JPH09296114A - シリコーンゴム組成物およびその用途 - Google Patents

シリコーンゴム組成物およびその用途

Info

Publication number
JPH09296114A
JPH09296114A JP13061396A JP13061396A JPH09296114A JP H09296114 A JPH09296114 A JP H09296114A JP 13061396 A JP13061396 A JP 13061396A JP 13061396 A JP13061396 A JP 13061396A JP H09296114 A JPH09296114 A JP H09296114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
silicone rubber
spacer
heat dissipation
rubber composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13061396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3498823B2 (ja
Inventor
Mikitoshi Sato
幹敏 佐藤
Kazuyoshi Ikeda
和義 池田
Masato Nishikawa
正人 西川
Hiroaki Sawa
博昭 澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP13061396A priority Critical patent/JP3498823B2/ja
Publication of JPH09296114A publication Critical patent/JPH09296114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3498823B2 publication Critical patent/JP3498823B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱性の電子機器に対する効率の良い除熱、
衝撃の緩和に有効な放熱柔軟性シリコーンゴム組成物お
よび放熱スペーサーを提供する。 【構成】 付加反応型液状シリコーンゴムと熱伝導性・
絶縁性セラミックス粉末を含有してなり、その硬化物を
製造した際に硬化物の硬度(アスカC)が25以下で、
かつ熱抵抗が3.0℃/W以下であるシリコーンゴム組
成物およびその成形体からなる放熱スペーサー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコーンゴム組
成物、放熱性・柔軟性シリコーンゴム成形体、放熱スペ
ーサー、ヒートシンク、放熱スペーサー部材および電子
機器に関し、特に発熱性の電子機器に対する効率的な除
熱、および衝撃緩和に有効で、また装着が容易であると
同時に、電子回路の設計に高度な自由度を与えるシリコ
ーンゴム組成物、放熱性・柔軟性シリコーンゴム成形
体、放熱スペーサー、それを用いたヒートシンク、放熱
スペーサー部材および電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、トランジスタ、サイリスタ等の発
熱性電子部品の高集積化に伴い、それらから発生する熱
量も大きくなっている。従来、このようにして発生した
熱は金属製の放熱フィンを通して装置系外へ放出されて
いたが、近年、通信・情報関連機器の小型化、ワンパッ
ケージ化に伴い、発生した熱量が装置の内部に蓄積し、
電子機器自身が障害を受けてしまうことが問題となって
いる。
【0003】一方、小型化された電子機器では、発熱性
電子部品の搭載された回路基板とケースとが近接するた
め、衝撃により上記回路基板の一部がケースと衝突し、
電子回路としての機能に損傷を受けることがしばしば起
こることが問題になっていた。
【0004】こうした問題への解決策として、従来、金
属バネが上記回路基板とケースとの間に設置されること
が多かったが、金属バネの装着は容易に行なうことがで
きず、生産効率を落とすだけでなく、また電子回路の設
計の自由度を阻害する要因にもなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な問題に対応
することが可能であると思われる発明として、これまで
に特開平6−291226号公報、特開昭59−597
25号公報、特開昭61−157569号公報などが知
られているが、それらに開示されている放熱シート等は
何れも効率的な除熱と、衝撃緩和の指標となる素材自身
の硬さを両立させることの具体的な実例を提示するもの
ではなかった。
【0006】また、小型化された電子機器における上記
回路基板とケースに対する配慮については、これまで何
れの報告にも何ら言及されていなかった。本発明者ら
は、上記した従来の問題点を解決する放熱スペーサーを
開発すべく鋭意検討を重ねた結果、放熱性および柔軟性
を満足するシリコーンゴム組成物を開発することができ
た。
【0007】本発明は、上記回路基板とケースの間に挟
み込むことによって、効率の良い除熱が行えると同時
に、電子機器への衝撃に対しても上記回路基板への衝撃
を緩和することができるシリコーンゴム組成物、放熱性
・柔軟性シリコーンゴム成形体、放熱スペーサー、それ
を用いたヒートシンク、放熱スペーサー部材および電子
機器を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、付加反
応型液状シリコーンゴムと熱伝導性・絶縁性セラミック
ス粉末を含有してなり、その硬化物を製造した際に硬化
物の硬度(アスカC)が25以下で、かつ熱抵抗が3.
0℃/W以下であることを特徴とするシリコーンゴム組
成物である。
【0009】上記熱伝導性・絶縁性セラミックス粉末
は、窒化硼素、窒化アルミニウムから選ばれる少なくと
も1種類と、窒化珪素、酸化珪素、酸化アルミニウム、
酸化マグネシウム、酸化珪素、炭酸マグネシウムから選
ばれる少なくとも1種類との混合物であるのが好まし
い。
【0010】また、本発明は、上記シリコーンゴム組成
物の硬化物からなることを特徴とする放熱性・柔軟性シ
リコーンゴム成形体である。また、本発明は、上記シリ
コーンゴム成形体からなることを特徴とする放熱スペー
サーである。
【0011】また、本発明は、上記シリコーンゴム成形
体の少なくとも一部の表面に非粘着処理が施されてなる
ことを特徴とする放熱スペーサーである。また、本発明
は、金属板の片面または両面に上記の放熱スペーサーの
1個または2個以上が積層されてなることを特徴とする
ヒートシンクである。
【0012】また、本発明は、包装材に上記放熱スペー
サーが配列されてなることを特徴とする放熱スペーサー
部材である。また、本発明は、発熱性電子部品の搭載さ
れた回路基板と冷却装置との間に上記放熱スペーサーが
装着されてなることを特徴とする電子機器である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のシリコーンゴム組成物
は、付加反応型液状シリコーンゴムと熱伝導性・絶縁性
セラミックス粉末を含有してなり、その硬化物を製造し
た際に硬化物の硬度(アスカC)が25以下で、かつ熱
抵抗が3.0℃/W以下であるシリコーンゴム組成物で
あることを特徴とする。
【0014】本発明における付加反応型液状シリコーン
ゴムとしては、例えば一分子中にビニル基とH−Si基
の両方を有する一液性の付加反応型シリコーン、または
末端或いは側鎖にビニル基を有するオルガノポリシロキ
サン(A液)と末端或いは側鎖に2個以上のH−Si基
を有するオルガノポリシロキサン(B液)との二液性の
付加反応型シリコーンの付加反応により得られたシリコ
ーンゴムが挙げられる。
【0015】上記の付加反応型シリコーンの硬化反応
は、下記の反応式(1)により行なわれ付加反応型液状
シリコーンゴムが生成する。
【0016】
【化1】
【0017】上記の一液性の付加反応型シリコーンまた
は二液性の付加反応型シリコーンを構成するベースポリ
マーは、その主鎖にメチル基、フェニル基、トリフルオ
ロプロピル基などの有機基を持つものが用いられる。
【0018】また、付加反応の元となるビニル基、H−
Si基の混合比率は特に限定されないが、ビニル基1モ
ル当量に対して、H−Si基が0.5〜3モル当量が硬
化速度、硬化後のゴム物性の観点から好適である。
【0019】また、付加反応型液状シリコーンゴムには
付加反応を促進するため付加反応触媒を用いることがで
きるが、その具体的なものとしては、Pt、白金黒、塩
化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸とオ
レフィンとの錯体などの白金系触媒を例示することがで
きる。
【0020】ただし、この付加反応触媒を大量に系内に
存在させると、硬化後のゴムの硬度が高くなりすぎるた
め、衝撃緩和に対する指標となる柔軟性の点で不具合が
生じる。そのために、触媒の含有量は、硬化後のゴム硬
度を低く抑えるためには触媒の白金量換算で100pp
m以下が好適である。本発明における付加反応は触媒の
存在下または不存在下で加熱することにより行なわれ
る。
【0021】本発明に用いられる付加反応型液状シリコ
ーンゴムの具体例としては、例えば東芝シリコーン社の
「TSE3070」、「TSE3051」、あるいは東
レシリコーン社の「SE1880」、「SE1885A
/B」、「SE1886A/B」、「SE1887A/
B」、「SE4440A/B」、「SE1891KA/
B」、「CY52−283A/B」などが挙げられる
が、本発明はこれらの具体的な市販製品の範囲に何ら限
定されるものではない。
【0022】本発明のシリコーンゴム組成物に含有され
る付加反応型液状シリコーンゴムの含有量は熱伝導性フ
ィラーの種類により異なるが、通常30〜60vol
%、好ましくは40〜60vol%であるのが望まし
い。30vol%未満では組成物の硬化物の硬度(アス
カC)が大きくなり柔軟性、衝撃の緩和に十分でなく、
また60vol%を越えると熱伝導性が低くなり、また
粘着性が高すぎて取り扱いが悪くなるので好ましくな
い。
【0023】本発明のシリコーンゴム組成物は熱伝導性
・絶縁性セラミックス粉末を含有する。熱伝導性・絶縁
性セラミックス粉末は熱伝導性を付与するものであり、
その熱伝導性は熱伝導性・絶縁性セラミックス粉末の種
類と含有量によって調節される。熱伝導性・絶縁性セラ
ミックス粉末としては、例えば、窒化硼素、窒化アル
ミニウムおよび酸化アルミニウムの群から選ばれる少な
くとも1種類以上の化合物、または窒化硼素、窒化ア
ルミニウムから選ばれる少なくとも1種類と、窒化珪
素、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、
酸化珪素、炭酸マグネシウムから選ばれる少なくとも1
種類との混合物を用いるのが好ましい。
【0024】熱伝導性・絶縁性セラミックス粉末の形状
は球状、繊維状、針状、鱗片状などの如何なるものでも
よい。粒度は平均粒径100μm程度以下である。
【0025】本発明のシリコーンゴム組成物に含有され
る熱伝導性・絶縁性セラミックス粉末の含有量は熱伝導
性・絶縁性セラミックス粉末の種類により異なるが通常
40〜70vol%、好ましくは40〜60vol%の
範囲が望ましい。40vol%未満では熱伝導性が十分
でなく、また70vol%を越えると組成物の硬化物の
硬度(アスカC)が高くなり柔軟性が失われるので好ま
しくない。
【0026】また、窒化硼素を酸化アルミニウム等の上
記の他の化合物と併用する場合、窒化硼素の含有量は1
0vol%以下、好ましくは5vol%以下が好まし
い。特に本発明のシリコーンゴム組成物の好ましい組成
は、付加反応型シリコーン40〜55vol%と、酸化
アルミニウム粉末40〜50vol%と、窒化硼素5〜
10vol%を含有するのが好適である。
【0027】本発明のシリコーンゴム組成物は、上記の
付加反応型シリコーンに熱伝導性・絶縁性セラミックス
粉末を配合し加熱して付加反応により硬化させると硬化
物が得られる。
【0028】本発明のシリコーンゴム組成物の硬化物は
柔軟性に優れ、硬度(アスカC)が25以下、好ましく
は20以下が望ましい。硬度(アスカC)が25を越え
ると硬化物の柔軟性が悪くなり、衝撃の緩和の効果が得
られないので好ましくない。
【0029】本発明における硬度(アスカC)は、高分
子計器(株)社製のアスカC型硬度計によって測定され
る10秒値を示すものであり、SRIS(日本ゴム協会
規格)0101で規定された硬度である。具体的には、
アスカC型硬度計の球形の押針をスプリングの力で試料
に押し付け、10秒後の押針の押し込み深さの値から測
定した硬度である。
【0030】また、本発明のシリコーンゴム組成物の硬
化物は放熱性に優れ、熱抵抗が3.0℃/W以下、好ま
しくは1.5℃/W以下が望ましい。熱抵抗が3.0℃
/Wを越えると硬化物の熱伝導性が低く放熱性が悪くな
るので好ましくない。
【0031】本発明における熱抵抗は、TO−3型銅製
ヒーターケースと銅板の間に放熱柔軟性シリコーンゴム
組成物の硬化物を挟み、締め付けトルク500gf−c
mにてセットした後、銅製ヒーターケースに電力5Wを
かけて4分間保持した際における銅製ヒータケースと銅
板との温度差を測定し、下記の(2)式により算出した
値である。
【0032】
【数1】
【0033】次に、本発明の放熱スペーサーは、上記の
シリコーンゴム組成物の硬化物の放熱性・柔軟性シリコ
ーンゴム成形体からなる。
【0034】本発明の放熱スペーサーを製造する方法の
一例を示すと、一液性のシリコーン、または末端或いは
側鎖にビニル基を有するオルガノポリシロキサンと末端
或いは側鎖に2個以上のH−Si基を有するオルガノポ
リシロキサンとの二液性のシリコーンに、熱伝導性・絶
縁性セラミックス粉末を混合してスラリーを調整した
後、該スラリーをフッ素樹脂などからなる型に流し込
み、真空乾燥機に入れ、室温で脱泡後、加熱してシリコ
ーンを固化させ、冷却後型より取り外して放熱スペーサ
ーを製造する方法が挙げられる。
【0035】本発明の放熱スペーサーの成形方法は特に
制限されないが、成形体をシリコーンと熱伝導性・絶縁
性セラミックス粉末を含有するスラリーを用いて成形す
る。スラリー粘度は500万cps以下が好ましい。増
粘に際しては、十〜数百mμのアエロジルやシリコーン
パウダー等の超微粉が使用される。
【0036】本発明の放熱スペーサーをシート状にした
場合には、厚みとしては、0.5〜20mmが一般的で
ある。また、その平面形状は、特に制限はなく如何なる
ものでもよいが、例えば三角形、四角形、五角形等の多
角形、円形、だ円形等が挙げられる。また、その表面が
球面状のものなどでもよい。
【0037】本発明の放熱スペーサーは、放熱性・柔軟
性シリコーンゴム成形体からなり、硬度(アスカC)が
25以下であり、荷重を除くと元の形状に戻るという極
めて柔軟性の高いかつ弾性を有するものであってマシュ
マロ的な感触を有するものである。このような放熱スペ
ーサーを、応力に対して非常に弱い発熱性電子部品の搭
載された回路基板に押しつけても発熱性電子部品が損傷
する危険性が極めて小さくなる。また、発熱性電子部品
が密集している場合にも、形状追従性を十分に満足する
ことができる。また、電子機器の衝撃の緩和を十分に満
足することができる。
【0038】また、本発明の放熱スペーサーは粘着性す
るので使用の際には位置ズレがなく、また傾斜した状態
でも容易に設置することができる。
【0039】次に、本発明の放熱スペーサーの他の実施
態様として、上記の放熱性・柔軟性シリコーンゴム成形
体の少なくとも一部の表面に非粘着処理が施されてなる
放熱スペーサーが挙げられる。
【0040】この非粘着処理が施された放熱スペーサー
は、発熱性電子部品の搭載された回路基板に接触する面
がケースに接触する面に比べて粘着力が低いために好適
である。
【0041】この放熱スペーサーは、熱伝導性・絶縁性
セラミックス粉末を含有するシリコーンゴム組成物の硬
化物からなるシリコーンゴム成形体の表面が粘着性を有
するために、そのシリコーンゴム成形体の少なくとも一
部の表面に非粘着処理を施してなるものであることが好
ましい。非粘着処理する方法としては、例えばセラミッ
クス粉の打粉法、活性物質の塗布・硬化法、及び紫外線
照射法等が挙げられる。
【0042】セラミックス粉の打粉法に用いられるセラ
ミックス粉としては、上記した熱伝導性・絶縁性セラミ
ックス粉末の超微粉、タルク等が好適であり、それらの
セラミックス粉をシリコーン固化物の表面に打粉して非
粘着処理を行なう。
【0043】また、活性物質を塗布・硬化させて非粘着
被膜を形成する方法としては、特に制限はないが、例え
ばシリコーン固化物の表面に有機過酸化物、イソシアネ
ート、白金系触媒を含むH−Si基を3個以上有するポ
リオルガノシロキサン、オルガノシランなどの活性物質
を塗布し、加熱硬化させる方法が挙げられる。また、紫
外線照射法により非粘着被膜を形成する方法としては、
特に制限はないが、例えば短波長紫外線を至近距離から
照射する方法が挙げられる。
【0044】本発明における非粘着処理とは、例えばシ
ート状の放熱スペーサーの表裏が粘着力に関して有意な
差を有する程度に片側の粘着力が抑制された状態を示
す。具体的には、その片面非粘着処理した放熱スペーサ
ーを2枚のアルミニウム板に挟んだ後に剥離させた時、
貼合わせたアルミニウム板が必ず非粘着処理した方の放
熱スペーサー界面から剥れるに至り、放熱スペーサーの
非粘着処理していない面がアルミニウム板に残るような
状態を示す。即ち、このことは前記のケースにのみ粘着
性を有し、回路基板へは粘着しないことに対応するもの
である。
【0045】非粘着処理される箇所は、シリコーンゴム
成形体の表面の少なくとも一部であり、具体的にはシリ
コーンゴム成形体の表面の少なくとも1面であり、この
場合において、各々の面は全面または一部分に非粘着処
理を施したものでもよい。
【0046】本発明の表面の少なくとも一部を非粘着処
理した放熱スペーサーは、電子機器への装着や脱着に極
めて有利であり、また表面の粘着性やベタツキを押さえ
ることができ、取り扱いが容易になり作業能率を向上す
ることができる。また、放熱スペーサーの表面に施され
る非粘着層を変えることにより、放熱スペーサーの熱伝
導性および柔軟性を調整することができる効果も期待で
きる。
【0047】次に、本発明は、金属板の片面または両面
に上記放熱スペーサーの1個または2個以上を積層して
ヒートシンクを得ることができる。放熱スペーサーの積
層状態は特に制限はなく使用目的により自由に選択する
ことができるが、例えば大きさの異なるまたは同一の1
個または2個以上の放熱スペーサーを金属板の表面また
は裏面の一部または全部に配置して積層することができ
る。また、金属板の4辺のうち3辺の縁面に沿ってコ字
状に、複数個の放熱スペーサーを等間隔または任意の間
隔で配列することもできる。
【0048】放熱スペーサーの金属板との当接面は粘着
性を有しているために特に粘着剤を使用することなく金
属板に配列積層することができる。金属板としては、如
何なるものでもよいが、例えばアミニウム、銅、銀等が
挙げられるが、特にアルミニウムが好適である。金属板
の厚みは0.3〜6mm程度のものが好ましい。
【0049】このような本発明のヒートシンクは、発熱
性電子部品の搭載された回路基板に直接取り付けて使用
することができる。また、その放熱スペーサーの表面の
少なくとも一部に非粘着処理が施されているヒートシン
クは、取り扱い性がよい利点がある。
【0050】さらに、本発明は、包装材に上記の放熱ス
ペーサーを配列して放熱スペーサー部材を得ることがで
きる。本発明の放熱スペーサーは粘着性を有する部分が
あるために、輸送や保存によってゴミが付着するのを防
止し、また放熱スペーサーの柔らかさ、伸び易さによる
取り扱いの不都合を除くために包装材に配列して放熱ス
ペーサー部材として用いるのが好ましい。
【0051】放熱スペーサーの包装材との当接面は粘着
性を有しているために、粘着剤を使用することなく包装
材に積層するだけで容易に取り付けることができ、また
使用する時には簡単に剥れるので作業能率を上げること
ができる。
【0052】包装材としては、プラスチックまたは金属
のトレイ、ないしは紙またはプラスチックのキャリヤー
テープが好適である。包装材は離型性を有するものはそ
のまま使用することができるが、離型性がない場合に
は、離型剤を塗布して使用することができる。
【0053】本発明の放熱スペーサー部材において、放
熱スペーサーは包装材に配列されているので輸送中のゴ
ミの付着を防止できると共に、包装材から簡単に剥れる
ので、放熱スペーサーの貼付け作業の際の能率を大幅に
向上させることができる。また、放熱スペーサーの表面
の少なくとも一部に非粘着処理が施されているのもの
は、取り扱い性がよい利点がある。
【0054】本発明の電子機器は、発熱性電子部品の搭
載された回路基板と冷却装置との間に上記の放熱スペー
サーが装着されてなるものである。冷却装置としては、
例えばヒートシンク、放熱フィン、金属またはセラミッ
クスのケース等が挙げられる。そのセラミックスの例と
しては、AlN、BN、SiC、Al23 等が挙げら
れる。電子機器の種類としては、例えばコンピュータ、
CD−DOM、DVD、CD−R、携帯電話等が挙げら
れる。
【0055】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0056】実施例1 ビーカーにA液(ビニル基を有するオルガノポリシロキ
サン)とB液(H−Si基を有するオルガノポリシロキ
サン)の二液性の付加反応型シリコーン(東レダウコー
ニング社製、商品名「CY52−283」)を、A液及
びB液をそれぞれ25g(25ml)入れ、これに酸化
アルミニウム粉末(平均粒子径:10μm)および窒化
硼素(平均粒子径:1.7μm)を表1に示す所定の容
量比となるように混合し、スラリー状組成物(粘度10
6,000cps)を得た。
【0057】このスラリー状組成物を、厚さ5mm、た
て100mm×よこ100mmのステンレス枠の中に流
し込み、150℃、60分間加熱した後、型から抜き出
して、さらに150℃、22時間アフターキュアを実施
し、組成物を硬化させ、粘着性のあるゴム状の放熱スペ
ーサーを得た。
【0058】この放熱スペーサーの硬度(アスカC)
(アスカC型硬度計を用いて接触後10秒値の硬度)、
および熱抵抗を測定した結果を表1に示す。なお、硬度
(アスカC)は上記と同一組成のスラリー状物を厚さ1
2.5mm、φ25mmの円筒状型の中に流し込み、上
記と同一条件で硬化したものについて測定した。
【0059】実施例2〜5 実施例1の付加反応型シリコーンのA液及びB液、およ
び酸化アルミニウムと窒化硼素の添加量を変更した他は
実施例1と同様な条件にて放熱スペーサーを得た。
【0060】比較例1 実施例1の酸化アルミニウムと窒化硼素に代えて酸化ア
ルミニウムを用いて、その添加量を変更した他は実施例
1と同様な条件にて放熱スペーサーを得た。
【0061】比較例2 実施例1の酸化アルミニウムと窒化硼素に代えて窒化硼
素を用いて、その添加量を変更した他は実施例1と同様
な条件にて放熱スペーサーを得た。
【0062】比較例3〜4 実施例1の酸化アルミニウムと窒化硼素の添加量を代え
て実施例1と同様な条件にて放熱スペーサーを得た。
【0063】比較例5 実施例1の酸化アルミニウムと窒化硼素に代えて酸化ア
ルミニウムを用いて、その添加量を変更した他は実施例
1と同様な条件にて放熱スペーサーを得た。
【0064】比較例6 実施例1の酸化アルミニウムと窒化硼素に代えて窒化硼
素を用いて、その添加量を変更した他は実施例1と同様
な条件にて放熱スペーサーを得た。
【0065】上記の実施例1〜5の硬度(アスカC)お
よび熱抵抗を測定した結果を表1に示す。上記の比較例
1〜6の硬度(アスカC)および熱抵抗を測定した結果
を表2に示す。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】実施例6 実施例1〜5で得られた各々の放熱スペーサーの片面に
短波長紫外線(波長185nm、出力1.5mW/cm
2 )をランプから15cmの距離で60秒間照射した。
【0069】この表面処理した放熱スペーサーを20c
m角に切り出し、表面洗浄したアルミニウム板に軽く挟
み、30秒間放置させた後にアルミニウム板から剥離さ
せ、上下どちらの面から剥離したかを観察した。いずれ
の表面処理した放熱スペーサーも全て紫外線を照射した
面から剥離した。
【0070】実施例7 実施例1〜5で得られた各々の放熱スペーサーの片面に
2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイドの鉱油溶液
を塗布し、150℃で15分間加熱して表面非粘着処理
した。
【0071】この表面処理した放熱スペーサーを20c
m角に切り出し、表面洗浄したアルミニウム板に軽く挟
み、30秒間放置させた後にアルミニウム板から剥離さ
せ、上下どちらの面から剥離したかを観察した。いずれ
の表面処理した放熱スペーサーも全て2,4−ジクロロ
ベンゾイルパーオキサイドを塗布した面から剥離した。
【0072】実施例8 実施例1と同様の方法により得られた放熱スペーサー
(5mm×50mm×50mm)をアルミニウム板(3
mm×52mm×52mm)に積層してヒートシンクを
作製した。放熱スペーサーの表面は粘着性を有している
ために、アルミニウム板に容易に粘着して積層すること
ができた。得られたヒートシンクは発熱性電子部品の搭
載された回路基板の放熱板として使用することができ
た。
【0073】実施例9 実施例1と同様の方法により得られた放熱スペーサーを
実施例6と同様の方法で表面非粘着処理した放熱スペー
サー(5mm×50mm×50mm)を、アルミニウム
板(3mm×52mm×52mm)に積層してヒートシ
ンクを作製した。放熱スペーサーは表面が非粘着性のた
めに指に付かないために取り扱い性がよく、またアルミ
ニウム板との当接面は粘着性を有しているために、アル
ミニウム板に容易に粘着して積層することができた。得
られたヒートシンクは発熱性電子部品の搭載された回路
基板の放熱板として使用することができた。
【0074】実施例10 実施例1と同様の方法により得られた放熱スペーサー
(5mm×50mm×50mm)を幅60mmの帯状の
離型性を有するポリ四ふっ化エチレンフィルムに配列積
層して放熱スペーサー部材を得た。放熱スペーサーはフ
ィルムから簡単に剥がすことができ、取り扱いが便利で
あった。
【0075】実施例11 実施例1と同様の方法により得られた放熱スペーサーを
実施例6と同様の方法で表面非粘着処理した放熱スペー
サー(5mm×50mm×50mm)を、幅60mmの
帯状の離型性を有するポリ四ふっ化エチレンフィルムに
配列積層して放熱スペーサー部材を得た。放熱スペーサ
ーは表面が非粘着性のために指に付かないために取り扱
い性がよく、また放熱スペーサーはフィルムから簡単に
剥がすことができ、取り扱いが便利であった。
【0076】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、電
子機器の除熱を効率よく行うことができると共に、柔軟
で衝撃の緩和に有効であり、また装着が容易であると同
時に、電子回路設計に高度な自由度を与えることができ
るシリコーンゴム組成物、放熱性・柔軟性シリコーンゴ
ム成形体および放熱スペーサーを提供することができ
る。
【0077】また、本発明の放熱スペーサーは、非粘着
面と粘着面を保有させることも可能であり、粘着面で簡
単に装着することができ、電子機器組立の効率化にも寄
与するものである。表面が非粘着処理されている放熱ス
ペーサーは、高柔軟性でも取り扱い性が良く、また放熱
スペーサーの表面に施される非粘着層を変えることによ
り、熱伝導性および柔軟性を調整できる効果も期待でき
る。
【0078】本発明のヒートシンクは、放熱スペーサー
が金属板に積層されているので、そのまま上記と同様に
発熱性電子部品の搭載された回路基板の放熱板として使
用することができる。
【0079】本発明の電子機器は、発熱性電子部品の搭
載された回路基板と冷却装置との間に上記の放熱スペー
サーが装着されているので、発熱性電子部品の搭載され
た回路基板に対する密着性および放熱性に優れた効果を
有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3/38 C08K 3/38 C08L 83/05 C08L 83/05 (72)発明者 澤 博昭 福岡県大牟田市新開町1 電気化学工業株 式会社大牟田工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付加反応型液状シリコーンゴムと熱伝導
    性・絶縁性セラミックス粉末を含有してなり、その硬化
    物を製造した際に硬化物の硬度(アスカC)が25以下
    で、かつ熱抵抗が3.0℃/W以下であることを特徴と
    するシリコーンゴム組成物。
  2. 【請求項2】 熱伝導性・絶縁性セラミックス粉末が、
    窒化硼素、窒化アルミニウムから選ばれる少なくとも1
    種類と、窒化珪素、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化
    マグネシウム、酸化珪素、炭酸マグネシウムから選ばれ
    る少なくとも1種類との混合物であることを特徴とする
    請求項1記載のシリコーンゴム組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のシリコーンゴム
    組成物の硬化物からなることを特徴とする放熱性・柔軟
    性シリコーンゴム成形体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のシリコーンゴム成形体か
    らなることを特徴とする放熱スペーサー。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のシリコーンゴム成形体の
    少なくとも一部の表面に非粘着処理が施されてなること
    を特徴とする放熱スペーサー。
  6. 【請求項6】 金属板の片面または両面に請求項4また
    は5記載の放熱スペーサーの1個または2個以上が積層
    されてなることを特徴とするヒートシンク。
  7. 【請求項7】 包装材に請求項4または5記載の放熱ス
    ペーサーが配列されてなることを特徴とする放熱スペー
    サー部材。
  8. 【請求項8】 発熱性電子部品の搭載された回路基板と
    冷却装置との間に請求項4または5記載の放熱スペーサ
    ーが装着されてなることを特徴とする電子機器。
JP13061396A 1996-04-30 1996-04-30 放熱スペーサーおよびその用途 Expired - Fee Related JP3498823B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13061396A JP3498823B2 (ja) 1996-04-30 1996-04-30 放熱スペーサーおよびその用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13061396A JP3498823B2 (ja) 1996-04-30 1996-04-30 放熱スペーサーおよびその用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09296114A true JPH09296114A (ja) 1997-11-18
JP3498823B2 JP3498823B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=15038414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13061396A Expired - Fee Related JP3498823B2 (ja) 1996-04-30 1996-04-30 放熱スペーサーおよびその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3498823B2 (ja)

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11307700A (ja) * 1998-04-17 1999-11-05 Denki Kagaku Kogyo Kk 放熱スペーサー
JP2000143808A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Fuji Kobunshi Kogyo Kk 熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成物
JP2000212441A (ja) * 1999-01-27 2000-08-02 Denki Kagaku Kogyo Kk シリコ―ン固化物
JP2000232190A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Fuji Kobunshi Kogyo Kk 熱伝導性エラストマー組成物およびこれを用いた熱伝導性エラストマー
JP2000286370A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Denki Kagaku Kogyo Kk 電子部品の放熱部材
US6169142B1 (en) 1998-06-17 2001-01-02 Shin Etsu Chemical Co., Ltd. Thermal conductive silicone rubber compositions and method of making
US6306957B1 (en) 1999-03-11 2001-10-23 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Thermal conductive silicone rubber compositions and making method
JP2005281509A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Denki Kagaku Kogyo Kk 硬化性樹脂組成物及びそれを用いた金属ベース回路基板
KR100615766B1 (ko) * 2003-07-22 2006-08-25 폴리마테크 컴퍼니 리미티드 열전도성 홀더
JP2006234669A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Advantest Corp 伝熱体、テストボード、及び試験装置
JP2006290917A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Mitsui Chemicals Inc ゴム組成物およびその用途
JP2006291078A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Konoshima Chemical Co Ltd フィラー及びその製造方法、合成樹脂組成物及び合成ゴム組成物
JP2007070474A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Denki Kagaku Kogyo Kk 無機粉末およびその用途
WO2012002505A1 (ja) * 2010-07-02 2012-01-05 昭和電工株式会社 セラミックス混合物、及びそれを用いたセラミックス含有熱伝導性樹脂シート
TWI397579B (ja) * 2009-04-03 2013-06-01
CN104016063A (zh) * 2014-06-05 2014-09-03 张家港市华申工业橡塑制品有限公司 一种橡胶传输带及用于该橡胶传输带胶液的组合物配方
CN104943287A (zh) * 2015-07-02 2015-09-30 上海茂霖高分子科技股份有限公司 一种导热硅橡胶皮及其生产方法
KR20160129034A (ko) * 2014-03-04 2016-11-08 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 다층형 열전도성 시트, 다층형 열전도성 시트의 제조 방법
KR20170039646A (ko) 2014-07-28 2017-04-11 덴카 주식회사 구상 알루미나 분말 및 이를 이용한 수지 조성물
JP2018511686A (ja) * 2015-04-16 2018-04-26 ダウ コーニング コーポレーションDow Corning Corporation シリコーンの表面改質
CN108410176A (zh) * 2018-04-04 2018-08-17 江蔓青 一种液态陶瓷化硅橡胶及制备方法
CN110945082A (zh) * 2017-07-31 2020-03-31 阪东化学株式会社 热传导性树脂成型品
JP2021005715A (ja) * 2018-05-29 2021-01-14 デンカ株式会社 電子機器及び電磁波シールド性放熱シート
KR20210080351A (ko) 2018-10-23 2021-06-30 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 열전도성 실리콘 조성물 및 그의 경화물
WO2021200486A1 (ja) 2020-03-31 2021-10-07 デンカ株式会社 炭素含有アルミナ粉末、樹脂組成物、放熱部品、及び炭素含有アルミナ粉末の製造方法
WO2022075214A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 デンカ株式会社 二液硬化型組成物セット、熱伝導性硬化物及び電子機器
WO2022075213A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 デンカ株式会社 二液硬化型組成物セット、熱伝導性硬化物及び電子機器

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6098289B2 (ja) 2013-03-28 2017-03-22 デクセリアルズ株式会社 熱伝導性シート
JP6461524B2 (ja) 2013-09-13 2019-01-30 デクセリアルズ株式会社 熱伝導性シート

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3023821U (ja) 1995-10-16 1996-04-30 信越化学工業株式会社 放熱フィン

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11307700A (ja) * 1998-04-17 1999-11-05 Denki Kagaku Kogyo Kk 放熱スペーサー
US6169142B1 (en) 1998-06-17 2001-01-02 Shin Etsu Chemical Co., Ltd. Thermal conductive silicone rubber compositions and method of making
JP2000143808A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Fuji Kobunshi Kogyo Kk 熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成物
JP2000212441A (ja) * 1999-01-27 2000-08-02 Denki Kagaku Kogyo Kk シリコ―ン固化物
JP2000232190A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Fuji Kobunshi Kogyo Kk 熱伝導性エラストマー組成物およびこれを用いた熱伝導性エラストマー
US6306957B1 (en) 1999-03-11 2001-10-23 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Thermal conductive silicone rubber compositions and making method
JP2000286370A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Denki Kagaku Kogyo Kk 電子部品の放熱部材
KR100615766B1 (ko) * 2003-07-22 2006-08-25 폴리마테크 컴퍼니 리미티드 열전도성 홀더
JP2005281509A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Denki Kagaku Kogyo Kk 硬化性樹脂組成物及びそれを用いた金属ベース回路基板
JP2006234669A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Advantest Corp 伝熱体、テストボード、及び試験装置
JP2006290917A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Mitsui Chemicals Inc ゴム組成物およびその用途
JP2006291078A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Konoshima Chemical Co Ltd フィラー及びその製造方法、合成樹脂組成物及び合成ゴム組成物
JP2007070474A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Denki Kagaku Kogyo Kk 無機粉末およびその用途
TWI397579B (ja) * 2009-04-03 2013-06-01
KR101453352B1 (ko) * 2010-07-02 2014-10-22 쇼와 덴코 가부시키가이샤 세라믹스 혼합물, 및 그것을 사용한 세라믹스 함유 열전도성 수지 시트
WO2012002505A1 (ja) * 2010-07-02 2012-01-05 昭和電工株式会社 セラミックス混合物、及びそれを用いたセラミックス含有熱伝導性樹脂シート
US10340201B2 (en) 2014-03-04 2019-07-02 Dexerials Corporation Multilayer heat-conductive sheet, and manufacturing method for multilayer heat-conductive sheet
KR20160129034A (ko) * 2014-03-04 2016-11-08 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 다층형 열전도성 시트, 다층형 열전도성 시트의 제조 방법
CN104016063A (zh) * 2014-06-05 2014-09-03 张家港市华申工业橡塑制品有限公司 一种橡胶传输带及用于该橡胶传输带胶液的组合物配方
KR20170039646A (ko) 2014-07-28 2017-04-11 덴카 주식회사 구상 알루미나 분말 및 이를 이용한 수지 조성물
US10144816B2 (en) 2014-07-28 2018-12-04 Denka Company Limited Spherical alumina powder and resin composition using same
US10518468B2 (en) 2015-04-16 2019-12-31 Dow Silicones Corporation Surface modification of silicones
JP2018511686A (ja) * 2015-04-16 2018-04-26 ダウ コーニング コーポレーションDow Corning Corporation シリコーンの表面改質
CN104943287A (zh) * 2015-07-02 2015-09-30 上海茂霖高分子科技股份有限公司 一种导热硅橡胶皮及其生产方法
TWI762688B (zh) * 2017-07-31 2022-05-01 日商阪東化學股份有限公司 熱傳導性樹脂成型品
CN110945082A (zh) * 2017-07-31 2020-03-31 阪东化学株式会社 热传导性树脂成型品
CN110945082B (zh) * 2017-07-31 2021-04-13 阪东化学株式会社 热传导性树脂成型品
CN108410176A (zh) * 2018-04-04 2018-08-17 江蔓青 一种液态陶瓷化硅橡胶及制备方法
JP2021005715A (ja) * 2018-05-29 2021-01-14 デンカ株式会社 電子機器及び電磁波シールド性放熱シート
KR20210080351A (ko) 2018-10-23 2021-06-30 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 열전도성 실리콘 조성물 및 그의 경화물
WO2021200486A1 (ja) 2020-03-31 2021-10-07 デンカ株式会社 炭素含有アルミナ粉末、樹脂組成物、放熱部品、及び炭素含有アルミナ粉末の製造方法
KR20220160065A (ko) 2020-03-31 2022-12-05 덴카 주식회사 탄소 함유 알루미나 분말, 수지 조성물, 방열 부품, 및 탄소 함유 알루미나 분말의 제조 방법
WO2022075214A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 デンカ株式会社 二液硬化型組成物セット、熱伝導性硬化物及び電子機器
WO2022075213A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 デンカ株式会社 二液硬化型組成物セット、熱伝導性硬化物及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3498823B2 (ja) 2004-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3498823B2 (ja) 放熱スペーサーおよびその用途
TW549011B (en) Dissipation of heat from a circuit board having bare silicon chips mounted thereon
CN101544089B (zh) 导热层压材料及其制造方法
JP3543663B2 (ja) 熱伝導性シリコーンゴム組成物及びその製造方法
TWI251320B (en) Thermal conductive composition, a heat-dissipating putty sheet and heat-dissipating structure using the same
JP2938340B2 (ja) 熱伝導性複合シート
JP3952184B2 (ja) 熱伝導性シート
EP0805618B1 (en) Heat dissipating spacer for electronic equipments
JP2020002236A (ja) 熱伝導性シリコーン組成物、熱伝導性シリコーンシート及びその製造方法
JP3599634B2 (ja) イオン注入機用静電チャック
JPH1177795A (ja) ゴムシートの製造方法
JP4530283B2 (ja) 熱伝導性シート及びその製造方法
JPH11156914A (ja) ゴムシートの製造方法
JP4446514B2 (ja) 熱伝導性シリコーン成形体の放熱部材
JP3092699B2 (ja) 放熱スペーサーとその用途およびシリコーン組成物
JP4162955B2 (ja) 放熱部材用粘着性シリコーン組成物
JP4514344B2 (ja) 熱伝導性樹脂成形体及びその用途
JPH11121953A (ja) 放熱スペーサー
JPH1119948A (ja) 電子部品用放熱部材の製造方法
JPH10154779A (ja) 放熱部品およびその製造方法
JP3464752B2 (ja) 高分子材料成形体とその用途
JPH1142730A (ja) 電子装置用熱伝導性インタフェース
JP2000212441A (ja) シリコ―ン固化物
JP2020155682A (ja) 熱伝導性シリコーンシート及びこれを用いた実装方法
CN114174435B (zh) 导热片及其制造方法以及散热结构体和电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees