JPH09291039A - プロシアニジンを有効成分とする抗肥満剤 - Google Patents

プロシアニジンを有効成分とする抗肥満剤

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JPH09291039A
JPH09291039A JP8347658A JP34765896A JPH09291039A JP H09291039 A JPH09291039 A JP H09291039A JP 8347658 A JP8347658 A JP 8347658A JP 34765896 A JP34765896 A JP 34765896A JP H09291039 A JPH09291039 A JP H09291039A
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procyanidin
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procyanidins
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JP8347658A
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Koichi Nakahara
光一 中原
Masaaki Nakai
正晃 中井
Kokichi Tamura
幸吉 田村
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Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Suntory Ltd
Original Assignee
Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Suntory Ltd
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    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の抗肥満剤は、抗肥満作用、さらに、
糖質分解消化酵素阻害作用、血糖上昇抑制作用、単糖吸
収抑制作用、コール酸吸着排泄作用、コレステロール低
下作用、血中トリグリセリド低下作用、及びリパーゼ阻
害作用を有し、抗肥満剤としては勿論、抗脂肪蓄積症
剤、抗高脂血症剤、抗動脈硬化症剤、及び抗糖尿病剤と
しても有用である。 【構成】 本発明の有効成分であるプロシアニジン(下
記式:三量体)を多量に含むタマリンド種皮抽出物をそ
れ以上の精製工程を経なくても、タマリンド種皮抽出物
そのままで強い抗肥満作用を示し、本発明の抗肥満剤を
使用することにより、糖質分解消化酵素阻害剤、血糖上
昇抑制剤、単糖吸収抑制剤、コール酸吸着排泄作用剤、
コレステロール低下剤、血中トリグリセリド低下剤、及
びリパーゼ阻害剤として、またこれらの作用を示す飲食
物及び動物飼料の製造が容易になり、日常生活の中で糖
尿病や肥満を改善あるいは予防するのに貢献することが
できる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タマリンド種皮抽出物
(プロシアニジン)を有効成分とする抗肥満剤に関す
る。
【0002】近年、食生活の欧米化に伴って、栄養過多
等の原因により、肥満が増加している。また、ペットに
おいても、同様に肥満が増加している。肥満は動脈硬化
症の危険因子の一つでもあり、また、糖尿病や高血圧等
とも関連があり、深刻な問題となっている。肥満は身体
に脂肪が過剰に蓄積した状態であるが、脂肪が体内に蓄
積する原因は、糖質(炭水化物)の過剰摂取または脂肪
を過剰摂取することにある。糖質を過剰に摂取すること
により肥満に至るメカニズムは、飲食物中に含まれる糖
質が消化され、単糖となり、小腸より体内に吸収され、
血糖上昇し、その刺激で分泌されるインスリンが脂肪細
胞に働き、血液中の単糖を脂肪細胞に取り込ませ、脂肪
に変えるというものである。また、食品成分のうち、最
も高カロリーである脂肪(トリグリセリド)は膵リパー
ゼにより分解されて小腸より吸収されるのであるが、摂
取カロリーの過剰は貯蔵カロリーを増やすように働き、
貯蔵カロリーが増える結果になる。すなわち、過剰な脂
肪摂取により肥満に至るのである。
【0003】
【従来技術】そこで、肥満に至るこれらのいずれかの経
路の一部分を阻害することより、抗肥満作用を生じさせ
るという考えのもとに、現在色々な抗肥満剤に関する研
究が進められている。すなわち、糖質過剰摂取から肥満
に至る経路を阻害する、糖質分解消化酵素阻害作用、血
糖上昇抑制作用、または単糖吸収抑制作用により、ある
いは脂肪過剰摂取により肥満に至る経路を阻害する、コ
ール酸吸着排泄作用、コレステロール低下作用、血中ト
リグリセリド低下作用、またはリパーゼ阻害作用によ
り、肥満を予防、改善することができると考えられ、こ
れらの作用を有する医薬成分の研究が数多く行われてき
ている。
【0004】まず、糖質分解消化酵素阻害作用、単糖吸
収抑制作用、血糖上昇抑制作用であるが、これらは糖質
を摂取することにより肥満に至る経路を阻害する作用で
ある。本発明における糖質分解消化酵素とは、二糖類
(スクロース、マルトース、イソマルトース、ラクトー
ス、トレハロースなど)から単糖(グルコース、ガラク
トースなど)への分解を担う消化酵素であり、α−グル
コシダーゼ、β−グルコシダーゼ、スクラーゼ、マルタ
ーゼ、イソマルターゼ、ラクターゼおよびトレハラーゼ
等を意味する。糖質分解消化酵素阻害剤は、二糖類から
単糖への分解を担う糖質分解消化酵素を阻害し、経口摂
取による糖質の消化を遅延させることで、食後の急激な
血糖上昇を遅延させる。消化が阻害されるため、単糖へ
の分解が緩徐に起こるので、単糖の腸管への吸収が遅延
し、血糖の上昇が抑制される。このため、糖質からの脂
肪合成が低下し、体脂肪の蓄積が抑制されると考えられ
ている。また、炭水化物(糖質)の過剰な摂取による急
激な食後血糖上昇と過剰なインスリン分泌は、肥満の他
にも、糖尿病あるいは高脂血症を助長すると考えられて
おり〔薬理と治療 vol.19, No.10 Oct. 284 (199
1)〕、糖質分解消化酵素を阻害することにより、糖尿病
あるいは高脂血症も予防、改善ができると考えられてい
る。さらに、高脂血症を予防することは、動脈硬化症の
予防の効果的な方法の一つである〔最新 医学大辞典
、医歯薬出版株式会社発行、1019 (1987)〕。したが
って、糖質分解消化酵素阻害剤、単糖吸収抑制剤、また
は血糖上昇抑制剤は、抗糖尿病剤、抗高脂血症剤、抗動
脈硬化症剤として有用であると考えられる。
【0005】現在医薬品として使用されている糖質分解
消化酵素阻害剤としては、α−グルコシダーゼ阻害剤で
あるアカルボース(Acarbose:バイエル薬品株式会社)
や、α−グルコシダーゼ阻害剤、食後過血糖改善剤であ
るボグリボーズ(AO-128:武田薬品工業株式会社)があ
り、これらは、動物試験や臨床試験において食後の血糖
値の上昇抑制効果が確認され、抗肥満、抗糖尿病に対す
る有効性も報告されている〔Res. Exp. Med. vol. 175,
87(1979)、日本農芸化学会誌 vol. 63,217(1989)、New
Current vol. 6,2(1995)〕。
【0006】次に、コール酸吸着排泄作用、コレステロ
ール低下作用、血中トリグリセリド低下作用、リパーゼ
阻害作用であるが、これらは、脂肪(トリグリセリド)
摂取から肥満に至る経路を阻害する作用である。脂肪
(トリグリセリド)は膵リパーゼにより分解されて小腸
より吸収されるのであるから、リパーゼを阻害すること
は、血中のトリグリセリドを低下させ、抗肥満として有
用な作用であると考えられる。また、腸管からの脂肪吸
収を抑えることにより、血清脂質が下がるのであるか
ら、抗高脂血症剤として有用であると考えられる。コー
ル酸(胆汁酸)吸着排泄作用剤は、腸管内でコール酸と
結合し糞中排泄量を増大させ、外因性コレステロール吸
収を阻害する。すなわち、コール酸排泄量増大によるコ
ール酸減少を補償するために、肝ではコレステロールか
らコール酸への異化が高進する。これらの作用により血
中コレステロールを低下させると考えられている。コレ
ステロールのコール酸異化排泄促進により、コレステロ
ールを消費させ、コレステロールの原料である脂肪の分
解を促進させるため、抗肥満に有用な作用と考えらてい
る。
【0007】コール酸排泄作用を有する医薬としては、
高コレステロール血症治療剤であるコレスチラミン(co
lestyramine)があり、これは陰イオン交換樹脂であ
る。陰イオン交換樹脂を経口投与することにより、陰イ
オン交換樹脂は、腸肝循環〔牧野 勲ら、代謝,vol.2
4, No.8, 685-692(1987)〕している腸内のコール酸を吸
着固定してコール酸の再吸収を妨げ、肝臓におけるコレ
ステロールのコール酸への変換を促進し、その結果、血
中コレステロール濃度を低下させるという作用を有す
る。しかし、コレスチラミンは、例えば用法が、9gを
100mlの水に懸濁しての服用となっており、1回の
投与量が非常に多く、また服用時には樹脂のざらざらし
た不快な感触が口内に残り、患者が大変服用しにくいと
いう欠点があった。
【0008】以上のように、それぞれの作用を有する数
多くの化学合成化合物が報告され、また前述したように
医薬品として使用されているものもあるが、いずれも服
用量が多かったり、服用時に不快感があったりと問題点
も多く、また化学合成化合物であるため、投与に際して
被験者が人体に対する安全性の面に不安を覚える場合が
あった。また飲食物に抗肥満剤を混合し、日常的な生活
の中で肥満に対する予防を図りたいとする希望が大きい
が、化学合成化合物であることや、投与量の多さなどか
ら実現できていなかった。このような社会の要望に対し
て、天然物由来の安全な抗肥満剤の開発が望まれてい
た。血糖上昇抑制活性や抗肥満活性を有する植物由来の
天然物質としては、桑白皮やガルシニアの成分であるハ
イドロキシシトリックアシッドなどが最近知られるよう
になってきているが、例えば、桑白皮の活性成分である
ノジリマイシンは活性が強すぎて、飲食物に混合するこ
とは適当ではない物質であった。また、グアバ葉の抽出
物がマルターゼ、スクラーゼに対して阻害活性を示すこ
とが報告されているが〔日本農芸化学会誌 vol.69,339
(1995)〕、十分な血糖上昇抑制活性や抗肥満活性を有す
るものではなく、抗肥満剤としての開発には到っていな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安全
で、天然物由来の物質からなる糖質分解消化酵素阻害作
用、血糖上昇抑制作用、単糖吸収抑制作用、コール酸吸
着排泄作用、コレステロール低下作用、血中トリグリセ
リド低下作用、及びリパーゼ阻害作用を有する抗肥満剤
の提供である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抗肥満作
用、即ち、糖質分解消化酵素阻害作用、血糖上昇抑制作
用、単糖吸収抑制作用、コール酸吸着排泄作用、コレス
テロール低下作用、血中トリグリセリド低下作用、及び
リパーゼ阻害作用を有し、かつ、人体に対して有害な作
用を示さない物質を見出すべく鋭意研究を行った結果、
タマリンド種皮抽出物中に極めて有効な抗肥満作用を有
する物質が存在することを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0011】本発明で用いられるタマリンド種皮は、マ
メ科に属する植物のタマリンド(Ta marindus indica
L.)の種子の皮の部分(ハスク)である。タマリンドの
果実は棍棒状の紫褐色の莢果でやや湾曲し、長さ7〜2
0cm、幅1.5cm程度であり、果実の殻は薄くてもろ
く、その中に柔らかいの帯褐色の果肉があり、この中に
褐色で光沢のある種子が入っている。種子は、長さが約
1〜1.5cm、厚さが約4mm程度の扁平な四辺形状を呈
している。タマリンド果肉は、甘くかつ酸味があり、生
で食べるほか、スパイスとして食品に加えられ、また果
肉を集めて果泥とし、果泥にスパイスを加えてカレーの
付け合せとして用いられるチャツネとして、あるいは水
に果泥を溶かし砂糖を加えて飲料として用いられてい
る。また、種子の中には胚乳部があり、胚乳部に大きさ
約40〜80ミクロンの細胞の塊として多糖類が含まれ
ており、胚乳部は、増粘安定剤やゲル化剤、糊料として
用いられるタマリンドガム或はタマリンドシードガムと
して、広く食品の製造用に使用されている。本発明で用
いられるタマリンド種皮は、タマリンドガム製造時の副
産物であり、食用色素の抽出に用いられる他は、用途が
なく今まで捨てられていた。タマリンドは、その果肉が
抗壊血病薬、解熱剤、鎮痛剤、抗リューマチ薬、痔疾治
療薬等として、種子が赤痢治療薬として、花や葉が沐浴
剤等の民間薬として用いられてきたが、これまでに種皮
は抗肥満剤、そして糖質分解消化酵素阻害剤、血糖上昇
抑制剤、単糖吸収抑制剤、コール酸吸着排泄作用剤、コ
レステロール低下剤、血中トリグリセリド低下剤、及び
リパーゼ阻害剤としては使われたことはなかった。
【0012】本発明で用いられるタマリンド種皮抽出物
は、タマリンド種皮を水、メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、ブタノール、プロピレングリコール、
ブチレングリコール、グリセリン、アセトン、酢酸エチ
ル及びメチルエチルケトンから選ばれた1種又は2種以
上の溶媒により抽出することによって得られる。飲食物
または医薬品に適用する場合には、溶媒の残留を考慮し
て安全性の面から、水単独または、水とエタノールとの
混合液が好ましく用いられる。また、水と有機溶媒との
混合率は、有機溶媒90容量%未満が、抽出効率の面か
ら好ましい。抽出の際のタマリンド種皮と溶媒との比率
は特に限定されるものではないが、タマリンド種皮1に
対して溶媒2重量倍から1000重量倍、特に抽出操作
や効率の点からは5重量倍から100重量倍が好ましく
用いられる。また、抽出温度は室温から常圧下での溶媒
の沸点の範囲とするのが作業上便利であり、抽出時間は
抽出温度等によって異なるが、数秒から2日間の範囲が
可能であり、30分から24時間とするのが好ましい。
抽出に用いるタマリンド種皮は、種皮そのままを用いて
も良いが、抽出効率の面から、常法に従って粉砕したも
のを用いるのが好ましい。このようにして得られたタマ
リンド種皮抽出液、抽出液を濾過または遠心分離により
固形分を分離し、溶媒を除去し、必要に応じてさらに乾
燥させた乾燥物のほか、いかなる状態のものでも本発明
のタマリンド種皮抽出物として使用することができる
が、保存性、有機溶媒の安全性の点から、乾燥物の状態
にするのが好ましい。
【0013】本発明者らは、鋭意研究の結果、さらにタ
マリンド種皮抽出物の抗肥満作用さらに、糖質分解消化
酵素阻害作用、血糖上昇抑制作用、単糖吸収抑制作用、
コール酸吸着排泄作用、コレステロール低下作用、血中
トリグリセリド低下作用、及びリパーゼ阻害作用の有効
成分がプロシアニジンであることを見出した。プロシア
ニジンはプロアントシアニジンの一つであり、プロアン
トシアニジンは、各種の植物体に存在する縮合型タンニ
ン、すなわちフラバン3−オールまたはフラバン−3,
4−ジオールを構成単位として縮合もしくは重合により
結合した化合物群を意味する。プロアントシアニジン
は、プロシアニジン(Procyanidin)、プロデルフィニ
ジン(Prodelphinidin)、プロペラルゴニジン(Propel
argonidin)、プロギボルチニジン(Proguibourtinidi
n)、プロフィセチニジン(Profisetinidin)、プロロ
ビネチニジン(Prorobinetinidin)、プロテラカシジン
(Proteracacidin)、プロメラカシジン(Promelacacid
in)、プロアピゲニニジン(Proapigeninidin)、プロ
ルテオリニジン(Proluteolinidin)、およびそれらの
立体異性体が全て含まれる。本発明のプロシアニジン
は、下記式Iのような化学構造を有しており、重合度は
2〜80での重合体である。なお、式Iは、3量体を示
す。
【化1】
【0014】プロシアニジンを含むタマリンド種皮以外
の植物としては、ブドウ果皮、ブドウ種子、トチの木の
外皮、リンゴ酒、ウーロン茎茶などが知られている。タ
マリンド種皮抽出物は、バニリン塩酸法(J.Agri
c.Food Chem.24,pp317−320
(1976))による定量試験を行ったところ、プロシ
アニジンが85%含まれており、また市販の3種のタマ
リンドガム(いずれも三栄源エフエフアイ製)を同様の
方法で測定したところプロシアニジンの含量は0%であ
った。タマリンド種皮抽出物は非常に高い割合でプロシ
アジニンが含まれており、今までにこれほど多量にプロ
シアニジンが含まれている植物は見出されてはいなかっ
た。他の植物においては、例えば、特公平3−7232
号において、トチの木の外皮から2量体プロシアニジン
を得ているが、収量はトチの木の外皮1kgから0.9
6g(収率0.096%)、トチの木の外皮からの粗フ
ェノール抽出物からの収率でも4.8%にすぎない。ま
た、リンゴ酒からもプロシアニジンを得ているが、リン
ゴ酒1リットルから得られる4量体プロシアニジンは1
20mg、リンゴ酒からの粗ポリフェノール画分(3.
6g)からの収量でも3.3%である。このように、タ
マリンド種皮抽出物にはプロシアニジンが非常に多量に
含まれているため、有効成分であるプロシアニジンを使
用するために、抽出物を更に精製や分画のような工程を
経て得られた抽出物濃縮物あるいは精製物とする必要も
なく、タマリンド種皮抽出物そのままでも使用すること
も可能である。なお、より高純度に精製したプロシアニ
ジンを得たい場合には、ダイヤイオンHP−20等の合
成吸着剤やセファデックスLH−20等のゲル濾過用樹
脂等で精製することによって得ることができる。
【0015】本発明の、抗肥満剤そして糖質分解消化酵
素阻害剤、血糖上昇抑制剤、単糖吸収抑制剤、コール酸
吸着排泄作用剤、コレステロール低下剤、血中トリグリ
セリド低下剤及びリパーゼ阻害剤は、上述のようにして
得られるタマリンド種皮抽出物、またはプロシアニジン
を有効成分として、これに任意の助剤、賦形剤、溶液と
して利用に供するための水または有機溶媒等を、適宜配
合して製剤化したものを使用することができる。本発明
の抗肥満剤そして糖質分解消化酵素阻害剤、血糖上昇抑
制剤、単糖吸収抑制剤、コール酸吸着排泄作用剤、コレ
ステロール低下剤、血中トリグリセリド低下剤及びリパ
ーゼ阻害剤を経口剤として用いる場合の投与量は、投与
の目的や投与対象者の状況(性別、年齢、体重、肥満
度、総体的健康度等)により異なるが、通常、1日の投
与量として、タマリンド種皮抽出物を重量換算で、1m
g/体重kgから300mg/体重kgの範囲で投与す
ることができる。300mg/体重kgを超えての投与
も何ら問題はない。また、タマリンドは、古来より東南
アジア地域において、その果実は香辛料として広く使用
され、種子の胚乳部分は食品の製造に広く用いられてい
るタマリンドガムとして、種皮(ハスク)は食用色素と
して使用されており、本発明で使用するタマリンド種皮
抽出物は安全性の点での問題はない。
【0016】上述のようにして得られるタマリンド種皮
抽出物、またはプロシアニジンを有効成分とする本発明
の抗肥満剤そして糖質分解消化酵素阻害剤、血糖上昇抑
制剤、単糖吸収抑制剤、コール酸吸着排泄作用剤、コレ
ステロール低下剤、血中トリグリセリド低下剤及びリパ
ーゼ阻害剤を、医薬品として用いる場合、形態として
は、経口剤、例えば散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、
丸剤、トローチ、内用液剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤
等を挙げることができ、これらを症状に応じてそれぞれ
単独で、又は組み合せて使用することができる。これら
各種製剤は、常法に従って目的に応じて主薬に賦形剤、
結合剤、防腐剤、酸化安定剤、崩壊剤、滑沢剤、矯味剤
などの医薬の製剤技術分野において通常使用しうる既知
の担体を用いて製剤化することができる。また、本発明
の医薬を製造する際に、月桂樹、グアバ葉、小麦、ウー
ロン茶、ガルシニア、ギムネマ・シルベスタの抽出物等
の抗肥満作用を有する他の植物抽出物のうちいずれか一
つ又は二つ以上のものを配合して使用してもよい。さら
に、タマリンド種皮抽出物またはプロシアニジンは、水
溶性であり、実用濃度では容易に均一な溶液を与えるの
で、水性の医薬品に配合するに当たり特に困難な点がな
い。使用できる担体としては、剤形に応じた通常用いら
れるものを特に制限なく使用することができるが、好ま
しいものは、デンプン、乳糖、マンニット、カルボキシ
メチルセルロース、コーンスターチ、無機塩等の固形担
体;蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、エタノール
等のアルコール、プロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール等の液体担体;および各種の動植物油、白色
ワセリン、パラフィン、ロウ等の油性担体等が挙げられ
る。
【0017】本発明の飲食物は、本発明の抗肥満剤そし
て糖質分解消化酵素阻害剤、血糖上昇抑制剤、単糖吸収
抑制剤、コール酸吸着排泄作用剤、コレステロール低下
剤、血中トリグリセリド低下剤及びリパーゼ阻害剤をそ
のまま、あるいは従来食品に用いられている各種成分と
共に配合することにより調製される。なお、本発明の飲
食物を製造する際、月桂樹、グアバ葉、小麦、ウーロン
茶、ガルシニア、ギムネマ・シルベスタの抽出物等の抗
肥満作用を有する他の植物抽出物のうちいずれか一つ又
は二つ以上のものを配合して使用してもよい。製造され
る飲食物の形態としては、固形食品、クリーム状あるい
はジャム状の半流動食品、ゲル状食品、飲料等あらゆる
食品形態にすることが可能であり、例えば、カプセル、
顆粒、タブレット、ドリンク剤等の形態や、常用されて
いる任意の基材を用いて清涼飲料、ジュース、コーヒ
ー、紅茶、リキュール、牛乳、乳清飲料、乳酸菌飲料、
飴(キャンデー)、チューインガム、チョコレート、グ
ミ、ヨーグルト、アイスクリーム、プディング、水よう
かんなどとすることができる。タマリンド種皮抽出物ま
たはプロシアニジンは、水溶性であり、実用濃度では容
易に均一な溶液を与えるので、水性の食品に配合するに
当たり特に困難な点はない。また、タマリンド種皮抽出
物またはプロシアニジンには若干の渋みがあるが、この
渋みが本発明の抗肥満剤そして糖質分解消化酵素阻害
剤、血糖上昇抑制剤、単糖吸収抑制剤、コール酸吸着排
泄作用剤、コレステロール低下剤、血中トリグリセリド
低下剤及びリパーゼ阻害剤を飲食物に配合する上で障害
になるときは、サイクロデキストリン、デキストリン、
乳糖、糖アルコール(例えばソルビトール、マルチトー
ル、キシリトール、エリスリトール等)等を混合して渋
みを隠蔽することができる。また、飲食物に配合する場
合において、渋み、色調の点を考慮すると、タマリンド
種皮抽出物を乾燥重量換算で、0.0001%から1
0.0%の濃度の範囲で、さらに好ましくは、0.01
%から5.0%の濃度の範囲で配合することができる。
これら飲食物の製造には、その種類に応じて種々の成分
を利用することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ
糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、ルブ
ソサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、
リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl
ーα−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グ
リセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリ
コール脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、
カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、
ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸
類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤等、通常の食
品原料として使用されているものを適宜配合して製造す
ることができる。
【0018】また、本発明の動物飼料は、その目的に応
じて通常動物飼料に用いられている各種成分と本発明の
抗肥満剤そして糖質分解消化酵素阻害剤、血糖上昇抑制
剤、単糖吸収抑制剤、コール酸吸着排泄作用剤、コレス
テロール低下剤、血中トリグリセリド低下剤及びリパー
ゼ阻害剤とを適宜配合することにより製造することがで
き、例えば家畜用飼料やキャットフード、ドッグフード
やウサギ用フード等のペットフード等が挙げられる。な
お、本発明の動物飼料を製造する際、月桂樹、グアバ
葉、小麦、ウーロン茶、ガルシニア、ギムネマ・シルベ
スタの抽出物等の抗肥満作用を有する他の植物抽出物の
うちいずれか一つ又は二つ以上のものを配合して使用し
てもよい。また、タマリンド種皮抽出物またはプロシア
ニジンには若干の渋みがあるが、この渋みが本発明の抗
肥満剤を動物飼料に配合する上で障害になるときは、サ
イクロデキストリン、デキストリン、乳糖、糖アルコー
ル(例えばソルビトール、マルチトール、キシリトー
ル、エリスリトール等)等を混合して渋みを隠蔽するこ
とができる。また、動物飼料に配合する場合において、
渋み、色調の点を考慮すると、タマリンド種皮抽出物を
乾燥重量換算で、0.0001%から10.0%の濃度
の範囲で、さらに好ましくは、0.01%から5.0%
の濃度の範囲で配合することができる。
【0019】さらには、本発明の抗肥満剤そして糖質分
解消化酵素阻害剤、血糖上昇抑制剤、単糖吸収抑制剤、
コール酸吸着排泄作用剤、コレステロール低下剤、血中
トリグリセリド低下剤及びリパーゼ阻害剤は、飲食物ま
たは動物飼料への添加用剤として使用することができ
る。該添加用剤は、本発明の抗肥満剤そして糖質分解消
化酵素阻害剤、血糖上昇抑制剤、単糖吸収抑制剤、コー
ル酸吸着排泄作用剤、コレステロール低下剤、血中トリ
グリセリド低下剤及びリパーゼ阻害剤をそのまま、ある
いは通常飲食物または動物飼料の製造に用いられる担体
と組み合せて、粉末、顆粒、ペースト、カプセル、シロ
ップ、固形状、ゲル状、液状、懸濁液、乳液等の形態と
して使用することができる。該添加用剤は、いずれの飲
食物または動物飼料に対しても、抗肥満作用さらに、糖
質分解消化酵素阻害作用、血糖上昇抑制作用、単糖吸収
抑制作用、コール酸吸着排泄作用、コレステロール低下
作用、血中トリグリセリド低下作用及びリパーゼ阻害作
用を付与することを目的として、飲食物の製造時、又は
製造された製品に添加することができる。
【0020】次に、タマリンド種皮抽出物の製造例、糖
質分解消化酵素阻害試験、肥満抑制試験、血糖上昇抑制
試験、単糖吸収抑制試験、コール酸吸着排泄試験、血中
コレステロール低下試験、血中トリグリセリド低下試
験、リパーゼ阻害試験、および各種医薬品、飲食物、動
物飼料の製造例を挙げ、本発明を詳しく説明するが、本
発明はこれらの実施例等になんら制約されるものではな
い。
【0021】
【実施例】
[実施例1] タマリンド種皮抽出物の製造(1) 粉砕したタマリンド種皮100gを3000ml容の三
角フラスコに入れ、抽出溶媒である50%エタノール1
000mlを加え、40℃で24時間静置して可溶性成
分を抽出した。これを濾過し、得た濾液を減圧下で濃縮
乾固して、固形抽出物30.0gを得た。 [実施例2] タマリンド種皮抽出物の製造(2) 粉砕したタマリンド種皮100gを3000ml容の三
角フラスコに入れ、抽出溶媒である50%アセトン10
00mlを加え、40℃で24時間静置して可溶性成分
を抽出した。これを濾過し、得た濾液を減圧下で濃縮乾
固して、固形抽出物30.0gを得た。 [実施例3] タマリンド種皮抽出物の製造(3) 粉砕したタマリンド種皮100gを3000ml容の三
角フラスコに入れ、抽出溶媒である水1000mlを加
え、100℃で2時間抽出して可溶性成分を得た。これ
を濾過し、得た濾液を減圧下で濃縮乾固して、固形抽出
物13.2gを得た。
【0022】[実験例1] α−グルコシダーゼ阻害活
性の測定 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、酵母由
来のα−グルコシダーゼ(東洋紡社製)を用いて、下記
の測定方法でα−グルコシダーゼ阻害活性を測定した。
酵素活性は、スクロースの加水分解により生成するグル
コースおよびフラクトースの還元力の増加をジニトロサ
リチル酸を用いて比色定量をすることにより、測定し
た。その結果を表1に示す。 (α−グルコシダーゼ阻害活性の測定方法) 50mMスクロース溶液(pH7.0の50mMリン酸カリウム緩衝液使用) 0.50 ml α−グルコシダーゼ溶液 0.25 ml タマリンド種皮抽出物水溶液 0.05 ml 50mMリン酸カリウム緩衝液, pH 7.0 0.20 ml 上記各溶液を混合して得られた酵素反応液を試験管に入
れ、37℃で30分間反応させた。生成した還元糖は1
mlのジニトロサリチル酸溶液(1%水酸化ナトリウム、
5%酒石酸カリウムナトリウム、0.2%フェノール、
1%ジニトロサリチル酸、0.05% 亜硫酸ナトリウ
ム)を加えて、100℃で10分間反応させ、吸光度5
40nmの吸収を測定した。対照には試料溶液の代わりに
上記リン酸カリウム緩衝液を用いた。また、それぞれの
ブランクとして、酵素溶液の代わりに上記リン酸カリウ
ム緩衝液を用いた。阻害活性は次の式から求められる阻
害率で表した。また、同様に植物由来のα−グルコシダ
ーゼ阻害活性を有する物質として知られるグアバ葉の熱
水抽出物についても測定した。 阻害率(%)={(A−B)−(C−D)}/(A−
B)×100 但し、A:対照溶液の吸光度 B:対照溶液のブランクの吸光度 C:試料溶液の吸光度 D:試料溶液のブランクの吸光度 以上の結果から、阻害率が50%になるときのタマリン
ド種皮抽出物の水溶液の濃度をIC50値として求めた。
なおIC50値が小さいほど酵素阻害活性は強い。 [表1] サンプル IC50値(μg/ml) タマリンド種皮抽出物 1.3 グアバ葉(熱水抽出物) 20.0
【0023】[実験例2] スクラーゼ阻害活性試験 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、ラット
由来のラット小腸アセトンパウダー(Sigma社製)を用
いて、その中に含まれている小腸由来のスクラーゼに対
するスクラーゼ阻害活性を下記方法で測定した。なお、
酵素活性は、スクロースの加水分解により生成するグル
コースの増加をグルコース測定用キットであるグルコー
スCII-テストワコー(和光純薬製)で定量することによ
り、測定した。その結果を表2に示す。 (スクラーゼ阻害活性の測定法) 50mMスクロース溶液(pH7.0の50mMリン酸カリウム緩衝液使用) 0.50 ml ラット小腸アセトンパウダー溶液 0.25 ml タマリンド種皮抽出物水溶液 0.05 ml 50mMリン酸カリウム緩衝液, pH 7.0 0.20 ml 上記各溶液を混合して得られた酵素反応液を試験管に入
れ、37℃で30分間反応した。生成したグルコース
は、グルコース測定用キットであるグルコースCII-テス
トワコー(和光純薬製)で定量することにより、測定し
た。対照には試料溶液の代わりに上記リン酸カリウム緩
衝液を用いた。また、それぞれのブランクとして、酵素
溶液の代わりに上記リン酸カリウム緩衝液を用いた。阻
害活性は次の式から求められる阻害率で表した。さら
に、同様に植物由来のスクラーゼ阻害活性を有する物質
として知られるグアバ葉の熱水抽出物についても測定し
た。 阻害率(%)={(A−B)−(C−D)}/(A−
B)×100 但し、A:対照溶液の吸光度 B:対照溶液のブランクの吸光度 C:試料溶液の吸光度 D:試料溶液のブランクの吸光度 以上の結果から、阻害率が50%になるときのタマリン
ド種皮抽出物濃度をIC50値として求めた。なおIC50
値が小さいほど酵素阻害活性は強い。 [表 2] サンプル IC50値(μg/ml) タマリンド種皮抽出物 400 グアバ葉(熱水抽出物) 1000
【0024】[実験例3] マルターゼ阻害活性試験 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、ラット
由来のラット小腸アセトンパウダー(Sigma社製)を用
いて、その中に含まれている小腸由来のマルターゼに対
する阻害活性を下記の方法で測定した。なお、酵素活性
は、マルトースの加水分解により生成するグルコースの
増加をグルコース測定用キットであるグルコースCII-テ
ストワコー(和光純薬製)で定量することにより、測定
した。その結果を表3に示す。 (マルターゼ阻害活性の測定方法) 50mMマルトース溶液(pH7.0の50mMリン酸カリウム緩衝液使用) 0.50 ml ラット小腸アセトンパウダー溶液 0.25 ml タマリンド種皮抽出物水溶液 0.05 ml 50mMリン酸カリウム緩衝液, pH 7.0 0.20 ml 上記各溶液を混合して得られた酵素反応液を試験管に入
れ、37℃で30分間反応した。生成したグルコース
は、グルコース測定用キットであるグルコースCII-テス
トワコー(和光純薬製)で定量することにより、測定し
た。対照には試料溶液の代わりに上記リン酸カリウム緩
衝液を用いた。また、それぞれのブランクとして、酵素
溶液の代わりに上記リン酸カリウム緩衝液を用いた。阻
害活性は次の式から求められる阻害率で表した。さら
に、同様に植物由来のマルターゼ阻害活性を有する物質
として知られるグアバ葉の熱水抽出物についても測定し
た。 阻害率(%)={(A−B)−(C−D)}/(A−
B)×100 但し、A:対照溶液の吸光度 B:対照溶液のブランクの吸光度 C:試料溶液の吸光度 D:試料溶液のブランクの吸光度 以上の結果から、阻害率が50%になるときのタマリン
ド種皮抽出物濃度をIC50値として求めた。IC50値が
小さいほど酵素阻害活性は強い。 [表 3] サンプル IC50値(μg/ml) タマリンド種皮抽出物 200 グアバ葉(熱水抽出物) 400
【0025】[実験例4] 肥満抑制試験 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、下記方
法で肥満抑制試験を行った。その結果を図1に示す。 (肥満抑制活性の測定方法) Crj:ICR系雄性マウス(日本チャールスリバー
(株))7週齢を1週間予備飼育後、1群7匹で実験に
供した。動物は温度23±1℃、湿度55±5%、照明
時間12時間/dayに設定された恒温恒室で飼育し、飼
料にラボMR(日本農産製)を用いて水は自由摂取させ
た。試験検体は5%アラビアゴム液にて懸濁調製した。
各検体溶液はマウス10gあたり0.1ml投与となる
よう濃度調製し、投与量を1.5g/kg、1g/kg
とした。また、対照群は5%アラビアゴム液とした。マ
ウスは投与前日より絶食状態とし、翌日強制単回投与し
た。試験期間は2週間とし、体重および一般症状を測
定、観察した。 (結果) 1)体重 タマリンド種皮抽出物の各群とも、図1に示
すとおり対照群と比較して体重の増加が抑制された。 2)一般症状 タマリンド種皮抽出物の各群とも、対照
群と比較して特に異常は認められなかった。よって、安
全性になんら問題はなかった。
【0026】[実験例5] 血糖上昇抑制試験(1) 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、下記方
法で血糖上昇抑制試験を行った。その結果を図2に示
す。 (血糖上昇抑制活性の測定法)ddY系雄性マウス(日
本チャールスリバー(株))5週齢を1週間予備飼育
後、1群5匹で実験に供した。一晩絶食したマウスの空
腹時血中グルコース濃度を測定したあと、プロシアニジ
ンおよびスクロースを強制単回経口投与した。プロシア
ニジンはマウス10gあたり0.1ml投与となるよう
濃度調整し、投与量を150mg/kgとした。また、
対照群は脱イオン水とした。スクロースはマウス10g
あたり0.1ml投与となるよう濃度調整し、投与量を
8g/kgとした。投与後、30分毎に血糖値を測定し
た。 (結果)タマリンド種皮抽出物投与群はスクロース負荷
後30分の時点から、図2に示すとおり対照群と比較し
て血糖上昇が有意に抑制された。またスクロース分解吸
収の遅延効果も認められた。
【0027】[実験例6] 血糖上昇抑制試験(2) 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、下記方
法で血糖上昇抑制試験における濃度依存性および有効量
の検討を行った。その結果を図3に示す。 (血糖上昇抑制活性の濃度依存性の測定法)ddY系雄
性マウス(日本チャールスリバー(株))5週齢を1週
間予備飼育後、1群7匹で実験に供した。一晩絶食した
マウスの空腹時血中グルコース濃度を測定したあと、タ
マリンド種皮抽出物およびスクロースを強制単回経口投
与し、30分後の血糖値を測定した。タマリンド種皮抽
出物はマウス10gあたり0.1ml投与となるよう濃
度調整し、投与量を32.5〜300mg/kgとし
た。また、対照群は脱イオン水とした。スクロースはマ
ウス10gあたり0.1ml投与となるよう濃度調整
し、投与量を8g/kgとした。 (結果)タマリンド種皮抽出物投与群はスクロース負荷
後30分で、図3に示すとおり対照群と比較して血糖上
昇が濃度依存的に抑制された。マウスを用いた本実験に
おいては75mg/kg以上の投与で有意に血糖上昇が
抑制され、32.5mg/kg投与群では抑制傾向が認
められた。
【0028】[実験例7] 単糖吸収抑制試験 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、下記方
法で単糖吸収抑制試験を行った。その結果を図4に示
す。 (単糖吸収抑制活性の測定法)ICR系雌性マウス(日
本チャールスリバー(株))7週齢を1週間予備飼育
後、1群5匹で実験に供した。一晩絶食したマウスの空
腹時血中グルコース濃度を測定したあと、タマリンド種
皮抽出物および単糖(グルコース)を強制単回経口投与
した。タマリンド種皮抽出物はマウス10gあたり0.
1ml投与となるよう濃度調整し、投与量を150mg
/kgとした。また、対照群は脱イオン水とした。グル
コースはマウス10gあたり0.1ml投与となるよう
濃度調整し、投与量を4g/kgとした。投与後、30
分毎に血糖値を測定した。 (結果)タマリンド種皮抽出物投与群はグルコース負荷
後30分の時点から、図4に示すとおり対照群と比較し
て血糖上昇が有意に抑制された。すなわちタマリンド種
皮抽出物は腸管からのグルコース吸収を抑制した。
【0029】[実験例8] コール酸吸着排泄試験 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、下記方
法でコール酸吸着排泄試験を行った。その結果を図5に
示す。 (コール酸吸着排泄活性の測定法)ddY系雄性マウス
(日本チャールスリバー(株))7週齢を1週間予備飼
育後、1群15匹で実験に供した。マウスにタマリンド
種皮抽出物を12日間連続で強制経口投与した。タマリ
ンド種皮抽出物はマウス10gあたり0.1ml投与と
なるよう濃度調整し、投与量を50mg/kg、100
mg/kgとした。また、対照群は脱イオン水とした。
実験は、餌および水ともに自由摂取で行った。実験最終
日に、各群の糞を集め排泄されたコール酸を定量した。
コール酸の定量は、総胆汁酸測定用キットである総胆汁
酸テストワコー(和光純薬工業製)を用いて比色定量し
た。 (結果)タマリンド種皮抽出物投与群は、図5に示すと
おり対照群と比較してコール酸吸着排泄量が濃度依存的
に増加した。すなわちタマリンド種皮抽出物は腸管から
のコール酸再吸収を抑制し、排泄促進した。
【0030】[実験例9] 血中コレステロール低下試
験 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、下記方
法で血中コレステロール低下試験を行った。その結果を
図6に示す。 (血中コレステロール低下活性の測定法)Wister系雌性
ラット(日本チャールスリバー(株))5週齢を1週間
予備飼育後、1群7匹で実験に供した。ラットにタマリ
ンド種皮抽出物を14日間連続で強制経口投与した。タ
マリンド種皮抽出物はマウス10gあたり0.1ml投
与となるよう濃度調整し、投与量を100mg/kgと
した。また、対照群は脱イオン水とした。実験期間中
は、高コレステロール食および水を自由摂取させた。実
験最終日に、血液を採取し血中コレステロールを定量し
た。 (結果)タマリンド種皮抽出物投与群は、図6に示すと
おり対照群と比較して血中コレステロール量が有意に低
下した。
【0031】[実験例10] 血中トリグリセリド低下
試験 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、下記方
法で血中トリグリセリド低下試験を行った。その結果を
図7に示す。 (血中トリグリセリド低下活性の測定法)ddY系雄性
マウス(日本チャールスリバー(株))5週齢を1週間
予備飼育後、1群15匹で実験に供した。マウスにタマ
リンド種皮抽出物を14日間連続で強制経口投与した。
タマリンド種皮抽出物はマウス10gあたり0.1ml
投与となるよう濃度調整し、投与量を100mg/kg
とした。また、対照群は脱イオン水とした。実験は、餌
および水ともに自由摂取で行った。実験最終日に、血液
を採取し血中の遊離トリグリセリドを定量した。 (結果)タマリンド種皮抽出物投与群は、図7に示すと
おり対照群と比較して血中トリグリセリド量が有意に低
下した。
【0032】[実験例11] リパーゼ阻害試験 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物について、ブタ膵
臓由来のリパーゼ(Sigma社製)を用いて、タマリンド
種皮抽出物のリパーゼ阻害試験を行った。その結果を表
4及び図8に示す。酵素活性は、リパーゼ基質である三
酪酸ジメルカプロールの加水分解により生成するジメル
カプロールの増加を5'5−ジチオビス2−ニトロ安息香酸
を用いた比色定量をすることにより、測定した。 (リパーゼ阻害作用の測定法) 5'5−ジチオビス2−ニトロ安息香酸溶液(pH7.5緩衝液) 1.00ml リパーゼ溶液(pH7.5緩衝液) 0.05ml タマリンド種皮抽出物水溶液 0.10ml 三酪酸ジメルカプロール溶液 0.10ml 上記各溶液を混合して得られた酵素反応液を試験管に入
れ、30℃で30分間反応した。反応終了時に酸性陰イ
オン界面活性剤を2.00ml加えてリパーゼの反応を
停止し、吸光度412nmの吸収を測定した。対照には
試料溶液の代わりに蒸留水を用いた。また、それぞれの
ブランクとして、酵素溶液の代わりに緩衝液を用いた。
阻害活性は次の式から求められる阻害率で表した。 阻害率(%)={(A−B)−(C−D)}/(A−
B)×100 但し、A:対照溶液の吸光度 B:対照溶液のブランクの吸光度 C:試料溶液の吸光度 D:試料溶液のブランクの吸光度 以上の結果から、阻害率が50%になるときのタマリン
ド種皮抽出物濃度をIC50値として求めた。IC50値が
小さいほど酵素阻害活性は強い。 [表4] サンプル IC50値(μg/ml) タマリンド種皮抽出物 8.0
【0033】[実施例4] 錠剤 実施例1のタマリンド種皮抽出物を用い、錠剤を製造し
た。すなわち、製造例1のタマリンド種皮抽出物150
gを同量の乳糖及びステアリン酸マグネシウム5gと混
合し、この混合物を単発式打錠機にて打錠し、直径10
mm、重量300mgの錠剤を製造した。 [実施例5] 顆粒剤 実施例4で得た錠剤を粉砕、整粒し、篩別して20〜5
0メッシュの顆粒剤を得た。
【0034】[実施例6] キャンデー 実施例1のタマリンド種皮抽出物を用い、下記の組成
で、キャンデーを製造した。タマリンド種皮抽出物の配
合にもかかわらず、苦みもなく、味は良好であった。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) グラニュー糖 55.0 水 飴 43.5 ク エ ン酸 1.0 香 料 0.2 色 素 0.2 タマリンド種皮抽出物 0.1 [実施例7]ジュース 実施例3のタマリンド種皮抽出物を用い、下記の組成に
より、ジュースを製造した。配合されたタマリンド種皮
抽出物がジュースの味や色に影響を与えることはなかっ
た。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) 冷凍濃縮温州みかん果汁 5.0 果糖ブドウ糖液糖 11.0 ク エ ン 酸 0.2 L−アスコルビン酸 0.02 香 料 0.2 色 素 0.1 タマリンド種皮抽出物 0.2 水 83.28
【0035】[実施例8]チューインガム 実施例1のタマリンド種皮抽出物を用い、下記の組成に
より、チューインガムを製造した。配合されたタマリン
ド種皮抽出物がチューインガムの味や色に影響を与える
ことはなかった。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) チューインガムベース 20.0 ショ糖 55.0 水飴 20.0 軟化剤 4.0 香 料 0.85 色 素 0.1 タマリンド種皮抽出物 0.05 [実施例9]チョコレート 実施例1のタマリンド種皮抽出物を用い、下記の組成に
より、チョコレートを製造した。配合されたタマリンド
種皮抽出物がチョコレートの味や色に影響を与えること
はなかった。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) チョコレート 45.0 ショ糖 15.0 カカオバター 20.0 全脂粉乳 19.9 タマリンド種皮抽出物 0.1
【0036】[実施例10]クッキー 実施例3のタマリンド種皮抽出物を用い、下記の組成に
より、クッキーを製造した。配合されたタマリンド種皮
抽出物がクッキーの味や色に影響を与えることはなかっ
た。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) 薄力粉 31.77 全卵 16.0 マーガリン 19.1 上白糖 25.5 ベーキングパウダー 0.2 水 7.2 月桂樹抽出物 0.1 タマリンド種皮抽出物 0.13 [実施例11]クッキー 実施例3のタマリンド種皮抽出物を用い、下記の組成に
より、クッキーを製造した。配合されたタマリンド種皮
抽出物がクッキーの味や色に影響を与えることはなかっ
た。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) 薄力粉 31.77 全卵 16.0 マーガリン 19.12 上白糖 25.5 ベーキングパウダー 0.2 水 7.2 グアバ葉抽出物 0.08 タマリンド種皮抽出物 0.13
【0037】[実施例12]ガム 実施例1のタマリンド種皮抽出物を用い、下記の組成に
より、ガムを製造した。配合されたタマリンド種皮抽出
物がガムの味や色に影響を与えることはなかった。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) ガムベース 20.0 炭酸カルシウム 2.0 小麦抽出物 0.1 乳糖 76.8 香料 1.0 タマリンド種皮抽出物 0.1 [実施例13]ガム 実施例1のタマリンド種皮抽出物を用い、下記の組成に
より、ガムを製造した。配合されたタマリンド種皮抽出
物がガムの味や色に影響を与えることはなかった。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) ガムベース 20.0 炭酸カルシウム 2.0 ウーロン茶抽出物 0.05 乳糖 76.85 香料 1.0 タマリンド種皮抽出物 0.1
【0038】[実施例14]ドッグフード 実施例1のタマリンド種皮抽出物を用い、下記の組成に
より、ドッグフード(ドライタイプ、水分10%)を製
造した。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) ミートミール 38.0%(重量%) チキンエキス 5.0 % 植物油脂 5.0 % 炭水化物 37.0 % 灰分 カルシウム 0.1% リン 0.08% ナトリウム 0.02% カリウム 0.03% 鉄 5.0×10-5% ビタミン類 ビタミンA 1000IU ビタミンB1 3.0×10-4% ビタミンB2 3.0×10-4% ビタミンD 100IU ビタミンE 10IU ナイアシン 5.0×10-3% パントテン酸 5.0×10-3% 水分 10.0 % タマリンド種皮抽出物 2.0
【0039】[実施例15] 発泡剤 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物を下記のように各
成分と混合し、混合物を直接粉末圧縮法により錠剤形態
に成形して、発泡剤を調製した。 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) グラニュー糖 40.0 L−アスコルビン酸 11.0 L−酒石酸 23.0 炭酸水素ナトリウム 22.0 タマリンド種皮抽出物 1.0 シアノコバラミン 0.3 クエン酸ナトリウム 1.0 甘味料 1.0 香料 0.2 色素 0.2 炭酸カリウム 0.3 [実施例16]飲料 実施例1で得られたタマリンド種皮抽出物を下記の組成
のように配合し、水を加えて全量を1000mlとし
て、スポーツドリンク形態の飲料を調製した。 ( 組 成 ) ( 配 合 ) 陽イオン(mEq/l) Na+ 21.0 K+ 5.0 Ca++ 1.0 Mg++ 0.5 陰イオン(mEq/l) Cl- 16.5 citrate--- 10.0 lactate- 1.0 タマリンド種皮抽出物 1.0g 果糖 20.0g ブドウ糖 1.0g 白糖 5.0g
【0040】[実施例17]飲料 実施例1で得たタマリンド種皮抽出物を、以下の配合成
分と共に1リットルの水に溶解して、飲料を製造した。 ( 組 成 ) ( 配 合 ) タマリンド種皮抽出物 0.5g キシロオリゴ糖 3.5g パラチノース 6.5g ラクトスクロース 60.0g ビタミンA 11500IU ビタミンB1 9.2mg ビタミンB2 9.2mg ビタミンB6 9.2mg ビタミンB12 27.7μg ビタミンC 3464.4mg ビタミンD 9923.6IU ビタミンE 69.3IU パントテン酸 46.2mg ナイアシン 92.4mg 葉酸 1847.2μg ビオチン 1385.4μg ビタミンK 692.7μg コリン 1154.5mg Ca 2309.0mg PO4 2309.0mg Mg 923.6mg Na 3232.6mg K 6003.4mg Cl 4618.0mg Fe 73.9mg Zn 36.9mg Cu 4.6mg Mn 92.4mg I 346.4μg 香料 適量
【0039】
【発明の効果】本発明の抗肥満剤そして糖質分解消化酵
素阻害剤、血糖上昇抑制剤、単糖吸収抑制剤、コール酸
吸着排泄作用剤、コレステロール低下剤、血中トリグリ
セリド低下剤及びリパーゼ阻害剤は、抗肥満作用、さら
に、糖質分解消化酵素阻害作用、血糖上昇抑制作用、単
糖吸収抑制作用、コール酸吸着排泄作用、コレステロー
ル低下作用、血中トリグリセリド低下作用、及びリパー
ゼ阻害作用を有し、抗肥満剤としては勿論、抗脂肪蓄積
症剤、抗高脂血症剤、抗動脈硬化症剤、抗糖尿病剤とし
ても有用である。食品原料として使用されているタマリ
ンドの種皮の部分から抽出されるタマリンド種皮抽出物
またはプロシアニジンは、安全性が高く、体内に摂取さ
れても心配がない。さらに、タマリンド種皮抽出物は有
効成分であるプロシアニジンを多量に含むため、タマリ
ンド種皮抽出物をそれ以上の精製工程を経なくても、タ
マリンド種皮抽出物そのままで強い抗肥満作用そして糖
質分解消化酵素阻害作用、血糖上昇抑制作用、単糖吸収
抑制作用、コール酸吸着排泄作用、コレステロール低下
作用、血中トリグリセリド低下作用、及びリパーゼ阻害
作用を示すので、製造工程が簡便でかつ製造コストが低
い。また、飲食物に添加して抗肥満作用そして糖質分解
消化酵素阻害作用、血糖上昇抑制作用、単糖吸収抑制作
用、コール酸吸着排泄作用、コレステロール低下作用、
血中トリグリセリド低下作用、及びリパーゼ阻害作用を
示すのに必要な添加量が極めて少量ですむ。本発明の抗
肥満剤そして糖質分解消化酵素阻害剤、血糖上昇抑制
剤、単糖吸収抑制剤、コール酸吸着排泄作用剤、コレス
テロール低下剤、血中トリグリセリド低下剤及びリパー
ゼ阻害剤を使用することにより、糖質分解消化酵素阻害
作用、血糖上昇抑制作用、単糖吸収抑制作用、コール酸
吸着排泄作用、コレステロール低下作用、血中トリグリ
セリド低下作用、及びリパーゼ阻害作用を示す飲食物の
製造が容易になり、日常生活の中で糖尿病や肥満を改善
あるいは予防するのに貢献することができる。したがっ
て、健康な人はもちろん、太り気味の人のためのダイエ
ット食品や、糖尿病患者用の飲食物としても有用であ
る。また、本発明の抗肥満剤そして糖質分解消化酵素阻
害剤、血糖上昇抑制剤、単糖吸収抑制剤、コール酸吸着
排泄作用剤、コレステロール低下剤、血中トリグリセリ
ド低下剤及びリパーゼ阻害剤を使用することによりペッ
トなどの動物用のダイエット食品や、糖尿病の動物用の
食品の製造が、従来よりも容易になり、哺乳動物の糖尿
病や肥満を改善あるいは予防するのに貢献することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタマリンド種皮抽出物を用いた、動物
実験による肥満抑制作用効果を示すグラフである。
【図2】本発明のタマリンド種皮抽出物を用いた、動物
実験による血糖上昇抑制作用効果を示すグラフである。
【図3】本発明のタマリンド種皮抽出物を用いた、動物
実験による血糖上昇抑制作用効果の濃度依存性を示すグ
ラフである。
【図4】本発明のタマリンド種皮抽出物を用いた、動物
実験による単糖吸収抑制作用効果を示すグラフである。
【図5】本発明のタマリンド種皮抽出物を用いた、動物
実験によるコール酸吸着排泄作用効果を示すグラフであ
る。
【図6】本発明のタマリンド種皮抽出物を用いた、動物
実験による血中コレステロール低下作用効果を示すグラ
フである。
【図7】本発明のタマリンド種皮抽出物を用いた、動物
実験による血中トリグリセリド低下作用効果を示すグラ
フである。
【図8】本発明のタマリンド種皮抽出物を用いた、リパ
ーゼ阻害作用効果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 1/30 A23L 1/30 B 1/307 1/307 // A21D 13/08 A21D 13/08 A23G 1/00 A23G 1/00 3/00 101 3/00 101 3/30 3/30 A23K 1/18 A23K 1/18 A A23L 2/52 A23L 2/38 C 2/38 C07D 311/62 C07D 311/62 C12N 9/99 C12N 9/99 A23L 2/00 F (72)発明者 田村 幸吉 広島県尾道市向東町14703番10号 丸善製 薬株式会社内

Claims (197)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロシアニジンを有効成分とする抗肥満
    剤。
  2. 【請求項2】 プロシアニジンを有効成分とする糖質分
    解消化酵素阻害作用を有することを特徴とする抗肥満
    剤。
  3. 【請求項3】 プロシアニジンを有効成分とする血糖上
    昇抑制作用を有することを特徴とする抗肥満剤。
  4. 【請求項4】 プロシアニジンを有効成分とする単糖吸
    収抑制作用を有することを特徴とする抗肥満剤。
  5. 【請求項5】 プロシアニジンを有効成分とするコール
    酸吸着排泄作用を有することを特徴とする抗肥満剤。
  6. 【請求項6】 プロシアニジンを有効成分とするコレス
    テロール低下作用を有することを特徴とする抗肥満剤。
  7. 【請求項7】 プロシアニジンを有効成分とする血中ト
    リグリセリド低下作用を有することを特徴とする抗肥満
    剤。
  8. 【請求項8】 プロシアニジンを有効成分とするリパー
    ゼ阻害作用を有することを特徴とする抗肥満剤。
  9. 【請求項9】 プロシアニジンを有効成分とする抗肥満
    剤を含有する飲食物。
  10. 【請求項10】 プロシアニジンを有効成分とする抗肥
    満剤を含有する食品添加剤。
  11. 【請求項11】 肥満の抑制、改善及び予防のための飲
    食物製造へのプロシアニジンの使用。
  12. 【請求項12】 プロシアニジンを有効成分とする抗肥
    満剤を含有する動物飼料。
  13. 【請求項13】 プロシアニジンを有効成分とする抗肥
    満剤を含有する動物飼料用添加剤。
  14. 【請求項14】 肥満の抑制、改善及び予防のための動
    物飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし8に記載のプロシアニ
    ジンがタマリンド種皮よりの抽出物から得られたもので
    あることを特徴とする抗肥満剤。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする抗肥満剤。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし8に記載のプロシアニ
    ジンがタマリンド種皮抽出物であることを特徴とする抗
    肥満剤。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、タマ
    リンド種皮抽出物であることを特徴とする抗肥満剤。
  19. 【請求項19】 プロシアニジンを有効成分とする抗脂
    肪蓄積症剤。
  20. 【請求項20】 プロシアニジンを有効成分とする糖質
    分解消化酵素阻害作用を有することを特徴とする抗脂肪
    蓄積症剤。
  21. 【請求項21】 プロシアニジンを有効成分とする血糖
    上昇抑制作用を有することを特徴とする抗脂肪蓄積症
    剤。
  22. 【請求項22】 プロシアニジンを有効成分とする単糖
    吸収抑制作用を有することを特徴とする抗脂肪蓄積症
    剤。
  23. 【請求項23】 プロシアニジンを有効成分とするコー
    ル酸吸着排泄作用を有することを特徴とする抗脂肪蓄積
    症剤。
  24. 【請求項24】 プロシアニジンを有効成分とするコレ
    ステロール低下作用を有することを特徴とする抗脂肪蓄
    積症剤。
  25. 【請求項25】 プロシアニジンを有効成分とする血中
    トリグリセリド低下作用を有することを特徴とする抗脂
    肪蓄積症剤。
  26. 【請求項26】 プロシアニジンを有効成分とするリパ
    ーゼ阻害作用を有することを特徴とする抗脂肪蓄積症
    剤。
  27. 【請求項27】 プロシアニジンを有効成分とする抗脂
    肪蓄積症剤を含有する飲食物。
  28. 【請求項28】 プロシアニジンを有効成分とする抗脂
    肪蓄積症剤を含有する食品添加剤。
  29. 【請求項29】 脂肪蓄積症の抑制、改善及び予防のた
    めの飲食物製造へのプロシアニジンの使用。
  30. 【請求項30】 プロシアニジンを有効成分とする抗脂
    肪蓄積症剤を含有する動物飼料。
  31. 【請求項31】 プロシアニジンを有効成分とする抗脂
    肪蓄積症剤を含有する動物飼料用添加剤。
  32. 【請求項32】 脂肪蓄積症の抑制、改善及び予防のた
    めの動物飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  33. 【請求項33】 請求項19ないし26記載のプロシア
    ニジンがタマリンド種皮よりの抽出物から得られたもの
    であることを特徴とする抗脂肪蓄積症剤。
  34. 【請求項34】 請求項33記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出され
    たものであることを特徴とする抗脂肪蓄積症剤。
  35. 【請求項35】 請求項19ないし26記載のプロシア
    ニジンがタマリンド種皮抽出物であることを特徴とする
    抗脂肪蓄積症剤。
  36. 【請求項36】 請求項35記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、タマ
    リンド種皮抽出物であることを特徴とする抗脂肪蓄積症
    剤。
  37. 【請求項37】 プロシアニジンを有効成分とする抗高
    脂血症剤。
  38. 【請求項38】 プロシアニジンを有効成分とする糖質
    分解消化酵素阻害作用を有することを特徴とする抗高脂
    血症剤。
  39. 【請求項39】 プロシアニジンを有効成分とする血糖
    上昇抑制作用を有することを特徴とする抗高脂血症剤。
  40. 【請求項40】 プロシアニジンを有効成分とする単糖
    吸収抑制作用を有することを特徴とする抗高脂血症剤。
  41. 【請求項41】 プロシアニジンを有効成分とするコー
    ル酸吸着排泄作用を有することを特徴とする抗高脂血症
    剤。
  42. 【請求項42】 プロシアニジンを有効成分とするコレ
    ステロール低下作用を有することを特徴とする抗高脂血
    症剤。
  43. 【請求項43】 プロシアニジンを有効成分とする血中
    トリグリセリド低下作用を有することを特徴とする抗高
    脂血症剤。
  44. 【請求項44】 プロシアニジンを有効成分とするリパ
    ーゼ阻害作用を有することを特徴とする抗高脂血症剤。
  45. 【請求項45】 プロシアニジンを有効成分とする抗高
    脂血症剤を含有する飲食物。
  46. 【請求項46】 プロシアニジンを有効成分とする抗高
    脂血症剤を含有する食品添加剤。
  47. 【請求項47】 高脂血症の抑制、改善及び予防のため
    の飲食物製造へのプロシアニジンの使用。
  48. 【請求項48】 プロシアニジンを有効成分とする抗高
    脂血症剤を含有する動物飼料。
  49. 【請求項49】 プロシアニジンを有効成分とする抗高
    脂血症剤を含有する動物飼料用添加剤。
  50. 【請求項50】 高脂血症の抑制、改善及び予防のため
    の動物飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  51. 【請求項51】 請求項37ないし44記載のプロシア
    ニジンがタマリンド種皮よりの抽出物から得られたもの
    であることを特徴とする抗高脂血症剤。
  52. 【請求項52】 請求項51記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出され
    たものであることを特徴とする抗高脂血症剤。
  53. 【請求項53】 請求項37ないし44記載のプロシア
    ニジンがタマリンド種皮抽出物であることを特徴とする
    抗高脂血症剤。
  54. 【請求項54】 請求項53記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、タマ
    リンド種皮抽出物であることを特徴とする抗高脂血症
    剤。
  55. 【請求項55】 プロシアニジンを有効成分とする抗動
    脈硬化症剤。
  56. 【請求項56】 プロシアニジンを有効成分とする糖質
    分解消化酵素阻害作用を有することを特徴とする抗動脈
    硬化症剤。
  57. 【請求項57】 プロシアニジンを有効成分とする血糖
    上昇抑制作用を有することを特徴とする抗動脈硬化症
    剤。
  58. 【請求項58】 プロシアニジンを有効成分とする単糖
    吸収抑制作用を有することを特徴とする抗動脈硬化症
    剤。
  59. 【請求項59】 プロシアニジンを有効成分とするコー
    ル酸吸着排泄作用を有することを特徴とする抗動脈硬化
    症剤。
  60. 【請求項60】 プロシアニジンを有効成分とするコレ
    ステロール低下作用を有することを特徴とする抗動脈硬
    化症剤。
  61. 【請求項61】 プロシアニジンを有効成分とする血中
    トリグリセリド低下作用を有することを特徴とする抗動
    脈硬化症剤。
  62. 【請求項62】 プロシアニジンを有効成分とするリパ
    ーゼ阻害作用を有することを特徴とする抗動脈硬化症
    剤。
  63. 【請求項63】 プロシアニジンを有効成分とする抗動
    脈硬化症剤を含有する飲食物。
  64. 【請求項64】 プロシアニジンを有効成分とする抗動
    脈硬化症剤を含有する食品添加剤。
  65. 【請求項65】 動脈硬化症の抑制、改善及び予防のた
    めの飲食物製造へのプロシアニジンの使用。
  66. 【請求項66】 プロシアニジンを有効成分とする抗動
    脈硬化症剤を含有する動物飼料。
  67. 【請求項67】 プロシアニジンを有効成分とする抗動
    脈硬化症剤を含有する動物飼料用添加剤。
  68. 【請求項68】 動脈硬化症の抑制、改善及び予防のた
    めの動物飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  69. 【請求項69】 請求項55ないし62記載のプロシア
    ニジンがタマリンド種皮よりの抽出物から得られたもの
    であることを特徴とする抗動脈硬化症剤。
  70. 【請求項70】 請求項69記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出され
    たものであることを特徴とする抗動脈硬化症剤。
  71. 【請求項71】 請求項55ないし62記載のプロシア
    ニジンがタマリンド種皮抽出物であることを特徴とする
    抗動脈硬化症剤。
  72. 【請求項72】 請求項71記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、タマ
    リンド種皮抽出物であることを特徴とする抗動脈硬化症
    剤。
  73. 【請求項73】 プロシアニジンを有効成分とする抗糖
    尿病剤。
  74. 【請求項74】 プロシアニジンを有効成分とする糖質
    分解消化酵素阻害作用を有することを特徴とする抗糖尿
    病剤。
  75. 【請求項75】 プロシアニジンを有効成分とする血糖
    上昇抑制作用を有することを特徴とする抗糖尿病剤。
  76. 【請求項76】 プロシアニジンを有効成分とする単糖
    吸収抑制作用を有することを特徴とする抗糖尿病剤。
  77. 【請求項77】 プロシアニジンを有効成分とするコー
    ル酸吸着排泄作用を有することを特徴とする抗糖尿病
    剤。
  78. 【請求項78】 プロシアニジンを有効成分とするコレ
    ステロール低下作用を有することを特徴とする抗糖尿病
    剤。
  79. 【請求項79】 プロシアニジンを有効成分とする血中
    トリグリセリド低下作用を有することを特徴とする抗糖
    尿病剤。
  80. 【請求項80】 プロシアニジンを有効成分とするリパ
    ーゼ阻害作用を有することを特徴とする抗糖尿病剤。
  81. 【請求項81】 プロシアニジンを有効成分とする抗糖
    尿病剤を含有する飲食物。
  82. 【請求項82】 プロシアニジンを有効成分とする抗糖
    尿病剤を含有する食品添加剤。
  83. 【請求項83】 糖尿病の抑制、改善及び予防のための
    飲食物製造へのプロシアニジンの使用。
  84. 【請求項84】 プロシアニジンを有効成分とする抗糖
    尿病剤を含有する動物飼料。
  85. 【請求項85】 プロシアニジンを有効成分とする抗糖
    尿病剤を含有する動物飼料用添加剤。
  86. 【請求項86】 糖尿病の抑制、改善及び予防のための
    動物飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  87. 【請求項87】 請求項73ないし80記載のプロシア
    ニジンがタマリンド種皮よりの抽出物から得られたもの
    であることを特徴とする抗糖尿病剤。
  88. 【請求項88】 請求項87記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出され
    たものであることを特徴とする抗糖尿病剤。
  89. 【請求項89】 請求項73ないし80記載のプロシア
    ニジンがタマリンド種皮抽出物であることを特徴とする
    抗糖尿病剤。
  90. 【請求項90】 請求項89記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、タマ
    リンド種皮抽出物であることを特徴とする抗糖尿病剤。
  91. 【請求項91】 プロシアニジンを有効成分とする糖質
    分解消化酵素阻害剤。
  92. 【請求項92】 プロシアニジンを有効成分とする糖質
    分解消化酵素阻害剤を含有する飲食物。
  93. 【請求項93】 プロシアニジンを有効成分とする糖質
    分解消化酵素阻害剤を含有する食品添加剤。
  94. 【請求項94】 糖質分解消化酵素阻害作用のための飲
    食物製造へのプロシアニジンの使用。
  95. 【請求項95】 プロシアニジンを有効成分とする糖質
    分解消化酵素阻害剤を含有する動物飼料。
  96. 【請求項96】 プロシアニジンを有効成分とする糖質
    分解消化酵素阻害剤を含有する動物飼料用添加剤。
  97. 【請求項97】 糖質分解消化酵素阻害作用のための動
    物飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  98. 【請求項98】 請求項91記載のプロシアニジンがタ
    マリンド種皮よりの抽出物から得られたものであること
    を特徴とする糖質分解消化酵素阻害剤。
  99. 【請求項99】 請求項98記載のプロシアニジンが、
    水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタ
    ノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
    グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチルケ
    トンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出され
    たものであることを特徴とする糖質分解消化酵素阻害
    剤。
  100. 【請求項100】 請求項91記載のプロシアニジンが
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする糖質分解
    消化酵素阻害剤。
  101. 【請求項101】 請求項100記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする糖質分解
    消化酵素阻害剤。
  102. 【請求項102】 プロシアニジンを有効成分とする血
    糖上昇抑制剤。
  103. 【請求項103】 プロシアニジンを有効成分とする血
    糖上昇抑制剤を含有する飲食物。
  104. 【請求項104】 プロシアニジンを有効成分とする血
    糖上昇抑制剤を含有する食品添加剤。
  105. 【請求項105】 血糖上昇抑制作用のための飲食物製
    造へのプロシアニジンの使用。
  106. 【請求項106】 プロシアニジンを有効成分とする血
    糖上昇抑制剤を含有する動物飼料。
  107. 【請求項107】 プロシアニジンを有効成分とする血
    糖上昇抑制剤を含有する動物飼料用添加剤。
  108. 【請求項108】 血糖上昇抑制作用のための動物飼料
    製造へのプロシアニジンの使用。
  109. 【請求項109】 請求項102記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮よりの抽出物から得られたものである
    ことを特徴とする血糖上昇抑制剤。
  110. 【請求項110】 請求項109記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする血糖上昇抑制剤。
  111. 【請求項111】 請求項102記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮抽出物であることを特徴とする血糖上
    昇抑制剤。
  112. 【請求項112】 請求項111記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする血糖上昇
    抑制剤。
  113. 【請求項113】 プロシアニジンを有効成分とする単
    糖吸収抑制剤。
  114. 【請求項114】 プロシアニジンを有効成分とする単
    糖吸収抑制剤を含有する飲食物。
  115. 【請求項115】 プロシアニジンを有効成分とする単
    糖吸収抑制剤を含有する食品添加剤。
  116. 【請求項116】 単糖吸収抑制作用のための飲食物製
    造へのプロシアニジンの使用。
  117. 【請求項117】 プロシアニジンを有効成分とする単
    糖吸収抑制剤を含有する動物飼料。
  118. 【請求項118】 プロシアニジンを有効成分とする単
    糖吸収抑制剤を含有する動物飼料用添加剤。
  119. 【請求項119】 単糖吸収抑制作用のための動物飼料
    製造へのプロシアニジンの使用。
  120. 【請求項120】 請求項113記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮よりの抽出物から得られたものである
    ことを特徴とする単糖吸収抑制剤。
  121. 【請求項121】 請求項120記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする単糖吸収抑制剤。
  122. 【請求項122】 請求項113記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮抽出物であることを特徴とする単糖吸
    収抑制剤。
  123. 【請求項123】 請求項122記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする単糖吸収
    抑制剤。
  124. 【請求項124】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    ール酸吸着排泄作用剤。
  125. 【請求項125】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    ール酸吸着排泄作用剤を含有する飲食物。
  126. 【請求項126】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    ール酸吸着排泄作用剤を含有する食品添加剤。
  127. 【請求項127】 コール酸吸着排泄作用のための飲食
    物製造へのプロシアニンの使用。
  128. 【請求項128】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    ール酸吸着排泄作用剤を含有する動物飼料。
  129. 【請求項129】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    ール酸吸着排泄作用剤を含有する動物飼料用添加剤。
  130. 【請求項130】 コール酸吸着排泄作用のための動物
    飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  131. 【請求項131】 請求項124記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮よりの抽出物から得られたものである
    ことを特徴とするコール酸吸着排泄作用剤。
  132. 【請求項132】 請求項131記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とするコール酸吸着排泄作
    用剤。
  133. 【請求項133】 請求項124記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮抽出物であることを特徴とするコール
    酸吸着排泄作用剤。
  134. 【請求項134】 請求項133記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とするコール酸
    吸着排泄作用剤。
  135. 【請求項135】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    レステロール低下剤。
  136. 【請求項136】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    レステロール低下剤を含有する飲食物。
  137. 【請求項137】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    レステロール低下剤を含有する食品添加剤。
  138. 【請求項138】 コレステロール低下作用のための飲
    食物製造へのプロシアニジンの使用。
  139. 【請求項139】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    レステロール低下剤を含有する動物飼料。
  140. 【請求項140】 プロシアニジンを有効成分とするコ
    レステロール低下剤を含有する動物飼料用添加剤。
  141. 【請求項141】 コレステロール低下作用のための動
    物飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  142. 【請求項142】 請求項135記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮よりの抽出物から得られたものである
    ことを特徴とするコレステロール低下剤。
  143. 【請求項143】 請求項142記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とするコレステロール低下
    剤。
  144. 【請求項144】 請求項135記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮抽出物であることを特徴とするコレス
    テロール低下剤。
  145. 【請求項145】 請求項144記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とするコレステ
    ロール低下剤。
  146. 【請求項146】 プロシアニジンを有効成分とする血
    中トリグリセリド低下剤。
  147. 【請求項147】 プロシアニジンを有効成分とする血
    中トリグリセリド低下剤を含有する飲食物。
  148. 【請求項148】 プロシアニジンを有効成分とする血
    中トリグリセリド低下剤を含有する食品添加剤。
  149. 【請求項149】 血中トリグリセリド低下作用のため
    の飲食物製造へのプロシアニジンの使用。
  150. 【請求項150】 プロシアニジンを有効成分とする血
    中トリグリセリド低下剤を含有する動物飼料。
  151. 【請求項151】 プロシアニジンを有効成分とする血
    中トリグリセリド低下剤を含有する動物飼料用添加剤。
  152. 【請求項152】 血中トリグリセリド低下作用のため
    の動物飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  153. 【請求項153】 請求項146記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮よりの抽出物から得られたものである
    ことを特徴とする血中トリグリセリド低下剤。
  154. 【請求項154】 請求項153記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする血中トリグリセリド
    低下剤。
  155. 【請求項155】 請求項146記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮抽出物であることを特徴とする血中ト
    リグリセリド低下剤。
  156. 【請求項156】 請求項155記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする血中トリ
    グリセリド低下剤。
  157. 【請求項157】 プロシアニジンを有効成分とするリ
    パーゼ阻害剤。
  158. 【請求項158】 プロシアニジンを有効成分とするリ
    パーゼ阻害剤を含有する飲食物。
  159. 【請求項159】 プロシアニジンを有効成分とするリ
    パーゼ阻害剤を含有する食品添加剤。
  160. 【請求項160】 リパーゼ阻害作用のための飲食物製
    造へのプロシアニジンの使用。
  161. 【請求項161】 プロシアニジンを有効成分とするリ
    パーゼ阻害剤を含有する動物飼料。
  162. 【請求項162】 プロシアニジンを有効成分とするリ
    パーゼ阻害剤を含有する動物飼料用添加剤。
  163. 【請求項163】 リパーゼ阻害作用のための動物飼料
    製造へのプロシアニジンの使用。
  164. 【請求項164】 請求項157記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮よりの抽出物から得られたものである
    ことを特徴とするリパーゼ阻害剤。
  165. 【請求項165】 請求項164記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とするリパーゼ阻害剤。
  166. 【請求項166】 請求項157記載のプロシアニジン
    がタマリンド種皮抽出物であることを特徴とするリパー
    ゼ阻害剤。
  167. 【請求項167】 請求項166記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とするリパーゼ
    阻害剤。
  168. 【請求項168】 プロシアニジンを含有することを特
    徴とする飲食物。
  169. 【請求項169】 プロシアニジンを含有することを特
    徴とする食品添加剤。
  170. 【請求項170】 飲食物製造へのプロシアニジンの使
    用。
  171. 【請求項171】 プロシアニジンを含有することを特
    徴とする動物飼料。
  172. 【請求項172】 プロシアニジンを含有することを特
    徴とする動物飼料用添加剤。
  173. 【請求項173】 動物飼料製造へのプロシアニジンの
    使用。
  174. 【請求項174】 請求項9、27、45、63、8
    1、92、103、114、125、136、147、
    158及び168記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮よりの抽出物から得られたものであることを特徴とす
    る飲食物。
  175. 【請求項175】 請求項174記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする飲食物。
  176. 【請求項176】 請求項10、28、46、64、8
    2、93、104、115、126、137、148、
    159及び169記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮よりの抽出物から得られたものであることを特徴とす
    る食品添加剤。
  177. 【請求項177】 請求項176記載のプロシアニジン
    が水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブ
    タノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする食品添加剤。
  178. 【請求項178】 請求項9、27、45、63、8
    1、92、103、114、125、136、147、
    158及び168記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮抽出物であることを特徴とする飲食物。
  179. 【請求項179】 請求項178記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする飲食物。
  180. 【請求項180】 請求項10、28、46、64、8
    2、93、104、115、126、137、148、
    159及び169記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮抽出物であることを特徴とする食品添加剤。
  181. 【請求項181】 請求項180記載のプロシアニジン
    が水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブ
    タノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする食品添加
    剤。
  182. 【請求項182】 請求項11、29、47、65、8
    3、94、105、116、127、138、149、
    160及び170記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮よりの抽出物から得られたものであることを特徴とす
    る、飲食物製造へのプロシアニジンの使用。
  183. 【請求項183】 請求項182記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする、飲食物製造へのプ
    ロシアニジンの使用。
  184. 【請求項184】 請求項11、29、47、65、8
    3、94、105、116、127、138、149、
    160及び170記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮抽出物であることを特徴とする、飲食物製造へのプロ
    シアニジンの使用。
  185. 【請求項185】 請求項184記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする、飲食物
    製造へのプロシアニジンの使用。
  186. 【請求項186】 請求項12、30、48、66、8
    4、95、106、117、128、139、150、
    161及び171記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮よりの抽出物から得られたものであることを特徴とす
    る動物飼料。
  187. 【請求項187】 請求項186記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする動物飼料。
  188. 【請求項188】 請求項13、31、49、67、8
    5、96、107、118、129、140、151、
    162及び172記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮よりの抽出物から得られたものであることを特徴とす
    る動物飼料用添加剤。
  189. 【請求項189】 請求項188記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする動物飼料用添加剤。
  190. 【請求項190】 請求項12、30、48、66、8
    4、95、106、117、128、139、150、
    161及び171記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮抽出物であることを特徴とする動物飼料。
  191. 【請求項191】 請求項190記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする動物飼
    料。
  192. 【請求項192】 請求項13、31、49、67、8
    5、96、107、118、129、140、151、
    162及び172記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮抽出物であることを特徴とする動物飼料用添加剤。
  193. 【請求項193】 請求項192記載のプロシアニジン
    が水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブ
    タノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする動物飼料
    用添加剤。
  194. 【請求項194】 請求項14、32、50、68、8
    6、97、108、119、130、141、152、
    163及び173記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮よりの抽出物から得られたものであることを特徴とす
    る、動物飼料製造へのプロシアニジンの使用。
  195. 【請求項195】 請求項194記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒で、抽出
    されたものであることを特徴とする、動物飼料製造への
    プロシアニジンの使用。
  196. 【請求項196】 請求項14、32、50、68、8
    6、97、108、119、130、141、152、
    163及び173記載のプロシアニジンがタマリンド種
    皮抽出物であることを特徴とする、動物飼料製造へのプ
    ロシアニジンの使用。
  197. 【請求項197】 請求項196記載のプロシアニジン
    が、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
    ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
    ル、グリセリン、アセトン、酢酸エチル及びメチルエチ
    ルケトンから選ばれた1種又は2種以上の溶媒による、
    タマリンド種皮抽出物であることを特徴とする、動物飼
    料製造へのプロシアニジンの使用。
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