JP2000233452A - 熱伝導性シリコーンゲルシート - Google Patents

熱伝導性シリコーンゲルシート

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JP2000233452A
JP2000233452A JP11034385A JP3438599A JP2000233452A JP 2000233452 A JP2000233452 A JP 2000233452A JP 11034385 A JP11034385 A JP 11034385A JP 3438599 A JP3438599 A JP 3438599A JP 2000233452 A JP2000233452 A JP 2000233452A
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silicone gel
particles
sheet
boron nitride
silicon carbide
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JP11034385A
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Michihiko Okada
充彦 岡田
Tomoya Tanzawa
智弥 丹沢
Tomoaki Uchiya
智昭 打矢
Fujita Adachi
藤太 足立
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Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟性があり、凹凸や曲面等の特殊な形状に
も追従可能であり、よって、高い密着性を保証すること
ができ、かつ、同時に、少なくとも2.0W/m・k以
上の高い熱伝導率を保証することができ、さらには、シ
ート成形時の加工性に優れた熱伝導性シートを提供する
こと。 【解決手段】 シリコーンゲルと、該シリコーンゲルに
混合せしめられた、比較的に大きな粒径を有する炭化珪
素粒子及び比較的に小さな粒径を有する窒化硼素粒子か
らなる充填材とを含んでなるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱伝導性シートに関
し、さらに詳しく述べると、電子部品等の伝熱媒体とし
て有用な熱伝導性シリコーンゲルシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子デバイス、パーソナル
コンピュータ等の各種のデバイスにおいて、それらに内
蔵される発熱性の電子部品やその他の部品(以下、「発
熱性部品」と呼ぶ)からの熱を逃出させるため、例えば
ヒートシンク、金属放熱板等の放熱体が取り付けられ、
また、発熱性部品と放熱体との間に介在させて伝熱媒体
として作用させるため、各種の熱伝導性シートがスペー
サとして用いられている。特に最近は、電子デバイス等
の高出力化などによる顕著な発熱に対応すべく、2.0
W/m・k以上の高い熱伝導率を示す伝熱スペーサが必
要になってきている。
【0003】従来の熱伝導性シートの多くは、シリコー
ンゴムに熱伝導性を高める充填剤を配合したものであ
り、充填剤としては、例えば、アルミナ、シリカ(石
英)、窒化硼素、酸化マグネシウムなどが用いられてい
る。具体例を示すと、特開昭56−837号公報は、無
機充填材とシリコーンゴム等の合成ゴムとを主成分とす
る放熱シートであって、無機充填材が、(A)窒化硼素
ならびに(B)アルミナ、シリカ、マグネシア、亜鉛華
及び雲母の2成分からなることを特徴とする放熱シート
を開示している。また、特開平7−111300号公報
は、1μm以上の厚みを有するボロンナイトライド粉末
をシリコーンゴムに存在させてなることを特徴とする絶
縁放熱シートを開示している。また、特開平7−157
664号公報は、シリコーンゴムに対し、窒化硼素と、
窒化硼素と同じ結晶構造をもつセラミック材料又は塩基
性金属酸化物とを少なくとも含み、かつ織布にコーティ
ングされていることを特徴とする熱伝導性シリコーンゴ
ムシートを開示している。さらに、特開平10−204
295号公報は、(A)特定のオルガノポリシロキサン
と、(B)窒化硼素粉末と、(C)フッ素変性シリコー
ン界面活性剤と、(D)硬化剤とを含むことを特徴とす
る、シートの成形に有用な熱伝導性シリコーンゴム組成
物を開示している。
【0004】このような熱伝導性シリコーンゴムシート
は、シート自体が硬くて、発熱性部品もしくは放熱体に
凹凸や曲面等の特殊な形状がある場合にそれらの形状に
シートが追従できず、生じた空隙に原因して熱抵抗が増
加してしまうという問題がある。また、この空隙をなく
するためにゴムシートを強く押しつけたような場合に
は、繊細な電子部品等を過度に圧迫してしまい、機能上
のトラブルを引き起こすというような問題が発生する。
【0005】最近では、複雑な形状を有する部品等にも
追従できるような高い密着性を得るため、シリコーンゴ
ムシートをより柔らかくすることも試みられている。例
えば、特開平10−189838号公報は、例えば縮合
硬化型の液状シリコーンゲルのような縮合型ゲルをバイ
ンダとして使用して、これに、シリコーンオイルと、窒
化硼素、窒化珪素、窒化アルミニウム、酸化マグネシウ
ム等の熱伝導性フィラーとを添加し、常温でゲル状に硬
化していることを特徴とする、放熱シートとして有用な
熱伝導ゲルを開示している。しかし、この放熱シートの
場合、高い密着性が得られるけれども、その熱伝導率は
0.8〜1.1W/m・k程度であり、最近の要求に応
えるため、さらに高めることが必要である。しかし、高
い熱伝導率を得るために熱伝導性フィラーの充填率を増
加していくと、ゲル組成物の可塑性が低下し、加工性が
悪くなり、さらには硬化後に得られる放熱シートの強度
が低下するという問題が発生する。また、先に引用した
特開昭56−837号公報に開示されているように2種
類の無機充填材、(A)及び(B)の組み合わせをシリ
コーンゲルに充填したとしても、シート加工が可能な充
填率は最高でも45%であり、高密着性と高熱伝導性と
をあわせて有する熱伝導性シートを提供することができ
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
したような従来の技術の問題点を解決して、柔軟性があ
り、凹凸や曲面等の特殊な形状にも追従可能であり、よ
って、高い密着性を保証することができ、かつ、同時
に、少なくとも2.0W/m・k以上の高い熱伝導率を
保証することができ、さらには、シート成形時の加工性
に優れた熱伝導性シートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、本発明
によれば、シリコーンゲルと、該シリコーンゲルに混合
せしめられた、比較的に大きな粒径を有する炭化珪素粒
子及び比較的に小さな粒径を有する窒化硼素粒子からな
る充填材とを含んでなることを特徴とする熱伝導性シリ
コーンゲルシートによって達成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による熱伝導性シリコーン
ゲルシートは、シリコーンゲルと、2種類の粒径及び材
質を異にする熱伝導性無機材料の粒子からなる充填材と
を組み合わせて含んでなることを特徴とする。本発明の
熱伝導性シートの主体を構成するシリコーンゲルは、充
填材粒子のバインダとして使用されるものであって、本
発明の効果に悪影響を及ぼさない限り、いかなるタイプ
のものでも使用することができる。具体的に説明する
と、本発明で使用することのできるシリコーンゲルは、
一般的に、アルケニル基を有するオルガノポリシロキサ
ン及び珪素結合水素原子を有するオルガノポリシロキサ
ンを主成分として構成されるもので、付加反応硬化型シ
リコーン組成物として商業的に入手可能である。また、
このようなシリコーン組成物には1液型と2液型の2つ
のタイプが用意されており、1液型のシリコーン組成物
は加熱することで、2液型のシリコーン組成物は混合後
に加熱することで、それぞれ柔軟なゲルを提供すること
ができる。
【0009】また、本発明のシリコーンゲルシートで
は、シリコーンゲルとともに用いられる充填材粒子は、
2種類の粒径及び材質を異にする熱伝導性無機材料の粒
子からなる。すなわち、一方の充填材粒子は、両者を比
較した場合に比表面積が小さく、すなわち、比較的に大
きな粒径を有する炭化珪素の粒子であり、他方の充填材
粒子は、炭化珪素の粒子に比較してより小さな粒径を有
する窒化硼素の粒子である。なお、「粒子」とは、それ
を本願明細書において使用した場合、広義で使用されて
おり、したがって、一般に粒子と呼ばれるもののほか、
粉末、粉体などと呼ばれるものも包含している。
【0010】上記したような2種類の充填材粒子を組み
合わせて使用しかつそれらの粒子の配合比率を制御する
ことにより、それぞれの粒子の特性を十分に発現させる
ことができ、よって、シリコーンゲルの柔らかさを損な
うことなく、熱伝導率を高め、かつシート成形時の加工
性を向上させることができる。実際、このようにして得
られるシートは、従来のシリコーンゴム製の熱伝導性シ
ートと比較して格段に優れた柔軟性を示すことができ
る。また、これらの2種類の粒子をシリコーンゲル中に
分散させる時に、大きな炭化珪素の粒子の分布によって
粒子間に生じた間隙に小さな窒化硼素の粒子を埋め込む
ようにして緊密に充填することができるので、このよう
な面からも、熱伝導性の向上やその他の効果に大きく寄
与することができる。
【0011】第1の充填材である炭化珪素の粒子は、従
来のシリコーンゴム製の熱伝導性シートにおいても充填
材として使用されていたものである。一般的には、工業
分野において研磨材として用いられているタイプの炭化
珪素の粒子を本発明の実施において有利に使用すること
ができる。炭化珪素粒子の形状は特に限定されるもので
はなく、例えば、球状、平板状などの粒子であることが
できる。また、かかる炭化珪素粒子の寸法は、所望とす
る効果や同時に使用する窒化硼素粒子の寸法などに応じ
て広く変更することができるというものの、通常、1〜
200μmの範囲であることが好ましく、さらに好まし
くは、10〜100μmの範囲である。炭化珪素粒子
は、その他の充填材粒子に比較して比表面積が非常に小
さいので、これを窒化硼素粒子と組み合わせて使用した
場合、先にも説明したように充填材粒子の充填密度を最
高レベルに高め、かつ熱伝導率の顕著な向上も図ること
ができる。
【0012】第2の充填材である窒化硼素の粒子も、従
来のシリコーンゴム製の熱伝導性シートにおいても充填
材として使用されていたものである。窒化硼素の粒子は
いろいろなタイプの粒子を包含するけれども、一般的に
は、その優れた熱伝導性の面から、六方晶の窒化硼素の
粒子を使用することが好ましい。窒化硼素粒子の形状は
特に限定されるものではなく、例えば、球状、平板状な
どの粒子であることができる。また、かかる窒化硼素粒
子の寸法は、所望とする効果や同時に使用する炭化珪素
粒子の寸法などに応じて広く変更することができるとい
うものの、通常、1〜200μmの範囲であることが好
ましく、さらに好ましくは、10〜100μmの範囲で
ある。一例を示すと、炭化珪素粒子の寸法が例えば50
μmであるある場合、同時に使用する窒化硼素粒子の寸
法は、50μmを下回っており、例えば10μm以上5
0μm未満であることが好ましい。なお、ここでいう
「粒径」は、いずれも平均値であり、粒径にはばらつき
があるという粒子の性格上、本発明の実施において、一
部には予め規定される寸法を外れる粒子が使用されても
よい。
【0013】本発明の実施において、シリコーンゲルに
対する充填材の混合は、所望とする効果などに応じて充
填材の量をいろいろに変更して実施することができる。
一般的には、シリコーンゲルと充填材の混合比は、10
0体積部のシリコーンゲルに対して充填材が90〜16
0体積部の量で混合されるような範囲であることが好ま
しく、さらに好ましくは、100体積部のシリコーンゲ
ルに対して充填材が100〜150体積部の量で混合さ
れるような範囲である。充填材の混合量が90体積部を
下回るようになると、熱伝導率が低くなりすぎ、また、
反対に160体積部を上回るようになると、シリコーン
ゲルの原液と充填材の混合及びシート成形が極めて困難
になるばかりか、得られるシートも非常に脆くなり、実
使用に耐えられない。
【0014】さらに、充填材粒子において、炭化珪素粒
子と窒化硼素粒子の混合比も、所望とする効果などに応
じて広く変更することができる。一般的には、100体
積部の窒化硼素粒子に対して炭化珪素粒子が100〜8
00体積部の量で混合されるような範囲であることが好
ましく、さらに好ましくは、100体積部の窒化硼素粒
子に対して炭化珪素粒子が150〜700体積部の量で
混合されるような範囲である。炭化珪素粒子の混合量が
100体積部を下回るようになると、混合された充填材
粒子の比表面積が増大するために、シリコーンゲルに対
する充填材の最高充填率が低くなり、十分な熱伝導率が
得られなくなる。反対に、炭化珪素粒子の混合量が80
0体積部を上回るようになると、熱伝導率の高い窒化硼
素粒子の混合比率が小さくなるため、十分な熱伝導率が
得られなくなる。
【0015】本発明による熱伝導性シリコーンゲルシー
トは、通常、シリコーンゲルに対して充填材粒子を添加
し、混練することによって調製することができるが、必
要に応じて、熱伝導性シートにおいて常用の添加剤を適
量で添加してもよい。適当な添加剤として、例えば、界
面活性剤、難燃剤、ウィスカー、繊維状充填剤などを挙
げることができる。
【0016】本発明の熱伝導性シリコーンゲルシート
は、通常、2.0W/m・kもしくはそれ以上の高い熱
伝導率を示すことができる。これは、使用される発熱性
部品の放熱作用に依存するものであり、本発明者らは、
放熱性部品の要求を満たすためには2.0W/m・kあ
るいはそれ以上の高い熱伝導率が必要であるという知見
を得、また、本発明ではこれが可能になった。
【0017】また、本発明の熱伝導性シリコーンゲルシ
ートは、その使用目的や適用部位などに応じていろいろ
な厚さを有することができるというものの、通常、0.
05〜5.0mmの範囲の厚さを有しているのが好まし
く、さらに好ましくは、0.10〜4.0mmの範囲の厚
さを有している。シリコーンゲルシートの厚さが0.0
5mmを下回ると、発熱性部品と放熱体の間に空気を巻き
込み易く、結果として十分な放熱性を得ることができな
い。また、反対に5.0mmを上回ると、シートの熱抵抗
が大きくなり、放熱性が損なわれる結果となる。
【0018】本発明による熱伝導性シリコーンゲルシー
トは、いろいろな技法を使用して製造することができ
る。好ましい一例を示すと、次のような手順でシリコー
ンゲルシートを製造することができる。まず、それぞれ
所定の粒径を有する充填材粒子を予め定められた量で用
意し、別に用意したシリコーンゲルの原液と混合する。
この混合に際しては、シリコーンゲル中に充填材粒子が
均一に分散し、練り込まれた状態となるまで、十分に混
練する。なお、混合物の粘度が非常に高くなるため、混
合装置としては、ニーダー、プラネタリーミキサー等の
混練装置を使用するのが好適である。
【0019】次いで、得られた混合物をシートに成形加
工する。2枚のフィルムの間に混合物を挟みシート前駆
体を形成し、さらにこれを所望の厚さとなるように圧延
する。圧延の方法としては、いろいろな方法を採用する
ことができるけれども、例えば、シート前駆体を2対の
圧延ロールの間に案内してカレンダー成形する方法、あ
るいはプレス機で圧延する方法などを有利に使用するこ
とができる。最後に、得られたシートを適当な加熱装置
で加熱することによって、目的とするシリコーンゲルシ
ートを得ることができる。
【0020】上記した製造プロセスにおいて、原料の添
加やその他の工程の順序は、得られるシートに対して悪
影響がでない限り、任意に変更することができる。ま
た、シート前駆体の形成の際に使用された2枚のフィル
ムは、好ましくは、そのまま残して、シリコーンゲルシ
ートの保護フィルムとして活用することができる。すな
わち、シリコーンゲルシートの両面のフィルムを剥離性
のあるフィルムとし、シートの使用の直前に剥離し、除
去するようにすれば、シートの取扱性や熱抵抗の面で好
適である。しかし、シートの取り付け時や使用時にシー
トの引っ張り強度が必要となるような場合には、シート
の片面あるいは両面とも剥離性を有しないフィルムを使
用してもよい。
【0021】本発明の熱伝導性シリコーンゲルシート
は、自立のシートであり、したがって、そのままの状態
で伝熱媒体として有利に使用することができる。しか
し、もしも必要であるならば、このシリコーンゲルシー
トを支承基材と組み合わせて使用してもよい。適当な基
材としては、例えば、プラスチックシート、織布、不織
布、金属箔などを挙げることができる。
【0022】
【実施例】引き続いて、本発明をその実施例及び比較例
について説明する。なお、以下において記載する「部」
は、特に断りのある場合を除いて、「体積部」を意味す
る。実施例1 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製:30部の窒化硼
素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−
1」)及び90部の炭化珪素粒子(平均粒径=75μ
m、南鉱セラミックス社製「P#240」)を入念に混
合して混合充填材粒子を調製した。次いで、120部の
混合充填材粒子と100部のシリコーンゲル(東芝シリ
コーン社製、品番「TSE3070A及びB」)をニー
ダーに入れ、充填材粒子の均一な分散が目視で確認され
るまで入念に混練した。
【0023】得られた混練物を、剥離処理を表面に施し
たポリエステルフィルム(厚さ50μm)の上に、厚さ
2mmでナイフ塗工し、さらに、同じポリエステルフィル
ムで塗工液をカバーした。その後、得られたサンドイッ
チ構造体を2対のロール間を通してカレンダー成形し、
シート状の混練物の厚さを1mmとした。次いで、このシ
ートを120℃の温度で30分間にわたって加熱し、完
全に硬化させた。シリコーンゲル中に炭化珪素粒子と窒
化硼素粒子が均一に分散せしめられた柔軟性に富むシリ
コーンゲルシート(厚さ1mm)が得られた。 熱伝導性シリコーンゲルシートの熱伝導率の測定:上記
のようにして調製した熱伝導性シリコーンゲルシートの
熱伝導率(W/m・k)を京都電子工業社製の迅速熱伝
導率計、QTM−D3、を使用して測定したところ、下
記の第2表に記載するように、2.52W/m・kであ
ることが確認された。実施例2 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、下記の第2表に記載するように、原料として、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 25部 炭化珪素粒子(平均粒径=75μm、南鉱セラミックス社製「P#240」) 75部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲル中に炭化珪素粒子と窒化硼
素粒子が均一に分散せしめられた柔軟性に富むシリコー
ンゲルシート(厚さ1mm)が得られた。また、このシリ
コーンゲルシートの熱伝導率は、下記の第2表に記載す
るように、2.03W/m・kであることが確認され
た。実施例3 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、下記の第2表に記載するように、原料として、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 20部 炭化珪素粒子(平均粒径=75μm、南鉱セラミックス社製「P#240」) 100部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲル中に炭化珪素粒子と窒化硼
素粒子が均一に分散せしめられた柔軟性に富むシリコー
ンゲルシート(厚さ1mm)が得られた。また、このシリ
コーンゲルシートの熱伝導率は、下記の第2表に記載す
るように、2.17W/m・kであることが確認され
た。実施例4 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、下記の第2表に記載するように、原料として、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 37.5部 炭化珪素粒子(平均粒径=75μm、南鉱セラミックス社製「P#240」) 112.5部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲル中に炭化珪素粒子と窒化硼
素粒子が均一に分散せしめられた柔軟性に富むシリコー
ンゲルシート(厚さ1mm)が得られた。また、このシリ
コーンゲルシートの熱伝導率は、下記の第2表に記載す
るように、2.81W/m・kであることが確認され
た。 伝導性シリコーンゲルシートの柔軟性の測定:前記実施
例1〜4において作製した熱伝導性シリコーンゲルシー
トのすぐれた柔軟性を具体的に評価するため、下記の手
順に従ってJIS−A硬度を測定した。
【0024】得られたシリコーンゲルシートを積層して
その厚みを10mmとした。次いで、高分子計器社製のア
スカーゴム硬度計A型を使用して、JIS−A硬度を測
定した。なお、本例の場合、積層シリコーンゴムシート
に硬度計を押し当てた直後の測定値(最大値)を硬度と
して採用した。得られた測定結果を下記の第1表に記載
する。なお、表中の「参考」の欄は、従来の熱伝導性シ
リコーンゴムシートのJIS−A硬度を参考のために示
すためのものであり、ここでは、市販の熱伝導性シリコ
ーンゴム(東レダウコーニングシリコーン社製「製品番
号SE4410」)の製品仕様書に記載のデータを転載
してある。
【0025】
【表1】
【0026】上記第1表に記載の測定結果から、本発明
による熱伝導性シリコーンゲルシートでは、従来のシリ
コーンゴムシートに比較してすぐれて良好な柔軟性が得
られることが明らかである。比較例1 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、比較のため、下記の第2表に記載するように、原
料として、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 22部 炭化珪素粒子(平均粒径=75μm、南鉱セラミックス社製「P#240」) 66部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲル中に炭化珪素粒子と窒化硼
素粒子が均一に分散せしめられたシリコーンゲルシート
(厚さ1mm)が得られた。このシリコーンゲルシートの
熱伝導率は、下記の第2表に記載するように、高々1.
73W/m・kであることが確認された。比較例2 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、比較のため、下記の第2表に記載するように、原
料として、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 12部 炭化珪素粒子(平均粒径=75μm、南鉱セラミックス社製「P#240」) 108部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲル中に炭化珪素粒子と窒化硼
素粒子が均一に分散せしめられたシリコーンゲルシート
(厚さ1mm)が得られた。このシリコーンゲルシートの
熱伝導率は、下記の第2表に記載するように、高々1.
90W/m・kであることが確認された。
【0027】
【表2】
【0028】上記した第2表に記載の結果から理解され
るように、実施例1〜4では、いずれの場合にも2.0
W/m・kを上回る高い熱伝導率を達成することがで
き、発熱性部品の伝熱用スペーサとして使用した場合、
部品からの熱を隣接して配置された放熱体に効果的に伝
達することができ、部品の温度を速やかに十分に下げる
ことが可能である。
【0029】これに対して、比較例1では、充填材の混
合量が90部以下であるため、熱伝導率が2.0W/m
・kに達することができず、満足のいく放熱効果を得る
ことができない。同様に、比較例2では、100部の窒
化硼素に対して炭化珪素の量が900部であり、上限の
800部を上回ってしまったので、熱伝導率が2.0W
/m・kに達することができず、満足のいく放熱効果を
得ることができない。比較例3 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、比較のため、炭化珪素粒子の使用を省略し、その
代わりに、下記の第3表に記載するように、原料とし
て、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 10.1部 アルミナ粉末(平均粒径=70μm、日本軽金属社製「A−21」) 30.3部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲルは、得られる混練物がシー
ト成形可能な粘度となる量で添加した。シリコーンゲル
中に窒化硼素粒子とアルミナ粉末が均一に分散せしめら
れたシリコーンゲルシート(厚さ1mm)が得られた。こ
のシリコーンゲルシートの熱伝導率は、下記の第3表に
記載するように、高々0.92W/m・kであることが
確認された。比較例4 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、比較のため、炭化珪素粒子の使用を省略し、その
代わりに、下記の第3表に記載するように、原料とし
て、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 13.3部 シリカ粉末(平均粒径=2.5μm、丸釜釜戸社製「SP−3」) 39.9部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲルは、得られる混練物がシー
ト成形可能な粘度となる量で添加した。シリコーンゲル
中に窒化硼素粒子とシリカ粉末が均一に分散せしめられ
たシリコーンゲルシート(厚さ1mm)が得られた。この
シリコーンゲルシートの熱伝導率は、下記の第3表に記
載するように、高々1.27W/m・kであることが確
認された。比較例5 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、比較のため、炭化珪素粒子の使用を省略し、その
代わりに、下記の第3表に記載するように、原料とし
て、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 20.4部 酸化マグネシウム(マグネシア)粉末 61.2部 (平均粒径=20μm、協和化学工業社製「3320」) シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲルは、得られる混練物がシー
ト成形可能な粘度となる量で添加した。シリコーンゲル
中に窒化硼素粒子とマグネシア粉末が均一に分散せしめ
られたシリコーンゲルシート(厚さ1mm)が得られた。
このシリコーンゲルシートの熱伝導率は、下記の第3表
に記載するように、高々1.00W/m・kであること
が確認された。比較例6 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、比較のため、炭化珪素粒子の使用を省略し、その
代わりに、下記の第3表に記載するように、原料とし
て、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 12.8部 亜鉛華粉末(平均粒径=20μm、中国産) 38.4部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲルは、得られる混練物がシー
ト成形可能な粘度となる量で添加した。シリコーンゲル
中に窒化硼素粒子と亜鉛華粉末が均一に分散せしめられ
たシリコーンゲルシート(厚さ1mm)が得られた。この
シリコーンゲルシートの熱伝導率は、下記の第3表に記
載するように、高々1.13W/m・kであることが確
認された。比較例7 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、比較のため、炭化珪素粒子の使用を省略し、その
代わりに、下記の第3表に記載するように、原料とし
て、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 13.0部 マイカ粉末(平均粒径=60μm、レプコ社製「M−200」) 39.0部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲルは、得られる混練物がシー
ト成形可能な粘度となる量で添加した。シリコーンゲル
中に窒化硼素粒子とマイカ粉末が均一に分散せしめられ
たシリコーンゲルシート(厚さ1mm)が得られた。この
シリコーンゲルシートの熱伝導率は、下記の第3表に記
載するように、高々1.07W/m・kであることが確
認された。比較例8 熱伝導性シリコーンゲルシートの調製及び熱伝導率の測
定:前記実施例1に記載の手法を繰り返したが、本例の
場合、比較のため、炭化珪素粒子の使用を省略し、窒化
硼素粒子のみを充填材として使用した。すなわち、本例
の場合、下記の第3表に記載するように、原料として、 窒化硼素粒子(平均粒径=10μm、水島合金鉄社製「HP−1」) 37.7部 シリコーンゲル(東芝シリコーン社製、品番「TSE3070A及びB」) 100部 を使用した。シリコーンゲルは、得られる混練物がシー
ト成形可能な粘度となる量で添加した。シリコーンゲル
中に窒化硼素粒子が均一に分散せしめられたシリコーン
ゲルシート(厚さ1mm)が得られた。このシリコーンゲ
ルシートの熱伝導率は、下記の第3表に記載するよう
に、高々1.42W/m・kであることが確認された。
【0030】
【表3】
【0031】上記した第3表に記載の結果から理解され
るように、比較例3〜7では、充填材として、充填材1
(窒化硼素)と充填材2(炭化珪素以外の無機充填材)
の組み合わせを使用しているが、充填材2のいずれも炭
化珪素よりも比表面積が大きいため、シリコーンゲル中
における充填率が低くなっている。その結果、いずれの
場合にも2.0W/m・kに達する熱伝導率を達成する
ことができず、発熱性部品の伝熱用スペーサとして使用
した場合、部品からの熱を隣接して配置された放熱体に
効果的に伝達することができない。
【0032】また、窒化硼素粒子を単独で使用した比較
例8でも、熱伝導率が2.0W/m・kに達することが
できず、満足のいく放熱効果を得ることができない。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、柔軟性があり、凹凸や曲面等の特殊な形状にも追従
可能であり、よって、高い密着性を保証することがで
き、かつ、同時に、少なくとも2.0W/m・k以上の
高い熱伝導率を保証することができ、さらには、シート
成形時の加工性に優れた熱伝導性シートを提供すること
ができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 83/04 C08L 83/04 // B29K 83:00 (72)発明者 打矢 智昭 神奈川県相模原市南橋本3−8−8 住友 スリーエム株式会社内 (72)発明者 足立 藤太 神奈川県相模原市南橋本3−8−8 住友 スリーエム株式会社内 Fターム(参考) 4F070 AA60 AC11 AC22 AE01 AE30 FA01 FB06 FC02 FC06 4F071 AA67 AB26 AB27 AD02 AF44 AH12 BA03 BB02 BC01 BC17 4F213 AA33 AA45 AB11 AB16 AC04 AC06 AE10 AG01 AH33 WA32 WA58 WA67 WA87 WB01 WB02 WF24 4J002 CP041 DJ006 DK007 FD016 FD017 GQ00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコーンゲルと、該シリコーンゲルに
    混合せしめられた、比較的に大きな粒径を有する炭化珪
    素粒子及び比較的に小さな粒径を有する窒化硼素粒子か
    らなる充填材とを含んでなることを特徴とする熱伝導性
    シリコーンゲルシート。
  2. 【請求項2】 前記シリコーンゲルと前記充填材の混合
    比が、100体積部の前記シリコーンゲルに対して前記
    充填材が90〜160体積部の量で混合されるような範
    囲であることを特徴とする請求項1に記載の熱伝導性シ
    リコーンゲルシート。
  3. 【請求項3】 前記充填材中における炭化珪素粒子及び
    窒化硼素粒子の混合比が、100体積部の前記窒化硼素
    粒子に対して前記炭化珪素粒子が100〜800体積部
    の量で混合されるような範囲であることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の熱伝導性シリコーンゲルシート。
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