えて上
下に移動する際には、前記排出口を閉じるように移動
し、該積載シートが該排出口に侵入するのを防ぐ排出口
開閉部材を備えることを特徴とするシート後処理装置。 - 【請求項2】 前記排出口開閉部材は、前記排出口を閉
じた際、前記規制部材と同一面を形成することを特徴と
する請求項1記載のシート後処理装置。 - 【請求項3】 前記規制部材は、前記排出口の上下に分
割されて非可動状態に配置され、前記排出口開閉部材が
閉じた際には同一面を構成することを特徴とする請求項
1記載のシート後処理装置。 - 【請求項4】 画像形成部と、この画像形成部に画像形
成されたシートの後処理を行うシート後処理装置とを備
えてなる画像形成装置において、 前記シート後処理装置が請求項1乃至3記載のシート後
処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20366795A JP3610126B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20366795A JP3610126B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0948559A true JPH0948559A (ja) | 1997-02-18 |
JP3610126B2 JP3610126B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=16477865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20366795A Expired - Lifetime JP3610126B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3610126B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019115988A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | 画像形成システム |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP20366795A patent/JP3610126B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019115988A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | 画像形成システム |
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JP3610126B2 (ja) | 2005-01-12 |
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