JPH09203992A - 増感色素含有写真要素 - Google Patents

増感色素含有写真要素

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JPH09203992A
JPH09203992A JP8350124A JP35012496A JPH09203992A JP H09203992 A JPH09203992 A JP H09203992A JP 8350124 A JP8350124 A JP 8350124A JP 35012496 A JP35012496 A JP 35012496A JP H09203992 A JPH09203992 A JP H09203992A
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James Lawrence Edwards
ローレンス エドワーズ ジェームス
Benjamin Teh-Kung Chen
テー−クン チェン ベンジャミン
Richard Lee Parton
リー パートン リチャード
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 緑色増感色素を含む塩ヨウ化物乳剤の感度を
向上させ、かつステインを低減させる。 【解決手段】 ハロゲン化銀乳剤を含んでなる写真要素
であって、少くとも1層が、少くとも95モル%の塩化
物を含む塩ヨウ化銀乳剤を含有し、そして以下の一般式
(I): spは3−スルホプロピル、W1は、分子上の電荷バラ
ンスをとるのに必要な1個以上のイオンである。の増感
色素を含有する写真要素、並びにそれを用いる写真画像
の形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀写真
要素に関する。本発明の写真要素は少量のヨウ化物を含
む塩化銀乳剤を有し、かつシアニン色素で増感されてい
る。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真法には、通常潜像を形
成するためのハロゲン化銀写真要素の露光が含まれてお
り、この形成された潜像は写真処理の際、現像されて可
視像を形成する。ハロゲン化銀は、一般にスペクトルの
青色域の光に対してのみ本来感度を有する。青色域以外
の光に対してハロゲン化銀を増感するために、増感色素
をハロゲン化銀乳剤に用いる。増感色素は発色性化合物
(通常シアニン色素化合物)である。それらの通常の機
能は、ハロゲン化銀に吸着し、その後に光を吸収し(通
常、青色光以外)、次いでそのエネルギーをハロゲン化
銀粒子に伝達して、そのハロゲン化銀を、青色固有感度
以外の波長の放射線に感光するようにする。しかしなが
ら、増感色素はスペクトルの青色域においてハロゲン化
銀の感度を増大させるのにも用いることができる。
【0003】一般に、増感色素は、処理中に写真要素か
ら洗い出されるべきである。残留増感色素はDminに
寄与し、そして増感色素ステインと称されることが多
い。色素ステインは写真材料に記録される画像に悪影響
を与え、多年に亘って課題となっている。残留増感色素
ステインの課題は、新規乳剤、例えば、平板状乳剤粒子
(表面積がより広いので、より高レベルの色素を必要と
し、したがってより高レベルの色素ステインを生じさせ
る傾向がある)の出現により悪化している。加えるに、
高塩化物乳剤の使用は、増感色素の塩化銀乳剤への吸着
が本来それ程よくない傾向があるので、吸着性の高い増
感色素の使用が望ましいものになる。
【0004】増感色素は塩化銀に対する吸着性がそれ程
よくないので、塩化銀上での凝集が改良された緑色増感
色素を得る努力が、1980年代に高塩化物乳剤が導入
されて以来ここ数年の多くの研究のテーマであった。こ
の努力により、塩化銀についての感度が高い多くの新規
色素が開発されたが、これらの色素は色素ステインの増
加という犠牲を払うことが多い。このように、色素の凝
集傾向が増大すると、同時に色素ステインレベルもより
高くなることがある。
【0005】高塩化物乳剤はまた迅速処理に付されるこ
とが多く、写真要素中の色素が洗い出される時間、また
は現像もしくは漂白−定着処理で漂白される時間が少な
いので、色素ステインの課題をさらに悪化させることが
ある。近年のカラー写真印画紙は、塩臭化銀乳剤と比較
して迅速な処理速度を得るために高塩化物含量のハロゲ
ン化銀乳剤を用いる。
【0006】色素ステインを低減するために、ステイン
低減剤、例えば、ビストリアジンスチルベン化合物(光
学蛍光漂白剤としても知られている)を用いて色素ステ
インを低減してきた。しかしながら、これらの化合物は
高価であり、写真材料の親水性層に包含せしめることが
困難であることがある。色素ステインを低減するための
別法は、ある場合には、ある種の置換基を色素分子中に
包含せしめて色素ステインを低減することである。例え
ば、N,N’−2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル窒
素置換基を含有する色素(米国特許第3,424,58
6号)は、一般に3−スルホプロピル基を有する対応色
素より残留する度合いが少ない。他のステイン低減性窒
素置換基、例えば、米国特許第5,091,298号に
開示されている2−スルホエチルカルバモイルメチル基
もまた開示されている。
【0007】前記の色素構造の修正は、色素ステインの
低減に有効であることができるが、それらによっても前
記課題は解決されない。加えるに、重要なクラスの緑色
分光増感剤の中にはこれらのタイプのステイン−低減性
窒素置換基を用いるのが不可能なものもある。このクラ
スには、ベンゾオキサゾール色素があり、これらの色素
は通常、多くの写真製品、例えば、カラーネガフィルム
および反転フィルム、並びにカラー印画紙に緑色増感を
与えるために用いる。
【0008】ヨーロッパ特許出願第92303190.
9号、第93203191.7号、第9320319
2.5号および第93203193.3号に記載されて
いるこのタイプの緑色増感色素は、現像液中にステイン
−低減剤が不存在であっても、色素ステインが低減す
る。しかしながら、これらの低ステイン色素の多くは、
少量の臭化物(すなわち、2mole%未満)をも含有する
ものであっても、高塩化物乳剤に対して効率的な増感剤
ではない。
【0009】Shiba等の米国特許第3,865,5
98号には、少量のヨウ化物を塩臭化銀乳剤に添加する
ことにより得られる、J−バンド増感剤の緑色色素吸着
性の改質効果が記載されている。Shibaは、第2
欄、第10行において、「塩化銀乳剤は、緑色層のハロ
ゲン化銀乳剤としては適切ではなく」、そして「塩臭化
銀乳剤と比較して現像があまりに迅速に進行し、そして
乳剤が容易にカブるという欠点を有する」と述べてい
る。
【0010】Shibaの発明は、予備形成された塩臭
化銀乳剤に水性ヨウ化カリウムを添加することに基づい
ている。彼は、第3欄、第56行で、ヨウ化物の好まし
い添加量は0.5〜10mole%であると述べている。
0.5mole%未満のヨウ化物では効果が少なく、10mo
le%を超えると低コントラスト(第4欄、第6行)とな
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】感度を向上させる必要
性が依然としてある。緑色増感色素を含む塩ヨウ化物乳
剤の感度を向上させて、高写真感度および低ステインの
乳剤を形成することが特に求められている。本発明の目
的は、従来の塩ヨウ化物乳剤の緑色増感の欠点を克服す
ることである。
【0012】本発明の目的は、発色現像液で迅速に処理
することができ、しかも高い写真感度および低ステイン
を有する緑感性ハロゲン化銀乳剤を提供することであ
る。塩ヨウ化物乳剤の増感を向上させることが本発明の
別の目的である。緑色増感に以前適切でない色素群につ
いて高感度を与えることがさらなる目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらのそして
他の目的は、一般に、ハロゲン化銀乳剤を含んでなる写
真要素であって、少くとも1層が、少くとも95モル%
の塩化物を含む塩ヨウ化銀乳剤を含有し、そして以下の
一般式(I):
【0014】
【化3】
【0015】(前記式中、Z1 は、ハロゲン、シアノ
基、アミド置換芳香族基、または表示されたベンゼン環
に直接結合するヘテロ芳香族基もしくはアミド連結基を
介して結合する芳香族基を表し、Z2 は、置換もしくは
非置換のアルキル基、置換もしくは非置換のアルコキシ
基、シアノ基、置換もしくは非置換のアミド基、置換も
しくは非置換のカルバモイル基、ハロゲン、アミド置換
芳香族基、または表示されたベンゼン環に直接結合する
ヘテロ芳香族基もしくはアミド連結基を介して結合する
芳香族基を表し、W1は、分子上の電荷バランスをとる
のに必要な1個以上のイオンであり、R1 およびR
2 は、独立して置換もしくは非置換のアルキル基であ
り、そしてR3 はHまたは置換もしくは非置換の低級ア
ルキル基または置換もしくは非置換のアリールである)
の増感色素を含有する写真要素を提供することにより達
成される。
【0016】本発明の好ましい態様において、乳剤は、
分散媒体および塩ヨウ化銀粒子からなる感放射線乳剤を
含み、前記の塩ヨウ化銀粒子は、3対の同一距離で隔っ
た並行な{100}結晶面からなり、総銀量に基づいて
0.05〜1mole%のヨウ化物を含有し、最高のヨウ化
物濃度は、粒子の中心と比べて粒子の表面により近接し
て位置する。
【0017】
【発明の実施の形態】われわれは、1994年12月2
2日出願のChenらの米国特許出願第362,283
号に、塩化銀乳剤中にヨウ化物を導入する方法を記載し
たが、この方法によれば、感度が向上し、かつカブリも
しくは低コントラストが増加せず、Shibaの欠点を
克服するものであった。
【0018】われわれは、多くの低ステイン色素を見出
したが、その一部はヨーロッパ特許出願第923031
90.9号、第93203191.7号、第93203
192.5号および第93203193.3号に記載さ
れており、これらの色素は、それらを高塩化物かつ低ヨ
ウ化物の含有量の乳剤を増感するのに用いる場合に、優
れた増感効率を与えることができる。この色素および乳
剤を組み合せて用いると、感度が優れ、発色現像溶液中
のステイン低減性化合物(例えば、Phorwite
REU)を低レベル用いて迅速処理することができるハ
ロゲン化銀写真要素を得ることができる。
【0019】本出願明細書において、用語“芳香族”と
は、J.Marchの“Advanced Organ
ic Chemistry”、第2章(1985年、J
ohn Wiley & Sons,New Yor
k,NY発行)に記載されているような芳香族環を意味
する。芳香族基の例としては、フェニル、3−ヒドロキ
シフェニル、4−カルバモイルフェニル等が挙げられ
る。ヘテロ芳香族は、ヘテロ原子を含む芳香族基(例え
ば、ピロール−1−イル基、フラン−2−イル基等)を
意味する。
【0020】本願明細書において、化学的“基”(例え
ば、アルキル基、アリール基、ヘテロアリール基等)に
ついて言及する場合は、置換もしくは非置換の両者の可
能性を含み(例えば、アルキル基およびアリール基は置
換および非置換のアルキルを含み、置換および非置換が
特に断ってある場合は、分子上に使用可能な置換基とし
ては、写真用途に必要な特性を損わない任意の基(置換
されていても非置換であっても)を含む。特定の一般式
の化合物に言及する場合は、その一般式の定義内に入い
る、他のさらに具体的な式の化合物を含むものと、本出
願明細書全体を通じて理解される。
【0021】すでに述べたように、Z1 およびZ2 は、
アミド連結基を介して結合する芳香族基を表してもよ
く、その置換基は連結基のいずれの端部にも結合するこ
とができる(例えば、Z1 −NH−CO’−またはZ1
−CO−NH−)。連結基は芳香族基または非芳香族
基、例えば、メチルで置換されることができる。Z1
よびZ2 の例としては、ピロール−1−イル基、フラン
−2−イル基、チオフェン−2−イル基、ベンゼンカル
ボキシアミド基、4−カルバモイルフェニル基およびピ
ロールカルボキシアミド基、例えば、以下に示すものが
挙げられる:
【0022】
【化4】
【0023】(前記式中、R’は水素、アルキル基(例
えば、メチル、エチルまたは2−ヒドロキシエチル)、
またはアリール基(例えば、フェニルまたは4−ヒドロ
キシフェニル)であり、そしてYはN−R’,O,Sで
あることができる)。R3 はHまたは置換もしくは非置
換の低級アルキル基(例えば、メチル、エチル)または
置換もしくは非置換のアリール(例えば、フェニル)で
ある。
【0024】好ましくは、R1 およびR2 は両者ともア
ルキル基;例えば、両者とも炭素数1〜8(または1〜
4)のアルキル基であり、同一または異っていてよい。
1またはR2 の少くとも一方は、好ましくは酸基もし
くは酸塩基(酸性塩の基)で置換されており、好ましく
はR1 およびR2 の両者が酸基もしくは酸塩基で置換さ
れていてよい。酸塩基としては、カルボキシ、スルホ、
ホスファト、ホスホノ、スルホンアミド、スルファモイ
ルまたはアシルスルホンアミド(−CH2 −CO−NH
−SO2 −CH3 のような基)基が挙げられる。酸基ま
たは酸塩基とは、遊離の酸基またはそれに対応する塩の
みを意味するものであり、イオン化可能なプロトンまた
はイオン化プロトンが存在しないエステルは含まないこ
とに留意されたい。特に好ましいものは、カルボキシお
よびスルホ基(例えば、3−スルホブチル、4−スルホ
ブチル、3−スルホプロピル、2−スルホエチル、カル
ボキシメチル、カルボキシエチル、カルボキシプロピル
等)である。
【0025】W1は、分子上の電荷のバランスをとるの
に必要な1個以上のイオンであり、これはR1 およびR
2 が好ましくは両者とも酸基または酸塩基で置換されて
いるからであり、W1は典型的にカチオンであろう。適
切なカチオンの例としては、ナトリウム、カリウムおよ
びトリエチルアンモニウムが挙げられる。Z1 およびZ
2 が、それらのベンゼン環上の唯一の置換基であること
が好ましいが、これらの環は、本発明化合物の増感効率
に影響を与えない他の置換基でさらに置換されることも
可能である。このような置換基の典型はアルキルまたは
メトキシ基であろう。
【0026】置換することができる、先に定義した特定
基のいずれかの基の上の置換基(Z 1 またはZ2 につい
て述べた置換基の任意の基も含まれる)としては、ハロ
ゲン化銀(例えば、クロロ、フルオロ、ブロモ)、アル
コキシ(特に炭素数1〜10のもの、例えば、メトキ
シ、エトキシ)、置換もしくは非置換のアルキル(特に
炭素数1〜10のもの、例えば、メチル、トリフルオロ
メチル)、アミドもしくはカルバモイル(特に、炭素数
1〜10または炭素数1〜6のもの)、アルコキシカル
ボニル(特に、炭素数1〜10または炭素数1〜6のも
の)、および他の既知置換基、並びに置換および非置換
のアリール(特に、炭素数1〜10または炭素数1〜6
のもの)、例えば、フェニル、5−クロロフェニル、チ
オアルキル(例えば、メチルチオまたはエチルチオ)、
ヒドロキシまたはアルケニル(特に炭素数1〜10また
は炭素数1〜6のもの、および当該技術分野において既
知の他のものを挙げることができる。さらに、これらの
置換基のいずれも場合により非芳香族であってよい。
【0027】本発明の写真要素に用いられる式Iの化合
物の例を以下の第I表に列挙する:
【0028】
【表1】
【0029】spは3−スルホプロピル、3SBは3−
スルホブチル、4SBは4−スルホブチルである。式I
の色素は、当該技術分野において周知の技法、例えば、
HamerのCyanine Dyes and Re
lated Compounds,1964年(Joh
n Wiley & Sons,New York,N
Y発行)およびT.H.James編集、The Th
eory of the Photograplic
Process、第4版、Macmillan,New
York,1977年に記載されている技法により製
造できる。フランおよびピロール核を有する色素の合成
はヨーロッパ特許出願第93203192.5号に記載
されている。アミド置換色素の合成はヨーロッパ特許出
願第92303190.9号に記載されている。
【0030】本発明の写真要素中のハロゲン化銀乳剤を
増感するのに有用な増感色素の量は、典型的にハロゲン
化銀1モル当り0.001〜4ミリモルであるが、好ま
しくはハロゲン化銀1モル当り0.01〜1.0ミリモ
ルである。最適の色素濃度は当該技術分野において知ら
れている方法により決定することができる。本発明にお
いては、1994年12月22日出願のChen等の米
国特許出願第362,283号(この出願は共有されか
つ共譲渡され、引用することにより本明細書に包含す
る)において形成されるような塩ヨウ化銀粒子の増感も
その好ましい実施態様である。この好ましい実施態様で
は、分散媒体および塩ヨウ化銀粒子からなり、前記の塩
ヨウ化銀粒子は、3対の同一距離で隔った並行な{10
0}結晶面からなり、総銀量に基づいて0.05〜1mo
le%のヨウ化物を含有し、最高のヨウ化物濃度は、粒子
の中心と比べて粒子の表面により近接して位置する感放
射線乳剤である粒子を利用する。これらの粒子が少くと
も1個の{111}結晶面を有することが最も好まし
い。
【0031】塩ヨウ化銀粒子の粒子サイズ変動係数は3
5%未満であることが好ましく、最も好ましくは25%
未満である。本発明の感放射線乳剤ヨウ塩化物粒子は、
総銀量に基づいて0.1〜0.6モル%のヨウ化物を含
有し、塩ヨウ化銀粒子中の最高ヨウ化物濃度が、粒子を
形成する総銀量の15%までを占める外側部分に限定さ
れており、そして最高ヨウ化物濃度が、粒子の1面以上
の表面を形成する粒子部分に位置することも好ましい。
粒子を形成するヨウ化物は、一般に総銀量の50%まで
を占める、粒子の外側部分に限定され、そして好ましく
は、粒子を形成する総銀量の15%までを占める、粒子
の外側部分に限定される。
【0032】本発明の感放射線乳剤は、好ましくは{1
11}および{100}結晶面を有する十四面体粒子を
含む塩ヨウ化物粒子を有し、かつイリジウムドーピング
剤のような相反則改良性ドーピング剤を含有する。本発
明に用いられる感放射線乳剤は、好ましくはカブリ防止
剤として、複素環式環の隣接窒素原子に連結した炭素原
子に結合するメルカプト基を含有する化合物、例えば、
5−メルカプトテトラゾール、例えば、フェニル置換5
−メルカプトテトラゾールを含有し、このフェニル基は
非置換であるか、またはアルコキシ、フェノキシ、ハロ
ゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、アミド、カルバモイ
ル、スルファモイル、スルホンアミド、スルホ、スルホ
ニル、カルボキシ、カルボキシレート、ウレイドおよび
カルボニル基から選ばれる置換基を含有する。
【0033】感放射線乳剤は、またカブリ防止剤として
四級芳香族カルコゲンアゾリウム塩であって、カルコゲ
ンがイオウ、セレンまたはテルルであるもの、例えば、
ベンゾチアゾリウム塩またはベンゾセレナアゾリウム塩
を含有してもよい。適切な乳剤は、カブリ防止剤とし
て、複素環式環の窒素原子に結合したイオン化可能な水
素を含有するトリアゾールまたはテトラゾールを有して
もよい。
【0034】他の適切なカブリ防止剤としては、ベンゾ
トリアゾールまたはテトラアザインデンおよび炭素原子
の間に−X−X−結合(各Xは二価のイオウ、セレンま
たはテルルである)を含むジカルコゲニド化合物が挙げ
られる。本発明写真要素は白黒要素、単一色要素または
多色要素である。多色要素は、スペクトルの3種の主要
領域の各々に感光する画像色素形成性単位を含む。各単
位は、所定領域のスペクトルに感光する単一乳剤層また
は複数乳剤層からなることができる。要素の各層(画像
形成単位層を含む)は、写真技術分野において知られて
いる各種順序で配置することができる。別の様式では、
スペクトルの3種の主要領域の各々に感光する乳剤を単
一に区分された層として配置することもできる。
【0035】本発明材料は、緑感性が向上した乳剤が望
ましい任意のカラー印画紙に用いることができる。カラ
ー印画紙の他の材料は従来用いられたものであってよ
い。カラー印画紙に用いるのに適切な材料は、Rese
arch Disclosure,37038 199
5年2月に見出すことができる。本発明に用いるのに適
切なカプラーは、Research Disclosu
re,37038の第II節に見出すことができる。赤色
層および青色層に用いる乳剤はResearchDis
closure,37038の第XV節に記載されてい
る。さらに本発明の緑色層に用いられる乳剤は、本発明
のカラー印画紙の別の層に用いてもよい。適切なカブリ
抑制剤はResearch Disclosure,3
7038の第IV節にある。カラー印画紙用の典型的なフ
ォーマットはResearchDisclosure
37038の第VII 節および第VIII節にある。このよう
なフォーマットは、本発明の緑色層を利用する本発明の
3層カラー印画紙を形成するのに適切である。
【0036】典型的な多色写真要素は、少くとも1つの
シアン色素形成性カプラーが組合わさった赤感性ハロゲ
ン化銀乳剤層を少くとも1つ含んでなるシアン色素画像
形成性単位、少くとも1つのマゼンタ色素形成性カプラ
ーが組合わさった緑感性ハロゲン化銀乳剤層を少くとも
1つ含んでなるマゼンタ色素画像形成性単位、少くとも
1つのイエロー色素形成性カプラーが組合わさった青感
性ハロゲン化銀乳剤層を少くとも1つ含んでなるイエロ
ー色素画像形成性単位を担持する支持体を含んでなる。
本発明要素は追加の層、例えば、フィルター層、中間
層、オーバーコート層、下塗り層等を含むことができ
る。これらのすべては、透明なまたは反射性(例えば、
紙支持体)の支持体上に塗布することができる。
【0037】本発明の写真要素は、磁気記録材料、例え
ば、Research Disclosure,Ite
m 34390,1992年11月に記載されているも
の、または透明磁気記録層、例えば、米国特許第4,2
79,945号および米国特許第4,302,523号
に開示されているような透明支持体の下側に磁性粒子を
含有する層を含むことも有用である。本発明要素は典型
的に全厚さが5〜30ミクロンを有するであろう(支持
体を除いて)。カラー感光層の順序は変動することがあ
るが、それらは通常、赤感性、緑感性および青感性をこ
の順で透明支持体上に有し(すなわち、青感性層は支持
体から最遠)、そして反射性支持体上には逆の順序が典
型的である。
【0038】本発明はまた、使い捨てカメラ(sing
le use cameras、もしくは“レンズ付き
フィルム”ユニット)と称されることが多いものに本発
明の写真要素を使用することをも意図している。これら
のカメラは、予めフィルムをその中に装填した状態で販
売されており、カメラ全体を、露光済フィルムをカメラ
内に残した状態で処理業者に返却する。このようなカメ
ラは、ガラス製もしくはプラスチック製のレンズを有し
てよく、これらを介して写真要素を露光する。
【0039】本発明要素に用いるのに適切な材料の以下
の検討は、Research Disclosure
1994年 No.365,Item 36544、を引
用して行うであろう。この刊行物は、以下、“Rese
arch Disclosure I”と称する。以下
に参照する節は、特に断らない限り、Research
Disclosure Iの節である。本明細書に引
用されるすべてのResearch Disclosu
reは、Kenneth Mason Publica
tions,Ltd.,Dudley Annex,1
2a North Street,Emsworth,
Hampshire P010 7DQ,Englan
dにより発行されたものである。
【0040】本発明の写真要素は、またカラードカプラ
ー(例えば、層間補正レベルの調整のため)およびマス
キングカプラー、例えば、ヨーロッパ特許第213,4
90号、特開昭58−172,647号;米国特許第
2,983,608号;ドイツ特許出願第2,706,
117C号;英国特許第1,530,272号;特願昭
A−113935号;米国特許第4,070,191号
およびドイツ特許出願第2,643,965号に記載さ
れているものも用いることができる。これらのマスキン
グカプラーはシフトまたはブロックしてもよい。
【0041】本発明写真要素は、また画質を向上させる
ために漂白または定着の処理工程を促進または修正する
材料を含んでもよい。ヨーロッパ特許第193,389
号;ヨーロッパ特許第301,477号;米国特許第
4,163,669号;米国特許第4,865,956
号;および米国特許第4,923,784号記載の漂白
促進剤は特に有用である。また核形成剤、現像促進剤も
しくはそれらの前駆体(英国特許第2,097,140
号;英国特許第2,131,188号);電子移動剤
(米国特許第4,859,578号;米国特許第4,9
12,025号);カブリ防止剤および色混合防止剤、
例えば、ハイドロキノン、アミノフェノール、アミン、
没食子酸の誘導体;カテコール;アスコルビン酸;ヒド
ラジド;スルホンアミドフェノール;および非発色形成
性カプラーの使用も意図されている。
【0042】本発明要素は、またコロイド銀ゾルまたは
イエローおよび/もしくはマゼンタフィルター色素、お
よび/またはハレーション防止色素(特に、すべての感
光層の下のアンダーコートに、またはすべての感光層が
配備されている支持体面と反対側の面上に)を、水中油
形分散体、ラテックス分散体として、または固体粒子分
散体として含んでなるフィルター色素層を含有してもよ
い。加えるに、それらを、“スミアリング”カプラー
(例えば、米国特許第4,366,237号;ヨーロッ
パ特許第96,570号;米国特許第4,420,55
6号;および米国特許第4,543,323号記載)と
共に用いてもよい。また、これらのカプラーは、例え
ば、特願昭61−258249号または米国特許第5,
019,492号に記載されているように、ブロックさ
れていてもまたは保護形でコーティングされていてもよ
い。
【0043】本発明写真要素は、さらに他の画像改質化
合物、例えば、“現像抑制剤放出”化合物(DIR)を
含有してもよい。本発明要素に有用なさらなるDIR
は、当該技術分野において知られており、例は米国特許
第3,137,578号;第3,148,022号;第
3,148,062号;第3,227,554号;第
3,384,657号;第3,379,529号;第
3,615,506号;第3,617,291号;第
3,620,746号;第3,701,783号;第
3,733,201号;第4,049,455号;第
4,095,984号;第4,126,459号;第
4,149,886号;第4,150,228号;第
4,211,562号;第4,248,962号;第
4,259,437号;第4,362,878号;第
4,409,323号;第4,477,563号;第
4,782,012号;第4,962,018号;第
4,500,634号;第4,579,816号;第
4,607,004号;第4,618,571号;第
4,678,739号;第4,746,600号;第
4,746,601号;第4,791,049号;第
4,857,447号;第4,865,959号;第
4,880,342号;第4,886,736号;第
4,937,179号;第4,946,767号;第
4,948,716号;第4,952,485号;第
4,956,269号;第4,959,299号;第
4,966,835号;第4,985,336号;並び
に英国特許公報第1,560,240号;第2,00
7,662号;第2,032,914号;第2,09
9,167号;ドイツ特許第2,842,063号;第
2,937,127号;第3,636,824号;第
3,644,416号;並びに以下のヨーロッパ特許第
272,573号;第335,319号;第336,4
11号;第346,899号;第362,870号;第
365,252号;第365,346号;第373,3
82号;第376,212号;第377,463号;第
378,236号;第384,670号;第396,4
86号;第401,612号;第401,613号に記
載されている。
【0044】DIR化合物は、また“Develope
r−Inhibitor−Releasing(DI
R)Couplers for Color Phot
ography”,C.R.Barr,J.R.Thi
rtleおよびP.W.Vittum,Photogr
aphic Science and Enginee
ring,Vol.13,174頁(1969)に開示
されており、これらは引用することにより本明細書に包
含する。
【0045】本発明の思想は、Research Di
sclosure,1979年11月、Item 18
716,Kenneth Mason Publica
tions,Ltd.,Dudley Annex,1
2a North Street,Emsworth,
Hampshire P010 7DQ,Englan
d発行に記載されているような反射カラープリント(引
用することにより本明細書に包含する)を得るために用
いてもよいことが意図されている。本発明要素を形成す
るための乳剤および材料は、米国特許第4,917,9
94号に記載されているようなpH調整支持体上に、エポ
キシ溶剤(ヨーロッパ特許第0,164,961号)を
用いて、追加の安定剤(例えば、米国特許第4,34
6,165号;第4,540,653号および第4,9
06,559号記載)と共に、多価カチオン、例えば、
カルシウムに対する感度を低減するためのバラスト化キ
レート剤、例えば、米国特許第4,994,359号に
記載のものと共に、そしてステイン低減化合物、例え
ば、米国特許第5,068,171号および第5,09
6,805号に記載のものと共に塗布してもよい。本発
明要素に有用な他の化合物は、特開昭58−09959
号;58−62586号;特開平2−072629号;
特開平2−072630号;特開平2−072632;
特開平2−072633;特開平2−072634;特
開平2−077822;特開平2−078229;特開
平2−078230;特開平2−079336;特開平
2−079338;特開平2−079690;特開平2
−079691;特開平2−080487;特開平2−
080489;特開平2−080490;特開平2−0
80491;特開平2−080492;特開平2−08
0494;特開平2−085928;特開平2−086
669;特開平2−086670;特開平2−0873
61;特開平2−087362;特開平2−08736
3;特開平2−087364;特開平2−08809
6;特開平2−088097;特開平2−09366
2;特開平2−093663;特開平2−09366
4;特開平2−093665;特開平2−09366
6;特開平2−093668;特開平2−09405
5;特開平2−094056;特開平2−10193
7;特開平2−103409;特開平2−151577
号に記載されている。
【0046】本発明に用いるハロゲン化銀は、貴金属
(例えば、金)増感剤、中間カルコゲン(例えば、イオ
ウ)増感剤、還元増感剤および当該技術分野において知
られている他のものを用いて化学増感に付すことが有利
である。ハロゲン化銀の化学増感に有用な化合物および
技法は、当該技術分野において知られており、Rese
arch Disclosure Iおよびそこに引用
されている文献に記載されている。
【0047】本発明の写真要素は、典型的に、乳剤形の
ハロゲン化銀を提供する。写真乳剤は、一般に写真要素
の層として乳剤を塗布するためのビヒクルを含む。有用
なビヒクルとしては、天然物質、例えば、プロテイン、
プロテイン誘導体、セルロース誘導体(例えば、セルロ
ースエステル)、ゼラチン(例えば、アルカリ処理ゼラ
チン、例えば、ウシ骨ゼラチンもしくは獣ゼラチン、ま
たは酸処理ゼラチン、例えば、ブタ皮ゼラチン)、ゼラ
チン誘導体(例えば、アセチル化ゼラチン、フタル化ゼ
ラチン等)、並びにResearch Disclos
ure Iに記載されている他のものが挙げられる。親
水性水浸透性コロイドもまたビヒクルまたはビヒクル展
開剤として有用である。これらとしては、Resear
ch Disclosure Iに記載されているよう
に、合成ポリマーペプタイザー、キャリアー、および/
またはバインダー、例えば、ポリ(ビニルアルコー
ル)、ポリ(ビニルラクタム)、アクリルアミドポリマ
ー、ポリビニルアセタール、アルキルおよびスルホアル
キルアクリレートおよびメタクリレートのポリマー、加
水分解ポリビニルアセテート、ポリアミド、ポリビニル
ピリジン、メタクリルアミドコポリマー等が挙げられ
る。これらのビヒクルは、写真乳剤において有用な任意
の量、乳剤中に存在せしめることができる。乳剤は、ま
た写真乳剤において有用なことが知られている添加物を
も含むことができる。これらとしては、化学増感、例え
ば、活性ゼラチン、イオウ、セレン、テルル、金、白
金、パラジウム、イリジウム、オスミウム、レニウム、
リンまたはそれらの組み合わせが挙げられる。化学増感
は、Research Disclosure、第IV節
(510〜511頁)およびそこに引用された刊行物に
記載されているように、一般に4〜10のpAg レベル、
4〜8のpHレベル、30〜80℃の温度で行う。
【0048】本発明のハロゲン化銀は、当該技術分野に
おいて知られている方法、例えば、Research
Disclosure Iに記載されている方法によ
り、緑感性乳剤用の式(I)の増感色素、または他の増
感色素を用いて増感してよい。色素は、増感すべきハロ
ゲン化銀粒子乳剤および親水性コロイドに、写真要素上
への乳剤の塗布の前の任意の時点で(例えば、化学増感
中またはその後に)、または塗布と同時に添加してよ
い。色素は、例えば水溶液として、またはアルコール溶
液として添加することができる。色素/ハロゲン化銀乳
剤は、塗布直前に、または塗布に先立って(例えば、2
時間前に)、発色画像形成性カプラー分散剤と混合して
もよい。
【0049】本発明写真要素は、Research D
isclosure I、第XVI節に記載されているも
のを始めとして、任意の既知方法で像様露光するのが好
ましい。これは、典型的にスペクトルの可視領域光への
露光を含み、露光は光発光装置(例えば、発光ダイオー
ド、CRT等)の手段による保存画像(例えば、コンピ
ューター保存画像)への露光であることができるが、典
型的にはレンズを介するライブ画像の露光である。
【0050】本発明組成物を含んでなる写真要素は、
esearch Disclosure I、または
T.H.JamesのThe Theory of t
hePhotographic Process、第4
版、Macmillan,New York,1977
年に記載されている多くの周知処理組成物を用いる周知
写真処理で処理することができる。例えば、典型的ネガ
ティブ作動性要素を処理する場合は、要素を発色現像液
(すなわち、発色カプラーでカラード画像色素を形成す
るもの)を用いて処理し、その後、酸化剤および溶媒で
銀およびハロゲン化銀を除去する。反転カラー要素の処
理の場合は、要素を先ず第一に白黒現像剤で処理し、続
いてハロゲン化銀をカブらせ(通常、化学カブリまたは
光カブリ)、その後に発色現像剤で処理する。好ましい
発色現像主薬はp−フェニレンジアミン類である。以下
が特に好ましい:4−アミノ−N,N−ジエチルアニリ
ン塩酸塩、4−アミノ−3−メチル−N,N−ジエチル
アニリン塩酸塩、4−アミノ−3−メチル−N−エチル
−N−(β−(メタンスルホンアミド)エチル)アニリ
ンセスキ硫酸塩水和物、4−アミノ−3−メチル−N−
エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)アニリン硫酸
塩、4−アミノ−3−β−(メタンスルホンアミド)エ
チル−N,N−ジエチルアニリン塩酸塩および4−アミ
ノ−N−エチル−N−(2−メトキシエチル)−m−ト
ルイジン−ジ−p−トルエンスルホン酸。
【0051】現像後に、銀またはハロゲン化銀除去のた
めの漂白−定着、洗浄および乾燥を行う。
【0052】
【実施例】本発明を以下の実施例においてさらに説明す
る。比較色素C−1およびC−2の構造は第IB表に示
す。
【0053】
【表2】
【0054】写真についての実施例 乳剤1 :3.9重量%ゼラチン水溶液5.7リットルお
よび1,8−ジヒドロキシ−3,6−ジチアオクタン
1.44gを含有する反応容器の温度を46℃,pHを
5.8および塩化ナトリウム溶液を添加することにより
pAg を7.2に調整した。2.00モル濃度の硝酸銀水
溶液および2.00モル濃度の塩化ナトリウム水溶液を
激しく撹拌しながら同時に反応容器に投入した。流速を
0.50モル/分の一定に保持し、銀ポテンシャルを
7.2pAg に制御した。この乳剤を洗浄して過剰の塩を
除去した。全体で10モルの塩化銀乳剤が沈澱した。こ
の乳剤は、立方結晶形および0.39ミクロンの平均立
方エッジ長を有した。乳剤2 :乳剤2は、93%の銀が添加された時点に相当
する時点で、0.030モルのヨウ化カリウムを含有す
る水溶液を反応器に迅速添加した以外は、乳剤1と全く
同様の方法で調製した。化学増感および分光増感 :乳剤1を以下の操作を用いて
増感した:乳剤1の一部を40℃で溶融し、次いで2.
84×10-4M/Ag−Mに対応する緑色分光増感色素
(第I表または第IB表)を含有するメタノール溶液を
添加し、続いて4.69×10-5M/Ag−M量の硫化金
の水性懸濁液を添加した。この混合物の温度を急速に7
0℃まで上昇させ、30分間保持して化学熟成を行っ
た。40℃に冷却後、1−(3−アセトアミドフェニ
ル)−5−メルカプトテトラゾール水溶液を5.1×1
-5M/Ag−M量、添加した。その後に、臭化カリウム
水溶液を1.0モル%量添加して、増感を完了した。
【0055】乳剤2は、臭化カリウムの添加を省略した
以外は乳剤1と同様の操作で増感した。増感工程を、各
乳剤について、第I表および第IBに示した異なる増感
色素についてくり返した。単一層塗膜評価フォーマット :前記の乳剤について、通
常の塗膜調製方法および技法を用いる、単一乳剤層塗膜
フォーマットで先ず第一に評価した。この塗膜フォーマ
ットを以下に詳細に述べる:
【0056】
【表3】
【0057】
【化5】
【0058】S1はジブチルフタレートである。A01
ジオクチルハイドロキノンである。ゲル硬膜剤はビス−
ビニルスルホニルメチルエーテルである。前記の塗膜印
画紙試料を調製後、以下のようにそれら試料を評価し
た:各単一層カラー印画紙試料を、Kodak Wra
tten(商標)2Cフィルターでフィルターを行っ
た、色温度3000°KのKodak Model1B
センシトメーターの光に露光した。露光時間は0.1秒
に調整した。露光は、印画紙試料を、0〜3 log−Eの
露光範囲の中性段階露光タブレットと接触させることに
より行った。
【0059】前記試料を、Kodak Ektacol
or RA−4 Color Development
(商標)プロセスで処理した。発色現像主薬および漂白
−定着配合物は以下の第3表および第4表に示す。化学
現像処理サイクルは第5表に示す。
【0060】
【表4】
【0061】
【表5】
【0062】
【表6】
【0063】露光済み印画紙試料の処理は、前記現像液
および漂白−定着液の温度を35℃に調整して行った。
洗浄は32.2℃の水道水で行った。
【0064】
【表7】
【0065】第6表のデータは、各種の緑色分光増感色
素の相関としての、2種類の乳剤の分光応答を比較した
ものである。この表ではいくつかの点が観察される。第
一に、感度範囲が0(感度なし)から1.8 logEまで
拡がっているので、分光増感色素すべてが臭塩化物乳剤
を増感する訳ではない;一方、これらの色素すべてが塩
ヨウ化物乳剤を効率よく増感し、塩ヨウ化物乳剤の最低
感度は、臭塩化物乳剤の最高感度を超える。感度増加
は、2種類の乳剤間の感度の差異を比較することにより
示され第3欄に与えられている。この感度の差異によれ
ば、臭塩化物乳剤と比較した塩ヨウ化物乳剤の感度増加
約1.8 logEという驚くべき範囲を示している。
【0066】第6表には、ステイン低減剤、Phorw
ite REUなしで、KodakEktacolor
RA−4 Color Developerを用いて
処理した後の要素の色素ステインについても示されてい
る。乳剤上に凝集していない場合、緑色増感色素は一般
に黄色なので、色素ステインは、要素の比色測定での黄
色度により特徴づけることができる。比色測定上の用語
* は、どれだけの増感色素が処理後に要素中に残留す
るかの直接測定であり、これは黄色度の目安である。比
色測定上のb* は通常写真工業において用いられ、その
定義は、The Principles of Col
or Technology、第2版、F.W.Bil
lmeyer.Jr、およびM.Salzman,Jo
hnWiley and Sons,New York
のような各種の文献から得ることができる。
【0067】b* の値が正であるならば、対象物(要
素)は眼に“黄色”すなわち青色の反対として見えるこ
とを意味する。b* の値がゼロであるならば、対象物は
青色でも黄色でもなく、b* の値が負であるならば、対
象物の青色度が減少して、黄色度が増加することを意味
する。したがって、b* の値がさらに負になればなる
程、対象物の黄色度が減少し、青色度が高くなる。眼が
白色を認識するという見地から、青色度がより高いこと
(b* がより負であること)が好ましい。
【0068】カラー写真プリントは、反射性支持体上に
塗布されるので、白色Dminの絶対カラーは支持体の
“青色度”により限定される。また、増感色素は一般
に、写真要素中の他の化学品に比較して少量添加される
ので、増感色素ステインを除去することにより生じる変
化量は小さいが、処理の際、除去されないならば、なお
測定可能であり、かつ眼には極めてよく見える。
【0069】このように、第6表においては、色素C−
1は緑色増感色素の技術水準を表している。色素C−1
は、最高感度を有する臭塩化物乳剤についての現在の技
術水準を与えるからである。塩ヨウ化物乳剤を増感する
のに用いると、粒子中へのヨウ化物の導入に起因する乳
剤粒子の固有の感度の変化に基づく感度増加のみが観察
される。Phorwite REUなしの発色現像液で
処理すると、比較的“高い”b* ステイン値が得られ、
要素は“白色度”と対照すると“黄色”に見える。
【0070】色素C−2は、アセトアミド基としてのZ
1 およびZ2 の両者を有する緑色分光増感色素を表す。
この色素は、恐らくその水溶性が増加する故に、臭塩化
物または塩ヨウ化物の乳剤粒子のいずれも増感しない。
溶解性が高い故に、この色素ステインは、“青色度がよ
り高い”、すなわち、b* 値がより負であるようであ
る。
【0071】前表の残りの本発明色素は、すべて臭塩化
物乳剤への比較色素と同等またはそれを超える、塩ヨウ
化物乳剤への感度が得られる。さらに、これらの色素は
すべて、C−1と比較して、より負のb* 値を示し、P
horwite REUを含まない処理におけるこれら
の色素ステインは、C−1と比較して低減したことを意
味するものである。
【0072】
【発明の効果】本発明は、緑感性塩ヨウ化銀乳剤が高写
真感度および低ステインを示すという利点をもたらす。
本発明色素は低ステイン性であり、同時に妥当な価格で
ある。さらに、本発明の写真要素は写真要素または現像
液中に色素ステイン除去剤を含有する必要がない。ある
いは、ステイン除去剤を、従来の処理液と比べ有意に低
減することができる。このような色素ステイン除去剤は
コストを高め、同時に包含せしめるのが困難であり、要
素に望ましくない写真効果を与えることもある。これら
のそして他の利点は前記より明らかであろう。追加の実施態様 〈態様1〉 前記乳剤が、塩ヨウ化物粒子であって、前
記塩ヨウ化銀粒子が3対の同一距離で隔った並行な{1
00}結晶面からなり、総銀量に基づいて0.05〜1
mole%のヨウ化物を含有し、最高のヨウ化物濃度が、粒
子の中心と比べて粒子の表面により近接して位置するも
のを含む請求項1記載の要素。 〈態様2〉 乳剤のヨウ化物含有物が粒子の中心より粒
子の表面により近接して添加される態様1記載のハロゲ
ン化銀写真要素。 〈態様3〉 乳剤のヨウ化物含有物が総銀量に基づいて
0.1〜1.0モル%である態様1記載のハロゲン化銀
写真要素。 〈態様4〉 乳剤の粒子サイズが0.15ミクロン〜
1.0ミクロンである態様1記載のハロゲン化銀写真要
素。 〈態様5〉 乳剤の粒子サイズ変動係数が35%未満で
ある態様1記載のハロゲン化銀写真要素。 〈態様6〉 乳剤が5モル%未満の臭化物を含有する態
様3記載のハロゲン化銀写真要素。 〈態様7〉 乳剤がイリジウムを含有する請求項1記載
のハロゲン化銀写真要素。 〈態様8〉 乳剤がコントラスト増強ドーピング剤を含
有する請求項1記載のハロゲン化銀写真要素。 〈態様9〉 R3 がエチルである請求項1記載のハロゲ
ン化銀写真要素。 〈態様10〉 R1 およびR2 の両者が酸塩で置換され
ている請求項1記載のハロゲン化銀写真要素。 〈態様11〉 Z1 およびZ2 がハロゲンである請求項
1記載のハロゲン化銀写真要素。 〈態様12〉 Z1 およびZ2 が塩素であり、R3 がエ
チルであり、R1 およびR2 が酸塩で置換されている請
求項1記載のハロゲン化銀写真要素。 〈態様13〉 Z1 がアミド連結基を含有し、そしてZ
2 がハロゲンである請求項1記載のハロゲン化銀写真要
素。 〈態様14〉 Z1 がピロール基であり、Z2 がハロゲ
ンである請求項1記載のハロゲン化銀写真要素。 〈態様15〉 R3 がエチルであり、そしてZ2 がハロ
ゲンである請求項1記載のハロゲン化銀写真要素。 〈態様16〉 前記粒子が少くとも1個の{111}結
晶面を含む請求項1記載の要素。 〈態様17〉 前記要素を、ステイン低減剤を含まない
現像液で処理することができる請求項1記載の要素。 〈態様18〉 前記乳剤が、塩ヨウ化物粒子を含んでな
るものであって、前記塩ヨウ化銀粒子が3対の同一距離
で隔った並行な{100}結晶面からなり、総銀量に基
づいて0.05〜1モル%のヨウ化物を含有し、最高の
ヨウ化物濃度が、粒子の中心と比べて粒子の表面により
近接して位置するものを含む請求項2記載の方法。
【0073】本発明の具体的実施態様を示すために先の
実施例を挙げたが、本発明の組成または材料の範囲を限
定することを意図するものではない。本発明の精神およ
び範囲内で変更および修正を行うことができることが理
解されるであろう。
フロントページの続き (72)発明者 リチャード リー パートン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,コベントリー ドライブ 823

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン化銀乳剤を含んでなる写真要素
    であって、少くとも1層が、少くとも95モル%の塩化
    物を含む塩ヨウ化銀乳剤を含有し、そして以下の一般式
    (I): 【化1】 (前記式中、 Z1 は、ハロゲン、シアノ基、アミド置換芳香族基、ま
    たは表示されたベンゼン環に直接結合するヘテロ芳香族
    基もしくはアミド連結基を介して結合する芳香族基を表
    し、 Z2 は、置換もしくは非置換のアルキル基、置換もしく
    は非置換のアルコキシ基、シアノ基、置換もしくは非置
    換のアミド基、置換もしくは非置換のカルバモイル基、
    ハロゲン、アミド置換芳香族基、または表示されたベン
    ゼン環に直接結合するヘテロ芳香族基もしくはアミド連
    結基を介して結合する芳香族基を表し、 W1は、分子上の電荷バランスをとるのに必要な1個以
    上のイオンであり、 R1 およびR2 は、独立して置換もしくは非置換のアル
    キル基であり、そしてR3 はHまたは置換もしくは非置
    換の低級アルキル基または置換もしくは非置換のアリー
    ルである)の増感色素を含有する写真要素。
  2. 【請求項2】 写真画像形成方法であって、少くとも1
    層が、少くとも95モル%の塩化物を含む塩ヨウ化銀乳
    剤を含有し、そして以下の一般式(I): 【化2】 (前記式中、 Z1 は、ハロゲン、シアノ基、アミド置換芳香族基、ま
    たは表示されたベンゼン環に直接結合するヘテロ芳香族
    基もしくはアミド連結基を介して結合する芳香族基を表
    し、 Z2 は、置換もしくは非置換のアルキル基、置換もしく
    は非置換のアルコキシ基、シアノ基、置換もしくは非置
    換のアミド基、置換もしくは非置換のカルバモイル基、
    ハロゲン、アミド置換芳香族基、または表示されたベン
    ゼン環に直接結合するヘテロ芳香族基もしくはアミド連
    結基を介して結合する芳香族基を表し、 W1は、分子上の電荷バランスをとるのに必要な1個以
    上のイオンであり、 R1 およびR2 は、独立して置換もしくは非置換のアル
    キル基であり、そしてR3 はHまたは置換もしくは非置
    換の低級アルキル基または置換もしくは非置換のアリー
    ルである)の増感色素を含有する、ハロゲン化銀乳剤を
    含んでなる写真要素を準備し、次いでステイン低減剤を
    含有しない現像液で現像することを含んでなる写真画像
    形成方法。
JP8350124A 1995-12-27 1996-12-27 増感色素含有写真要素 Pending JPH09203992A (ja)

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