JP2000143808A - 熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成物 - Google Patents
熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成物Info
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- JP2000143808A JP2000143808A JP10326628A JP32662898A JP2000143808A JP 2000143808 A JP2000143808 A JP 2000143808A JP 10326628 A JP10326628 A JP 10326628A JP 32662898 A JP32662898 A JP 32662898A JP 2000143808 A JP2000143808 A JP 2000143808A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シリコーンゲルが硬化するように窒化物または
炭化物の処理をしたフィラーをシリコーンゲルに添加す
ることによって高い熱伝導率を有する熱伝導性・電気絶
縁性シリコーンゲル組成物を提供する。 【解決手段】シリコーンゲル100重量部に対して、A
成分:シリコーンゲル硬化反応の阻害を防止する表面被
覆処理をした窒化物または炭化物が5〜500重量部、
B成分:比表面積が1.0m2/g以下でありかつ平均
粒径10〜100μmの塩基性金属酸化物が0〜120
0重量部、C成分:補強剤が0〜500重量部、D成
分:架橋剤が0〜20重量部、を含む組成のコンパウン
ドであり、硬化後の成形体の熱伝導率が1.0W/m・K以
上,体積固有抵抗値109Ω・cm以上であり、かつ成形
体の硬度(アスカーC)が10〜95度であるシリコーン
ゲル組成物とする。
炭化物の処理をしたフィラーをシリコーンゲルに添加す
ることによって高い熱伝導率を有する熱伝導性・電気絶
縁性シリコーンゲル組成物を提供する。 【解決手段】シリコーンゲル100重量部に対して、A
成分:シリコーンゲル硬化反応の阻害を防止する表面被
覆処理をした窒化物または炭化物が5〜500重量部、
B成分:比表面積が1.0m2/g以下でありかつ平均
粒径10〜100μmの塩基性金属酸化物が0〜120
0重量部、C成分:補強剤が0〜500重量部、D成
分:架橋剤が0〜20重量部、を含む組成のコンパウン
ドであり、硬化後の成形体の熱伝導率が1.0W/m・K以
上,体積固有抵抗値109Ω・cm以上であり、かつ成形
体の硬度(アスカーC)が10〜95度であるシリコーン
ゲル組成物とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱伝導性および電気
絶縁性を有するシリコーンゲル組成物に関するものであ
る。さらに詳しくは、電気部品などの熱伝導部品、電気
絶縁用部品などとして用いられる熱伝導性・電気絶縁性
シリコーンゲル組成物に関する。
絶縁性を有するシリコーンゲル組成物に関するものであ
る。さらに詳しくは、電気部品などの熱伝導部品、電気
絶縁用部品などとして用いられる熱伝導性・電気絶縁性
シリコーンゲル組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】トランジスタ、ダイオード、変圧器など
の電子部品は使用していると発熱し、その熱のため電子
部品の性能が低下することがある。そのため、発熱する
ような電子部品には放熱体が取りつけられる。しかし、
放熱体は金属であることが多いため、電子部品を直接取
りつけると漏電などの問題があり、好ましくなかった。
そのためマイカ絶縁板、熱伝導性グリース、ポリエステ
ルなどを電気部品と放熱体の間に挟んで使用されてきた
が、取扱いがしにくかったり、熱伝導率が低かったりし
て、満足のいく性能を有するものとはいえなかった。こ
れらを改善するため特公昭57−19525号公報に提
案されているように、ゴムに窒化硼素などの熱伝導性・
電気絶縁性フィラーを添加して熱伝導率を向上させてい
る例がある。また最近では電気部品と放熱体の密着性を
高めるため特開平6−155517号公報に提案されて
いるような、ゴム硬度がかなり低いゲルタイプのものが
よく使われるようになってきた。
の電子部品は使用していると発熱し、その熱のため電子
部品の性能が低下することがある。そのため、発熱する
ような電子部品には放熱体が取りつけられる。しかし、
放熱体は金属であることが多いため、電子部品を直接取
りつけると漏電などの問題があり、好ましくなかった。
そのためマイカ絶縁板、熱伝導性グリース、ポリエステ
ルなどを電気部品と放熱体の間に挟んで使用されてきた
が、取扱いがしにくかったり、熱伝導率が低かったりし
て、満足のいく性能を有するものとはいえなかった。こ
れらを改善するため特公昭57−19525号公報に提
案されているように、ゴムに窒化硼素などの熱伝導性・
電気絶縁性フィラーを添加して熱伝導率を向上させてい
る例がある。また最近では電気部品と放熱体の密着性を
高めるため特開平6−155517号公報に提案されて
いるような、ゴム硬度がかなり低いゲルタイプのものが
よく使われるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
電気回路の小型化、高集積化がかなり進んでいるため電
気部品と放熱体とに挟む材料にも高熱伝導性が求められ
ている。そのためシリコーンゲルに添加すフィラーにも
シリコーンゴム同様に高熱伝導性フィラーを添加して熱
伝導率の向上の必要性がある。そのため添加する熱伝導
性フィラーもアルミナから窒化アルミニウム、窒化硼素
に代表される窒化物、炭化珪素に代表される炭化物を添
加する必要があるが窒化物、炭化物を白金触媒で硬化さ
せる付加反応化型のシリコーンゲルに添加すると反応が
阻害されて硬化が進行せず成型できないという問題があ
った。
電気回路の小型化、高集積化がかなり進んでいるため電
気部品と放熱体とに挟む材料にも高熱伝導性が求められ
ている。そのためシリコーンゲルに添加すフィラーにも
シリコーンゴム同様に高熱伝導性フィラーを添加して熱
伝導率の向上の必要性がある。そのため添加する熱伝導
性フィラーもアルミナから窒化アルミニウム、窒化硼素
に代表される窒化物、炭化珪素に代表される炭化物を添
加する必要があるが窒化物、炭化物を白金触媒で硬化さ
せる付加反応化型のシリコーンゲルに添加すると反応が
阻害されて硬化が進行せず成型できないという問題があ
った。
【0004】本発明は、前記従来の問題を解決するた
め、シリコーンゲルが硬化するように窒化物または炭化
物の処理をしたフィラーをシリコーンゲルに添加するこ
とによって高い熱伝導率を有する熱伝導性・電気絶縁性
シリコーンゲル組成物を提供することを目的とする。
め、シリコーンゲルが硬化するように窒化物または炭化
物の処理をしたフィラーをシリコーンゲルに添加するこ
とによって高い熱伝導率を有する熱伝導性・電気絶縁性
シリコーンゲル組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成
物は、シリコーンゲル100重量部に対して下記のA〜
D成分を含む組成のコンパウンドであり、硬化後の成形
体の熱伝導率が1.0W/m・K以上,体積固有抵抗値10
9Ω・cm以上であり、かつ成形体の硬度(アスカーC)が
10〜95度であることを特徴とする。 A成分:シリコーンゲル硬化反応の阻害を防止する表面
被覆処理をした窒化物または炭化物 5〜500重量部 B成分:比表面積が1.0m2/g以下でありかつ平均
粒径10〜100μmの塩基性金属酸化物 0〜120
0重量部 C成分:補強剤 0〜500重量部 D成分:架橋剤 0〜20重量部
め、本発明の熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成
物は、シリコーンゲル100重量部に対して下記のA〜
D成分を含む組成のコンパウンドであり、硬化後の成形
体の熱伝導率が1.0W/m・K以上,体積固有抵抗値10
9Ω・cm以上であり、かつ成形体の硬度(アスカーC)が
10〜95度であることを特徴とする。 A成分:シリコーンゲル硬化反応の阻害を防止する表面
被覆処理をした窒化物または炭化物 5〜500重量部 B成分:比表面積が1.0m2/g以下でありかつ平均
粒径10〜100μmの塩基性金属酸化物 0〜120
0重量部 C成分:補強剤 0〜500重量部 D成分:架橋剤 0〜20重量部
【0006】前記シリコーンゲル組成物においては、A
成分のシリコーンゲルの硬化反応を安定に進行させるた
めの表面被覆が、酸化アルミニウム、二酸化珪素を含む
セラミックス、合成ゴム、ポリマー、シリコーンオイ
ル、燐系化合物、珪素系化合物、硫酸、シランカップリ
ング剤、チタンカップリング剤およびアルミニウムカッ
プリング剤の反応後の物質から選ばれる少なくとも一つ
であることが好ましい。
成分のシリコーンゲルの硬化反応を安定に進行させるた
めの表面被覆が、酸化アルミニウム、二酸化珪素を含む
セラミックス、合成ゴム、ポリマー、シリコーンオイ
ル、燐系化合物、珪素系化合物、硫酸、シランカップリ
ング剤、チタンカップリング剤およびアルミニウムカッ
プリング剤の反応後の物質から選ばれる少なくとも一つ
であることが好ましい。
【0007】また前記シリコーンゲル組成物において
は、A成分の窒化物が窒化アルミニウム、窒化硼素およ
び窒化珪素から選ばれる少なくとも一つであり、炭化物
が炭化珪素、炭化チタンおよび炭化硼素から選ばれる少
なくとも一つであることが好ましい。
は、A成分の窒化物が窒化アルミニウム、窒化硼素およ
び窒化珪素から選ばれる少なくとも一つであり、炭化物
が炭化珪素、炭化チタンおよび炭化硼素から選ばれる少
なくとも一つであることが好ましい。
【0008】また前記シリコーンゲル組成物において
は、A成分の窒化物または炭化物の粒子形状が球状また
はフレーク状であり、平均粒径が0.5〜80μmの範
囲であることが好ましい。
は、A成分の窒化物または炭化物の粒子形状が球状また
はフレーク状であり、平均粒径が0.5〜80μmの範
囲であることが好ましい。
【0009】また前記シリコーンゲル組成物において
は、B成分の塩基性金属酸化物が、酸化アルミニウム、
酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウムおよび酸
化ジルコニウムから選ばれる少なくとも一つであること
が好ましい。
は、B成分の塩基性金属酸化物が、酸化アルミニウム、
酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウムおよび酸
化ジルコニウムから選ばれる少なくとも一つであること
が好ましい。
【0010】また前記シリコーンゲル組成物において
は、B成分の塩基性金属酸化物の粒子の形状が球状であ
り、比表面積が0.2〜0.9m2/gの範囲であるこ
とが好ましい。
は、B成分の塩基性金属酸化物の粒子の形状が球状であ
り、比表面積が0.2〜0.9m2/gの範囲であるこ
とが好ましい。
【0011】また前記シリコーンゲル組成物において
は、B成分の塩基性金属酸化物がシランカップリング剤
処理されていてもよい。
は、B成分の塩基性金属酸化物がシランカップリング剤
処理されていてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】前記の組成物においてシリコーン
ゲル硬化反応の阻害を防止する窒化物または炭化物への
表面処理は、粒子の表面に酸化アルミニウム、二酸化珪
素などのセラミックス、ゴム、ポリマー、シリコーンオ
イルを物理的に被覆する方法、または燐系化合物、珪素
系化合物、硫酸、シランカップリング剤、チタンカップ
リング剤、アルミニウムカップリング剤などでフィラー
表面と化学で処理的に結合させて被膜にする方法があ
り、どの方法を用いてもよい。また、シリコーンゲル硬
化反応の阻害を防止する窒化物または炭化物への処理は
一回のみでなく必要に応じて何回してもよい。また、表
面処理するごとに処理方法を変えても良い。
ゲル硬化反応の阻害を防止する窒化物または炭化物への
表面処理は、粒子の表面に酸化アルミニウム、二酸化珪
素などのセラミックス、ゴム、ポリマー、シリコーンオ
イルを物理的に被覆する方法、または燐系化合物、珪素
系化合物、硫酸、シランカップリング剤、チタンカップ
リング剤、アルミニウムカップリング剤などでフィラー
表面と化学で処理的に結合させて被膜にする方法があ
り、どの方法を用いてもよい。また、シリコーンゲル硬
化反応の阻害を防止する窒化物または炭化物への処理は
一回のみでなく必要に応じて何回してもよい。また、表
面処理するごとに処理方法を変えても良い。
【0013】シリコーンゲルに添加する窒化物として
は、窒化アルミニウム、窒化硼素、窒化珪素などがあ
り、炭化物としては炭化珪素、炭化チタン、炭化硼素な
どがあり、これらの一種または二種以上の混合物が好適
に用いられる。これらの窒化物または炭化物の粒子形状
は、球状あるいはフレーク状のどちらでももよい。平均
粒径は0.5〜80μmの範囲が好ましい。
は、窒化アルミニウム、窒化硼素、窒化珪素などがあ
り、炭化物としては炭化珪素、炭化チタン、炭化硼素な
どがあり、これらの一種または二種以上の混合物が好適
に用いられる。これらの窒化物または炭化物の粒子形状
は、球状あるいはフレーク状のどちらでももよい。平均
粒径は0.5〜80μmの範囲が好ましい。
【0014】塩基性金属酸化物としては酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸
化ジルコニウムなどがあり一種または二種以上の混合物
が好適に用いられる。塩基性金属酸化物の粒子の形状は
球状であり比表面積は1.0m2/g以下がよい。比表
面積は小さいほどよいが0.2〜0.9m2/gの範囲
が好ましい。本発明に使用する塩基性金属酸化物はシリ
コーンゲルの性能を低下させるものは使用しないのが好
ましい。具体的には酸化アンチモンなどである。
ム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸
化ジルコニウムなどがあり一種または二種以上の混合物
が好適に用いられる。塩基性金属酸化物の粒子の形状は
球状であり比表面積は1.0m2/g以下がよい。比表
面積は小さいほどよいが0.2〜0.9m2/gの範囲
が好ましい。本発明に使用する塩基性金属酸化物はシリ
コーンゲルの性能を低下させるものは使用しないのが好
ましい。具体的には酸化アンチモンなどである。
【0015】窒化物や炭化物に対する塩基性金属酸化物
の比率は、窒化物、炭化物1重量部に対して0〜120
重量部の範囲が好ましい。また、窒化物や炭化物と塩基
性金属酸化物の組み合わせは、窒化硼素と酸化アルミニ
ウムのように塩基性金属酸化物を一種と窒化物や炭化物
を一種、または窒化硼素と酸化アルミニウム、酸化マグ
ネシウムのように、塩基性金属酸化物を二種と窒化物や
炭化物を一種など、あるいは窒化物、炭化物単独などの
ように多様な組み合わせをしてもよい。
の比率は、窒化物、炭化物1重量部に対して0〜120
重量部の範囲が好ましい。また、窒化物や炭化物と塩基
性金属酸化物の組み合わせは、窒化硼素と酸化アルミニ
ウムのように塩基性金属酸化物を一種と窒化物や炭化物
を一種、または窒化硼素と酸化アルミニウム、酸化マグ
ネシウムのように、塩基性金属酸化物を二種と窒化物や
炭化物を一種など、あるいは窒化物、炭化物単独などの
ように多様な組み合わせをしてもよい。
【0016】塩基性金属酸化物にはシランカップリング
剤処理してもよい。カップリング剤としてはシランカッ
プリング剤、チタンカップリング剤、アルミニウムカッ
プリング剤などがありどれを用いてもよい。カップリン
グ剤の好ましい配合量は塩基性金属化合物100重量部
に対して0.05〜2重量%である。
剤処理してもよい。カップリング剤としてはシランカッ
プリング剤、チタンカップリング剤、アルミニウムカッ
プリング剤などがありどれを用いてもよい。カップリン
グ剤の好ましい配合量は塩基性金属化合物100重量部
に対して0.05〜2重量%である。
【0017】補強剤には補強シリカ、石英、炭酸カルシ
ウム、ポリテトラフルオロエチレンなどがあり、必要に
応じて添加してよい。
ウム、ポリテトラフルオロエチレンなどがあり、必要に
応じて添加してよい。
【0018】架橋剤には両末端、片末端がビニル基ポリ
ジメチルシロキサンやポリメチルハイドロシロキサン、
ポリメチルハイドロジメチルシロキサンコポリマーなど
がありここに挙げた限りではなくまた必要に応じて使用
してもよい。
ジメチルシロキサンやポリメチルハイドロシロキサン、
ポリメチルハイドロジメチルシロキサンコポリマーなど
がありここに挙げた限りではなくまた必要に応じて使用
してもよい。
【0019】シリコーンゲルには硬化形態によって付加
型と縮合型がありどちらを使用してもよい。また、シリ
コーンゲルにはシリコーンゲル以外の熱可塑性、熱硬化
性のゲルを混合あるいは変性したものを用いてよい。シ
リコーンゲルの硬化方法は熱、光、電子線のどれを用い
てもよい。
型と縮合型がありどちらを使用してもよい。また、シリ
コーンゲルにはシリコーンゲル以外の熱可塑性、熱硬化
性のゲルを混合あるいは変性したものを用いてよい。シ
リコーンゲルの硬化方法は熱、光、電子線のどれを用い
てもよい。
【0020】本発明は難燃性付与のため塩化白金酸、ア
ルコール変性塩化白金酸、白金オレフィン錯体、メチル
ポリビニルシロキサン白金錯体などの白金化合物の一
種、二種以上の混合物が好適に用いられる。また、難燃
助剤として酸化鉄、酸化チタン、カーボンブラック、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどがあり一種
または二種以上の混合物が好適に用いられる。
ルコール変性塩化白金酸、白金オレフィン錯体、メチル
ポリビニルシロキサン白金錯体などの白金化合物の一
種、二種以上の混合物が好適に用いられる。また、難燃
助剤として酸化鉄、酸化チタン、カーボンブラック、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどがあり一種
または二種以上の混合物が好適に用いられる。
【0021】
【実施例】以下実施例を用いて本発明をさらに具体的に
説明する。なお本発明において、硬度(アスカーC)と
は、SRIS0101(日本ゴム規格協会)によって測
定した。 (実施例1)シリコーンゲル100重量部(JCR61
06 東レ・ダウコーコング(株)製)にγ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシランで表面処理した窒化
アルミニウム100重量部、酸化アルミニウム(平均粒
径16μm、比表面積0.9m2/g)200重量部、
酸化鉄5重量部を添加して混練りすることによって液状
のコンパウンドを得た。これをプレス成型することでシ
ートを得ることができた。
説明する。なお本発明において、硬度(アスカーC)と
は、SRIS0101(日本ゴム規格協会)によって測
定した。 (実施例1)シリコーンゲル100重量部(JCR61
06 東レ・ダウコーコング(株)製)にγ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシランで表面処理した窒化
アルミニウム100重量部、酸化アルミニウム(平均粒
径16μm、比表面積0.9m2/g)200重量部、
酸化鉄5重量部を添加して混練りすることによって液状
のコンパウンドを得た。これをプレス成型することでシ
ートを得ることができた。
【0022】(実施例2)シリコーンゲル100重量部
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
シリコーンオイルで表面処理した窒化アルミニウム10
0重量部、酸化アルミニウム(平均粒径16μm、比表
面積0.9m2/g)200重量部、酸化マグネシウム
(平均粒径21μm、比表面積0.5m2/g)100
重量部、酸化鉄5重量部を添加して混練りすることによ
って液状のコンパウンドを得た。これをプレス成型する
ことでシートを得ることができた。
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
シリコーンオイルで表面処理した窒化アルミニウム10
0重量部、酸化アルミニウム(平均粒径16μm、比表
面積0.9m2/g)200重量部、酸化マグネシウム
(平均粒径21μm、比表面積0.5m2/g)100
重量部、酸化鉄5重量部を添加して混練りすることによ
って液状のコンパウンドを得た。これをプレス成型する
ことでシートを得ることができた。
【0023】(実施例3)シリコーンゲル100重量部
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
シリコーンオイルで表面処理した窒化アルミニウム20
0重量部、窒化硼素100重量部、酸化鉄5重量部を添
加して混練りすることによって液状のコンパウンドを得
た。これをプレス成型することでシートを得ることがで
きた。
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
シリコーンオイルで表面処理した窒化アルミニウム20
0重量部、窒化硼素100重量部、酸化鉄5重量部を添
加して混練りすることによって液状のコンパウンドを得
た。これをプレス成型することでシートを得ることがで
きた。
【0024】(比較例1)シリコーンゲル100重量部
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
窒化アルミニウム100重量部、酸化アルミ(粒径16
μm 比表面積0.9m2/g)200重量部、酸化鉄
5重量部を添加して混練りすることによって液状のコン
パウンドを得た。これをプレス成型したが硬化しなかっ
た。
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
窒化アルミニウム100重量部、酸化アルミ(粒径16
μm 比表面積0.9m2/g)200重量部、酸化鉄
5重量部を添加して混練りすることによって液状のコン
パウンドを得た。これをプレス成型したが硬化しなかっ
た。
【0025】(比較例2)シリコーンゲル100重量部
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
窒化アルミニウム100重量部、酸化アルミニウム(平
均粒径16μm、比表面積0.9m2/g)200重量
部、酸化マグネシウム(平均粒径21μm、比表面積
0.5m2/g)100重量部、酸化鉄5重量部を添加
して混練りすることによって液状のコンパウンドを得
た。これをプレス成型したが硬化しなかった。
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
窒化アルミニウム100重量部、酸化アルミニウム(平
均粒径16μm、比表面積0.9m2/g)200重量
部、酸化マグネシウム(平均粒径21μm、比表面積
0.5m2/g)100重量部、酸化鉄5重量部を添加
して混練りすることによって液状のコンパウンドを得
た。これをプレス成型したが硬化しなかった。
【0026】(比較例3)シリコーンゲル100重量部
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
窒化アルミニウム200重量部、窒化硼素100重量
部、酸化鉄5重量部を添加して混練りすることによって
液状のコンパウンドを得た。これをプレス成型したが硬
化しなかった。これらの結果を表1に示す。
(JCR6106 東レ・ダウコーコング(株)製)に
窒化アルミニウム200重量部、窒化硼素100重量
部、酸化鉄5重量部を添加して混練りすることによって
液状のコンパウンドを得た。これをプレス成型したが硬
化しなかった。これらの結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1に示すとおり、比較例1〜3では窒化
物である窒化アルミニウムにシリコーンゲル硬化反応の
阻害を防止する表面処理をしていないのでプレス成型し
てもコンパウンドは硬化しなかった。しかしながら、実
施例1〜3では窒化物である窒化アルミニウムにシリコ
ーンゲル硬化反応の阻害を防止する表面処理をしてある
ので、プレス成型で硬化することができ、熱伝導率が
1.0W/m・K以上、体積固有抵抗値109Ω・cm以
上であり、かつ成形体の硬度(アスカーC)で10〜9
5度である熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成物
を作ることができた。
物である窒化アルミニウムにシリコーンゲル硬化反応の
阻害を防止する表面処理をしていないのでプレス成型し
てもコンパウンドは硬化しなかった。しかしながら、実
施例1〜3では窒化物である窒化アルミニウムにシリコ
ーンゲル硬化反応の阻害を防止する表面処理をしてある
ので、プレス成型で硬化することができ、熱伝導率が
1.0W/m・K以上、体積固有抵抗値109Ω・cm以
上であり、かつ成形体の硬度(アスカーC)で10〜9
5度である熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成物
を作ることができた。
【0029】以上の実施例から明らかなとおり、シリコ
ーンゲル100重量部に、シリコーンゲル硬化反応の阻
害を防止する表面処理をした窒化、炭化物5〜500重
量部、比表面積が1.0m2/g以下でありかつ平均粒
径10〜100μmの塩基性金属酸化物0〜1200重
量部、補強剤0〜500重量部、架橋剤0〜20重量部
添加し混練りすることで得られ、コンパウンドを硬化さ
せた成形体は熱伝導率が1.0W/m・K以上、体積固
有抵抗値が109Ω・cm以上でありかつ成形体の硬度
(アスカーC)で10〜95度である熱伝導性・電気絶
縁性シリコーンゲル組成物が得られる。
ーンゲル100重量部に、シリコーンゲル硬化反応の阻
害を防止する表面処理をした窒化、炭化物5〜500重
量部、比表面積が1.0m2/g以下でありかつ平均粒
径10〜100μmの塩基性金属酸化物0〜1200重
量部、補強剤0〜500重量部、架橋剤0〜20重量部
添加し混練りすることで得られ、コンパウンドを硬化さ
せた成形体は熱伝導率が1.0W/m・K以上、体積固
有抵抗値が109Ω・cm以上でありかつ成形体の硬度
(アスカーC)で10〜95度である熱伝導性・電気絶
縁性シリコーンゲル組成物が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によればシ
リコーンゲル100重量部に対して、A成分:シリコー
ンゲル硬化反応の阻害を防止する表面被覆処理をした窒
化物または炭化物が5〜500重量部、B成分:比表面
積が1.0m2/g以下でありかつ平均粒径10〜10
0μmの塩基性金属酸化物が0〜1200重量部、C成
分:補強剤が0〜500重量部、D成分:架橋剤が0〜
20重量部、を含む組成のコンパウンドであり、硬化後
の成形体の熱伝導率が1.0W/m・K以上,体積固有抵抗
値109Ω・cm以上であり、かつ成形体の硬度(アスカー
C)が10〜95度であることにより、窒化物または炭
化物をシリコーンゲルに添加できるようになり、窒化物
または炭化物の粉体自体が有する高い熱伝導性を利用し
て優れた熱伝導性・電気絶縁性のシリコーンゲル組成物
を提供することができる。
リコーンゲル100重量部に対して、A成分:シリコー
ンゲル硬化反応の阻害を防止する表面被覆処理をした窒
化物または炭化物が5〜500重量部、B成分:比表面
積が1.0m2/g以下でありかつ平均粒径10〜10
0μmの塩基性金属酸化物が0〜1200重量部、C成
分:補強剤が0〜500重量部、D成分:架橋剤が0〜
20重量部、を含む組成のコンパウンドであり、硬化後
の成形体の熱伝導率が1.0W/m・K以上,体積固有抵抗
値109Ω・cm以上であり、かつ成形体の硬度(アスカー
C)が10〜95度であることにより、窒化物または炭
化物をシリコーンゲルに添加できるようになり、窒化物
または炭化物の粉体自体が有する高い熱伝導性を利用し
て優れた熱伝導性・電気絶縁性のシリコーンゲル組成物
を提供することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/38 C08K 3/38 9/00 9/00 C08L 83/04 C08L 83/04 Fターム(参考) 4J002 BD15Y CP04X CP12W DE077 DE087 DE097 DE107 DE147 DE238 DF016 DJ006 DJ018 DK006 FA087 FB076 FB096 FB166 FB266 FD018 FD149 GQ00 4J035 BA02 CA021 CA131 CA141 FB05 FB06 FB07 LA03 LB20
Claims (6)
- 【請求項1】 シリコーンゲル100重量部に対して下
記のA〜D成分を含む組成のコンパウンドであり、硬化
後の成形体の熱伝導率が1.0W/m・K以上,体積固有抵
抗値109Ω・cm以上であり、かつ成形体の硬度(アスカ
ーC)が10〜95度であることを特徴とする熱伝導性
・電気絶縁性シリコーンゲル組成物。 A成分:シリコーンゲル硬化反応の阻害を防止する表面
被覆処理をした窒化物または炭化物 5〜500重量部 B成分:比表面積が1.0m2/g以下でありかつ平均
粒径10〜100μmの塩基性金属酸化物 0〜120
0重量部 C成分:補強剤 0〜500重量部 D成分:架橋剤 0〜20重量部 - 【請求項2】 A成分のシリコーンゲルの硬化反応を安
定に進行させるための表面被覆が、酸化アルミニウム、
二酸化珪素を含むセラミックス、合成ゴム、ポリマー、
シリコーンオイル、燐系化合物、珪素系化合物、硫酸、
シランカップリング剤、チタンカップリング剤およびア
ルミニウムカップリング剤の反応後の物質から選ばれる
少なくとも一つである請求項1に記載のシリコーンゲル
組成物。 - 【請求項3】 A成分の窒化物が窒化アルミニウム、窒
化硼素および窒化珪素から選ばれる少なくとも一つであ
り、炭化物が炭化珪素、炭化チタンおよび炭化硼素から
選ばれる少なくとも一つである請求項1に記載のシリコ
ーンゲル組成物。 - 【請求項4】 A成分の窒化物または炭化物の粒子形状
が球状またはフレーク状であり、平均粒径が0.5〜8
0μmの範囲である請求項1に記載のシリコーンゲル組
成物。 - 【請求項5】 B成分の塩基性金属酸化物が、酸化アル
ミニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウ
ムおよび酸化ジルコニウムから選ばれる少なくとも一つ
である請求項1に記載のシリコーンゲル組成物。 - 【請求項6】 B成分の塩基性金属酸化物の粒子の形状
が球状であり、比表面積が0.2〜0.9m2/gの範
囲である請求項1に記載のシリコーンゲル組成物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10326628A JP2000143808A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成物 |
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JP10326628A JP2000143808A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 熱伝導性・電気絶縁性シリコーンゲル組成物 |
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JP2000143808A true JP2000143808A (ja) | 2000-05-26 |
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